JP2010126346A - 乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、ドレスガードのスカートガードへの取付構造を工夫して、ドレスガードを簡易に着脱できるようにし、刷毛体およびステップの交換作業における作業負荷を軽減し、作業効率を高め、かつ作業時間を短縮できる乗客コンベアを得る。
【解決手段】キー穴8が、基部11に穿設された取付穴14のそれぞれに対応するようにスカートガード6に穿設され、軸部19が取付穴14の穴中心周りの所定の回転位置に位置するときの係止板21のみを通過させる穴形状に形成されている。突起が頭部20の係止板側に突設され、軸部19を所定の回転位置から回転させることで、弾性変形して取付穴14のステップ側縁部に形成された第2段部に乗り上げてスカートガード6を基部11と係止板21との間に加圧挟持させる弾性力を発生し、軸部19を所定の回転位置に戻すことで取付穴14のステップ側縁部に形成された第1段部内に収納されて該弾性力を放勢させる。
【選択図】図2

Description

この発明は、エスカレータなどの乗客コンベアに関し、特にスカートガードに取り付けられるドレスガードの取付構造に関するものである。
従来、乗客コンベアにおいては、内溝が形成された第1の基材体を、ビスを内溝内からスカートガードの垂直面に締着固定してステップの移動方向に沿って延設し、刷毛体が植立された第2の基材体を内溝にスライド式に嵌合させて第1の基材体に取り付けて、刷毛体がステップとスカートガードとの間の隙間を閉じるように構成された安全装置が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
このように構成された従来の乗客コンベアでは、ビスが第1の基材体の内溝内からスカートガードに締着固定されているので、ビスが内溝に嵌合された第2の基材体に隠れ、意匠性が増す。また、第2の基材体と第1の基材体とが別部品で構成されているので、刷毛体が摩耗した場合には、第2の基材体のみを交換すればよく、低コスト化が図られる。
特開2003−182965号公報
しかし、従来の乗客コンベアでは、第1の基材体がビスを内溝内からスカートガードに締着固定してステップの移動方向に沿って延設され、第2の基材体を内溝にスライド式に嵌合させて第1の基材体に取り付けているので、下記の不具合があった。
例えば、ステップの移動方向の中央に位置する刷毛体が消耗した場合の交換作業について説明する。まず、最下端に位置する第2の基材体を最下端に位置する第1の基材体の内溝をスライド移動して取り外す。以降、最下端から2番目に位置する第2の基材体から交換する第2の基材体までを順次、ステップの移動方向に沿って延設された第1の基材体の内溝をスライド移動して、最下端に位置する第1の基材体から取り外す。ついで、新しい刷毛体が植立された第2の基材体を、最下端に位置する第1の基材体の内溝に挿入し、ステップの移動方向に沿って延設された第1の基材体の内溝を所定位置までスライド移動する。さらに、取り外した第2の基材体を、同様にして、ステップの移動方向に沿って延設された第1の基材体の内溝をスライド移動し、順次、元の第1の基材体に戻す。このように、刷毛体の交換作業が著しく煩雑なものとなり、交換作業性が低下し、作業時間が増大してしまう。
つぎに、トラス内の保守点検作業について説明する。トラス内での保守点検作業では、ステップの取り外しが必要となる。このとき、第1の基材体および第2の基材体がステップの幅寸法を減じる方向に突出してステップの着脱を阻害するので、ステップの着脱位置の第1の基材体および第2の基材体を取り外すことになる。まず、取り外し対象の第1の基材体およびその下方に位置する全ての第1の基材体の内溝に嵌合されている第2の基材体を、刷毛体の交換作業と同様にして、最下端に位置する第1の基材体から取り外し、取り外し対象の第1の基材体の内溝を露出させる。ついで、ビスの締着を緩めて、取り外し対象の第1の基材体をスカートガードから取り外す。そして、第1の基材体を取り外すことで形成された空間から、ステップを取り外し、トラス内の保守点検作業が行われる。また、トラス内の保守点検作業が終了すると、ステップを取り付け、取り外した第1の基材体をスカートガードに取り付けた後、取り外した第2の基材体を、刷毛体の交換作業と同様にして、最下端に位置する第1の基材体の内溝に挿入し、ステップの移動方向に沿って延設された第1の基材体の内溝をスライド移動し、順次、元の第1の基材体に戻す。このように、トラス内の保守点検作業におけるステップの交換作業が著しく煩雑なものとなり、交換作業性が低下し、作業時間が増大してしまう。
さらに、第1の基材体の着脱は、ステップに近接した位置での作業となるので、作業者は窮屈な姿勢で煩雑なビスの着脱を行うことになり、作業負荷が増大すると共に、作業効率が低下し、作業時間が増大してしまう。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、ドレスガードのスカートガードへの取付構造を工夫して、ドレスガードを簡易に着脱できるようにし、刷毛体の交換作業、およびステップの交換作業における作業負荷を軽減し、作業効率を高め、かつ作業時間を短縮できる乗客コンベアを得ることを目的とする。
この発明による乗客コンベアは、無端状に連結されて一対の乗降口の間を循環移動するステップと、上記ステップの両側に該ステップとの間に隙間を保って該ステップの移動方向に沿って延設されたスカートガードと、上記スカートガードの表面に上記ステップの踏み面から離間して、かつ該ステップの移動方向に沿って延設されたドレスガードと、を備えている。上記ドレスガードは、それぞれ、取付面、および該取付面に対向する先端面を有し、該先端面に開口するスライド溝が溝方向を長さ方向とし、少なくとも長さ方向の一端に開口するように形成され、穴方向を該取付面に直交する方向とする取付穴が該先端面の下部側に、かつ長さ方向に互いに離間して複数穿設された長尺体に作製され、該先端面を上記ステップの幅寸法を減じる方向に向けて該取付面を上記スカートガードの表面に沿わせて上記ステップの移動方向に連設された基部と、上記スライド溝内にスライド式に嵌合されて上記基部に装着された刷毛支持体と、上記刷毛支持体に植立されて上記基部の先端面の上記スライド溝の開口から延出する刷毛体と、を有する。さらに、乗客コンベアは、頭部をステップ側に延出させて、軸部を上記取付穴の穴方向に移動可能に、かつ穴中心周りに回転可能に該取付穴に挿通し、係止板を上記取付面側に延出する該軸部の端部に該軸部の軸心と直交する方向に延出するように固着して上記基部に装着された締結具と、上記基部に穿設された上記取付穴のそれぞれに対応するように上記スカートガードに穿設され、上記軸部が該取付穴の穴中心周りの所定の回転位置に位置するときの上記係止板のみを通過させる穴形状に形成されたキー穴と、上記軸部を上記取付穴の穴中心周りに上記所定の回転位置から回転させることで、該軸部を該取付穴の穴方向にステップ側に移動させて、上記スカートガードを上記基部と上記係止板との間に加圧挟持させる弾性力を発生させ、上記軸部を上記取付穴の穴中心周りに上記所定の回転位置に戻すことで該弾性力を放勢させる弾性力発生機構と、を備えている。
この発明では、弾性力発生機構が、軸部を取付穴の穴中心周りに所定の回転位置から回転させることで、軸部を取付穴の穴方向にステップ側に移動させて、スカートガードを基部と係止板との間に加圧挟持させる弾性力を発生させ、軸部を取付穴の穴中心周りに所定の回転位置に戻すことで弾性力を放勢させるので、締結具を回転させるだけで、基部をスカートガードに着脱できる。そこで、作業者は窮屈な姿勢での煩雑なビスの着脱作業が不要となり、作業負荷を軽減し、作業効率を高め、作業時間を短縮できる。
また、ドレスガードが基部をステップの移動方向に連設して構成され、締結具が頭部をステップ側に延出させて基部の先端面の下部側に穿設された取付穴に装着されているので、対象の基部のみをスカートガードに着脱できる。そこで、刷毛体が摩耗した場合には、摩耗した刷毛体が植立された刷毛支持体を保持している基部のみを取り外して、新しい刷毛体が植立された刷毛支持体に交換することができる。さらに、ステップを取り外す場合には、取り外すステップに隣接する基部のみを取り外し、基部を取り外すことで形成された空間から、ステップを取り外すことができる。このように、刷毛体の交換作業、およびステップの交換作業における作業負荷を軽減し、作業効率を高め、かつ作業時間を短縮できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータにおけるドレスガード周りを示す要部斜視図、図2はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータにおけるドレスガード周りを示す要部断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードの構成を説明する分解斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける締結具を示す斜視図、図5はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける弾性力発生機構を構成する係止片を示す斜視図、図6はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける取付穴周りを示す要部正面図、図7は図6のVII−VII矢視断面図、図8は図6のVIII−VIII矢視断面図、図8はこの発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける締結具による締結/締結解除動作を説明する図である。
図1において、エスカレータ1は、無端状に連結されて一方の乗降口2と他方の乗降口(図示せず)との間を循環移動するステップ3と、ステップ3の移動方向に沿ってステップ3の両側に立設された一対の欄干4と、欄干4に案内されてステップ3と同期して移動するハンドレール7と、を備えている。欄干4は、ステップ3の移動方向に沿ってステップ3の両側に立設された欄干パネル5、ステップ3の両側にステップ3との間の隙間を保ってステップ3の移動方向に沿って延設されて、欄干パネル5とステップ3とを仕切るスカートガード6などを備えている。そして、スカートガード6のステップ側の表面には、ドレスガード10がステップ3の踏み面3aから離反して、ステップ3の移動方向に沿って一方の乗降口2から他方の乗降口に至るように延設されている。
ここで、ドレスガード10の構成について図2乃至図8を参照しつつ説明する。
ドレスガード10は、図2および図3に示されるように、ステップ3の踏み面3aから離反して、ステップ3の移動方向に沿って一方の乗降口2から他方の乗降口に至るようにスカートガード6の表面に取り付けられる複数の基部11と、各基部11をスカートガード6に取り付けるための締結具18と、各基部11に取り付けられ、刷毛体26が植立された刷毛支持体25と、を備えている。
基部11は、例えば、アルミ材の引き抜き加工により1500mm程度の長尺の棒状体に作製され、スカートガード6に押し当てられる取付面11a、取付面11aに対向する先端面11b、取付面11aと先端面11bとを連結する上部傾斜面11cおよび下部傾斜面11dからなる断面形状を有する。そして、溝形状を断面矩形とするスライド溝12が、基部11の先端面11bに開口し、かつ基部11を長さ方向に貫通するように形成されている。さらに、切り欠き13が、基部11の下部傾斜面11dに、基部11を長さ方向に貫通するように形成されている。このとき、切り欠き13の底面13aは、基部11の取付面11aと平行に形成されている。
また、穴方向を底面13aに直交する方向とする円形の穴形状の取付穴14が、基部11の長さ方向に所定の間隔で、取付面11aと切り欠き13の底面13aとを連通するように基部11に穿設されている。さらに、各取付穴14の底面13a側の縁部には、図6乃至図8に示されるように、底面13aからの深さh1の平坦面からなる2つの第1段部15と、深さh1より浅い深さh2の平坦面からなる2つの第2段部16とが、周方向に交互に90度ピッチで配列されている。なお、2つの第1段部15が取付穴14の穴中心に対して対称な位置関係に形成され、2つの第2段部16が取付穴14の穴中心に対して対称な位置関係に形成されている。
締結具18は、図4および図5に示されるように、取付穴14に遊嵌状態に挿通される断面円形の軸部19、軸部19の一端に一体に作製された頭部20、軸部19の軸心に対して直交する方向に延出するように軸部19の他端に溶接やネジなどにより固着された矩形平板状の係止板21、および頭部20の軸部19側に溶接などにより固着された係止片22を備えている。係止片22は、ステンレス等の弾性を有する平板リング状の金属板の中心に対して対称な縁部を90度折り曲げて作製された、板状弾性部材としての相対する平行な一対の突起22aを有する。そして、締結具18は、軸部19を切り欠き13側から取付穴14に挿通し、係止板21を取付穴14から取付面11a側に延出する軸部19の他端に固着して、基部11に装着される。
ここで、突起22aは係止板21側に凸状の凸状体となっている。そして、第1段部15、第2段部16、および突起22aが弾性力発生機構を構成する。突起22aの突出高さh3は深さh1より小さく、深さh2より大きくなっている。また、(h3−h2)は(取付面11aと係止板21との間の最大隙間−スカートガード6の板厚t)より大きくなっている。
刷毛支持体25は、図3に示されるように、スライド溝12の溝形状とほぼ同一の断面形状を有し、基部11と同じ長さの直方体に作製されている。さらに、刷毛体26が刷毛支持体25の一面にその長さ方向の全域にわたって植立されている。そして、刷毛支持体25は、基部11の長さ方向の一端からスライド溝12内にスライド式に嵌合させて基部11に装着される。このとき、刷毛体26がスライド溝12の開口を通って基部11の先端面11bから延出する。
つぎに、このように構成されたドレスガード10のスカートガード6への取付方法について説明する。なお、スカートガード6には、予め、係止片22が挿通される矩形の長穴形状のキー穴8が、ステップ3の移動方向に連設される基部11の取付穴14のそれぞれに対応するように穿設されている。
まず、基部11には、締結具18および刷毛支持体25が装着されている。そして、刷毛体26を押し分けてドライバー(図示せず)を締結具18の頭部20に係合させ、図9中実線で示されるように、係止板21の長手方向がキー穴8の長穴の長軸方向に合うように頭部20を回す。そして、ステップ3側から係止板21をキー穴8に挿入する。これにより、係止板21は、スカートガード6の裏面側(ステップ3と反対側)に延出する。このとき、係止片22の突起22aは取付穴14の第1段部15内に位置している。
ついで、頭部20を回して、係止片22を頭部20に連動して回す。このとき、係止片22は、第2段部16の第1段部15との境界である周方向縁部に接する突起22aの周面位置を突起22aの頂部側に変えつつ回る。そこで、締結具18が軸部19の軸心周りに回りつつ、軸心方向ステップ3側に移動する。そして、締結具18が所定角度回転すると、係止板21がスカートガード6の裏面に当接する。そこで、頭部20を更に回すと、突起22aが、外径側に凸状に、或いは内径側に凸状に湾曲するように弾性変形して第2段部16に乗り上がる。そして、頭部20を90度まで回すと、突起22aの頂部が第2段部16の周方向中央位置に到達する。この時、係止板21の長手方向が、図9中点線で示すように、キー穴8の長穴の長軸方向と直交する位置となる。そして、弾性変形した突起22aの復元力(弾性力)が基部11に対して締結具18をステップ3側に移動させるように作用し、スカートガード6が係止板21と基部11の取付面11aとにより加圧挟持される。これにより、基部11が、図2に示されるように、スカートガード6に固定される。
このように、基部11の長さ方向の端面同士が互いに接するように、例えば一方の乗降口2から他方の乗降口に向かって基部11を順次スカートガード6に取り付ける。これにより、基部11がステップ3の移動方向に連設され、ステップ3の移動方向に沿って延設されたドレスガード10の設置が完了する。ここで、基部11は、スカートガード6からステップ3側(ステップ3の幅寸法を減じる方向)に突設され、刷毛体26が、ステップ3との間の距離を漸次短くするように傾斜して基部11の先端面11bから延出されている。
つぎに、ドレスガード10のスカートガード6からの取り外し方法について説明する。
まず、刷毛体26を押し分けてドライバー(図示せず)を締結具18の頭部20に係合させ、頭部20を90度回す。これにより、弾性変形している突起22aの頂部が第2段部16上を周方向に移動し、第2段部16の第1段部15との境界である周方向縁部に到達する。そして、係止片22は、第2段部16の第1段部15との境界である周方向縁部に接する突起22aの周面位置を突起22aの頂部から離反するように変えつつ回り、突起22aが第1段部15内に納まり、突起22aの復元力が放勢される。これにより、係止板21は、その長手方向がキー穴8の長穴の長軸方向と直交する位置から長軸方向に一致する位置まで回転する。そこで、係止板21をキー穴8から引き抜き、基部11をスカートガード6から取り外す。
このように構成されたエスカレータ1では、ドレスガード10が複数の基部11により構成され、基部11のそれぞれが刷毛支持体25を装着したまま締結具18を90度回転させるだけでスカートガード6への着脱が行える。
そこで、刷毛体26が摩耗した場合には、摩耗した刷毛体26が植立された刷毛支持体25を装着した基部11のみをスカートガード6から外す。そして、摩耗した刷毛体26が植立された刷毛支持体25をスライド溝12から引き抜き、新しい刷毛体26が植立された刷毛支持体25をスライド溝12内に挿入する。ついで、新しい刷毛体26が植立された刷毛支持体25を装着した基部11をスカートガード6に取り付ければよい。
また、トラス内の保守点検作業の場合、ステップ3の着脱位置の基部11のみをスカートガード6から取り出す。そして、基部11を取り外すことで形成された空間から、ステップ3を取り外し、トラス内の保守点検作業が行われる。
このように構成されたエスカレータ1では、利用者は、ステップ3の幅方向両側でステップ3の移動方向に延在しているドレスガード10を確認し、自然とステップ3の幅方向中央に移動することになる。そこで、利用者の荷物などがステップ3とスカートガード6との間の隙間に挟まれるような事態が未然に回避される。
また、利用者の荷物などがステップ3の幅方向端部に近づくと、荷物などが刷毛体26に接触し、摺接音が発生するので、利用者は、荷物などがステップ3の幅方向端部に近づいたことを認識できる。そこで、利用者は、荷物などをステップ3の中央寄りに置き換えることができ、荷物などがステップ3とスカートガード6との間の隙間に挟まれるような事態が未然に回避される。
また、締結具18が基部11の刷毛体26の下部側に装着されているので、締結具18は刷毛体26により隠れ、意匠性を高めることができる。
また、突起22aが軸部19の軸心に対して対称な位置関係となっているので、突起22aの弾性変形による復元力がバランス良く発生し、安定した保持力が得られる。
また、刷毛体26が植立された刷毛支持体25が基部11と別部品で構成されているので、刷毛体26が摩耗した場合には、刷毛体26が植立された刷毛支持体25のみを交換すればよく、低コスト化が図られる。
また、ドレスガード10が刷毛体26が植立された刷毛支持体25を装着した複数の基部11から構成され、締結具18を90度回すことで、対象の基部11をスカートガード6に着脱できるので、基部11の着脱作業性が著しく高められるとともに、作業負荷を軽減することができる。したがって、刷毛体26の交換作業やステップ3の交換作業における作業負荷を軽減でき、作業効率を高め、かつ作業時間を短縮できる。
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける貫通穴周りを示す要部正面図、図11は図10のXI−XI矢視断面図、図12は図10のXII−XII矢視断面図である。
図10乃至図12において、基部11に形成された取付穴14の底面13a側の縁部には、平坦面からなる2つ第2段部16に代えて、切頭円錐形の傾斜面からなる第2段部17が形成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態2による締結具18の締結/締結解除動作について説明する。
まず、刷毛体26を押し分けてドライバーを締結具18の頭部20に係合させ、締結具18の頭部20を回して、係止片22を頭部20に連動して回す。このとき、係止片22は、第2段部17の第1段部15との境界である周方向縁部に接する突起22aの周面位置を突起22aの頂部側に変えつつ回る。そこで、締結具18が軸部19に軸心周りに回りつつ、軸心方向ステップ3側に移動する。そして、締結具18が所定角度回転すると、係止板21がスカートガード6の裏面に当接する。そこで、頭部20を更に回すと、突起22aが、内径側に傾斜するように弾性変形して第2段部17に乗り上がる。そして、頭部20を90度まで回すと、突起22aの頂部が第2段部17の周方向中央位置に到達する。この時、係止板21の長手方向が、キー穴8の長穴の長軸方向と直交する位置となる。そして、弾性変形した突起22aの復元力が基部11に対して締結具18をステップ3側に移動させるように作用し、スカートガード6が係止板21と基部11の取付面11aとにより加圧挟持される。これにより、スカートガード6と基部11とが締結具18により締結される。
ついで、刷毛体26を押し分けてドライバーを締結具18の頭部20に係合させ、頭部20を90度回す。これにより、弾性変形している突起22aの頂部が第2段部17上を周方向に移動し、第2段部16の第1段部15との境界である周方向縁部に到達する。そして、係止片22は、第2段部17の第1段部15との境界である周方向縁部に接する突起22aの周面位置を突起22aの頂部から離反するように変えつつ回り、突起22aが第1段部15内に納まり、突起22aの復元力が開放される。これにより、係止板21は、その長手方向がキー穴8の長穴の長軸方向と直交する位置から長軸方向に一致する位置まで回転し、スカートガード6と基部11との締結具18による締結が解除される。
従って、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
なお、上記各実施の形態では、エスカレータに適用するものとして説明しているが、本発明はエスカレータ以外の乗客コンベア、例えば歩く歩道に適用しても、同様の効果を奏する。
また、上記各実施の形態では、係止片に2つの突起を等角ピッチに形成するものとしているが、突起の数はこれに限定されるものではなく、例えば3つの突起を等角ピッチに形成してもよい。この場合、締結具は60度回すことで、基部を着脱することができる。また、突起が周方向に分散して形成されていれば、必ずしも等角ピッチに形成する必要はない。
また、上記各実施の形態では、係止板を矩形平板状に形成し、ピン穴を係止板が挿通できる矩形の穴形状に形成するものとしているが、係止板の形状およびピン穴の穴形状はこれに限定されるものではなく、ピン穴は、軸部が所定の回転位置に位置しているときの係止板が挿通でき、軸部が所定の回転位置からずれたときの係止板の挿通を阻止できる穴形状であればよい。
また、上記各実施の形態では、ドレスガードがステップの両側に配設されているスカートガードに取り付けられているものとしているが、ドレスガードはステップの一側に配設されているスカートガードのみに取り付けられてもよい。
また、上記各実施の形態では、基部が取付面、取付面に対向する先端面、および取付面と先端面とを連結する上部傾斜面および下部傾斜面からなる断面四角形に形成されているものとしているが、基部の断面形状はこれに限定されるものではなく、スカートガードの表面に取り付けられる取付面と、刷毛体が延出される先端面とを有していればよい。
また、上記各実施の形態では、スライド溝が全ての基部に長手方向に貫通するように形成されているものとしているが、スライド溝はその長手方向の両端を開口する必要はなく、少なくとも長手方向の一端が開口していればよい。例えば、スライド溝の長手方向の一方が塞口されている基部を用いる場合、スライド溝の塞口側を下階の乗降口に向けて基部をスカートガードに配設することが望ましい。この場合、取り外された基部の上階側に隣接する基部のスライド溝からの刷毛支持体の抜けを防止できる。
この発明の実施の形態1に係るエスカレータにおけるドレスガード周りを示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るエスカレータにおけるドレスガード周りを示す要部断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードの構成を説明する分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける締結具を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける弾性力発生機構を構成する係止片を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける貫通穴周りを示す要部正面図である。 図6のVII−VII矢視断面図である。 図6のVIII−VIII矢視断面図である。 この発明の実施の形態1に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける締結具による締結/締結解除動作を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係るエスカレータに装備されたドレスガードにおける貫通穴周りを示す要部正面図である。 図10のXI−XI矢視断面図である。 図10のXII−XII矢視断面図である。
符号の説明
2 乗降口、3 ステップ、3a 踏み面、6 スカートガード、8 キー穴、10 ドレスガード、11 基部、11a 取付面、11b 先端面、12 スライド溝、14 取付穴、15 第1段部(弾性力発生機構)、16,17 第2段部(弾性力発生機構)、18 締結具、19 軸部、20 頭部、21 係止板、22a 突起(板状弾性部材、弾性力発生機構)、25 刷毛支持体、26 刷毛体。

Claims (3)

  1. 無端状に連結されて一対の乗降口の間を循環移動するステップと、上記ステップの両側に該ステップとの間に隙間を保って該ステップの移動方向に沿って延設されたスカートガードと、上記スカートガードの表面に上記ステップの踏み面から離間して、かつ該ステップの移動方向に沿って延設されたドレスガードと、を備えた乗客コンベアにおいて、
    上記ドレスガードは、それぞれ、取付面、および該取付面に対向する先端面を有し、該先端面に開口するスライド溝が溝方向を長さ方向とし、少なくとも長さ方向の一端に開口するように形成され、穴方向を該取付面に直交する方向とする取付穴が該先端面の下部側に、かつ長さ方向に互いに離間して複数穿設された長尺体に作製され、該先端面を上記ステップの幅寸法を減じる方向に向けて該取付面を上記スカートガードの表面に沿わせて上記ステップの移動方向に連設された基部と、上記スライド溝内にスライド式に嵌合されて上記基部に装着された刷毛支持体と、上記刷毛支持体に植立されて上記基部の先端面の上記スライド溝の開口から延出する刷毛体と、を有し、
    頭部をステップ側に延出させて、軸部を上記取付穴の穴方向に移動可能に、かつ穴中心周りに回転可能に該取付穴に挿通し、係止板を上記取付面側に延出する該軸部の端部に該軸部の軸心と直交する方向に延出するように固着して上記基部に装着された締結具と、
    上記基部に穿設された上記取付穴のそれぞれに対応するように上記スカートガードに穿設され、上記軸部が該取付穴の穴中心周りの所定の回転位置に位置するときの上記係止板のみを通過させる穴形状に形成されたキー穴と、
    上記軸部を上記取付穴の穴中心周りに上記所定の回転位置から回転させることで、該軸部を該取付穴の穴方向にステップ側に移動させて、上記スカートガードを上記基部と上記係止板との間に加圧挟持させる弾性力を発生させ、上記軸部を上記取付穴の穴中心周りに上記所定の回転位置に戻すことで該弾性力を放勢させる弾性力発生機構と、を備えていることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 上記弾性力発生機構は、
    それぞれ係止板側に凸状の凸状体に作製され、該凸状体の周面を周方向に向けて上記頭部の軸部側に周方向に互いに離間して配設され、上記軸部と一体に回転する板状弾性部材と、
    上記基部の上記取付穴のステップ側縁部に形成され、上記軸部が上記所定の回転位置に位置するときに上記板状弾性部材を収容し、上記係止板を上記スカートガードの裏面から離反させる第1段部と、
    上記基部の上記取付穴のステップ側縁部に形成され、上記軸部が上記所定の回転位置から回転するとき、その周方向縁部が上記板状弾性部材の周面に係合して、上記係止板が上記スカートガードの裏面に当接するまで上記軸部をステップ側に移動させ、その後該板状弾性部材を弾性変形させて該周方向縁部を乗り越えさせ、弾性変形した該板状弾性部材を保持する第2段部と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベア。
  3. 上記板状弾性部材は、周方向に等角ピッチで配設されていることを特徴とする請求項2記載の乗客コンベア。
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