JP2010120221A - 印刷装置および印刷履歴管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 履歴のプロテクト数を制限することで印刷履歴保存領域を常に確保しておき、印刷履歴が残らない状況を回避する方法を提供すること。
【解決手段】 印刷履歴を保持可能であり、印刷履歴をプロテクトすることが可能なプリンタにおいて、
印刷履歴の履歴のプロテクト数を制限し、プロテクト可能な数の上限が印刷履歴を保存可能な数よりも少なくし、少なくとも1つは印刷履歴を更新可能な状態とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、印刷履歴を記録可能であり印刷履歴に基づく印刷のための制御を行う装置における印刷履歴の管理方法に関する。
従来、印刷履歴を削除する場合に、残したい印刷履歴を削除せずに印刷履歴を削除するための方法として、残したい履歴をプロテクトする方法がとられていた。必要な印刷履歴をプロテクトし、履歴の削除処理を行うことで必要な履歴データのみを残すことができる。
履歴のプロテクトを行う方法としては、印刷履歴1つ1つを個別にプロテクトする方法と、印刷装置に保存されている印刷履歴を一括でプロテクトする方法がある。
印刷履歴を削除する場合、プロテクトが設定されている履歴は削除されないため、必要な印刷履歴のみを残しておくことができる。すべての印刷履歴がプロテクトされていたら、印刷履歴は1つも削除されることはない。
印刷履歴に限らず、保存する領域に制限がある場合に保存してあるデータの中で必要のないデータのみを削除し、空き領域を確保する方法がとられている。
例えば、特許文献1では、メモリカード内でプロテクトした画像や印刷予約などの設定がなされている画像、印刷したことのある画像は削除対象とせずにプロテクト画像扱いとしている。デジタルカメラで画像を撮影していてメモリカードがいっぱいになりそうなときに画像整理の処理を行うことで必要ない画像を削除することができ、メモリカード内の空き容量を増やす方法が記載されている。
特開2003−196077号公報
しかしながら、上述の特許文献に開示された従来技術では、全ての画像がプロテクトの対象となっていた場合は、メモリカード内の画像整理処理を行っても1つも画像が削除されない。
その場合、保護されている画像のプロテクト設定を解除してから画像を削除するという作業が必要になってしまう。メモリカードの容量は限りがあるため、画像を削除しなければ、画像を撮影しても撮影した画像を保存することができない。
印刷履歴で考えた場合、保存できる履歴数が無限ではないためすべての履歴をプロテクトしてしまうと印刷したにもかかわらず履歴が残らない状況が発生してしまう。
履歴が残る前提で画像にたくさんの装飾を施して印刷したにも関わらず履歴が残らなかった場合、再度画像を編集しなければならず時間と手間がかかってしまう。
そこで、本発明の目的は、履歴のプロテクト数を制限することで印刷履歴保存領域を常に確保しておき、印刷履歴が残らない状況を回避する方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、印刷履歴を保持するための保持手段と、保持手段に保持される印刷履歴をプロテクトするためのプロテクト手段と、印刷履歴のプロテクト数の制限を設定するための設定手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷履歴のプロテクト数を制限することで交信可能な印刷履歴保存領域を常に確保しておき、印刷履歴が残らない状況を回避する方法を提供することができる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による印刷装置の構成を表すブロック図である。
本発明の印刷装置は、SDカード等のメモリカードやデジタルカメラ、PCから取得した画像を印刷する際に、印刷履歴を残すことが可能となっている。さらに保存した印刷履歴に対してプロテクト設定を行う機能を有している。
バス101は各ブロックを接続するバスで、ブロック間のデータのやり取りはバスを通して行われる。
メモリカード102はリムーバブルメモリで複数の画像データが記録されている。
IO制御部103はメモリカード102へのデータの読み書きを制御している。メモリカード102はバス101に直接接続できないのでIO制御部103を通して各ブロックとデータのやり取りを行う。
104は画像再生部である。画像再生部ではIO制御部103を通してメモリカード102に保持されている画像データを読み出し、デコード処理を行って表示可能な形式に変換したあと、表示制御部114に画像を表示する。
表示画像選択部105はIO制御部103を通してメモリカード102にアクセスし、画像の一覧を作成して保持する。このとき各画像に対してメモリカード102内でユニークな識別番号(以下画像ID)を付加し、画像はこの画像IDによって管理識別する。
表示画像選択部105において選択された画像に装飾を施す場合は、画像加工部106によって画像の装飾処理を行う。
表示制御部114は各ブロックからの表示要求に対応してLCD208に表示する表示画面データを作成し、LCD208に表示画面を表示させるための制御を行う。
データ保持部112は各種データを一時的に保持する。各処理をおこなう上での作業用領域として使用される。
印刷画像選択部113は表示画像選択部105で表示した画像、画像加工部106で加工した画像から印刷する画像を選択し、画像IDを保持しておく。
印刷データ生成部110は各ブロックからの印刷要求に対応し、レイアウトデータ、画像データを印刷用のデータに変換する。印刷データはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の3色から構成され用紙一枚分のサイズのY/M/C各色のデータを順次作成し、色ごとに印刷部111へデータを送信する。
印刷部111は印刷データ生成部110からのY/M/C各色の印刷データを受信し、印刷用紙に印刷をおこなう。
履歴設定部108では、印刷履歴を残すか残さないかの設定を行い、その設定に基づいて保存された印刷履歴データを履歴保持部109で保持する。保持可能な最大印刷履歴数は履歴保持部109の容量によって異なるため、本提案では100個の印刷履歴が保持できることとして説明を行う。履歴保持部109に記録可能な最大印刷履歴数は、予め設定されている数でも良いし、履歴保持部109の容量および記録されている履歴データの容量に応じて決定される数でも良い。また、履歴保持部109は印刷装置内のメモリ内の特定の領域を割り当ててもよいし、履歴保持部109用の記録媒体を用意してもよい。履歴保持部109用の記録媒体を用意する場合、履歴保持部109は印刷装置と接続された外部の記録媒体であってもよい。
プロテクト設定部107は、履歴設定部108、履歴保持部109で設定、保持された印刷履歴データのプロテクト設定を行う。印刷履歴のプロテクト設定は履歴保持部109で保持される履歴データの中で管理する。
GUI制御部115はユーザーによるGUI操作部116のボタン操作を判定する。状況によりボタン操作の意味は変わってくるために状況に応じてボタン操作の意味を解釈し、必要な指示を各ブロックに対して発行する。
GUI操作部116は図2に示すような操作部材および表示装置(LCD208)から構成されている。操作内容はGUI制御部115に送られ、解釈される。
117の通信部は、PCやカメラなどのメモリカード以外からの画像を印刷するために、プリンタと外部機器とのデータ送受信を行っている。
また、これらの各ブロックは、CPU(不図示)によって制御される。CPUはプログラムメモリ(不図示)からプログラムコードを読み出し、プログラムに基づいて各ブロックの制御を行う。
図2は本発明による印刷装置の操作部である。
操作パネル201上に各操作部材と表示装置(LCD)が配置されている。
202はPOWERボタンで本システムの電源の入切に使用される。
203はEDITボタンでトリミング印刷や印刷設定の変更、画像の編集に使用される。
204はDISPボタンで画面表示の切り換えに使用される。
205はMENUボタンでメニューの表示に使用される。
206は拡大ボタンで表示画像の拡大や、表示モードの切り換えに使用される。
207は縮小ボタンで拡大再生中の画像の拡大率を下げたり表示モードの切り換えに使用される。
208は表示装置(LCD)は、画像の表示、各種アイコン、印刷設定、印刷履歴の表示などに使用される。
209はSETボタンで各種選択項目の決定、次画面への切り換えなどに使用される。
210は上ボタンでトリミング枠の移動、画像拡大表示中のビュー移動に使用される。
211は右ボタンで表示画像を1つ先に進めたり、トリミング枠の移動、画像拡大表示中のビュー移動に使用される。
212は下ボタンでトリミング枠の移動、画像拡大表示中のビュー移動に使用される。
213は左ボタンで表示画像を1つ前に戻したり、トリミング枠の移動、画像拡大表示中のビュー移動に使用される。
214はPRINTボタンで印刷の開始に使用される。
215はBACKボタンで前の画面に戻るために使用される。
216は+ボタンで印刷枚数を増やすために使用される。
217は―ボタンで印刷枚数を減らすために使用される。
図3は履歴保持部が生成する履歴データのデータ構造である。
履歴データは印刷される用紙ごとに1つの履歴データとして管理されている。
301のレイアウト情報には、印刷レイアウトデータの雛形から選択されたレイアウト情報が格納されている。レイアウト情報は印刷装置に記憶されているレイアウトパターンを示すレイアウトIDで、印刷装置によってユニークに決められている値である。
ここでいうレイアウトパターンとは単純なNupレイアウトに限らず変形のレイアウトも含まれる。
302の画像数情報は、301に格納されたレイアウトで使用する画像領域の数が格納される。例えば、画像が2つの場合は「2」となる。
303には使用する画像のIDが格納される。
304、305はそれぞれ印刷履歴データの画像のX座標、Y座標が格納される。
図3は画像数が1のときの例であるが、複数画像が使用されているレイアウトの場合は、303〜305のデータが画像数分存在する。
画像ごとに必要な項目数は3個であることから、303の画像数情報を使い、有効な項目数を知ることができる。
306には印刷データの装飾の有無が格納される。装飾データが1つも使われていない場合は「0」、使われている場合はその個数が格納される。
307には印刷履歴データの画像装飾データIDが格納され、308、309にはそれぞれ画像装飾データのX座標、Y座標が格納される。
画像装飾データごとに必要な項目数は3個であることから、306の印刷データ数情報を使用して有効な項目数を得られる。
310は印刷履歴データの印刷設定情報が記録される。ここで示す印刷設定情報とは、画像補正、日付、画像番号などの印刷に関わる設定の入切情報である。
311は印刷履歴データのプロテクト設定情報が記録される。
図3は画像1つのレイアウトを例にしたが、他のレイアウトにおいても適応可能である。
また、この印刷履歴データは、印刷データ生成部で生成された印刷データに基づいて作成され、印刷処理を行うときに記録される。本実施例では印刷後に履歴データを履歴保持部に記録するが、印刷履歴データを記録するタイミングは、印刷前でも印刷後でもよい。また、本実施例では、履歴保持部には最大100個の履歴データを保持可能であるため、印刷履歴データが100個を超えてしまう場合は、古い履歴データを消去して新しい履歴データを履歴保持部に記録し、100個を超えないようにしている。このようにして印刷履歴管理が行われている。
図4は印刷履歴のリスト画面である。
印刷終了後、MENUボタン205を押してメニューを表示する(図不示)。上下左右ボタン210、211、212、213を使用してメニューから履歴のプロテクトの項目にフォーカスを移動し、SETボタン209押下で履歴リストを表示する。
履歴リスト表示では印刷履歴画像表示401によって印刷履歴の内容を確認できる。
上下ボタン210、212を使用して印刷履歴のフォーカスを移動し、プロテクトしたい履歴リストにフォーカスをあててSETボタン209を押下すると、プロテクト設定が入に設定され、プロテクトアイコン402が表示される。既にプロテクト設定されている印刷履歴にフォーカスを移動し、SETボタン209を押下するとプロテクト設定を解除できる。
このプロテクトの設定は、後述するプロテクト可能な印刷履歴数の範囲内で設定可能であり、プロテクト可能な印刷履歴数を超える場合は警告表示等を行い、プロテクト可能な印刷履歴数を超えてプロテクトさせないようにする。
図5は印刷装置の本体の設定画面例である。この画面において、履歴保持部109で保持可能な印刷履歴数である最大履歴保持可能数に対して、そのうちプロテクトさずに履歴の消去を可能とし新しく履歴を更新可能として確保しておく履歴更新確保数を設定可能である。
MENUボタン205を押してメニューを表示する(図不示)。上下左右ボタン210、211、212、213を使用してメニューから本体の設定の項目にフォーカスを移動し、SETボタン209を押下して本体の設定を表示する。
上下ボタン210、212を使用して本体の設定のフォーカスを移動し、左右ボタン211、213で履歴更新確保数501の設定を変更する。
(最大履歴保持可能数−履歴更新確保数)がプロテクト可能な印刷履歴の数となる。本実施例では、最大履歴保持可能数100、履歴更新確保数3としているため、プロテクト可能な印刷履歴数は97となる。
本実施例では、履歴保持可能数のうちプロテクトさせない印刷履歴の数として履歴更新確保数を設定画面により設定し、設定した履歴更新確保数と履歴保持可能とからプロテクト可能な印刷履歴を算出した。本発明では、プロテクト数を制限し、必ず少なくとも1つの印刷履歴を記録可能とするための発明であるため、この方法に限らない。例えば、プロテクト数の上限をユーザに設定させてもよい。この場合、(最大履歴保持可能数−プロテクト数の上限)が履歴更新確保数となる。また、プロテクトの数の上限を設定させる場合は、最大履歴保持可能数よりもプロテクト数の上限が小さくなるように設定させ、履歴更新確保数が1以上となり、少なくとも1枚は必ず印刷履歴を記録可能なようにしておく必要がある。また、印刷履歴については、印刷履歴の記録のための記録領域が不足していても、印刷動作自体は問題なく実行可能である。しかし、履歴が残ることを前提として印刷を行うユーザのために、本発明ではプロテクト数を制限して印刷履歴を記録可能な領域を確保しておくことが可能である。
図11は本発明による印刷装置の印刷処理を行う処理の流れを示すフローチャートである。
これらの処理は、CPU(不図示)の制御のもとで行われる。
POWERボタン202を押すと本印刷装置は起動し、IO制御部103がメモリカード102の内容を捜査する。そして、表示画像選択部105が、メモリカード102に記憶されている複数の画像データから画像リストを作成して各画像に画像IDを割り当てて画像の管理を行う。画像リストは画像データの作成された順にソートされ古い順に若いIDを割り当てられる。印刷装置の起動時には、日付の新しい最新の画像をLCD208に表示する。(ステップ1101)
画像を編集する場合は、LCD208に画像が表示された状態でEDITボタン203を押下し、編集メニュー(不図示)から画像装飾印刷を選択する。(ステップ1102)
例えば、スタンプ印刷をする場合、画像装飾メニュー(不図示)から上下左右ボタン210、211、212、213でスタンプ印刷の項目を選択する。
画像に配置するスタンプを選択し、上下左右ボタン210、211、212、213で画像上のスタンプを移動させ、スタンプの配置場所を決定する。複数個のスタンプを配置する場合は、スタンプ選択、スタンプ配置の処理を繰り返す。(ステップ1103)
画像の装飾が終わったら印刷枚数の設定を行い、PRINTボタン214を押下し印刷を開始する。(ステップ1104、1105、1106)
画像を編集しない場合は、印刷枚数を設定し印刷を開始する。(ステップ1102、1104、1105、1106)
ステップ1101で画像を選択し、PRINTボタン214を押下しても印刷は可能である。その場合、選択した画像が1枚印刷される。
複数種類の画像をまとめて印刷する場合は、ステップ1101〜1105を繰り返す。印刷したい画像すべてに印刷枚数を設定したらPRINTボタン214を押下して印刷を開始する。
印刷装置の履歴設定部108が履歴を保存する設定になっていた場合は、印刷終了後に印刷履歴が履歴保持部109に保存される。(ステップ1107、1108)
保存される印刷履歴は、使用する画像の数ではなく、印刷される用紙ごとに1つのデータとして数えられる。また、枚数設定が1より大きいときも印刷履歴として残る履歴データは1つである。
上記のように印刷した結果、印刷装置に保存された印刷履歴は図4の履歴リストで確認できる。
図6は本発明による印刷装置の印刷履歴のプロテクト処理を行う処理の流れを示すフローチャートである。
これらの処理は、CPU(不図示)の制御のもとで行われる。
ステップ601では履歴リスト図4により印刷履歴の一覧を表示する。上下ボタン210、212にて履歴のリスト送りを行い、プロテクトしたい履歴を決定する。(ステップ602)
プロテクトしたい履歴が決まったら、プロテクトしたい印刷履歴にフォーカスをあわせ、SETボタン209を押下して印刷履歴のプロテクト処理を行う。(ステップ603)
プロテクト処理を終了する場合はBACKボタン215で履歴リスト表示を終了する。(ステップ604)
プロテクト処理を終了しない場合は、現在のプロテクト数とプロテクト可能な印刷履歴数を比較し、現在のプロテクト数がプロテクト可能な印刷履歴数より小さければ引き続きプロテクト処理を行う。(ステップ605)
印刷履歴がプロテクトされていた場合を除き、印刷履歴は最大履歴保持可能数を越えると古い印刷履歴から順番に自動削除される。
例えば、印刷設定枚数が10枚で、履歴データが10個作成されるような印刷を開始した場合、新しい履歴を更新可能な更新可能履歴数が残り5だったとすると印刷設定枚数が更新可能可能履歴数を上回ってしまう。この場合は、更新可能数を上回った新規で印刷される5個の印刷履歴を残すために印刷日時の古い印刷履歴が5個削除される。
ところが、印刷履歴が全てプロテクトされていた場合は印刷履歴を削除することができない。
本発明は、図5のように履歴更新確保数を自由に設定することが可能なため、印刷履歴がプロテクトされていたとしても履歴更新確保数分の印刷履歴を保存することができる。その結果、履歴が残ることを想定して編集した画像を印刷しようとした場合に印刷履歴がすべてプロテクトされていて1つも履歴を残すことができず、再度編集をやり直さなければいけないという問題を回避することができる。
第2の実施例では、第1の実施例のように印刷指定画像枚数が履歴更新可能数を上回っている状況で、どの印刷履歴を残すかを選択するための方法を示す。
画像の選択方法、印刷画像の編集方法、印刷設定、履歴更新確保数設定、路歴保存の入切設定、履歴のプロテクト設定などの基本的な印刷の流れは実施例1と同様である。
本実施例では、印刷設定時に複数の画像の印刷設定を可能であり、複数枚の用紙に複数の画像が印刷される。そのため、1回の連続した印刷で複数個の印刷履歴データが履歴保持部に記録されることになる。しかし、履歴更新確保数が新しく記録する履歴よりも小さい場合は全ての履歴データを記録できなくなってしまうため、そのことをユーザに通知し、履歴保持部に記録する履歴をユーザに選択させる。
図7は本発明の第2の実施例による印刷装置の印刷履歴の保存処理を行う処理の流れを示すフローチャートである。
これらの処理は、CPU(不図示)の制御のもとで行われる。
第1の実施例と同様、ステップ1101〜1105の処理を行う。
複数の画像の印刷を設定した画面は図8のようになる。この画面では1枚の用紙に1つの画像が印刷される設定になっているものとする。また、この画面例では1画面に複数の画像を表示されるマルチレイアウト表示になっているが、画像の表示レイアウトはマルチレイアウト表示に限らない。印刷枚数を設定すると、合計印刷設定枚数情報801と、画像ごとに設定枚数情報803が表示される。
ユーザは印刷枚数設定後にPRINTボタン214を押下し印刷設定に基づく印刷の開始を指示する。(ステップ701)
ここで、印刷指定されているすべての印刷画像の履歴が保存できるかどうかをチェックする。(ステップ702)このチェック方法としては、履歴保持部に保持可能な履歴数である最大履歴保持可能数から現在プロテクトされている履歴数を引いた数を、履歴保持部に新しく記録可能な履歴更新可能数として算出する。算出した履歴更新可能数と新しく記録すべき履歴の数を比較して、履歴更新可能数のほうが大きい場合は全ての履歴が記録可能と判断する。また、履歴更新可能数のほうが大きい場合は、記録すべき履歴データのうちの1部しか記録できないと判断する。
すべての履歴が保存できる場合は印刷処理を開始する。(ステップ704)
ステップ702での判定により、1枚でも印刷履歴が保存できない履歴があった場合は、新しく記録すべき履歴データのうち、保存する履歴を選択する。(ステップ703)
また、保存できない画像があった場合は図9のように警告画面を表示してから図10のような履歴選択画面を表示する。また、ユーザが履歴選択を希望しない場合はプリンタで自動的に印刷した順で残す履歴を決定しても良い。
図9においてOKボタン901が押下されると、保存する履歴を選択する履歴選択画面を表示する。(図10)
例えば、印刷指定のある画像が5枚で履歴更新可能数が3のときを例に説明する。
上下左右ボタン210、211、212、213でフォーカス位置を移動し、印刷履歴を残したい画像でSETボタン209を押下してチェックマークをつける。
すると、印刷装置の履歴保存数情報表示1001の分子の数字が増加する。1001にはチェックマークをつけた数(分子)と履歴更新可能数(分母)の情報が表示される。
本実施例では履歴更新可能数を3としたため、最大3このチェックマークをつけることができる。
また、図10の画面例ではすべての画像を表示して印刷指定されている画像に枚数情報を表示しているが、印刷指定されている画像のみを表示してもよい。
ステップ703でチェックマークをつけ終わったら印刷を開始する。(ステップ704)
チェックマークをつけなかった画像、すなわち印刷履歴が残らない画像も印刷履歴は残らないが印刷は可能である。
印刷が終了したら、印刷データ生成部110で生成した印刷データを利用して履歴データを作成し、履歴保持部109に保存する。(ステップ705)
第1の実施例では印刷指定画像枚数が履歴更新可能数を上回っている場合に印刷履歴を残せないこともあるが、第2の実施例ではその問題を回避できる。
また、印刷履歴を残す画像を自由に設定できるため、使用者の利便性の向上が期待できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。上述の実施形態ではプリンタを例に説明したが、プリンタと接続可能な制御装置に適応しても本発明は実現可能である。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等が考えられる。また、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。
本発明の実施例に係る印刷装置の構成を表すブロック図である。 本発明の実施例に係る印刷装置の操作部である。 本発明の実施例に係る履歴データのデータ構造である。 本発明の実施例に係る印刷装置の表示画面である。 本発明の実施例に係る印刷装置の表示画面である。 本発明の第1の実施例に係る印刷装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例に係る印刷装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る印刷装置の表示画面である。 本発明の第2の実施例に係る印刷装置の表示画面である。 本発明の第2の実施例に係る印刷装置の表示画面である。 本発明の実施例に係る印刷装置の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
101 各ブロックを接続するバス
102 メモリカード
103 IO制御部
104 画像再生部
105 表示画像選択部
106 画像加工部
107 プロテクト設定部
108 履歴設定部
109 履歴保持部
110 印刷データ生成部
111 印刷部
112 データ保持部
113 印刷画像選択部
114 表示制御部
115 GUI制御部
116 GUI操作部
117 通信部
201 操作パネル
202 POWERボタン
203 EDITボタン
204 DISPボタン
205 MENUボタン
206 拡大ボタン
207 縮小ボタン
208 LCD
209 SETボタン
210 上ボタン
211 右ボタン
212 下ボタン
213 左ボタン
214 PRINTボタン
215 BACKボタン
216 +ボタン
217 ―ボタン
301 印刷履歴データのレイアウト情報
302 印刷履歴データの画像数情報
303 印刷履歴データの画像ID
304 印刷履歴データの画像のX座標
305 印刷履歴データの画像のY座標
306 印刷履歴データの画像装飾情報
307 印刷履歴データの画像装飾データID
308 印刷履歴データの画像装飾データX座標
309 印刷履歴データの画像装飾データY座標
310 印刷履歴データの印刷設定情報
311 印刷履歴データのプロテクト設定情報
401 印刷装置の印刷履歴リストの画像イメージ
402 印刷装置の印刷履歴リストのプロテクトアイコン
501 印刷装置の履歴更新確保数の設定
801 印刷装置の印刷枚数設定表示
802 印刷装置の各印刷画像の印刷枚数設定
803 印刷装置の各印刷画像のイメージ
901 GUIボタン
1001 印刷装置の履歴保存数情報表示
1002 印刷装置の各印刷データの履歴保存設定表示

Claims (11)

  1. 印刷履歴を保持するための保持手段と、
    前記保持手段に保持される印刷履歴をプロテクトするためのプロテクト手段と、
    前記印刷履歴のプロテクト数の制限を設定するための設定手段を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記設定手段は、前記印刷履歴のプロテクト数の上限を設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記設定手段は、前記保持手段に保持可能な印刷履歴の数よりも印刷履歴のプロテクト数の上限が小さくなるように、プロテクト数の制限を設定可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
  4. 前記設定手段は、前記保持手段に保持可能な印刷履歴のうち、プロテクトさせない印刷履歴の数を設定することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記保持手段に保持可能な印刷履歴数とプロテクトされている印刷履歴数とから更新可能履歴数を算出する算出手段と、
    前記保持手段に記録すべき印刷履歴の数が前記更新可能履歴数を超える場合に、前記記録すべき印刷履歴のうち前記保持手段に記録する印刷履歴を選択させる選択手段を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記保持手段に保持可能な印刷履歴数を超える場合は、前記保持手段に保持されている印刷履歴を消去し、新しい印刷履歴を記録する制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記プロテクト手段によりプロテクトされた印刷履歴は消去しないことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 印刷履歴管理方法であって
    印刷履歴を記録媒体に記録する履歴保存工程と、
    前記記録媒体に記録可能な印刷履歴数を超える場合に、前記記録媒体に記録されている印刷履歴を消去し、新しい印刷履歴を記録する制御工程と、
    前記記録媒体に記録されている印刷履歴を、前記制御工程により消去されないようにプロテクトするためのプロテクト工程と、
    前記印刷履歴のプロテクト数の制限を設定するための設定工程とを有することを特徴とする制御方法。
  8. 前記設定工程では、前記印刷履歴のプロテクト数の上限を設定可能であることを特徴とする請求項7に記載の印刷履歴管理方法。
  9. 前記設定工程では、前記記録媒体に記録可能な印刷履歴の数よりも印刷履歴のプロテクト数の上限が小さくなるように、プロテクト数の制限を設定可能であることを特徴とする請求項7または8に記載の印刷履歴管理方法。
  10. 前記設定工程では、前記記録媒体に記録可能な印刷履歴のうち、プロテクトさせない印刷履歴の数を設定可能であることを特徴とする請求項7に記載の印刷履歴管理方法。
  11. 前記記録媒体に記録可能な印刷履歴数とプロテクトされている印刷履歴数とから更新可能履歴数を算出する算出工程と、
    前記記録媒体に記録すべき印刷履歴の数が前記更新可能履歴数を超える場合に、前記記録すべき印刷履歴のうち前記記録媒体に記録する印刷履歴を選択させる選択工程を有することを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項に記載の印刷履歴管理方法。
JP2008294593A 2008-11-18 2008-11-18 印刷装置および印刷履歴管理方法 Pending JP2010120221A (ja)

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