JP2018106597A - 表示制御装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】選択枚数が上限に達したときに、選択可能な範囲の端のアイテムをユーザが認識しやすくすることができるようにする。【解決手段】選択枚数を増やすフォーカスの移動操作があった場合は、選択枚数が上限を超えてしまうため、選択枚数の上限となる画像を大きいサイズで表示せず、選択範囲の画像を太枠で表示するようにする。そして、その画像のサイズを変化させるアニメーション表示により、範囲の端であることを強調する。【選択図】図7

Description

本発明は、特に、処理対象となる複数のオブジェクトを選択する際に用いて好適な表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
従来、複数枚の画像が表示された画面において、ユーザが範囲を指定して画像を選択し、選択された画像に対して処理を実行させる方法が知られている。しかしながら、実行する処理の内容によっては、一度に実行できる枚数に上限があることが多く、ユーザは選択可能な枚数を考慮して画像を選択していかなければならない。
一般的には、選択可能な枚数を超えた場合、選択枚数が上限を超えたことを示すメッセージや、選択可能な枚数を示すメッセージ等がユーザに通知される。特許文献1には、選択範囲の指定中に選択可能な容量の上限に達したら、それ以上、範囲指定枠を大きくしないようにする方法が開示されている。この方法では、例えば、記録媒体に記録された画面上の画像から一定の範囲を切り出して選択し、容量の小さい別の記録媒体に記録する際に、記録可能な容量を超える範囲の選択を制限するようにするとしている。また、特許文献2には、表示範囲の上限から上限の向こう側にスクロールさせる操作を受け付けたときに、表示しているオブジェクトを逆方向にスクロールさせる方法が開示されている。
このように、処理対象となるオブジェクトの数が上限に達した場合、ユーザにメッセージを通知したり、ユーザの操作を制限したりして、ユーザに上限について認識を促し、無意味な操作を抑制することができるとしている。
特開2000−56882号公報 特許第5871937号公報
しかしながら、画面上で範囲を指定して画像を選択する場合、選択枚数が上限を超えたことの通知を確認しても、どこまでが選択枚数の上限なのか、選択できた画像と選択できなかった画像との境界はどこなのかがわかりづらい。選択できた画像と選択できなかった画像との境界がわかりづらい場合、選択枚数の上限分の処理を実行し、続きの処理を実行したい時に、次に選択したい画像の位置がどこだったかわかりづらくなり、操作に多くの手間がかかってしまう。
本発明は前述の問題点に鑑み、選択枚数が上限に達したときに、選択可能な範囲の端のアイテムをユーザが認識しやすくすることができるようにすることを目的としている。
本発明に係る表示制御装置は、表示手段に複数のオブジェクトを一覧表示する表示制御手段と、前記一覧表示された複数のオブジェクトの中から選択範囲を指定する指定操作を受け付ける操作手段と、を有し、前記指定操作によって指定された選択範囲に含まれるオブジェクトの数が上限を超える場合に、前記表示制御手段は、前記上限までの範囲の端のオブジェクトを強調表示するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、選択枚数が上限に達したときに、選択可能な範囲の端のアイテムをユーザが認識しやすくすることができる。
実施形態に係る画像表示装置の内部構成例を示すブロック図である。 実施形態に係る画像表示装置の外観構成例を示す図である。 実施形態において、プロテクト範囲を指定する処理手順の一例を示すフローチャートである。 選択範囲を設定して処理を行った場合の表示態様を説明するための図である。 選択判定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。 フォーカスを移動する操作を説明するための図である。 第1の実施形態において、選択枚数の上限を超えた場合の表示態様を説明するための図である。 第2の実施形態において、選択枚数の上限を超えた場合の表示態様を説明するための図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る画像表示装置100の内部構成例を示すブロック図である。本実施形態においては、表示制御装置の一例として、携帯型の画像表示装置100について説明する。
図1において、内部バス150に対してCPU101、メモリ102、不揮発性メモリ103、画像処理部104、ディスプレイ105、操作部106、記録媒体I/F107、外部I/F109、および通信I/F110が接続されている。内部バス150に接続される各部は、内部バス150を介して互いにデータのやりとりを行うことができるようにされている。
メモリ102は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリなど)からなる。CPU101は、例えば不揮発性メモリ103に格納されるプログラムに従い、メモリ102をワークメモリとして用いて、画像表示装置100の各部を制御する。不揮発性メモリ103には、画像データや音声データ、その他のデータ、CPU101が動作するための各種プログラムなどが格納される。不揮発性メモリ103は例えばハードディスク(HD)やROMなどで構成される。
画像処理部104は、CPU101の制御に基づいて、不揮発性メモリ103や記録媒体108に格納された画像データや、外部I/F109を介して取得した映像信号、通信I/F110を介して取得した画像データなどに対して各種画像処理を施す。画像処理部104が行う画像処理には、A/D変換処理、D/A変換処理、圧縮処理、デコード処理、拡大/縮小処理(リサイズ)、ノイズ低減処理、色変換処理などが含まれる。画像処理部104は特定の画像処理を施すための専用の回路ブロックで構成しても良い。また、画像処理の種別によっては画像処理部104を用いずにCPU101がプログラムに従って画像処理を施すことも可能である。
ディスプレイ105は、CPU101の制御に基づいて、画像やGUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面などを表示する。CPU101は、プログラムに従い表示制御信号を生成し、ディスプレイ105に表示するための映像信号を生成してディスプレイ105に出力するように画像表示装置100の各部を制御する。ディスプレイ105は出力された映像信号に基づいて映像を表示する。なお、画像表示装置100自体が備える構成としてはディスプレイ105に表示させるための映像信号を出力するためのインターフェースまでとし、ディスプレイ105は外付けのモニタ(テレビなど)で構成してもよい。
操作部106は、キーボードなどの文字情報入力デバイスや、マウスやタッチパネルといったポインティングデバイス、ボタン、ダイヤル、ジョイスティック、タッチセンサ、タッチパッドなどを含む、ユーザ操作を受け付けるための入力デバイスである。なお、タッチパネルは、ディスプレイ105に重ね合わせて平面的に構成され、接触された位置に応じた座標情報が出力されるようにした入力デバイスである。
記録媒体I/F107は、メモリーカードやCD、DVDといった記録媒体108が装着可能とされ、CPU101の制御に基づき、装着された記録媒体108からのデータの読み出しや、記録媒体108に対するデータの書き込みを行う。外部I/F109は、外部機器と有線ケーブルや無線によって接続し、映像信号や音声信号の入出力を行うためのインターフェースである。通信I/F110は、外部機器やインターネット111などと通信して、ファイルやコマンドなどの各種データの送受信を行うためのインターフェースである。
なお、操作部106にタッチパネルが含まれる場合、CPU101は、ユーザによるタッチパネルへの以下の操作を検出できる。タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオンと称する)。タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、タッチムーブと称する)。タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップと称する)。タッチパネルから一定の距離以上指やペンが離れており、何も触れていない状態(以下、タッチオフと称する)。タッチパネルを指やペンで二点触れて、その二点が離れるように移動すること(以下ピンチアウトと称する)。タッチパネルを指やペンで二点以上触れて、その二点が近づくように移動すること(以下ピンチインと称する)。また、タッチダウン操作とタッチアップ操作と連続して行うことをタップと称する。
これらの操作や、タッチパネル上に指やペンが触れている、またはタッチパネル上から一定の距離に指やペンが存在している位置座標(以下、タッチ座標と称する)は内部バス150を通じてCPU101に通知される。そして、CPU101は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行われたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、タッチ座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。
タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうち、いずれの方式のものを用いても良い。
図2は、本実施形態に係る画像表示装置100の外観構成例を示す図である。
図2において、液晶表示パネル230は画像や各種情報を表示するパネルであり、図1のディスプレイ105に相当する。また、図2に示すように、操作部106は複数の操作部材を有している。以下、これらの操作部材の機能について説明する。
再生ボタン212は、主に画像をディスプレイ105に表示するために使用する操作部材である。セットボタン213は、主に選択する画像を決定するために使用される。メインダイヤル214は、通常は画像を一枚送りするために使用され、複数枚の画像が表示されている画面では、画面1ページ分の画像を送るために使用される。サブダイヤル215は、主に画像を一枚送りするために使用される。
十字ボタン220は、上ボタン222、下ボタン223、左ボタン226、右ボタン227から構成されている。上ボタン222および下ボタン223から構成される上下ボタン221は、主に上下方向のフォーカスを移動するために使用される。また、左ボタン226および右ボタン227から構成される左右ボタン225は、主に左右方向のフォーカスを移動するために使用される。
メニューボタン240は、主にメニュー画面をディスプレイ105に表示するために使用される。本実施形態に係る画像表示装置100は、画像をカメラの消去機能で誤って消さないように保護する機能(プロテクト)を備えている。プロテクト範囲指定ボタン260は、主に画像を選択する範囲を指定して、選択された画像に対してプロテクトを設定する画面に遷移する際に使用される。
次に、複数の画像が表示されている時に選択範囲を指定する処理の具体的な手順について、図3及び図5のフローチャートを参照しながら説明する。これらのフローチャートは、不揮発性メモリ103に記録されたプログラムを、メモリ102に読みだしてCPU101が実行することにより実現する。以下、図3のフローチャート及び図4の画面表示例を用いて、画面上で画像のプロテクト範囲を指定してプロテクト処理を行う手順について説明する。
図3は、本実施形態において、プロテクト範囲を指定する処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、再生ボタン212で遷移した再生画面中にプロテクト範囲指定ボタン260を受け付けると、図3に示す処理を開始する。そして、S301では、CPU101は、複数の画像(サムネイル画像)をディスプレイ105の画面に一覧表示する。
図4(a)は、S301によって一覧表示される画面の一例を示している。図4(a)において、画像「A」401から画像「AJ」403までの36枚の画像と、選択枚数表示402とが画面に表示されている。図4(a)に示す例では、フォーカスが画像「M」404に当てられており、画像「M」404が他の画像より大きいサイズで表示されている。また、選択枚数表示402には、範囲を指定して選択された画像の枚数が表示されるが、S301の段階では選択されている画像がないため、「0」と表示されている。
次に、S302では、CPU101は、セットボタン213の操作、またはフォーカスが当たっている画像へのタップ操作を受け付けたか否かを判定する。これらの何れかの操作を受け付けた場合はS303に進み、そうでない場合はS308に進む。なお、不図示の画面上にSETタッチボタンを表示し、S302でSETタッチボタンをタップした場合にセットボタン213を受け付けたものとみなすようにしてもよい。S303では、CPU101は、始点画像が既に設定されているか否かを判定する。始点画像がまだ設定されていない場合はS304に進み、始点画像が既に設定されている場合はS305に進む。
S304では、CPU101は、現在フォーカスが当たっている画像を始点画像として設定する。始点画像を設定すると、範囲指定を開始したことを示すため、CPU101は、図4(b)に示すように、画像「M」405のフォーカス枠を範囲指定開始前よりも太く表示する。当該表示は、始点画像から現在フォーカスが当たっている画像までの範囲内に存在する画像に対して実施する。なお、当該表示の表現は、範囲を指定し、画像を選択していることがわかればよいので、選択している画像に対して、フォーカス枠の色を変更したり、画像の色を変えたり、画像上にアイコンを表示するなどにしてもよい。図4(b)に示す選択枚数表示402では、画像が1つだけしか選択されていないため、「1」と表示されている。
また、図4(c)は、図4(b)の状態からフォーカスを移動し、画像「M」406から画像「P」407までの範囲を指定している状態を示している。図4(c)の選択枚数表示402は、画像「M」406から画像「P」407までの4つの画像が選択されているため、「4」と表示されている。なお、フォーカスの移動処理については後述する。
S303の判定の結果、始点画像が既に設定されている場合は、S305において、CPU101は、現在フォーカスが当たっている画像を終点画像として設定する。そして、S306では、CPU101は、始点画像から終点画像までの範囲の画像に対して、プロテクト処理を実行する。そして、S307では、CPU101は、始点画像および終点画像の設定を解除する。
図4(d)は、画像「M」408から画像「P」409までの画像に対してプロテクト処理を実行した後の状態を示している。プロテクト処理が実行された画像上にはアイコン410が表示される。図4(d)の選択枚数表示402は、始点画像および終点画像の設定を解除したことで範囲指定が終了しているため、「0」と表示されている。
一方、S308では、CPU101は、フォーカスの移動操作があったか否かを判定する。つまり、CPU101は、十字ボタン220やサブダイヤル215などが操作されてフォーカスを移動する指示を受けたか否かを判定する。フォーカスの移動操作があった場合はS309に進み、そうでない場合はS310に進む。
S309では、CPU101は、選択判定処理を行う。選択判定処理の詳細については後述する。
一方、S310では、CPU101は、メニューボタン240もしくはプロテクト範囲指定ボタン260の操作があったか否かを判定する。メニューボタン240もしくはプロテクト範囲指定ボタン260の操作があった場合はプロテクト範囲指定処理を終了し、そうでない場合はS302に戻る。
次に、S309の選択判定処理の詳細について、図5のフローチャート、及び図6、図7の画面表示例を用いて説明する。
図5は、S309の選択判定処理の詳細な処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、S501では、CPU101は、操作に応じたフォーカスの移動量を計算する。操作とフォーカスの移動量との関係については図6を用いて後述する。
S502では、CPU101は、始点画像が既に設定されているか否かを判定する。始点画像が既に設定されている場合はS503に進み、始点画像がまだ設定されていない場合はS508に進む。
S503では、CPU101は、S501で計算したフォーカスの移動量を含めた範囲を指定した場合の選択枚数を計算する。そして、S504では、CPU101は、S503で計算した選択枚数が予め設定されている選択枚数の上限を超えるかどうかを判定する。選択枚数の上限は、実行する処理や条件によって異なり、本実施形態のプロテクト処理では、999枚の選択枚数を上限とする。選択枚数の上限を超える場合はS505に進み、そうでない場合はS508に進む。
S508では、CPU101は、S501で計算したフォーカスの移動量で、画面上のフォーカスを移動させる。図6(a)は、画像「A」604を始点画像に設定している場合に、現在のフォーカスが画像「U」606に当てられている状態を示している。図6(a)の選択枚数表示602では、画像「A」604から画像「U」606まで範囲が指定されているため、「21」と表示されている。また、始点画像が設定されている場合は、範囲指定として選択していることを示すため、画像「A」604から画像「U」606までの間にある画像でフォーカス枠を太くして表示するようにしている。
ここで、フォーカスを移動する操作について説明する。
フォーカスの移動操作が、左右ボタン225またはサブダイヤル215の操作だった場合は、CPU101は左右どちらかにフォーカスを一つ移動する。図6(b)は、図6(a)の状態から、右ボタン227が操作またはサブダイヤル215が右回転され、フォーカスが右に一つ移動した状態を示している。この場合、画像「V」608までの画像が選択されているため、選択枚数表示602の表示が「22」に更新される。
フォーカスの移動操作が、上下ボタン221の操作だった場合は、上下どちらかにフォーカスを一つ移動する。図6(c)は、図6(a)の状態から、下ボタン223が操作されてフォーカスが下に一つ移動した状態を示している。この場合、画像「AA」610までの画像が選択されているため、選択枚数表示602の表示が「27」に更新される。なお、図6に示す例では一行に6枚の画像が表示されているため、フォーカスが下に移動すると選択枚数が6枚分増えるが、一行に10枚の画像が表示されている場合は、選択枚数が10枚分増えることになる。
また、フォーカスの移動操作が、画像へのタップ操作だった場合は、当該タップされた画像にフォーカスを移動する。図6(d)は、図6(a)の状態で画像「K」612がタップされ、フォーカスが画像「K」612に移動した状態を示している。この場合、画像「K」612までの画像が選択されているため、選択枚数表示602の表示が「11」に更新される。
フォーカスの移動操作が、メインダイヤル214の操作またはタッチムーブだった場合は、画面1ページ分の画像を送り、操作前にフォーカスが当たっていた場所と同じ位置にある画像にフォーカスを移動する。図6(e)は、図6(a)の状態からメインダイヤル214が右回転もしくは上方向のタッチムーブにより画面1ページ分の画像が送られ、画像「AK」614から画像「BT」616までの36枚の画像が表示された状態を示している。この場合、フォーカス位置は、画像「BE」612の位置に移動しており、選択枚数表示602の表示は、始点画像である画像「A」604から画像「BE」612までの範囲が指定されるため、「57」と表示される。
一方、S505では、CPU101は、S503で計算された選択枚数と予め設定されている上限との差分を計算し、S501で計算されたフォーカスの移動量によって移動された場合のフォーカス位置から前記差分を減算した位置を特定する。つまり、選択枚数が上限である場合のフォーカス位置を特定する。
次に、S506では、S505で特定された位置までの画像について、フォーカス枠を太くして表示する。そして、S507では、CPU101は、範囲の端の画像(S505で特定された位置での画像)を強調表示する。
図7(a)は、画面外にある画像が始点画像に設定され、現在のフォーカス位置が画像「U」704である状態を示している。図7(a)の選択枚数表示702では、画面外にある始点画像から画像「U」704までの範囲が指定され、画像が999枚選択されているため、「999」と表示されている。この状態では、選択枚数が上限である999枚に達している。
図7(a)の状態において、選択枚数を増やすフォーカスの移動操作があった場合は、選択枚数が上限を超えてしまう。そのため、S507では、図7(b)と図7(c)の表示状態を所定時間(例えば0.5秒程度)毎に交互に切り替えるアニメーション表示を行う。図7(b)では、画像「U」706を大きいサイズで表示せず、選択範囲の他の画像と同様のサイズで太枠で表示するようにする。図7(c)では、画像「U」708を他の画像より大きいサイズで表示し、範囲の端であることを強調する。すなわち、画像「U」708のサイズが大小交互に変化する(縮小と拡大との交互表示)アニメーション表示を行う。このようにして、範囲の端の画像を他の選択している画像と識別可能なように強調表示し、ユーザが選択済の範囲の端の画像を認識しやすくすることができる。選択枚数が上限に達していない場合には、選択済の範囲の端の画像は大きいサイズで表示されるが、アニメーション表示はしない。従ってユーザーは、選択済の範囲の端の画像がアニメーション表示されたのを見ることで、上限に達したこと(上限に達していない状態とは変わったこと)を認識することができる。なお、図7(b)と図7(c)とを交互に切り替えるアニメーション表示は、上限を超えるフォーカス移動操作に応じて開始され、切替を1回以上の所定回数行うと停止する。例えば所定回数が1回である場合は、図7(a)の状態で下ボタン223または右ボタン227が押下されると、選択枚数を増やすことなく(枠が太字となる画像を増やすことなく)、図7(b)の表示をし、0.5秒後に図7(c)の表示をする。そして、図7(c)の表示状態が保持される。所定回数が3回である場合には、図7(a)の状態で下ボタン223または右ボタン227が押下されると、選択枚数を増やすことなく、0.5秒ごとに図7(b)、図7(c)、図7(b)、図7(c)、図7(b)、図7(c)と切り替わる。そして、図7(c)の表示状態が保持される。このように、上限を超える選択を行おうとするユーザー操作に対して、全く表示が変わらないわけではなく、操作に応じて強調表示(アニメーション表示)が行われる。従ってユーザーは、下ボタン223または右ボタン227を押下したのに選択枚数が増えない場合に、操作が無視されているわけでは無く、理由があって増やせない状態(上限に達しているため増やせない状態)であることを認識することができる。なお、本実施形態では、範囲の端の画像のサイズを変更するアニメーションで強調表示したが、範囲の端の画像に対して、画像内の色を変更したり、画像を点滅表示させたり、画像の周囲の枠の色を変更したりして、強調表示させてもよい。いずれにしても、強調表示は上限を超えようとする操作に応じて開始され、所定時間後に終了する。
以上のように本実施形態によれば、範囲を指定している間に選択枚数が上限に達したときに、選択している範囲の端の画像をその他の画像と識別可能なように強調表示するようにした。これにより、ユーザが選択している範囲の端の画像を認識しやすくなり、次に選択したい画像に対して範囲を指定する際に、容易に画像を選択することができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る画像表示装置の構成および処理は基本的には第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。以下、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、フォーカスを移動した結果、選択枚数が上限を超える場合に、S506において、CPU101は、S501で計算したフォーカスの移動量で一度フォーカスを移動したのちに、範囲の端の画像にフォーカスを移動する。
図8(a)は、画面外にある画像が始点画像に設定されており、現在のフォーカスが画像「S」804である状態を示している。図8(a)の選択枚数表示802では、画面外にある始点画像から画像「S」804までの範囲が指定され、画像が997枚選択されているため、「997」と表示されている。図8(b)は、図8(a)に示す状態で下ボタン223が操作され、画像「Y」806にフォーカスが一旦移動した状態を示している。ここで、画像「Y」806までの範囲では、選択枚数の上限を超えるため、その後、図8(c)のように選択枚数の上限となる画像「U」808にフォーカスが移動する。第1の実施形態のS506では、図8(a)の状態から図8(c)の状態へ直接移行するが、本実施形態のS506では、図8(b)の状態を経由して図8(c)の状態へ移行する。
その後、S507において、図8(d)のようにフォーカスしている画像「U」808を他の画像より大きいサイズで表示して、強調表示する。図8(c)の選択枚数表示802では、画面外にある始点画像から画像「U」808までの範囲が指定され、選択枚数の上限まで選択されることになるため、「999」と表示される。
以上のように本実施形態によれば、範囲を指定している間に選択枚数が上限に達したときに、ユーザにより指定された範囲の端の画像にフォーカスを当てた後に、上限の範囲の端の画像を強調表示するようにした。これにより、ユーザが選択している範囲が上限を超えていることをユーザはより認識しやすくすることができる。また、次に選択したい画像に対して範囲を指定する際に、容易に画像を選択することができる。
(その他の実施形態)
前述した実施形態では、複数の画像を表示している際に範囲を指定して画像を選択する場合を例に挙げて説明した。しかし、表示アイテムやリスト構造の項目、アイコンなどを含む表示オブジェクトなどを範囲で指定して処理対象として選択する際にも適用できる。例えば、印刷対象物を示す表示アイテムが表示されていた場合に、範囲を指定して当該表示アイテムを選択し、印刷枚数の上限を超える範囲指定操作がある場合は、範囲の端の表示アイテムを強調表示する。これにより、次に印刷したい表示アイテムを認識しやすくすることができる。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。なお、CPU101が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、上述した実施形態においては、本発明を画像表示装置に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、表示アイテムを表示し、該表示アイテムを複数選択可能な装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、タブレット端末、スマートフォン、投影装置、ディスプレイを備える家電装置や車載装置などに適用可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 CPU
105 ディスプレイ
106 操作部

Claims (14)

  1. 表示手段に複数のオブジェクトを一覧表示する表示制御手段と、
    前記一覧表示された複数のオブジェクトの中から選択範囲を指定する指定操作を受け付ける操作手段と、
    を有し、
    前記指定操作によって指定された選択範囲に含まれるオブジェクトの数が上限を超える場合に、前記表示制御手段は、前記上限までの範囲の端のオブジェクトを強調表示するように制御することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記操作手段は、選択範囲の始点が指定された状態で、前記一覧表示された複数のオブジェクトの中から前記選択範囲の終点のオブジェクトを指定する操作を受け付け可能であり、
    前記操作手段によって、選択範囲に含まれるオブジェクトの数が上限を超えてしまうオブジェクトを終点のオブジェクトとして指定しようとする操作があった場合に、前記表示制御手段は、前記始点のオブジェクトから前記上限までの範囲のうち、前記端のオブジェクトとして当該範囲の終点のオブジェクトを強調表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記強調表示は、前記操作手段によって、選択範囲に含まれるオブジェクトの数が上限を超えてしまうオブジェクトを終点のオブジェクトとして指定しようとする操作があったことに応じて開始され、開始してから所定時間後に終了することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記強調表示は、前記上限までの範囲の端のオブジェクトの位置に、前記操作手段で移動させることが可能なフォーカスを当てて行われることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記指定操作によって指定された選択範囲に含まれるオブジェクトの数が上限を超える場合に、前記表示制御手段は、前記指定操作によって指定された選択範囲の端のオブジェクトにフォーカスを当てた後に、前記上限までの範囲の端のオブジェクトの位置にフォーカスを当てて強調表示することを特徴とする請求項4に記載の表示制御装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記指定操作によって指定された選択範囲のオブジェクトの数を表示し、前記指定操作によって指定された選択範囲に含まれるオブジェクトの数が上限を超える場合、前記上限の数を表示することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記指定操作によって指定された選択範囲のオブジェクトを識別可能に表示し、前記指定操作によって指定された選択範囲に含まれるオブジェクトの数が上限を超える場合、前記上限までのオブジェクトを識別可能に表示した状態で前記強調表示を行うことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記操作手段は、前記指定操作として、前記一覧表示されたオブジェクトのページをスクロールして選択範囲を指定する操作を受け付け可能であることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記端のオブジェクトの縮小と拡大の交互表示によって強調表示することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記端のオブジェクトの色または前記端のオブジェクトを囲う枠の色を変更することによって強調表示することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の表示制御装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記端のオブジェクトを点滅させることによって強調表示することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の表示制御装置。
  12. 表示手段に複数のオブジェクトを一覧表示する表示制御工程と、
    前記一覧表示された複数のオブジェクトの中から選択範囲を指定する指定操作を受け付ける操作工程と、
    を有し、
    前記指定操作によって指定された選択範囲に含まれるオブジェクトの数が上限を超える場合に、前記表示制御工程においては、前記上限までの範囲の端のオブジェクトを強調表示するように制御することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1〜11の何れか1項に記載の表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  14. コンピュータを、請求項1〜11の何れか1項に記載の表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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