JP2010127451A - 電磁弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弁スリーブ70に形成される供給ポート76(高圧ポート)とフィードバックポート78(低圧ポート)との間の連通を制御する第2ランド部82は、高圧ポート側から低圧ポート側に向けてテーパ状に拡径するテーパ部92と、このテーパ部92の高圧ポート側端部に一体に形成されて当該高圧ポート側端部の外径に等しい小径部93と、テーパ部92の低圧ポート側端部に一体に形成されて当該低圧ポート側端部の外径に等しい大径部94と、から構成されている。
【選択図】図2
Description
したがって、摺動抵抗を低減するためにスプールに設けたテーパ形状の測定を容易にすることができる。
以下、本発明の第1実施形態について図1および図2を参照して説明する。図1は、本第1実施形態に係る電磁弁10の構成概要を示す断面図である。図2は、図1の第2ランド部82の形状を説明するための拡大断面図である。なお、図1および図2は、下段が非励磁状態を示し、上段が最大制御圧出力状態(最大ストローク状態)を示す。また、図2においては、説明のために第2ランド部82の外周面に設けられるテーパの角度を誇張して示している。
図2に示すように、第2ランド部82は、コイル22に供給される電流が小さい場合に油圧差が発生する供給ポート76(高圧ポート)とフィードバックポート78(低圧ポート)との間の連通を制御する。当該第2ランド部82は、供給ポート76側からフィードバックポート78側に向けてテーパ状に拡径するテーパ部92と、テーパ部92の高圧ポート側端部に一体に形成されて当該高圧ポート側端部の外径に等しい小径部93と、テーパ部92の低圧ポート側端部に一体に形成されて当該低圧ポート側端部の外径に等しい大径部94と、から構成されている。なお、第2ランド部82は、特許請求の範囲に記載の「テーパ状ランド部」の一例に相当する。
コイル22が非励磁状態の場合には、スプール80は、ばね91の付勢力によりプランジャ24を反スプール方向に押圧し、プランジャ24をカバー21の底面に当接する初期位置に保持している。この非励磁状態においては、出力ポート75は、供給ポート76との連通が遮断されているとともに、排出ポート77に連通され、これによって出力ポート75は低圧に保持されている。
したがって、摺動抵抗を低減するためにスプール80に設けたテーパ形状の測定を容易にすることができる。
次に、本発明の第2実施形態について図3を参照して説明する。図3は、本第2実施形態に係る電磁弁10aの構成概要を示す断面図である。なお、図3は、下段が非励磁状態を示し、上段が最大制御圧出力状態(最大ストローク状態)を示す。また、図3においては、説明のために第1ランド部81aの外周面に設けられるテーパの角度を誇張して示している。
図3に示すように、第1ランド部81aは、コイル22に供給される電流が小さい場合に油圧差が発生するフィードバックポート78a(高圧ポート)と第1ドレンポート79a(低圧ポート)との間の連通を制御する。当該第1ランド部81aは、フィードバックポート78a側から第1ドレンポート79a側に向けてテーパ状に拡径するテーパ部92aと、テーパ部92aの高圧ポート側端部に一体に形成されて当該高圧ポート側端部の外径に等しい小径部93aと、テーパ部92aの低圧ポート側端部に一体に形成されて当該低圧ポート側端部の外径に等しい大径部94aと、から構成されている。なお、第1ランド部81aは、特許請求の範囲に記載の「テーパ状ランド部」の一例に相当する。
コイル22が非励磁状態の場合には、スプール80aは、ばね91の付勢力によりプランジャ24を反スプール方向に押圧し、プランジャ24をカバー21の底面に当接する初期位置に保持している。この非励磁状態においては、出力ポート75aは、供給ポート76aに連通されるとともに、排出ポート77aとの連通が遮断され、これによって出力ポート75aは高圧に保持されている。
(1)上記各実施形態において、弁孔に連通する複数のポートのうち高圧ポート側と低圧ポート側との間の連通を制御するランド部を、高圧ポート側から低圧ポート側に向けて拡径するテーパ部と、テーパ部の高圧ポート側端部に一体に形成されて当該高圧ポート側端部の外径に等しい小径部と、テーパ部の低圧ポート側端部に一体に形成されて当該低圧ポート側端部の外径に等しい大径部と、を有するように形成してもよい。このようにしても、テーパ部のテーパ形状を演算により容易に測定することができる。
20…ソレノイド部
60…ノーマリークローズタイプ用スプール部
60a…ノーマリーオープンタイプスプール部
70,70a…弁スリーブ
72,72a…第1弁孔
73,73a…第2弁孔
75,75a…出力ポート
76…供給ポート(高圧ポート)
76a…供給ポート
77,77a…排出ポート
78…フィードバックポート(低圧ポート)
78a…フィードバックポート(高圧ポート)
79,79b…ドレンポート
79a…ドレンポート(低圧ポート)
80,80a…スプール
81…第1ランド部
81a…第1ランド部(テーパ状ランド部)
82…第2ランド部(テーパ状ランド部)
82a…第2ランド部
83,83a…第3ランド部
92,92a…テーパ部
93,93a…小径部
94,94a…大径部
95,95a…対向部
96,96a…境界部
Claims (5)
- コイルに供給される電流に応じてプランジャが磁気吸引されるソレノイド部と、
前記ソレノイド部に取り付けられ前記プランジャと同軸的に弁孔が形成されるとともにこの弁孔に作動油を流出入させるための複数のポートが当該弁孔にそれぞれ連通するように形成される弁スリーブと、
前記弁孔に摺動自在に案内支持されて前記プランジャの移動に応じて摺動することで前記複数のポート間の連通を制御する複数のランド部が形成されるスプールと、
を備える電磁弁であって、
前記複数のランド部のうち少なくとも1つであるテーパ状ランド部は、高圧ポート側から低圧ポート側に向けて拡径するテーパ部と、前記テーパ部の前記高圧ポート側端部に一体に形成されて当該高圧ポート側端部の外径に等しい小径部と、前記テーパ部の前記低圧ポート側端部に一体に形成されて当該低圧ポート側端部の外径に等しい大径部と、から構成されることを特徴とする電磁弁。 - 前記テーパ状ランド部は、前記コイルに供給される電流が小さい場合に油圧差が発生する高圧ポートと低圧ポートとの間の連通を制御するランド部として前記スプールに形成されることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
- 前記小径部および前記大径部の少なくともいずれか一方は、前記テーパ部との境界部が、前記スプールの摺動時に前記高圧ポートおよび前記低圧ポート間における前記弁孔内に進入しないように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁。
- 前記小径部は、前記テーパ部との境界部で切断した切断面を含む平面が、前記スプールの摺動時に前記高圧ポートの断面に交わるように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁。
- 前記大径部は、前記テーパ部との境界部で切断した切断面を含む平面が、前記スプールの摺動時に前記低圧ポートの断面に交わるように形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁弁。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112105856A (zh) * | 2018-05-16 | 2020-12-18 | 株式会社电装 | 电磁阀 |
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2008
- 2008-12-01 JP JP2008306220A patent/JP5195356B2/ja not_active Expired - Fee Related
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