JP2010121287A - 畳用芯材及び畳 - Google Patents

畳用芯材及び畳 Download PDF

Info

Publication number
JP2010121287A
JP2010121287A JP2008293351A JP2008293351A JP2010121287A JP 2010121287 A JP2010121287 A JP 2010121287A JP 2008293351 A JP2008293351 A JP 2008293351A JP 2008293351 A JP2008293351 A JP 2008293351A JP 2010121287 A JP2010121287 A JP 2010121287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
fibers
tatami
fiber
tatami mat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008293351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5399049B2 (ja
Inventor
Toshiya Yokotani
俊也 横谷
Eiichi Nakayama
栄一 中山
Yutaka Omomo
裕 大桃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Kakoh KK
Original Assignee
Dow Kakoh KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Kakoh KK filed Critical Dow Kakoh KK
Priority to JP2008293351A priority Critical patent/JP5399049B2/ja
Publication of JP2010121287A publication Critical patent/JP2010121287A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5399049B2 publication Critical patent/JP5399049B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

【課題】 合成樹脂発泡体製の断熱性基材11を補強しうる剛性を有しながら畳の軽量化を促進することができ、気温変化による寸法変化が少なく、上面側に程度なクッション性を備えた畳を提供する。
【解決手段】 合成樹脂発泡体からなる断熱性基材11上に、合成繊維を三次元に交絡させて成形した不織布板12,13を、相対的に繊維密度の高い不織布板12を下にし、相対的に繊維密度の低い不織布板13を上にして重ねた畳用芯材10を用いた畳とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂発泡体を断熱性基材とする畳用芯材、及び該芯材を畳表材で覆った畳に関する。
天然い草等の畳材料の不足や住環境の変化などに伴って、ポリスチレン発泡体などの合成樹脂発泡体を断熱性基材とした畳が多用されている。この合成樹脂発泡体を断熱性基材とした畳は、畳床の断熱性を向上させるだけでなく、畳自体の軽量化が図れ、また防虫及び防カビ加工を施し易いという長所を有する。その反面、合成樹脂発泡体は剛性に劣ることから、剛性を有する材料で合成樹脂発泡体製の断熱性基材を補強する種々の構造的な工夫がなされている。
例えば、補強材としてベニヤ合板を用いた技術として、硬質ポリスチレン発泡体と軟質ポリスチレン発泡体を交互に重ねた断熱性基材とし、その上にさらに薄いベニヤ合板を重ね、これを縫着した軽量畳床が提案されている(特許文献1参照)。
また、合成樹脂発泡板の中間部に弾性を有する合成樹脂発泡板を介挿した断熱性基材とすると共に、断熱性基材の上面にベニヤ合板を配置し、ベニヤ合板の上側面と断熱性基材の下側面に板状綿体をそれぞれ配置して畳表で被覆した畳も提案されている(特許文献2参照)。
さらに、断熱性基材として用いる合成樹脂発泡体の補強材として合成樹脂製の成型ボードを用いた畳床も提案されている(特許文献3参照)。
実開昭49−4419号公報 実開昭62−94231号公報 特開2003−307024号公報
ところで、特許文献1及び2の補強材としてベニヤ合板を用いる技術では、木材であるベニヤ合板が重いため、畳の充分な軽量化を図ることができず、畳表面のクッション性も悪いという問題がある。
また、特許文献3の補強材として合成樹脂成型ボードを用いる技術では、合成樹脂成型ボードが気温変化の影響を受けて寸法変化しやすい問題がある。即ち、冬季は合成樹脂成型ボードが収縮するので畳間に隙間が生じ易く、夏季は合成樹脂成型ボードが膨張するので設置場所に畳が入り難くなるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて創案されたものであり、合成樹脂発泡体製の断熱性基材を補強しうる剛性を有しながら畳の軽量化を促進することができ、気温変化による寸法変化が少なく、上面側に程度なクッション性を備えた畳用芯材及び畳を提供することを目的とする。
上記目的のため、本発明の第一は、合成樹脂発泡体からなる断熱性基材の上面に、合成繊維を三次元に交絡させて成形した繊維密度の異なる2枚の不織布板が上下に重ねられており、前記断熱性基材に接する下側の不織布板の繊維密度が上側の不織布板の繊維密度よりも高いことを特徴とする畳用芯材を提供するものである。
上記本発明の第一は、下側及び上側の不織布板を構成する合成繊維が、直状の合成繊維で、下側の不織布板の繊維密度が0.15g/cm3以上0.5g/cm3以下で、上側の不織布板の繊維密度が0.05g/cm3以上0.15g/cm3未満であること、
下側及び上側の不織布板の両者が、湿熱接着性を有する繊維単独、又は湿熱接着性を有する繊維とその他の繊維とを用い、繊維同士が交絡した状態で圧縮し、加熱蒸気と接触させて相互に接着した板状体であること、
湿熱接着性を有する繊維が、ポリエチレンテレフタレートの芯層の表面をエチレン−ビニルアルコール共重合体の鞘層で覆った芯鞘型複合ステープル繊維、その他の繊維がポリエチレンテレフタレート繊維であること、
を好ましい態様として含むものである。
また、本発明の第二は、上記本発明の第一に係る畳用芯材の下面に裏面材を宛がい、該裏面材ごと前記芯材の表面、側面及び裏面の周縁を包み込んで畳表材で覆って一体化したことを特徴とする畳を提供するものである。
上記本発明の第二は、裏面材が、少なくとも露出面側に防水面を有するシート材であることを好ましい態様として含むものである。
本発明によれば、合成樹脂発泡体製の断熱性基材の上面に重ね合わせた2枚の不織布板のうち、断熱性基材に接する下側の不織布板の繊維密度が上側の不織布板の繊維密度よりも高く設定されている。これらの不織布板は、繊維を三次元に交絡させて板状に成形された圧縮構造体であるので、繊維密度を高くすれば、軽量であるにもかかわらず合成樹脂発泡体を補強しうる剛性を有する。従って、必要な断熱性基材の補強効果を得ることができる。
また、不織布板は、繊維が絡み合って内部に微細な空隙を形成しているので、断熱性を有し、また各繊維の温度変化に伴う伸縮が吸収されるので、気温変化による寸法変化を抑制することができる。
さらに、上側の不織布板の繊維密度は低く設定されているので、上面側に適度なクッション性を付与することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一例を説明する。
図1は本発明の一例に係る畳の構造を模式的に示す断面図、図2は図1に示される畳に用いる畳用芯材の構造を模式的に示す断面図である。なお、図1及び図2では、本発明に係る畳及び畳用芯材の断面構造を明確にするため、各構成部材の長さ寸法もしくは幅寸法に対する厚みの比率を実際よりも厚く表現している。
図1及び図2に示すように、本例に係る畳1は、畳用芯材10と、この畳用芯材10の下面に宛われた裏面材20と、この裏面材20ごと上記畳用芯材10の表面、側面及び裏面の周縁を覆う畳表材30とで構成されている。畳1の総厚みは、通常20〜60mm程度である。
畳用芯材10は、合成樹脂発泡体からなる断熱性基材11の上面に、2枚の不織布板を12,13重ね合わせたものとなっている。
断熱性基材11を構成する合成樹脂発泡体としては、例えば、ポリスチレン系樹脂発泡体、ポリエチレン系樹脂発泡体、ポリプロピレン系樹脂発泡体、ポリウレタン系樹脂発泡体、フェノール系樹脂発泡体などを用いることができるが、吸水性が低く、断熱性に優れることからポリスチレンの発泡体が好ましい。また、ビーズ発泡成形体でも押出発泡成形体でもよいが、耐圧性に優れることから、押出発泡成形体が好ましい。断熱性基材11を構成する合成樹脂発泡体は、適度な剛性と断熱性を得る上で、密度が20〜50kg/m3、発泡倍率が20〜50倍であることが好ましい。断熱性基材11は、通常、10〜50mm程度の厚みで、畳の平面寸法(例えば、900mm×1800mm)に裁断した平板状をなしている。
基材11の上面に重ね合わせる2枚の不織布板12、13は、合成繊維を三次元に交絡させて成形したもので、断熱性基材11に接する下側の不織布板12の繊維密度が上側の不織布板13の繊維密度よりも高くなっている。
下側の不織布板12は、合成繊維が三次元に交絡した構造で、各繊維の熱伸縮が吸収され得る構造となっていることから、温度変化による全体としての寸法変化が抑制されている。また繊維密度が相対的に高いことで剛性が高められ、断熱性基材11の補強材としての役割をなすものとなっている。
下側の不織布板12は、熱伸縮を抑制すると共に、補強材としての必要な剛性を付与する上で、繊維密度が0.15以上0.5g/cm3以下であることが好ましい。下側の不織布板12の密度が0.5g/cm3より大きくなると、温度変化に伴う各構成繊維の伸縮を吸収しにくくなり、温度変化に伴う寸法変化が大きくなる。また、下側の不織布板12の密度が0.15g/cm3より小さくなると、剛性が低下し、断熱性基材11の変形を生じやすくなる。さらに具体的には、下側の不織布板12は、線膨張係数が1〜3×10-5(K-1)、圧縮弾性率が100〜400N/cm2、曲げ強度が100〜300N/mm2であることが好ましく、繊維密度を調整することでこれらの物性を満たすことができる。下側の不織布板12の厚さは、通常2〜6mmである。
上側の不織布板13は、繊維密度が下側の不織布板12より小さいので、線膨張係数は下側の不織布板12より小さいもので、主にクッション性を付与する役割をなす。
上側の不織布板13は、適度なクッション性を得る上で、繊維密度が0.05g/cm3以上〜0.15g/cm3未満であることが好ましい。上側の不織布板13の繊維密度が0.15g/cm3以上となっても0.05g/cm3より小さくなっても、クッション性が不足しやすくなる。また、上側の不織布板13は、圧縮弾性率が30〜200N/cm2、曲げ強度が長さ方向で50〜200N/cm2、幅方向で30〜100N/cm2あることが好ましく、繊維密度を調整することでこれらの物性を満たすことができる。上側の不織布板13の厚さは、通常2〜4mmである。
下側及び上側の不織布板12,13は、上記物性を得る上で、直状の合成繊維を三次元に交絡させて構成したものであることが好ましい。直状の合成繊維とはクリンプのない合成繊維をいう。クリンプした合成繊維の場合、繊維密度を高めても柔軟で、上記圧縮強度や曲げ強度を満たしにくい。
下側及び上側の不織布板12,13は、上記諸物性が得やすいことから、湿熱接着性を有する繊維単独、又は湿熱接着性を有する繊維とその他の繊維との混合繊維を用い、繊維同士が交絡した状態で圧縮し、加熱蒸気と接触させて相互に接着した板状体であることが好ましい。湿熱接着性繊維とは、加熱蒸気との接触により接着性を発揮する繊維で、ポリエチレンテレフタレートの芯層の表面をエチレン−ビニルアルコール共重合体の鞘層で覆った芯鞘型複合ステープル繊維が好ましい。芯鞘質量比は、40〜60:60〜40程度が好ましい。その他の繊維としてはポリエチレンテレフタレート(PET)繊維が好ましい。両者の混合比は、重量比で、上記芯鞘型複合ステープル繊維70〜95重量%に対してPET繊維が5〜30重量%であることが好ましい。
下側及び上側の不織布板12,13は、上記湿熱性接着性繊維単独、又は上記湿熱性接着性繊維とその他の繊維との混合繊維を用い、ポリカーボネート製エンドレスネットを装備したベルトコンベアに移送し、表裏両面に対して加熱蒸気処理を施すことにより、交絡した繊維同士を相互に接着した板状体とすることで得ることができる。
下側及び上側不織布板12,13は、断熱性基材11の上面に単に重ね合わせて配置してもよいが、予め両者を重ねて加熱蒸気を接触させて接着しておくことが好ましい。このようにすることにより、畳1の製造時の作業性を向上させることができる。
裏面材20としては、少なくとも露出面側に防水面を有するシート材が好ましい。具体的には、合成樹脂シートや、布と合成樹脂の積層シート、紙と合成樹脂の積層シートなどを用いることができ、合成樹脂面を露出面側(下面側)として上記基材11の下面に宛がわれる。
このように上記断熱性基材11の下面に裏面材20を宛がって、この裏面材20ごと畳用芯材10の表面、側面及び裏面の周縁を包み込むように畳表材30で覆い、裏面の周縁を縫着糸もしくは止着針によって止着することにより、各構成部材が一体化されて畳1となる。
なお、断熱性基材11止着部位には裏面補強材40を取り付けて補強しておくことができる。
このように、本発明の畳用芯材10及び畳1においては、合成樹脂発泡体の断熱性基材11の上面に重ね合わせた下側及び上側不織布板12,13のうち、補強材として機能する下側の不織布板12の繊維密度を、クッション材として機能する上側の不織布板13の繊維密度よりも高く設定している。下側及び上側不織布板12,13は、合成樹脂繊維を三次元に交絡させて板状に成形された構造体であるので、繊維密度を調整することで、軽量化を図りながら、断熱性基材11を補強しうる剛性やクッション性をもたせることができる。また、下側及び上側不織布板12,13、内部に微細な空隙を有するであるので、断熱性を有し、気温変化による影響が少なく、畳の寸法変化が少ない。また、本発明の畳用芯材10は、その構成部材が合成樹脂発泡体及び不織布板であるので、裁断が容易である。加えて、不織布板は表面摩擦強度が強くて発塵が少なく、合成樹脂発泡体との密着性もよいので、畳表材30で覆う際の作業性もよい。
以下、本発明に係る畳の実施例及び比較例を挙げて、本発明をさらに詳しく説明する。
〔実施例〕
図1に示した構造を有する畳1を作製した。
基材11の合成樹脂発泡体として、厚さ45mmで発泡倍率が33倍の押出発泡ポリスチレンフォーム(商品名:スタイロフォーム、ダウ化工株式会社製)を用いた。
断熱性基材11の上面に接し、補強材として機能する下側の不織布板12として、厚さが2mm、繊維密度が0.2g/cm3であり、曲げ強度が長さ方向で約300N/cm2、幅方向で約150N/cm2、線膨張係数が2×10-5(k-1)の不織布板を用いた。
また、緩衝材として機能する上側の不織布板13として、厚さが3mm、繊維密度が0.1g/cm3であり、曲げ強度が長さ方向で約150N/cm2、幅方向で約80N/cm2、線膨張係数が2×10-5(k-1)の不織布板を用いた。
上記断熱性基材11の下面に、合成樹脂をラミネートした紙を裏面材20として宛がって、この裏面材20ごと、畳用芯材10の表面、側面及び裏面の周縁を包み込むように畳表材30で覆い、裏面の周縁を止着針によって止着して畳1を作製した。
本実施例で作製した畳1の総重量は6kgであった。また、JIS A 5914に規定する局部圧縮試験による変位量測定したところ2mmであり、充分な剛性を示した。さらに、25℃/90%湿度の雰囲気下と5℃/30%湿度の雰囲気下で寸法を測定したところ、寸法変化量(高温時の寸法に対する低温時の寸法の変化量)は長さ方向及び幅方向ともに−1mmであった。
本実施例で作製した畳1について、床性能研究会が定める「身体を押しつける時の痛さからみた床の評価方法」に基づき測定したところ、−0.95であり、十分なクッション性を有している結果であった。ここで、測定値の−(マイナス)数値が大きくなるほど畳として硬いことを示す。
〔比較例1〕
断熱性基材11の上面に補強材として機能する厚さ2.3mmのベニヤ合板及び2mmの発泡ポリエチレンクッション材を配置した以外は、実施例と同様の構成で畳を作製した。
本比較例で作製した畳の総重量は7kgであった。また、JIS A 5914に規定する局部圧縮試験による変位量測定したところ2mmであった。さらに、25℃/90%湿度の雰囲気下と5℃/30%湿度の雰囲気下で寸法を測定したところ、寸法変化量は長さ方向が−1.5mm、幅方向が−1mmであった。
本比較例で作製した畳について、床性能研究会が定める「身体を押しつける時の痛さからみた床の評価方法」に基づき測定したところ、−2.41であり、クッション性がやや劣る結果となった。
〔比較例2〕
断熱性基材11の上面に補強材として機能する厚さ10mmのポリオレフィン再生樹脂板(合成樹脂ボード)を配置した以外は、実施例と同様の構成で畳1を作製した。
本比較例で作製した畳の総重量は9kgであった。また、JIS A 5914に規定する局部圧縮試験による変位量測定したところ2mmであった。さらに、25℃/90%湿度の雰囲気下と5℃/30%湿度の雰囲気下で寸法を測定したところ、寸法変化量は長さ方向及び幅方向が−3mmであった。
本比較例で作製した畳について、床性能研究会が定める「身体を押しつける時の痛さからみた床の評価方法」に基づき測定したところ、−3.11であり、クッション性が劣る結果となった。
本発明の一例に係る畳の構造を模式的に示す断面図である。 本発明の一例に係る畳用芯材の構造を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 畳
10 畳用芯材
11 基材
12 下側の不織布板
13 上側の不織布板
20 裏面材
30 畳表材

Claims (6)

  1. 合成樹脂発泡体からなる断熱性基材の上面に、合成繊維を三次元に交絡させて成形した繊維密度の異なる2枚の不織布板が上下に重ねられており、前記断熱性基材に接する下側の不織布板の繊維密度が上側の不織布板の繊維密度よりも高いことを特徴とする畳用芯材。
  2. 下側及び上側の不織布板を構成する合成繊維が、直状の合成繊維で、下側の不織布板の繊維密度が0.15g/cm3以上0.5g/cm3以下で、上側の不織布板の繊維密度が0.05g/cm3以上0.15g/cm3未満であることを特徴とする請求項1に記載の畳用芯材。
  3. 下側及び上側の不織布板の両者が、湿熱接着性を有する繊維単独、又は湿熱接着性を有する繊維とその他の繊維との混合繊維を用い、繊維同士が交絡した状態で圧縮し、加熱蒸気と接触させて相互に接着した板状体であることを特徴とする請求項2に記載の畳用芯材。
  4. 湿熱接着性を有する繊維が、ポリエチレンテレフタレートの芯層の表面をエチレン−ビニルアルコール共重合体の鞘層で覆った芯鞘型複合ステープル繊維、その他の繊維がポリエチレンテレフタレート繊維であることを特徴とする請求項3に記載の畳用芯材。
  5. 請求項1〜4いずれか1項に記載の畳用芯材の下面に裏面材を宛がい、該裏面材ごと前記芯材の表面、側面及び裏面の周縁を包み込んで畳表材で覆って一体化したことを特徴とする畳。
  6. 裏面材が、少なくとも露出面側に防水面を有するシート材であることを特徴とする請求項5に記載の畳。
JP2008293351A 2008-11-17 2008-11-17 畳用芯材及び畳 Active JP5399049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293351A JP5399049B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 畳用芯材及び畳

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008293351A JP5399049B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 畳用芯材及び畳

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010121287A true JP2010121287A (ja) 2010-06-03
JP5399049B2 JP5399049B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=42322856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008293351A Active JP5399049B2 (ja) 2008-11-17 2008-11-17 畳用芯材及び畳

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5399049B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057377A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Dow Kakoh Kk 建物の断熱構造
JP2014214476A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 株式会社コスモプロジェクト
JP2016199994A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 有限会社成島畳店 畳用芯材及び畳
JP2021031932A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 積水成型工業株式会社 防音畳

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3026948U (ja) * 1996-01-19 1996-07-30 玉井産業株式会社
JPH10131465A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Toray Ind Inc 縁なし人工畳
JPH10259657A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Toyobo Co Ltd 畳用クッション材およびこれを用いた畳
JP2002070293A (ja) * 2000-08-30 2002-03-08 Ikehiko Corporation:Kk 畳及び畳の敷設方法
WO2008108295A1 (ja) * 2007-03-08 2008-09-12 Kuraray Kuraflex Co., Ltd. 不織布

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3026948U (ja) * 1996-01-19 1996-07-30 玉井産業株式会社
JPH10131465A (ja) * 1996-11-01 1998-05-19 Toray Ind Inc 縁なし人工畳
JPH10259657A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Toyobo Co Ltd 畳用クッション材およびこれを用いた畳
JP2002070293A (ja) * 2000-08-30 2002-03-08 Ikehiko Corporation:Kk 畳及び畳の敷設方法
WO2008108295A1 (ja) * 2007-03-08 2008-09-12 Kuraray Kuraflex Co., Ltd. 不織布

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057377A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Dow Kakoh Kk 建物の断熱構造
JP2014214476A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 株式会社コスモプロジェクト
JP2016199994A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 有限会社成島畳店 畳用芯材及び畳
JP2021031932A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 積水成型工業株式会社 防音畳
JP7282634B2 (ja) 2019-08-22 2023-05-29 積水成型工業株式会社 防音畳

Also Published As

Publication number Publication date
JP5399049B2 (ja) 2014-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20120139733A (ko) 차음 바닥 구조 및 차음 바닥 구성재 그리고 바닥 충격음의 저감 방법
JP5965458B2 (ja) 遮音床構成材及び遮音床構造
CN103782338A (zh) 可具体用于汽车的隔音组件
JP5399049B2 (ja) 畳用芯材及び畳
JP6226707B2 (ja) 床下地材、フローリング材、床構造体および床下地材の製造方法
JP6083055B2 (ja) 畳用芯材及び畳
JP7282711B2 (ja) 薄畳
JP5898934B2 (ja) 防音床材
JP3434167B2 (ja) 薄畳用畳床構成材およびそれを使用した薄畳
WO2010128680A1 (ja) 床材用成形体及び床材
JPH0994887A (ja) 3次元やし殻長繊維構造体マット強化樹脂成形体、その積層体、これらの製造方法およびこれらの用途
JP6018846B2 (ja) 遮音床構造及び床衝撃音の低減方法
JP2012107378A (ja) 根太構造を有する遮音床構造材および該構造材を用いた遮音床構造
JP7383504B2 (ja) デッキボード
JP7373949B2 (ja)
JP2009030380A (ja) 波型に成形された竹材を畳床とする畳とその畳の製造方法
JP3911090B2 (ja) 畳床構成材及びそれを使用した畳
JP3157803U (ja) 積層ダンボール畳
JP2012184548A (ja) 合成畳
KR100989171B1 (ko) 차량용 방진방음재
JP2768482B2 (ja) 不織布マット
JP7282634B2 (ja) 防音畳
JP7423408B2 (ja) 床材
JP5112347B2 (ja) 積層構造体
JP2013124528A (ja) 縁無し畳

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5399049

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250