JP2010125945A - ディスプレイ搭載車両 - Google Patents

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Masashi Tsukamoto
真史 塚本
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Abstract

【課題】後部座席用のディスプレイ装置に対する快適な視認性を損なわずに、後部座席に付与されている位置調整機能を最大限に活用することができるディスプレイ搭載車両を提供すること。
【解決手段】車両の後部座席23の搭乗者用に情報表示を行うディスプレイ装置25を、後部座席23の位置に応じて車体前後方向に位置調整可能に、車両のルーフパネルの内面側を覆うヘッドライナ27に取り付けたことによって、後部座席23を大きく位置調整した場合でも、後部座席23の位置がディスプレイ装置25の適正視認距離から外れてしまうことがなくなり、ディスプレイ装置25に対する快適な視認性を損なわずに、後部座席23に付与されている位置調整機能を最大限に活用することが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の後部座席の搭乗者用に情報表示を行うディスプレイ装置が、車両のルーフパネルの内面側を覆うヘッドライナに装備されたディスプレイ搭載車両に関する。
図8は、ディスプレイ搭載車両の従来例を示したものである。
ここに示した車両は、下記特許文献1に開示されたもので、車両1の後部座席3の搭乗者5用に、ナビゲーションシステムの映像やテレビジョン映像、あるいはDVDビデオの映像等を表示するディスプレイ装置7を、車両の天井部9に搭載した構成である。
ディスプレイ装置7は、不使用時には、運転席(前部座席)11に座っている運転者13のルームミラー15による後方視界を邪魔しないように、図中の矢印Aに示すように天井部9側に折り畳めるように取り付けられている。
また、ここに示した車両1の場合は、ディスプレイ装置7の使用時には、車体後方を写す後方確認カメラ17が作動するようになっている。この後方確認カメラ17は、ルームミラー15による後方視界の内、ディスプレイ装置7により遮られる範囲の視界映像を撮影して、ルームミラー15に組み込まれているディスプレイ部に映し出すことで、ルームミラー15による後方視界を補償する。
特開平11−291817号公報
ところで、近年の車両では、後部座席3は車体前後方向に位置調整可能に装備されることが多く、且つ、後部座席3の車体前後方向への位置調整量も大きく設定される傾向にある。
しかし、ディスプレイ装置7を快適に視認できる距離は、ディスプレイ装置7の画面の大きさ等によって制限されるため、ディスプレイ装置7の取り付け位置が固定の場合には、後部座席3の位置を大きくずらすと、座席の位置が適正視認距離から外れてしまって、ディスプレイ装置7に対する視認性が低下してしまうという問題が生じるおそれがある。
換言すると、折角、後部座席3が車体前後方向に大きく位置調整可能に装備されていても、ディスプレイ装置7の取り付け位置が固定の場合には、ディスプレイ装置7に対する快適な視認性を損なわないようにするために、後部座席3の位置調整範囲が制限されてしまい、後部座席3の位置調整機能を最大限に活用することができないという問題が生じた。
また、車両1の天井部9に装備されるディスプレイ装置7は、具体的には、車両のルーフパネルの内面側を覆うヘッドライナに取り付けられることになるが、近年の車両では天井部9に装備される電装品が増える傾向にあり,各種の電装品の荷重に耐えられるように、近年の車両におけるヘッドライナには、剛性を向上させる工夫も要求されている。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、後部座席用のディスプレイ装置に対する快適な視認性を損なわずに、後部座席に付与されている位置調整機能を最大限に活用することができるディスプレイ搭載車両を提供すること、更には、後部座席用のディスプレイ装置が取り付けられるヘッドライナの剛性を向上させて、ヘッドライナにおける電装部品等の取り付け性能を向上させることのできるディスプレイ搭載車両を提供することを目的とする。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)車両の後部座席の搭乗者用に情報表示を行うディスプレイ装置が、車両のルーフパネルの内面側を覆うヘッドライナに取り付けられるディスプレイ搭載車両であって、
前記後部座席の位置が車体前後方向に調整されても前記後部座席の搭乗者と前記ディスプレイ装置との間の離間距離を適正視認距離の範囲内に保持可能なように、前記ディスプレイ装置が、前記後部座席の位置に応じて車体前後方向に位置調整可能に、前記ヘッドライナに取り付けられたことを特徴とするディスプレイ搭載車両。
(2)前記ディスプレイ装置への給電や電気信号の入出力を行うべく前記ルーフパネルとヘッドライナとの間に配索されるワイヤハーネスには、前記ディスプレイ装置の車体前後方向に沿う移動を撓み変形により許容する余長部が設けられたことを特徴とする上記(1)に記載のディスプレイ搭載車両。
(3)前記ヘッドライナの内面側には、前記余長部を略U字状に湾曲させた形態で撓み変形可能に収容する余長収容部が装備されたことを特徴とする上記(2)に記載のディスプレイ搭載車両。
(4)前記余長収容部が、前記車体前後方向に沿って並走するように前記ヘッドライナの内面側に一体に形成された一対のリブと、前記ルーフパネルとで区画形成された空間であることを特徴とする上記(3)に記載のディスプレイ搭載車両。
(5)前記余長収容部が、前記ヘッドライナの内面側に固定される余長収容筐体により提供される空間であり、前記余長収容筐体には、前記ディスプレイ装置の車体前後方向への移動時に前記余長部の円滑な撓み変形動作を確保できる十分な剛性が付与されていることを特徴とする上記(3)に記載のディスプレイ搭載車両。
(6)前記ディスプレイ装置への給電や電気信号の入出力を行うべく前記ルーフパネルとヘッドライナとの間に配索されるワイヤハーネスは、摺動接点機構を介して前記ディスプレイ装置に電気的に接続され、
前記摺動接点機構は、車体前後方向に沿って前記ヘッドライナの内面上に延設されて前記ワイヤハーネスが導通接続される長尺の導電路と、前記ディスプレイ装置の移動に伴って前記導電路上を導通状態で摺動するように装備された摺動接点部とを備え、前記摺動接点部が前記ディスプレイ装置側に導通接続されることによって、前記ディスプレイ装置の車体前後方向に沿う移動位置に拘わらず、前記ワイヤハーネスと前記ディスプレイ装置との間の電気的接続状態を維持することを特徴とする上記(1)に記載のディスプレイ搭載車両。
(7)前記後部座席の車体前後方向への移動動作に連動して、前記ディスプレイ装置が車体前後方向に移動することを特徴とする上記(1)〜(6)の何れか一つに記載のディスプレイ搭載車両。
(8)前記後部座席には、供給される座席移動信号に応じて該後部座席の車体前後方向への位置を調整する電動式座席移動機構が設けられ、
前記ディスプレイ装置には、当該ディスプレイ装置の位置調整を行う電動式位置調整機構が設けられ、
前記電動式座席移動機構によって前記後部座席が車体前後方向に位置調整されるときには、前記電動式座席移動機構に供給される座席移動信号に応じたディスプレイ位置調整信号が前記電動式位置調整機構に供給されて、前記ディスプレイ装置の車体前後方向の移動が自動調整されることを特徴とする上記(7)に記載のディスプレイ搭載車両。
上記(1)の構成によれば、後部座席用のディスプレイ装置が前記後部座席の位置に応じて車体前後方向に位置調整できるため、後部座席を車体前後方向に大きく位置調整した場合でも、後部座席の位置が後部座席用のディスプレイ装置の適正視認距離から外れてしまうことがない。換言すれば、ディスプレイ装置に対して快適な視認性を維持するために、後部座席の位置調整範囲が制限されてしまうことがなくなる。
従って、例えば後部座席は最大限に後方に移動させて、快適な広い居住空間でディスプレイ装置が提供する映像情報を快適に楽しむことができ、後部座席用のディスプレイ装置に対する快適な視認性を損なわずに後部座席に付与されている位置調整機能を最大限に活用することができる。
上記(2)の構成によれば、ディスプレイ装置に接続するワイヤハーネスに、前記ディスプレイ装置の車体前後方向の移動を許容する余長部を装備しているため、ディスプレイ装置の車体前後方向への移動位置に関係なく、常時、ディスプレイ装置への電源供給や信号供給を実現することができる。
上記(3)の構成によれば、前記ディスプレイ装置の車体前後方向の移動を許容する余長部は、略U字状に湾曲させた形態で撓み変形可能に余長収容部に収容されていて、ディスプレイ装置の移動時に余長部に発生する撓み変形が、余長部の曲げ半径や曲げ方向が略一定のU字状の曲げ変形に限られ、不特定な曲げ変形が作用しないため、ディスプレイ装置の移動が繰り返されても余長部に作用する負担が少なく、余長部の寿命を延ばすことができる。
上記(4)の構成によれば、余長収容部としてヘッドライナに一体形成されたリブは、ヘッドライナの剛性を向上させる補強用リブとしても機能するため、前記余長収容部の装備によってヘッドライナの剛性を向上させて、ヘッドライナにおける電装部品等の取り付け性能を向上させることもできる。
さらに、ヘッドライナとは別体の余長収容筐体を使わずに余長収容部を形成しているため、別体の余長収容筐体を使う場合と比較すると、部品点数の削減を図ることもできる。
上記(5)の構成によれば、余長収容部としての余長収容筐体が十分な剛性を有していて、この余長収容筐体がヘッドライナの内面側に固定されることで、ヘッドライナの剛性を向上させることができ、ヘッドライナにおける電装部品等の取り付け性能を向上させることもできる。
上記(6)の構成によれば、ディスプレイ装置への給電や電気信号の入出力を行うべくルーフパネルとヘッドライナとの間に配索されるワイヤハーネスは、摺動接点機構を介して前記ディスプレイ装置に電気的に接続されているため、ディスプレイ装置の車体前後方向への移動位置に関係なく、常時、ディスプレイ装置への電源供給や信号供給を実現することができる。
また、摺動接点機構は、車体前後方向に沿って前記ヘッドライナの内面上に延設されて前記ワイヤハーネスが導通接続される長尺の導電路と、前記ディスプレイ装置の移動に伴って前記導電路上を導通状態で摺動するように装備された摺動接点部とを備えたもので、ワイヤハーネスの余長部によりディスプレイ装置の移動を許容する場合と比較すると、ワイヤハーネスに余長部を装備する必要がなくなり、ワイヤハーネスの長さを短縮して、ワイヤハーネスの配索作業を容易にすることができる。
また、ワイヤハーネスの余長部によりディスプレイ装置の移動を許容する場合と比較すると、設置スペースを省スペース化することができる。
上記(7)の構成によれば、ディスプレイ装置の位置は、後部座席の車体前後方向への移動動作に連動して、自動的に適正視認距離の範囲内に位置調整されるため、ディスプレイ装置の位置調整のために後部座席の搭乗者の手を煩わせることがない。従って、後部座席の搭乗者は、手間をかけずに、快適な視認距離でディスプレイ装置を楽しむことができる。
上記(8)の構成によれば、後部座席を位置調整する電動式座席移動機構及び、ディスプレイ装置を位置調整する電動式位置調整機構により、ディスプレイ装置の車体前後方向の移動を、前記後部座席の移動位置に応じて自動調整することが可能になり、上記(7)に記載の後部座席の車体前後方向への移動動作に連動したディスプレイ装置の自動的な位置調整が実現される。
本発明によるディスプレイ搭載車両によれば、後部座席用のディスプレイ装置が前記後部座席の位置に応じて車体前後方向に位置調整できるため、後部座席を車体前後方向に大きく位置調整した場合でも、後部座席の位置が後部座席用のディスプレイ装置の適正視認距離から外れてしまうことがない。換言すれば、ディスプレイ装置に対して快適な視認性を維持するために、後部座席の位置調整範囲が制限されてしまうことがなくなる。
従って、例えば後部座席は最大限に後方に移動させて、快適な広い居住空間でディスプレイ装置が提供する映像情報を快適に楽しむことができ、後部座席用のディスプレイ装置に対する快適な視認性を損なわずに後部座席に付与されている位置調整機能を最大限に活用することができる。
以下、本発明に係るディスプレイ搭載車両の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るディスプレイ搭載車両の第1の実施形態の車室内の概略構成の説明図、図2は図1に示したディスプレイ搭載車両におけるワイヤハーネスの余長部の収容形態を示す分解斜視図である。
図1に示すように、この第1の実施形態のディスプレイ搭載車両21では、車両の後部座席23,24の搭乗者用に情報表示を行うディスプレイ装置25が、車両のルーフパネルの内面側を覆うヘッドライナ27に取り付けられている。
図示例の車両は、車室内に、車体の前後方向に位置をずらして3列に座席が装備されたもので、運転席31a及び助手席31bから構成される前部座席31の後方に、車体の前後方向に位置をずらして、第1の後部座席23と、第2の後部座席24とが配列されている。
第2の後部座席24は、所謂3列目シートで、車室の最後尾のラゲッジスペース28の直前に装備されている。
第1の後部座席23は、前部座席31と第2の後部座席24との間に装備されている。また、第1の後部座席23は、図1に矢印R1で示す移動範囲L1の範囲内で、車体前後方向にスライド移動可能に装備されている。
そして、本実施形態のディスプレイ搭載車両21の場合は、後部座席23の位置が上記矢印R1で示す範囲内のどの位置に位置調整されても後部座席23の搭乗者とディスプレイ装置25との間の離間距離を適正視認距離の範囲内に保持可能なように、ディスプレイ装置25を、後部座席23の位置に応じて車体前後方向に位置調整可能に、ヘッドライナ27に取り付けている。
図1に矢印R2で示す移動範囲L2は、ディスプレイ装置25の位置調整可能な範囲を示している。
矢印R2で示すディスプレイ装置25の移動範囲において、最前端となるディスプレイ装置25の位置p1は、第1の後部座席23が矢印R1で示す移動範囲L1で最も車体前方側に位置調整させられているときに、該第1の後部座席23の搭乗者とディスプレイ装置25との間の離間距離を適正視認距離とする位置である。
一方、矢印R2で示すディスプレイ装置25の移動範囲において、最後端となるディスプレイ装置25の位置p2は、第2の後部座席24の搭乗者とディスプレイ装置25との間の離間距離を適正視認距離とする位置である。
第1の後部座席23が矢印R1で示す移動範囲L1で最も車体後方側に位置調整させられているときに、該第1の後部座席23の搭乗者とディスプレイ装置25との間の離間距離を適正視認距離とするディスプレイ装置25の位置は、上記の位置p1と位置p2との間にある。
従って、後部座席23の位置が上記矢印R1で示す範囲内のどの位置に位置調整されても、後部座席23の搭乗者とディスプレイ装置25との間の離間距離を適正視認距離の範囲内に保持可能である。
本実施形態のディスプレイ搭載車両21の場合、図2に示すように、ディスプレイ装置25への給電や電気信号の入出力を行うべく不図示のルーフパネルとヘッドライナ27との間に配索されるワイヤハーネス35には、ディスプレイ装置25の車体前後方向に沿う移動を撓み変形により許容する余長部36を設けている。
余長部36は、ワイヤハーネス35の分岐部35aから延出している。
ルーフパネルに対向するヘッドライナ27の内面27a側には、余長部36を略U字状に湾曲させた形態で撓み変形可能に収容する余長収容部38が装備されている。
図2に示すように、余長収容部38は、ヘッドライナ27の内面側に固定される余長収容筐体39により提供される空間である。
図2では、余長収容部38の内部構造の一部を示している。
余長収容筐体39内では、略U字状に湾曲させた形態で収容される余長部36の分岐部35a側の端部36aは、ケーブル固定具41によりヘッドライナ27に固定される。また、余長部36のディスプレイ装置25側の端部は、ガイドレール機構43により車体前後方向に移動可能な不図示のスライダに固定されている。
ガイドレール機構43により車体前後方向に移動可能な不図示のスライダは、ヘッドライナ27に形成されたスリット45を挿通する連結金具(不図示)によって、車室側のディスプレイ装置25に一体化されていて、ディスプレイ装置25と一体にガイドレール機構43上を移動する。
図2に示した矢印Dは、ガイドレール機構43上におけるスライダの移動方向である。このスライダの移動方向,移動範囲は、ヘッドライナ27に形成されたスリット45の延在方向,延在範囲に一致している。
図2に示した破線の矢印E,Fは、ワイヤハーネス35の組立て体をヘッドライナ27上に被せる(組み付ける)方向を示している。
図2には詳細な構造を示していないが、本実施形態で使用する余長収容筐体39は、ケーブル固定具41やガイドレール機構43を収容してヘッドライナ27に堅固に固定されるケースを有しており、例えば、特開2006−35961号公報に開示されているスライド配索装置と同様の構成を採用することができ、余長部36を略U字状に湾曲させた形態で撓み変形可能に収容している。
また、本実施形態で使用する余長収容筐体39は、例えば、特開2006−35961号公報に開示されているスライド配索装置と同様の構成を採用することで、ディスプレイ装置25の車体前後方向への移動時に余長部36の円滑な撓み変形動作を確保できる十分な剛性が付与されている。
更に、本実施形態のディスプレイ搭載車両21の場合、具体的な構成は図示していないが、後部座席23には、供給される座席移動信号に応じて該後部座席23の車体前後方向への位置を調整する電動式座席移動機構が設けられている。
そして、電動式座席移動機構によって後部座席23が車体前後方向に位置調整されるときには、前記電動式座席移動機構に供給される座席移動信号に応じたディスプレイ位置調整信号がディスプレイ装置25の位置調整を行う電動式位置調整機構に供給されて、ディスプレイ装置25の車体前後方向の移動が自動調整されるようになっている。
ディスプレイ装置25の位置調整を行う電動式位置調整機構は、供給されるディスプレイ位置調整信号に基づいて前記ガイドレール機構43上のスライダを移動させる電動機構である。
即ち、本実施形態のディスプレイ搭載車両21の場合、第1の後部座席23の車体前後方向への位置調整や、ディスプレイ装置25の車体前後方向への位置調整は、電動で行うことができ、後部座席23の車体前後方向への移動動作に連動して、ディスプレイ装置25が車体前後方向に移動するように構成されている。
以上に説明した第1の実施形態のディスプレイ搭載車両21では、後部座席用のディスプレイ装置25が後部座席23の位置に応じて車体前後方向に位置調整できるため、後部座席23を車体前後方向に大きく位置調整した場合でも、後部座席23の位置が後部座席用のディスプレイ装置25の適正視認距離から外れてしまうことがない。
換言すれば、ディスプレイ装置25に対して快適な視認性を維持するために、後部座席23の位置調整範囲が制限されてしまうことがなくなる。
従って、例えば後部座席23は最大限に後方に移動させて、快適な広い居住空間でディスプレイ装置25が提供する映像情報を快適に楽しむことができ、後部座席用のディスプレイ装置25に対する快適な視認性を損なわずに後部座席23に付与されている位置調整機能を最大限に活用することができる。
また、上記ディスプレイ搭載車両21では、ディスプレイ装置25に接続するワイヤハーネス35に、ディスプレイ装置25の車体前後方向の移動を許容する余長部36を装備しているため、ディスプレイ装置25の車体前後方向への移動位置に関係なく、常時、ディスプレイ装置25への電源供給や信号供給を実現することができる。
更に、本実施形態のディスプレイ搭載車両21では、ディスプレイ装置25の車体前後方向の移動を許容する余長部36は、略U字状に湾曲させた形態で撓み変形可能に余長収容部38に収容されていて、ディスプレイ装置25の移動時に余長部36に発生する撓み変形が、余長部36の曲げ半径や曲げ方向が略一定のU字状の曲げ変形に限られ、不特定な曲げ変形が作用しないため、ディスプレイ装置25の移動が繰り返されても余長部36に作用する負担が少なく、余長部36の寿命を延ばすことができる。
また、本実施形態のディスプレイ搭載車両21では、余長収容部38としての余長収容筐体39が十分な剛性を有していて、この余長収容筐体39がヘッドライナ27の内面側に固定されることで、ヘッドライナ27の剛性を向上させることができ、ヘッドライナ27における電装部品等の取り付け性能を向上させることもできる。
また、本実施形態のディスプレイ搭載車両21では、後部座席23を位置調整する電動式座席移動機構及び、ディスプレイ装置25を位置調整する電動式位置調整機構により、ディスプレイ装置25の車体前後方向の移動を、前記後部座席23の移動位置に応じて自動調整することが可能になり、後部座席23の車体前後方向への移動動作に連動したディスプレイ装置25の自動的な位置調整を実現することができる。
そして、ディスプレイ装置25の位置が、後部座席23の車体前後方向への移動動作に連動して、自動的に適正視認距離の範囲内に位置調整されるディスプレイ搭載車両21では、ディスプレイ装置25の位置調整のために後部座席23の搭乗者の手を煩わせることがない。従って、後部座席23の搭乗者は、手間をかけずに、快適な視認距離でディスプレイ装置25を楽しむことができる。
なお、以上に説明した本発明の第1の実施形態では、ディスプレイ装置25の車体前後方向への移動を許容するための余長部36を収容する余長収容部38が、ヘッドライナ27に固定される別体の余長収容筐体39により提供される構成であった。
しかし、本発明に係るディスプレイ搭載車両において、余長収容部38を提供する構造は、上記実施形態に限らない。
図3は本発明に係るディスプレイ搭載車両の第2の実施形態におけるワイヤハーネスの余長部の収容形態を示す分解斜視図、図4は図3に示したワイヤハーネスの余長部がヘッドライナに一体形成された一対のリブ間に収容された状態の外観斜視図、図5は図4のB−B断面図である。
この第2の実施形態のディスプレイ搭載車両21Aは、第1の実施形態に示したディスプレイ搭載車両21の一部を改良したものである。
具体的には、別体の余長収容筐体39を使わずに余長収容部38を提供するようにしたものである。
この第2の実施形態のディスプレイ搭載車両21Aでは、ヘッドライナ27の内面側に、車体前後方向に沿って並走するように、一対のリブ51,52を一体形成されている。
そして、これらの一対のリブ51,52と、ヘッドライナ27の上を覆っているルーフパネル54とで区画形成された空間が、余長部36を収容する余長収容部38となっている。
図3及び図4に示した矢印Dは、余長部36のディスプレイ装置25側の端部を支持しているスライダ73(図4参照)の移動方向及び移動範囲を示している。
このスライダ73の移動方向及び移動範囲は、第1の実施形態の場合と同一でよく、ヘッドライナ27に形成されたスリット45の延在方向、延在範囲に一致している。
なお、この第2の実施形態のディスプレイ搭載車両21Aの場合、余長収容筐体39を使わずにヘッドライナ27に一体のリブ51,52を利用して余長収容部38を確保した点以外の構成は、第1の実施形態のディスプレイ搭載車両21と共通で良い。
例えば、余長部36を有したワイヤハーネス35の構成は、第1の実施形態と共通で良い。
また、第1の実施形態の場合と同様に、後部座席23には、供給される座席移動信号に応じて該後部座席23の車体前後方向への位置を調整する電動式座席移動機構が設けられている。且つ、ヘッドライナ27の内面側には、ディスプレイ装置25の位置を調整する手段として、供給されるディスプレイ位置調整信号に基づいてディスプレイ装置25の位置調整を行う電動式位置調整機構が設けられている。
更に、電動式座席移動機構によって後部座席23が車体前後方向に位置調整されるときには、電動式座席移動機構に供給される座席移動信号に応じたディスプレイ位置調整信号が前記電動式位置調整機構に供給されて、ディスプレイ装置25の車体前後方向の移動が自動調整される構成なども、第1の実施形態と共通に装備される。
図3〜図5に示した第2の実施形態のディスプレイ搭載車両21Aの場合も、(1)後部座席用のディスプレイ装置25に対する快適な視認性を損なわずに後部座席23に付与されている位置調整機能を最大限に活用することができる効果、(2)ディスプレイ装置25の車体前後方向への移動位置に関係なく、常時、ディスプレイ装置25への電源供給や信号供給を実現することができる効果、(3)ディスプレイ装置25の移動が繰り返されても余長部36に作用する負担が少なく、余長部36の寿命を延ばすことができる効果、(4)後部座席23の車体前後方向への移動動作に連動したディスプレイ装置25の自動的な位置調整を実現して、後部座席23の搭乗者が、手間をかけずに、快適な視認距離でディスプレイ装置25を楽しむことができる効果などを、第1の実施形態の場合と同様に、得ることができる。
また、この第2の実施形態のディスプレイ搭載車両21Aの場合も、余長収容部38としてヘッドライナ27に一体形成されたリブ51,52は、ヘッドライナ27の剛性を向上させる補強用リブとしても機能するため、余長収容部38の装備によってヘッドライナ27自体の剛性を向上させて、ヘッドライナ27における電装部品等の取り付け性能を向上させることができる。
さらに、ヘッドライナ27とは別体の余長収容筐体を使わずに余長収容部38を形成しているため、別体の余長収容筐体を使う第1の実施形態の場合と比較すると、部品点数の削減を図ることもできる。
図6は本発明に係るディスプレイ搭載車両の第3の実施形態においてヘッドライナに装備される摺動接点機構の構成を示すヘッドライナ内面側の斜視図、図7は図6のC−C断面図である。
この第3の実施形態のディスプレイ搭載車両21Bは、第1の実施形態に示したディスプレイ搭載車両21の一部を改良したものである。
具体的には、ディスプレイ装置25への給電や電気信号の入出力を行うべくルーフパネルとヘッドライナ27との間に配索されるワイヤハーネス35は、ディスプレイ装置25の移動を許容するための余長部36を設けることはせず、摺動接点機構61を介してディスプレイ装置25に電気的に接続するようにしている。
摺動接点機構61は、車体前後方向に沿って前記ヘッドライナ27の内面上に延設されて前記ワイヤハーネス35の分岐部35aが導通接続される長尺の導電路63と、ディスプレイ装置25の移動に伴って導電路63上を導通状態で摺動するように装備された摺動接点部65とを備えている。
そして、摺動接点部65がディスプレイ装置25側に導通接続されることによって、ディスプレイ装置25の車体前後方向に沿う移動位置に拘わらず、ワイヤハーネス35とディスプレイ装置25との間の電気的接続状態を維持する。
摺動接点部65は、図7に示すように、ヘッドライナ27に貫通形成されたスリット45を挿通する連結金具71によってディスプレイ装置25に一体化されたスライダ73に支持されている。
スライダ73は、不図示のガイドレール機構により、車体前後方向に移動自在に支持されると同時に、後述する電動式位置調整機構により任意位置に移動可能にされている。
図6に示した矢印Dは、摺動接点部65を支持しているスライダ73の移動方向及び移動範囲を示している。
このスライダ73の移動方向及び移動範囲は、第1の実施形態の場合と同一でよく、ヘッドライナ27に形成されたスリット45の延在方向,延在範囲に一致している。
なお、図6及び図7に示した第3の実施形態のディスプレイ搭載車両21Bの場合、ワイヤハーネス35にはディスプレイ装置25の移動を許容するための余長部を設けることはせずに、代わりに、摺動接点機構61を介してディスプレイ装置25の電気的に接続した点以外の構成は、第1の実施形態のディスプレイ搭載車両21と共通で良い。
例えば、この第3の実施形態で使用するワイヤハーネス35は、図2に示した第1の実施形態のワイヤハーネス35から余長部36を省略した構成のもので良い。
また、第1の実施形態の場合と同様に、後部座席23には、供給される座席移動信号に応じて該後部座席23の車体前後方向への位置を調整する電動式座席移動機構が設けられている。且つ、ヘッドライナ27の内面側には、ディスプレイ装置25の位置を調整する手段として、供給されるディスプレイ位置調整信号に基づいてディスプレイ装置25の位置調整を行う電動式位置調整機構が設けられている。
更に、電動式座席移動機構によって後部座席23が車体前後方向に位置調整されるときには、電動式座席移動機構に供給される座席移動信号に応じたディスプレイ位置調整信号が前記電動式位置調整機構に供給されて、ディスプレイ装置25の車体前後方向の移動が自動調整される構成なども、第1の実施形態と共通に装備される。
従って、図6及び図7に示した第3の実施形態のディスプレイ搭載車両21Bの場合も、(1)後部座席用のディスプレイ装置25に対する快適な視認性を損なわずに後部座席23に付与されている位置調整機能を最大限に活用することができる効果、(2)後部座席23の車体前後方向への移動動作に連動したディスプレイ装置25の自動的な位置調整を実現して、後部座席23の搭乗者が、手間をかけずに、快適な視認距離でディスプレイ装置25を楽しむことができる効果などを、第1の実施形態の場合と同様に、得ることができる。
また、第3の実施形態のディスプレイ搭載車両21Bの場合も、ディスプレイ装置25への給電や電気信号の入出力を行うべくルーフパネルとヘッドライナ27との間に配索されるワイヤハーネス35は、摺動接点機構61を介してディスプレイ装置25に電気的に接続されているため、ディスプレイ装置25の車体前後方向への移動位置に関係なく、常時、ディスプレイ装置25への電源供給や信号供給を実現することができる。
更に、第3の実施形態のディスプレイ搭載車両21Bでは、摺動接点機構61は、車体前後方向に沿って前記ヘッドライナ27の内面上に延設されてワイヤハーネス35の分岐部35aが導通接続される長尺の導電路63と、ディスプレイ装置25の移動に伴って導電路63上を導通状態で摺動するように装備された摺動接点部65とを備えたもので、ワイヤハーネス35の余長部36によりディスプレイ装置25の移動を許容する第1の実施形態の場合と比較すると、ワイヤハーネス35に余長部36を装備する必要がなくなり、ワイヤハーネス35の長さを短縮して、ワイヤハーネス35の配索作業を容易にすることができる。
また、ワイヤハーネス35の余長部36によりディスプレイ装置25の移動を許容する第1の実施形態の場合と比較すると、設置スペースを省スペース化することができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係るディスプレイ搭載車両の第1の実施形態の車室内の概略構成の説明図である。 図1に示したディスプレイ搭載車両におけるワイヤハーネスの余長部の収容形態を示す分解斜視図である。 本発明に係るディスプレイ搭載車両の第2の実施形態におけるワイヤハーネスの余長部の収容形態を示す分解斜視図である。 図3に示したワイヤハーネスの余長部がヘッドライナに一体形成された一対のリブ間に収容された状態の外観斜視図である。 図4のB−B断面図である。 本発明に係るディスプレイ搭載車両の第3の実施形態においてヘッドライナに装備される摺動接点機構の構成を示すヘッドライナ内面側の斜視図である。 図6のC−C断面図である。 従来のディスプレイ搭載車両の概略構成図である。
符号の説明
21 ディスプレイ搭載車両
21A ディスプレイ搭載車両
21B ディスプレイ搭載車両
23 第1の後部座席
24 第2の後部座席
25 ディスプレイ装置
27 ヘッドライナ
27a 内面
35 ワイヤハーネス
35a 分岐部
36 余長部
36a 端部
38 余長収容部
39 余長収容筐体
41 ケーブル固定具
43 ガイドレール機構
45 スリット
51,52 リブ
54 ルーフパネル
61 摺動接点機構
63 導電路
65 摺動接点部
71 連結金具
73 スライダ

Claims (8)

  1. 車両の後部座席の搭乗者用に情報表示を行うディスプレイ装置が、車両のルーフパネルの内面側を覆うヘッドライナに取り付けられるディスプレイ搭載車両であって、
    前記後部座席の位置が車体前後方向に調整されても前記後部座席の搭乗者と前記ディスプレイ装置との間の離間距離を適正視認距離の範囲内に保持可能なように、前記ディスプレイ装置が、前記後部座席の位置に応じて車体前後方向に位置調整可能に、前記ヘッドライナに取り付けられたことを特徴とするディスプレイ搭載車両。
  2. 前記ディスプレイ装置への給電や電気信号の入出力を行うべく前記ルーフパネルとヘッドライナとの間に配索されるワイヤハーネスには、前記ディスプレイ装置の車体前後方向に沿う移動を撓み変形により許容する余長部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ搭載車両。
  3. 前記ヘッドライナの内面側には、前記余長部を略U字状に湾曲させた形態で撓み変形可能に収容する余長収容部が装備されたことを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ搭載車両。
  4. 前記余長収容部が、前記車体前後方向に沿って並走するように前記ヘッドライナの内面側に一体に形成された一対のリブと、前記ルーフパネルとで区画形成された空間であることを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ搭載車両。
  5. 前記余長収容部が、前記ヘッドライナの内面側に固定される余長収容筐体により提供される空間であり、前記余長収容筐体には、前記ディスプレイ装置の車体前後方向への移動時に前記余長部の円滑な撓み変形動作を確保できる十分な剛性が付与されていることを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ搭載車両。
  6. 前記ディスプレイ装置への給電や電気信号の入出力を行うべく前記ルーフパネルとヘッドライナとの間に配索されるワイヤハーネスは、摺動接点機構を介して前記ディスプレイ装置に電気的に接続され、
    前記摺動接点機構は、車体前後方向に沿って前記ヘッドライナの内面上に延設されて前記ワイヤハーネスが導通接続される長尺の導電路と、前記ディスプレイ装置の移動に伴って前記導電路上を導通状態で摺動するように装備された摺動接点部とを備え、前記摺動接点部が前記ディスプレイ装置側に導通接続されることによって、前記ディスプレイ装置の車体前後方向に沿う移動位置に拘わらず、前記ワイヤハーネスと前記ディスプレイ装置との間の電気的接続状態を維持することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ搭載車両。
  7. 前記後部座席の車体前後方向への移動動作に連動して、前記ディスプレイ装置が車体前後方向に移動することを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載のディスプレイ搭載車両。
  8. 前記後部座席には、供給される座席移動信号に応じて該後部座席の車体前後方向への位置を調整する電動式座席移動機構が設けられ、
    前記ディスプレイ装置には、当該ディスプレイ装置の位置調整を行う電動式位置調整機構が設けられ、
    前記電動式座席移動機構によって前記後部座席が車体前後方向に位置調整されるときには、前記電動式座席移動機構に供給される座席移動信号に応じたディスプレイ位置調整信号が前記電動式位置調整機構に供給されて、前記ディスプレイ装置の車体前後方向の移動が自動調整されることを特徴とする請求項7に記載のディスプレイ搭載車両。
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