JP2010132865A - 難燃性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

難燃性オルガノポリシロキサン組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】高温下に曝された場合でも硬化物から気泡が発生せず、従って防水防湿性の低下や電気絶縁性の低下のない、耐熱性に優れた難燃性オルガノポリシロキサン組成物を提供する。
【解決手段】(A)下記一般式(1):
【化4】
Figure 2010132865

(式中、R1は水素原子又は一価炭化水素基を示し、R2は一価炭化水素基を示し、Zは独立に酸素原子又は二価炭化水素基を示し、aは0,1又は2を示し、nは10以上の整数である。)
で示されるオルガノポリシロキサン、(B)ベーマイト、(C)下記一般式(2):
3 bSiX4-b (2)
(式中、R3は一価炭化水素基を示し、Xは加水分解性基を示し、bは0,1又は2である)で表される有機ケイ素化合物、その部分加水分解縮合物またはそれらの組み合わせを含有してなる難燃性オルガノポリシロキサン組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、耐熱性に優れた難燃性オルガノポリシロキサン組成物に関する。
従来、オルガノポリシロキサン組成物は、接着剤、防水防湿コーティング材、電気絶縁シール材、建築用シーリング材等の用途に広く使用されている。
また、オルガノポリシロキサン組成物には、難燃性向上等の目的で、充填剤が使用されているものがある。難燃性を付与する充填剤としては主に水酸化アルミニウムが知られており、結晶水の吸熱作用を利用して難燃性を発現している。しかしながら、水酸化アルミニウムは、一般には結晶水の分解温度が200℃付近であると言われているが、実際には200℃よりも低温でも徐々に結晶水が失われていく。これによりオルガノポリシロキサン硬化物を高温で使用した場合、オルガノポリシロキサン硬化物に添加した水酸化アルミニウムから水(水蒸気)が発生し、オルガノポリシロキサン硬化物に気泡が発生してしまうという問題があった。オルガノポリシロキサン硬化物に気泡が発生すると、外観不良となるばかりか、防水防湿性の低下や電気絶縁性の低下をもたらす可能性がある。
一方、特許文献1には、シリコーン樹脂にガラスフリットとベーマイトを配合した、耐火電線用に好適な有機過酸化物硬化型のシリコーン樹脂組成物が開示されている。しかしこの組成物は、室温硬化性ではなく、ポッティング剤やシーリング剤、コーティング剤には適用できないとともに、ベーマイトの配合量が少なく、難燃性も不十分であった。
特開2003−246928号
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、特に高温下に曝された場合でも硬化物から気泡が発生せず、従って防水防湿性の低下や電気絶縁性の低下のない、耐熱性に優れたポッティング剤やコーティング剤として好適な難燃性オルガノポリシロキサン組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、オルガノポリシロキサン組成物に、結晶水の分解温度の高いベーマイトを添加することにより、高温に加熱しても硬化物に気泡が発生せず、防水防湿性の低下や電気絶縁性の低下のない、耐熱性に優れた難燃性オルガノポリシロキサン組成物を得ることができることを知見し、本発明をなすに至った。
即ち、本発明は、
(A)下記一般式(1):
Figure 2010132865

(式中、R1は独立に水素原子、又は非置換もしくは置換の一価炭化水素基を示し、R2は同一または異種の非置換もしくは置換の一価炭化水素基を示し、Zは独立に酸素原子又は二価炭化水素基を示し、aは0,1又は2を示し、nは10以上の整数である。)
で示されるオルガノポリシロキサン:100質量部、
(B)ベーマイト:本オルガノポリシロキサン組成物全体の5〜75質量%となる量、
(C)下記一般式(2):
3 bSiX4-b (2)
(式中、R3は非置換若しくは置換の一価炭化水素基を示し、Xは同一または異種の加水分解性基を示し、bは0,1又は2であり、ただし、b=2のとき、二つのR3基は同一でも異なっていてもよい。)
で表される有機ケイ素化合物、その部分加水分解縮合物またはそれらの組み合わせ:1〜50質量部
を含有してなる難燃性オルガノポリシロキサン組成物を提供する。
本発明によれば、従来の難燃性オルガノポリシロキサン組成物の欠点を改良し、特に高温に曝された場合でも硬化物に気泡が発生しない、耐熱性および難燃性に優れた硬化物を与えると共にポッティング剤やコーティング剤として好適に使用することができる難燃性オルガノポリシロキサン組成物を得ることができる。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のオルガノポリシロキサン組成物は、ベーマイトを含有する縮合硬化型オルガノポリシロキサン組成物である。硬化形態は一液型に限らず、二液型、三液型等の多液型でも良いが、作業性から、特に一液型又は二液型が好ましい。
[(A)成分]
本発明のオルガノポリシロキサン組成物を構成するベース成分である(A)成分は、下記一般式(1):
Figure 2010132865

(式中、R1は独立に水素原子、又は非置換もしくは置換の一価炭化水素基を示し、R2は同一または異種の非置換もしくは置換の一価炭化水素基を示し、Zは独立に酸素原子又は二価炭化水素基を示し、aは0,1又は2を示し、nは10以上の整数である。)
で示されるオルガノポリシロキサンである。
(A)成分のオルガノポリシロキサンは、1種単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
上記式(1)中のR1は独立に水素原子、又は非置換もしくは置換の一価炭化水素基を示す。R1の例としては炭素原子数1〜6、特に1〜4の非置換もしくは置換の一価炭化水素基が挙げられ、置換基としてはメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基が挙げられる。R1の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基などのアルキル基;ビニル基、アリル基、イソプロペニル基などのアルケニル基;フェニル基などが挙げられ、さらに、これらの炭化水素基のアルコキシ置換されたものが挙げられる。aが0または1の場合は、Rは非置換または置換の一価炭化水素基であるのが好ましく、更に炭素原子数1〜4の非置換のアルキル基が好ましく、特にメチル基又はエチル基が好ましい。aが2の場合は、Rは水素原子であるのが好ましい。
上記式(1)中のR2は、炭素原子数1〜15、特に1〜10の非置換もしくは置換の一価炭化水素基であることが好ましく、置換基としては塩素、フッ素、臭素のようなハロゲン原子、及びシアノ基が挙げられる。R2の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、2−エチルブチル基、オクチル基などのアルキル基;シクロヘキシル基、シクロペンチル基などのシクロアルキル基;ビニル基、アリル基などのアルケニル基;フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフェニリル基、フェナントリル基などのアリール基;ベンジル基、フェニルエチル基などのアラルキル基;クロロメチル基、トリクロロプロピル基、トリフロロプロピル基、ブロモフェニル基、クロロシクロヘキシル基などのハロゲン化アルキル基、アリール基もしくはシクロアルキル基;2−シアノエチル基、3−シアノプロピル基、2−シアノブチル基などのシアノアルキル基が挙げられ、メチル基、ビニル基、フェニル基、トリフロロプロピル基が好ましく、メチル基が特に好ましい。
上記式(1)中のZは独立に酸素原子又は二価炭化水素基を示す。Zが二価炭化水素基を示す場合、その例としては、炭素原子数1〜12、更に1〜10、特に1〜5のアルキレン基、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基が挙げられる。中でもZとして酸素原子およびエチレン基が好ましい。
上記式(1)中のnは、10以上の整数であり、更に、このオルガノポリシロキサンの25℃における粘度が好ましくは25mm2/s以上、より好ましくは100〜1,000,000mm2/s、更により好ましくは500〜200,000mm2/sの範囲となる数である。
[(B)成分]
(B)成分のベーマイトは粉末状態であり、本発明組成物において難燃性オルガノポリシロキサン組成物の耐熱性を向上させるために配合される。(B)成分は、1種単独で使用しても、平均粒径や形状が異なる2種以上を併用してもよい。
ベーマイトとは水酸化酸化アルミニウム(アルミナ水和物)であり、化学式AlOOHまたはAl・HOで示される化合物である。ベーマイトの結晶水の分解温度は500℃付近と非常に高く、耐熱性に優れている。ベーマイトの平均粒径は通常50μm以下であり、0.02〜20μmが好ましく、更に好ましくは0.5〜5μmである。粒径が小さすぎると安定して製造することが難しくなることがあり、大きすぎると得られる硬化物の強度が不足したり、コーティング剤に用いた場合、得られるコーティングの外観に問題が生じることがある。この場合、この平均粒径は、レーザー光回折法などによる粒度分布測定装置等を用いて、重量平均値(又はメジアン径)等として求めることができる。また、ベーマイトの粉末粒子の形状は球状の他、キュービック状、板状等でもよく、特に制限はない。
(B)成分のベーマイトは、市販のものを使用することができる。
(B)成分のベーマイトの配合量は、難燃性オルガノポリシロキサン組成物全体の5〜75質量%、好ましくは10〜50質量%である。(B)成分が少なすぎると、組成物の難燃性が不十分となりやすく、一方、多すぎると、(B)成分を他の成分と混合するのが難しくなる場合がある。
[(C)成分]
(C)成分は、下記一般式(2):
3 bSiX4-b (2)
(式中、R3は非置換の、若しくはアミノ基及びグアニジル基以外の置換基で置換された、炭素原子数が好ましくは1〜10、特に好ましくは1〜8の一価炭化水素基を示し、Xは同一または異種の加水分解性基を示し、bは0,1又は2であり、ただし、b=2のとき、二つのR3基は同一でも異なっていてもよい。)
で表される、加水分解性基Xを1分子中に2個以上有する有機ケイ素化合物およびその部分加水分解縮合物のどちらか一方または両方である。(C)成分は、本発明組成物において、硬化剤として使用される。(C)成分は、1種単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
上記式(2)中のR3の一価炭化水素基としては、それぞれ炭素原子数1〜10、特に1〜8の、アルキル基、アルケニル基、及びアリール基が挙げられ、その置換基としては、塩素、フッ素、臭素のようなハロゲン原子、及びシアノ基が挙げられる。R3の具体例としては、Rと同様な基が例示されるが、好ましくはメチル基、エチル基、プロピル基、ビニル基、フェニル基である。
上記式(2)中の加水分解性基Xの具体例としては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基などの炭素原子数1〜4のアルコキシ基;ジメチルケトオキシム基、メチルエチルケトオキシム基などのケトオキシム基;アセトキシ基などのアシルオキシ基;イソプロペニルオキシ基、イソブテニルオキシ基などのアルケニルオキシ基;N−ブチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノ基などのアミノ基;N−メチルアセトアミド基などのアミド基などが挙げられる。
(C)成分の配合量は、(A)成分100質量部に対し、1〜50質量部、好ましくは3〜20質量部である。該配合量が1質量部未満では、得られる組成物の硬化時に十分な架橋が生成しにくいため、目的とするゴム弾性を有する硬化物が得られない場合がある。該配合量が50質量部を超えると、得られる組成物は硬化時の収縮率が大きくなりやすいほか、得られる硬化物は機械特性に劣るものになりやすい。
[(D)成分]
(D)成分として用いられる結晶性シリカまたは重質炭酸カルシウムは粉末状態にあり、本組成物の難燃性を向上させると共に該組成物に流動性を付与する効果がある。特にポッティング剤として使用する場合には、この成分を添加することが好ましく、更に(B)成分よりも粒径が大きい方が好ましい。(D)成分の粒径は0.1〜50μmが好ましく、特に1〜30μmが好ましい。粒径が小さすぎるとポッティング剤に用いた場合に本組成物の流動性が不足し、大きすぎると得られる硬化物の強度が不足する。
(D)成分は結晶性シリカまたは重質炭酸カルシウムであるが、好ましくは結晶性シリカである。(D)成分は1種単独で使用しても、粉末粒子の平均粒径や形状が異なる2種以上を併用してもよい。
結晶性シリカは粉末状のであり、その表面をオルガノアルコキシシラン、オルガノシラザン、シラノール又はアルコキシ基含有オルガノポリシロキサン等の有機ケイ素化合物により処理したものを用いてもよい。
重質炭酸カルシウムはその表面を脂肪酸やパラフィン系等で処理したものを用いてもよい。
(D)成分は(B)成分の役割の補助的なものであるため任意であるが、配合する場合の配合量は本組成物全体の5〜50質量%、好ましくは10〜30質量%となる量である。(D)成分が少なすぎると、本組成物の流動性を向上させる効果が不十分となることがあり、一方、多すぎると、組成物の混練りが困難となることがある。
[(E)成分:硬化触媒]
本発明のシリコーンゴム組成物は縮合硬化型であり、このような縮合硬化型シリコーンゴム組成物には、必要に応じて、(E)成分として硬化触媒が使用される。硬化触媒としては、例えば、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジオクトエート等のアルキル錫エステル化合物;テトライソプロポキシチタン、テトラn−ブトキシチタン、テトラキス(2−エチルヘキソキシ)チタン、ジプロポキシビス(アセチルアセトナト)チタン、チタニウムイソプロポキシオクチレングリコール等のチタン酸エステル又はチタンキレート化合物;ナフテン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、亜鉛−2−エチルオクトエート、鉄−2−エチルヘキソエート、コバルト−2−エチルヘキソエート、マンガン−2−エチルヘキソエート、ナフテン酸コバルト、アルコキシアルミニウム化合物等の、亜鉛、鉄、コバルト、マンガン又はアルミニウムを含む有機金属化合物;3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノアルキルアルコキシシラン;ヘキシルアミン、リン酸ドデシルアミン等のアミン化合物及びその塩;ベンジルトリエチルアンモニウムアセテート等の第4級アンモニウム塩;酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、蓚酸リチウム等のアルカリ金属の低級脂肪酸塩;ジメチルヒドロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン等のジアルキルヒドロキシルアミン;テトラメチルグアニジルプロピルトリメトキシシラン、テトラメチルグアニジルプロピルメチルジメトキシシラン、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン等のグアニジル基を含有するシラン又はシロキサン等が挙げられる。硬化触媒は、1種単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。硬化触媒の配合量は、上記(A)成分100質量部に対して、通常0〜10質量部、好ましくは0.01〜5質量部である。
[(F)成分:煙霧質シリカ]
本発明の難燃性オルガノポリシロキサン組成物の硬化物に、特に強度が必要とされる場合は、更に(F)煙霧質シリカを配合することが好ましい。煙霧質シリカの配合量は、上記(A)成分100質量部に対して1〜50質量部、特に3〜40質量部であることが好ましい。煙霧質シリカは、表面が無処理であっても、シランカップリング剤やオルガノポリシロキサン等で処理されていてもよい。
[他の充填剤]
本発明の難燃性オルガノポリシロキサン組成物には、上記(B)成分、(D)成分、(F)成分の他に、更に必要に応じて、本発明の目的を損なわない範囲で各種の他の充填剤を配合してもよい。この充填剤としては微粉末シリカ、シリカエアロゲル、珪藻土;酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム等の金属酸化物;窒化ホウ素、窒化アルミニウム等の金属窒化物;重質炭酸カルシウム以外の炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛等の金属炭酸塩;アスベスト、ガラスウール、カーボンブラック、微粉マイカ、溶融シリカ粉末;ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等の合成樹脂粉末が例示される。これらの充填剤の配合量は本発明の目的を損なわない限り任意であるが、上記(A)成分100質量部に対して、通常0〜500質量部である。またこれらは使用にあたり予め乾燥処理をして水分を除去しておくことが好ましい。
なお、これらの充填剤の表面は無処理であってもシランカップリング剤やオルガノポリシロキサン、脂肪酸等で処理されていてもよい。
[その他の添加剤]
本発明のオルガノポリシロキサン組成物には、任意の添加剤として、顔料、染料、老化防止剤、酸化防止剤、帯電防止剤;白金化合物、酸化アンチモン、塩化パラフィン等の難燃剤などを配合することができる。
更に、チクソ性向上剤としてのポリエーテル;防かび剤;抗菌剤;接着助剤としてγ−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−2−(アミノエチルアミノ)プロピルトリメトキシシラン等のアミノシラン類、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等のエポキシシラン類等が挙げられる。これらの添加剤の配合量は本発明の目的を損なわない限り任意である。
本発明のオルガノポリシロキサン組成物は、上記(A)〜(C)成分、更にはこれに硬化触媒、他の充填剤及び上記各種添加剤を混合、好ましくは乾燥雰囲気(実質的に湿分の不存在)下において均一に混合することにより得ることができる。
本発明のオルガノポリシロキサン組成物は、室温・大気中で塗布や成形することにより大気中の湿気により硬化するものであり、その硬化条件等は、通常市販されている室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物と同様でよい。
以下、実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記例中の部は質量部、粘度は25℃での測定値を示したものである。
[実施例1]
粘度700mm2/sの、分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン100部に、フェニルトリ(イソプロペニルオキシ)シラン10部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1部、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.8部、及びベーマイト(ベーマイトC20:大明化学工業製、平均粒径1.9μm)300部を無水の状態で混合し、次いで脱泡混合処理を行って組成物を調製した。また、上記オルガノポリシロキサン組成物の硬化物を得るために23℃/50%RHの雰囲気下で7日間硬化させた。
[実施例2]
粘度700mm2/sの、分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50部に、煙霧質シリカを5部添加し、150℃に加熱し減圧下で2時間混合した。冷却後、三本ロールミルを用いて煙霧質シリカの該ジメチルポリシロキサン中への分散を行った。次いでこの混合物に、粘度700mm2/sの分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50部、ベーマイト(ベーマイトC20:大明化学工業製、平均粒径1.9μm)70部、難燃性向上剤として塩化白金酸のアルコール溶液を、混合物全量に対して白金量が20ppmとなる量、フェニルトリ(イソプロペニルオキシ)シラン8部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1部、及び1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.8部を、無水の状態で添加して混合し、次いで脱泡混合処理を行って組成物を調製した。また、上記オルガノポリシロキサン組成物の硬化物を得るために23℃/50%RHの雰囲気下で7日間硬化させた。
[実施例3]
粘度700mm2/sの、分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50部に、煙霧質シリカ5部を添加し、150℃に加熱し減圧下で2時間混合した。冷却後、三本ロールミルを用いて煙霧質シリカの該ジメチルポリシロキサン中への分散を行った。次いでこの混合物に、粘度700mm2/sの分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50部、ベーマイト(ベーマイトC20:大明化学工業製、平均粒径1.9μm)70部、難燃性向上剤としての塩化白金酸のアルコール溶液を、混合物全量に対して白金量が20ppmとなる量、およびフェニルトリ(イソプロペニルオキシ)シラン5部を、無水の状態で添加して混合し、次いで脱泡混合を行って組成物(主剤)を調製した。
粘度300mm2/sの分子鎖両末端がメチル基で封鎖されたジメチルポリシロキサン70部に3−アミノプロピルトリエトキシシラン20部、及び1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン10部を、無水の状態で添加混合し、次いで脱泡混合を行って組成物(硬化剤)を調製した。また、上記オルガノポリシロキサン組成物の硬化物を得るために主剤と硬化剤を100:10の混合比(質量比)で混合し、23℃/50%RHの雰囲気下で3日間硬化させた。
[実施例4]
粘度700mm2/sの、分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン100部に、フェニルトリ(イソプロペニルオキシ)シラン10部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1部、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.8部、ベーマイト(ベーマイトC20:大明化学工業製、平均粒径1.9μm)10部、及び難燃性向上剤としての塩化白金酸のアルコール溶液を、混合物全量に対して白金量が20ppmとなる量で、無水の状態で添加して混合し、次いで脱泡混合処理を行って組成物を調製した。また、上記オルガノポリシロキサン組成物の硬化物を得るために23℃/50%RHの雰囲気下で7日間硬化させた。
[実施例5]
粘度700mm2/sの、分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50部に、煙霧質シリカを5部添加し、150℃に加熱し減圧下で2時間混合した。冷却後、三本ロールミルを用いて煙霧質シリカの該ジメチルポリシロキサン中への分散を行った。次いでこの混合物に、粘度700mm2/sの分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50部、ベーマイト(ベーマイトC20:大明化学工業製、平均粒径1.9μm)35部、結晶性シリカ(CRYSTALITE VXS−2:龍森製、平均粒径5.0μm)35部、難燃性向上剤として塩化白金酸のアルコール溶液を、混合物全量に対して白金量が20ppmとなる量、フェニルトリ(イソプロペニルオキシ)シラン8部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1部、及び1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.8部を、無水の状態で添加して混合し、次いで脱泡混合処理を行って組成物を調製した。また、上記オルガノポリシロキサン組成物の硬化物を得るために23℃/50%RHの雰囲気下で7日間硬化させた。
[実施例6]
粘度700mm2/sの、分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50部に、煙霧質シリカを5部添加し、150℃に加熱し減圧下で2時間混合した。冷却後、三本ロールミルを用いて煙霧質シリカの該ジメチルポリシロキサン中への分散を行った。次いでこの混合物に、粘度700mm2/sの分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン50部、ベーマイト(ベーマイトC20:大明化学工業製、平均粒径1.9μm)35部、炭酸カルシウム(スーパーS:丸尾カルシウム製、平均粒径6.3μm)35部、難燃性向上剤として塩化白金酸のアルコール溶液を、混合物全量に対して白金量が20ppmとなる量、フェニルトリ(イソプロペニルオキシ)シラン8部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1部、及び1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.8部を、無水の状態で添加して混合し、次いで脱泡混合処理を行って組成物を調製した。また、上記オルガノポリシロキサン組成物の硬化物を得るために23℃/50%RHの雰囲気下で7日間硬化させた。
[比較例1]
粘度700mm2/sの、分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン100部に、フェニルトリ(イソプロペニルオキシ)シラン10部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1部、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.8部、及び水酸化アルミニウム(H320I:昭和電工製)300部を無水の状態で添加混合し、次いで脱泡混合処理を行って組成物を調製した。また、上記オルガノポリシロキサン組成物の硬化物を得るために23℃/50%RHの雰囲気下で7日間硬化させた。
[比較例2]
粘度700mm2/sの、分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン100部に、フェニルトリ(イソプロペニルオキシ)シラン10部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1部、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.8部、ベーマイト(ベーマイトC20:大明化学工業製、平均粒径1.9μm)5部、及び難燃性向上剤としての塩化白金酸のアルコール溶液を、混合物全量に対して白金量が20ppmとなる量で無水の状態で添加混合し、次いで脱泡混合処理を行って組成物を調製した。また、上記オルガノポリシロキサン組成物の硬化物を得るために23℃/50%RHの雰囲気下で7日間硬化させた。
[比較例3]
粘度700mm2/sの、分子鎖両末端が水酸基で封鎖されたジメチルポリシロキサン100部に、フェニルトリ(イソプロペニルオキシ)シラン10部、3−アミノプロピルトリエトキシシラン1部、1,1,3,3−テトラメチル−2−[3−(トリメトキシシリル)プロピル]グアニジン0.8部、及びベーマイト(ベーマイトC20:大明化学工業製、平均粒径1.9μm)400部を無水の状態で添加混合したが、組成物が硬すぎ、混練り出来なかった。
上記実施例1〜6及び比較例1〜3にて調製した組成物をそれぞれ上記に従って硬化させた硬化物について、難燃性(UL−94準拠;2mm厚)、200℃×2時間の耐熱性、ガラス板上に垂らして流動性をそれぞれ評価した。流動性は5cm×5cmのガラス板の表面にそれぞれの組成物を垂らして、ガラス板表面の全体に広がった物を流動性が良好と評価し、「○」で示し、ガラス板表面にある程度広がるが全体にまで広がらない物を流動性が不十分と評価し、「△」で示し、ガラス板表面で全く広がらない物を流動性が不良と評価し、「×」で示した。
結果を表1及び2に示す。
Figure 2010132865
Figure 2010132865
上記の結果から、本発明の組成物の硬化物は難燃性及び耐熱性を有するが、ベーマイトを含まない比較例1の組成物、並びにベーマイトを本発明の範囲外の量で含む比較例2及び3の組成物は、難燃性及び耐熱性の両方を満足する硬化物を与えないか、或いはオルガノポリシロキサン組成物の混練りが困難となることが分かる。
本発明の難燃性オルガノポリシロキサン組成物はポッティング剤やコーティング剤として有用である。

Claims (6)

  1. (A)下記一般式(1):
    Figure 2010132865

    (式中、R1は独立に水素原子、又は非置換若しくは置換の一価炭化水素基を示し、R2は同一または異種の非置換もしくは置換の一価炭化水素基を示し、Zは独立に酸素原子又は二価炭化水素基を示し、aは0,1又は2を示し、nは10以上の整数である。)
    で示されるオルガノポリシロキサン:100質量部、
    (B)ベーマイト:本オルガノポリシロキサン組成物全体の5〜75質量%となる量、
    (C)下記一般式(2):
    3 bSiX4-b (2)
    (式中、R3は非置換若しくは置換の一価炭化水素基を示し、Xは同一または異種の加水分解性基を示し、bは0,1又は2であり、ただし、b=2のとき、二つのR3基は同一でも異なっていてもよい。)
    で表される有機ケイ素化合物、その部分加水分解縮合物またはそれらの組み合わせ:1〜50質量部
    を含有してなる難燃性オルガノポリシロキサン組成物。
  2. (B)成分の平均粒径が0.01〜50μmである請求項1に記載の組成物。
  3. 更に(D)結晶性シリカまたは重質炭酸カルシウムを含む請求項1または2に記載の組成物。
  4. 更に(E)硬化触媒を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 更に(F)煙霧質シリカを含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. ポッティング剤用である請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
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