JP2010134246A - レジストパターン形成方法及びリンス液 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板上に形成された、その膜厚50nm以下であるレジスト膜を選択的に露光し、現像した後、表面張力が67×10−3N/m以下のリンス液で洗浄することを含むレジストパターン形成方法。
【選択図】なし
Description
本発明のレジストパターン形成方法の一実施形態は、基板上に形成された、その膜厚50nm以下であるレジスト膜を選択的に露光し、現像した後、表面張力が67×10−3N/m以下のリンス液で洗浄することを含むものである。このような方法であると、ナノエッジラフネスに優れ、微細なレジストパターンを高精度で安定して形成することができる。
本発明のリンス液は、本発明のレジストパターン形成方法で使用されるものである。上述した本発明のレジストパターン形成方法において、本発明のリンス液を用いると、ナノエッジラフネスに優れ、微細なレジストパターンを高精度で安定して形成することができる。
まず、p−アセトキシスチレン56g、下記式(M−1)で表される化合物(単量体)44g、アゾビスイソブチロニトリル(以下、「AIBN」という)4g、及び、t−ドデシルメルカプタン1gを、プロピレングリコールモノメチルエーテル100gに溶解した後、窒素雰囲気下で、反応温度を70℃に保持して16時間重合させた。重合後、反応溶液を1000gのn−ヘキサン中に滴下して、第一共重合体を凝固精製した。次に、この第一共重合体に、再度プロピレングリコールモノメチルエーテル150gを加えた後、更に、メタノール150g、トリエチルアミン35g、及び、水7gを加えて、沸点にて還流させながら、8時間加水分解反応を行なった。反応後、溶剤及びトリエチルアミンを減圧留去して第二共重合体を得、得られた第二共重合体をアセトン150gに溶解して溶解液を得た。次に、得られた溶解液を2000gの水中に滴下して白色凝固物を生成させた凝固液を得た。その後、凝固液をろ過して残査を減圧下50℃で一晩乾燥させて白色共重合体を得た。
まず、レゾルシノール200ミリモルをエタノール45ミリリットルに溶解させた後、塩酸を15ミリリットル加えて溶液を得た。得られた溶液を撹拌しながら5℃まで氷冷し、グルタルアルデヒドの50%水溶液50ミリモルを上記溶液にゆっくりと滴下した。その後、80℃で48時間加熱し、濁った黄色の溶液(懸濁液)を得た。
合成例1で得られたレジスト用重合体(A−1)100部、酸発生剤としてトリフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート(表1中、「B−1」と記す)9部、酸拡散制御剤としてトリ−n−オクチルアミン(表1中、「C−1」と記す)1部、溶剤として乳酸エチル(表1中、「D−1」と記す)1500部、及び、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(表1中、「D−2」と記す)3500部を混合して混合液を得、得られた混合液を孔径200nmのメンブランフィルターでろ過することにより、感放射線性組成物(1)を調製した。
表1に示す条件としたこと以外は、合成例3と同様にして、感放射線性組成物(2)〜(4)を調製した。
東京エレクトロン社製の「クリーントラックACT−8」内で、シリコンウエハー(基板)上に合成例3で調製した感放射線性組成物(1)をスピンコートした。その後、130℃で60秒間PB(加熱処理)を行い、シリコンウエハー(基材)上に膜厚50nmのレジスト膜を形成した。その後、簡易型の電子線描画装置(日立製作所社製、型式「HL800D」、出力;50KeV、電流密度;5.0アンペア/cm2)を用いて、所定のパターンが形成されたマスクを介して選択的にレジスト膜に電子線を照射して露光を行った。露光後、130℃で60秒間PEB(加熱処理)を行った。その後、2.38質量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液(アルカリ水溶液)を現像液として用い、23℃で1分間、パドル法により現像して所定のパターンが形成されたパターン形成レジスト膜を得た。その後、得られたパターン形成レジスト膜を、リンス液(15質量%メタノール水溶液、表面張力67N/m)で洗浄し、乾燥して、レジストパターンを得た。このようにして得られたレジストパターンについて下記評価を行った。
得られたレジストパターンにおいて、線幅150nmのライン部であり、隣り合うライン部によって形成される間隔(スペース部の幅)が150nmであるレジストパターン(いわゆる、ライン・アンド・スペースパターン(以下、「1L1S」と記す場合がある))を1対1の線幅に形成している露光量(μC/cm2)を最適露光量とした。そして、この最適露光量を感度として評価した(表2中、「感度(μC/cm2)」と示す)。なお、最適露光量の値が小さい程、感度が良好である。
上記(1)感度の評価と同様にして、設計の線幅が150nmのライン・アンド・スペースパターンを形成し、この1L1Sのライン部を、半導体用走査電子顕微鏡(高分解能FEB測長装置、商品名「S−9220」、日立製作所社製)にて観察した。そして、上記ライン部の側面部分の粗さ、即ち、図1及び図2に示すように、基材1上に形成したレジストパターン2の横側面2aにある凹凸のうち、高低差が最も著しい箇所における線幅Lと、設計線幅150nmと、の差(図1及び図2中、「ΔCD」と示す)を、「CD−SEM」(日立ハイテクノロジーズ社製、「S−9220」)にて測定し、測定値(nm)をナノエッジラフネス(表2中、「ナノエッジラフネス(nm)」と示す)として評価した。
表2に示す条件としたこと以外は、実施例1と同様にしてレジストパターンを形成した。形成したレジストパターンについて上記各評価を行った。評価結果を表2に示す。
Claims (5)
- 基板上に形成された、その膜厚50nm以下であるレジスト膜を選択的に露光し、現像した後、表面張力が67×10−3N/m以下のリンス液で洗浄することを含むレジストパターン形成方法。
- 前記レジスト膜を選択的に露光した後、加熱するとともに、アルカリ水溶液で現像する請求項1に記載のレジストパターン形成方法。
- 前記リンス液は、脂肪族アルコールを含有する水溶液である請求項1または2に記載のレジストパターン形成方法。
- 前記脂肪族アルコールは、炭素数1〜6の脂肪族アルコールである請求項3に記載のレジストパターン形成方法。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載のレジストパターン形成方法で使用されるリンス液。
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