JP2010120246A - 宛名管理装置およびプログラム - Google Patents

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裕二 ▲高▼瀬
Yuji Takase
Hidetoshi Masuda
英俊 増田
Maiko Fukusato
舞子 福里
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Abstract

【課題】来期用のハガキや封書に印刷する宛名を適切に管理し、ユーザによる宛名選択の負担を軽減する。
【解決手段】年賀状に印刷済みの宛名であることを示す印刷記録フラグF1が値1で且つ受け取った年賀状の差出人の宛名であることを示す受取記録フラグF2が値1となったときに、来期も印刷すべき宛名であることを示す来期印刷フラグF0を値1にセットすると共に印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2とを共に値0にリセットする。これにより、ユーザは、宛名選択画面において、来期に印刷する宛名を住所録から1つずつ選択する必要がなく、ユーザの宛名選択の負担を大幅に軽減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、宛名管理装置およびプログラムに関し、詳しくは、印刷装置に組み込まれると共にデータを記憶する記憶手段に接続され、定期的にやり取りするハガキや封書の宛名を管理する宛名管理装置および1または複数のコンピュータを宛名管理装置として機能させるためのプログラムに関する。
従来、この種の宛名管理装置としては、住所,氏名,電話番号などの個人情報のデータベースを管理するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、印刷装置に接続され、個人情報に対して年賀状を郵送しないことを意味する欠礼マークを付与できるようになっており、欠礼マークを付与した個人情報については年賀の印刷は行なわない。なお、欠礼マークは、年を越すと、自動的に削除されるようになっている。
特開平10−240740号公報
しかしながら、上述した宛名管理装置では、欠礼マークによる特殊な場合における住所録の管理を行なうことができるものの、定期的に郵送する通常の場合における住所録の管理については考慮されていない。例えば、来期に年賀状を郵送する個人は今期に年賀状を受け取ったか否かや年賀状を郵送したかによって変わることも多く、その管理は、特に、取り扱う宛名の数が多いときにユーザにとって大きな負担となる。
本発明の宛名管理装置およびプログラムは、来期にハガキや封書に印刷する宛名をより適切に管理してユーザによる宛名選択の負担を軽減することを主目的とする。
本発明の宛名管理装置およびプログラムは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の宛名管理装置は、
データを記憶する記憶手段が接続される印刷装置に組み込まれ、定期的にやり取りするハガキや封書に印刷する宛名を管理する宛名管理装置であって、
ユーザの操作に伴って、受け取ったハガキや封書の宛名を受取記録として入力して前記記憶手段に記憶する受取記録入力手段と、
前記記憶手段に記憶された宛名がハガキや封書に印刷された場合に、該宛名に対して印刷記録を設定する印刷記録設定手段と、
前記記憶手段に記憶されている宛名のうち前記受取記録と前記印刷記録の両方が設定された宛名を来期にハガキや封書に印刷すべき宛名である来期用宛名に設定する来期用宛名設定手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の宛名管理装置では、ユーザの操作に伴って受け取ったハガキや封書の宛名を受取記録として入力して記憶手段に記憶し、記憶手段に記憶された宛名がハガキや封書に印刷された場合にこの宛名に対して印刷記録を設定し、記憶手段に記憶されている宛名のうち受取記録と印刷記録の両方が設定された宛名を来期にハガキや封書に印刷すべき宛名である来期用宛名に設定する。即ち、ユーザがハガキや封書を送ると共に返信を受けた個人(宛名)に対しては来期もハガキや封書を送る個人として設定することにより、来期にハガキや封書に印刷する宛名をより適切に管理することができ、ユーザが来期にハガキや封書に印刷すべき宛名を1つずつ選択する手間が省けてユーザの宛名選択の負担を軽減することができる。
こうした本発明の宛名管理装置において、前記来期用宛名設定手段により前記来期用宛名が設定されたとき、該来期用宛名が設定された宛名に対して前記受取記録と前記印刷記録とをリセットする記録リセット手段を備え、前記来期宛名設定手段は、前記受取記録と前記印刷記録とがリセットされた前記来期用宛名に設定されている宛名に対して来期に前記印刷記録が設定されたが前記受取記録が設定されなかったときには該宛名を前記来期用宛名から除外する手段であるものとすることもできる。こうすれば、別途時計を実装することなく、各期に印刷する宛名の管理をより適切に行なうことができる。
また、本発明の宛名管理装置において、前記来期用宛名設定手段により前記来期用宛名が設定されたとき、該来期用宛名が設定された宛名に対して前記受取記録と前記印刷記録とをリセットする記録リセット手段を備え、前記来期宛名設定手段は、前記受取記録と前記印刷記録とがリセットされた前記来期用宛名に設定されている宛名に対して来期に前記受取記録が設定されたが前記印刷記録が設定されなかったときには該宛名を前記来期用宛名から除外する手段であるものとすることもできる。こうすれば、別途時計を実装することなく、各期に印刷する宛名の管理をより適切に行なうことができる。
さらに、本発明の宛名管理装置において、前記印刷装置は、表示手段を備え、所定のタイミングでユーザに対して前記受取記録の入力操作を促すための警告表示を前記表示手段に表示する表示制御手段を備えるものとすることもできる。
本発明のプログラムは、1または複数のコンピュータを、上述した各態様のいずれかの本発明の宛名管理装置、即ち、基本的には、データを記憶する記憶手段が接続される印刷装置に組み込まれ、定期的にやり取りするハガキや封書に印刷する宛名を管理する宛名管理装置であって、ユーザの操作に伴って受け取ったハガキや封書の宛名を受取記録として入力して前記記憶手段に記憶する受取記録入力手段と、前記記憶手段に記憶された宛名がハガキや封書に印刷された場合に該宛名に対して印刷記録を設定する印刷記録設定手段と、前記記憶手段に記憶されている宛名のうち前記受取記録と前記印刷記録の両方が設定された宛名を来期にハガキや封書に印刷すべき宛名である来期用宛名に設定する来期用宛名設定手段と、を備える宛名管理装置として機能させることを要旨とする。
この本発明のプログラムによれば、本発明の宛名管理装置が奏する効果、例えば、来期にハガキや封書に印刷する宛名をより適切に管理することができ、ユーザの宛名選択の負担を軽減することができる効果などを奏することができる。このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(例えばハードディスク、ROM、FD、CD、DVDなど)に記録されていてもよいし、伝送媒体(インターネットやLANなどの通信網)を介してあるコンピュータから別のコンピュータへ配信されてもよいし、その他どのような形で授受されてもよい。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の画像処理装置の一実施形態であるマルチファンクションプリンタ10の概略構成を示す外観図及びブロック図である。
本実施形態のマルチファンクションプリンタ10は、図1に示すように、印刷ジョブに基づいて用紙Sへの印刷を実行するプリンタユニット20と、ガラス台36に載置された書類を読み取るスキャナユニット30と、メモリカードスロット40に挿入されたメモリカード42との間でデータの入出力を行うメモリカードコントローラ44と、各種情報を表示部52に表示したりユーザの指示をボタン類54の操作を介して入力したりする操作パネル50と、装置全体の制御を司るメインコントローラ60とを備えている。このマルチファンクションプリンタ10は、プリンタユニット20やスキャナユニット30,メモリカードコントローラ44,メインコントローラ60がバス12を介して各種制御信号やデータのやり取りができるよう構成されている。
プリンタユニット20は、プリンタASIC22とプリンタエンジン24とを備えている。プリンタASIC22は、プリンタエンジン24を制御する集積回路であり、メインコントローラ60から印刷指令を受けると、その印刷指令の対象となる画像ファイルに基づいて用紙Sに印刷するようプリンタエンジン24を制御する。また、プリンタエンジン24は、印刷ヘッドから用紙へインクを吐出することにより印刷を行う周知のインクジェット方式のカラープリンタ機構として構成されている。なお、ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略である。
スキャナユニット30は、スキャナASIC32とスキャナエンジン34とを備えている。スキャナASIC32は、スキャナエンジン34を制御する集積回路であり、メインコントローラ60からのスキャン指令を受けると、ガラス台36に載置された書類を画像データとして読み取るようスキャナエンジン34を制御する。また、スキャナエンジン34は、周知のイメージスキャナとして構成され、書類に向かって発光したあとの反射光をレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の各色に分解してスキャンデータとする周知のカラーイメージセンサを備えている。
メモリカードコントローラ44は、操作パネル50の横に備えられているメモリカードスロット40に挿入されたメモリカード42との間でデータの入出力を行うものである。このメモリカードコントローラ44は、メモリカードスロット40にメモリカード42が接続されているとき、メモリカード42に保存されているファイルを読み出してメインコントローラ60に送信したりメインコントローラ60からの命令を入力し該命令に基づいてメモリカード42にデータを書き込んだりする。
操作パネル50は、表示部52とボタン類54とを備えている。表示部52は、液晶ディスプレイであり、各種モードの選択や印刷の設定、印刷プレビュー画面などを表示する。ボタン類54は、各種モードの選択や各種設定時などに操作される矢印キー56や各種操作を決定するための決定ボタン、画像の印刷を実行するときに押下されるスタートボタン58、電源のオンオフを行うときに操作される電源ボタンなどからなり、内部通信インタフェース69を介してメインコントローラ60にユーザの指示を入力できるようになっている。ここで、選択可能な各種モードとしては、メモリカード42に保存された画像を選択してそれぞれ印刷する印刷モードやガラス台36に載置された書類を読み取って画像データとしてメモリカード42に保存するスキャンモード、書類を読み取ってコピーするコピーモードなどがある。ここで、印刷モードには、メモリカード42に保存された画像を印刷する通常の画像印刷モードの他、メモリカード42に保存された住所録から宛名を読み取ってハガキや封筒の宛名面に印刷するための宛名印刷モードも備えている。また、スキャンモードには、ユーザが受け取ったハガキや封筒の宛名面に記載された宛名(文字)を光学的に読み取る受取記録入力モードも備えている。
メインコントローラ60は、CPU62を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、各種処理プログラムや各種データ、各種テーブルなどを記憶したROM64と、一時的にスキャンデータや印刷用データなどを記憶するRAM66と、電気的に書き換え可能で電源を切ってもデータは保持されるフラッシュメモリ68と、操作パネル50との通信を可能とする内部通信インタフェース69とを備え、これらはバス12を介して互いに信号のやり取りが可能なように接続されている。このメインコントローラ60は、プリンタユニット20やスキャナユニット30,メモリカードコントローラ44からの各種動作信号や各種検出信号を入力したり、操作パネル50のボタン類54の操作に応じて発生する操作信号を入力したりする。また、メモリカード42から画像データを読み出してメインコントローラ60へ出力する指令をメモリカードコントローラ44に出力したり、画像の印刷を実行するようプリンタユニット20に指令を出力したり、操作パネル50のボタン類54のスキャン指令に基づいてガラス台36に載置された書類を読み取るようスキャナユニット30に指令を出力したり、操作パネル50に表示部52の制御指令を出力したりする。
次に、こうして構成された本実施形態のマルチファンクションプリンタ10の動作、特に、メモリカード42に保存されている住所録から選択された宛名をハガキや封筒の宛名面に印刷する宛名印刷モード時の動作と、受け取ったハガキや封書の差出人の宛名を受取記録として入力する受取記録入力モード時の動作について説明する。まず、宛名印刷モード時の動作について説明する。図2は、メインコントローラ60により実行される宛名印刷処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。この処理は、メモリカードスロット40にメモリカード42が挿入されると共に動作モードとして印刷モードの宛名印刷モードが選択されたときに実行される。以下、年賀ハガキの宛名面に宛名印刷する場合を例にとって説明する。
宛名印刷処理が実行されると、メインコントローラ60は、まず、メモリカード42に保存されている住所録から印刷する宛名を選択する宛名選択処理を実行し(ステップS100)、選択した宛名をプリンタユニット20にセットされたハガキの宛名面に印刷する宛名面印刷を行なう(ステップS110)。ここで、宛名選択処理は、図3に例示する宛名選択画面70を用いて行なわれる。宛名選択画面70は、図示するように、画面上に一覧として表示されている各宛名には対応するチェックボックス72が配置されており、矢印キー56の上下キーの操作により所望の宛名に合わせて、矢印キー56の右キーを押下することによりチェックを入れて印刷する宛名として選択することができ、左キーを押下することによりチェックを外して印刷しない宛名として選択することができる。また、宛名選択画面70には、各宛名に対応して来期印刷の欄が設けられており、「○」は来期印刷が設定された宛名を示しデフォルトでチェックボックス72にチェックが入っており、「×」は来期印刷が設定されていない宛名を示しデフォルトでチェックボックス72のチェックが外れている。ユーザは、来期印刷が設定されている宛名に対して矢印キー56の操作によりチェックボックス72のチェックを外すことにより印刷しない宛名に変更することができ、来期印刷が設定されていない宛名に対して矢印キー56の操作によりチェックボックス72のチェックを入れることにより印刷する宛名に変更することができる。なお、宛名面印刷は、各宛名に対してチェックボックス72にチェックを入れたり外したりして印刷する宛名を選択した後にスタートボタン58を押下することにより開始される。
こうして宛名面印刷を行なうと、印刷済みの宛名に対して印刷済みであることを示す印刷記録フラグF1に値1をセットし(ステップS120)、印刷済みの宛名に割り当てられている記録(フラグ)のチェックを行なう(ステップS130)。ここで、フラグは、前述した印刷記録フラグF1の他に、来期印刷を設定する宛名か否かを示す来期印刷フラグF0と過去に年賀ハガキを受け取った宛名であるか否かを示す受取記録フラグF2とがあり、後述するステップS150やステップS180の処理で設定されたり、後述する受取記録入力処理で設定されたりする。ステップS130の処理は、上述したフラグF0,F1,F2の値を調べる処理となる。来期印刷フラグF0が値0でないとき即ち値1のときには(ステップS140)、来期印刷フラグF0を値0にリセットすると共に(ステップS150)、受取記録フラグF2を値0にリセットして(ステップS160)、本処理を終了する。一方、来期印刷フラグF0が値0のときには(ステップS140)、さらに、受取記録フラグF2が値1でない即ち値0のときには(ステップS170)、フラグF0,F1,F2の設定を変更することなく本処理を終了し、受取記録フラグF2が値1のときには(ステップS170)、来期印刷フラグF0に値1をセットすると共に(ステップS180)、印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2とを共に値0にリセットして(ステップS190)、本処理を終了する。
次に、受取記録入力モード時の動作について説明する。図4は、メインコントローラ60により実行される受取記録入力処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、動作モードとしてスキャンモードの受取記録入力モードが選択されたときに実行される。
受取記録入力処理では、メインコントローラ60は、まず、ユーザの操作を伴ってユーザが受け取った年賀ハガキの差出人の宛名を受取記録として入力する受取記録入力処理を行なう(ステップS200)。この処理は、本実施形態では、スキャナユニット30が備えるOCR(Optical Character Recognition)機能を用いて年賀ハガキの差出人の宛名部分を読み取ることにより行なうものとした。図5に、受取記録入力処理に用いる受取記録入力画面80の一例を示す。受取記録入力画面80では、図示するように、動作モードをスキャナモードの受取記録入力モードに設定し、受け取った年賀ハガキを宛名面を下に向けてガラス台36に載置すると共にスタートボタン58を押下することにより、年賀ハガキ82の宛名面が画面上に表示されるようになっており、図中点線で示した読み取り枠84が差出人の宛名部分に収まるように矢印キー56の上下左右キーを操作し、決定ボタンを押下することにより読み取った宛名部分の文字を読み取る。
こうして受取記録を入力すると、入力した宛名を住所録としてメモリカード42に保存すると共にこの宛名に対して受取済みであることを示す受取記録フラグF2に値1をセットし(ステップS210)、受取済みの宛名に割り当てられている記録のチェック(来期印刷フラグF0や印刷フラグF1の値のチェック)を行なう(ステップS220)。来期印刷フラグF0が値0でないとき即ち値1のときには(ステップS230)、来期印刷フラグF0を値0にリセットして(ステップS240)、本処理を終了する。一方、来期印刷フラグF0が値0のときには(ステップS230)、さらに、印刷記録フラグF1が値1でない即ち値0のときには(ステップS250)、フラグF0,F1,F2の設定を変更することなく本処理を終了し、印刷記録フラグF1が値1のときには(ステップS250)、来期印刷フラグF0に値1をセットすると共に(ステップS260)、印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2とを共に値0にリセットして(ステップS270)、本処理を終了する。
こうした宛名印刷処理と受取記録入力処理では、印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2とが共に値1となったときに来期印刷フラグF0が値1にセットされると共に印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2とが共に値0にリセットされ、印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2のいずれか一方が値1にセットされたときに来期印刷フラグF0が値0にリセットされる処理となる。言い換えれば、例えば、今期にAさんに年賀状を送り且つこちらに返信があったときに来期もAさんに年賀状を送る設定をし、今期にAさんに年賀状を送ったがこちらに年賀の返信がなかったときや今期にAさんに年賀状を送らなかったがAさんからは年賀状が届いたときには来期にAさんに年賀状を送らないように設定するのである。さらに、宛名印刷処理と受取記録入力処理では、年度毎にフラグF0〜F2をリセットしないから、例えば、今期にAさんに年賀状を送ったが(印刷記録フラグF1が値1)こちらに年賀の返信がなかったとき(受取記録フラグF2が値0)には一旦来期に年賀状を送らない設定とする(印刷フラグF0を値0とする)が、来期以降にAさんから改めて年賀状が届いたときには(受取記録フラグF2が値1)来期に年賀状を送る設定をする(印刷フラグF0を値1とする)ものとなり、年度に囚われない履歴管理を行なうことができる。これは、喪中や相手方の何らかの都合により一時的に疎遠となったときでも、どこかのタイミングで年賀状のやり取りを再開させることにも有用なものとなる。
ここで、本実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係を明らかにする。本実施形態のメモリカード42が本発明の「記憶手段」に相当し、図4の受取記録入力処理のステップS200,S210の処理を実行するメインコントローラ60が「受取記録入力手段」に相当し、図2の宛名印刷処理のステップS120の処理を実行するメインコントローラ60が「印刷記録設定手段」に相当し、宛名印刷処理のステップS130〜S180の処理や受取記録入力処理のステップS220〜S260の処理を実行するメインコントローラ60が「来期用宛名設定手段」に相当する。また、宛名印刷処理のステップS190の処理や受取記録入力処理のステップS270の処理を実行するメインコントローラ60が「記録リセット手段」に相当する。
以上詳述した本実施形態のマルチファンクションプリンタ10によれば、年賀状に印刷済みの宛名であることを示す印刷記録フラグF1が値1で且つ受け取った年賀状の差出人の宛名であることを示す受取記録フラグF2が値1となったときに、来期も印刷すべき宛名であることを示す来期印刷フラグF0を値1にセットすると共に印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2とを共に値0にリセットするから、ユーザは、宛名選択画面70において、来期に印刷する宛名を住所録から1つずつ選択する必要がなく、ユーザの宛名選択の負担を大幅に軽減することができる。しかも、来期印刷フラグF0が値1にセットされたときに印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2とを共に値0にリセットし、印刷記録フラグF1か受取記録フラグF2かのいずれか一方しか値1にセットされなかったときには来期印刷フラグF0を値0にリセットするから、来期用の印刷の停止をより適切なタイミングで行なうことができる。さらに、来期印刷フラグF0が値0のときに印刷記録フラグF1か受取記録フラグF2かのいずれか一方しか値1にセットされていない場合でも、他方のフラグが値1にセットされた段階で来期印刷フラグF0を値1にセットするから、来期用の印刷の再開もより適切なタイミングで行なうことができる。また、上述したフラグF0,F1,F2は、年度毎に管理しないから、年度に囚われない履歴管理が可能となる。
本実施形態では、印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2とが共に値1のときに来期印刷フラグF0を値1にセットした後に印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2とを共に値0にリセットするものとし、この状態から印刷記録フラグF1と受取記録フラグF2のいずれか一方が値1にセットされたときに来期印刷フラグF0を値0にリセットするものとしたが、一旦来期印刷フラグF0が値1にセットされると、印刷記録フラグF1が値1にセットされ且つ受取記録フラグF2が値0のときには来期印刷フラグF0を値0にリセットするが印刷記録フラグF1が値0で且つ受取記録フラグF2が値1にセットされたときには来期印刷フラグF0を値1のまま保持するものとしてもよいし、印刷記録フラグF1が値0で且つ受取記録フラグF2が値1にセットされたときには来期印刷フラグF0を値0にリセットするが印刷記録フラグF1が値1にセットされ且つ受取記録フラグF2が値0のときには来期印刷フラグF0を値1のまま保持するものとしてもよい。
本実施形態では、スキャナユニット30が備えるOCR(Optical Character Recognition)機能を用いて受け取った年賀ハガキの差出人の宛名を受取記録として入力するものとしたが、プリンタ10に例えばキーボード(タッチパネルも含む)を備えるものとしてキーボードを介して受取記録を入力するものとしてもよい。
本実施形態では、受取記録の入力タイミングはユーザの自主性にゆだねるものとしたが、ユーザに受取記録の入力を促すための警告表示を行なうものとしてもよい。この場合、マルチファンクションプリンタ10に計時機構を備える必要がある。図6は、メインコントローラ60により実行される警告処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、電源ボタンがオンされたときに実行される。警告処理では、メインコントローラ60は、今期の受取記録が入力済みであるか否かを判定する(ステップS300)。この判定は、基準日(例えば、年賀ハガキの場合を例にとると、年明け)から今までに図4の受取記録入力処理が実行されたか否かを調べることにより行なうことができる。今期の受取記録が入力済みでないときには、現在の日付を入力し(ステップS310)、前述した基準日から所定期間(例えば、12月初旬など)を経過しているか否かを判定し(ステップS320)、経過しているときには、アラート表示を行なう(ステップS330)。図7に、アラート表示画面90の一例を示す。アラート表示画面90は、図示するように、エクスクラメーションマークと共に「今期分の年賀状の受取記録が入力されていません。受取記録を入力しますか?」などのメッセージを表示するものとして構成されており、「はい」と「いいえ」とのうちのいずれかに矢印キー56の左右キーでカーソル92を位置合わせして決定ボタンを押下することによりメッセージに対する回答を選択することができる。「はい」が選択されると(ステップS340)、図4の受取記録入力処理を実行するための受取記録入力モードに移行して(ステップS350)、本処理を終了する。なお、ステップS300で受取記録が入力済みと判定されたり、ステップS320で基準日から所定時間が経過していないと判定されたり、ステップS340で「いいえ」が選択されたときには、これで本処理を終了する。
本実施形態では、本発明の宛名管理装置の形態として説明したが、1または複数のコンピュータを本発明の宛名管理装置として機能させるためのプログラムの形態とするものとしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることは勿論である。
マルチファンクションプリンタ10の外観図及びブロック図。 宛名印刷処理の一例を示すフローチャート。 宛名選択画面70の一例を示す説明図。 受取記録入力処理の一例を示すフローチャート。 受取記録入力画面80の一例を示す説明図。 警告処理の一例を示すフローチャート。 アラート画面90の一例を示す説明図。
符号の説明
10 マルチファンクションプリンタ、12 バス、20 プリンタユニット、22 プリンタASIC、24 プリンタエンジン、30 スキャナユニット、32 スキャナASIC、34 スキャナエンジン、36 ガラス台、40 メモリカードスロット、42 メモリカード、44 メモリカードコントローラ、50 操作パネル、52 表示部、54 ボタン類、56 矢印キー、58 スタートボタン、60 メインコントローラ、62 CPU、64 ROM、66 RAM、68 フラッシュメモリ、69 内部通信インタフェース、70 宛名選択画面、72 チェックボックス、80 受取記録入力画面、82 年賀ハガキ、84 読み取り枠、90 アラート表示画面、92 カーソル、S 用紙。

Claims (5)

  1. データを記憶する記憶手段が接続される印刷装置に組み込まれ、定期的にやり取りするハガキや封書に印刷する宛名を管理する宛名管理装置であって、
    ユーザの操作に伴って、受け取ったハガキや封書の宛名を受取記録として入力して前記記憶手段に記憶する受取記録入力手段と、
    前記記憶手段に記憶された宛名がハガキや封書に印刷された場合に、該宛名に対して印刷記録を設定する印刷記録設定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている宛名のうち前記受取記録と前記印刷記録の両方が設定された宛名を来期にハガキや封書に印刷すべき宛名である来期用宛名に設定する来期用宛名設定手段と、
    を備える宛名管理装置。
  2. 請求項1記載の宛名管理装置であって、
    前記来期用宛名設定手段により前記来期用宛名が設定されたとき、該来期用宛名が設定された宛名に対して前記受取記録と前記印刷記録とをリセットする記録リセット手段を備え、
    前記来期宛名設定手段は、前記受取記録と前記印刷記録とがリセットされた前記来期用宛名に設定されている宛名に対して来期に前記印刷記録が設定されたが前記受取記録が設定されなかったときには該宛名を前記来期用宛名から除外する手段である
    宛名管理装置。
  3. 請求項1または2記載の宛名管理装置であって、
    前記来期用宛名設定手段により前記来期用宛名が設定されたとき、該来期用宛名が設定された宛名に対して前記受取記録と前記印刷記録とをリセットする記録リセット手段を備え、
    前記来期宛名設定手段は、前記受取記録と前記印刷記録とがリセットされた前記来期用宛名に設定されている宛名に対して来期に前記受取記録が設定されたが前記印刷記録が設定されなかったときには該宛名を前記来期用宛名から除外する手段である
    宛名管理装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の宛名管理装置であって、
    前記印刷装置は、表示手段を備え、
    所定のタイミングでユーザに対して前記受取記録の入力操作を促すための警告表示を前記表示手段に表示する表示制御手段
    を備える宛名管理装置。
  5. 1または複数のコンピュータを、請求項1ないし4いずれか1項に記載の宛名管理装置として機能させるためのプログラム。
JP2008295650A 2008-11-19 2008-11-19 宛名管理装置およびプログラム Pending JP2010120246A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014160309A (ja) * 2013-02-19 2014-09-04 Fudemame Co Ltd はがき印刷装置およびプログラム
JP2016004556A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 シャープ株式会社 携帯情報処理装置及びコンピュータプログラム
JP2016032903A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 ブラザー工業株式会社 画像処理装置およびコンピュータプログラム

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