JP2010134239A - レジストパターン形成方法及びレジストパターン形成用現像液 - Google Patents

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【課題】ナノエッジラフネスに優れ、微細パターンを高精度に且つ安定して形成可能なレジストパターン形成方法を提供すること。
【解決手段】基板上に形成された、その膜厚が50nm以下であるレジスト膜を選択的に露光するとともに、有機溶剤を含有する水溶液であるレジストパターン形成用現像液を用いて現像することを含むレジストパターン形成方法である。
【選択図】なし

Description

本発明はレジストパターン形成方法及びレジストパターン形成用現像液に関し、更に詳しくは、KrFエキシマレーザー、ArFエキシマレーザー、Fエキシマレーザー、EUV等の(極)遠紫外線、シンクロトロン放射線等のX線、電子線等の荷電粒子線の如き各種の放射線による微細加工に適しており、ナノエッジラフネスに優れ、微細パターンを高精度に且つ安定して形成可能なレジストパターン形成方法及びそのレジストパターン形成方法で好適に使用可能なレジストパターン形成用現像液に関する。
従来、ICやLSI等の半導体デバイスの製造プロセスにおいて、フォトレジスト組成物を用いたリソグラフィーによる微細加工が行われている。近年、集積回路の高集積化に伴い、サブミクロン領域やクオーターミクロン領域の超微細パターン形成が要求されるようになってきている。それに伴い、露光波長もg線から、i線、KrFエキシマレーザー光、更にはArFエキシマレーザー光というように短波長化の傾向が見られる。更に、現在では、エキシマレーザー光以外にも、電子線やX線、或いはEUV光を用いたリソグラフィーも開発が進んでいる。
電子線やEUV光を用いたリソグラフィーは、次世代若しくは次々世代のパターン形成技術として位置付けられており、高感度、高解像性のポジ型レジストが望まれている。特に、ウェハー処理時間の短縮化のために、高感度化は非常に重要な課題である。しかし、電子線やEUV光を用いたリソグラフィーにおいては、高感度化を追求しようとすると、解像力の低下のみならず、ナノエッジラフネスが悪化する場合があるので、これらの特性を同時に満足するポジ型レジストの開発が強く望まれている。尚、ナノエッジラフネスとは、レジストのパターンと基板界面のエッジがレジストの特性に起因して、ライン方向と垂直な方向に不規則に変動するために、パターンを真上から見たときに設計寸法と実際のパターン寸法に生じるずれのことを言う。この設計寸法からのずれがレジストをマスクとするエッチング工程により転写され、電気特性を劣化させるため、歩留りを低下させることになる。特に、0.25μm以下の超微細領域では、ナノエッジラフネスは極めて重要な改良課題となっている。高感度と、高解像性、良好なパターン形状、及び良好なナノエッジラフネスと、はトレードオフの関係にあり、これを如何にして同時に満足させるかが非常に重要である。
また、KrFエキシマレーザー光を用いるリソグラフィーにおいても同様に、高感度と、高解像性、良好なパターン形状、及び良好なナノエッジラフネスと、を同時に満足させることが重要な課題となっており、これらの解決が必要である。
KrFエキシマレーザー光、電子線、或いはEUV光を用いたリソグラフィープロセスに適したレジストとして、高感度化の観点から主に酸触媒反応を利用した化学増幅型レジストが用いられている。例えば、ポジ型レジストにおいては、主成分として、アルカリ水溶液には不溶性又は難溶性で、酸の作用によりアルカリ水溶液に可溶性となる性質を有するフェノール性ポリマー(以下、「フェノール性酸分解性重合体」という)、及び酸発生剤を含有する化学増幅型レジスト組成物が有効に使用されている。
これらのポジ型レジストに関して、これまで酸分解性アクリレートモノマーを共重合したフェノール性酸分解性重合体を用い、活性光線又は放射線の照射によりスルホン酸を発生する化合物(以下、「スルホン酸発生剤」という)を含むレジスト組成物が種々開示されている(例えば、特許文献1〜5参照)。
米国特許第5561194号明細書 特開2001−166474号公報 特開2001−166478号公報 特開2003−107708号公報 特開2001−194792号公報
しかしながら、開示されてきたレジスト組成物等のいかなる組合せにおいても、超微細領域での、良好なナノエッジラフネス(低ラフネス)を満足できていないのが現状である。
本発明は、このような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、ナノエッジラフネスに優れ、微細パターンを高精度に且つ安定して形成可能なレジストパターン形成方法を提供することにある。
また、その課題とするところは、ナノエッジラフネスに優れ、微細パターンを高精度に且つ安定して形成可能なレジストパターン形成方法に好適に使用可能なレジストパターン形成用現像液を提供することにある。
本発明者らは上記課題を達成すべく鋭意検討した結果、その膜厚が50nm以下であるレジスト膜を露光した後、所定のレジストパターン形成用現像液を用いて現像することを含む方法を採用することによって、上記課題を達成することが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
また、レジストパターン形成用現像液として有機溶剤を含有する水溶液を用いることによって、上記課題を達成することが可能であることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明によれば、以下に示すレジストパターン形成方法及びレジストパターン形成用現像液が提供される。
[1]基板上に形成された、その膜厚が50nm以下であるレジスト膜を選択的に露光するとともに、有機溶剤を含有する水溶液であるレジストパターン形成用現像液を用いて現像することを含むレジストパターン形成方法。
[2]前記レジストパターン形成用現像液に含有される前記有機溶剤の割合が、前記レジストパターン形成用現像液100質量%に対して、30〜95質量%である前記[1]に記載のレジストパターン形成方法。
[3]前記有機溶剤が、脂肪族アルコールである前記[1]又は[2]に記載のレジストパターン形成方法。
[4]前記脂肪族アルコールが、炭素数1〜6の脂肪族アルコールである前記[3]に記載のレジストパターン形成方法。
[5]前記[1]〜[4]のいずれかに記載のレジストパターン形成方法で使用される、有機溶剤を含有する水溶液であるレジストパターン形成用現像液。
本発明のレジストパターン形成方法によれば、ナノエッジラフネスに優れ、微細パターンを高精度に且つ安定して形成可能であるという効果を奏する。
また、本発明のレジストパターン形成用現像液は、ナノエッジラフネスに優れ、微細パターンを高精度に且つ安定して形成可能なレジストパターン形成方法に好適に使用可能であるという効果を奏するものである。
以下、本発明の実施の最良の形態について説明するが、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下の実施の形態に対し適宜変更、改良等が加えられたものも本発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
I レジストパターン形成方法
本発明のレジストパターン形成方法は、基板上に形成された、その膜厚が50nm以下であるレジスト膜を選択的に露光するとともに、有機溶剤を含有する水溶液であるレジストパターン形成用現像液を用いて現像することを含む方法である。以下、詳細について記載する。
(レジスト膜の形成)
先ず、レジスト膜を基板上に形成する。基板材料としては、通常、シリコンウエーハーが用いられるが、その他、アルミニウム、チタン−タングステン合金、アルミニウム−ケイ素合金、アルミニウム−銅−ケイ素合金、酸化ケイ素、窒化ケイ素等の半導体デバイス用基板として知られているものの中からも任意に選んで用いることができる。
レジスト膜は、例えば、一般に半導体デバイスの製造の際に用いられている化学増幅型レジスト組成物の溶液をスピンナー等により基板上に塗布した後、70〜150℃の温度で、30〜150秒間プリベーク(以下、「PB」という)することで形成することができる。PB後のレジスト膜の膜厚は、50nm以下であり、好ましくは10〜50nmであり、特に好ましくは15〜50nmである。PB後のレジスト膜の膜厚が50nm超であると、ナノエッジラフネスが悪化する場合がある。
(露光)
次に、基板上に形成されたレジスト膜に対し、マスクパターンを介して選択的に露光し、潜像を形成する。この露光処理は、例えば、KrFエキシマレーザー、ArFエキシマレーザー、Fエキシマレーザー、EUV等の(極)遠紫外線、シンクロトロン放射線等のX線、電子線等の荷電粒子線の如き各種の放射線を照射することで行う。また、露光により潜像を形成したレジスト膜に対し、70〜150℃程度の温度で、30〜150秒間加熱(以下、「PEB」ともいう)を行うことが好ましい。
(現像)
最後に、露光後の、又は必要に応じて行なわれるPEB後の、レジスト膜を現像液を用いて現像する。なお、現像液としては、後述する「II レジストパターン形成用現像液」を用いる。処理温度としては、通常、室温、例えば、10〜30℃であり、特に23℃で行うことが望ましい。尚、現像液で現像した後は、通常、水で洗浄し、乾燥させる。
II レジストパターン形成用現像液
本発明のレジストパターン形成用現像液は、有機溶剤を含有する水溶液である。レジストパターン形成用現像液に含有される有機溶剤の割合は、レジストパターン形成用現像液100質量%に対して、通常、30〜95質量%であり、好ましくは51〜95質量%であり、特に好ましくは61〜95質量%である。有機溶剤の割合がこの範囲外にあると、ナノエッジラフネスが悪化するという場合がある。
有機溶剤としては、炭素数1〜6の脂肪族アルコールが好ましく、炭素数2〜4の脂肪族アルコールが更に好ましい。脂肪族アルコールとしては、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、t−ブチルアルコール、シクロペンタノール、4−メチル−2−ペンタノール等がある。尚、これらの有機溶媒は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、実施例、比較例中の「部」は、特に断らない限り質量基準である。また、各種物性値の測定方法、及び諸特性の評価方法を以下に示す。
[核磁気共鳴スペクトル]:型番JNM−ECA−500型(日本電子社製)を用いて測定した。
[重量平均分子量(Mw)及び数平均分子量(Mn)]:東ソー社製GPCカラム(G2000HXL2本、G3000HXL1本、G4000HXL1本)を用い、下記に示す分析条件にて、単分散ポリスチレンを標準とするゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により測定した。
流量:1.0mL/分
溶出溶剤:テトラヒドロフラン
カラム温度:40℃
[分散度(Mw/Mn)]:測定したMw及びMnの値から算出した。
[感度(μC/cm)]:線幅150nmのライン部と、隣り合うライン部によって形成される間隔が150nmのスペース部(即ち、溝)と、からなるパターン(いわゆる、ライン・アンド・スペースパターン(1L1S))を1対1の線幅に形成する露光量を最適露光量とし、この最適露光量を感度とした。
[ナノエッジラフネス(nm)]:設計線幅150nmのライン・アンド・スペースパターン(1L1S)のラインパターンを、半導体用走査電子顕微鏡(高分解能FEB測長装置、商品名「S−9220」、日立製作所社製)にて観察した。観察された形状について、図1及び図2に示すように、基材1上に形成したレジスト膜のライン部2の横側面2aに沿って生じた凹凸の最も著しい箇所における線幅と、設計線幅150nmとの差「ΔCD」を、CD−SEM(日立ハイテクノロジーズ社製、「S−9220」)にて測定し、この差をナノエッジラフネスとした。
合成例1 (酸解離性基含有樹脂(A−1)の合成)
p−アセトキシスチレン56g、下記式(M−1)で表される化合物(単量体)44g、アゾビスイソブチロニトリル(以下、「AIBN」という)4g、及びt−ドデシルメルカプタン1gを、プロピレングリコールモノメチルエーテル100gに溶解した後、窒素雰囲気下、反応温度を70℃に保持して、16時間重合した。重合後、反応溶液を1000gのn−ヘキサン中に滴下して、共重合体を凝固精製した。次いで、この共重合体に、再度プロピレングリコールモノメチルエーテル150gを加えた後、更に、メタノール150g、トリエチルアミン35g、及び水7gを加えて、沸点にて還流しながら、8時間加水分解反応を行なった。反応後、溶剤及びトリエチルアミンを減圧留去し、得られた共重合体をアセトン150gに溶解した後、2000gの水中に滴下し、凝固生成した白色粉末を濾別し、減圧下50℃で一晩乾燥した。得られた白色粉末は、Mwが11000であり、Mw/Mnが2.0であり、13C−NMR分析の結果、p−ヒドロキシスチレンに由来する繰り返し単位と化合物(M−1)に由来する繰り返し単位の含有比(mol比)が65:35の共重合体であった。以下、この共重合体を、酸解離性基含有樹脂(A−1)とする。
Figure 2010134239
合成例2 (化合物(A−2)の合成)
レゾルシノール22.0g(200mmol)をエタノール45mLに溶解し、塩酸を15mL加えた。調製した溶液を撹拌しながら5℃まで氷冷し、グルタルアルデヒドの50質量%水溶液10.0g(50mmol)をゆっくりと滴下した。その後、80℃で48時間加熱し、濁った黄色の溶液(懸濁液)を得た。得られた懸濁液をメタノール中に注いだ後、濾別し、沈殿物を得た。得られた沈殿物をメタノールで3回洗浄した後、室温で24時間減圧乾燥して、粉末状の淡黄色固体(S−1)を得た。収量は11.2gであり、収率は79%であった。
得られた淡黄色固体(S−1)の構造確認を、MALDI−TOF−MS(型番SHIMAZU/KRATOSマトリックス支援レーザーイオン化飛行時間型質量分析装置 KOMPACT MALDI IV tDE、島津製作所社製)、IR(型番FT−IR 420型、日本分光社製)、及びH−NMRにて行った。これらの結果を以下に示す。
質量分析(MALDI−TOF−MS):分子量1705の化合物が得られたことが示された。
IR(film法、cm−1):3406(νOH);2931(νC−H);1621、1505、1436(νC=C(aromatic)
H−NMR(500MHz、溶媒DMSO−d、内部標準TMS):δ(ppm)=0.86〜2.35(b,12H)、3.98〜4.22(m,4H)、6.09〜7.42(m,8H)、8.65〜9.56(m,8H)
得られた淡黄色固体(S−1)3.5gを、1−メチル−2−ピロリドン40gに加えた後、テトラブチルアンモニウムブロマイド0.8gを更に加え、70℃で4時間攪拌して溶解した。溶解後、炭酸カリウム3.3gを加え、70℃で1時間撹拌した。その後、予め1−メチル−2−ピロリドン20gに溶解させたブロモ酢酸2−メチル−2−アダマンチル6.9gを徐々に加え、70℃で6時間攪拌した。室温まで冷却し、水(200g)/塩化メチレン(200g)で抽出を行った。次に、3質量%のシュウ酸水100mLで3回洗浄した後、水100mLで2回洗浄した。水層を廃棄した後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。その後、ヘキサン:酢酸エチル=1:4(体積比)を留出液としてシリカゲルカラムで精製して、化合物(A−2)を得た。得られた化合物(A−2)は3.2gであった。
化合物(A−2)についてH−NMR分析を行ったところ、化合物(A−2)は、一般式(1)で表される化合物であった。この化合物(A−2)は、一般式(1)中の全てのRのうち、40mol%が式(2)で表される基(2−メチル−2−アダマンチルオキシカルボニルメチル基)であり、残りが水素原子であった。
Figure 2010134239
Figure 2010134239
H−NMRの結果は次の通りである。H−NMR(500MHz、溶媒DMSO−d、内部標準TMS):δ(ppm)=0.82〜2.40(m,66.4H)、3.80〜4.52(m,10.4H)、6.08〜7.41(m,8.0H)、8.62〜9.54(m,3.2H)
合成例3〜6 (感放射線性組成物の調製)
表1に示す配合量にて、酸解離性基含有樹脂(A−1)又は化合物(A−2)、(B)酸発生剤、(C)酸拡散制御剤、(D)溶剤を混合し、得られた混合液を孔径200nmのメンブランフィルターで濾過することにより、感放射線性組成物1〜4を調製した。
Figure 2010134239
尚、表1で略記した、酸解離性基含有樹脂(A−1)又は化合物(A−2)、(B)酸発生剤、(C)酸拡散制御剤、及び(D)溶剤の詳細を以下に示す。
酸解離性基含有樹脂(A−1)又は化合物(A−2)
(A−1):合成例1で得られた酸解離性基含有樹脂(A−1)
(A−2):合成例2で得られた化合物(A−2)
(B)酸発生剤
(B−1):トリフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート
(C)酸拡散制御剤
(C−1):トリ−n−オクチルアミン
(D)溶剤
(D−1):乳酸エチル
(D−2):プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート
実施例1
東京エレクトロン社製のクリーントラックACT−8内で、シリコンウエハー上に合成例3で調製した感放射線性組成物1をスピンコートした後、130℃で60秒間PB(加熱処理)を行い、膜厚が50nmであるレジスト膜を形成した。その後、簡易型の電子線描画装置(日立製作所社製、型式「HL800D」、出力;50KeV、電流密度;5.0アンペア/cm)を用いてレジスト膜に電子線を照射した。電子線を照射した後、130℃で60秒間PEBを行った。60質量%の2−プロパノール水溶液をレジストパターン形成用現像液として用い、23℃で1分間、パドル法により現像した後、純水で水洗し、乾燥して、レジストパターンを形成した。このレジストパターンの感度は27μC/cmであり、ナノエッジラフネスは7nmであった。
実施例2〜4及び比較例1〜8
表2に示す感放射線性組成物を用いて、その膜厚が50又は80nmのレジスト膜を形成し、表2に示すレジストパターン形成用現像液を用いて現像したこと以外は実施例1と同様にして各レジストパターンを形成し、それらの評価を行った。評価結果を表2に併せて記す。
Figure 2010134239
実施例1〜4のレジストパターン形成方法によれば、比較例1〜8のレジストパターン形成方法に比べて、電子線に有効に感応し、ナノエッジラフネスに優れる(低ラフネス)と共に解像度にも優れており、微細パターンを高精度に且つ安定して形成することが可能であることがわかる。
本発明のレジストパターン形成方法によれば、レジストパターン形成時におけるナノエッジラフネスに優れるので、EB、EUVやX線による微細パターン形成に有用である。従って、本発明のレジストパターン形成方法は、今後更に微細化が進行すると予想される半導体デバイス製造において極めて有用である。
レジストパターンの一例を模式的に示す上面図である。 レジストパターンの一例を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1:基材、2:ライン部、2a:ライン部の横側面

Claims (5)

  1. 基板上に形成された、その膜厚が50nm以下であるレジスト膜を選択的に露光するとともに、有機溶剤を含有する水溶液であるレジストパターン形成用現像液を用いて現像することを含むレジストパターン形成方法。
  2. 前記レジストパターン形成用現像液に含有される前記有機溶剤の割合が、前記レジストパターン形成用現像液100質量%に対して、30〜95質量%である請求項1に記載のレジストパターン形成方法。
  3. 前記有機溶剤が、脂肪族アルコールである請求項1又は2に記載のレジストパターン形成方法。
  4. 前記脂肪族アルコールが、炭素数1〜6の脂肪族アルコールである請求項3に記載のレジストパターン形成方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のレジストパターン形成方法で使用される、有機溶剤を含有する水溶液であるレジストパターン形成用現像液。
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