JP2010127655A - X線検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 X線カメラの撮像エリア内の劣化を均一にして、X線カメラの長寿命化やメンテナンス費用の低コスト化を図ることができるX線検査装置を提供する。
【解決手段】 保持テーブル2と、X線源1aと、X線源制御部1bと、X線源1aから撮像エリアに入射したX線によって透視画像を撮像するX線カメラ3と、透視画像に基づいて被検査物Kの状態を判別する異常・欠陥判別部4と、X線カメラ3を移動させて、X線カメラ3の撮像エリア内における被検査物Kの位置を移動させるカメラ駆動部5aと、カメラ駆動部5aによるX線カメラ3の移動制御を行うカメラ駆動制御部5bとを備え、カメラ駆動制御部5bは、保持テーブル2に保持された被検査物Kが入れ替わる毎に、カメラ駆動部5aによってX線カメラ3を移動させて、X線カメラ3の撮像エリア内における今回の被検査物Kの位置を前回の被検査物とは異なる位置に移動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、X線検査装置に関するものである。
従来、被検査物にX線を照射することにより被検査物の透視画像を取得し、当該透視画像を用いて被検査物中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を判別するX線検査装置がある(例えば、特許文献1参照)。このようなX線検査装置は、被検査物を保持テーブルに保持した状態で、X線源からX線を被検査物に照射する。そして、X線カメラが被検査物を透過したX線を検出し、この検出したX線の強度に応じた濃度値の画素を持つ透視画像を撮像する。
特開2003−42975号公報
X線カメラは、図12に示すようにX線を検出可能なエリアである撮像エリアAが予め決められており、この撮像エリア内にCCD素子等のX線検出素子が配置されている。そして、この撮像エリアA内における被検査物の位置は保持テーブルによって固定されており、被検査物を順次入れ替えながら、各被検査物の撮像を行う。
しかし、撮像エリアA内における被検査物の位置が固定されているため、撮像エリアAにおいて被検査物がある領域B1はX線の透過量が少なくなり、撮像エリアAにおいて被検査物がない領域B2はX線の透過量が多くなる。而して、被検査物がない領域B2は、撮像時には被検査物がある領域B1に比べて常に強いX線が照射されており、X線によるX線検出素子の劣化が速く進行してしまう。したがって、X線カメラの撮像エリアAで劣化が進行した領域が一部分であり、他の領域は劣化が進行していない状態であっても、X線カメラを交換しなければならず、X線カメラの短寿命化やメンテナンス費用の高コスト化の要因となっていた。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、X線カメラの撮像エリア内の劣化を均一にして、X線カメラの長寿命化やメンテナンス費用の低コスト化を図ることができるX線検査装置を提供することにある。
請求項1の発明は、被検査物を保持する保持テーブルと、X線を被検査物に照射するX線源と、X線の照射タイミングを制御するX線源制御部と、X線源から被検査物を透過して撮像エリアに入射したX線によって透視画像を撮像するX線カメラと、透視画像に基づいて被検査物の状態を判別する状態判別部と、保持テーブルまたはX線カメラを移動させて、X線カメラの撮像エリア内における被検査物の位置を移動させる第1の駆動部と、第1の駆動部による保持テーブルまたはX線カメラの移動制御を行う第1の駆動制御部とを備え、第1の駆動制御部は、保持テーブルに保持された被検査物が入れ替わる毎に、第1の駆動部によって保持テーブルまたはX線カメラを移動させて、X線カメラの撮像エリア内における今回の被検査物の位置を前回の被検査物とは異なる位置に移動させることを特徴とする。
この発明によれば、X線カメラの撮像エリア内の劣化を均一にして、X線カメラの長寿命化やメンテナンス費用の低コスト化を図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記第1の駆動制御部は、被検査物が所定の複数回入れ替わった場合に、各回における撮像エリア内の被検査物の位置を併せた領域が撮像エリアの全領域に略一致するように、前記第1の駆動部によって保持テーブルまたはX線カメラを移動させることを特徴とする。
この発明によれば、被検査物の交換回数が増えるにつれて、X線カメラの撮像エリアにおける被検査物有領域が、撮像エリアの全領域で均一に存在することになる。したがって、X線カメラがX線によって劣化する度合も、撮像エリアの全領域で均一になり、X線カメラの長寿命化やメンテナンス費用の低コスト化を図ることができる。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記X線カメラが撮像した透視画像のデータを保存する画像メモリと、透視画像のデータに基づいてX線カメラの感度劣化度を演算する感度劣化演算部と、感度劣化度に基づいて被検査物の状態を判別するための状態判別閾値を演算する閾値演算部とを備え、前記状態判別部は、閾値演算部が演算した状態判別閾値を透視画像に適用して被検査物の状態を判別することを特徴とする。
この発明によれば、状態判別閾値は、X線カメラの感度の低下に応じて最適値に調整されており、X線カメラの感度低下による被検査物の状態判別の精度悪化を防止でき、被検査物中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を精度よく判別することができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、前記X線カメラが撮像した透視画像のデータを保存する画像メモリと、透視画像のデータに基づいてX線カメラの感度劣化度を演算する感度劣化演算部と、感度劣化度と警報出力閾値とを比較し、当該比較結果に基づいて警報出力の要否を判定する警報判定部と、警報判定部の判定結果に基づいて警報報知する報知部とを備え、警報判定部は、感度劣化度が警報出力閾値を超えれば報知部による警報報知を行うことを特徴とする。
この発明によれば、報知部の警報報知によってX線カメラの劣化を認識可能であり、X線カメラの交換または保守を行って、被検査物中の異物の有無や、異常・欠陥の有無の判別精度を維持することができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかにおいて、複数のX線カメラと、当該複数のX線カメラからいずれかのX線カメラを所定の撮像位置に移動させる第2の駆動部と、第2の駆動部によるX線カメラの移動制御を行う第2の駆動制御部と、当該複数のX線カメラから前記所定の撮像位置にあるX線カメラのみを動作させるカメラ切替部と、前記所定の撮像位置にあるX線カメラが撮像した透視画像のデータを保存する画像メモリと、透視画像のデータに基づいて前記所定の撮像位置にあるX線カメラの感度劣化度を演算する感度劣化演算部と、感度劣化度に基づいて前記所定の撮像位置にあるX線カメラを交換するか否かを判定するカメラ交換判定部とを備え、カメラ交換判定部がX線カメラを交換すると判定した場合、第2の駆動制御部は、複数のX線カメラから透視画像の撮像に用いる次のX線カメラを選択し、当該選択したX線カメラを前記所定の撮像位置に移動させることを特徴とする。
この発明によれば、劣化したX線カメラを交換することによって、感度が良好な撮像処理を続行でき、被検査物中の異物の有無や、異常・欠陥の有無の判別精度を維持することができる。
以上説明したように、本発明では、X線カメラの撮像エリア内の劣化を均一にして、X線カメラの長寿命化やメンテナンス費用の低コスト化を図ることができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態のX線検査装置は、図1にブロック構成を示し、図2(a)(b)には正面から見た概略構成、側面から見た概略構成を各々示しており、X線源1aおよびX線源制御部1bと、保持テーブル2と、X線カメラ3と、異常・欠陥判別部4と、カメラ駆動部5a(第1の駆動部)およびカメラ駆動制御部5b(第1の駆動制御部)と、表示部6とで構成され、保持テーブル2上に被検査物Kが保持、固定されている。
X線源1aは、保持テーブル2上に被検査物Kに対して上方からX線を照射し、X線源制御部1bは、X線源1aがX線を照射するタイミングを制御する。
X線カメラ3は、X線撮像を行うエリアカメラで構成されており、保持テーブル2の下方に配置され、保持テーブル2を挟んでX線源1aに対して上下方向に対向している。そして、X線源1aが被検査物KにX線を照射すると、X線カメラ3は、保持テーブル2および被検査物Kを透過したX線を検出し、この検出したX線の強度に応じた濃度値の画素を持つ透視画像を撮像し、透視画像データを異常・欠陥判別部4へ出力する。
異常・欠陥判別部4は、透視画像データに2値化処理を施し、被検査物K中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を判別して、表示部6が判別結果を表示する。なお、この2値化処理を用いた異物の有無や、異常・欠陥の有無の検査方法については周知であり、詳細な説明は省略する。
カメラ駆動部5aは、モータ等を具備してX線カメラ3を前後左右に移動させる2軸の駆動手段であり、カメラ駆動制御部5bは、カメラ駆動部5aの動作を制御して、X線カメラ3の位置を調整する。
そして、カメラ駆動制御部5bは、撮像対象である被検査物Kが入れ替わる毎にカメラ駆動部5aを制御して、X線カメラ3を前後左右に移動させることで、X線カメラ3の撮像エリアAにおいて被検査物Kがある領域B1(以降、被検査物有領域B1と称す)を移動させる。被検査物Kの入れ替わりを検知する手段は、保持テーブル2に図示しないリミットスイッチや光電管等のセンサを設けて、被検査物の載置、撤去を検知する構成や、または作業者が被検査物Kを入れ替える毎に図示しない操作部を操作することで実現可能である。
カメラ駆動制御部5bによるカメラ駆動部5aの制御は、図3に示すように、X線カメラ3の撮像エリアAにおいて、被検査物有領域B1が撮像エリアAの一端から他端方向へ移動し、一筆書きの態様で一端から他端方向へ折り返しながら撮像エリアAの全領域に亘って順次移動し、撮像エリアAにおける前回の被検査物有領域B1’と今回の被検査物有領域B1とが異なる位置になる。一回の移動量は、今回の被検査物有領域B1が、前回の被検査物有領域B1’に隣接するように設定されており、図3の例では、被検査物有領域B1が16回移動すれば、全16回における被検査物領域B1を併せた領域が撮像エリアAの全領域に略一致する。すなわち、被検査物Kの交換回数が増えて、被検査物有領域B1の移動回数が増加するにつれて、X線カメラ3の撮像エリアAにおける被検査物有領域B1が、撮像エリアAの全領域で均一に存在することになる。したがって、X線カメラ3のX線検出素子がX線によって劣化する度合も、撮像エリアAの全領域で均一になり、X線カメラ3の長寿命化やメンテナンス費用の低コスト化を図ることができる。
(実施形態2)
本実施形態のX線検査装置は、図4にブロック構成を示し、図5(a)(b)には正面から見た概略構成、側面から見た概略構成を各々示しており、X線源1aおよびX線源制御部1bと、保持テーブル2と、X線カメラ3と、異常・欠陥判別部4と、テーブル駆動部7a(第1の駆動部)およびテーブル駆動制御部7b(第1の駆動制御部)とで構成され、保持テーブル2上に被検査物Kが保持、固定されている。
X線源1aは、保持テーブル2上に被検査物Kに対して上方からX線を照射し、X線源制御部1bは、X線源1aがX線を照射するタイミングを制御する。
X線カメラ3は、保持テーブル2の下方に配置され、保持テーブル2を挟んでX線源1aに対して上下方向に対向している。そして、X線源1aが被検査物KにX線を照射すると、X線カメラ3は、保持テーブル2および被検査物Kを透過したX線を検出し、この検出したX線の強度に応じた濃度値の画素を持つ透視画像を撮像し、透視画像データを異常・欠陥判別部4へ出力する。
異常・欠陥判別部4は、透視画像データに2値化処理を施し、被検査物中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を判別して、表示部6が判別結果を表示する。なお、この2値化処理を用いた異物の有無や、異常・欠陥の有無の検査方法については周知であり、詳細な説明は省略する。
テーブル駆動部7aは、モータ等を具備して保持テーブル2を前後左右に移動させる2軸の駆動手段であり、テーブル駆動制御部7bは、テーブル駆動部7aの動作を制御して、保持テーブル2の位置を調整する。
そして、テーブル駆動制御部7bは、撮像対象である被検査物Kが入れ替わる毎にテーブル駆動部7aを制御して、保持テーブル2を前後左右に移動させることで、X線カメラ3の撮像エリアAにおいて被検査物有領域B1を移動させる。被検査物Kの入れ替わりを検知する手段は、保持テーブル2に図示しないリミットスイッチや光電管等のセンサを設けて、被検査物の載置、撤去を検知する構成や、または作業者が被検査物Kを入れ替える毎に図示しない操作部を操作することで実現可能である。
テーブル駆動制御部7bによるテーブル駆動部7aの制御は、実施形態1と同様に図3に示される。すなわち、被検査物Kの交換回数が増えて、被検査物有領域B1の移動回数が増加するにつれて、X線カメラ3の撮像エリアAにおける被検査物有領域B1が、撮像エリアAの全領域で均一に存在することになる。したがって、X線カメラ3のX線検出素子がX線によって劣化する度合も、撮像エリアAの全領域で均一になり、X線カメラ3の長寿命化やメンテナンス費用の低コスト化を図ることができる。
(実施形態3)
本実施形態では、実施形態1または2の異常・欠陥判別部4の動作について説明する。図6は、異常・欠陥判別部4の構成を示し、画像メモリ4aと、平均濃淡初期値メモリ4bと、感度劣化演算部4cと、異物検出初期閾値メモリ4dと、異物検出閾値演算部4eと、状態判別部4fとを備える。
そして、保持テーブル2上の被検査物Kを順次入れ替えながらX線カメラ3がX線撮像を行い、その透視画像データを画像メモリ4aに格納する。この透視画像データは濃淡画像であり、状態判別部4fは、画像メモリ4aに格納された透視画像データの各画素の濃度を異物検出閾値L1(状態判別閾値)と比較して、透視画像データを2値化した2値画像データを生成する。そして、この2値画像データを用いて、被検査物K中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を判別する。
しかしながら、X線カメラ3の感度は撮像回数が増大するにつれて、X線照射等の影響によって低下する。すなわち、新しいX線カメラ3を用いる場合と、古いX線カメラ3を用いる場合とでは、透視画像データの各画素の濃度が異なるため、上記2値化処理に用いる異物検出閾値L1を一定値に固定すると、X線カメラ3の感度低下によって2値化処理の精度も悪化してしまう。
そこで、本実施形態では、X線カメラ3の感度低下に応じて、異物検出閾値L1を最適値に調整することで、X線カメラ3の感度低下による2値化処理の精度悪化を防止しており、以下、異物検出閾値L1の最適値調整について説明する。
まず、新しいX線カメラ3を用いるとき、最初に被検査物Kを保持テーブル2に載置しない状態でX線撮像を行い、その透視画像データを画像メモリ4aに格納する。感度劣化演算部4cは、画像メモリ4aに格納した透視画像データに基づいて、撮像画像の平均濃淡初期値P0を算出する。
ここで図7に示すように、撮像エリアAの画素数を、X軸方向にM、Y軸方向にNの計M×Nとし、撮像エリアAの各座標(X,Y)における画像濃淡値をP(X,Y)とすると、画像濃淡値P(X,Y)の平均である平均濃淡値Pav(X,Y)は、下記数1で表される。
Figure 2010127655
そして、上記のように新しいX線カメラ3を用いて被検査物Kを保持テーブル2に載置しない状態でX線撮像を行った後、感度劣化演算部4cは、その透視画像データから算出した平均濃淡値Pav(X,Y)を平均濃淡初期値P0として、平均濃淡初期値メモリ4bに格納する。
以降は、保持テーブル2上の被検査物Kを順次入れ替えながらX線カメラ3がX線撮像を行う。そして、異物検出初期閾値メモリ4dには予め定められた異物検出初期閾値L0が格納されており、状態判別部4fは、異物検出初期閾値L0を異物検出閾値L1に設定した後に、画像メモリ4aに格納された透視画像データの各画素の濃度を、異物検出閾値L1と比較して、透視画像データを2値化した2値画像データを生成する。そして、この2値画像データを用いて、被検査物K中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を判別し、表示部6が判別結果を表示する。
そして、感度劣化演算部4cは、図示しないタイマ回路を内蔵しており、タイマ回路の計時出力によって、前回の平均濃淡値Pav(X,Y)を算出してから一定時間が経過したと判断すると、平均濃淡値Pav(X,Y)の測定を作業者に促すための報知を行う。報知動作は、ブザー等のアラーム音による音声報知や、LED素子等による点灯/点滅報知によって、作業者に平均濃淡値Pav(X,Y)の測定を促す。すなわち、感度劣化演算部4cは、一定時間毎に上記平均濃淡値Pav(X,Y)を算出するのである。
そして、再び被検査物Kを保持テーブル2に載置しない状態でX線カメラ3がX線撮像を行った後、感度劣化演算部4cは、その透視画像データから平均濃淡値Pav(X,Y)を算出する。そして、そのときの平均濃淡値Pav(X,Y)をP1とすると、X線カメラ3の感度劣化度Gは、平均濃淡初期値P0と平均濃淡値P1を用いて下記数2で表され、感度劣化演算部4cは、数2に基づく感度劣化度Gの算出結果を、異物検出閾値演算部4eへ出力する。X線カメラ3の感度は撮像回数が増大するにつれて、X線照射等の影響によって低下するので、P1<P0となり、感度劣化度Gは1から徐々に低下する。
Figure 2010127655
そして、異物検出初期閾値メモリ4dには予め定められた異物検出初期閾値L0が格納されており、異物検出閾値演算部4eは、感度劣化度Gの算出結果と異物検出初期閾値L0とを用いて、下記数3に基づいて異物検出閾値L1を算出する。感度劣化度Gは、撮像回数が増大するにつれて1から徐々に低下するので、異物検出閾値L1も徐々に小さくなる。
Figure 2010127655
以降は、保持テーブル2上の被検査物Kを順次入れ替えながらX線カメラ3がX線撮像を行い、異物検出閾値演算部4eが異物検出閾値L1を一定時間毎に更新する。そして、状態判別部4fは、画像メモリ4aに格納された透視画像データの各画素の濃度を、異物検出閾値演算部4eが算出した異物検出閾値L1と比較して、透視画像データを2値化した2値画像データを生成する。そして、この2値画像データを用いて、被検査物K中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を判別し、表示部6が判別結果を表示する。したがって、異物検出閾値L1は、X線カメラ3の感度の低下に応じて上記のように一定時間毎に最適値に調整されており、X線カメラ3の感度低下による2値化処理の精度悪化を防止でき、被検査物K中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を精度よく判別することができる。
なお、他の構成は実施形態1または2と同様であり、説明は省略する。
(実施形態4)
本実施形態では、図8に示すように、実施形態3の異常・欠陥判別部4に、警報判定部4g、感度劣化閾値メモリ4hを設け、さらには警報判定部4gの出力によって音声または視覚による警報報知を行う報知部8を備えたものである。
警報判定部4gは、X線カメラ3の劣化度合を判断し、警報報知の要否を判定するものである。具体的には、感度劣化演算部4cによる感度劣化度Gの算出結果を、感度劣化閾値メモリ4hに予め格納されている感度劣化閾値Rと比較する。感度劣化が進むにつれて感度劣化度Gは1から徐々に低下するが、感度劣化度Gが感度劣化閾値R以上であれば警報報知は行わない。一方、感度劣化度Gが感度劣化閾値Rを下回っておれば、X線カメラ3の感度は使用困難なレベルにまで劣化したとして、報知部8による警報報知を行う。なお、警報報知は、ブザー等のアラーム音による音声報知や、LED素子等による点灯/点滅報知によって、作業者にX線カメラ3の劣化を知らせる。
而して、作業者は、報知部8の警報報知によってX線カメラ3の劣化を認識可能であり、X線カメラ3の交換または保守を行って、被検査物K中の異物の有無や、異常・欠陥の有無の判別精度を維持することができる。
なお、他の構成は実施形態3と同様であり、説明は省略する。
(実施形態5)
本実施形態のX線検査装置は、図9にブロック構成を示し、図10には正面から見た概略構成を示しており、実施形態4の構成に、2台のX線カメラ3(31,32)、カメラ駆動部9a(第2の駆動部)およびカメラ駆動制御部9b(第2の駆動制御部)、カメラ切替部10を備え、さらには異常・欠陥判別部4に、カメラ交換判定部4iを設けたものである。
カメラ駆動部9aは、X線カメラ31,32を左右方向に所定距離離して取り付けたブラケット91を左右方向に移動させる(図10中の矢印方向)ことで、X線カメラ31または32を保持テーブル2に対向する撮像位置に移動させる。また、カメラ駆動部9aは、X線カメラ31,32を同軸円上に例えば180度間隔で保持したブラケットを回転させることによって、X線カメラ31または32を保持テーブル2に対向する撮像位置に移動させる構成であってもよい。
カメラ駆動制御部9bは、カメラ駆動部9aによるX線カメラ31,32の移動制御を行い、カメラ切替部10は、X線カメラ31,32のうち、保持テーブル2に対向する撮像位置にあるX線カメラのみを動作させる。
カメラ交換判定部4iは、撮像位置にあるX線カメラ3の劣化度合を判断し、カメラ交換の要否を判定するものである。具体的には、感度劣化演算部4cによる感度劣化度Gの算出結果を、感度劣化閾値メモリ4hに予め格納されている感度劣化閾値Rと比較する。感度劣化が進むにつれて感度劣化度Gは1から徐々に低下するが、感度劣化度Gが感度劣化閾値R以上であればカメラ交換は行わない。一方、感度劣化度Gが感度劣化閾値Rを下回っておれば、撮像位置にあるX線カメラ3の感度は使用困難なレベルにまで劣化したとして、カメラ駆動制御部9bにカメラ交換を指示する。
カメラ交換判定部4iからカメラ交換を指示されたカメラ駆動制御部9bは、カメラ駆動部9aを制御して、現在使用しているX線カメラ3を撮像位置外へ移動させて、新しいもう一つのX線カメラ3を撮像位置に移動させる。以降は、新しく撮像位置に移動したX線カメラ3を用いることで、感度が良好な撮像処理を続行でき、被検査物K中の異物の有無や、異常・欠陥の有無の判別精度を維持することができる。
以下、図11のフローチャートを用いて、本実施形態のX線検査装置の動作を説明する。なお、2台のX線カメラ31,32のうち、X線カメラ31が最初に撮像位置にセットされて撮像を行い、X線カメラ32が予備カメラとなる。
まず、X線検査装置の最初の起動時、カメラ駆動制御部9bは、カメラ駆動部9aによってX線カメラ31を保持テーブル2に対向する撮像位置にセットし、カメラ切替部10は、X線カメラ31のみを動作させる。さらに、作業者の操作によって感度劣化閾値メモリ4hに異物検出初期閾値L0および感度劣化閾値Rが格納される(S1)、なお、異物検出初期閾値L0および感度劣化閾値Rは感度劣化閾値メモリ4hに予め格納されていてもよい。
そして、被検査物Kを保持テーブル2に載置しない状態でX線カメラ31を用いてX線撮像を行い(S2)、その透視画像データを画像メモリ4aに格納する。感度劣化演算部4cは、画像メモリ4aに格納した透視画像データから上記数1を用いて算出した平均濃淡値Pav(X,Y)を平均濃淡初期値P0として、平均濃淡初期値メモリ4bに格納する(S3)。次に、感度劣化演算部4cが、現在の平均濃淡値P1に平均濃淡初期値P0を設定し、異物検出閾値演算部4eが、状態判別部4fで用いる異物検出閾値L1に異物検出初期閾値L0を設定する(S4)。
以降は、保持テーブル2上の被検査物Kを順次入れ替えながらX線撮像を行うのであるが、感度劣化演算部4cは、図示しないタイマ回路を内蔵しており、タイマ回路の計時出力によって、前回の平均濃淡値Pav(X,Y)を算出してから一定時間が経過したか否かを判定する(S5)。前回の平均濃淡値Pav(X,Y)から一定時間が経過していない場合、実施形態1のカメラ駆動制御部5bによるカメラ駆動部5aの制御、または実施形態2のテーブル駆動制御部7bによるテーブル駆動部7aの制御によって、X線カメラ31の撮像エリアAにおける被検査物有領域B1の位置を決定する(S11)。
そして、X線カメラ31が撮像した後、状態判別部4fは、画像メモリ4aに格納された透視画像データの各画素の濃度を、異物検出閾値L1(=L0)と比較して、透視画像データを2値化した2値画像データを生成する。次に、この2値画像データを用いて、被検査物K中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を判別し、表示部6が判別結果を表示し(S12)、検査終了であれば処理を終了し、検査続行であればステップS5に戻る(S13)。
一方、ステップS5において、前回の平均濃淡値Pav(X,Y)から一定時間が経過している場合、実施形態3と同様に平均濃淡値Pav(X,Y)の測定を作業者に促すための報知を行い、再び被検査物Kを保持テーブル2に載置しない状態でX線撮像を行う(S6)。そして、感度劣化演算部4cは、その透視画像データから平均濃淡値Pav(X,Y)を算出して、そのときの平均濃淡値Pav(X,Y)をP1とし(S7)、さらに平均濃淡初期値P0と平均濃淡値P1とを用いて、上記数2に基づいてX線カメラ31の感度劣化度Gを算出する(S8)。
そして、警報判定部4gおよびカメラ交換判定部4iは、感度劣化演算部4cによる感度劣化度Gの算出結果を、感度劣化閾値メモリ4hに格納されている感度劣化閾値Rと比較する(S9)。感度劣化が進むにつれて感度劣化度Gは1から徐々に低下するが、感度劣化度Gが感度劣化閾値R以上であれば警報報知およびカメラ交換を行わず、異物検出閾値演算部4eは、感度劣化度Gの算出結果と異物検出初期閾値L0とを用いて、上記数3に基づいて異物検出閾値L1を算出する(S10)。
以降は、被検査物Kを保持テーブル2に保持させた状態で、実施形態1のカメラ駆動制御部5bによるカメラ駆動部5aの制御、または実施形態2のテーブル駆動制御部7bによるテーブル駆動部7aの制御によって、X線カメラ31の撮像エリアAにおける被検査物有領域B1の位置を決定する(S11)。
そして、状態判別部4fは、画像メモリ4aに格納された透視画像データの各画素の濃度を、ステップS10で算出した異物検出閾値L1と比較して、透視画像データを2値化した2値画像データを生成する。次に、この2値画像データを用いて、被検査物K中の異物の有無や、異常・欠陥の有無を判別し、表示部6が判別結果を表示し(S12)、検査終了であれば処理を終了し、検査続行であればステップS5に戻る(S13)。
また、ステップS9において、感度劣化度Gが感度劣化閾値Rを下回っておれば、警報判定部4gは、撮像位置にあるX線カメラ31の感度は使用困難なレベルにまで劣化したとして、報知部8からアラーム音を発して警報報知を行う(S14)。
さらに、ステップS9において、感度劣化度Gが感度劣化閾値Rを下回っておれば、カメラ交換判定部4iは、撮像位置にあるX線カメラ31の感度は使用困難なレベルにまで劣化したとして、カメラ駆動制御部9bにカメラ交換を指示する。カメラ交換判定部4iからカメラ交換を指示されたカメラ駆動制御部9bは、カメラ駆動部9aを制御してブラケット91を移動させることで、現在使用しているX線カメラ31を撮像位置外へ移動させて、予備のX線カメラ32を撮像位置に移動させる。そして、カメラ切替部10は、X線カメラ32のみを動作させる(S15)。
以降はステップS2に戻って、新しく撮像位置に移動した予備のX線カメラ32をX線撮像に用いることで、感度が良好な撮像処理を続行することができる。
実施形態1のX線検査装置のブロック構成を示す図である。 (a)(b)同上の正面から見た概略構成、側面から見た概略構成を各々示す図である。 同上の撮像エリアにおける被検査物有領域の移動を示す図である。 実施形態2のX線検査装置のブロック構成を示す図である。 (a)(b)同上の正面から見た概略構成、側面から見た概略構成を各々示す図である。 実施形態3のX線検査装置のブロック構成を示す図である。 同上の撮像エリアの画素構成を示す図である。 実施形態4のX線検査装置のブロック構成を示す図である。 実施形態5のX線検査装置のブロック構成を示す図である。 同上の正面から見た概略構成を示す図である。 同上の動作フローチャートを示す図である。 従来の撮像エリアを示す図である。
符号の説明
1a X線源
1b X線源制御部
2 保持テーブル
3 X線カメラ
4 異常・欠陥判別部
5a カメラ駆動部
5b カメラ駆動制御部
6 表示部

Claims (5)

  1. 被検査物を保持する保持テーブルと、X線を被検査物に照射するX線源と、X線の照射タイミングを制御するX線源制御部と、X線源から被検査物を透過して撮像エリアに入射したX線によって透視画像を撮像するX線カメラと、透視画像に基づいて被検査物の状態を判別する状態判別部と、保持テーブルまたはX線カメラを移動させて、X線カメラの撮像エリア内における被検査物の位置を移動させる第1の駆動部と、第1の駆動部による保持テーブルまたはX線カメラの移動制御を行う第1の駆動制御部とを備え、
    第1の駆動制御部は、保持テーブルに保持された被検査物が入れ替わる毎に、第1の駆動部によって保持テーブルまたはX線カメラを移動させて、X線カメラの撮像エリア内における今回の被検査物の位置を前回の被検査物とは異なる位置に移動させる
    ことを特徴とするX線検査装置。
  2. 前記第1の駆動制御部は、被検査物が所定の複数回入れ替わった場合に、各回における撮像エリア内の被検査物の位置を併せた領域が撮像エリアの全領域に略一致するように、前記第1の駆動部によって保持テーブルまたはX線カメラを移動させることを特徴とする請求項1記載のX線検査装置。
  3. 前記X線カメラが撮像した透視画像のデータを保存する画像メモリと、透視画像のデータに基づいてX線カメラの感度劣化度を演算する感度劣化演算部と、感度劣化度に基づいて被検査物の状態を判別するための状態判別閾値を演算する閾値演算部とを備え、前記状態判別部は、閾値演算部が演算した状態判別閾値を透視画像に適用して被検査物の状態を判別することを特徴とする請求項1または2記載のX線検査装置。
  4. 前記X線カメラが撮像した透視画像のデータを保存する画像メモリと、透視画像のデータに基づいてX線カメラの感度劣化度を演算する感度劣化演算部と、感度劣化度と警報出力閾値とを比較し、当該比較結果に基づいて警報出力の要否を判定する警報判定部と、警報判定部の判定結果に基づいて警報報知する報知部とを備え、警報判定部は、感度劣化度が警報出力閾値を超えれば報知部による警報報知を行うことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のX線検査装置。
  5. 複数のX線カメラと、当該複数のX線カメラからいずれかのX線カメラを所定の撮像位置に移動させる第2の駆動部と、第2の駆動部によるX線カメラの移動制御を行う第2の駆動制御部と、当該複数のX線カメラから前記所定の撮像位置にあるX線カメラのみを動作させるカメラ切替部と、前記所定の撮像位置にあるX線カメラが撮像した透視画像のデータを保存する画像メモリと、透視画像のデータに基づいて前記所定の撮像位置にあるX線カメラの感度劣化度を演算する感度劣化演算部と、感度劣化度に基づいて前記所定の撮像位置にあるX線カメラを交換するか否かを判定するカメラ交換判定部とを備え、カメラ交換判定部がX線カメラを交換すると判定した場合、第2の駆動制御部は、複数のX線カメラから透視画像の撮像に用いる次のX線カメラを選択し、当該選択したX線カメラを前記所定の撮像位置に移動させることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のX線検査装置。
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