JP2010135369A - リアクトル - Google Patents

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Abstract

【課題】リアクトルケースの側壁の振動を抑制することができるとともに、振動の伝播を抑制することのできるリアクトル、及びこれを内蔵した電力変換装置を提供すること。
【解決手段】リアクトル2は、導体線210を螺旋状に巻回してなるコイル21とコイル21の内側及び外側に配されるコア22とを一体化してなる本体部20と、自身の一面に形成された開口部233と開口部233と反対側に形成された底面部231と底面部231の端縁から立設された側壁232とを有するとともに自身の内側に本体部20を収納するリアクトルケース23と、開口部233を覆う蓋部24とを有する。蓋部24は、開口部233に隣接する側壁232に形成された一又は二以上のケース固定部234においてリアクトルケース23に固定されており、本体部20における開口部233に対向する面に形成された一又は二以上の本体固定部254において本体部20に固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力電圧の昇圧に用いられるリアクトル、及びこれを内蔵した電力変換装置に関する。
従来から、図10、図11に示すように、入力電圧の昇圧に用いられるとともに、下記のコイル91とコア92とを一体化してなる本体部90と、リアクトルケース93とを有するリアクトル9が知られている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、コイル91は、図11に示すように、導体線910を螺旋状に巻回してなるとともに、通電により磁束を発生する。
コア92は、図10に示すように、コイル91の内側及び外側に配されるとともに、磁性粉末を混入させてなる磁性粉末混合樹脂からなる。
リアクトルケース93は、その一面に形成された開口部933と開口部933と反対側の面に形成された底面部931と底面部931の端縁から開口部933側に向かって立設された側壁932とを有する。
そして、リアクトルケース93は、開口部933の開口方向とコイル92の巻回軸方向とを略一致させた状態で自身の内側に本体部90を収納する。
特開2008−198981号公報
ところが、かかる従来のリアクトル9には、以下のような問題点があった。
すなわち、本体部90は、従来その中央部分においてボルト926のみによってリアクトルケース93に固定されていた。かかるリアクトル9においてコイル91に通電すると、コイル91の巻回軸方向において隣り合う導体線910同士が互いに引き合う(図11における符号f参照)。このとき、コイル91に通電される電流の大きさが変化することがあるが、かかる場合には、隣り合う導体線910同士が互いを引き合う力が変化して巻回軸方向にコイル91が振動することとなる。
このようにコイル91にて発生した振動は、底面部931へと伝わり底面部931がたわむこととなる(図10における矢印A参照)。そしてさらに、底面部931がたわむことにより側壁932もたわみ、これによって側壁932までもが振動していた(図10における矢印B参照)。
その結果、コイル91にて生じた振動がリアクトルケース93にて増幅するという問題があった。また、リアクトル9で発生した振動が、それを内蔵する電力変換装置や車両等へと伝わっていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、リアクトルケースの側壁の振動を抑制することができるとともに、振動の伝播を抑制することのできるリアクトル、及びこれを内蔵した電力変換装置を提供しようとするものである。
第一の発明は、導体線を螺旋状に巻回してなるとともに通電により磁束を発生するコイルと該コイルの内側及び外側に配され磁性粉末を混入させてなる磁性粉末混合樹脂からなるコアとを一体化してなる本体部と、
自身の一面に形成された開口部と該開口部と反対側の面に形成された底面部と該底面部の端縁から一方に向かって立設された側壁とを有するとともに、上記開口部の開口方向と上記コイルの巻回軸方向とを略一致させた状態で自身の内側に上記本体部を収納するリアクトルケースと、
上記開口部を覆う蓋部とを有し、
上記蓋部は、上記側壁に形成された複数のケース固定部において上記リアクトルケースに固定されており、かつ、上記本体部における上記開口部に対向する端面に形成された一又は二以上の本体固定部において上記本体部に固定されていることを特徴とするリアクトルにある(請求項1)。
本発明の作用効果について説明する。
上記蓋部は、上記複数のケース固定部において上記リアクトルケースに固定されている。そのため、側壁において振動が発生することを抑制することができる。すなわち、リアクトルケースの開口部は複数箇所で蓋部に固定されているため、開口部の強度を増加させて側壁のたわみを拘束することができる。このため、コイルにて発生した振動が底面部を介して側壁へと伝わり、さらに側壁が外側に向かってたわむことを抑制することができる。
これにより、側壁において振動が発生することを抑制できるため、共振及び振動の増幅を抑制することができる。その結果、振動がリアクトルの外部へと伝播することをも抑制することができる。
また、蓋部は、本体部における開口部に対向する端面に形成された一又は二以上の本体固定部において本体部に固定されている。そのため、本体部の荷重を蓋部にかけて、側壁に伝播した振動を蓋部にて吸収することができる。これによっても、側壁のたわみを抑制することができ、ひいては側壁の振動を抑制することができる。
このように、本発明によれば、リアクトルケースの側壁の振動を抑制することができるとともに、振動の伝播を抑制することのできるリアクトルを提供することができる。
第二の発明は、第一の発明に記載のリアクトルと、複数の電子部品と該複数の電子部品を冷却するための冷却媒体を内部に流通させる複数の冷却管とを交互に積層してなる積層型冷却器とを有することを特徴とする電力変換装置にある(請求項6)。
本発明の電力変換装置は、第一の発明に記載したリアクトルを有するため、コイルにて発生した振動はほとんど電力変換装置に伝播しない。これにより、かかる電力変換装置を備えた車両等に振動が伝播することをも抑制することができる。
第一の発明において、上記樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等を用いることができる。
また、上記磁性粉末としては、例えば、フェライト粉末、鉄粉、珪素合金鉄粉等を用いることができる。
また、上記導体線としては、例えば、銅、アルミニウム、金、銀などを用いることができる。
なお、第一及び第二の発明において、上記蓋部と上記本体部との固定方法、及び上記蓋部と上記リアクトルケースとの固定方法としては、種々のものが考えられる。すなわち、上記蓋部と上記本体部、及び上記蓋部と上記リアクトルケースとをボルト等によって固定(後述する実施例1参照)することができるほか、例えば、上記蓋部に凸状の嵌合部を設け、一方、上記本体部や上記リアクトルケースに凹状の被嵌合部を設けてこれらを互いに嵌合して固定することもできる。
また、上記開口方向と上記巻回軸方向とを略一致させるとは、完全一致のほか、若干傾いた状態をも含むものである。
第二の発明において、上記電子部品は、例えば、インバータ素子を内蔵したものとすることができる。特に、上記電子部品は、例えば、IGBT(電力スイッチング素子)とFWD(ダイオード素子)とを内蔵したインバータ用半導体モジュールとすることができる。
かかるインバータ用半導体モジュールは、例えば、自動車用インバータ、産業機器のモータ駆動インバータ、ビル空調用のエアコンインバータなど、種々のものに用いることができる。
また、上記電子部品は、例えば、ハイブリッド電気自動車(HEV)又は電気自動車(EV)等におけるバッテリ(電池)とすることができる。
また、上記電子部品は、上記とは異なり、モジュール化していない半導体とすることもでき、例えば、サイリスタ、パワートランジスタ、パワーFET、IGBTなど、種々のものとすることができる。
また、上記冷却管内に流す冷却媒体としては、例えば、エチレングリコール系の不凍液が混入した水、水やアンモニア等の自然冷媒、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等を用いることができる。
第一の発明において、上記リアクトルを上記巻回軸方向から見たとき、上記複数のケース固定部と上記一又は二以上の本体固定部とは、上記リアクトルケースにおける同一直線上に配置されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、蓋部をバランス良くリアクトルケースに固定することができ、本体部とリアクトルケースと蓋部との固定強度を最も増大させることができる。そのため、側壁のたわみを一層抑制することができる。
また、上記蓋部は、その厚みに対する上記ケース固定部と上記本体固定部との間の距離の比である厚み比が1/30〜1/14であることが好ましい(請求項3)。
この場合には、蓋部に開口孔が形成されていても、蓋部の強度低下を抑制することができる。
上記厚み比が1/30未満である場合には、側壁のたわみを抑制するために必要な強度を確保できなくなってしまうおそれがある。
また、上記厚み比が1/14を超える場合には、蓋部が塑性変形して強度が低下してしまうおそれがある。その結果、側壁のたわみを抑制するために必要な強度を確保できなくなってしまうおそれがある。
また、上記リアクトルを上記巻回軸方向から見たとき、上記複数のケース固定部と上記一又は二以上の本体固定部との間には、上記蓋部をその厚み方向に貫通する開口孔が形成されていないことが好ましい(請求項4)。
この場合には、開口孔が形成されることによる蓋部の強度低下を防止することができる。
また、上記蓋部は、上記開口部から遠ざかる方向に向かって膨らんだ形状を有し、
上記蓋部の端縁には、上記本体部における上記開口部側の上記端面と上記対向面との接触部を基点として上記側壁が配設される側と反対方向に向かう力が作用していることが好ましい(請求項5)。
この場合には、振動の発生をより一層抑制することのできるリアクトルを得ることができる。すなわち、上記蓋部の端縁には、上記本体部における上記開口部側の上記端面と上記対向面との接触部を基点として上記側壁が配設される側と反対方向に向かう力が作用している。そして、かかる蓋部の端縁においては、蓋部がリアクトルケースに固定されているため、側壁にも蓋部に作用している力と同方向の力が作用することとなる(後述する実施例2参照)。すなわち、側壁には、上記のようなたわみ方向と直交する方向の力が作用するため、側壁が外側に向かってたわもうとする力をより一層抑制することができる。
また、上記のように蓋部が開口部から遠ざかる方向に向かって膨らんだ形状を有するため、上記蓋部における上記開口部と対向する側の対向面は、上記底面部側に向かって一層大きな力で上記本体部を押圧することができる。そのため、本体部における振動の発生自体を抑制することができる。
(実施例1)
本発明のリアクトル、及びこれを内蔵した電力変換装置の実施例について、図1〜図7とともに説明する。
本例のリアクトル2は、図1、図2に示すように、下記の本体部20と、リアクトルケース23と、蓋部24とを有する。
すなわち、本体部20は、図1、図2、図4に示すように、導体線210を螺旋状に巻回してなるとともに通電により磁束を発生するコイル21と、コイル21の内側及び外側に配され磁性粉末を混入させてなる磁性粉末混合樹脂からなるコア22とを一体化してなる。
リアクトルケース23は、その一面に形成された開口部233と、開口部233と反対側に形成された底面部231と、底面部231の端縁から一方に向かって立設された側壁232とを有するとともに、開口部233の開口方向とコイル21の巻回軸方向とを一致させた状態で自身の内側に本体部20を収納する。
そして、蓋部24は、開口部233を覆うために設けられている。
かかる蓋部24は、図1、図2、図6に示すように、開口部233に隣接する側壁232に形成された複数のケース固定部234においてリアクトルケース23に固定されている。
さらに蓋部24は、本体部20における開口部233に対向する端面250に形成された一又は二以上の本体固定部252において本体部20に固定されている。
具体的には、本例では、二つのケース固定部234と一つの本体固定部252とにおいて蓋部24は固定されている。
以下、詳細に説明する。
本例のリアクトル2は、例えば、DC−DCコンバータやインバータ等の電力変換装置1等に配設して入力電圧の昇圧に用いることができる。
具体的には、本例の電力変換装置1は、例えば、自動車に用いられるインバータである。
まず、本例の電力変換装置1について、図6、図7とともに説明する。
電力変換装置1は、上記リアクトル2のほか、図6に示すように、複数の電子部品12と該複数の電子部品12を冷却するための冷却媒体を内部に流通させる複数の冷却管111とを交互に積層してなる積層型冷却器11と、電子部品12の接続端子120と電気的に接続されて電力ラインを構成するバスバー131と、上記一対の取出部211と電気的に接続されるバスバー132と、リアクトル2や積層型冷却器11を内側に収容する筐体14とを有する。
本例において、上記電子部品12は、例えば、インバータ素子を内蔵したものとすることができる。特に、上記電子部品12は、例えば、IGBT(電力スイッチング素子)とFWD(ダイオード素子)とを内蔵したインバータ用半導体モジュールとすることができる。
かかるインバータ用半導体モジュールは、例えば、自動車用インバータ、産業機器のモータ駆動インバータ、ビル空調用のエアコンインバータなど、種々のものに用いることができる。
また、上記電子部品12は、例えば、ハイブリッド電気自動車(HEV)又は電気自動車(EV)等におけるバッテリ(電池)とすることができる。
また、上記電子部品12は、上記とは異なり、モジュール化していない半導体とすることもでき、かかる場合には、例えば、サイリスタ、パワートランジスタ、パワーFET、IGBTなど、種々のものとすることができる。
本例において、上記冷却管111内に流す冷却媒体としては、例えば、エチレングリコール系の不凍液が混入した水、水やアンモニア等の自然冷媒、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒など、種々のものを用いることができる。
上記積層型冷却器11は、電子部品12をその両主面121から冷却するものである。
そして、積層型冷却器11は、電子部品12をそれぞれ挟持して冷却するための複数の冷却管111を備えている。
複数の冷却管111は、この複数の冷却管111へ冷却媒体を供給する冷媒供給パイプ112と、当該複数の冷却管111から冷却媒体を排出する冷媒排出パイプ113とによって積層固定してある。
また、上記冷却管111は、電子部品12を配置するための配置スペース110を有している。
本例において電子部品12は、自動車用インバータの一部を構成するものであり、例えば、IGBT(電力スイッチング素子)とFWD(ダイオード素子)とを内蔵した半導体モジュールとすることができる。
また、本例の電子部品12は、冷却管111に直接接触させてある。これ以外にも、電子部品12は、絶縁材(セラミックス板等)又は熱伝導グリス等を介して冷却管111に接触させることができる。
そして、電子部品12の接続端子120とバスバー131とが接触して電力ラインを構成している。
また、図7に示すように、積層型冷却器11は、その端面115がばね部材15によって積層方向に押圧されており、これにより、電子部品12の主面121と冷却管111とが密着するように構成されている。
筐体14は、例えば、アルミニウム等の軽金属又は強化樹脂等からなる略直方体形状のものとすることができる。
なお、リアクトル2の一対の取出部211と電気的に接続されるバスバー132は、例えば、ボルト26によって筐体14に固定されている。
また、本例のリアクトル2は、図4、図5に示すように、冷媒供給パイプ112と冷媒排出パイプ113と筐体14(リアクトルケース23)との間において、これらに囲まれた状態で筐体14に固定されている。
なお、本例の電力変換装置1は、上記の形状や構成に限られるものではなく、種々の形状や構成にて形成することができる。
また、説明の便宜上省略した部位があるが、インバータが通常備える部位については、本例の電力変換装置1も当然に有するものである。
次に、本例のリアクトル2について、図1〜図7とともに説明する。
リアクトル2は、前述したコイル21及びコア22のほか、図2、図6、図7に示すように、コイル21及びコア22を自身の内側に収容するとともに、筐体14と一体的に形成されたリアクトルケース23を有する。
このリアクトルケース23として、例えば、放熱性に優れたアルミニウムからなるものを用いることができる。
また、リアクトルケース23は、図1、図6に示すように、略円形状の底面部231と、その端縁から開口部233側に向かって立設された側面部232とを有する。
そして、リアクトルケース23の一面には、リアクトル2と略同形状にて構成される開口部233が形成されている。
また、底面部231には、開口部233に向かって突出してなる略円筒形状の被固定部235が形成されている。そして、かかる被固定部235の内側には、固定用のボルト26を挿通するための被固定孔236が形成されている。
なお、リアクトルケース23は、上記の構成や形状に限られるものではなく、その一例を示したにすぎない。すなわち、リアクトルケース23は、円形状の底面部231を有するものなど種々の形状とすることができる。
また、リアクトル2は、図5、図6に示すように、リアクトルケース23の開口部233を覆う略四角形状の例えばアルミニウムからなる蓋部24を有する。
かかる蓋部24は、図5〜図7に示すように、コイル21に通電するためにコイル21から導体線210を飛び出させてなる一対の取出部211を挿通するための開口孔241と、固定用のボルト26を挿通するための開口孔242と、後述する一対の取手部251を挿通するための開口孔243と、を有する。
また、リアクトル2を巻回軸方向から見たとき、二つのケース固定部234及び一つの本体固定部252に対応する開口孔242は、リアクトルケース23における同一直線上に配置されている。
また、蓋部24は、図5に示すように、その厚みtに対する、ケース固定部234にボルト26を挿通するための開口孔242と本体固定部252にボルト26を挿通するための開口孔242との間の距離Pの比である厚み比が1/30〜1/14である。
また、リアクトル2を巻回軸方向から見たとき、二つのケース固定部234と一つの本体固定部252との間には、蓋部24をその厚み方向に貫通する開口孔が形成されていない。
また、一対の取出部211を挿通するための開口孔241と一対の取手部251を挿通するための開口孔243とは、略同一直線上に形成されている。特に一対の取出部211のうちの一方の取出部211aを挿通するための開口孔241aは、略四角形状の蓋部24の四隅のうちの一つに形成されている。かかる部分は、リアクトルケース23のデッドスペース(図2、図6、図7における符号D参照)に配置される部分であるため、かかるデッドスペースDに上記取出部211aを配置することでスペースの有効利用を図ることができる。
また、コア22を構成する磁性粉末混合樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂等の樹脂に、例えば、フェライト粉末、鉄粉、珪素合金鉄粉等の磁性粉末を混入したものを用いることができる。
コイル21を構成する導体線210は、図3に示すように、例えば平角状の銅からなる。
そして、かかる導体線210を、例えば、螺旋状に巻回して略円筒状のコイル21が構成されている。
また、コイル21は、図1、図2、図4、図6に示すように、コア22にインサート成形された把持部25の周囲を取り囲むようにして配設してある。
すなわち、把持部25は、コイル21の内側に配置されており、例えばアルミニウムを成形してなるものである。
そして、巻回軸方向における把持部25の端面250のうち一方の端面250aには、コア22に埋設された状態で本体部20を把持する一対の取手部251が形成されている。
さらに、把持部25の一方の端面250aには、その中央にボルト26を挿通するための被固定部252が形成されている。
一方、把持部25の他方の端面250bの中央には、底面部231に形成された被固定部235を挿通するための固定部253が形成されている。
そして、蓋部24を介して、ボルト26を把持部25に形成された被固定部252に挿通させるとともに、底面部231に形成された被固定部235の被固定孔236にボルト26が嵌合されている。これにより、蓋部24が本体部20及びリアクトルケース23に固定されている。
また、図1に示すように、本体部20とリアクトルケース23との間には、例えば、シリコン樹脂、ウレタン樹脂等の放熱性に優れる樹脂27を充填してある。そのため、本体部20の熱をリアクトルケース23に十分に伝達することができる。
次に、リアクトル2の作製手順について、図1、図6とともに説明する。
まず、容器(図示略)にコイル21及び把持部25を配置し、その容器に磁性粉末混合樹脂を充填する。
次いで、かかる磁性粉末混合樹脂を固化してコア22を形成した後、本体部20を上記容器から離型する。
次いで、本体部20の一対の取手部251を把持して、リアクトルケース23(筐体14)の内側に本体部20を収納する。このとき、把持部25に形成された固定部253に被固定部235を挿通する。
次いで、リアクトルケース23と本体部20との間に放熱性の樹脂27を充填する。
次いで、蓋部24に形成された一対の開口孔241、243にそれぞれ一対の取出部211、一対の取手部251を挿通しつつ、開口部233を覆うように蓋部24を配置する。
次いで、蓋部24の開口孔242に、それぞれボルト26を挿通した後、本体固定部252、ケース固定部234にボルト26を挿通させる。
以上の手順により、本体部20及びリアクトルケース23に蓋部24を固定して開口部233を覆うことができる。
側壁232がリアクトルケース23の外側にたわむことを防止することができる。
以下に、本例の作用効果について説明する。
蓋部24は、二つのケース固定部234においてリアクトルケース23に固定されている。そのため、側壁232において振動が発生することを抑制することができる。すなわち、リアクトルケース23の開口部233は二箇所で蓋部24に固定されているため、開口部233の強度を増加させて側壁232のたわみを拘束することができる。このため、コイル21にて発生した振動が底面部231を介して側壁232へと伝わり、さらに側壁232が外側に向かってたわむことを抑制することができる。
これにより、側壁232において振動が発生することを抑制できるため、共振及び振動の増幅を抑制することができる。その結果、振動がリアクトル2の外部へと伝播することをも抑制することができる。
また、蓋部24は、本体部20における開口部233に対向する端面250aに形成された一つの本体固定部252において本体部20に固定されている。そのため、本体部20の荷重を蓋部24にかけて、側壁232に伝播した振動を蓋部24にて吸収することができる。これによっても、側壁232のたわみを抑制することができ、ひいては側壁232の振動を抑制することができる。
また、リアクトル2を巻回軸方向から見たとき、二つのケース固定部234と一つの本体固定部252とは、リアクトルケース23における同一直線上に配置されている。このため、蓋部24をバランス良くリアクトルケース23に固定することができ、本体部20とリアクトルケース23と蓋部24との固定強度を最も増大させることができる。そのため、側壁232のたわみを一層抑制することができる。
また、蓋部24は、その厚みtに対する、ケース固定部234にボルト26を挿通するための開口孔242と本体固定部252にボルト26を挿通するための開口孔242との間の距離Pの比である厚み比が1/30〜1/14であるため、蓋部24に開口孔が形成されていても、蓋部24の強度低下を抑制することができる。
また、リアクトル2を巻回軸方向から見たとき、二つのケース固定部234と一つの本体固定部252との間には、蓋部24をその厚み方向に貫通する開口孔が形成されていないため、開口孔が形成されることによる蓋部24の強度低下を防止することができる。
本例の電力変換装置1は、上記リアクトル2を有するため、コイル21にて発生した振動はほとんど電力変換装置1に伝播しない。これにより、かかる電力変換装置1を備えた車両等に振動が伝播することをも抑制することができる。
以上のとおり、本例によれば、リアクトルケースの側壁の振動を抑制することができるとともに、振動の伝播を抑制することのできるリアクトル、及びこれを内蔵した電力変換装置を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図8に示すように、取りつけ前は平板状の形状を有する蓋部24を、開口部233から遠ざかる方向に向かって膨らませた状態にて固定するリアクトル2の例である。
そして、蓋部24の対向面244と本体部20の端面250aとの間には、若干の隙間29が形成されている。
また、開口部233側において、把持部25の端面250aにおけるコア22からの突出量は、側壁232におけるコア22からの突出量よりも大きい。
また、蓋部24における開口部233と対向する側の対向面244は、本体部20における開口部233側の端面250aと当接しており、本体部20を底面部231側に向かって押圧している。
さらに、取りつけ前の蓋部24は平板状であるため、取りつけ後の蓋部24の端縁には、把持部25の端面250aと蓋部24の対向面244との接触部28を基点として、反り返ろうとする向き(図8における紙面上側)に力が作用する。かかる力は、ボルト26を介して締結されている側壁232にも作用する。したがって、側壁232にも、蓋部24側に向かって引っ張る力(図8における符号F参照)が作用している。
その他の構成は、実施例1と同様である。
この場合には、振動の発生をより一層抑制することのできるリアクトル2を得ることができる。すなわち、蓋部24の端縁には、本体部20における開口部233側の端面250aと対向面244との接触部28を基点として側壁232が配設される側と反対方向に向かう力が作用している。そして、かかる蓋部24の端縁においては、蓋部24がリアクトルケース23に固定されているため、側壁232にも蓋部24に作用している力と同方向の力が作用することとなる。すなわち、側壁232には、上記のようなたわみ方向と直交する方向に作用するため、側壁232が外側に向かってたわもうとする力をより一層抑制することができる。
また、上記のように蓋部24が開口部233から遠ざかる方向に向かって膨らんだ形状を有するため、蓋部24における開口部233と対向する側の対向面244は、底面部231側に向かって一層大きな力で本体部20を押圧することができる。そのため、本体部20における振動の発生自体を抑制することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図9に示すように、蓋部の厚みに対するケース固定部と本体固定部との間の距離の比である厚み比と振動との関係を調べた例である。
すなわち、ケース固定部と本体固定部との間の距離(図5における符号P参照)を58mmで一定とし、蓋部の厚み(図5における符号t参照)を種々変更してその振動値を測定した。
そして、蓋部の厚みtが3mmの場合の振動値を基準として、それに対する振動比を厚み比ごとに測定した。
測定結果を図9に示す。
同図から、上記厚み比が1/30〜1/14の場合には、振動比を1以下と、他に比べて十分に小さくできることがわかる。一方、上記厚み比が1/30未満の場合、又は1/14を超える場合には、振動比が大きくなってしまうことがわかる。そして、この傾向は、厚み比が1/30より小さくなるにつれ、また、1/14より大きくなるにつれ顕著となる。
なお、この傾向は、厚み比や蓋部の厚みが種々変わっても同様の傾向になると考えられる。
以上から、上記厚み比が1/30〜1/14である場合には、最も振動の発生を抑制できることがわかる。
実施例1における、リアクトルの縦断面図。 実施例1における、リアクトルの上面図。 実施例1における、コイルの斜視図。 実施例1における、本体部の斜視図。 実施例1における、蓋部の斜視図。 実施例1における、電力変換装置の上面図。 実施例1における、電力変換装置の斜視展開図。 実施例2における、リアクトルの縦断面図。 実施例3における、振動比と厚み比との関係を示す線図。 従来例における、リアクトルの縦断面図。 従来例における、隣り合う導体線同士が引き合っている状態を示す説明図。
符号の説明
1 電力変換装置
11 積層型冷却器
111 冷却管
12 電子部品
2 リアクトル
20 本体部
204 本体固定部
21 コイル
210 導体線
22 コア
23 リアクトルケース
231 底面部
232 側壁
233 開口部
234 ケース固定部
24 蓋部
250 端面

Claims (6)

  1. 導体線を螺旋状に巻回してなるとともに通電により磁束を発生するコイルと該コイルの内側及び外側に配され磁性粉末を混入させてなる磁性粉末混合樹脂からなるコアとを一体化してなる本体部と、
    自身の一面に形成された開口部と該開口部と反対側の面に形成された底面部と該底面部の端縁から上記開口部側に向かって立設された側壁とを有するとともに、上記開口部の開口方向と上記コイルの巻回軸方向とを略一致させた状態で自身の内側に上記本体部を収納するリアクトルケースと、
    上記開口部を覆う蓋部とを有し、
    上記蓋部は、上記側壁に形成された複数のケース固定部において上記リアクトルケースに固定されており、かつ、上記本体部における上記開口部に対向する端面に形成された一又は二以上の本体固定部において上記本体部に固定されていることを特徴とするリアクトル。
  2. 請求項1において、上記リアクトルを上記巻回軸方向から見たとき、上記複数のケース固定部と上記一又は二以上の本体固定部とは、上記リアクトルケースにおける同一直線上に配置されていることを特徴とするリアクトル。
  3. 請求項1又は2において、上記蓋部は、その厚みに対する上記ケース固定部と上記本体固定部との間の距離の比である厚み比が1/30〜1/14であることを特徴とするリアクトル。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記リアクトルを上記巻回軸方向から見たとき、上記複数のケース固定部と上記一又は二以上の本体固定部との間には、上記蓋部をその厚み方向に貫通する開口孔が形成されていないことを特徴とするリアクトル。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項において、上記蓋部は、上記開口部から遠ざかる方向に向かって膨らんだ形状を有し、
    上記蓋部の端縁には、上記本体部における上記開口部側の上記端面と上記対向面との接触部を基点として上記側壁が配設される側と反対方向に向かう力が作用していることを特徴とするリアクトル。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載のリアクトルと、複数の電子部品と該複数の電子部品を冷却するための冷却媒体を内部に流通させる複数の冷却管とを交互に積層してなる積層型冷却器とを有することを特徴とする電力変換装置。
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