JP2010125794A - 片面金属箔張フレキシブル積層板の製造方法及び積層板構成体 - Google Patents

片面金属箔張フレキシブル積層板の製造方法及び積層板構成体 Download PDF

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Abstract

【課題】片面金属箔張フレキシブル積層板やこの片面金属箔張フレキシブル積層板から製造されるフレキシブルプリント配線板における皺や打痕の発生を抑制することができる片面金属箔張フレキシブル積層板の製造方法を提供する。
【解決手段】離型フィルム3の両側にそれぞれ絶縁フィルム6と金属箔5とをこの順に重ねた状態で熱圧成形する。これにより離型フィルム3の両側に片面金属箔張フレキシブル積層板1を形成すると共に、前記二つの片面金属箔張フレキシブル積層板が前記離型フィルム3を介して重ねられた構造を有する積層板構成体2を作製する。積層板構成体2は単独の片面金属箔張フレキシブル積層板よりも剛性が高くなる。また、積層板構成体2が重ねられる場合、金属箔5の外面同士が重ねられ、積層板構成体2間の滑り性が高くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルプリント配線板の製造等に使用される片面金属箔張フレキシブル積層板の製造方法、及び片面金属箔張フレキシブル積層板を構成要素とする積層板構成体に関する。
近年、種々の電子機器の電子回路を構成する部品として柔軟性を有するフレキシブルプリント配線板が用いられている(特許文献1参照)。
フレキシブルプリント配線板の製造の際には、例えばポリイミドフィルム等からなる絶縁フィルム6の片側又は両側に銅箔等の金属箔5を重ね、これを熱圧成形することで絶縁フィルム6と金属箔5とを熱圧着し、絶縁フィルム6で形成された絶縁層4に金属箔5が積層した構造を有する金属箔張フレキシブル積層板1を作製する。この金属箔張フレキシブル積層板1の金属箔5にパターンエッチングを施すことで導体配線を形成し、フレキシブルプリント配線板を得ることができる。
従来、絶縁層4の片側のみに金属箔5が積層した片面金属箔張フレキシブル積層板1は、例えば図4に示すような製造工程で製造されている。この製造工程では、繰出機12,13,14から一対の熱圧ロール15間に向けて長尺な金属箔5、長尺な絶縁フィルム6及び長尺な離型フィルム3を供給し、前記熱圧ロール15間で絶縁フィルム6の一面に金属箔5を、他面に離型フィルム3を重ねると共に熱圧成形する。この熱圧成形により絶縁フィルム6と金属箔5とが熱圧着し、片面金属箔張フレキシブル積層板1が形成される。この片面金属箔張フレキシブル積層板1は、離型フィルム3を剥離した後、或いは離型フィルム3が重ねられたままで、巻取機8によりコイル状に巻回される。
このように絶縁フィルム6と金属箔5とを熱圧成形する際に絶縁フィルム6の金属箔5が重ねられていない面に離型フィルム3を重ねることで、図5に示すように離型フィルム3の片面に片面金属箔張フレキシブル積層板1が形成される。
しかし、片面金属箔張フレキシブル積層板1は厚みが薄いと共に金属箔5が片面のみに設けられていることから剛性が低く、皺や打痕が生じやすい。
例えば、片面金属箔張フレキシブル積層板1が図6に示すように巻取機8においてコイル状に巻回されるなどして多重に重ねられると、互いに重なり合う片面金属箔張フレキシブル積層板1同士の間に横方向に位置ずれが生じたり、巻締まりや巻弛みが起こったりした場合、片面金属箔張フレキシブル積層板1同士の間で生じる摩擦力により皺が発生しやすいという問題があった。しかも、片面金属箔張フレキシブル積層板1の金属箔5の外面と絶縁層4又は離型フィルム3の外面とが重ねられるため、片面金属箔張フレキシブル積層板1が重ね合わされる面の滑り性が悪くなり、摩擦力による皺の発生が非常に起こりやすくなるものであった。
また、剛性の低い片面金属箔張フレキシブル積層板1にはそもそも打痕が発生しやすく、しかもこの片面金属箔張フレキシブル積層板1が重ねられると打痕が転写されて新たな打痕が生じてしまうものであった。
また、この片面金属箔張フレキシブル積層板1にパターンエッチング処理を施すなどしてフレキシブルプリント配線板を作製する場合にも、剛性の低い片面金属箔張フレキシブル積層板1を取り扱うため、この取り扱い時に片面金属箔張フレキシブル積層板1に皺や打痕が発生し、製造されるフレキシブルプリント配線板にも皺や打痕が発生しやすくなるものであった。
特開2007−165417号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、片面金属箔張フレキシブル積層板やこの片面金属箔張フレキシブル積層板から製造されるフレキシブルプリント配線板における皺や打痕の発生を抑制することができる片面金属箔張フレキシブル積層板の製造方法、及び片面金属箔張フレキシブル積層板を構成要素とする積層板構成体を提供することを目的とする。
本発明に係る片面金属箔張フレキシブル積層板1の製造方法は、離型フィルム3の両側にそれぞれ絶縁フィルム6と金属箔5とをこの順に重ねた状態で熱圧成形することにより前記離型フィルム3の両側に片面金属箔張フレキシブル積層板1を形成すると共に、前記二つの片面金属箔張フレキシブル積層板1が前記離型フィルム3を介して重ねられた構造を有する積層板構成体2を作製することを特徴とする。
このため、単独の片面金属箔張フレキシブル積層板1よりも厚みが大きく、且つ両側に金属箔5が配置されている積層板構成体2は剛性が高くなる。また、積層板構成体2が重ねられる場合は金属箔5の外面同士が重ねられ、積層板構成体2間の滑り性が高くなって、積層板構成体2同士の間に生じる摩擦力が小さくなる。更にフレキシブルプリント配線板の製造時には、積層板構成体2の両側の金属箔5に対して導体配線を形成するための処理を施すことで、二つの片面金属箔張フレキシブル積層板1に対して同時に導体配線を形成することが可能となる。
この片面金属箔張フレキシブル積層板1の製造方法においては、長尺な離型フィルム3、長尺な絶縁フィルム6及び長尺な金属箔5を連続的に搬送しながら、離型フィルム3の両側にそれぞれ絶縁フィルム6と金属箔5とをこの順に重ねた状態で熱圧成形することにより、前記離型フィルム3の両側に片面金属箔張フレキシブル積層板1を形成すると共に、前記二つの片面金属箔張フレキシブル積層板1が前記離型フィルム3を介して重ねられた構造を有する積層板構成体2を作製し、この積層板構成体2をコイル状に巻き取ることが好ましい。
この場合、片面金属箔張フレキシブル積層板1を構成要素とする積層板構成体2を連続工程により効率よく作製することができて、片面金属箔張フレキシブル積層板1の生産効率を向上することができ、またコイル状に巻き取られた積層板構成体2に横方向の位置ずれ、巻締まり、巻弛み等が起こっても、積層板構成体2間の滑り性が高いため皺や打痕が発生することが抑制される。
本発明に係る積層板構成体2は、二つの片面金属箔張フレキシブル積層板1の絶縁層4同士が、離型フィルム3を介して重ねられた構造を有することを特徴とする。
本発明によれば、片面金属箔張フレキシブル積層板を構成要素とする積層板構成体は、単独の片面金属箔張フレキシブル積層板よりも剛性が高くなって、この片面金属箔張フレキシブル積層板や、この片面金属箔張フレキシブル積層板から製造されるフレキシブルプリント配線板に皺や打痕等が発生することが抑制され、また、この積層板構成体を重ねた場合に積層板構成体間に生じる摩擦力が低減することによって皺や打痕等が発生することが更に抑制される。また、この積層板構成体を使用してフレキシブルプリント配線板を効率よく製造することができるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
絶縁フィルム6はポリイミド樹脂、液晶ポリマー、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂等の種々の可撓性の高い絶縁性材料で形成される。この絶縁フィルム6の厚みは適宜設定されるが、片面金属箔張フレキシブル積層板1の製造時の絶縁フィルム6の搬送性向上のためには12μm以上であることが好ましく、また製造された片面金属箔張フレキシブル積層板1をロール状に巻き取る場合のロールの嵩を低減するためには120μm以下であることが好ましい。
金属箔5としては、プリント配線板製造用の積層板1に適用され得る適宜の金属からなる金属箔5が用いられるが、例えば銅箔が用いられる。金属箔5の厚みは適宜設定されるが、6〜35μmの範囲であることが好ましい。また、この金属箔5の絶縁フィルム6に重ねられる面は、絶縁フィルム6との密着性向上のために粗面化されていることが好ましい。
離型フィルム3は、離型性の高い適宜のシート材で形成することができるが、例えばポリイミド樹脂、テトラフルオロエチレン樹脂等の離型性と耐熱性の高い樹脂材料で形成される。離型フィルム3の厚みは特に制限されないが、片面金属箔張フレキシブル積層板1の製造時の離型フィルム3の搬送性向上のためには12〜50μmの範囲であることが好ましい。
図に片面金属箔張フレキシブル積層板1(以下、積層板1という)の製造工程の一例を示す。
積層板1の製造工程の始端側には、長尺な離型フィルム3がコイル状に巻回された繰出機14と、長尺な絶縁フィルム6がコイル状に巻回された二つの繰出機13と、長尺な金属箔5がコイル状に巻回された二つの繰出機12とが設けられている。各繰出機12、13,14からは金属箔5、絶縁フィルム6及び離型フィルム3がそれぞれ連続的に繰り出されるようになっている。また、積層板1の製造工程の終端側には、長尺な積層板構成体2をコイル状に巻き取る巻取機8が設けられている。
上記繰出機12、13,14と巻取機8との間に、ダブルベルトプレス装置が配置されている。ダブルベルトプレス装置9は、上下一対に配置されたエンドレスベルト11間に複数のシート材料を連続的に送り込み、熱圧装置10によりエンドレスベルト11を介して前記シート材料を熱圧成形して積層体を形成する装置である。
エンドレスベルト11は、例えばステンレス等の材質で形成される。この各エンドレスベルト11は二つのドラムの間に掛架されており、ドラムが回転することにより回動する。二つのエンドレスベルト11の間をシート材料が通過することができ、シート材料がこのエンドレスベルト11の間を通過する間、このシート材料の両面には各エンドレスベルト11が面接触して、シート材料に面圧がかけられるようになっている。各エンドレスベルト11の内側には熱圧装置10が設けられており、この熱圧装置10によって、エンドレスベルト11を介してシート材料を加圧すると共に加熱するようにしている。熱圧装置10としては、加熱された液体媒体の液圧によってエンドレスベルト11を介してシート材料を加熱加圧する液圧プレートが挙げられる。また、前記二つのドラムと、この二つのドラムの間に設置された複数の加圧ローラで熱圧装置10を構成してもよく、この場合、加圧ローラとドラムとを誘電加熱等により加熱することでエンドレスベルト11を加熱することによってこのエンドレスベルト11と接触するシート材料を加熱すると共に、加圧ローラによってエンドレスベルト11を介してシート材料を加圧することができる。
積層板1を製造する際には、まず各繰出機12、13,14から繰り出された金属箔5、絶縁フィルム6及び離型フィルム3が、上記ダブルベルトプレス装置9へ供給される。二枚の絶縁フィルム6は離型フィルム3の両面にそれぞれ重ねられ、二枚の金属箔5はそれぞれ各絶縁フィルム6の外面にそれぞれ重ねられ、この状態で、金属箔5、絶縁フィルム6及び離型フィルム3が二つのエンドレスベルト11間に供給される。
ダブルベルトプレス装置9では金属箔5、絶縁フィルム6及び離型フィルム3は二つのエンドレスベルト11に挟まれた状態でこの二つのエンドレスベルト11間を通過する。このエンドレスベルト11は金属箔5、絶縁フィルム6及び離型フィルム3の搬送速度に同期して回動する。金属箔5、絶縁フィルム6及び離型フィルム3がエンドレスベルト11の間を移動する間、この金属箔5、絶縁フィルム6及び離型フィルム3には上記熱圧装置10によりエンドレスベルト11を介して面圧がかけられると共に加熱される。これにより、溶融或いは軟化した絶縁フィルム6と、この絶縁フィルム6に重なっている金属箔5とが熱圧着する。これにより、図2に示すように、絶縁フィルム6で構成される絶縁層4の片面に金属箔5が積層した構造を有する積層板1が、離型フィルム3の両側でそれぞれ形成されると共に、この二つの積層板1の絶縁層4同士が離型フィルム3を介して重ねられた構造を有する積層板構成体2が形成される。この積層板構成体2がダブルベルトプレス装置9から導出され、製造工程の終端側で巻取機8によってコイル状に巻き取られる(図3参照)。
本実施形態では積層板1の製造時の熱圧成形の際に、上記のようなダブルベルトプレス装置9により、金属箔5及び絶縁フィルム6に一定時間、面圧がかけられるため、金属箔5及び絶縁フィルム6には均一且つ安定な圧力がかけられる。このため、熱圧成形時の寸法歪みの発生が防止されると共に、絶縁フィルム6で形成される絶縁層4内に内部応力が残留することが防止される。また、比較的低温で熱圧成形を行っても絶縁層4と金属箔5との間の密着性を充分に維持することができ、このため絶縁層4の寸法歪みや内部応力の残存が更に抑制される。
上記熱圧成形の条件は、熱圧成形時に絶縁フィルム6の金属箔5と重なる面が充分に溶融或いは軟化することで絶縁層4と金属箔5とが高い密着性をもって接合するように適宜調整される。またこの熱圧成形条件は、熱圧成形時における離型フィルム3の溶融或いは軟化が充分に抑制され、離型フィルム3と絶縁層4との間の離型性が阻害されることがないように調整することが好ましい。そのための熱圧成形条件は、熱圧成形の方式、金属箔5、絶縁フィルム6及び離型フィルム3の材質及び厚み等に応じて適宜設定されるが、例えば本実施形態のようなダブルベルトプレス装置9を使用した熱圧成形において、金属箔5として厚み9〜35μmの銅箔を、絶縁フィルム6として厚み12〜50μmのポリイミドフィルムを、離型フィルム3として厚み20〜25μmのポリイミドフィルムを用いる場合には、加熱温度が290〜380℃、加圧力が10〜60MPa、加熱加圧時間が1〜6分間の範囲であることが好ましい。
本実施形態のように積層板1を製造すると、二つの積層板1が離型フィルム3を介して重ねられて積層板構成体2を構成していることから、積層板構成体2は積層板1単独の場合よりも厚みが大きく、またこの積層板構成体2の両側には金属箔5が配置されている。このため積層板構成体2は積層板1単独の場合よりも剛性が高くなり、皺や打痕が発生しにくくなる。また、前記のように積層板構成体2の両側に金属箔5が配置されるため、積層板構成体2が重ねられる場合は金属箔5の外面同士が重ねられ、積層板構成体2間の滑り性が高くなる。このため、互いに重なり合う積層板構成体2同士の間に横方向に位置ずれが生じたり、図3に示すように巻取機8等においてコイル状に巻回された積層板構成体2に巻締まりや巻弛みが起こったりした場合でも、積層板構成体2同士の間に生じる摩擦力が小さくなり、皺が発生しにくくなる。またこの積層板構造体2が充分な剛性を有することからこの積層板構造体2には打痕が生じにくくなり、また仮に打痕が生じたとしても、積層板構造体2を重ねた場合に転写による新たな打痕の発生が抑制されるようになる。
この積層板構成体2が充分な剛性を発揮しつつ、この積層板構成体2をコイル状に巻回可能とするためには、積層板構成体2の総厚みが50〜320μmの範囲であることが好ましい。
本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の目的を達成することが可能であるかぎり、種々の形態を採り得る。
例えば本実施形態では、積層板1はダブルベルトプレス装置9による熱圧成形を含む連続工程により製造されているが、図4に示す従来技術の場合と同様に熱圧ロール15による熱圧成形を含む連続工程により積層板1を製造してもよい。この場合、積層板1を製造する際には、まず各繰出機12,13,14から繰り出された離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5が、上記熱圧ロール15の間へ供給される。二枚の絶縁フィルム6は離型フィルム3の両面にそれぞれ重ねられ、二枚の金属箔5はそれぞれ各絶縁フィルム6の外面にそれぞれ重ねられ、この状態で、離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5が二つの熱圧ロール15間に供給される。離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5は二つの熱圧ロール15に挟まれた状態でこの二つの熱圧ロール15間を通過する。この熱圧ロール15は離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5の搬送速度に同期して回動する。離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5が熱圧ロール15の間を通過する際、この離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5には熱圧ロール15により圧力がかけられると共に加熱される。これにより、溶融或いは軟化した絶縁フィルム6と、この絶縁フィルム6重なっている金属箔5とが熱圧着する。これにより、図2に示す場合と同様に積層板構成体2が形成され、製造工程の終端側で巻取機8によってコイル状に巻き取られる。
熱圧ロール15による熱圧成形条件は適宜設置されるが、絶縁層4と金属箔5とが高い密着性をもって接合すると共に離型フィルム3と絶縁層4との間の離型性が阻害されないようにするためには、金属箔5として厚み7〜35μmの銅箔を、絶縁フィルム6として厚み12〜50μmのポリイミドフィルムを、離型フィルム3として厚み12〜50μmのポリイミドフィルムを用いる場合において、加熱温度を310〜400℃、加圧力を20〜70MPaの範囲とすることが好ましい。
また、繰出機12,13,14と巻取機8との間に一対の熱盤を備える平板プレス装置を配置し、この平板プレスにより加熱加圧成形をおこなってもよい。この場合、例えば離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5を繰出機12,13,14から間欠的に繰り出して搬送しながら、離型フィルム3の両側にそれぞれ絶縁フィルム6と金属箔5とをこの順に重ねる。この離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5の搬送を停止するごとに、平板プレス装置を作動させて熱盤間で離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5を熱圧プレスする。これにより、離型フィルム3の両側に積層板1を形成すると共に、この二つの積層板1が離型フィルム3を介して重ねられた構造を有する積層板構成体2を得ることができる。
また、本実施形態では一枚の絶縁フィルム6で積層板1の絶縁層4を形成しているが、二枚またはそれ以上の複数枚の絶縁フィルム6をダブルベルトプレス装置9へ供給するなどして、離型フィルム3に複数枚の絶縁フィルム6を重ねると共にその外面に金属箔5を配置した状態で熱圧成形をするようにしてもよい。この場合、複数枚の絶縁フィルム6が熱圧着することで積層一体化してなる絶縁層4を形成することができる。
また、本実施形態では製造工程の終端で長尺な積層板構成体2をコイル状に巻き取っているが、長尺な積層板構成体2を巻き取ることなくシャーカッター等で所定寸法に切断して枚葉状の積層板構成体2を形成し、この枚葉状の積層板構成体2を複数枚積み重ねるようにしてもよい。また、本実施形態のように長尺な積層板構成体2をコイル状に巻き取った後、この長尺な積層板構成体2をシャーカッター等で所定寸法に切断して枚葉状の積層板構成体2を形成し、この枚葉状の積層板構成体2を複数枚積み重ねるようにしてもよい。
このような枚葉状の積層板構成体2も、積層板1単独の場合より剛性が高くなり、皺や打痕が発生しにくくなる。また、この積層板構成体2の両側に金属箔5が配置されるため、枚葉状の積層板構成体2が積み重ねられる場合も金属箔5の外面同士が重ねられ、積層板構成体2間の滑り性が高くなる。このため、互いに重なり合う積層板構成体2同士の間に横方向に位置ずれが生じても、積層板構成体2同士の間に生じる摩擦力が小さくなり、皺や打痕が発生しにくくなる。
以上のようにして作製された積層板1の金属箔5に対し公知のパターンエッチング処理を施すなどして、積層板1に導体配線を形成し、フレキシブルプリント配線板を作製することができる。
積層板1に対する導体配線の形成は、積層板1を離型フィルム3から剥離せず、積層板構成体2の状態でおこなうことができる。すなわち、積層板構成体2の両面には二つの積層板1の各金属箔5が露出しており、この積層板構成体2における両面の金属箔5に対してパターンエッチング処理を施すなどして、離型フィルム3の両側でフレキシブルプリント配線板を形成することができる。このため、二つの積層板1に対して同時に導体配線を形成することが可能となり、フレキシブルプリント配線板の生産効率が向上する。また、剛性の低い単独の積層板1ではなく、剛性が向上した積層板構成体2に対して導体配線を形成するので、パターンエッチング処理等の処理工程において積層板1に皺や打痕が発生することが抑制される。
このようにして離型フィルム3の両側に形成されたフレキシブルプリント配線板を離型フィルム3から剥離して、単独のフレキシブルプリント配線板を得ることができる。
また、このように作製される単層のフレキシブルプリント配線板をコア材や外層材として用いることで、更に多層のプリント配線板を作製することができる。例えばコア材の導体配線が形成されている面全体にカバーレイを圧着し、更にその外面に外層材を接着剤を介在させて接合し、さらに加圧加工によって圧着することによって、外層材により電子部品を搭載するための多層部が形成され、多層フレキシブルプリント配線板を得ることができる。
また、フレキシブルプリント配線板と、リジッドなプリント配線板とを組み合わせてフレックスリジッドプリント配線板を作製することもできる。例えばフレキシブルプリント配線板に、リジッドなプリント配線板を接着剤を介して接合すると共に積層することによって、フレックスリジッドプリント配線板を得ることができる。
以下、本発明を実施例により更に詳述する。
[実施例1]
離型フィルム3として、厚み14μmのポリイミドフィルムを用いた。絶縁フィルム6として、厚み25μmのポリイミドフィルムを用いた。また、金属箔5として、厚み9μmの銅箔を用いた。
図1に示す製造工程により、一枚の離型フィルム3、二枚の絶縁フィルム6及び二枚の金属箔5を搬送し、離型フィルム3の両側にそれぞれ絶縁フィルム6と金属箔5とをこの順に重ねた状態で熱圧成形することにより積層板構成体2を作製し、この積層板構成体2をコイル状に巻回した。このとき、ダブルベルトプレス装置9における加熱加圧条件は、搬送速度を2m/分、加熱温度を320℃、加圧力を50MPa、加熱加圧時間を2分とした。
[実施例2−10]
実施例1において、離型フィルム3の材質及び厚み、絶縁フィルム6の材質及び厚み、金属箔5の厚み、並びに加熱加圧条件を表1に示すように変更した。それ以外の条件は実施例1と同様にして積層板構成体2を作製し、この積層板構成体2をコイル状に巻回した。尚、表1中でPIはポリイミドを、LCPは液晶ポリマー(2,6−ヒドロキシナフトエ酸とパラヒドロキシ安息香酸との重縮合体)を、それぞれ示す。
[比較例1]
離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5として実施例1に示すものを用い、図1に示す製造工程において、一枚の離型フィルム3、一枚の絶縁フィルム6及び一枚の金属箔5を搬送し、離型フィルム3、絶縁フィルム6及び金属箔5をこの順に重ねた状態で熱圧成形することにより、絶縁層4側に離型フィルム3が重ねられた積層板1を作製し、この積層板1を離型フィルム3ごとコイル状に巻回した。このとき、ダブルベルトプレス装置9における加熱加圧条件は、搬送速度を5m/分、加熱温度を270℃、加圧力を5MPa、加熱加圧時間を40秒とした。
[比較例2,3]
比較例1において、離型フィルム3の材質及び厚み、絶縁フィルム6の材質及び厚み、金属箔5の厚み、並びに加熱加圧条件を表1に示すように変更した。それ以外の条件は比較例1と同様にして、積層板1を作製し、この積層板1を離型フィルム3ごとコイル状に巻回した。
[評価試験]
(銅箔ピール強度)
各実施例及び比較例で得られた積層板1における絶縁層4に対する銅箔(金属箔5)のピール強度を、JIS C6471に基づいて測定した。尚、このピール強度が0.7N/mm以上であれば、絶縁層4と金属箔5とが充分な密着性を有しているものと判断できる。
(離型フィルムピール強度)
各実施例及び比較例で得られた積層板構成体2、積層板1から、幅3mmのサンプルを切り出し、このサンプルにおける絶縁層4から離型フィルム3を50mm/分の剥離速度で剥離した場合の、ピール強度を測定した。尚、このピール強度が0.05〜0.3N/mmの範囲にあれば、離型フィルム3が適切な離型性を有しているものと判断できる。
(搬送性)
各実施例及び比較例における製造工程において、積層板構成体2や積層板1をコイル状に巻回する際の巻ずれ等の問題の有無を確認し、巻きずれが2mm以下の場合を○、巻きずれが2mmを超えると共に3mm以下の場合を△、巻きずれが3mmを超える場合を×と評価した。
(皺、打痕評価)
各実施例及び比較例で得られた積層板構成体2、積層板1について、全数外観検査により皺、打痕の有無を確認した。皺、打痕が確認されないものを○、皺、打痕が確認されたものを×と評価した。
Figure 2010125794
本発明の実施の形態の一例を示す、製造工程の概略図である。 図1に示す製造工程で作製される積層板構成体を示す断面図である。 図1に示す実施の形態の一例における一部の断面図である。 従来技術の一例を示す、製造工程の概略図である。 図4に示す製造工程で作製される片面金属箔張フレキシブル積層板を示す断面図である。 同上の従来技術における一部の断面図である。
符号の説明
1 片面金属箔張フレキシブル積層板(積層板)
2 積層板構成体
3 離型フィルム
4 絶縁層
5 金属箔
6 絶縁フィルム

Claims (3)

  1. 離型フィルムの両側にそれぞれ絶縁フィルムと金属箔とをこの順に重ねた状態で熱圧成形することにより前記離型フィルムの両側に片面金属箔張フレキシブル積層板を形成すると共に、前記二つの片面金属箔張フレキシブル積層板が前記離型フィルムを介して重ねられた構造を有する積層板構成体を作製することを特徴とする片面金属箔張フレキシブル積層板の製造方法。
  2. 長尺な離型フィルム、長尺な絶縁フィルム及び長尺な金属箔を連続的に搬送しながら、離型フィルムの両側にそれぞれ絶縁フィルムと金属箔とをこの順に重ねた状態で熱圧成形することにより、前記離型フィルムの両側に片面金属箔張フレキシブル積層板を形成すると共に、前記二つの片面金属箔張フレキシブル積層板が前記離型フィルムを介して重ねられた構造を有する積層板構成体を作製し、この積層板構成体をコイル状に巻き取ることを特徴とする請求項1に記載の片面金属箔張フレキシブル積層板の製造方法。
  3. 二つの片面金属箔張フレキシブル積層板の絶縁層同士が、離型フィルムを介して重ねられた構造を有することを特徴とする積層板構成体。
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