JP2010134187A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 転写材が重送状態となると、画像形成を中断して重送状態を解消した後、再度画像形成を行っていた。そのため、重送状態においても画像形成ができる場合においても、無駄な中断が発生していた。
【解決手段】 転写材が重送していると検知された後、さらに重送状況を転写材の重なり具合に応じて細分化し、重送状態のまま画像形成が行えると判断された場合は、画像形成を中断することなく、重送状態のまま画像形成を行う。
【選択図】 図7

Description

本発明はプリンタ等の画像形成装置における転写材の給紙及び搬送に関するものである。より詳しくは、転写材の重送を検知する重送検知に関するものである。
従来、複写機やレーザビームプリンタ等の画像形成装置においては、給紙部にセットされた転写材を1枚ずつ分離し、分離された転写材を画像形成部に搬送していた。そして、搬送した転写材に画像を転写した後、定着部により転写材に定着させ、機外に排紙していた。この時、給紙部にセットされた転写材を分離・搬送する際に、2枚又はそれ以上の転写材が重なった状態で画像形成部に搬送されてしまう重送が発生することがある。重送が発生した転写材をそのまま画像形成部あるいはその下流の定着部へ搬送し画像形成を行うと、正しく画像形成できない可能性があるため、画像形成を中断させていた。
そのため、従来では給紙部での分離後から画像形成部までの搬送路上に重送を検知する重送検知機構を設け、重送を検知した場合に画像形成部あるいは定着部に当該転写材が到達する前に停止させる方法が広く知られている。
例えば特許文献1には、LED等の発光部とフォトインタラプタ等の受光部からなる重送検知センサを用いて、転写材上のサンプル範囲において各々規定のサンプル数だけ受光部による受光光量をサンプリングする。そして、サンプリングされた光量データに基づき各々重送検知を行い、サンプル範囲における複数の重送検知結果に基づいて転写材の重送を判断する、という方法が開示されている。
特開2001−063872
しかしながら、従来の技術には以下のような課題があった。
転写材が重送していると検知されると、転写材の重送の状態によらずエラー処理として画像形成を中断させ、重送を解消した後、再度画像形成を行っていた。このような方法では、例えば、数mm以内という微少なずれで搬送される重送など、重送の状態によっては画像形成が継続できるような場合でも画像形成を中断していた。
本発明は、上記のように重送の状態に応じて、画像形成の中断を行わずに画像形成を継続することで、ユーザビリティを向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、転写材に画像を形成する画像形成手段と、前記転写材を積載する積載手段と、前記積載手段から前記転写材を給紙する給紙手段と、前記給紙手段から給紙された前記転写材を搬送する搬送手段と、前記搬送手段で搬送された前記転写材の重送を検知する重送検知手段と、を備える画像形成装置であって、前記重送検知手段により、前記転写材の重送を検知したときに、重送している転写材の搬送方向の長さと、予め設定されている転写材の搬送方向の長さとの差分に基づいて、前記画像形成手段による画像形成を継続するか否かを判断する制御手段を有することを特徴とする。
本発明の構成によれば、画像形成を中断しなくてもよい重送の状態である場合には、重送の状態でも画像形成を継続できるので、無駄な画像形成の中断を行うことがなくなり、ユーザビリティを向上させることが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1の実施形態)
図1で、画像形成装置としてのレーザープリンタ全体の構成について説明する。
まず、画像形成装置101の画像形成動作における転写材搬送の動作について説明する。
不図示のコンピュータ等から画像形成装置101に、印刷命令や画像情報等を含んだ印刷データ入力されると、画像形成装置101は印刷動作を開始する。転写材1はピックアップローラ4又は1053によって、給紙部である給紙カセット2又は給紙トレイ3から給紙される。なお、給紙カセット2には、転写材1のサイズを検知する転写材サイズセンサ50が備えられている。
ピックアップローラ4により給紙された転写材1はそのまま搬送ローラ24などにより構成された搬送部である搬送路25に送り出される。ピックアップローラ1053により給紙された転写材1はフィードローラ1054及びリタードローラ1055により構成される分離ローラ対を経て、搬送路25に送り出される。なお、搬送路25には搬送時の転写材1のサイズを検知する搬送転写材サイズ検知センサ51及び重送検知センサ27が設置されており、これらのセンサの検知結果を取得することにより、重送検知処理を実施する。
転写材1は、中間転写ベルト12上に画像が形成されるタイミングと搬送のタイミングの同期を取るため、レジスト前センサ19まで搬送された後、さらに一定量だけ搬送されてレジストローラ23に到達し、一旦停止して画像形成が行われるまで待機する。その後、画像形成動作に同期して、転写材1は二次転写ローラ9及び従動ローラ18cから形成される二次転写部へと搬送される。二次転写部で、中間転写ベルト12上に形成された画像が転写材1に転写される。この、転写材1を給紙してから、転写材1に画像を転写するまでの動作を行う各手段を総称して、画像形成手段とする。
転写材1に転写された画像は定着ローラ14及び加圧ローラ15から構成される定着器13によって定着される。なお、定着ローラ14及び加圧ローラ15は、夫々内部にヒータ16、17を備えている。定着された転写材1は不図示の排紙トレイに排紙され、画像形成動作を終了する。
次に、電子写真方式による画像形成方法について説明する。
画像形成を行うにはまず、ホストコンピュータ等から印刷データが画像形成装置101に入力されると、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kは帯電器7Y、7M、7C、7K及び帯電ローラ7YS、7MS、7CS、7KSによって、一定の電位に帯電される。入力された印刷データにあわせて光学ユニット10Y、10M、10C、10Kは、帯電された感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面をレーザビームによって露光走査して静電潜像を形成する。形成した静電潜像を可視化するために現像器8Y、8M、8C、8K及び現像剤搬送ローラ8YS、8MS、8CS、8KSによって現像を行う。
感光ドラム5Y、5M、5C、5Kの表面に形成された静電潜像は、現像器8Y、8M、8C、8Kにより夫々の色で現像剤像として現像される。感光ドラム5Y、5M、5C、5Kは、中間転写ベルト12と接触しており、中間転写ベルト12の回転と同期して回転する。現像された各現像剤像は、一次転写ローラ6Y、6M、6C、6Kにより中間転写ベルト12上に順次多重転写され、多色現像剤像となる。この多色現像剤像は、二次転写ローラ9及び従動ローラ18cにより転写材1上に二次転写される。二次転写ローラ9は、二次転写中には、実線で示すように中間転写ベルト12に当接するが、二次転写後は、点線にて示す位置に離間する。
中間転写ベルト12は、駆動ローラ18aと従動ローラ18b、18cによって張設された無端状ベルトであって、感光ドラム5Y、5M、5C、5Kに当接しつつ時計周り方向に回転される。そして、一次転写ローラ6Y、6M、6C、6Kによって、ベルト表面にトナー像が順次一次転写されるものである。クリーナ容器21は、内蔵するクリーニングブレードによって中間転写ベルト12をクリーニングし、二次転写されず中間転写ベルト12上に残ったトナーを、廃トナーとして蓄えるものである。
図2に重送検知センサ27の構成の一例を示す。発光部であるLED201と受光部であるディテクタ202で構成され、ディテクタ202が受光する光量により重送であるか否かを検知するものである。
次に、図3乃至図5において、給紙機構について説明する。
図3(a)は転写材1が給紙カセットに積載されている様子を示した図である。この状態からピックアップローラ1053を回転させることで、転写材1の給紙を行う。
図3(b)は、転写材1を給紙している様子を示した図である。転写材束Saの最上位に位置している転写材1をピックアップローラ1053によって送り出している。このとき、ローラホルダ1110に設けられている紙面検知センサ1110aによりピックアップローラ1053から転写材1の上面に適正な給紙圧が加わっているかを検知している。具体的には、光学センサ1111から照射された光が紙面検知センサ1110aにより遮光せれているかどうかを検知している。
図3(c)は転写材束Saが減少してきて、紙面検知センサ1110aにより光学センサ1111から照射された光が遮光されていない状態を表している。このような状態になると、紙面検知センサ1110aにより遮光される状態になるまで、中板1101を上昇させる。これにより、給紙カセットに収納されている転写材束Saの上面の高さが所定より低くなるたびに中板1101を上昇させて、転写材束Saの上面を適正な給紙圧が加わる高さににすることができる。
そして、給送手段としては、画像形成装置より給送信号が送られてくると、ピックアップローラが、この最上位の転写材1に当接し回転することで、最上位の転写材1を次の分離ローラ対まで給送する。分離ローラ対は、ピックアップローラによって送りこまれた転写材1を1枚づつ分離給送して、給紙動作を行う。上記動作を繰り返し画像形成装置に転写材1を1枚づつ送り出している。
図4は、このようなピックアップローラ1053の昇降方式の構成を示すものであり、転写材積載部材としての給紙カセット2に組み込まれた中板1101に支持されている転写材1はピックアップローラ1053によって送り出される。このピックアップローラ1053は、フィードローラ1054の軸1109に回動自在に取り付けられたローラホルダ1110の回動端部に回転自在に保持されており昇降可能となっている。
このように給紙を行うと、図5に示すように、複数の転写材が重なって搬送され重送となる場合がある。このとき、ピックアップローラ1053及びフィードローラ1054は搬送方向に対し順方向に回転し、リタードローラ1055は搬送方向と逆方向に回転している。よって、ほとんどの場合、転写材はピックアップローラ1054が当接している転写材が先行して重送することとなる。
図6は、重送検知制御部303を画像形成装置101に適用した場合のブロック図である。なお、重送検知制御部303以外の画像形成装置各部についての説明は省略する。
301は画像形成装置101を動作させる画像形成装置制御部であり、メモリ302、重送検知制御部303を備え、表示パネル304に画像形成装置で発生したエラー等の情報を表示する。
305は駆動ローラ18aを駆動する駆動モータ、306はレジストローラ23を駆動する駆動モータ、307は搬送ローラ24を駆動する駆動モータである。
画像形成装置制御部301は、重送検知センサ27と駆動モータ305、306、307を制御し、カセット転写材サイズセンサ50と搬送転写材サイズ検知センサ51の検知結果を取得することにより、重送検知処理を実施する。このとき、ユーザからの転写材サイズ設定を鑑みて、重送検知処理を実施しても良い。この、ユーザからの転写材サイズ設定は、ユーザがオペレーションパネル(不図示)から設定する場合や、画像形成装置に接続されたコンピュータ(不図示)の上で動作するアプリケーションにより設定される場合がある。
図7及び図8は、第1の実施形態における、重送検知処理を説明するフローチャート、図9乃至図11は画像形成装置101における重送検知位置を説明する図である。
以下、図7のフローチャートを説明する。
ステップS101において、転写材1の先端が重送検知センサ27の検知エリア内に搬送されてくると転写材1を停止させる。そして、重送検知センサ27の発光部であるLED201から光を照射することにより、転写材1の先端に対して重送検知を行う。
ステップS102において、ディテクタ202で検知した透過光量により、重送であるか否かを判断する。図8は本実施形態の一例として、普通紙、厚紙、グロス紙の夫々において、透過光量から求められる電圧に基づき、転写材1が重送しているか否かを判断するグラフである。普通紙(75g/m2)なら0.59(V)、厚紙(120g/m2)なら0.40(V)、グロス紙(190g/m2)なら0.26(V)を下回ると転写材1が重送していると判断する。なお、図8のグラフの横軸は転写材1の坪量を示し、縦軸はディテクタ202で検知した透過光量から求められる電圧値を示したものである。
この数値は、本実施形態の一例であり、検知方法によっては、多少の誤差が出ることもあるので、閾値は適宜変更することが可能である。また、センサやLEDが変われば閾値も適宜変更することが可能である。また、上記以外の紙種に対して重送の判断を場合も、適宜閾値を設定することが可能である。
ステップS102において、転写材1が重送であると判断した場合には、ステップS103において、停止時重送検知フラグをONとし、メモリ302に保持する。
ステップS102において、重送でないと判断した場合には、ステップS104において、転写材1の搬送を開始する。
ステップS105において、転写材1が所定量、搬送されてきたか否かを判断する。ここでいう所定量は、適宜設定できるものであり、この値が小さいと精度の良い検知を行うことができる。
ステップS106において、転写材1が所定量、搬送されてきたら、重送検知を行う。
なお、このステップS105及び106で複数回重送の検知を行っているのは、重送が発生したときの転写材1の状態は多様なものであるからである。本発明においては、複数枚の転写材が搬送方向に数mmから数十mmずれて搬送される重送を以下「つれ重送」と定義し、複数枚の転写材が数mm以内という微少なずれで搬送される重送を以下「ぴったり重送」と定義する。
ステップS107において、先のステップS102と同様に重送であるか否かを判断する。
ステップS107において、重送であると判断した場合には、ステップS108において、搬送時重送検知フラグをONとし、メモリ302に保持する。
ステップS107において、重送でないと判断した場合には、ステップS109において、レジスト前センサ19で転写材1の後端を検知したか否かを判断する。転写材1の後端がまだレジスト前センサ19を抜けてない場合は、ステップS105へ戻り、レジスト前センサ19を抜けた場合は、重送検知処理を終了する。
ステップS110において、給紙カセット2から転写材1を給紙した場合は、転写材サイズセンサ50にて検知された搬送方向の転写材1の長さをCst_Lにセットする。一方、給紙トレイ3から転写材1を給紙した場合は、予めユーザにより設定された、搬送方向の転写材1の長さをCst_Lにセットする。
ステップS111において、先のステップS110でセットされたCst_Lと、搬送転写材サイズ検知センサ51で測定した搬送方向の転写材1の長さReal_Lを比較して、長さの差分を求める。
ステップS112において、先のステップS111で比較した結果が、Cst_L>Real_L+5mmとなった場合、ステップS122において、搬送前にセットされた転写材1の長さより、搬送中に実測された転写材1の長さの方が短いと判断する。
ステップS123において、転写材サイズ不一致(短い)処理を行う。なお、この転写材サイズ不一致(短い)処理の具体的な内容は後述する。
ステップS112において、Cst_L>Real_L+5mmとならなかった場合は、ステップS113において、Cst_L<Real_L−5mmとなるかを比較する。Cst_L<Real_L−5mmとなった場合、搬送前にセットされた転写材1の長さより、搬送中に実測された転写材1の長さの方が長いため、ステップS115に進む。
ステップS115において、停止時又は搬送時の重送フラグを確認する。停止時又は搬送時のいずれかの重送フラグがONならば、ステップS120において、つれ重送であると判断し、ステップS121において、つれ重送処理を行う。なお、このつれ重送処理の具体的な内容は後述する。
ステップS115において、停止時又は搬送時のいずれの重送フラグもOFFならば、ステップS118において、搬送前にセットされた転写材1の長さより、搬送中に実測された転写材1の長さの方が長いと判断する。
ステップS119において、転写材サイズ不一致(長い)処理を行う。なお、この転写材サイズ不一致(長い)処理の具体的な内容は後述する。
ステップS113において、Cst_L<Real_L−5mmとならなかった場合は、Cst_LがReal_L±5mm以内となる。ステップS114において、停止時又は搬送時の重送フラグを確認する。停止時又は搬送時のいずれかの重送フラグがONならば、ステップS116において、ぴったり重送と判断し、ステップS117において、ぴったり重送処理を行う。なお、このぴったり重送処理の具体的な内容は後述する。
ステップS114において、停止時又は搬送時のいずれの重送フラグもOFFならば、重送は発生していないと判断し、重送処理は行わずに処理を終了する。
次に、図9(a)のフローチャートにて、ステップS121のつれ重送処理を、図9(b)のフローチャートにて、ステップS117のぴったり重送処理を説明する。さらに、図9(c)のフローチャートにて、ステップS119又はステップS123の転写材サイズ不一致であった場合の説明をする。
まず、図9(a)について説明する。
ステップS131において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一か否かを判断する。本実施形態では、給紙口が給紙カセット2であるか給紙トレイ3であるかによって、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一か否かを判断している。これは画像形成装置固有のものであり、画像形成装置が変われば、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一か否かの判断基準も適宜変更可能である。
ステップS131において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一でないと判断された場合、ステップS132において、表示パネル304にミスプリントを通知し、警告の表示を行う。
ステップS133において、転写材1への画像形成を正常に行うことができなかったため、再度画像形成を行う。この再度画像形成を行うとは、重送状態で停止している転写材1を取り除き、転写材1を再給紙し画像形成を行うことである。
ステップS131において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一と判断された場合、ステップS134において、重送状態のまま画像形成を行う。
ステップS135において、重送状態のまま画像形成が行われると、画像が印字された転写材1の他に白紙の転写材も一緒に排出されてしまう。そこで、表示パネル304に白紙出力が行われたことを通知し、警告の表示を行う。
次に、図9(b)について説明する。
図9(b)のステップS141とステップS142は、先に説明した図9(a)のステップS134とステップS135と同じ動作を行うので、ここでの説明は省略する。
次に、図8(c)について説明する。なお、転写材サイズ不一致処理は、サイズが長い又は短いに関わらず同様の処理を行うので、ここでは区別なく説明する。
ステップS151において、転写材1の搬送を停止する。
ステップS152において、表示パネル304に、転写材1の長さが不一致のため、ミスプリントとなってしまったことを通知し、警告の表示を行う。
ステップS153において、画像形成が途中で中断してしまったので、画像形成装置内の転写材1を自動排出するか、又はジャム処理とする。
ステップS154において、転写材1への画像形成を正常に行うことができなかったため、再度画像形成を行う。
図10は、図7及び図9のフローチャートで説明した重送状況をまとめたテーブルである。停止時又は搬送時の重送検知結果と、搬送方向の転写材の長さCst_Lと、実際に測定された搬送方向の転写材1の長さReal_Lとの関係に基づき、正常搬送、サイズ不一致(短い)、サイズ不一致(長い)、ぴったり重送、つれ重送、の関係を示している。
図11は、本実施形態における給紙口ごとの重送処理を示したものである。本実施形態における画像形成装置101における、給紙カセット2又は給紙トレイ3から給紙された転写材1が重送を起こした場合、ミスプリント報知、再プリント処理、白紙出力報知を行うか否かを示したテーブルである。
図12は、図10及び図11のテーブルを組み合わせたものであり、本実施形態の重送検知制御部303が、給紙口、重送検知結果、搬送方向の転写材1の長さにより、検知後の画像形成の動作を決定するテーブルである。
図13は、転写材1のつれ重送時のピックアップ面と二次転写面と画像形成の関係を示した図である。なお、この図13では、説明の便宜上、2枚の転写材を転写材a、転写材bとして表す。
図13(a)は、通常時の画像形成の様子を示したもので、重送していない転写材aに対し、画像形成を行っている。
図13(b)は、ピックアップ面と二次転写面が異なる場合のつれ重送時の画像形成の様子を示したものである。転写材a及び転写材bの夫々の一部に画像形成が行われてしまい、1枚の転写材として正常な画像を得ることが出来ない。
図13(c)は、ピックアップ面と二次転写面が同一の場合のつれ重送時の画像形成の様子を示したものである。転写材aには、重送が起こっていない時と同様に、正常な画像形成が行われ、転写材bには、画像形成が行われず、そのまま白紙として排紙される。図13(c)のように、ピックアップ面と二次転写面が同じ場合、一枚目の転写材aの裏側に転写材bが遅れてつれ重送するため、表面の転写材aには正常に画像形成を行うことができる。そのとき、転写材bが白紙として排紙されてしまうものの、転写材aには正常に画像形成が行われているため、白紙を排出したことをユーザに報知した上で、そのまま次のプリント動作を行う。
このように、図13(c)のように、ピックアップ面と二次転写面を比較し、面の向きが同じである状態で重送が行われている場合には、重送状態のまま画像形成を行うことが可能となる。よって、従来は重送状態になると画像形成を中断していたが、重送状態に応じて画像形成の中断を行うことなく画像形成を継続できるので、無駄な中断がなくなりユーザビリティの向上を図ることが可能となる。
ここまでは、転写材が重送した場合に画像形成の継続を判断する上で、転写材の長さと転写面とピックアップ面が同一か否かを基準としてきた。しかし、例えば図9(a)のフローチャートと図11のテーブルを用いて、画像形成の継続の判断を転写面とピックアップ面が同一か否かのみで行うことも可能である。より具体的には、転写面とピックアップ面が同一のときは画像形成を継続し、同一でないときは画像形成を停止する。
このように転写面とピックアップ面が同一か否かのみを基準としても、重送状態に応じて画像形成の中断を行うことなく画像形成を継続できるので、無駄な中断がなくなりユーザビリティの向上を図ることが可能となる。
なお、上述の実施例は本発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能であり、これらを発明の範囲から除外するものではない。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、重送検知を行った後、さらに重送している転写材1の厚みを検知するものである。なお、第1の実施形態で説明した内容については、同一番号を付して説明を省略する。
図14は本実施形態における、重送検知処理を説明するフローチャートである。以下、図14のフローチャートを説明する。
ステップS201において、転写材1の先端が重送検知センサ27の検知エリア内に搬送されてくると転写材1を停止させる。そして、重送検知センサ27の発光部であるLED201から光を照射することにより、転写材1の先端に対して重送検知を行う。
ステップS202において、ディテクタ202で検知した透過光量から求められる電圧により、重送であるか否かを判断する。詳しくは、第1の実施形態の図7におけるS102と同様のため、ここでの説明は省略する。
ステップS202において、重送であると判断した場合には、ステップS203において、先のステップS202で検出した透過光量から求められる電圧が予め設定された閾値を下回っているかを判断する。なお、この閾値については、後の図14において具体的に述べる。
ステップS203において、検出した透過光量から求められる電圧が予め設定された閾値を下回っていると判断された場合、そのまま画像形成を継続すると、転写材1の厚みにより例えば定着器13の不調を誘引する可能性がある。よって、ステップS204において、画像形成を中断する。
ここで、定着器13の不調とは、例えば、定着器13に複数枚重送した所定の厚み以上の転写材が搬送されると、定着器13において紙詰まりが発生したり、紙詰まりが原因で定着器13が故障したりすることである。
ステップS204において、画像形成を中断した後、ステップS205において、表示パネルに画像形成を中断した旨を報知する。その後、処理を終了する。
ステップS203において、検出した透過光量から求められる電圧が予め設定された閾値を下回っていないと判断された場合、ステップS206において、停止時重送検知フラグをONとし、メモリ302に保持する。
ステップS202において、重送でないと判断した場合には、ステップS207において、転写材1の搬送を開始する。
ステップS208において、転写材1が所定量、搬送されてきたか否かを判断する。
ステップS209において、転写材1が所定量、搬送されてきたら、重送検知を行う。
ステップS210において、先のステップS202と同様に重送であるか否かを判断する。
ステップS210において、重送であると判断した場合には、ステップS211において、先のステップS202で検出した透過光量から求められた電圧が予め設定された閾値を下回っているかを判断する。
ステップS211において、検出した透過光量から求められた電圧が予め設定された閾値を下回っていると判断された場合、そのまま画像形成を継続すると、転写材1の厚みにより例えば定着器13の不調を誘引する可能性がある。よって、ステップS212において、画像形成を中断する。
ステップS212において、画像形成を中断した後、ステップS213において、表示パネルに画像形成を中断した旨を報知する。その後、処理を終了する。
ステップS211において、検出した透過光量から求められた電圧が予め設定された閾値を下回っていないと判断された場合、ステップS214において、停止時重送検知フラグをONとし、メモリ302に保持する。
ステップS210において、重送でないと判断した場合には、ステップS216において、レジスト前センサ19で転写材1の後端を検知したか否かを判断する。転写材1の後端がまだレジスト前センサ19を抜けてない場合は、ステップS208へ戻り、レジスト前センサ19を抜けた場合は、重送検知処理を終了する。
以下、ステップS216乃至ステップS229については、先の第1の実施形態の図7におけるフローチャートステップS110乃至ステップS123と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図15は転写材1の重送枚数と転写材1の種類との関係を表した図である。重送検知センサ27内のディテクタ202で受け取った透過光量から求められた電圧に基づき転写材1の種類と重送枚数との関係を決めている。ディテクタ202で検知する透過光量は、一般的に薄い(坪量の軽い)転写材ほど透過しやすく、一般的に厚い(坪量の重い)転写材ほど透過しにくくなっている。
本実施形態では、転写材1の種類によらず、ディテクタ202の透過光量から求められた電圧が予め決められた一定の閾値を超えた場合、転写材1の搬送を停止する。具体的には、本実施形態における一例として、透過光量に基づく電圧の値が0.15(V)を超えると、転写材1の搬送を停止する。つまり、普通紙なら0.59(V)〜0.15(V)の間で、厚紙なら0.40〜0.15(V)の間で、グロス紙なら0.26(V)〜0.15(V)の間の電圧となれば、転写材1の搬送を継続する。そのため、グロス紙などの厚い転写材では、普通紙などの薄い転写材に比べて少ない枚数で搬送を停止することになる。
なお、ここでの閾値を、0.15(V)としたがこの値は画像形成装置の種類等に応じて適宜変更可能であるため、これに限られるものではない。転写材1の種類や画像形成装置101の状態等に応じて、重送状態の厚みのある転写材1が搬送されても画像形成装置101内で搬送時にジャムを起こしたり、定着器に異常を起こしたりする可能性が少ないと判断された値であれば、任意に設定することが可能である。
以上のように、重送検知を行い重送していると判断された後に、さらに重送検知センサで得た透過光量から求められる電圧が、閾値を超えた重送状態の場合は、画像形成を中断することによって、画像形成装置に不調が起こる可能性を未然に防ぐことができる。
さらに、転写材1の厚みだけではなく、画像形成装置101が設定された環境条件も考慮して画像形成を中断するか否かを判断する方法を示す。
図16は、第1の実施形態で説明した重送検知制御部303を画像形成装置101に適用したものに、さらに環境センサ52を適用した場合のブロック図である。
52は画像形成装置101に配置された環境センサであり、重送検知制御部303に接続されている。環境センサ52は、画像形成装置101が設置されている環境温度及び環境湿度等の環境情報を重送検知制御部303に送る。画像形成装置制御部301は、環境センサ52から得られた情報を、画像形成時の転写条件や定着条件等のプロセスパラメータを調整するためや、重送検知後に印字動作を継続するか判断するために使用する。
画像形成装置制御部301は、環境センサ52から得られた情報に基づき、例えば高温高湿、低温低湿、常温常湿等、夫々の環境下において最適な画像形成を行えるようにプロセスパラメータの調整を行う。そして、さらに重送枚数に応じてプロセスパラメータの調整を行って画像形成を実行する。
このように環境情報及び重送枚数によってプロセスパラメータの調整を行っているが、転写材1の種類や重送枚数によっては、重送枚数が検知されてから、転写材1が搬送されて転写や定着を行うまでの時間にプロセスパラメータの調整が間に合わないことがある。このような場合には、プロセスパラメータの調整が適切ではないため、最適な画像形成が行われない可能性がある。このような、転写材1の種類、重送枚数、環境状況を考慮して、画像形成を継続するか否かを示したテーブルを図17に示す。
図17は、重送検知時の重送枚数(搬送枚数)、転写材1の種類(紙種)、環境情報という条件に基づき、プロセスパラメータの調整を行い、ミスプリント報知及び再画像形成を行うか否かの関係を示したテーブルである。
例えば、重送枚数が1枚だった場合、どの紙種も環境情報及び重送枚数に基づくプロセスパラメータの調整が間に合うため、画像形成の中断は行わない。
また、重送枚数が2枚だった場合、普通紙は、環境情報及び重送枚数に基づくプロセスパラメータの調整が間に合うため、画像形成の中断は行わない。厚紙は、環境情報が常温常湿だったときは、環境情報及び重送枚数に基づくプロセスパラメータの調整が間に合うため、画像形成の中断は行わない。グロス紙は、環境情報及び重送枚数に基づくプロセスパラメータの調整が間に合わないため、画像形成を中断する。
また、重送枚数が3枚だった場合、普通紙は、環境情報が常温常湿だったときは、環境情報及び重送枚数に基づくプロセスパラメータの調整が間に合うため、画像形成の中断は行わない。厚紙やグロス紙は、環境情報及び重送枚数に基づくプロセスパラメータの調整が間に合わないため、画像形成を中断する。
また、重送枚数が4枚以上だった場合、どの紙種においても環境情報及び重送枚数に基づくプロセスパラメータの調整が間に合わないため、画像形成を中断する。
このように、透過光量から求められる重送枚数だけでなく、さらに環境まで考慮して画像形成を継続するか否かを判断しているので、画像形成装置に不調を与える可能性を未然に防ぐことができると共に、画像不良が起こる可能性も未然に防ぐことができる。
次に、図18(a)のフローチャートにて、環境条件を考慮したつれ重送処理を、図18(b)のフローチャートにて、環境条件を考慮したぴったり重送処理について説明する。
まず、図18(a)について説明する。
ステップS251において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一か否かを判断する。
ステップS251において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一でないと判断された場合、ステップS256において、表示パネル304にミスプリントを通知し、警告の表示を行う。
ステップS257において、転写材1への画像形成を正常に行うことができなかったため、再度画像形成を行う。
ステップS251において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一と判断された場合、ステップS252において、図17に示したテーブルに基づき画像形成を継続するか否かを判定する。
ステップS252において、画像形成を継続しないと判断された場合、ステップS254において、表示パネル304にミスプリントを通知し、警告の表示を行う。
ステップS255において、転写材1への画像形成を正常に行うことができなかったため、再度画像形成を行う。
ステップS252において、画像形成を継続すると判断された場合、ステップS253において、画像形成が行われた後、画像が印字された転写材1の他に白紙の転写材も一緒に排出されてしまう。そこで、表示パネル304に白紙出力が行われたことを通知し、警告の表示を行う。
次に、図18(b)について説明する。
ステップS261において、図17に示したテーブルに基づき画像形成を継続するか否かを判定する。
ステップS261において、画像形成を継続しないと判断された場合、ステップS263において、表示パネル304にミスプリントを通知し、警告の表示を行う。
ステップS264において、転写材1への画像形成を正常に行うことができなかったため、再度画像形成を行う。
ステップS261において、画像形成を継続すると判断された場合、ステップS262において、画像形成が行われた後、画像が印字された転写材1の他に白紙の転写材も一緒に排出されてしまう。そこで、表示パネル304に白紙出力が行われたことを通知し、警告の表示を行う。
以上のように、重送検知を行い重送していると判断された後に、さらに環境条件を考慮して画像形成を行うか否かを判断するので、画像形成装置に不調が起こる可能性を未然に防ぐことができると共に、画像不良が起こる可能性も未然に防ぐことができる。
なお、上述の実施例は本発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能であり、これらを発明の範囲から除外するものではない。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、重送検知すると共にステイプル動作の有無を判断することにより、重送後の処理を変更するものである。なお、第1の実施形態乃至第2の実施形態で説明した内容については、同一番号を付して説明を省略する。
図19に排紙装置34を装着した画像形成装置101を説明する。排紙装置34は、排紙トレイ35又は36のように複数の排紙トレイを備えている。
排紙装置34は、画像形成済みの転写材1を搬送路26より受け取り、排紙入口ローラ39と、排紙搬送ローラ40により転写材1を搬送する。そして、排紙ローラ41により排紙トレイ35又は36へ排出し積載する。転写材1を排紙トレイ35又は36へ仕分けする際は、図示しない排紙トレイ昇降モータにより排紙トレイを上下に移動させることにより行う。
ステイプル処理トレイ37には、ステイプルユニット38が設けられている。ステイプルユニット38は、ステイプル処理時に排紙装置に搬送されてきた転写材1の後端が排紙ローラ41に到達した時点で排紙ローラ41と引き込みローラ42を逆回転させ、ステイプル処理トレイ37内に引き込み積載する。転写材1をステイプル処理トレイ37に積載した後、ステイプルユニット38によりステイプル処理を実施する。ステイプル処理トレイ37でステイプル処理された転写材1は排紙トレイ35又は36へ排出される。
次に、図20(a)のフローチャートにて、ステイプル処理を考慮したつれ重送処理を、図20(b)のフローチャートにて、ステイプル処理を考慮したぴったり重送処理について説明する。
まずは、図20(a)について説明する。
ステップS271において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一か否かを判断する。
ステップS271において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一でないと判断された場合、ステップS276において、表示パネル304にミスプリントを通知し、警告の表示を行う。
ステップS277において、転写材1への画像形成を正常に行うことができなかったため、再度画像形成を行う。
ステップS271において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一と判断された場合、ステップS272において、排紙装置34でステイプル動作を行うか否かを判定する。
ステップS272において、ステイプル動作を行うと判断された場合、ステップS274において、表示パネル304にミスプリントを通知し、警告の表示を行う。
ステップS275において、転写材1への画像形成を正常に行うことができなかったため、再度画像形成を行う。
ステップS272において、ステイプル動作を行わないと判断された場合、ステップS273において、画像形成が行われた後、画像が印字された転写材1の他に白紙の転写材も一緒に排出されてしまう。そこで、表示パネル304に白紙出力が行われたことを通知し、警告の表示を行う。
次に図20(b)について説明する。
ステップS281において、ステイプル動作を行うか否かを判定する。
ステップS281において、ステイプル動作を行うと判断された場合、ステップS283において、表示パネル304にミスプリントを通知し、警告の表示を行う。
ステップS284において、転写材1への画像形成を正常に行うことができなかったため、再度画像形成を行う。
ステップS281において、ステイプル動作を行わないと判断された場合、ステップS282において、画像形成が行われた後、画像が印字された転写材1の他に白紙の転写材も一緒に排出されてしまう。そこで、表示パネル304に白紙出力が行われたことを通知し、警告の表示を行う。
以上のように、重送検知を行い重送していると判断された後に、さらにステイプル処理を考慮して画像形成を継続するか否かを判断する。これにより、ステイプル処理を行うときに、重送したまま画像形成を行うと白紙が出力されてしまい、白紙も一緒にステイプルされてしまう、という状況を防ぐことが可能となる。
なお、上述の実施例は本発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能であり、これらを発明の範囲から除外するものではない。
(第4の実施形態)
第4の実施形態は、重送検知すると共につれ重送した範囲を判断することにより、重送後の処理を変更するものである。なお、第1の実施形態乃至第3の実施形態で説明した内容については、同一番号を付して説明を省略する。
図21は、転写材1のつれ重送時のピックアップ面と二次転写面と、画像形成の関係を示した図である。なお、この図21では、説明の便宜上、2枚の転写材を転写材a、転写材bとして表す。
図21(a)は、通常時の画像形成の様子を示したもので、重送していない転写材aに対し、余白を設けて画像を印字する。このとき、余白部分に相当する画像マスク幅は2mmで画像形成を行っている。
図21(b)は、ピックアップ面と二次転写面が反対の場合で、転写材aが2mm以上でつれ重送した時の画像形成の様子を示したものである。転写材a及び転写材bの夫々の一部に画像形成が行われてしまい、1枚の転写材として正常な画像を得ることが出来ない。
図21(c)は、ピックアップ面と二次転写面が反対の場合で、転写材aが2mm以下でつれ重送した時の画像形成の様子を示したものである。転写材aには、画像形成が行われず、そのまま白紙として排出され、転写材bには、重送が起こっていない時と同様に、正常な画像形成が行われる。図21(c)のように、ピックアップ面と二次転写面が同じ場合、画像マスク幅以下で転写材bが遅れてつれ重送した場合は、画像形成位置は正確な先端位置とはならないものの、画像形成を中断することなくそのまま行うことができる。
このように、図21(c)のような状態で重送が行われている場合には、重送状態のまま画像形成を行うことが可能となる。よって、従来は重送状態になると画像形成を中断していたが、重送状態に応じて画像形成の中断を行うことなく画像形成を継続できるので、無駄な中断がなくなりユーザビリティの向上を図ることが可能となる。
以下、図22のフローチャートを説明する。
ステップS301乃至ステップS311は、先の第1の実施形態における図7のフローチャートのステップS101乃至ステップS111と同様の処理であるため、ここでの説明は省略する。
ステップS312において、先のステップS311で比較した結果が、Cst_L>Real_Lとなった場合、ステップS322において、搬送前にセットされた転写材1の長さより、搬送中に実測された転写材1の長さの方が短いと判断する。
ステップS323において、転写材サイズ不一致(短い)処理を行う。
ステップS312において、Cst_L>Real_Lとならなかった場合は、ステップS313において、Cst_L<Real_L<Cst_L+2mmとなるか比較する。Cst_L<Real_L<Cst_L+2mmとならなかった場合、搬送前にセットされた転写材1の長さより、搬送中に実測された転写材1の長さの方が長いため、ステップS315に進む。
ステップS315において、停止時又は搬送時の重送フラグを確認する。停止時又は搬送時のいずれかの重送フラグがONならば、ステップS320において、つれ重送であると判断し、ステップS321において、つれ重送処理を行う。
ステップS315において、停止時又は搬送時のいずれの重送フラグもOFFならば、ステップS318において、搬送前にセットされた転写材1の長さより、搬送中に実測された転写材1の長さの方が長いと判断する。
ステップS319において、転写材サイズ不一致(長い)処理を行う。
ステップS313において、Cst_L<Real_L<Cst_L+2mmとなった場合は、ステップS314において、停止時又は搬送時の重送フラグを確認する。停止時又は搬送時のいずれかの重送フラグがONならば、ステップS316において、ぴったり重送と判断し、ステップS317において、ぴったり重送処理を行う。
ステップS314において、停止時又は搬送時のいずれの重送フラグもOFFならば、重送は発生していないと判断し、重送処理は行わずに処理を終了する。
図23は、図21のフローチャートで説明した重送状況をまとめたテーブルである。停止時又は搬送時の重送検知結果と、搬送方向の転写材1の長さCst_Lと、実際に測定された搬送方向の転写材の長さReal_Lとの関係に基づき、正常搬送、サイズ不一致(短い)、サイズ不一致(長い)、ぴったり重送、つれ重送の関係を示している。
図24は、図23及び図11のテーブルを組み合わせたものであり、本実施形態の重送検知制御部303が、給紙口、重送検知結果、搬送方向の転写材1の長さにより、検知後の画像形成の動作を決定するテーブルである。
なお、本実施形態では、予め画像マスクサイズとして2mmをぴったり重送の判断基準としていたが、画像マスクサイズは可変であり、この値は画像形成装置101に接続された不図示のコンピュータ等で設定した値を使用しても良い。また、画像マスクサイズではなく、画像サイズをそのものを画像形成装置101に接続された不図示のコンピュータ等から受け取っても、同様の制御が実現可能である。
以上のように、重送検知を行い重送していると判断された後に、さらに転写材に設けられる余白の大きさを判断して、画像形成を継続するか否かを判断することが可能となる。よって、従来は重送状態になると画像形成を中断していたが、重送状態に応じて画像形成の中断を行うことなく画像形成を継続できるので、無駄な中断がなくなりユーザビリティの向上を図ることが可能となる。
なお、上述の実施例は本発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能であり、これらを発明の範囲から除外するものではない。
(第5の実施形態)
第5の実施形態は、重送検知すると共につれ重送した範囲と印字画像が余白を設けない画像かを判断することにより、重送後の処理を変更するものである。なお、第1の実施形態乃至第4の実施形態で説明した内容については、同一番号を付して説明を省略する。
図25は、転写材1のつれ重送時のピックアップ面と二次転写面と画像形成の関係を示した図である。なお、この図25では、説明の便宜上、2枚の転写材を転写材a、転写材bとして表す。
図25(a)は、通常時の画像形成の様子を示したもので、余白を設けない画像の印字を行うために重送していない転写材aに対して、2mm大きく画像形成を行っている。
図25(b)は、ピックアップ面と二次転写面が反対の場合で、転写材aが2mm以上でつれ重送した時の画像形成の様子を示したものである。転写材a及び転写材bの夫々の一部に画像形成が行われてしまい、1枚の転写材として正常な画像を得ることが出来ない。
図25(c)は、ピックアップ面と二次転写面が反対の場合で、転写材aが2mm以下でつれ重送した時の画像形成の様子を示したものである。転写材bには、重送が起こっていない時と同様に、正常な画像形成が行われ、転写材aには、余白を設けない画像の一部が形成される。図25(c)のように、ピックアップ面と二次転写面が同じ場合、画像マスク幅以下で、転写材bが遅れてつれ重送した場合は、画像形成位置は正確な先端位置とはならないものの、画像形成を中断することなくそのまま行うことができる。
このように、図25(c)のような状態で重送が行われている場合には、重送状態のまま画像形成を行うことが可能となる。よって、従来は重送状態になると画像形成を中断していたが、重送状態に応じて画像形成の中断を行うことなく画像形成を継続できるので、無駄な中断がなくなりユーザビリティの向上を図ることが可能となる。
次に、図26(a)のフローチャートにて、余白を設けない画像の印字を行う場合のつれ重送処理を、図26(b)のフローチャートにて、余白を設けない画像の印字を行う場合のぴったり重送処理について説明する。なお、メインのフローチャートは、第5の実施形態で示した図21と同様であるため、ここでの説明は省略する。
まず、図26(a)について説明する。
ステップS331において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一か判断する。
ステップS331において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一でないと判断された場合、ステップS333において、表示パネル304にミスプリントを通知し、警告の表示を行う。
ステップS334において、転写材1への画像形成を正常に行うことができなかったため、再度画像形成を行う。
ステップS331において、転写材1のピックアップ面と二次転写面が同一と判断された場合、ステップS332において、画像形成が行われた後、画像が印字された転写材1の他に、画像の一部が印字された他の転写材も一緒に排出されてしまう。そこで、表示パネル304に未完成な画像が印字された転写材の出力が行われたことを通知し、警告の表示を行う。
次に、図26(b)について説明する。
ステップS335において、画像形成が行われた後、画像が印字された転写材1の他に、画像の一部が印字された他の転写材も一緒に排出されてしまう。そこで、表示パネル304に未完成な画像が印字された転写材の出力が行われたことを通知し、警告の表示を行う。
以上のように、重送検知を行い重送していると判断された後に、さらに印字画像が余白を設ける画像か否かを判断して、画像形成を継続するか否かを判断することが可能となる。よって、従来は重送状態になると画像形成を中断していたが、重送状態と印字画像に応じて画像形成の中断を行うことなく画像形成を継続できるので、無駄な中断がなくなりユーザビリティの向上を図ることが可能となる。
なお、上述の実施例は本発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能であり、これらを発明の範囲から除外するものではない。
(第6の実施形態)
第6の実施形態は、重送検知すると共にオプション給紙装置から情報を受け取った給紙ピックアップ面と二次転写面とを判断することにより、重送後の処理を変更するものである。なお、第1に実施形態乃至第5の実施形態で説明した内容については、同一番号を付して説明を省略する。
図27は、オプション給紙部であるオプション給紙装置77を装着した本体構成を示したものである。第1の実施形態の図1で示した本体構成と同様のものには、同様の符号をつけ、ここでの説明は省略する。
オプション給紙装置77は、オプション給紙カセット401、402を備えており、各々のオプション給紙カセット401、402にオプション給紙カセット用転写材サイズセンサ150、151が備えられている。オプション給紙カセット401、402から給紙された転写材1は搬送路25により画像形成装置に搬送される。
図28は、第7の実施形態における重送検知制御部303を画像形成装置101に適用した場合のブロック図である。なお、第1の実施形態の図6に示したブロック図と同様のものには、同様の符号をつけ、ここでの説明は省略する。
501はオプション給紙カセットの制御を行うオプション給紙制御部である。オプション給紙制御部501内のオプション給紙カセット情報通知部306は、オプション給紙カセット用転写材サイズセンサ150、151で検知された情報を受け取り重送検知制御部303に通知する。また、オプション給紙カセット情報通知部306は、夫々のオプション給紙カセット401、402の給紙口から給紙される転写材1のピックアップ面と二次転写面の関係についても、重送検知制御部303に通知する。重送検知制御部303は、オプション給紙制御部501から報知された内容をメモリ302に保持する。
図29は、メモリ302に記憶される内容の一例を示した表である。
メモリ302には、給紙口毎にピックアップ面、転写材1の長さ、転写材1の幅が記憶されている。また、給紙カセット2、給紙トレイ3から給紙される転写材1の値については、重送検知制御部303で判断し、オプション給紙カセット401、402の内容については、オプション給紙制御部501からの情報により決定される。図29中に示されたピックアップ情報とは、ピックアップ面と画像面が同じか否かを示す情報である。
なお、画像形成装置101が予め把握しているオプション給紙カセットであれば、オプションの種類をオプション制御部501から受け取るだけで、ピックアップ面と画像面が同じか否かを判断することも可能である。
重送検知制御部303は、メモリ302に基づき、重送検知動作を行う。これにより、画像形成装置101にオプション給紙カセットが装着された場合においても、重送検知を行った後に画像形成が行えるか否かを判断することが可能となる。よって、従来は重送状態なると画像形成を中断していたが、重送状態と判断したときにオプション装置からの情報を参照することで、オプション装置からの情報によって画像形成を継続できるので、無駄な中断がなくなりユーザビリティの向上を図ることが可能となる。
なお、上述の実施例は本発明の趣旨に基づいて種々変更することが可能であり、これらを発明の範囲から除外するものではない。
画像形成装置101の概略図 重送検知センサ27の構成図 給紙機構の構成図 給紙機構の斜視図 給紙機構での重送状態を示した図 重送検知制御部303を画像形成装置101に適用したブロック図 重送検知後の処理の一例を示したフローチャート ディテクタ202の透過光量を基に求めた電圧の値に応じて、各紙種の転写材1が重送しているか否かを判断するための関係の一例を示した図 重送状態に応じた画像形成処理の一例を示したフローチャート 重送検知された転写材1の長さに応じて重送状況を識別する表 給紙口に応じた画像形成処理を示した表 給紙口と重送検知結果を組み合わせに応じた画像形成処理を示した表 重送時の転写材の重なり方と印字領域との一例を示した図 重送検知後の処理の一例を示したフローチャート ディテクタ202の透過光量を基に求めた電圧の値に応じて、各紙種の転写材1の搬送枚数によって搬送を停止するか否かの関係の一例を示した図 重送検知制御部303と環境センサ52を画像形成装置101に適用したブロック図 重送枚数、転写材1の種類、環境条件の組み合わせに応じた画像形成処理を示した表 重送状態に応じた画像形成処理の一例を示したフローチャート 画像形成装置101の概略図 重送状態に応じた画像形成処理の一例を示したフローチャート 重送時の転写材の重なり方と印字領域との一例を示した図 重送検知後の処理の一例を示したフローチャート 重送検知された転写材1の長さに応じて重送状況を識別する表 給紙口と重送検知結果を組み合わせに応じた画像形成処理を示した表 重送時の転写材の重なり方と印字領域との一例を示した図 重送状態に応じた画像形成処理の一例を示したフローチャート 画像形成装置101の概略図 重送検知制御部303とオプション給紙制御部401を画像形成装置101に適用したブロック図 メモリ302に記憶される情報を示した表
符号の説明
2 給紙カセット
3 給紙トレイ
19 レジスト前センサ
27 重送検知センサ
34 排紙装置
50 転写材サイズセンサ
51 搬送転写材サイズ検知センサ
52 環境センサ
77 オプション給紙装置
150、151 オプション給紙カセット用転写材サイズセンサ
201 LED
202 ディテクタ
301 画像形成装置制御部
302 メモリ
303 重送検知制御部
401、402 オプション給紙カセット
501 オプション給紙制御部

Claims (14)

  1. 転写材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記転写材を積載する積載手段と、
    前記積載手段から前記転写材を給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段から給紙された前記転写材を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段で搬送された前記転写材の重送を検知する重送検知手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記重送検知手段により、前記転写材の重送を検知したときに、重送している転写材の搬送方向の長さと、予め設定されている転写材の搬送方向の長さとの差分に基づいて、前記画像形成手段による画像形成を継続するか否かを判断する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記重送している転写材の長さは、前記重送検知手段によって測定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記重送している転写材の長さは、搬送されている前記転写材の長さを測定するセンサである測定手段によって測定されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記差分が予め設定された閾値より小さい場合に、前記画像形成手段による画像形成を継続すると判断することを特徴とする請求項1乃至3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記差分が予め設定された閾値より大きい場合に、前記転写材が積載された前記積載手段から、前記給紙手段により当該転写材をピックアップするピックアップ面と当該転写材に画像を転写する転写面とか同一であるか否かに応じて、前記画像形成手段による画像形成を継続するか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記差分が予め設定された閾値より大きい場合に、前記転写材が積載された複数の前記積載手段のうち、いずれの積載手段から前記転写材が給紙されたかに応じて、前記画像形成手段による画像形成を継続するか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至5に記載の画像形成装置。
  7. 前記重送検知手段は、前記転写材に光を発光する発光部と、
    前記発光部から発光された光を受光する受光部を有し、
    前記制御手段は、前記発光部により発光された光が前記転写材を透過した透過光量が、予め設定された閾値より小さい場合は、前記画像形成手段による前記画像形成を中断すると判断することを特徴とする請求項1乃至6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記画像形成装置が設置された環境情報、及び前記重送検知手段により検知された透過光量、及び前記転写材の紙種に応じて前記画像形成を継続するか否かを判断することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記環境情報は、温度と湿度を含むものであることを特徴とした請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段により前記転写材に余白を設けて画像を形成するときに、前記転写材をピックアップするピックアップ面と当該転写材に画像を転写する転写面とか同一でない場合、前記差分が予め設定された画像の余白部分に相当する画像マスク幅より小さい場合は、当該画像形成手段による前記画像形成を継続することを特徴とする請求項1乃至5に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成手段により前記転写材に余白を設けないで画像を形成するときに、前記転写材をピックアップするピックアップ面と当該転写材に画像を転写する転写面とか同一でない場合、前記検知された転写材の搬送方向の長さが当該余白を設けない画像の搬送方向の長さより短い場合は、当該画像形成手段による前記画像形成を継続することを特徴とする請求項1乃至3に記載の画像形成装置。
  12. 前記転写材を給紙するオプション給紙部を備える画像形成装置であって、
    前記制御手段は、前記オプション給紙部から前記転写材が給紙された場合は、前記オプション給紙部の動作を制御するオプション給紙制御部から送信された当該転写材のサイズと当該転写材をピックアップするピックアップ面と当該転写材に画像を転写する転写面とか同一か否かを示す情報により前記画像形成を継続するか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至3に記載の画像形成装置。
  13. 転写材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記転写材を積載する積載手段と、
    前記積載手段から前記転写材を給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段から給紙された前記転写材を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段で搬送された前記転写材の重送を検知する重送検知手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記重送検知手段により、前記転写材の重送を検知したときに、当該転写材が積載された前記積載手段から、前記給紙手段により当該転写材をピックアップするピックアップ面と当該転写材に画像を転写する転写面とか同一であるか否かに応じて、前記画像形成手段による画像形成を継続するか否かを判断する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記転写材が積載された複数の前記積載手段のうち、いずれの積載手段から前記転写材が給紙されたかに応じて、前記画像形成手段による画像形成を継続するか否かを判断することを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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