JPH0317481A - 蓄熱体 - Google Patents

蓄熱体

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JPH0317481A
JPH0317481A JP15117989A JP15117989A JPH0317481A JP H0317481 A JPH0317481 A JP H0317481A JP 15117989 A JP15117989 A JP 15117989A JP 15117989 A JP15117989 A JP 15117989A JP H0317481 A JPH0317481 A JP H0317481A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat
containers
heat storage
materials
disposed
Prior art date
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Pending
Application number
JP15117989A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ogasawara
宏 小笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Publication of JPH0317481A publication Critical patent/JPH0317481A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、一定温度に保持する必要のある食品等の被
定温物を定温輸送する際に使用する蓄熱体に関するもの
である。
[従来技術] 従来、食品等を一定の温度に保持した状態で輸送する定
温輸送においては、例えば、塩化カリウムの水溶液等を
凍結しておき、この蓄熱材を断熱容器に食品とともに入
れて運ぶ形態がとられていた。この蓄熱材は蓄熱の機能
しかないため別に断熱容器を必要としていた。
又、最近の食品の定温輸送ではコンビニエンスストア等
への輸送形態でみられるように、1台の冷凍車に常温食
品、冷蔵食品、冷凍食品等を混載して配送する方式が主
流となっている。さらに、仕分けを考慮してケース(通
い箱〉を使用する例が多い。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この混載配送の際に蓄熱材を使用すると配送
効率が優れているが、ケース(通い箱〉の中にさらに断
熱容器と蓄熱体を入れなければならないため、仕分けの
作業性及び積載効率に問題があった。
この発明の目的は、仕分けの作業性の向上及び積戟効率
の向上を図ることができる蓄熱体を提供することにある
[課題を解決するための千段] この発明は、可撓性及び気密性を有するシート材と、前
記シート材の片面に小片として多数配設され、潜熱を利
用して熱を蓄える蓄熱材と、前記シート材の他面に配設
された断熱材とからなり、前記シート材の蓄熱材配設而
を内側にして被定温物を包むようにした蓄熱体をその要
旨とするものである。
[作用] 被定温物はシート材の蓄熱材配設面を内側に、シート材
の断熱材配設面を外側にして包まれる。
その結果、蓄熱材により蓄えられた熱が被定温物に供給
されるとともに断熱材にて外部と断熱される。
[実施例] 以下、この発明を具体化したー実施例を図面に従って説
明する。
第1図は本実施例の蓄熱体20を示し、帯状に形成され
た蓄熱体20を広げた状態を示す。又、第2図には第1
図のA−A断面を示す。
ポリ塩化ビニールよりなるシート材1は帯状に形或され
、その一面(第2図中、上面)には横方向(第1図中、
上下方向)に延びる蓄熱材収納.部2が多数並設されて
いる。この各蓄熱材収納部2の横方向の幅W1は約10
〜ioommであり、各蓄熱材収納部2の離間間隔W2
は約5〜20mmである。そして、この蓄熱材収納部2
内に塩化カリウムの水溶液よりなる蓄熱材3が収納ざれ
ている。この水と塩化カリウムの混合割合いにより凍結
温度(例えば、−10℃)が決定ざれる。
又、ポリ塩化ビニールよりなるシート材4はシート材1
と同形をなし、その一面(第2図中、下面)にはシート
材4の横方向に延びる断熱材収納部5が多数並設されて
いる。この各断熱材収納部5のサイズW1は前記蓄熱材
収納部2と同じであり、各断熱材収納部5の離間間隔W
2も前記各蓄熱材収納部2と同じである。そして、この
各断熱材収納部5内には断熱材6が収納ざれている。断
熱材6にはウレタンフォーム等の熱伝導率の小さい樹脂
が使用される。
シート材1の蓄熱祠収納部2が配置ざれていない面と、
シート材4の各断熱材収納部5が配置されていない面と
が、各蓄熱材収納部2と各断熱材収納部5が一致するよ
うに接着剤あるいは超音波溶接等により貼り合わされて
いる。よって、シート材1,4における各収納部2,5
が配置されていない箇所は折曲げ自在となる。
尚、各蓄熱材収納部2内への蓄熱材3の収納は、蓄熱材
収納部2の一面2aを開口させておき、この面から蓄熱
材3を収納部2に挿入し、その後、この面2aを接着剤
あるいは超音波溶接等にて塞ぐことにより行なわれる。
このような蓄熱体20においては、第3図及び第4図に
示すように、冷凍食品、乳製品、魚、肉等の被定温物G
の定温輸送に使用ざれ、蓄熱材3を内側にし断熱材6を
外側にして被定温物Gが包まれる。この包んだ状態で内
側の冷気が外へ漏れないように、シート材1,4には冷
気漏れ防止部7がそれぞれ設けられ、ざらに、このシー
1〜材1.4がかさばらないように数箇所にわたり切込
み8(第1図参照〉がそれぞれ設Cノられている。
ここで、蓄冷体20は使い易さを考慮して、使用する温
度帯によりシー1〜材1,4の色を変えるでもよく、例
えば、O℃はオレンジ色、−18℃は緑色等である。又
、蓄冷体20の厚みH1 (第2図参照)は使用する温
度帯に応じて蓄熱材3の厚みが異なるため、種々考えら
れるが、使い勝手を考慮すると、3〜30mmが適当で
ある。
次に、この蓄熱休20を使用して冷凍食品、乳製品、魚
、肉等の被定温物Gを定温輸送する際の手順を説明する
まず、第5図に示すように、凍結庫9にて蓄熱体20の
蓄熱材3を凍結ざぜて潜熱の利用が行えるようにする。
この蓄熱体20を被定温物G、例えば冷凍食品、乳製品
等を包み込むように蓄熱材3を内側にして丸める。これ
により、被定温物Gは蓄熱材3の融点、例えば−18℃
−FO′c等での冷却が可能となる。ざらに、外側には
断熱材6があるので周囲温度の影響も少ない。
この被冷却物G@包んで蓄熱体20を、例えば、ケース
(通い箱〉等に入れて運搬する。運搬方法は第6図に示
すように、冷凍車(トラック)で目的地、例えばコンビ
ニエンスストア等まで運び、ここで冷凍車からケース(
通い箱〉10を降ろして店のショーケースまで運んでい
く。この間に夏場のように外気が30℃以上になる場合
でも被定温物Gは蓄熱体20に包まれているため、外気
の影響を受けずに鮮度を保ったまま運ぶことが可能とな
る。又、冷凍車での運搬の際に第6図に示すように、温
度の異なる被定温物G1,G2 (例えば、G1として
さしみ等のO′C保存のもの、G2としてアイスクリー
ム等の−25゜C保存のもの)を同一のケース(通い箱
)10に入れることができる。
このように本実施例によれば、可撓性及び気密性を有す
るシート材1,4と、このシート材1,2の片面に小片
として多数配設され、潜熱を利用して熱を蓄える蓄熱材
3と、シート材1,4の他面に配設された断熱材6とか
ら蓄熱体20@構或し、シート材1,4の蓄熱材配設面
を内側にして被定温物Gを包むようにした。その結果、
蓄熱材3は冷凍すると硬化するが小片化しているため可
撓性が損われることがなく被定温物Gを包むことができ
、又、外側に断熱材6があるため長時間の冷却が可能で
あるとともに第6図に示すように温度の異なる被定温物
Gl.G2を同一ケース内に入れることができる。よっ
て、仕分けの作業性の向上及び積載効率の向上を図るこ
とができる。
尚、この発明は上記実施例に限定ざれるものではなく、
例えば、シート材1,4は単層のポリ塩化ビニールの他
にもラミネート構造の樹脂や金属箔でもよい。又、蓄熱
材は凍結温度(融点〉がO℃以下のものを使用したが他
にも、酢酸ナl−リウム(融点:58℃)やパラフィン
系材料(融点;20〜30℃)等を使用しても良い。こ
の場合は、加熱装置を用いて酢酸ナトリウムやパラフィ
ン系材料等を溶融さ吐て使用ざれ、惣菜やおにぎりやサ
ンドイッチ等の温食(冷凍庫内において冷やしたくない
もの)を運搬する場合に有効である。
さらに、第7図及び第8図に示すように、断熱材11は
1枚のシート状のものを使用してもよい。
即ち、断熱材は温度に関係なく軟質であるので可撓性を
損ねることはない。尚、第8図中、12はシート材を示
す。
[発明の効果コ 以上詳述したようにこの発明によれば、仕分けの作業性
の向上及び積載効率の向上を図ることができる優れた効
果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の蓄熱体を広げた状態を示す平面図、第
2図は第1図の八一八断面図、第3図は蓄熱体の使用状
態を示す図、第4図は第3図のB一B断面図、第5図は
蓄熱体の冷却を説明するための斜視図、第6図は蓄熱体
の搬送を説明するための冷凍車の一部断面図、第7図は
別例の蓄熱体を示す平面図、第8図は別例の蓄熱体を示
す正面図である。 1はシート材、3は蓄熱材、4はシー1・材、6は断熱
材、Gは被定温物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、可撓性及び気密性を有するシート材と、前記シート
    材の片面に小片として多数配設され、潜熱を利用して熱
    を蓄える蓄熱材と、 前記シート材の他面に配設された断熱材と からなり、前記シート材の蓄熱材配設面を内側にして被
    定温物を包むようにしたことを特徴とする蓄熱体。
JP15117989A 1989-06-14 1989-06-14 蓄熱体 Pending JPH0317481A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002086029A (ja) * 2000-09-13 2002-03-26 Daiwa Can Co Ltd ポンプ式泡出し容器
JP2009168303A (ja) * 2008-01-15 2009-07-30 Agri Soken:Kk 長時間常温を保つ常温保温剤バック及び保温箱、常温保温方法
US9810332B2 (en) 2013-04-08 2017-11-07 Deepsea Power & Light, Inc. Pressure relief valve devices and methods
WO2019230627A1 (ja) * 2018-05-31 2019-12-05 シャープ株式会社 梱包容器、保冷対象物の輸送方法

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