JP3220999U - 段ボール箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】輸送時や内部に収容された袋体の取り出し時に、袋体が損傷しにくい段ボール箱を提供する。
【解決手段】
段ボール箱1は、底部30を有し、組み立てられた状態で直方体形状を呈しており、底部30は一対の内側底部フラップ31、31と一対の外側底部フラップ32、32とを有し、一対の内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間に0.05mm以上、6mm以下の間隔の隙間Tが形成される。
【選択図】図2
【解決手段】
段ボール箱1は、底部30を有し、組み立てられた状態で直方体形状を呈しており、底部30は一対の内側底部フラップ31、31と一対の外側底部フラップ32、32とを有し、一対の内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間に0.05mm以上、6mm以下の間隔の隙間Tが形成される。
【選択図】図2
Description
本考案は、段ボール箱に関し、詳しくは、収容された袋体が損傷しにくい段ボール箱に関するものである。
近年、公害防止・地球環境保護の観点から、溶剤を主とする揮発性物質をほとんど含まない粉体塗料の使用が急速に伸びている。一般に、粉体塗料は、樹脂製等の袋体に収容され、袋体が段ボール箱に収容されて輸送される。塗装現場で段ボール箱を開封し、粉体塗料が収容された袋体を取り出す。
従来、輸送に用いられる段ボール箱として、例えば特許文献1に示すように、種々のものが提案されている。一般的な段ボール箱100は、胴部110と蓋部120と底部130とを有する直方体形状である。胴部110は4枚の側板から形成され、底部130は、対向する側板の下端縁に連設される一対の内側底部フラップ131、131と、対向する他の側板の下端縁に連設される一対の外側底部フラップ132、132とを有する。蓋部120は、対向する側板の上端縁に連設される一対の内側蓋部フラップ121、121と、対向する他の側板の上端縁に連設される一対の外側蓋部フラップ122、122とを有する。
袋体Pを段ボール箱100に収容する手順は以下のとおりである。まず、胴部110が四角筒状に組み立てられ、次に、底部130の内側底部フラップ131、131が内側に折り曲げられる。そして底部130の外側底部フラップ132、132が内側に折り曲げられ、先端縁が突き合わされて接着剤又は粘着テープ等の固定手段(図示せず)で封止される(図5(A)参照)。胴部110の内部に粉体塗料P1の入った袋体Pが収容されたのち、蓋部120の内側蓋部フラップ121、121が内側に折り曲げられ、次に蓋部120の外側蓋部フラップ122、122が内側に折り曲げられて先端縁が突き合わされて固定手段で封止される(図5(B)、図5(C)参照)。
組み立ての手間をできるだけ少なくするため、段ボール箱100の底部130の内側底部フラップ131、131は粘着テープ等で止められておらず、図5(A)に示すように、段ボール箱100の内部空間で自由端部となっている。この状態で、蓋部120側から段ボール箱100の内部に収容物である袋体Pを入れると、袋体Pの重さにより内側底部フラップ131、131は下側に押され、一対の内側底部フラップ131、131の先端縁131a、131aが突き合う状態になる。このとき、内側底部フラップ131、131の先端縁131a、131aの間に、袋体Pが挟み込まれてしまうおそれがある。すると、図5(B)に示すように、袋体Pを取り出すときに内側底部フラップ131、131に挟まれた箇所が引っ張られ、損傷して袋体Pに収容された粉体塗料P1が漏れるという問題がある。
これを避けるために、一対の内側底部フラップ131、131の先端縁131a、131aの間に所定の間隔の隙間を形成することが行われている。しかし、一対の内側底部フラップ131、131の先端縁131a、131aの間の隙間が広すぎると、図5(C)に示すように、この隙間に粉体塗料P1と袋体Pとが嵌まりこんでしまい、段ボール箱100の輸送時に袋体Pが内側底部フラップ131、131の先端縁131a、131aの角部で擦れ、袋体Pが損傷して粉体塗料P1が漏れるという問題がある。
本考案は前記問題に鑑みてなされたものであり、輸送時や袋体の取り出し時に、袋体が損傷しにくい段ボール箱を提供することを課題としている。
本考案による段ボール箱は、底部を有し、組み立てられた状態で直方体形状である形状を呈する段ボール箱であり、前記底部は、一対の内側底部フラップと一対の外側底部フラップとを有し、前記一対の内側底部フラップの相対する先端縁の間に0.05mm以上、6mm以下の間隔の隙間が形成されている。
実験によれば、一対の内側底部フラップの相対する先端縁の間に0.05mm以上、6mm以下の間隔の隙間が形成されていれば、段ボール箱に袋体に入った収容物を収容する際に、袋体が底部の一対の内側底部フラップの相対する先端縁の間に挟み込まれることがなく、また、収容物が袋体とともに一対の内側底部フラップの間の隙間に嵌まり込んで内側底部フラップの角部で擦れにくいことが見出された。これにより、段ボール箱を開封して袋体を取り出す時や輸送時に、袋体が損傷しにくくなる。なお、本明細書において、直方体とは全ての面が長方形で構成される六面体をいい、長方形とは四つの内角が全て直角の四角形をいう。長方形には四辺の長さが全て等しい四角形(正方形)を含み、直方体には全ての面が正方形で構成される六面体(立方体)や、六面のうち対向する2面が正方形からなり、他の4面が横長または縦長の長方形からなる六面体を含む。
好ましい実施形態においては、前記隙間の間隔は、3mm以上、6mm以下である。
好ましい実施形態においては、内部の前記底部上に粉体塗料が封入された袋体が収容される。
上記の実施形態においては、前記隙間の間隔は、前記袋体の厚みの2倍以上である。
好ましい実施形態においては、胴部を形成する4枚の連ねられた側板を有し、展開された状態で、一方端に位置する前記側板の解放端縁には糊代部が形成されており、組み立てられた状態で、前記一方端に位置する側板の解放端縁に、他方端に位置する前記側板の解放端縁が突き合わされ、前記糊代部が他方端に位置する前記側板の外面に接合されている。
本考案によれば、収容された袋体が損傷しにくい段ボール箱を提供することができる。
本考案の実施形態を図面参照して説明する。図1〜図4は、本考案の一実施形態の段ボール箱1を示す。図1に示すように、段ボール箱1は、六面が全て長方形(正方形を含む)の六面体であって、組み立て状態(封緘状態)では直方体形状であり、四角筒状の胴部10と蓋部20と底部30とを備え、粉体塗料P1が封入された袋体Pが収容される。
図1、図2に示すように、胴部10は、右側板11、後側板12、左側板13、前側板14と、右側板11の解放端縁11aに連設された糊代部15とを備えている。段ボール箱1が組み立てられた状態では、前側板14の解放端縁14bが右側板11の解放端縁11aと突き合う位置にあり、糊代部15が前側板14の外面に接着剤等の接合手段(図示せず)により接合されている。
前側板14と後側板12とは同一形状の長方形であり、右側板11及び左側板13は同一形状の長方形である。各側板11〜14は上下方向の長さL3が同一である。右側板11と左側板13とは前後方向の長さL4が同一であり、前側板14と後側板12とは左右方向の長さL5が同一である。本実施形態においては右側板11及び左側板13の前後方向の長さL4は、前側板14及び後側板12の左右方向の長さL5よりもわずかに長く設定されている。また、前側板14及び後側板12の左右方向の長さL5は各側板11〜14の上下方向の長さL3と同一に設定されており、前側板14及び後側板12は正方形である。しかし、各側板11〜14の形状はこれに限定されず、右側板11及び左側板13の前後方向の長さL4は、前側板14及び後側板12の左右方向の長さL5と同じでもよく、短くてもよく、各側板11〜14の上下方向の長さL3と同じでもよい。前側板14及び後側板12の左右方向の長さL5は各側板11〜14の上下方向の長さL3より短くても長くてもよい。
底部30は、図2に示すように、組み立てた時に内側に位置する一対の内側底部フラップ31、31と、外側に位置する一対の外側底部フラップ32、32とを有する。
一対の内側底部フラップ31、31は同一形状の長方形であり、前後方向の長さL2が、右側板11及び左側板13の前後方向の長さL4の半分よりも若干短く形成されている。これにより、内側底部フラップ31、31が外側底部フラップ32、32と重なる図2及び図4に示す状態で、内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間に所定の間隔L1の隙間Tが形成される。なお、一対の内側底部フラップ31、31の長さL2は同じでなくてもよく、内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間に所定の間隔L1の隙間Tが形成できれば、一方の内側底部フラップ31の長さL2と他方の内側底部フラップ31の長さL2とが異なっていてもよい。
一対の外側底部フラップ32、32は長方形である。図2において、右側板11側の外側底部フラップ32を外側底部フラップ321,左側板13側の外側底部フラップ32を外側底部フラップ322とし、外側底部フラップ321の左右方向の長さを長さL61、外側底部フラップ322の左右方向の長さL62とすると、長さL61と長さL62との和が前側板14及び後側板12の左右方向の長さL5となるように設定されている。本実施形態では、長さL61は長さL62よりもわずかに長く設定されるとともに、外側底部フラップ321の長さL61は、内側底部フラップ31、31の長さL2と同じに設定されている。
これにより、段ボール箱1を組み立てた状態では、一対の外側底部フラップ32、32は、左右方向の中心位置からわずかに左側にずれた位置で、相対する先端縁32a、32a同士が突き合う。段ボール箱1の組み立てられた状態を保持するために、相対する先端縁32a、32a同士は粘着テープ3等で固定される。
蓋部20は、組み立てた時に内側に位置する一対の内側蓋部フラップ21、21と、外側に位置する一対の外側蓋部フラップ22、22とを有する。
一対の内側蓋部フラップ21、21は同一形状の長方形であり、前後方向の長さL7は、右側板11及び左側板13の前後方向の長さL4の半分以下に形成されており、本実施形態では、前側板14及び後側板12の左右方向の長さL5の半分に設定されている。
一対の外側蓋部フラップ22、22は同一形状の長方形であり、左右方向の長さL8が、前側板14及び後側板12の左右方向の長さL5の半分に設定されている。すなわち、本実施形態では、一対の外側蓋部フラップ22、22の左右方向の長さL8は、一対の内側蓋部フラップ21、21の前後方向の長さL7と同じに設定されている。
図3に示すように、本発明の段ボール箱1は、均一な厚さの1枚の段ボール紙を打ち抜き加工して得られた段ボールシート1aを組み立てたものである。胴部10は、右側板11、後側板12、左側板13、前側板14が順に連設されており、右側板11の解放端縁11aに糊代部15が連設されている。
底部30の一対の内側底部フラップ31、31は、前側板14及び後側板12の下端縁にそれぞれ連設され、一対の外側底部フラップ32、32のうち、外側底部フラップ32(321)は、右側板11の下端縁に連設され、外側底部フラップ32(322)は、左側板13の下端縁に連設されている。
蓋部20の一対の内側蓋部フラップ21、21は、前側板14及び後側板12の上端縁に連設され、一対の外側蓋部フラップ22、22は、左側板13及び右側板11の上端縁に連設されている。
段ボール箱1の4枚の各側板11〜14の境界、4枚の各側板11〜14とこれに連なる内側及び外側の各蓋部フラップ21、21、22、22との境界、4枚の各側板11〜14とこれに連なる内側及び外側の各底部フラップ31、31、32、32との境界、右側板11と糊代部15との境界には、段ボール箱1の組み立て時に折り曲げを容易とするため罫線2が設けられている。罫線2とは、段ボールシート1aが所定の場所で折れ曲がるように、折り目となる部分に設けられる折り筋、または折り筋と切込みとを組み合わせたものをいい、例えば、段ボールシート1aに切れ目ができないように筋状に押し込んで形成される押罫である。
段ボールシート1aは、例えば、波状の中芯と、中芯の表面側に積層される表ライナと、中芯の裏面側に積層される裏ライナとを有する両面段ボール紙から形成されているが、裏ライナを有しない片面段ボール紙から形成されていてもよく、両面段ボール紙に片面段ボール紙を貼り合わせた複両面段ボール紙や、複両面段ボール紙に片面段ボール紙を貼り合わせた複々両面段ボール紙から形成されていてもよい。また、段ボール箱1を形成する素材は段ボール紙に限定されず、プラスチック素材などを用いて形成されていてもよい。
図1に示す段ボール箱1に収容される粉体塗料P1が封入された袋体Pは、周囲環境の変化の影響を小さくするために、難透湿性の袋体Pに封入することが好ましい。難透湿性の袋体Pは、例えば、ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリオール樹脂などの水分透過性の低い樹脂性の材料、これらの樹脂と他の材料(布など)とを積層した材料、または前記難透湿性の材料にアルミニウム箔などの金属箔を貼り合わせた材料で作製されている。本実施形態では、粉体塗料P1を相対湿度60%以下、好ましくは50%以下、さらに好ましくは30%以下に乾燥させた後、難透湿性の袋体Pに封入している。なお、段ボール箱1には粉体塗料P1が封入された袋体Pに限らず、任意のものを収容することができる。
内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間の隙間Tの間隔L1は、袋体Pを胴部10内であって底部30上に収容したときに内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間に袋体Pが挟まれるのが防がれる程度に広く、また、隙間Tに袋体Pが嵌まり込まない程度に狭い間隔に設定され、具体的には、0.05mm以上、6mm以下、好ましくは、3mm以上、6mm以下に設定されており、本実施形態では5mmとしている。また、間隔L1は、段ボール箱1に収容される袋体Pの厚みに応じて定められてもよく、例えば、袋体Pの厚みの2倍以上に設定してもよい。
実験によれば、内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間の隙間Tの間隔L1が0.05mm以上、6mm以下であれば、袋体Pを胴部10に収容したときに内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間に袋体Pが挟まれるのが防がれ、また、隙間Tに袋体Pと粉体塗料P1が嵌まり込まないことが見出された。特に、比重が1.0以上、2.0以下、粒径が100μm以下、重量が20kg以下の粉体塗料P1が、厚み30μm以上、100μm以下の袋体Pに収容されている場合に、間隔L1が上記の値であることが好ましい。
段ボール箱1の組み立て手順及び粉体塗料P1が封入された袋体Pの段ボール箱1への収容方法について説明する。まず、段ボールシート1aの胴部10の各側板11〜14が罫線2に沿って折り曲げられ、前側板14の解放端縁14bが右側板11の解放端縁11aと突き合わされ、糊代部15を前側板14の外面に接着剤等の接合手段により接合される。これにより、段ボール箱1の四角筒状の胴部10が形成される。胴部10を形成した後、次に底部30を形成する。まず、一対の内側底部フラップ31、31を先端縁31a、31aが胴部10内に位置するように内側に90度以上折り曲げる。折り曲げられた内側底部フラップ31、31は固定されておらず移動自由である。次に一対の外側底部フラップ32、32を内側に90度折り曲げる。折り曲げられた一対の外側底部フラップ32、32は、先端縁32a、32aが突き合った状態となる。前側板14の下部からこの突き合わせ部分を経て後側板12の下部まで粘着テープ3を貼付け、内側底部フラップ31、31及び外側底部フラップ32、32が折り曲げられた状態を保つ。
胴部10の蓋部20側の開口から粉体塗料P1が封入された袋体Pを胴部10の内部及び底部30上に収容する。このとき、図4に示すように、内側底部フラップ31、31は袋体Pにより下側に押され、内側底部フラップ31、31が外側底部フラップ32、32と重なった状態となる。一対の内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間には、間隔L1の隙間Tが形成される。
胴部10に袋体Pを収容した後、一対の内側蓋部フラップ21、21を内側に90度折り曲げ、次に、一対の外側蓋部フラップ22、22を内側に90度折り曲げる。折り曲げられた一対の外側蓋部フラップ22、22の先端縁は突き合った状態となり、前側板14の上部からこの突き合わせ部分を経て後側板12の上部まで粘着テープを貼付けることで、外側蓋部フラップ22、22及び内側蓋部フラップ21、21が折り曲げられた状態を保つ。これにより、段ボール箱1が組み立てられるとともに、粉体塗料P1が封入された袋体Pが段ボール箱1に収容される。
上記の構成によれば、一対の内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間には0.05mm以上、6mm以下の間隔L1の隙間Tが形成されるため、袋体Pを底部30上に収容したときに内側底部フラップ31、31の相対する先端縁31a、31aの間に袋体Pが挟まれるのが防がれ、袋体Pを段ボール箱1から取り出す時に、袋体Pが損傷して粉体塗料P1が漏れるのを防ぐことができる。また、粉体塗料P1が入った袋体Pが隙間Tに嵌まり込まないため、段ボール箱1の輸送時に袋体Pが内側底部フラップ31、31の先端縁31a、31aの角部で擦れ、袋体Pが損傷するのを防ぐことができる。
また、糊代部15は前側板14の外面に接合されており、胴部10の内部に糊代部15が位置しないため、ダンボール箱1の輸送時に発生する衝撃や振動、ならびに内部に収容された袋体Pの取り出し時に、袋体Pが糊代部15の角部で擦れ、袋体Pが損傷するのを防ぐことができる。
また、外側底部フラップ321の長さL61が内側底部フラップ31の長さL2と同じに設定されているため、段ボール箱1の展開図である図2に示す段ボールシート1aにおいて、外側底部フラップ321の先端縁32aと内側底部フラップ31、31の先端縁31a、31aとが揃っている。また、一対の内側蓋部フラップ21、21と一対の外側蓋部フラップ22、22の各側板11〜14の上端縁から延び出る方向の長さL7、L8は同じに設定されているため、図2に示す展開図において一対の内側蓋部フラップ21、21の先端縁と一対の外側蓋部フラップ22、22の先端縁とが揃っている。これにより、図2に示す段ボールシートの形状が矩形状に近くなり、段ボール紙を打ち抜き加工する際に段ボール紙に無駄が出にくくなる。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
1 段ボール箱
10 胴部
11〜14 右側板、後側板、左側板、前側板
11a 右側板の解放端縁
14b 前側板の解放端縁
15 糊代部
20 蓋部
30 底部
31、31 一対の内側底部フラップ
32、32 一対の外側底部フラップ
31a、31a 一対の内側底部フラップの先端縁
L1 一対の内側底部フラップの先端縁の間の間隔
T 一対の内側底部フラップの先端縁の間の隙間
P 袋体
P1 粉体塗料
10 胴部
11〜14 右側板、後側板、左側板、前側板
11a 右側板の解放端縁
14b 前側板の解放端縁
15 糊代部
20 蓋部
30 底部
31、31 一対の内側底部フラップ
32、32 一対の外側底部フラップ
31a、31a 一対の内側底部フラップの先端縁
L1 一対の内側底部フラップの先端縁の間の間隔
T 一対の内側底部フラップの先端縁の間の隙間
P 袋体
P1 粉体塗料
Claims (5)
- 底部を有し、組み立てられた状態で直方体形状である形状を呈する段ボール箱であって、
前記底部は、一対の内側底部フラップと一対の外側底部フラップとを有し、前記一対の内側底部フラップの相対する先端縁の間に0.05mm以上、6mm以下の間隔の隙間が形成される段ボール箱。 - 前記隙間の間隔は、3mm以上、6mm以下である請求項1に記載の段ボール箱。
- 内部の前記底部上に粉体塗料が封入された袋体が収容される請求項1または2に記載の段ボール箱。
- 前記隙間の間隔は、前記袋体の厚みの2倍以上である請求項3に記載の段ボール箱。
- 胴部を形成する4枚の連ねられた側板を有し、
展開された状態で、一方端に位置する前記側板の解放端縁には糊代部が形成されており、
組み立てられた状態で、前記一方端に位置する側板の解放端縁に、他方端に位置する前記側板の解放端縁が突き合わされ、前記糊代部が他方端に位置する前記側板の外面に接合されている請求項1から4のいずれかに記載の段ボール箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000416U JP3220999U (ja) | 2019-02-07 | 2019-02-07 | 段ボール箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019000416U JP3220999U (ja) | 2019-02-07 | 2019-02-07 | 段ボール箱 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3220999U true JP3220999U (ja) | 2019-04-18 |
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ID=66166563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019000416U Active JP3220999U (ja) | 2019-02-07 | 2019-02-07 | 段ボール箱 |
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Country | Link |
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- 2019-02-07 JP JP2019000416U patent/JP3220999U/ja active Active
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