JP2010120419A - シートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルトの装着性を向上させることができるシートベルト装置を得る。
【解決手段】シートベルト装置10は、一端がリトラクタ22によって引き出し可能に巻き取られ非装着時にシートバック14の前面に沿った収納姿勢をとるウエビング20と、ウエビング20の中間部20Bに設けられたタングプレート26と、タングプレート26とはシート幅方向反対側に設けられ該タングプレート26の係脱可能なバックル30と、シートクッション12内に設けられると共にバックル30に連結され該シートクッション12への非着座時には膨張状態とされる第1バッグ36と、ウエビング20の中間部20Bにおけるタングプレート26の下方に設けられ第1バッグ36の圧縮に伴い膨張する第2バッグ40と、を備えている。シートクッション12への着座に伴い第1バッグ36が圧縮されると、タングプレート26、バックル30が装着準備位置に移動される。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートに着座した乗員を拘束するためのシートベルト装置に関する。
センタポールに沿った収納姿勢におけるシートベルトの下半分にエアーバッグを設け、ボタン1つでエアーバッグ内に圧縮空気を充満させて、シートベルトが運転席の横斜め飛び出してくるようにしたシートベルトのセット補助具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−315909号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、シートベルトの移動に乗員のボタン操作を要し、またシートベルト(タング)のみを移動させるものであり、シートベルトの装着性向上の観点から改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、シートベルトの装着性を向上させることができるシートベルト装置を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係るシートベルト装置は、一端側がリトラクタによって引き出し可能に巻き取られ、乗員への非装着時に車両用シート又は車室内装材に沿った収納姿勢をとるシートベルトと、前記収納姿勢をとるシートベルトの中間部に設けられた係止部材と、前記車両用シートに対するシート幅方向他方側に設けられ、前記係止部材が係脱可能とされた被係止部材と、前記車両用シートのシートクッション内に設けられると共に前記被係止部材に連結され、該シートクッションへの非着座状態では内部にガスが充填された膨張状態とされると共に、該シートクッションへの着座に伴い前記ガスが排出されて圧縮状態とされる第1膨張部と、前記収納姿勢をとるシートベルトにおける前記係止部材の下方に設けられると共に前記第1膨張部に連通され、前記第1膨張部からのガス供給によって膨張する第2膨張部と、を備えている。
請求項1記載のシートベルト装置では、乗員がシートクッションに着座すると、第1膨張部が圧縮され、該第1膨張部は内部のガスが排出されて圧縮状態とされると共に、該第1膨張部からガス供給を受けた第2膨張部が膨張される。すると、第1膨張部に連結されている被係止部材が移動されると共に、収納姿勢をとるシートベルトは第2膨張部の膨張に伴って該収納姿勢において接触又は近接していた部分(車両用シート又は車室内装材)から係止部材と共に離間する。これら係止部材と被係止部材と係止させることで、シートベルトが乗員に装着される。
ここで、本シートベルト装置では、上記の通り、乗員がシートクッションに着座するのに伴って、係止部材及び被係止部材が移動するので、該移動後の位置の設定に応じてシートベルトの装着性が向上される。
このように、請求項1記載のシートベルト装置では、シートベルトの装着性を向上させることができる。
請求項2記載の発明に係るシートベルト装置は、請求項1記載のシートベルト装置において、前記第1膨張部は、前記シートクッションを構成するクッション材に固定されている。
請求項2記載のシートベルト装置では、第1膨張部がシートクッションのクッション材(パッド)に固定されているので、該第1膨張部の位置ずれが抑制され、被係止部材が所要の位置に移動されると共に、第2膨張部に十分なガスが供給されて係止部材が所要の位置に移動される。
請求項3記載の発明に係るシートベルト装置は、請求項1又は請求項2記載のシートベルト装置において、前記第1膨張部は、前記膨張状態から前記圧縮状態への変化に伴って前記被係止部材を上方に移動させるようになっており、前記第2膨張部は、前記第1膨張部からのガス供給によって膨張することで、前記係止部材を前記車両用シートのシートバックに対し車両前方に離間させるようになっている。
請求項3記載のシートベルト装置では、乗員のシートクッションへの着座に伴って、被係止部材が上方に移動すると共に、係止部材が車両前方に移動する。これにより、被係止部材及び係止部材は、共にシートクッションに着座した乗員から見やすい位置に移動される。すなわち、着座乗員による被係止部材及び係止部材の視認性が向上され、シートベルトの装着性向上に寄与する。
以上説明したように本発明に係るシートベルト装置は、シートベルトの装着性を向上させることができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係るシートベルト装置10について、図1〜図7に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印IN、矢印OUTは、それぞれシートベルト装置10が適用された自動車Aの前(走行)方向、上方向、シート幅方向に略一致する車幅方向の内側、外側を示している。
図7には、シートベルト装置10が適用された車両用シートとしてのリヤシート11が斜視図にて示されている。この図に示される如く、リヤシート11は、座部としてのシートクッション12の車両後端に、シートクッション12の着座乗員の上体を背面側から支持するシートバック14が設けられて構成されている。この実施形態では、リヤシート11は、車幅方向に3人の乗員が並んで着座し得る3人掛けの後席における車幅方向外側の座席として構成されている。リヤシート11の車幅方向外側には、リヤシート11の着座乗員が乗降するためのドア開口部16を開閉するリヤサイドドア18が位置している。
シートベルト装置10は、シートベルトとしての乗員拘束用のウエビング20を備えている。図1に示される如く、乗員拘束用のウエビング20における上端側の端部は、リトラクタ22(図7参照)に引き出し可能に巻き取られている。このリトラクタ22は、シートバック14の後方又はシートバック14内で車体(シートバックフレーム)に固定されている。
一方、ウエビング20の下端側の端部は、図5に示すアンカ24によってリヤシート11(車体)に固定されている。この実施形態では、ウエビング20の下端部20Aは、シートクッション12とシートバック14との間を通されて(図示省略)アンカ24に固定されている。
ウエビング20の中間部は、シートバック14における車幅方向外側の肩部14Aに設けられたウエビングガイド25に挿通されている。シートベルト装置10では、リトラクタ22、アンカ24がそれぞれリヤシート11における車幅方向外側部分に配置されることで、非装着状態のウエビング20の中間部(露出部)20Bは、図7に示される如くシートバック14の車幅方向外側における前面14Bに沿って配置されている。すなわち、図3(A)にも示される如く、非装着状態のウエビング20の中間部20Bは、厚み方向の一方の面をシートバック14の前面14Bに接触(又は極近接)させると共に、車両上下方向に延在する収納姿勢をとる構成とされている。
また、ウエビング20の中間部20Bには、係止部材としてのタングプレート26が設けられている。タングプレート26は、その挿通孔26A(図7参照)にウエビング20を挿通させることで、該ウエビング20の長手方向へのスライドが可能とされている。さらに、図1及び図5に示される如く、ウエビング20の中間部20Bには、タングプレート26の下方への移動を規制するタングストッパ28が設けられている。ウエビング20が収納姿勢をとる場合のタングプレート26の図1、図3(A)、図4(A)に示される位置(タングストッパ28にて下側から支持された位置)を、収納位置ということとする。
このタングプレート26は、リヤシート11のシートクッション12とシートバック14との間における車幅方向内端側に設けられた被係止部材としてのバックル30(図7参照)に対し係脱可能とされている。シートベルト装置10では、タングプレート26がバックル30に係止された状態で、ウエビングガイド25からバックル30(タングプレート26)にかけてのショルダウエビング(図示省略)がリヤシート11の着座乗員の上体を拘束し、バックル30からシートバック14にかけてのラップウエビング(図示省略)がリヤシート11の着座乗員の要部を拘束するようになっている。
したがって、この実施形態におけるシートベルト装置10は、所謂3点式のシートベルト装置とされている。また、この実施形態では、バックル30は、リヤシート11と該リヤシート11に隣接するリヤ中央シート32のシートクッション34との間に、少なくとも一部が挟み込まれる(埋め込まれる)ように配置されている。ウエビング20の非装着時(シートクッション12への乗員の非着座時)のバックル30の図1、図3(A)、図4(A)に示される位置を収納位置ということとする。
そして、シートベルト装置10では、リヤシート11のシートクッション12への乗員の着座に伴って、タングプレート26及びバックル30がそれぞれの収納位置から、図2、図3(B)、図4(B)に示される装着準備位置に移動されるようになっている。以下、具体的に説明する。
図1〜図4に示される如く、シートベルト装置10は、シートクッション12内の後部(乗員の臀部を主に支持する部分)に配設された第1膨張部としての第1バッグ36と、該第1バッグ36と連通部38を介して連通された第2膨張部としての第2バッグ40とを備えている。第1バッグ36、連通部38、第2バッグ40は、外気とは遮断された密閉状態で互いに連通されている。第1バッグ36は、第2バッグ40よりも低い圧力で膨張するようなっており、連通部38は、第1バッグ36及び第2バッグ40との比較では無視し得る程度にしか膨張しない構成とされている。
これら密閉された第1バッグ36、連通部38、第2バッグ40内には、第1バッグ36を膨張させるのに足る圧力でガスが充満されており、無負荷状態で第1バッグ36が主に膨張されるようになっている。そして、第1バッグ36を圧縮して系内の圧力が上昇されると、連通部38を通じて第2バッグ40にガスが流入され、該第2バッグ40が膨張されるようになっている。
また、第1バッグ36は、その上部36Aの略中央部に設定された固定部36Cにおいて、シートクッション12を構成するクッション材としてのパッド42のシート幅方向中央部に固定されている。これにより、第1バッグ36は、シートクッション12の乗員の着座に伴って圧縮される構成であり、該圧縮に伴ってシートクッション12に対し位置ずれし難い構成とされている。なお、第1バッグ36は、その下部36Bがシートクッション12(のフレーム)又は車体に固定されるようにしても良い。
さらに、第1バッグ36は、その下部36Bが上部36A(図1参照)に対し伸び難い材料にて構成されている。これにより、第1バッグ36は、シートクッション12への乗員の着座に伴い下方に逃げることなく圧縮され、連通部38、第2バッグ40を含む密閉系内の内圧が上昇されるようになっている。この実施形態では、第1バッグ36は、上部36Aが例えば軟質ゴム等にて構成され、下部36Bが硬質ゴム又は樹脂材等にて構成されている。なお、第1バッグ36は、全体として軟質ゴム等にて構成されると共に下部36Bの変形が規制部材にて規制されるように構成されても良い。
以上説明した第1バッグ36には、図1〜図4に示される如く、バックル30が連結されている。バックル30のリヤシート11(車体)への支持構造について補足すると、バックル30は、図3(A)及び図3(B)に示される如く、車幅方向に沿ったヒンジ軸44A廻りに回動可能にリヤシート11に支持されたヒンジプレート44に対し、ウエビング46を介して接続されている。これにより、ヒンジ軸44A周りの回動によって、バックル30は、図3(A)に示す収納位置と図3(B)に示す装着準備位置との間を移動可能とされている。
また、図6に示される如く、ウエビング46は、合成ゴム等より成るブーツ48に覆われている。バックル30は、ブーツ48に対し矢印A方向(図2、図6参照)の姿勢変化が可能とされている。このブーツ48からは、被接続片50がシート幅方向の内方に向けて延出されている。被接続片50は、ブーツ48が合成ゴム等より成ることにより、該ブーツ48に対し矢印B、矢印C方向の姿勢変化が可能とされている。
そして、図1及び図2に示される如く、被接続片50は、第1バッグ36における車幅方向内端部に設けられた接続片52に接続されている。この実施形態では、被接続片50と接続片52とは、これらに挿通された接続部材54の突出端が熱カシメされることで接続されている。
第1バッグ36の接続片52は、図1〜図4に示される如く、シートクッション12への乗員の着座に伴って第1バッグ36が圧縮されると、圧縮前(図1、図3(A)、図4(A))と比較して、シート幅方向の外側でかつ車両後方側に変位されるようになっている。このため、接続片52に接続された被接続片50は接続片52に追従し、図2、図3(B)、図4(B)に示される如くバックル30が収納位置から装着準備位置に移動されるようになっている。
一方、第2バッグ40は、ウエビング20の中間部20Bにおけるタングストッパ28よりも下側部分に内蔵されている。具体的には、図5(A)〜図5(C)に示される如く、ウエビング20の中間部20Bにおけるタングストッパ28よりも下側の一部は、伸展可能な袋状を成すメッシュウエビング56にて構成されている。換言すれば、タングストッパ28の下方で上下に分割されたウエビング20Uとウエビング20Lとがメッシュウエビング56にて連結されている。図5(B)及び図5(C)に示される如く、ウエビング20U、20Lとメッシュウエビング56との各縫製部Sは、3枚重ねの3重縫い部とされている。
メッシュウエビング56の下部には、図5(A)に示される如く略前向きに開口されたバッグ挿入口56Aが形成されており、該バッグ挿入口56Aから図5(B)に示される如くメッシュウエビング56内に第2バッグ40が挿入されている。また、メッシュウエビング56におけるバッグ挿入口56Aの下縁からは舌片56Bが延設されている。舌片56Bは、連通部38に設けられた舌片58にクリップ60等にて固定されている。これにより、第2バッグ40のメッシュウエビング56からの脱落が防止されている。連通部38は、シートクッション12のパッド42を貫通してシートバック14の下方を通過してバッグ挿入口56A(の近傍)まで至る構成とされている。
以上により、シートベルト装置10では、シートクッション12に乗員が着座して第1バッグ36が圧縮されると、第2バッグ40がメッシュウエビング56と共に膨張されるようになっている。すなわち、ウエビング20の中間部20Bにおけるタングストッパ28の下方部分が膨張され、図3(B)に示される如くタングプレート26がシートバック14の前面14Bに接する収納位置から車両前方に離間された装着準備位置に移動される構成である。
次に、本実施形態の作用を説明する。
上記構成のシートベルト装置10では、リヤシート11への乗員の非着座状態では、ウエビング20は、図3(A)、図7に示される如く、シートバック14における車幅方向外側部分の前面14Bに沿った収納姿勢をとっている。このとき、タングプレート26は、タングストッパ28にて下方から支持されると共にシートバック14の前面14Bに接する収納位置に位置し、バックル30は、一部又は全部がリヤシート11のシートクッション12とリヤ中央シート32のシートクッション34との間に挟み込まれている。すなわちシートベルト装置10は全体としてすっきりした収納(非装着)状態とされ、見栄えが良い。
この状態からリヤシート11のシートクッション12に乗員が着座すると、該シートクッション12を構成するパッド42の下方に配置された第1バッグ36が圧縮される。すると、第1バッグ36に設けられた接続片52がシート幅方向外側でかつ車両後方に移動されると共に、第1バッグ36内のガスが第2バッグ40に流入されて該第2バッグ40が膨張される。
これにより、図2、図3(B)、図4(B)に示される如く、バックル30は、ヒンジ軸44A廻りに略上向きに回動すると共にシート幅方向外側に押し出され、収納位置に対し車両上方でかつ車幅方向外側となる装着準備位置に移動される。また、タングプレート26は、ウエビング20の中間部20Bにおける第2バッグ40の設置範囲の上側部分と共に、収納位置に対し車両前方である装着準備位置に移動される。
リヤシート11の着座乗員は、装着準備位置に位置するタングプレート26を把持し、該タングプレート26を装着準備位置に位置するバックル30に結合することで、ウエビング20を装着する。この際、バックル30は、リトラクタ22によるウエビング20の巻取力によって図2の矢印A方向に倒れ、ウエビング20のスラックが解消される。
一方、リヤシート11の乗員がタングプレート26とバックル30との結合を解除してシートクッション12から離れると、第2バッグ40内のガスが第1バッグ36に流入し、該第1バッグ36は非着座時の上体(形状)に復帰される。また、ウエビング20は、リトラクタ22による巻取力によって図1、図3(A)、図4(A)、図7に示す収納姿勢に復帰される。これらに伴って、バックル30、タングプレート26はそれぞれの非装着位置に復帰される。
ここで、シートベルト装置10では、シートクッション12への乗員の着座に伴って第1バッグ36が圧縮されることで、上記の通りバックル30、タングプレート26がそれぞれの収納位置から装着準備位置に移動される。これらバックル30、タングプレート26の装着準備位置は、収納位置と比較してシートクッション12の着座乗員からの視認性が良く、かつ把持しやすい位置とされている。
すなわち、シートベルト装置10では、単に乗員がシートクッション12に着座する動作に伴って、タングプレート26、バックル30が視認性、把持性の良好な装着準備位置に至る。したがって、シートベルト装置10では、乗員によるウエビング20の装着性が良好である。
特に、3人掛けの後席シートでは、前席と比較するとシート幅方向の寸法が小さいので、着座した乗員からタングプレート26、バックル30を目視し難くなるが、シートベルト装置10では、着座に伴いタングプレート26、バックル30を装着準備位置に移動させることで、ウエビング20の装着性が向上される。
このように、本実施形態に係るシートベルト装置10では、シートベルトとしてのウエビング20の装着性を向上させることができる。
なお、上記した実施形態では、シートベルト装置10が3人掛けのリヤシート11に適用された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、本発明はこれに限定されず、例えば、前席シート、2人掛けの後席シート、独立した2つの車両用シートが車幅方向に並列された2列目、3列目シート等に本発明が適用された構成としても良い。
また、上記した実施形態では、収納姿勢をとるウエビング20がシートバック14の前面14Bに沿う例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ウエビング20がピラーガーニッシュ等の内装部材やシートバック14の側面に沿って収納される構成としても良い。
さらに、上記した実施形態では、シートベルトとしてウエビング20を備えた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、車両衝突の際にガス供給を受けて膨張、展開される膨張部(エアベルト)を含むシートベルトが適用された構成としても良い。
本発明の実施形態に係るシートベルト装置の概略構成を示す非着座時の正断面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置の概略構成を示す着座時の正断面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置を、シートクッションのみを車幅方向の外側部分で切り欠いて見た図であって、(A)は非着座時の側断面図、(B)は着座時の側断面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置を示す図であって、(A)は非着座時の平面図、(B)は着座時の平面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置を構成するウエビングの下部を示す図であって、(A)は第2バッグの挿入前の斜視図。(B)は第2バッグの膨張前の側断面図、(C)は第2バッグの膨張時の側断面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置を構成するバックル及び付属部品を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置が適用されたリヤシートを示す斜視図である。
符号の説明
10 シートベルト装置
11 リヤシート(車両用シート)
20 ウエビング(シートベルト)
22 リトラクタ
26 タングプレート(係止部材)
30 バックル(被係止部材)
36 第1バッグ(第1膨張部)
40 第2バッグ(第2膨張部)
42 パッド(クッション材)

Claims (3)

  1. 一端側がリトラクタによって引き出し可能に巻き取られ、乗員への非装着時に車両用シート又は車室内装材に沿った収納姿勢をとるシートベルトと、
    前記収納姿勢をとるシートベルトの中間部に設けられた係止部材と、
    前記車両用シートに対するシート幅方向他方側に設けられ、前記係止部材が係脱可能とされた被係止部材と、
    前記車両用シートのシートクッション内に設けられると共に前記被係止部材に連結され、該シートクッションへの非着座状態では内部にガスが充填された膨張状態とされると共に、該シートクッションへの着座に伴い前記ガスが排出されて圧縮状態とされる第1膨張部と、
    前記収納姿勢をとるシートベルトにおける前記係止部材の下方に設けられると共に前記第1膨張部に連通され、前記第1膨張部からのガス供給によって膨張する第2膨張部と、
    を備えたシートベルト装置。
  2. 前記第1膨張部は、前記シートクッションを構成するクッション材に固定されている請求項1記載のシートベルト装置。
  3. 前記第1膨張部は、前記膨張状態から前記圧縮状態への変化に伴って前記被係止部材を上方に移動させるようになっており、
    前記第2膨張部は、前記第1膨張部からのガス供給によって膨張することで、前記係止部材を前記車両用シートのシートバックに対し車両前方に離間させるようになっている請求項1又は請求項2記載のシートベルト装置。
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