JP2007219158A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの後端が通過するタイミングを基準として所定の制御シーケンスを実行する画像形成装置において、シートの特性に起因するタイミングの誤りの影響を軽減する。
【解決手段】画像形成装置は、シートの後端が特定の位置を通過するタイミングを検出する検出手段と、検出されたタイミングを基準として、特定の制御シーケンスを実行する実行手段と含む。とりわけ、当該画像形成装置は、シートがタイミングの検出に悪影響を及ぼす特性を有していた場合に制御シーケンスの実行タイミングを補正する補正手段を含む。
【選択図】図9

Description

本発明は、シートの後端が特定の位置を通過するタイミングを基準として制御シーケンスを実行する画像形成装置に関する。
従来のプリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置は、一般に、シートを画像形成部に搬送するシート搬送装置を備えている。また、シート搬送装置は、画像形成部にシートを搬送する前にシートの斜行を補正する斜行補正手段を備えている。特許文献1によれば、搬送ローラ間に、シートの先端が突き当たるようにシャッタを設け、このシャッタにシートの先端が突き当たることでシートの斜行を補正する技術が提案されている。
特許文献2によれば、シートの先端が当接する当接部材(シャッタに相当。)とシートの先端を検出する先端検出手段とを一体構成することが提案されている(特許文献2)。
特開平09−183539号公報 特開2001−39583号公報
しかしながら、斜行補正用のシャッタと連動するようなシート検出用のセンサを採用すると、例えば、次のような問題が発生する。シート検出用のセンサによってシートの後端が通過するタイミングを検出しようとすると、シートの種類によっては、タイミングを精度良く、検出できないおそれがある。例えば、シートの後端が通過していないにもかかわらず、シャッタが付勢手段の付勢力によって復元してしまうため、センサが後端の通過を誤って検出してしまう。もし、この誤ったタイミングを基準として制御シーケンスを実行すれば、所望の結果が得られなくなってしまう。
そこで、本発明は、シートの後端が通過するタイミングを基準として所定の制御シーケンスを実行する画像形成装置において、シートの特性に起因するタイミングの誤りの影響を軽減することを目的である。他の目的については、明細書の全体から把握でるであろう。
本発明は、シートの後端が特定の位置を通過するタイミングを検出する検出手段と、検出されたタイミングを基準として、特定の制御シーケンスを実行する実行手段と含む画像形成装置において好適に実現される。とりわけ、当該画像形成装置は、シートが有する特性に応じて制御シーケンスの実行タイミングを補正する補正手段を含むことに特徴がある。特性としては、例えば、タイミングの検出に悪影響を及ぼすような特性などである。
本発明によれば、シートの後端が通過するタイミングを基準として所定の制御シーケンスを実行する画像形成装置において、シートの特性に起因するタイミングの誤りの影響を軽減することができる。
以下に本発明の一実施形態を示す。もちろん以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
[第1の実施形態]
本実施形態では、シートの後端が特定の位置を通過するタイミングを基準として、特定の制御シーケンスを実行する画像形成装置について説明する。なお、とりわけ、画像形成装置は、タイミングの検出に悪影響を及ぼすような特性をシートが有している場合に、特性に応じて制御シーケンスの実行タイミングを補正することに特徴がある。なお、シートの特性としては、シートの坪量、シートの搬送方向に対して直交する方向の紙幅を一例として説明する。このようなシート特性の他の例としては、シートの厚み(例:薄い、普通、厚いなど)、シートの種類(例:薄紙、普通紙、厚紙など)、画像形成装置の雰囲気環境に関するパラメータ(例:温度、湿度など)がある。
図1は、実施形態に係る画像形成装置の概略的な断面図である。画像形成装置100は、タンデム型のカラーLBP(レーザービームプリンタ)である。画像形成装置100は、カセット150にセットされたシートSが給紙ローラ151によって一枚ごとに取り出される。レジストロール対140は、シートSの斜行補正を行なったあとで、シートSを画像形成部に給送する。
画像形成部は、C(シアン)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、Bk(ブラック)の各色トナーに対応する4つの画像形成ステーション106C、106Y、106M、106Bkを備えている。ただし、各画像形成ステーションの構成は概ね共通しているため、ここでは、画像形成ステーション106Cを中心に説明する。
画像形成部には、シートを吸着して搬送する搬送ベルト11aが、複数のローラ11b、11c、11dおよび11eによってシート搬送方向(図の下から上方向)に扁平に張設されている。なお、ローラ11bは、駆動ローラである。ローラ11cおよび11eは、固定ローラである。また、ローラ11dは、搬送ベルト11aを適度なテンションでもって張架するためのテンションローラである。
画像形成ステーション106Cは、感光体ドラム101を備えている。感光体ドラム101の周面近傍には、帯電器の一部である帯電ローラ104、現像器の一部である現像ローラ103、および、転写部材(以下、転写ローラ)102が配置されている。帯電ローラ104に印加される帯電バイアスの値は、シートの後端の通過が検出されたタイミング(以下、後端検出タイミングと称す。)を基準として切り替えられる。また、現像ローラ103に印加される現像バイアスの値は、後端検出タイミングを基準として切り替えられる。さらに、転写ローラ102に印加される転写バイアスの値は、後端検出タイミングを基準として切り替えられる。露光制御ユニットとして機能するスキャナ108は、一様に帯電された感光体ドラム101の表面に対してレーザ光を走査しながら照射する。
画像形成部のさらに搬送方向下流側には、未定着の現像剤(例:トナー)の像を加熱および加圧して定着させる定着器152が設けられている。定着器152には、定着ローラ154と加圧ローラ155を含んでいる。定着ローラ154は、内部にヒータを備えており、当該ヒータは、目標温度となるように温度調節されている。なお、目標温度も、後端検出タイミングを基準として切り替えられる。
なお、画像形成装置100は、シートの特性(例:坪量、厚み、種類)を検出する特性検出センサ160や、シートの紙幅を検出するための紙幅検出センサ170を備えていてもよい。また、画像形成装置100は、雰囲気環境に関するパラメータ(例:温度、湿度)を測定する環境センサ180を備えていてもよい。
図2は、実施形態に係るシート搬送装置の一例を示す図である。上述したレジストローラ対104は、搬送ローラ18及び搬送コロ19を備えている。搬送コロ19は、複数あり、コロ列をなしている。搬送コロ19のコロ軸20には、シート当接部材であるレジシャッタ21が回動可能に取り付けられている。また、レジシャッタ21の当接面21aは、シート搬送面に対して突出するように配置されている。また、レジシャッタ21は、コロ軸20に取り付けられたバネ22によってシート搬送方向に対向する方向に付勢されている。シートSが当接面21aに当接し、さらに搬送されると、シートSの搬送力がバネ22の付勢力を上回る。すると、レジシャッタ21がコロ軸20を中心として回動し、シートSの先端が搬送ローラ18と搬送コロ19に当接して挟持搬送される。なお、バネ22は、付勢手段の一例にすぎない。
例えば、レジシャッタ21には、回動動作と連動して動作するようにセンサフラグ21bが一体に形成されている。センサフラグ21bの先端には、光が透過すると作動するフォトセンサ23が配置されている。シートSがレジストローラ対104を通過していないときは、センサフラグ21bによって光が遮られているため、フォトセンサ23の出力はOFFとなる。一方、シートSがレジストローラ対104を通過しているときは、センサフラグ21bがレジシャッタ21の回動に連動して移動するため、フォトセンサ23の出力がONとなる。通常、OFFからONに変わったタイミングが、シートの先端が通過したタイミングとなる。また、ONからOFFに変わったタイミングが、シートの後端が通過したタイミングとなる。
[シートの通過が検出されるタイミング]
図3は、シートが通過するときの各部の動作を説明するための図である。図3(A)は、シートSが給紙ローラ151によりレジストローラ対140へと送られたときに、シートSの先端が当接面21aに突き当たって停止した状態を示している。このとき、給紙ローラ151はシートの搬送を継続するため、その搬送力によりシートSに座屈が生じてループ状のたわみが形成される。これにより、シートSの先端は、複数の当接面21aに順次沿うように突き当たり、次第に斜行が補正される。
なお、バネ22の付勢力は、シートSの座屈荷重よりも大きく設定されている。つまり、この付勢力は、シートSの先端の両端部が当接面21aに当接してループが形成されるまではレジシャッタ21が回動しないような値に設定されている。
図3(B)は、シートSの先端が当接面21aを押して、レジストローラ対140を通過した状態を示している。図3(A)の状態で、シートSのループ量がされに増えると、搬送方向への分力が大きくなる。そして、この分力がバネ22の付勢力を越えると、レジシャッタ21が回動する。そうすると、レジシャッタ21と一体に形成されたセンサフラグ21bも回動して、フォトセンサ23がONとなる。これにより、画像形成装置100は、シートの先端が通過したことを検出できる。なお、図3(b)が示すように、シートSが通過しているときは、レジシャッタ21の当接面21aがシートの張力によって持ち上げられた状態に維持される。
図3(C)は、シートSの後端がレジストローラ対140を通過した瞬間における各部の状態を示している。すなわち、図3(C)は、当接面21aが初期位置P0から距離Ltだけ離れた位置Ptまで移動していることを示している。
図3(D)は、シートSがレジストローラ対140を通過したことで、レジシャッタ21が元の位置に戻った状態を示している。シートSが通過した後は、レジシャッタ21がバネ22の付勢力により初期位置P0に復元する。なお、レジシャッタ21が初期位置P0に復元すると、センサフラグ21bがフォトセンサ23を再び遮光する。よって、遮光されたタイミング(フォトセンサ23からの出力がONからOFFになるタイミング)が、シートの後端が通過したタイミングとなる。
図4は、シートSの後端が当接面21aを抜ける前に、レジシャッタ21が初期位置に復元してしまうことを説明するための図である。シートSの特性によっては、シートの張力とばね22の付勢力とのバランスが崩れてしまうため、シートSの後端が当接面21aを抜ける前に、レジシャッタ21が初期位置に復元してしまう。この場合、センサフラグ21bがフォトセンサ23を本来よりも早いタイミングで遮光してしまう。すなわち、本来のタイミングとは異なるタイミングでシートSの後端の通過が検出されてしまう。
通常、画像形成装置100は、後端検出タイミングを基準として、シートSが画像形成装置100内の各部位を通過するタイミングを予測し、順次一連の制御シーケンスを実行していく。そのため、後端検出タイミングがずれてしまえば、制御シーケンスの実行タイミングもずれてしまう。そのため、タイミングの検出に悪影響を及ぼすような特性をシートが有している場合、この特性に応じて制御シーケンスの実行タイミングを補正する必要がある。
[制御システムの概要]
図5は、実施形態に係る画像形成装置のシステムブロック図である。エンジン制御部500は、上述した定着器152に加え、CPU501、画像マスク部502、スキャナ108、センサ部504、高圧制御部504、駆動部506および記憶部507を備えている。
CPU501は、制御プログラムに基づいてエンジン制御部500の各部を制御するユニットである。なお、ROM、RAMまたはハードディスクドライブなどの記憶部507には、制御プログラムや制御に必要となる各種のデータが記憶されている。
画像マスク部502は、後端検出タイミングを基準として、スキャナ108からのレーザ出力をマスクするユニットである。コントローラ部510からの画像データを全てスキャナ108が出力してしまうと不具合が生じる場合がある。例えば、トナー画像のサイズよりも小さなシートが使用された場合、搬送ベルト11aにトナーが転写されてしまう。よって、トナーが搬送ベルト11a上に転写されないようにするため、画像マスク部502は、コントローラ部510から出力される画像データについてのレーザ出力をマスクする。スキャナ108は、コントローラ部510から入力される画像データに基づいて変調されたレーザ光を出力するユニットである。
センサ部504は、例えば、シートの通過を検出するフォトセンサ23、シート特性検出センサ160、紙幅検出センサ170、環境センサ180を備えている。センサ部504は、主に、シートの特性を特定するためのユニットとして使用される。
高圧制御部505は、画像形成に必要とされる印加電圧(例:帯電バイアス、現像バイアス、および転写バイアスなど)の値を制御するユニットである。駆動部506は、メインモータ、給紙モータ、定着モータ、給紙ソレノイドなどを制御するユニットである。
コントローラ部510は、プリント動作指示や画像データ信号をエンジン制御部500へ出力するユニットである。操作部520は、コントローラ部510に対して、プリント開始指示、シートのサイズや紙種の情報などを入力するために使用される。
[制御シーケンス]
図6は、実施形態に係る各種の制御シーケンスを説明するためのシーケンス図である。なお、画像形成装置100は、メインモータ、定着モータおよび給紙モータの駆動開始、帯電バイアスおよび現像バイアスの印加、温度調整の立ち上げ処理などを既に実行しているものとする。
まず、エンジン制御部500は、駆動部506を通じて、カセット150からシートを給送するために不図示の給紙ソレノイドを短時間吸引する(1)。この吸引動作により、カセット150からシートSが給送され、シートの搬送が開始される。シートSがレジシャッタ21に到達し、レジシャッタ21に連動したセンサフラグ21bが退避すると、レジセンサとして機能するフォトセンサ23は、シートの先端が通過したことを検出する(A)。
エンジン制御部500は、シート先端が検出されたタイミング(A)を基準として、あらかじめ定められた各タイミング(B)〜(J)に従って各種の制御シーケンスを実行する。なお、タイミング(A)は先端検出タイミングと呼ばれる。また、タイミング(B)〜(J)で実行される各シーケンスを先端シーケンスと呼ぶ。
タイミング(B)において、画像マスク部502は、第1の画像形成ステーション106Cに対応するスキャナ108に設定されているマスクを解除する。エンジン制御部500は、タイミング(D)、(F)、(H)において、順次、ステーション(sta)106Y、106M、106Bkの各スキャナ108に設定されているマスクを解除する。
また、高圧制御部505は、転写ローラ102上にシートSが存在しないとき(いわゆる紙間時)は、転写バイアスとして紙間バイアスを転写ローラ102に印加する。一方、高圧制御部505は、転写ローラ102上にシートSが存在するとき(いわゆるプリント時)は、転写バイアスとして紙間バイアスよりも高いプリントバイアスを転写ローラ102に印加する。このような転写バイアスの切り替えも、先端検出タイミングを基準として定められる転写ローラ102へシートSの先端が突入する各タイミング(C)、(E)、(G)、(I)に従って順次実行される。
定着器152は、シートが実際に定着器152へ突入するよりも早いタイミング(J)で、紙間用の目標温度からプリント用の目標温度に定着ローラ154の目標温度を上昇させる。
シートSの後端がレジストローラ対140を通過すると、フォトセンサ23が、シートSの後端の通過を検出する(a)。そうすると、エンジン制御部500は、この後端検出タイミング(a)を基準として定められた各タイミング(a)〜(i)に従って、対応する後端シーケンスを実行する。
画像マスク部502は、対応する各タイミング(a)(c)(e)(g)において、順次、各画像形成ステーションのスキャナ108にレーザ出力のマスクを設定する。また、高圧制御部505は、後端検出タイミングを基準として予測された各転写ローラをシートが抜けるタイミング(b)、(d)、(f)、(h)に従って、各転写ローラの転写バイアスを紙間バイアスに戻す。
CPU501は、シートSが定着器152を抜けたタイミング(i)で、プリント用の目標温度から紙間用の目標温度に下げる。
このように、エンジン制御部500は、先端検出タイミングを基準として先端シーケンスを実行し、後端検出タイミングを基準として後端シーケンスを実行している。そのため、後端検出タイミングが誤ったタイミングとなると、種々の不具合が発生する。例えば、本来の後端検出タイミングより早いタイミングを後端検出タイミングとしてしまうと、シートの後端部で画像切れが発生してしまう。画像切れとは、通常よりも大きなフッター部が形成され、画像の一部が途切れてしまう現象である。また、転写バイアスを紙間バイアスに切り替えるタイミングが本来よりも早まることで、画像不良等が発生してしまう。同様に、定着器152の目標温度についても、切り替えのタイミングを誤ると画像不良等が発生してしまう。そのため、シート特性に応じて、後端シーケンスを実行するタイミングを補正することが重要となる。
[シート特性とレジシャッタの復元開始位置との関係]
図7は、シートの坪量とレジシャッタの復元開始位置との関係を示す図である。縦軸は、図3に示した基準位置Ptから復元開始位置までの距離を表している。横軸は、搬送方向(副走査方向)に対して直交する方向(主走査方向)におけるシートの紙幅を表している。上述したように、復元開始位置は、フォトセンサ23がシートの後端を検出するタイミングに密接に関連している。なお、この実験で使用されたシートのサイズは全てA4であったため、シートの紙幅はいずれも210mmであった。
図7では、復元開始位置が上述の初期位置P0に近くなればなるほど、距離が上方にプロットさている。図7から分かるように、坪量70g程度までであれば、レジシャッタ21は、通常の基準位置Ptまで上昇した後で初期位置P0に復元する。すなわち、復元開始位置は基準位置Ptに一致する。一方、坪量が70gを下回るようなシートでは、基準位置Ptより3.0mm程度低い位置で、レジシャッタ21が復元を開始してしまう。よって、本来よりも早いタイミングが後端検出タイミングとなってしまう。
図8は、シートの紙幅とレジシャッタの復元開始位置との関係を示す図である。ここで、距離の計測に使用されたシートの坪量は、全て75gであった。図8から分かるように、紙幅が150mm以上で、レジシャッタ21は、基準位置Ptまで上昇して初期位置P0へ復元する。一方、紙幅が150mmを下回ったあたりから、レジシャッタ21は、基準位置Ptより低い位置までしか上昇せずに復帰してしまう。とりわけ、紙幅が130mmを下回ったあたりから、復元開始位置までの距離が大きく変化していることがわける。すなわち、後端検出タイミングが、本来のタイミングから大幅にずれてくる。
なお、図7で示したグラフによれば、ある坪量を境として急激に復元開始位置が変化することが分かる。一方、図8に示したグラフによれば、紙幅に対する復元開始位置の変化は、坪量に対する復元開始位置の変化に比べ緩やかである。よって、これらのデータに応じて、後端シーケンスの実行タイミングの補正量を決定することが望ましい。
[制御方法]
図9は、実施形態に係る制御方法のフローチャートである。ここでは、コントローラ部510は、不図示のホストコンピュータからの指示に従い、プリント動作を開始する。
ステップS901において、エンジン制御部500のCPU501は、コントローラ部510から給紙口、排紙口、シート種類(紙種)およびシートサイズなどの指定を受信する。上述したように、紙種やシートサイズの情報は、オペレータが操作部520を通じて入力した情報である。CPU501は、シートサイズから紙幅を特定できる。なお、これらの情報は、オペレータの助けを借りることなく、画像形成装置100がセンサ部504からの情報に基づいて決定してもよい。
ステップS902において、CPU501は、コントローラ部510から送信されるプリント動作の開始命令を受信する。CPU501は、カセット150に積載されているシートを給送するよう駆動部506に命令する。これにより、1枚のシートが給紙ローラ151によって送り出される。CPU501は、フォトセンサ23から出力される先端検出信号を監視する。
ステップS903において、CPU501は、シートの先端が特定の位置を通過したことがフォトセンサ23により検出されたか否かを判定する。先端が検出されると、ステップS904に進む。なお、特定の位置とは、例えば、図2に示したレジストローラ対140の設置された位置である。より具体的には、上述した基準位置Ptが特定の位置に相当する。
ステップS904において、CPU501は、先端検出タイミングに従って、順次、先端シーケンスを実行する。そして、CPU501は、フォトセンサ23による後端検出信号を監視する。後端が検出されると、ステップS905に進む。
ステップS905において、CPU501は、シートの後端が特定の位置を通過したことがフォトセンサ23により検出されたか否かを判定する。後端が検出されると、ステップS906に進む。
ステップS906において、CPU501は、シートの特性が後端の通過タイミングの検出に悪影響を及ぼすような特性であるか否かを判定する。ここで、CPU501は、コントローラ部510により指定されたシートの特性に関する情報(例:坪量、紙種、紙幅など)に基づいてシート特性を判定する。悪影響を及ぼすようなシート特性でなければ、ステップS908に進み、CPU501は、後端検出タイミングに従って後端シーケンスを実行する。
一方、悪影響を及ぼすようなタイミングであれば、ステップS907に進み、CPU201は、後端シーケンスの実行タイミングを補正する。例えば、CPU501は、シート特性に起因するタイミングのずれを補正するのに好適な待機時間だけ待機してから、ステップS908に進み、後端シーケンスを実行する。
なお、実行タイミングを補正するための待ち時間は、実験により適切な値が求められることが望ましい。例えば、図7や図8に示した例では、距離3.0mmをシートの搬送速度で除算して得られる値が待ち時間となる。
図10は、実施形態に係る補正時間(待ち時間)を説明するためのシーケンス図である。1001は、フォトセンサ23によってシートの後端が検出されたタイミングを示している。1002は、後端シーケンスについての理想的な実行タイミングを示している。すなわち、後端検出タイミング1001から、補正時間だけ待機すると、理想的な実行タイミング1002となる。
なお、CPU501は、後端シーケンスの実行タイミングを補正するか否かを、シートの種類や紙幅をパラメータとするテーブルに基づいて決定してもよい。当該テーブルには、これらのパラメータと補正の有無の情報が対応付けて登録されている。補正の有無の情報に関しては、例えば、補正無しを補正時間「0」で表現し、補正ありを具体的な補正時間で表現してもよい。なお、テーブルは記憶部507に記憶されているものとする。
以上説明したように本実施形態によれば、画像形成装置100が、シートの後端が通過するタイミングを基準として所定の後端シーケンスを実行する場合に、シートの特性に応じて後端シーケンスを好適に補正することができる。これにより、シートの特性に起因するタイミングの誤りの影響を軽減することができる。
例えば、マスク処理に関しては、画像の途切れなどを抑制できる。また、帯電バイアスなどの印加電圧や定着器152の目標温度の制御に関しては、画像不良等を抑制できる利点がある。
[第2の実施形態]
本実施形態では、シート特性の具体的な判定方法の一例を説明する。
図11は、実施形態に係る後端シーケンスの実行タイミングを補正する方法の一例を示すフローチャートである。ここでは、上述したステップS906とS907をサブルーチン化したものとして説明する。
ステップS1101において、CPU501は、指定された紙種から坪量を特定し、特定された坪量が第1の坪量閾値(例:65g)以下であるか否かを判定する。なお、紙種ごとの坪量については、あらかじめテーブル等により保持されているものとする。坪量が第1の坪量閾値以下であれば、ステップS907に進み、CPU501は、後端シーケンスの実行タイミングを補正する。例えば、CPU501は、第1の坪量閾値に対応する待機時間だけ待機してから、図9に示したメインルーチンに戻る。
一方、指定された紙種に対応する坪量が第1の坪量閾値を超える場合、ステップS1102に進む。ステップS1102において、CPU501は、指定された紙種に対応する坪量が第2の坪量閾値(例:85g)以下であるか否かを判定する。第2の坪量閾値は、第1の坪量閾値よりも大きいことはいうまでもない。坪量が第2の坪量閾値を超える場合は、後端シーケンスの実行タイミングを補正することなくメインルーチンに戻る。
一方、坪量が第2の坪量閾値以下であれば、ステップS1103に進む。ステップS1103において、CPU501は、コントローラ部510により指定されたサイズから紙幅を特定し、特定した紙幅が第1の紙幅閾値(例:130mm)以下であるかどうかを判定する。上述したように紙幅は、シートの搬送方向に対して直交する方向におけるシートの長さを意味する。紙幅が第1の紙幅閾値以下であれば、ステップS907に進み、CPU501は、後端シーケンスの実行タイミングを補正するために、所定の補正時間だけ待ってから、図9のメインルーチンに戻る。
一方、紙幅が第1の紙幅閾値を超えるのであれば、CPU501は、実行タイミングを補正することなく、メインルーチンに戻る。
以上説明したように本実施形態によれば、画像形成装置100が、シートの後端が通過するタイミングを基準として所定の後端シーケンスを実行する場合に、シートの坪量や紙幅に応じて後端シーケンスの実行タイミングを好適に補正することができる。これにより、シートの特性に起因するタイミングの誤りの影響を軽減することができる。
なお、CPU501が、オペレータにより指定されたシートサイズ(例:A4、B5など)から紙幅を特定するため、紙幅を測定するための紙幅測定センサが不要となる利点がある。また、オペレータは、具体的な紙幅を数値入力する必要もない。
[第3の実施形態]
第2の実施形態によれば、CPU501は、オペレータにより指定された紙種に基づいて特定された坪量や紙幅に応じて、後端シーケンスの実行タイミングを補正するものであった。しかしながら、オペレータが紙種の設定を間違えてしまうと、後端シーケンスの実行タイミングが誤って補正されてしまうおそれがある。
そこで、本実施形態では、紙種を自動で判別する特性検出センサ160からの情報に基づいて、後端シーケンスの実行タイミングを補正する方法について説明する。なお、このような特性検出センサ160一例として、メディアセンサについて説明する。
図12は、実施形態に係るにメディアセンサの構成例を示す図である。メディアセンサセンサ1200は、第1の照射手段であるLED1201、第2の照射手段であるLED1204、第1の読取手段であるフォトトランジスタ1203、第2の読取手段であるフォトトランジスタ1202を有している。LED1201を光源とする光は、スリット1211を介してシート搬送ガイド1205上のシートSの表面に対し照射される。また、シート搬送ガイド1205は、シートSの裏面側から光を照射するための窓1220を有している。
シートSからの反射光は、スリット1212、1213を介し集光されてフォトトランジスタ1202、1203により受光される。これによってシートSの光沢度を検出することができる。
LED1204を光源とする光は、光を集光させるためにある集光ガイド1214を通ってシートSの裏面へ照射される。シートSからの透過光は、スリット1212、1213を介してフォトトランジスタ1202、1203により受光される。とりわけ、透過光量は、シートが薄紙、普通紙または厚紙であるかを判別するための材料となる。一般に、透過光量は、シートの厚みに依存するからである。透過光量に基づいて、CPU501は、シートの厚みを算出してもよい。
本実施形態によれば、LED1201は、光軸がシート表面に対し所定の角度を有している。また、LED1204は、光軸がシート裏面に対しほぼ直角で、かつ、フォトトランジスタ1202の真下の位置に配置されている。
CPU501は、フォトトランジスタ1202や1203からの信号に基づいてシートの光沢度に相当する値を算出する。また、CPU501は、フォトトランジスタ1202からの信号に基づいてシートの光透過性に相当する正透過出力値を算出する。なお、記憶部507には、光沢度や透過光量と紙種の関係とを保持するためのテーブルを記憶している。よって、CPU501は、算出された値を用いてテーブルを参照することで、紙種を特定できる。
図13は、第3の実施形態に係る制御方法のフローチャートである。なお、既に説明した個所には同一の参照符号を付すことで、説明が省略される。なお、コントローラ部510は、紙種を指定する際に、メディアセンサ1200により紙種を検出すべきことをエンジン制御部500に通知する(S901)。
ステップS1301において、CPU501は、メディアセンサ1200により取得された情報に基づいて紙種を判別する。その後、ステップS903ないしS905を実行した後で、ステップS1302に進み、CPU501は、判別された紙種が薄紙であるか否かを判定する。薄紙であれば、ステップS907に進み、CPU501は、後端シーケンスの実行タイミングを補正する。例えば、CPU501は、薄紙に対応する待機時間だけ待機してから、ステップS908に進む。
一方、紙種が薄紙でなければ、ステップS1303に進み、CPU501は、紙種が普通紙であるか否かを判定する。普通紙でなければ、後端シーケンスの実行タイミングを補正することなくステップS908に進み、CPU501は、後端シーケンスを実行する。
一方、紙種が普通紙であれば、ステップS1304に進み、CPU501は、コントローラ部510により指定された紙幅が、第1の紙幅閾値(例:130mm)以下であるかどうかを判定する。紙幅が第1の紙幅閾値以下であれば、ステップS907に進み、CPU501は、後端シーケンスの実行タイミングを補正するために、所定の時間だけ待ってから、ステップS908に進む。
一方、紙幅が第1の紙幅閾値を超えるのであれば、CPU501は、実行タイミングを補正することなくステップS908に進み、CPU501は、後端シーケンスを実行する。
このように本実施形態によれば、メディアセンサにより判別された紙種に基づいて後端シーケンスの実行タイミングが補正されるため、シートの特性に起因するタイミングの誤りの影響を軽減することができる。とりわけ、メディアセンサを用いることで、オペレータが紙種の指定を誤った場合に生じうる実行タイミングのずれを抑制できよう。また、オペレータが紙種を指定する作業が不要となる利点もある。
[第4の実施形態]
画像形成装置100が設置される雰囲気環境の違いにより、カセット150に積載されたシートの吸湿量が変化する。高温かつ高湿の環境下で放置された水分を多く含むシートの張力は、標準雰囲気での張力よりも低下する。そのため、シートは、レジシャッタ23により押し戻されやすくなる。
そこで、本実施形態では、シートの坪量および紙幅の情報に加え、雰囲気環境のパラメータ(例:水分量)に応じて後端シーケンスの実行タイミングを補正する方法について説明する。
図14は、実施形態に係る後端シーケンスの実行タイミングを補正する方法の他の例を示すフローチャートである。なお、図14に示すフローチャートは、上述したステップS906および907をサブルーチン化したものである。また、既に説明した個所には同一の参照符号を付すことで、説明を簡略化する。
ステップS1401において、CPU501は、指定された紙種から特定された坪量が第1の坪量閾値(例:65g)以下であるか否かを判定する。坪量が第1の坪量閾値以下であれば、ステップS907に進み、CPU501は、後端シーケンスの実行タイミングを補正する。
一方、坪量が第1の坪量閾値を超える場合、ステップS4102に進む。ステップS1402において、CPU501は、雰囲気水分量を測定する。例えば、CPU501は、環境センサ180により取得された温度および湿度の値から雰囲気水分量を算出する。
ステップS1403において、CPU501は、水分量が閾値(例:15g/m3)以上であるか否かを判定する。閾値以上であれば、ステップS1404に進む。一方、閾値未満であれば、上述したステップS1102に進む。
ステップS1404において、CPU501は、指定された紙種に対応する坪量が第2の坪量閾値(例:85g)以下であるか否かを判定する。坪量が第2の坪量閾値を超える場合は、ステップS1406に進む。
一方、坪量が第2の坪量閾値以下であれば、ステップS1405に進み、CPU501は、コントローラ部510により指定された紙幅が、第2の紙幅閾値(例:145mm)以下であるかどうかを判定する。第2の紙幅閾値は、第1の紙幅閾値よりも大きいことはいうまでもない。紙幅が第2の紙幅閾値以下であれば、ステップS907に進む。一方、紙幅が第2の紙幅閾値を超えれば、実行タイミングを補正することなく、メインルーチンに戻る。
ステップS1406において、CPU501は、坪量が第3の坪量閾値(例:95g)以下であるか否かを判定する。第3の坪量閾値は、第2の坪量閾値よりも大きいことはいうまでもない。坪量が第3の坪量閾値以下であれば、上述したステップS1103に進む。一方、坪量が第3の坪量閾値を超えれば、実行タイミングを補正することなく、メインルーチンに戻る。
以上説明したように本実施形態によれば、画像形成装置100が、シートの後端が通過するタイミングを基準として所定の後端シーケンスを実行する場合に、シートの坪量や紙幅に応じて後端シーケンスを好適に補正することができる。これにより、シートの特性に起因するタイミングの誤りの影響を軽減することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、画像形成装置100における雰囲気環境のパラメータを考慮して後端シーケンスの実行タイミングが補正されるので、雰囲気環境が実行タイミングに与える悪影響を低減することができる。
実施形態に係る画像形成装置の概略的な断面図である。 実施形態に係るシート搬送装置の一例を示す図である。 シートが通過するときの各部の動作を説明するための図である。 シートSの後端が当接面を抜ける前に、レジシャッタが初期位置に復元してしまうことを説明するための図である。 実施形態に係る画像形成装置のシステムブロック図である。 実施形態に係る各種の制御シーケンスを説明するためのシーケンス図である。 シートの坪量とレジシャッタの復元開始位置との関係を示す図である。 シートの紙幅とレジシャッタの復元開始位置との関係を示す図である。 実施形態に係る制御方法のフローチャートである。 実施形態に係る補正時間(待ち時間)を説明するためのシーケンス図である。 実施形態に係る後端シーケンスの実行タイミングを補正する方法の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係るにメディアセンサの構成例を示す図である。 実施形態に係る制御方法のフローチャートである。 実施形態に係る後端シーケンスの実行タイミングを補正する方法の他の例を示すフローチャートである。
符号の説明
106C、106Y、106M、106Bk 画像形成ステーション
11a 搬送ベルト
11b 駆動ローラ
11c、11d、11e 従動ローラ
101 感光体ドラム
102 転写ローラ
103 現像ローラ
104 帯電ローラ
108 スキャナユニット
140 レジストローら
150 カセット
151 給紙ローラ
152 定着器
154 定着ローラ
155 加圧ローラ
160 特性検出センサ
170 紙幅検出センサ
180 環境センサ

Claims (9)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置であって、
    シートの後端が特定の位置を通過するタイミングを検出する検出手段と、
    検出された前記タイミングを基準として、特定の制御シーケンスを実行する実行手段と、
    前記シートが有している特性に応じて前記制御シーケンスの実行タイミングを補正する補正手段と
    を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御シーケンスは、
    前記画像を形成するためのレーザ光のマスク処理と、
    前記画像を形成するために必要となる印加電圧の切り替え処理と、
    前記画像を形成する際に使用される定着手段に設定される目標温度の切き替え処理とのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シートの坪量、前記シートの厚み、前記シートの種類、前記シートの搬送方向に直交する方向における該シートの幅、または前記画像形成装置の雰囲気環境に関するパラメータの少なくとも1つを前記シートの特性として特定する特定手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記特定手段は、画像形成の対象として指定されたシートのサイズに基づいて前記シートの幅を特定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記特定手段は、前記シートの幅を測定する測定手段を含むことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記特定手段は、前記シートの種類を判別する判別手段を含むことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記特定手段は、指定された画像形成モードに基づいて、前記シートの坪量、前記シートの厚み、前記シートの種類を特定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  8. シートを搬送する搬送ローラと、
    前記搬送ローラに対向して配置されるコロ列と、
    前記搬送ローラ又は前記コロ列の軸に回動可能に取り付けられ、前記シートの搬送経路に前記シートに当接する当接面を突出させたシート当接部材と、
    前記シートの搬送方向とは逆の方向に対して前記シート当接部材を付勢する付勢手段と
    を含み、
    前記検出手段は、
    前記シート当接部材の回動動作に連動して動作するセンサフラグと、
    前記センサフラグの動作を検出するフォトセンサと
    を含むことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載された画像形成装置。
  9. シートの後端が特定の位置を通過するタイミングを基準として、特定の制御シーケンスを実行する画像形成装置の制御方法であって、
    前記タイミングを検出する検出工程と、
    前記シートが有している特性に応じて前記制御シーケンスの実行タイミングを補正する補正工程と、
    補正された前記実行タイミングに従って前記制御シーケンスを実行する実行工程と
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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