JP2002147914A - 低温蓄冷材 - Google Patents

低温蓄冷材

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JP2002147914A
JP2002147914A JP2000345392A JP2000345392A JP2002147914A JP 2002147914 A JP2002147914 A JP 2002147914A JP 2000345392 A JP2000345392 A JP 2000345392A JP 2000345392 A JP2000345392 A JP 2000345392A JP 2002147914 A JP2002147914 A JP 2002147914A
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秀夫 五十嵐
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 要冷凍商品を包装して配送する際に、経済的
に成り立つ量のドライアイスを使用して、長時間に渡っ
て予定した低温に維持できるようにすること。 【解決手段】 保冷材2とドライアイス3とを一緒にし
て通気性が抑制された特殊な袋体1に収納した構成とし
たことにより、要冷凍商品を包装して配送する際に一緒
に収納して使用したときに、特殊な袋体によってドライ
アイスの気化が抑制され、その抑制された分ドライアイ
ス本来の低温までには至らないが、過剰な低温形成では
なく予定した適正低温を長時間に渡って維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍食材、冷凍食
品、氷菓子などの要冷凍商品を包装して配送する際に使
用される低温蓄冷材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の要冷凍商品を配送する
場合に、専用の冷凍車を使用するかまたは発泡スチ
ロールまたは二重構造の特殊な段ボールなどの断熱性を
有する包装箱を用い、その内部に要冷凍商品と一緒に袋
入りのドライアイスを収納して包装形態とするものとが
あり、要冷凍商品を−40℃以下に維持して配送するよ
うにしている。
【0003】上記の専用の冷凍車を使用する場合に
は、大量の要冷凍商品を一括して特定した顧客に搬送す
る場合には適しているが、個別の不特定な顧客に対して
一個ずつ配送するような宅急便(登録商標)スタイルの
場合には、他の荷物と一緒に積載できないことおよび配
達地域が広くなることからコスト高になって不適切であ
る。
【0004】また、前記のドライアイスを一緒に封入
した包装形態の場合には、他の荷物と一緒にして車両に
積載し、不特定な顧客に対して一個ずつ個別に配達でき
ること、および配達地域がある程度限定でき、荷物とし
ての取扱も容易である点で優れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドライ
アイスを封入した包装形態の場合に、将来的に発泡スチ
ロールはゴミとして廃棄できなくなることで二重構造の
特殊な段ボールが使用されることになるが、包装用の箱
体の大きさとドライアイスの使用量とが経済的に成り立
つ範囲で設定されるのは必須であり、経済的に成り立つ
量のドライアイスを使用すると、15〜20時間程度で
ドライアイスが気化してしまい、その時間内でしか予定
した低温に維持できないのであって、配送の距離が遠い
地域、または配達までの時間が掛かる地域では、要冷凍
商品、例えば、アイスクリームなどの氷菓子の場合に
は、溶けてしまったりして不都合が生ずるという問題点
を有する。
【0006】また、上記の不都合を避けるために、例え
ば、包装用の箱体を大きくして、ドライアイスの使用量
を2倍から3倍にしたとしても、ドライアイスは全体と
しての気化が進行するのであるから、せいぜい1〜3割
程度しか維持時間が延びないのであり、ドライアイスを
増やした分と包装箱を大きくした分全体がコスト高にな
り、ややもすると要冷凍商品の価格よりも包装に掛かる
費用と配送に掛かる費用が高くなったりして、コストが
高くなる割には、効率が悪く低温維持時間が短く、やは
り、配送の距離が遠い地域、または配達までの時間が掛
かる地域では、上記したと同じ不都合が生ずるのであ
る。
【0007】従って、従来例の包装形態に係る低温維持
においては、経済的に成り立つ量のドライアイスを使用
して、長時間に渡って予定した低温に維持できるように
することに解決しなければならない課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来例の課題を解決
する具体的手段として本発明は、保冷材とドライアイス
とを一緒にして通気性が抑制された特殊な袋体に収納し
たことを特徴とする低温蓄冷材を提供するものである。
【0009】また、本発明においては、特殊な袋体は、
ドライアイスが個体から気化する際の炭酸ガス発生率を
40〜80%の範囲に抑制できる構成にしたこと;特殊
な袋体は、紙またはレーヨン系不織布で形成されその内
側に有孔樹脂フィルムをラミネートしたものであるこ
と;特殊な袋体は、その外表面に結露防止加工が施され
ていること;および保冷材は、粉末状の高吸水性樹脂
に、融解温度を下げるための添加剤と水とを加えてペー
スト状にしたものを樹脂フィルム製の袋体で包装したも
のであること;を付加的な要件として含むものである。
【0010】本発明に係る低温蓄冷材は、通気性が抑制
されて炭酸ガスの発生率を抑制できる特殊な袋体に保冷
材とドライアイスとを収納したことにより、ドライアイ
スの気化が抑制されることおよび保冷材が外部との断熱
作用を果たすことで、少量のドライアイスを使用して
も、内部温度を長時間に渡って予定した低温に維持する
ことができるのである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る低温蓄冷材に
ついて好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、図1において、特殊な袋体1の内部に、全体とし
て板状を呈する保冷材2と固まりになっている複数のド
ライアイス3とを収納し、見かけ上の密封状態にして低
温蓄冷材10を構成するものである。
【0012】特殊な袋体1は、ガス透過性、耐寒性およ
びシール性を考慮して、例えば、有孔LLDPE(line
ar low-density polyethylene )樹脂フィルムと、遮温
性、保温性および保水性を考慮して紙またはレーヨン系
不織布を用い、両者をラミネートしたものを内側が樹脂
フィルムとなるように製袋したものである。
【0013】即ち、有孔LLDPE樹脂フィルム(以
下、有孔樹脂フィルムという)4は、図2に示したよう
に、例えば、針の先で穿けた小孔5が所定間隔をもって
複数個設けられており、これらの小孔5は、部分的にま
たは全面的に設けることができる。そして、これらの小
孔5は、紙または不織布6とラミネートすることによっ
て、全面的に紙または不織布6で塞がれることになる。
しかしながら、紙または不織布6はそれ自体が通気性を
有しているため、有孔樹脂フィルム4の各小孔5からガ
スが外部に漏れるのである。
【0014】また、有孔樹脂フィルム4における孔の形
状については、前記小孔5の他に、図3に示したよう
に、小さいスリット状孔5aまたは小さい矩形状孔5b
等があり、前記小孔5とまたはスリット状孔5a若しく
は矩形状孔5bとのいずれかの組み合わせで形成するこ
ともでき、要するに、有孔樹脂フィルム4における全体
としての通気性をもたせるのであり、その通気性に寄与
する開孔率、即ちガス透過率を適宜設定できるのであ
る。従って、形成される孔の大きさおよび数を適宜選択
または大小を組み合わせることで、袋体1内からのガス
透過率を設定できるのである。なお、孔の形状は前記し
た形状に限らず、例えば、楕円形、三角形または六角形
等の多角形状にも形成できるものである。
【0015】そして、袋体1の開口部7には、チャック
部材8が一体的に設けられており、保冷材2とドライア
イス3とを収納した後にチャック部材8を閉じることに
より密封状態になる。なお、チャック部材8を設けなく
ても、適宜の熱シール手段によって開口部7を完全にシ
ールして密封状態にすることもできる。なお、9は袋体
1の3辺を熱シールしたシール部である。
【0016】このように袋体1を構成することによっ
て、内側に位置する有孔樹脂フィルム4は、−78.5
℃のドライアイス3と直接触れることになるが、低温に
よる破損は生じないのであり耐寒性に優れている。ま
た、シール性についても、低温雰囲気でのシール性は略
1.5Kg/15mm程度であって、シール強度には全
く問題がない。
【0017】更に、袋体1の外側になる紙または不織布
6について、その熱伝導率は、紙が0.05Kcal/
mh℃(20℃)で、レーヨン系不織布(50g/m
2 )は0.02Kcal/mh℃(20℃)であって、
遮温性および保温性に優れている。また、結露の発生量
について、例えば、包装箱0.06m3 として、温度0
℃、湿度90%とした場合に、結露発生量は2.12g
/m3 となり、袋体の表面積で約30g/m2 の保水能
力が必要であるが、紙およびレーヨン系不織布はこの保
水能力をクリヤーでき、包装体としての結露防止ができ
るのである。
【0018】そして、袋体1内に収納したドライアイス
3について、一般にドライアイスが固体から気化する際
に、1g当たり200cc(周囲温度20℃の場合)の
炭酸ガスが発生し、気化熱によって周囲の温度を低温に
するものである。そこで、袋体1はその炭酸ガスの発生
を抑制して予定した略一定レベルの低温に維持しようと
するものであって、内側に位置する有孔樹脂フィルム4
に複数の小孔5を設けることによって、ガスの透過量を
抑制しドライアイスの気化を制限するようにしたのであ
り、樹脂フィルムとしての開孔率を30%以下にしてあ
る。
【0019】つまり、ラミネートされる紙または不織布
の質にもよるが、樹脂フィルムの開孔率が30%であっ
ても、気化した炭酸ガスの抑制度、即ちガス透過量が8
0%以上にも及んでしまうので、開孔率は20%以下の
範囲が好ましい。それによって、ガス透過量を40〜8
0%以内に抑制できるのであり、ガス透過量が抑制でき
るということは、その分ドライアイス3の気化率を略同
じ割合で抑制できるのであり、ドライアイスの消費量
(気化量)が減少して長持ちするのである。
【0020】保冷材2は、例えば、高吸水性樹脂粉末を
用い、これに融解温度を下げるために、例えば、エチレ
ングリコール等の添加剤を加えると共に水を加えてペー
スト状にしたものであって、耐寒性に優れた樹脂フィル
ム製の袋体に収納し包装したものであり、好ましくは全
体として長方形の板状になるように形成してある。
【0021】実際の使用に際して、例えば、図4に示し
たように、所定の箱体11に緩衝機能を有する支持部材
12を設け、該支持部材12に、例えば、アイスクリー
ム等の氷菓子が収納された容器13を支持させて収納
し、その容器13の周辺空間部に複数の低温蓄冷材10
を収納する。
【0022】この場合に、低温蓄冷材10における保冷
材2は、予め適宜の冷凍室に入れて冷凍状態にしてお
き、袋体1にドライアイス3を詰めるときに冷凍状態の
まま一緒に収納するのであり、袋体1の一方の側に保冷
材2を位置させ他方の側にドライアイス3が位置するよ
うにして低温蓄冷材10を構成させる。
【0023】そして、低温蓄冷材10を箱体11に詰め
る場合には、図5に示したように、保冷材2側が箱体1
1に接するようにし、ドライアイス3側が容器13に接
するようにするようにして詰め込むのである。
【0024】このように箱体11に氷菓子が収納された
容器13と一緒に低温蓄冷材10を詰め込むことで、ド
ライアイス3側が接している容器13側は、ドライアイ
ス3の気化によって比較的低温に維持され、保冷材2が
接している箱体11の各側面における外側面は、箱体1
1が、例えば段ボールで形成されている場合には、段ボ
ール自体に断熱性があるので、それ程低温にはならない
のである。
【0025】つまり、使用される段ボール製の箱体11
は、その内側に同じく段ボール製の内箱11aが重ねら
れ、且つ両者の間に薄いウレタンホームシート層11b
が形成された三重構造の箱体であり、内箱11aとウレ
タンホームシート層11bとによって大きな断熱作用が
働き、箱体11の外側面には内部の低温がそれ程伝達さ
れないのである。
【0026】箱体11内に詰められた低温蓄冷材10
は、有孔樹脂フィルム4と紙またはレーヨン系不織布6
をラミネートした特殊な袋体1に保冷材2とドライアイ
ス3とを詰めたものであることから、ドライアイス3が
ガス化して袋体1から抜けるガスの量を抑制しており、
そのためにドライアイス3側と接触している容器13の
周囲温度は、−20〜−25℃程度にしかならない(ド
ライアイス3をオープンの状態で詰めた場合には略−4
0℃になる)が、氷菓子を溶けない状態で維持するに
は、その温度で充分であって、しかも、ドライアイス3
のガス化が抑制されていることから、その消費時間が5
0〜80%程度伸びるのである。
【0027】また、保冷材2を凍結した状態で一緒に収
納していることにより、ドライアイス3と接触している
側の表面は、略−25〜−30℃程度になるが、箱体1
1側に接している面側はそれ程低温にはならず、せいぜ
い−1〜−5℃程度で凍結状態が維持されているに過ぎ
ないのである。従って、保冷材2を使用することによっ
て、収納された容器13の周囲が全面的に氷点下に囲わ
れた状態になり、その氷点下に囲われた中でドライアイ
ス3のガス化がなされるのであるから、ガス化が抑制さ
れていても予定した低温に安定した状態で維持できるの
である。
【0028】更に、保冷材2が使用されることにより、
その保冷材2が一種の低温断熱材として作用し、保冷材
2の外側、即ち、箱体11側と接触している面において
は、それ程低温にはならないのであり、まず内箱11a
とウレタンホームシート層11bとで断熱されることか
ら、外箱となる箱体11の壁面にはそれ程低温が伝達さ
れず、従って、箱体11自身も断熱機能を有しており、
その外表面に伝達される低温は僅かであり、一般の荷物
と一緒にして搬送および配達することができるのであ
る。
【0029】そしてまた、保冷材2を使用していること
で、ドライアイス3が気化した後であっても、保冷材2
で囲まれている内側は直ちには常温にまでは昇温せず、
暫くは−20℃前後の温度を維持し、徐々に時間をかけ
て昇温するのであり、従来のドライアイスの使用の仕方
に比べて約2倍の時間長さに渡って低温維持ができるの
である。なお、内箱11aを構成する段ボールは、それ
程強度が要求されないのであるから、断熱性に優れた素
材及び構成に形成してあれば、ウレタンホームシート層
11bは不要である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る低温
蓄冷材は、保冷材とドライアイスとを一緒にして通気性
が抑制された特殊な袋体に収納した構成としたことによ
り、要冷凍商品を包装して配送する際に一緒に収納して
使用したときに、袋体によってドライアイスの気化が抑
制され、その抑制された分ドライアイス本来の低温まで
には至らないが、過剰な低温形成ではなく予定した適正
低温を長時間に渡って維持できるという優れた効果を奏
する。
【0031】また、本発明においては、保冷材とドライ
アイスとが一緒に成っていることから、保冷材を凍結さ
せて使用することによりドライアイスが気化する雰囲気
を低温に維持し、しかも、保冷材が低温断熱材として作
用することからも前記同様に予定した適正低温を長時間
に渡って維持できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低温蓄冷材を分離して示した斜視図で
ある。
【図2】同低温蓄冷材の袋体を構成する材料を説明する
ために一部を拡大して示した斜視図である。
【図3】同低温蓄冷材の袋体を構成する材料の一つであ
る有孔樹脂フィルムの他の孔の例を示す一部平面図であ
る。
【図4】同低温蓄冷材を使用して氷菓子を包装する状況
を示す斜視図である。
【図5】同包装体の要部を断面で示した説明図である。
【符号の説明】
1 袋体、 2 保冷材、 3 ドライアイス、 4
有孔樹脂フィルム、5 小孔、 5a スリット状孔、
5b 矩形状孔、6 紙または不織布、 7 開口
部、 8 ファスナー、 9 シール部、10 低温蓄
冷材、 11 箱体、 11a 内箱、11b ウレタ
ンホームシート層、 12 支持部材、 13 容器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F25D 3/12 F25D 3/12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保冷材とドライアイスとを一緒にして通
    気性が抑制された特殊な袋体に収納したことを特徴とす
    る低温蓄冷材。
  2. 【請求項2】 特殊な袋体は、 ドライアイスが個体から気化する際の炭酸ガス発生率を
    40〜80%の範囲に抑制できる構成にしたことを特徴
    とする請求項1に記載の低温蓄冷材。
  3. 【請求項3】 特殊な袋体は、 紙またはレーヨン系不織布で形成されその内側に有孔樹
    脂フィルムをラミネートしたものである請求項1または
    2に記載の低温蓄冷材。
  4. 【請求項4】 特殊な袋体は、 その外表面に結露防止加工が施されている請求項1また
    は2に記載の低温蓄冷材。
  5. 【請求項5】 保冷材は、粉末状の高吸水性樹脂に、融
    解温度を下げるための添加剤と水とを加えてペースト状
    にしたものを樹脂フィルム製の袋体で包装したものであ
    る請求項1に記載の低温蓄冷材。
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