JP3181828U - 断熱用仕切材 - Google Patents

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宏泰 長田
光弘 長田
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Abstract

【課題】仕切として高い断熱性を保有することはもちろん、食材の形状や詰め込みの状態に応じて変形しやすい融通性があるため、食材の詰め込みにつき保冷に反するような隙間が生じなくなり、隙間なく合理的に詰め込みやすくなりうる断熱用仕切材を提供する。
【解決手段】断熱材を反射面となる外袋で被覆してなり、外袋が金属皮膜により該反射面を有するプラスチックフィルムの被覆材で構成され、外袋に柔軟なプラスチックフォームを断熱材の素材として詰め封入して前記被覆がなされている。
【選択図】 図1

Description

この考案は、食材を配達する宅配ボックスに使用する断熱用仕切材に関する。
近年、共稼ぎ事情や高齢化に伴い、食材を買い揃える等の時間を省く要望から宅配事業が急増している。宅配には断熱性に優れている発泡スチロールの箱と蓋とからなる宅配ボックスが使用され、業者において、普通には一個の宅配ボックスに、冷凍食品と共に新鮮な魚介類や野菜等を一緒に詰め込み、自動車に積んで巡回しながら配達している。
宅配ボックスには、温度管理のために冷凍食品や保冷剤が不可欠であるが、冷温が他の食材に与える影響を緩和する必要があり、またボックス内の保冷の必要から、従来、アルミ蒸着された発泡ポリエチレン等のシートが冷凍食品や食材の間に差し入れる仕切材として使用していた。
上記のような仕切材によれば、これを使用するときには、隣り合う冷凍食品(食材)と食材との間に挟み入れたり、食材の下段と上段の詰め込みの間に敷き入れたりして仕切りとするが、シート状であり薄く断熱性に欠けるため、冷凍食品と野菜との間の仕切りでは野菜が凍傷を起こす不都合があった。
また、断熱用仕切材として発泡スチロール板が一部使用され、それが多様な食材やその詰め込みセットの凹凸と突きあう使用状態となるが、硬いため凹凸との形状に沿わないことで保冷に反する隙間ができ、合理的な食材の詰め込みセットが難しい等の問題があった。
この考案は、仕切として高い断熱性を保有することはもちろん、食材の形状や詰め込みの状態に応じて変形しやすい融通性があるため、食材の詰め込みにつき保冷に反するような隙間が生じなくなり、隙間なく合理的に詰め込みやすくなりうる断熱用仕切材を提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、この考案は、断熱材を反射面となる外袋で被覆してなり、外袋が金属皮膜により該反射面を有するプラスチックフィルムの被覆材で構成され、外袋に柔軟なプラスチックフォームを断熱材の素材として詰め封入して前記被覆がなされていることを特徴とする断熱用仕切材を提供する。
断熱用仕切材を上記のように構成したから、これを使用するときには、宅配ボックスに詰め込む際に、冷凍食品や保冷剤と食材との間に介在させ、また、時には食材間にも介在させて食品の詰め込みセットを行う。
以上説明したように、この考案の断熱用仕切材によれば、柔軟なプラスチックフォームの断熱材を、反射面を有するプラスチックフィルムの外袋で被覆してなるので、仕切として高い断熱性を保有することはもちろん、食材の形状や詰め込みの状態に応じて変形しやすい融通性があるため、食材の詰め込みにつき保冷に反するような隙間が生じなくなり、隙間なく合理的に詰め込みやすくなるという優れた効果がある。
この考案の断熱用仕切材を一部切欠きして示す分解斜視図である。 図1のA−A線矢視において外袋の一部被覆材を示す拡大断面図である。 外袋を一部切り欠いて示す平面図である。 図3のB−B線矢視の断面図である。 同拡大断面図である。 この考案の断熱用仕切材の使用例を説明する斜視図である。 他の使用例を説明する斜視図である。
この考案は、上記の通りであるが、次のことを挙げることができる。
(1)外袋が金属皮膜より成り、その金属皮膜の反射面を有するプラスチックフィルムに発泡ポリエチレンシート又は空気緩衝材(エアーキャップ)の高い断熱素材を使用し、その外袋の上部周りをシールすることにより、袋内部の空気層と相まって、より優れた断熱性を発揮することができる。
(2)外袋1と断熱材3との間の空気層がより断熱性を高めてくれる。また外袋に入っているので断熱材が汚れない。
(3)被覆材7の外面がアルミ蒸着フィルムであるため外袋が汚れても凹凸のある発泡材の汚れと違い容易に拭き取ることができる。
(4)外袋のシール部5(9)の一部を未シール19にすることで、内容物のセット時、スペースの有効利用のため外袋1内の空気を抜き体積を縮小し、食材の詰め込みにつき合理的にセットが可能である。
(5)被覆材7をアルミ蒸着発泡ポリエチレン、発泡樹脂を発泡ウレタンにすることで断熱効果を最大限に高めることができる。
(6)アルミ蒸着が反射面となり、外袋1と断熱材3間の空気層が輻射熱を、発泡ウレタンが伝導熱を遮断するため大きな断熱効果がある。
外袋1は、ポリエチレン袋、ポリプロピレン袋が好ましく、更に材質として、ナイロン/ポリエチレン、PET/ポリエチレン、これらのフィルムにアルミ蒸着加工したもの、さらに発泡ポリエチレン又は空気緩衝材(例えばエアーキャップ)をラミネートした素材、アルミ箔を入れたラミネートフィルム、その複合フィルムや機能性フィルム、不織布/ポリエチレン、紙/ポリエチレンなどが挙げられ、袋状であれば素材は限定しない。なお、「/」は、ラミネートないし複合構造であることを示す。
外袋1の形状については、平袋、ガゼット袋(幅ガゼット、底ガゼット)、チューブ状の袋、二方シール、四方シール袋など袋であれば特に限定しない。特に平袋が好ましい。
断熱材3は、発泡ポリエチレン、発泡ウレタン、スポンジ状体など断熱素材であれば特に限定しない。空気を抜ける多孔質のスポンジ状体は特に好ましい。
なお、その空気抜きについては、外袋1のシール部5(9)の一部が通気可能な未シール部19になった構造にすることで、又は通気孔11を利用することで、布団や座布団の収納スペースを有効利用するために使用されている圧縮袋の方法が利用できる。
なお、断熱材3を覆う被覆材7は、以下の実施例に関わらず(図2参照)、基本多岐には、ストレート面状のアルミ蒸着プラスチックフィルム単独を意味する。
図1ないし図5は、断熱用仕切材Pの一例を示したもので、平形の外袋1に厚みのある柔軟なシート状ないしマット状の断熱材3を挿入し、外袋1を構成する被覆材7が挿入口で熱溶着により接着しシール部5を設けてある。
被覆材7は、アルミ蒸着プラスチックフィルムであるが、この実施例の場合であると、これにエンボス加工を施し、さらに内面に発泡ポリエチレンシート15がラミネートされている。そして、この被覆材7を二つ折りにするとともに、二つ折りの両側端を熱溶着して側端シール部9,9を形成することにより平形の袋状とした(図1)。その両面には、ピンホールと称するような多数の小さい通気孔11,11、・・が散在して形成される。また、断熱材3を挿入した状態において、前記口端シール部5が形成され、これには未シール部19が設けてある。
仕切材Pの断熱性は、主として外袋1内の断熱材3と空気とによるが、この場合、被覆材7には内側に凹17,17、・・が配列さえるエンボス加工が施されているので、発泡ポリエチレンシート15との間に凹17の空間が生じることによっても断熱性が高められる。また、外袋1内の空気は抜け得るようになっている。
これについては、前記通気孔11のほかに、口部シール部5において未シール部19を設けてあるので、外袋1を外から圧縮し、あるいは吸引により体積を小さくすることにより宅配ボックスB内の食材の容量を多く確保することができる。
断熱材3は、発泡ウレタン樹脂のシート状ないしマット状素材を切断することにより矩形に形成されており、外袋1内で押しつぶされると、連続気泡のため圧縮して空気が気泡から排出され、通気孔11や未シール部19から抜けるので、体積の縮小により宅配ボックスB内の内容量を高めることができる。
図6は、宅配ボックスBに、大きさの異なる断熱用仕切材P、P,・・を適宜縦横に使用することにより、冷凍食品や食材FをボックスB内で仕切りながら詰め込みセットする要領を示したものである。なお、宅配ボックスBは、それぞれ発泡スチロールからなるボックスに蓋21付きである。図7も同様であるが、図6ではボックス内に仕切壁23が一体に形成されている。
B 宅配ボックス
1 外袋
3 断熱材
5 シール部
7 被覆材
13 金属皮膜
15 発泡ポリエチレンシート
17 凹
19 未シール部

Claims (6)

  1. 断熱材を反射面となる外袋で被覆してなり、外袋が金属皮膜により該反射面を有するプラスチックフィルムに発泡ポリエチレンシート又は空気緩衝材(エアーキャップ)の被覆材で構成され、外袋の上部がシールされていることを特徴とする断熱用仕切材。
  2. 断熱材を反射面となる外袋で被覆してなり、外袋が金属皮膜により該反射面を有するプラスチックフィルムの被覆材で構成され、外袋に柔軟なプラスチックフォームを断熱材の素材として詰め封入して前記被覆がなされていることを特徴とする断熱用仕切材。
  3. 外袋のプラスチックフィルムがアルミニウムを真空蒸着して金属被膜を形成してあり、且つそのアルミ蒸着フィルムに発泡ポリエチレンシート又は空気緩衝材(エアーキャップ)をラミネートしてなることを特徴とする請求項1又は2記載の断熱用仕切材。
  4. 断熱材が連続気泡を有するスポンジ状発泡ウレタン樹脂のシート状又はマット状素材を切断して形成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載の断熱用仕切材。
  5. 断熱材を封入した外袋の外周シール部の一部が通気可能に未シールであることを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の断熱用仕切材。
  6. 断熱材を封入した外袋にピンホール状の細かい通気孔を1以上において設けてあることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の断熱用仕切材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105947374A (zh) * 2016-06-27 2016-09-21 苏州安特实业有限公司 一种伸缩隔板的保温箱

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