JP6004804B2 - シート給送装置、シート給送方法及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置、シート給送方法及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数枚のシートを連続して給送可能なシート給送装置、シート給送方法及び画像形成装置に関する。
一般に、プリンタ、複写機等の画像形成装置は、複数のシートが積載部に積載されると共に、この積載部に積載されたシートを、ピックアップローラ、シート分離搬送ローラ対などによって一枚ずつ画像形成部へと分離搬送して画像を形成するように構成されている。
また、上記積載部から画像形成部へと搬送されるシートの位置を検知するために、複数のシート検知センサを有しており、このシート検知センサからの信号に基づいて、後続のシートの給送開始タイミングを決定している。
従来、このようなプリンタにおいて、シート分離搬送ローラ対の搬送方向下流側で、かつ、シート分離搬送ローラ対の近くに第1シート検知センサを設けたものがある。そして、このプリンタは、第1シート検知センサが先行して搬送されたシートの後端の通過を第1シート検知センサが検知してから後続シートの搬送を開始するように構成されている(特許文献1参照)。
上記特許文献1記載のプリンタは、シート間隔を一定に保持するため、第1シート検知センサがシート先端を検知してから、所定時間の間にシート後端を検知するか否かを検出している。より詳しくは、上記特許文献1記載のプリンタは、所定時間内にシート後端を検知できなかった場合には、シートを重送している可能性があるとして、一旦、後続シートの搬送を停止するシート間隔補正制御を行う。また、所定時間の間にシート後端を検知した場合には、シートの重送はないと判断して後続シートの給送を開始するようにしている。
特開2004−107088号公報
ところで、近年、プリンタは、薄紙、厚紙など、種々のシートに画像を形成することが可能に構成されている。しかしながら、上記特許文献1に記載のように、シートの種類を考慮せずに、シート検知センサによるシート後端の検知を起点として次シートの給送を開始すると以下のような問題がある。
即ち、例えば、上記シート検知センサが接触式のセンサの場合、シートの通過に伴って、シートからの押圧力が小さくなったとしても、通常のシートであれば、一定以上の剛性(腰)の強さ及び重さがあるため、後端まで確実にシートを検知できる。しかしながら、給送するシートが薄紙である場合、厚紙に比して軽く、剛性が小さい。そのため、シートの通過に伴って、元々小さいシートからの押圧力が小さくなって行くと、実際にはシートがセンサ上に位置している状態であってもシート後端の通過を検知してしまう虞がある。すると、給送されるシートが薄紙であるか否かによって、シートの後端を検知するタイミングが変わり、次シートの給送タイミングもずれてしまうという問題が生じる。
また、シート検知センサより搬送方向上流側に、斜行補正のために、シート先端が当接してシートからの押圧力により開くシャッタなどがある場合、シートが薄紙であるとシャッタが開くまでに標準的なシートよりも長い時間を必要とする。そのため、このようなシャッタ部材など要因によっても、シートの種類が相違すると、シート検知センサがシートを検知するタイミングのズレを生じることがあり、次シートの給送タイミング、即ちシート間隔が異なってしまうことがある。
このように、シートの種類に応じてシートのシート間隔が異なると、シート給送におけるスループットが異なり、必要以上にシートのスループットが低くなったり、シートの間隔が狭くなって重送してしまったりする虞がある。
そこで本発明は、シートの種類によるスループット差の少ないシート給送装置、シート給送方法及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係るシート給送装置は、複数枚のシートが載置されるシート載置部と、前記シート載置部に載置されたシートを分離して一枚ずつ給送する給送部と、前記シートの搬送路に設けられ、前記給送部から前記搬送路に給送されたシートを検知するシート検知センサと、給送されるシートのサイズに基づいて、前記シート検知センサがシートの先端を検知してから後端を検知するまでの検知時間の基準値を取得し、実際に前記搬送路を搬送されてきたシートを前記シート検知センサが検知した際の前記検知時間の実測値が、前記基準値よりも短い場合、前記シート検知センサが先端を検知してから次シートの給送を開始するまでの所定時間を、基準となる第1時間よりも短い第2時間に補正する制御部と、を備え、前記シート検知センサは、前記制御部に信号を出力するセンサ部と、前記搬送路に突出して前記シートと当接する当接部材と、前記シートと当接する当接位置となるように前記当接部材を付勢する付勢部材と、を備え、前記当接部材がシートと当接して所定の力で押圧されると、前記付勢部材による付勢力に抗して前記当接部材が移動し、前記センサ部からの信号が切換わる、ことを特徴とする。
また、本発明は、複数枚のシートが載置されたシート載置部から一枚ずつシートを分離して給送すると共に、センサ部と、搬送路に突出してシートと当接する当接部材と、シートと当接する当接位置となるように前記当接部材を付勢する付勢部材と、を備え、前記当接部材がシートと当接して所定の力で押圧されると、前記付勢部材による付勢力に抗して前記当接部材が移動し、前記センサ部からの信号が切換わるシート検知センサの検知結果に基づいて、シートの給送タイミングを補正可能なシート給送方法において、演算装置が、給送されるシートのサイズに基づいて、前記シート検知センサがシートの先端を検知してから後端を検知するまでの検知時間の基準値を取得する取得工程と、前記演算装置が、前記搬送路を搬送されてきたシートを前記シート検知センサが実際に検知した前記検知時間の実測値が、前記基準値よりも短いか否かを比較する比較工程と、前記演算装置が、前記実測値が前記基準値よりも短い場合、前記シート検知センサによりシートの先端を検知してから次シートの給送を開始するまでの所定時間を、基準となる第1時間よりも短い第2時間に補正する補正工程と、を備えた、ことを特徴とする。
本発明によると、給送されるシートサイズに基づいてシート検知センサがシートの先端を検知してから後端を検知するまでの間の検知時間の基準値を取得する。そして、この基準値と、実際にシート検知センサが検知した検知時間の実測値とを比較して、実測値が基準値よりも短い場合、センサがシートの先端を検知してから次シートの搬送を開始するまでの時間を短く補正する。これにより、シート間隔が広がる傾向のある剛性の小さい薄いシートであっても、適切な間隔で給送することができ、シートの種類によらず安定したスループットを実現することができる。
本発明の実施の形態に係るプリンタの構造を示す模式図。 本発明の実施の形態に係るシート給送装置を示す模式図。 本発明の実施の形態に係るプリンタの制御部を示す模式図。 本発明の実施の形態に係るシート給送装置であって、剛性の小さいシートがシャッタに当接する状態を説明する図。 本発明の実施の形態に係るシート給送装置であって、剛性の大きいシートがシャッタに当接する状態を説明する図。 (a)剛性の小さいシートがTOPセンサに到着した状態を示す図、(b)剛性の小さいシートがTOPセンサを通過する状態を示す図。 (a)剛性の大きいシートがTOPセンサに到着した状態を示す図、(b)剛性の大きいシートがTOPセンサを通過する状態を示す図。 本発明の実施の形態に係るシートの給送動作を示すフローチャート図。 本発明の実施の形態に係るシートの給送動作を示すタイムチャート図であって、(a)は、剛性の大きいシートの場合、(b)は、剛性の小さいシートの場合。 比較例におけるシート給送動作を示すタイムチャート図であって、(a)は、剛性の大きいシートの場合、(b)は、剛性の小さいシートの場合。
[画像形成装置の概略構成]
以下、本発明の実施の形態に係るシート給送装置について図面に沿って説明を行う。図1に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置としてのプリンタ1は、複数のシートSを載置するシートトレイ(シート載置部)2を有していると共に、このシートトレイ2に載置されたシートSを一枚ずつ分離して給送するシート給送装置10を備えている。
また、プリンタ1は、シート給送装置10により給送されたシートSにトナー像(画像)を形成する画像形成部20を有している共に、この画像形成部20にてトナー像が形成された後のシートを搬送するシート搬送装置30を有している。プリンタ1は更に、シートを加熱及び加圧して画像形成部20によって形成されたトナー像をシートに定着させる定着装置40を有しており、トナー像が定着されたシートSをシート搬送装置30によって排出トレイ50に排出するように構成されている。
より詳しくは、上記画像形成部20は、感光体ドラム21と、該感光体ドラム21を帯電させる帯電ローラ22と、レーザ光学装置23とを備えている。このレーザ光学装置23は、入力された画像情報に基づいて上記感光体ドラム21にレーザ光Lを照射し、静電的に感光体ドラム上に画像(静電潜像)を形成する。また、画像形成部20は、静電潜像が形成された感光体ドラム21を、トナーを用いて現像する現像ローラ24を有していると共に、上記感光体ドラム21と共に転写ニップ25を形成する転写ローラ26を有している。
転写ローラ26は所定のバイアス電圧が印加されるように構成されており、このバイアス電圧により転写ニップ25に搬送されて来たシートSに感光体ドラム21のトナー像が転写されるようになっている。また、シートSにトナー像を転写した後の感光体ドラム21は、その表面に残ったトナーをクリーニングブレード27によって清掃されるようになっている。
上記定着装置40は、未定着のトナー像が転写されたシートSを加熱及び加圧する加熱ニップ41を形成しており、加熱ローラ42、ヒータ43及び加圧ローラ44を有している。加熱ローラ42は、ヒータ43を内蔵した中空円筒状のローラであり、シートSの加熱ニップ41への搬送に合わせて所定温度に加熱される。また、加圧ローラ44は、上記加熱ローラ42に対して所定圧で接しており、加熱ローラ42と共に上記加熱ニップ41を形成している。
[シート給送装置及びシート搬送装置の構成]
ついで、シート給送装置の構造について、図1及び図2に基づいて説明をする。図1に示すように、プリンタ1は、上記画像形成部20及び定着装置40と協動しつつ、シート給送装置10及びシート搬送装置30によってシートSをシートトレイ2から排出トレイ50まで搬送している。これらシート給送装置10及びシート搬送装置30は、複数のローラ及びセンサなどを備えている。シート搬送装置30は、それぞれ画像形成部20、定着装置40を通過したシートSを検知するセンサ31,32及び排出トレイ50に排出されるシートSを検知するセンサ33,34を有していると共に、3つの搬送ローラ対35〜37を有している。
上記シート給送装置10は、図2に示すように、プリンタ本体部内にて上下に配置されたシートトレイ2及び画像形成部20間を接続するシート搬送路11を有している。シート搬送路11は、湾曲した内側搬送ガイド111及び外側搬送ガイド112により構成されている。
また、シート給送装置10は、給送ローラ12及び分離ローラ対13を有しており、これら給送ローラ12及び分離ローラ対13によってシートトレイ2上のシートSを分離して一枚ずつシート搬送路11に給送する給送部14を構成している。即ち、シートトレイ2に積載されたシートSは、給送ローラ12によってシートトレイ2からピックアップされて分離ローラ対13まで給送されると共に、分離ローラ対13のニップによって一枚ずつ分離されてシート搬送路11へと搬送される。なお、上記給送ローラは、駆動機構121に昇降自在に構成されている。
給送部14のシート搬送方向下流側には、画像形成部20のシート搬送方向における上流側に整合部15が形成されており、また、これら給送部14及び整合部15の間には、中間搬送ローラ対16が配設されている。
整合部15は、レジストレーションローラ対151、シャッタ機構(規制部材)152、TOPセンサ153を備えている。レジストレーションローラ対151は、駆動ローラ151aと対向ローラ151bとによってニップを形成しており、感光体ドラム21と転写ローラ26との転写ニップ25にシートSを搬送するように構成されている。
また、シャッタ機構152は、駆動ローラ151aの回転軸151cと同軸上に設けられている。シャッタ機構152は、回転式のシャッタ機構であり、駆動ローラ151aの回転軸151cに回動自在に取り付けられたシャッタ152aと、シャッタ152aを付勢するコイルバネ152bとを有して構成されている。
より具体的には、上記シャッタ152aは、搬送路(内側及び外側搬送ガイドの間)11に突出する突起部152a1を有していると共に、コイルバネ152bは、突起部152a1が搬送路に突出する方向にシャッタ152aを付勢している。
また、TOPセンサ153は、レジストレーションローラ対151のシート搬送方向下流側にあって、このレジストレーションローラ対151の近傍に配設されている。このTOPセンサ153は、搬送路上のシートSを検知するセンサである。また、TOPセンサ153は、センサフラグ153aと、プリンタ本体に設けられセンサフラグ153aが回動自在に取り付けられる回動軸153bと、コイルバネ153cと、フォトインタラプタセンサ153dとで構成されている。
センサフラグ153aは、搬送路11上に突出してシートSに当接する当接部材であり、回動軸153bを挟んで搬送路側の端部がシート当接する当接部153a1となっている。また、この当接部153a1と反対側の端部がフォトインタラプタセンサ153dの受光部分を遮蔽する遮蔽部153a2となっている。更に、付勢部材としてのコイルバネ153cは、センサフラグ153aを、センサフラグ153aの当接部153a1がシートSと当接する当接位置(図2の位置)となるように付勢している。なお、コイルバネ153cの付勢力は、フォトインタラプタセンサ153dの受光部を遮蔽部153a2が遮蔽する遮蔽位置(図6(b)の位置)から上記当接位置へのセンサフラグ153aの復帰速さと、求められるセンサ感度に基づいて設定される。
フォトインタラプタセンサ153dは、センサフラグ153aと並設されており、センサフラグ153aが遮蔽位置となって遮蔽部153a2が受光部を遮蔽すると、検知信号(オン信号)を後述するプリンタ1の制御部60(図1参照)に出力する。即ち、TOPセンサ153は、上記フォトインタラプタセンサ153dの受光部がセンサフラグ153aによって遮蔽されることによってシートの先端を検知する。そして、制御部60は、フォトインタラプタセンサ153dからの検知信号によってシートSの先端の到着を認識することができる。また、シートSがTOPセンサ153を通過して、センサフラグ153aが図6(b)の位置になった瞬間に上記検知信号が非出力になると、この検知信号のオン・オフの切り換わりによってTOPセンサ153はシートSの後端を検出することができる。このフォトインタラプタセンサ153dからの検知信号が非出力となることにより、制御部60はシートSの後端が抜けたことを認識することができる。
従って、シートSが整合部15に給送されてくると、まず、その先端部がシャッタ152aの突起部152a1と当接し(例えば図4参照)、その先端位置が揃えられる。そして、シートSの搬送力によりコイルバネ152bの付勢力及びシャッタの自重に抗してシャッタ152aを回動させるとシートSは斜行が補正され、シートSの先端は回転しているレジストレーションローラ対151のニップに挟持される。
レジストレーションローラ対151のニップに進入したシートSは、レジストレーションローラ対151によって搬送されると共に、TOPセンサ153によってその先端位置が検知される。そして、レジストレーションローラ対151によって、感光体ドラム21の回転にタイミングを合わせて転写ニップ25へと搬送される。
なお、シート検知センサとしての上記TOPセンサ153は、必ずしもフォトインタラプタセンサ153dの受光部が遮断された際に検知信号を制御部60に出力するものではなくても良い。例えば、常時、制御部60に信号を出力し、受光部が遮断されたら信号の出力を停止するようにしても良い。即ち、上記センサフラグ153aの遮断位置は、TOPセンサ(センサ部)153の信号の出力・非出力を切換える切換位置であれば良い。
[制御部の構成]
ついで、上記プリンタ1の制御部60について、図3に基づいて説明をする。プリンタ1の制御部60は、図3に示すように、演算装置601及び記憶装置602を有するコンピュータ本体に、上記画像形成部20、定着装置40、シート搬送装置30及びシート給送装置10が接続されて構成されている。また、コンピュータ本体には、プリントジョブを出力する外部コンピュータ80や、操作パネル70なども接続されている。
上記記憶装置602には、画像形成部20、定着装置40、シート搬送装置30などの制御ドライバや、シート給送装置10にシートトレイ2からシートSを給送させる給送動作を実行させるシート給送プログラム91などの各種プログラムが格納されている。また、その他にも、記憶装置602には、搬送可能な各シートサイズにおいて、TOPセンサ153がシート先端を検知してからシート後端が検知されるまでの検知時間の基準値Tsを記載した検知時間基準マップ92なども格納されている。
より詳しくは、コンピュータ本体は、CPU601aを主体として上記演算装置601を構成しており、CPU601aには、ROM602a及びRAM602bがバス61を介して接続されている。ROM602aには、コンピュータの基本制御に必要なプログラムが格納されていると共に、上述したシート給送プログラム91などの各種プログラムやデータが格納されている。RAM602bには、CPU601aに対する作業領域が確保される。
また、CPU601aには、バス61に接続された入力インターフェース603を介して、外部コンピュータ80が接続されており、印刷を行う画像情報や、部数、シートサイズなどのプリントジョブをプリンタ1のCPU601aと通信可能になっている。更に、入力インターフェース603を介して、記録メディア93に記録された画像情報などをCPU601aと通信可能になっていると共に、バス61には、使用者がプリントを行うに際してシートのサイズや部数を設定可能な操作パネル70が接続されている。
また、上記入力インターフェース603を介して、CD、フラッシュメモリなどの記録媒体82,93に記憶されたシート給送プログラム91や検知時間基準マップ92をROM602a/RAM602bに格納出来るようになっている。これらシート給送プログラム91や検知時間基準マップ92は、バス61に接続された通信装置604を介してインターネット等から配信されてROM602a/RAM602bに格納することもできる。
また、本実施の形態では、上記プリンタ1の制御部60(演算装置)とシート給送装置10との制御部は一体に形成され、このプリンタ1の制御部60がシート給送装置10の制御部となっているが、これらの制御部を別体に構成されていても良い。また、シート給送装置10の制御部として外部コンピュータ80の制御部81を用いても良く、これらプリンタ1と外部コンピュータ80の制御部が協動してシート給送装置10を制御しても良い。外部コンピュータ80の制御部81によってシート給送装置10を制御する場合、シート給送プログラム91は、外部コンピュータ80の記憶装置83に記憶されても良い。更に、CPUと画像処理装置や音声処理装置を協動させて演算装置を構成しても良い。
[シートの種類に基づく給送動作の比較]
ついで、図4乃至図7に基づいて、シートの種類に基づく給送動作の相違について説明をする。まず、シートトレイ2に載置されているシートSが薄紙のような剛性の小さいシートS1である場合におけるTOPセンサ153までの給送動作について図4に基づいて説明をする。図4に示すように、シートトレイ2から給送されるシートは、給送部14及び中間搬送ローラ対16によって、その先端がシャッタ152aに当接するまで搬送される。この時、給送されるシートが剛性の小さいシート(薄紙)S1であると、シートS1は外側搬送ガイド112に沿って湾曲した搬送路11を大回りしながら搬送される。
剛性の小さいシートS1は、シャッタ152aに当接することによってその先端が整列された後、シャッタ152aと中間搬送ローラ対16との間の湾曲した搬送路11で大きなループを作る。そして、シートS1の剛性で充分にテンションが張ってからシャッタ152aを付勢しているバネ力およびシャッタ152aの質量に抗してシャッタ152aを回動させる。その後、シートS1はレジストレーションローラ対151のニップに到着する。
駆動ローラ151aの回転駆動によってシートS1の先端が上記レジストレーションローラ対151のニップを通過すると、図6(a)に示すように剛性の小さいシートS1の先端がTOPセンサ153に当接してセンサフラグ153aを回動させる。センサフラグ153aが回転して遮蔽位置になると、制御部60は、TOPセンサ153からの検知信号によってシート先端の到着を認識する。
一方、給送されるシートSが厚紙のような剛性の大きいシートS2の場合、図5に示すように、シートS2は中間搬送ローラ対16に搬送された後、湾曲した搬送路11を大きい剛性でショートカットしながら搬送される。そしてシャッタにシート先端が当接した後、中間搬送ローラ対16とシャッタ152aとの間の湾曲した搬送路11でループを作ることなく、剛性の力でシャッタ152aを回動させてレジストレーションローラ対151のニップに進入する。レジストレーションローラ対151のニップをシートS2の先端が抜けると、図7(a)に示すように、TOPセンサ153にシートの先端が当接してセンサフラグ153a回動させ、制御部60にシートS2先端の到着を認識させる。
このように、剛性の小さいシートS1では、シャッタ152aを回動させるのに、これらシャッタ及び中間搬送ローラ対16との間にて大きなループを作る必要がある。そのため、剛性の大きいシートS2に比してこのループを作っている分だけ給送が開始されてからTOPセンサ153に到着するまでの時間を要する。
即ち、制御部60(図1及び図3参照)から給送開始信号が出力されてから、TOPセンサ153が検知するまでの到着時間の内、剛性の小さいシートの到着時間をTw、剛性の大きいシートの到着時間をTgとすると、Tg<Twとなる。
ここで、シート給送装置10を制御する制御部60は、上記TOPセンサ153がシートSの先端を検知してから所定時間経過後に次シートSの給送開始信号を出力する。この時、剛性の大きいシートS2及び剛性の小さいシートS1のどちらの場合であっても、TOPセンサ153から検知信号が出力されてから時間Ta後に次シートの給送を開始させると、到着時間の差によって剛性の小さいシートS1のシート間隔が長くなる。
また、図6(b),図7(b)に示すように、シートが画像形成部20の転写ニップ25へと搬送されてシート後端がレジストレーションローラ対151のニップを抜けると、シートを拘束する力が転写ニップ25での挟持圧のみとなる。
そのため、搬送されるシートが剛性の小さいシートS1の場合、TOPセンサ153のコイルバネ153cの付勢力に押されて、図6(b)に示すように、シート後端が浮き上がってしまう。その結果、シートS1の後端が完全に通過する前にセンサフラグ153aが遮蔽位置から図6(b)に示す非検知位置へと移動してしまい、制御部60にシートS1の通過を実際よりも早く認識させてしまう。
一方、シートが厚紙のようなシートの場合、シートS2の剛性が大きい。このため、図7(b)に示すように、シートS2の後端がレジストレーションローラ対151のニップを抜けても、転写ニップ25の挟持圧のみでシートS2の後端は内側搬送ガイド111に押し付けられて搬送される。
従ってTOPセンサ153(センサフラグ153a)を遮蔽位置から当接位置に復帰させるコイルバネ153cの付勢力によりシートS2の後端が浮き上がることはなく、シート後端がTOPセンサ153上を通過するまで、センサフラグ153aは回転できない。そして、TOPセンサ153のセンサフラグ153aは、シートS2が完全に通過した後にセンサフラグ153aがフォトインタラプタセンサ153dの受光部(検知部)から外れて、制御部60にシートS2の通過を認識させる。
このように、TOPセンサがシートの先端を検知してからシートの後端を検知するまでの検知時間は、同じサイズのシートであっても、剛性の小さいシートS1の場合の検知時間T1が剛性の大きいシートS2の場合の検知時間T2よりも短くなる(T1<T2)。
制御部60は、上記検知時間に基づいてシートの間の間隔を判断するため、検知時間の短い剛性の小さいシートS1は、上記TOPセンサ153に到達する到着時間が長いのに加えて、制御部60の認識上においても、そのシート間隔が長いと認識される。
ところで、シートの紙間が異常に短くなった場合に、通紙方向下流部でのジャムの発生を防止するためにプリントを中止する制御である『紙間異常エラー』の時間的閾値T0は、剛性の大きいシートS2でも満足できるようなマージンを持って設定される。この閾値とマージンを考慮して、先行シート先端がTOPセンサ153に到着してから後続シートの給送開始信号を出力するまでの所定時間が決められる。なお、上記『紙間異常エラー』とは、より具体的には、先行シートのシート後端が通過したことを制御部60が認識してから、後続シートのシート先端の検知を制御部60が認識するまでの時間が、許容値よりも短くなった場合の制御である。この『紙間異常エラー』が実行されると、シート搬送方向下流側における反応の低いセンサや、切替動作の遅いフラッパ等によるジャム発生を予め防止するために、先行シートと後続シートへのプリントを中止し、これら両シートをそのまま排紙する。
剛性の小さいシートは、実際には剛性の大きいシートと同じシート長さであり、同じシート間隔で給送されても問題は発生しない。しかし、シートの種類によらずに所定時間を基準となる第1時間Taに固定してしまうと、制御上、シートの種類に応じてシート間隔がばらつく虞がある。具体的には、剛性の小さいシートS1では、図10(b)に示すタイミングチャートのように、給送タイミングの間隔(Tw+Ta)が長くなり、必要以上の紙間が開くことになり紙間時間は(T0+α)となる。つまり同じサイズのシートをプリントしても剛性の小さいシートS1のスループットは小さくなってしまう。
なお、上記第1時間Taは、剛性の大きいシートS2の給送開始信号からシート先端到着検知までの時間Tgとスループットから決まる時間である。詳しくは、第1時間Taは、紙間が一番短くなる剛性の大きいシートS2において『紙間異常エラー』が発生しないように設定した最短の給送タイミングである。
[シート給送動作]
ついで、上記シートの種類に起因するスループットのばらつきを小さくした、本実施の形態に係るシート給送装置10の給送動作について図8及び図9に基づいて説明をする。外部コンピュータ80からプリントジョブがプリンタ1の制御部60に入力されると、制御部60は、このプリントジョブに含まれるシートのサイズ情報に基づいて、検知時間基準マップ92を参照する。そして、この検知時間基準マップ92から検知時間の基準値Tsを取得して、シートの給送を開始する(図8のS1、取得工程)。
なお、本実施の形態においては、この基準値Tsは、プリント時に設定された各シートサイズにおいて、給送開始から制御部60がシートの先端の到着を認識するまでの時間が早い剛性の大きいシートS2における検知時間の標準値である。この標準値は、予め実験によって求められる。
次に制御部60は、連続プリントの給送開始信号を各ローラに出力し(図9の時点t1)、給送ローラ12及び分離ローラ対13によって、シートトレイ2から第1枚目のシートを搬送路11へと給送する(図8のS2)。
搬送路11に給送されたシートは、中間搬送ローラ対16によって搬送され、シャッタ152aと当接してその先端位置が揃えられながらシャッタ152aを回動させ、レジストレーションローラ対151のニップに進入する。
そして、プリントジョブ(制御部からの給送指令)が出力されてから最初の第1枚目のシートの先端がレジストレーションローラ対151のニップを抜け、TOPセンサ153のセンサフラグ153aと当接し、このセンサフラグ153aを遮蔽位置に回転させる。センサフラグ153aが遮蔽位置になると、TOPセンサ153から制御部60に検知信号が出力される(図8のS3、図9の時点t2)。
制御部60は、TOPセンサ153がオンしてシート先端がTOPセンサ153に到着したことを認識すると、TOPセンサ153からの検知信号が入力されてから第1時間ta後に次シートの給送指令を出力する(図8のS4、図9の時点t3)。
そして、第1枚目のシートがTOPセンサ153を通過してTOPセンサ153がオフになる、即ち、TOPセンサ153からの検知信号が非出力状態に切り換わると、制御部60は、第1枚目のシートの後端を検出する(図8のS5、図9の時点t4)。制御部60は、第1枚目のシートの後端の通過を検出すると、TOPセンサ153がこの第1枚目のシートの先端を検知してから後端を検知するまでの検知時間の実測値Tmを求め、取得工程にて所得した検知時間の基準値Tsと比較する(図8のS6、比較工程)。
この時、上記実測値Tmが基準値Tsよりも短くない場合(Tm≧Ts)、制御部60は通常のシートが給送されていると判断する(S6のNo)。そして、第二枚目のシートがTOPセンサ153をオン(図8のS7、図9の時点t5)してから第1時間Taを経過後に、第3枚目のシートの給送指令を出力する(図8のS8、図9の時点t6)。以後、4枚目以降のシートも同様に、制御部60は、シートがTOPセンサ153をオン(図8のS9、図9の時点t7)してから第1時間Ta経過後にシートの給送指令を出力する(図8のS10、図9の時点t7)。そして、給送枚数が目標枚数(本実施の形態では4枚)に達すると、シートの給送を終了する(図8のS11)。
一方、制御部60は、上記実測値Tmが基準値Tsよりも短い場合(Tm<Ts)、剛性の小さいシートが給送されていると判断する(S6のYes)。そして、シート先端をTOPセンサ153が検知してから次シートの給送を開始するまでの所定時間を、第1時間Taよりも短い第2時間Tbに補正する(図8のS12、補正工程)。
より具体的には、上述したようにシートには様々な種類の剛性のものが存在し、それに応じて給送開始信号が出力されてからTOPセンサ153がシート先端を検知するまでの到着時間も変動するため、上記所定時間の補正時間も可変にすることが理想的である。即ち、上記第2時間Tbは、想定するシートの剛性の弱さにおける各サイズのシートにおいて、規定のシート間隔になるように定められた固定値であっても良いが、シートの剛性に応じて可変することがより好ましい。言い換えると、第2時間Tbは、規定のシート間隔(例えば図9のT0)からシートの剛性が小さいことに起因して広がったシート間隔のマージン(例えば図9のα)が少なくなるよう(理想的には0になるよう)に補正される。そして、このマージンがシートの剛性の強さによって可変であるため、第2時間Tbも可変であることが望ましい。
ここで、上述したように、TOPセンサ153がシートを検知する検知時間の実測値Tmは、シートの剛性に応じて変化する。即ち、検知時間の実測値Tmの長さによってシートの剛性の強さ度合いを判断できるので、検知時間の基準値Tsと実測値Tmとの差分(Ts−Tm)を、シートの剛性の強さの度合いの目安とすることができる。
そのため、実験により求められる定数をCとして、第2時間Tbは、以下の式(1)のように規定することができる。
Tb=Ta−C(Ts−Tm)・・・・・・・(1)
従って、制御部60は、実測値Tmが基準値Tsよりも小さい場合、TOPセンサ153が第2枚目のシートの先端を検知(図8のS13、図9の時点t9)してから第2時間Tb経過後に第3枚目のシートの給送を開始する(図8のS14、図9の時点t10)。また、制御部60は、第4枚目のシートも同様に、TOPセンサ153が第3枚目のシートの先端を検知(図8のS15、図9の時点t11)してから第2時間Tb経過後に給送を開始し(図8のS16、図9の時点t12)、給送動作を終了する(図8のS17)。即ち、制御部60は、第3枚目以降のシートは、検知時間の実測値Tmが基準値よりも短い場合、TOPセンサ153がシートの先端を検知してから第2時間Tbを経過後に給送を開始する。
このように、シートの長さを検知している時間である上記検知時間の実測値Tmを、基準値Tsと比較することによって、剛性の大きいシートであるか、剛性の大きいシートであるかを識別することができる。特に、この検知時間の実測値Tmは、同じシートの種類であれば、ばらつきはほとんどないため、シートの剛性の強弱(大小)を精度よく識別できる。
また、制御部60は、検知時間の実測値Tmは基準値Tsよりも短い場合、TOPセンサ153がシートの先端を検知してから次シートの給送を開始するまでの所定時間を、基準となる第1時間Taよりも短い第2時間Tbに補正する。これにより、給送されるシートの間隔が剛性の大きいシートよりも広がる剛性の小さいシートであっても、規定のシート間隔にて給送することができ、不要な紙間でスループットをロスすることなく連続プリントすることができる。即ち、同じシートサイズであれば剛性の違い等があっても、先行シートと後続シートの紙間がばらつくことなく、安定したスループットを確保することができる。
また、上記第2時間Tbを実測値Tmに基づいて可変するように構成したことによって、シートの剛性の強さによって変化する給送されるシートの間隔を、給送されるシートの剛性の強さに応じて補正することができ、適切な間隔でシートを給送することができる。
更に、第1枚目のシートに対して検知時間の比較を行い、この結果により、第3枚目以降のシートに対しては、検知時間の比較を行わないことによって、演算装置の演算量を少なくすることができる。
なお、本実施の形態では、上述したように比較工程を第1枚目のシートに対してのみ行ったが、いずれのシートに対して行っても当然良く、給送動作中、常に比較工程及び補正工程を行なっても良い。また、比較工程の結果は、必ずしも同一プリントジョブ中のものではなく、他のプリントジョブにおける結果を引き継いでも良い。更に、上記検知時間の実測値Tmを第1枚目のシートの検知時間の実測値としたが、複数枚のシートの検知時間の実測値の平均を、実測値Tmとしても良い。
また、比較工程において、検知時間の実測値Tmと基準値Tsとを比較しているが、例えば、この検知時間にシートの給送速度を掛けてシート長さとして比較したとしても、本実施の形態の検知時間の比較の一部である。更に、検知時間基準マップ92は、シートサイズと給送速度との関係によって構成されており、給送速度及びシートサイズが変化すると、この検知時間の基準値も変化する。なお、給送速度の変化がない場合、必ずしもこのようなマップの形で検知時間の基準値を記憶している必要はない。
また、本実施の形態に係るシート給送装置10は、プリンタだけではなく、ファックス、複合機、ADF、スキャナなどにも搭載することができる。更に、シート検知装置は、TOPセンサだけではなく、種々の接触式センサによって構成されても良く、また、非接触センサによって構成されても良い。
また本実施の形態では、シートと当接して所定の力で押圧されると、付勢力に抗して当接部材(センサフラグ)をセンサ部(フォトインタラプトセンサ)の信号の出力・非出力を切換える切換位置にさせる付勢部材としてのコイルバネ152b,153cを用いた。しかし、この付勢部材を、板バネ、ゴムなどの他の弾性性部材によって構成しても良い。更に、シート載置部は、横置きのトレイだけではなく、縦置き形状や、複数のシートを挟持する形に形成されているものなど、どのような形をしていても良い。
また、シート検知センサのシート搬送方向上流側にて、シートの先端と当接してその先端位置を揃える規制部材として回転式のシャッタ機構を用いたが、必ずしもこのような回転式のシャッタである必要はない。即ち、規制部材として、上下やシートの幅方向に直線的に移動するシャッタ機構、壁部などを用いても良い。
2:シート載置部(シートトレイ)、10:シート給送装置、11:搬送路、14:給送部、153:シート検知センサ(TOPセンサ)、60:制御部、601:演算装置、Ts:基準値、Tm:実測値、Ta:第1時間、Tb:第2時間

Claims (9)

  1. 複数枚のシートが載置されるシート載置部と、
    前記シート載置部に載置されたシートを分離して一枚ずつ給送する給送部と、
    前記シートの搬送路に設けられ、前記給送部から前記搬送路に給送されたシートを検知するシート検知センサと、
    給送されるシートのサイズに基づいて、前記シート検知センサがシートの先端を検知してから後端を検知するまでの検知時間の基準値を取得し、前記搬送路を搬送されてきたシートを前記シート検知センサが検知した際の前記検知時間の実測値が、前記基準値よりも短い場合、前記シート検知センサが先端を検知してから次シートの給送を開始するまでの所定時間を、基準となる第1時間よりも短い第2時間に補正する制御部と、を備え、
    前記シート検知センサは、前記制御部に信号を出力するセンサ部と、前記搬送路に突出して前記シートと当接する当接部材と、前記シートと当接する当接位置となるように前記当接部材を付勢する付勢部材と、を備え、前記当接部材がシートと当接して所定の力で押圧されると、前記付勢部材による付勢力に抗して前記当接部材が移動し、前記センサ部からの信号が切換わる、
    ことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記制御部は、給送指令がなされてから最初に給送される第1枚目のシートに対して前記実測値と前記基準値との比較を実行し、第2枚目のシートは、前記シート検知センサが前記第1枚目のシートの先端を検知してから前記第1時間を経過後に給送を開始し、第3枚目以降のシートは、前記検知時間の実測値が前記基準値よりも短い場合、前記シート検知センサがシートの先端を検知してから前記第2時間を経過後に給送を開始する、
    請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記第1時間をTa、前記第2時間をTb、前記基準値をTs、前記実測値をTm、定数をCとすると、
    Tb=Ta−C(Ts−Tm)
    である、
    請求項1又は2記載のシート給送装置。
  4. 前記搬送路の前記シート検知センサのシート搬送方向上流側にて、シートの先端と当接してその先端位置を揃える規制部材を備えた、
    請求項1乃至3のいずれか1項記載のシート給送装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項記載のシート給送装置と、
    前記シート給送装置から送り出されたシートに画像形成する画像形成部と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 複数枚のシートが載置されたシート載置部から一枚ずつシートを分離して給送すると共に、センサ部と、搬送路に突出してシートと当接する当接部材と、シートと当接する当接位置となるように前記当接部材を付勢する付勢部材と、を備え、前記当接部材がシートと当接して所定の力で押圧されると、前記付勢部材による付勢力に抗して前記当接部材が移動し、前記センサ部からの信号が切換わるシート検知センサの検知結果に基づいて、シートの給送タイミングを補正可能なシート給送方法において、
    演算装置が、給送されるシートのサイズに基づいて、前記シート検知センサがシートの先端を検知してから後端を検知するまでの検知時間の基準値を取得する取得工程と、
    前記演算装置が、前記搬送路を搬送されてきたシートを前記シート検知センサが実際に検知した前記検知時間の実測値が、前記基準値よりも短いか否かを比較する比較工程と、
    前記演算装置が、前記実測値が前記基準値よりも短い場合、前記シート検知センサによりシートの先端を検知してから次シートの給送を開始するまでの所定時間を、基準となる第1時間よりも短い第2時間に補正する補正工程と、を備えた、
    ことを特徴とするシート給送方法。
  7. 前記比較工程における前記検知時間の比較は、前記演算装置に給送指令がなされてから最初に給送される第1枚目のシートに対して実行され、第2枚目のシートは、前記シート検知センサが前記第1枚目のシートの先端を検知してから前記第1時間を経過後に給送が開始され、第3枚目以降のシートは、前記比較工程における前記検知時間の実測値が前記基準値よりも短い場合、前記シート検知センサがシートの先端を検知してから前記第2時間を経過後に給送が開始される、
    請求項記載のシート給送方法。
  8. 前記第1時間をTa、前記第2時間をTb、前記基準値をTs、前記実測値をTm、定数をCとすると、
    Tb=Ta−C(Ts−Tm)
    である、
    請求項又は記載のシート給送方法。
  9. 請求項乃至のいずれか1項記載のシート給送方法の各工程を実行するシート給送プログラム。
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