JP2010120124A - ロボットアームの教示システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】冗長自由度を有するロボットアームに対する教示において、簡便な教示作業により、アーム全体の軌道を詳細に教示できるようにする。
【解決手段】本発明に係るロボットアームの教示システムは、アーム2の手首部11に搭載された第1の力センサ15と、前記アーム2の肩部13に搭載された第2の力センサ16と、教示者が前記アーム2の手先部A及び肘部Bを把持して前記アーム2を動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサ15,16の検出信号に基づいて、前記アーム2の軌道を生成する演算装置3とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、冗長自由度を有するロボットアームに対する教示システム及び方法に関するものである。
冗長自由度を有するロボットアームの教示方法として、従来から直接教示法が用いられている。ここでいう冗長自由度とは、アームが多くの関節機構を備えることにより、作業を遂行するために必要な最小限の自由度よりも高い自由度を備えた状態である。また、直接教示とは、教示者がロボットアームを把持して動かした時にアームに生じる力をセンサにより検出し、この検出信号に基づいて各関節角を算出し、その動きを自立的に再現可能にするものである。以下に、ロボットアームの教示に関する先行技術を挙げる。
下記特許文献1において、直接教示用及び力制御用を兼ねる1つの力センサを使用して、作業対象に加える目標力を入力できるようにすることを課題とする発明が開示されている。この発明に係る構成は、手先の外力計測点とその先端に取り付けられたエンドエフェクタの間、或いはエンドエフェクタ自身に、弾性体で構成された機械的なコンプライアンス機構を備えるものである。このコンプライアンス機構により、弾性体からの反力が力センサに伝わり、必要な目標力を教示することができるとされている。
また、下記特許文献2において、作業対象物上の教示すべき点が一直線上や同一平面上に並んでいる場合に、ロボットの手先効果器をこの直線や平面に沿って正確に移動させることができるようにすることを課題とする発明が開示されている。この発明に係る構成は、動きを拘束させたい線或いは面を決定する点に手先効果器を位置づけ、その位置を蓄積し、座標変換演算を行い、基本座標系における移動量又は回転量を求めるものである。
更に、下記特許文献3において、同一の作業を同時に複数のロボットで協調して行う場合における複数のロボットの同時作業を容易且つ正確に教示することを課題とする発明が開示されている。この発明に係る構成は、投光手段と測距手段を備えたマスタ側ロボットの動作点を教示した後、受光手段を備えたスレーブ側ロボットの動作点を、投光手段から受光手段に照射された光の位置及び測距手段の検出距離が予め設定された原位置におけるそれらのデータと合致するように教示するものである。
更にまた、下記特許文献4において、煩雑な教示作業を伴わずに双腕協調を的確に行うことを課題とする発明が開示されている。この発明に係る構成は、マスタアームに教示点データを教示し、教示点データに基づいて補間計算によりマスタアームの移動すべき通過点を決定し、マスタアームが次に移動すべき点のデータをスレーブアームに送信し、予め定められたマスタアームとスレーブアームとの相対的な位置・姿勢関係を表すデータに基づいてスレーブアームの移動すべき点を決定するものである。
また、下記特許文献5において、双腕ロボットの教示を行う場合に、一方の腕が暴走したり、両腕が衝突するといった危険性を回避することを課題とする発明が開示されている。この発明に係る構成は、一方の腕の教示状態を選択することにより、他方の腕のサーボ電源をOFF状態にするものである。
特開平11−231925号公報 特開平5−303425号公報 特開平8−185218号公報 特開平6−71580号公報 特開平4−262406号公報
ロボットアームの教示には、所定の作業を遂行させるための軌道だけでなく、自己や環境に存在する障害物を避けるための軌道を教示することも含まれる。冗長自由度を有するロボットアームは、肘部(手先部から肩部の間の部分)の形状を任意に変更することが可能であるため、この肘部の軌道を詳細に規定することにより、前記障害物の回避行動等を効果的に実現できるものである。しかしながら、通常の教示方法においては、教示者がアームの手先部を所望の位置に移動させた時に検出されるアーム全体にかかる力情報に基づいて、その肘部の軌道が自動生成されるため、この肘部を含むアーム全体の軌道を詳細に規定することは困難であった。
そこで、本発明は、冗長自由度を有するロボットアームに対する教示において、簡便な教示作業により、アーム全体の軌道を詳細に教示できるようにすることを目的とする。
上記課題の解決を図る本発明は、冗長自由度を有するアームを含んで構成されるロボットアームの教示システムであって、前記アームの手首部に搭載された第1の力センサと、前記アームの肩部に搭載された第2の力センサと、教示者が前記アームの手先部及び肘部を把持して前記アームを動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサの検出信号に基づいて、前記アームの軌道を生成する演算装置とを備えるものである。
この構成によれば、前記手先部の動きに対応する力情報は、前記第1の力センサにより、又前記肘部の動きに対応する力情報は、前記第2の力センサにより、正確に検出することができる。これにより、教示者は、前記手先部と前記肘部とを把持して操作することにより、アーム全体の動きを詳細に教示することが可能となる。この構成によれば、前記手先の位置を変えずに前記肘部の形状を変えることができるので、例えば障害物を避けたり、不自然な動きを排除したり、美観を感じる動きを加えたりすることが可能となる。尚、前記手先部とは、前記第1のセンサよりも先端の部分であり、前記肘部とは、前記第1のセンサと前記第2のセンサとの間の部分である。
また、本発明は、冗長自由度を有するマスタアームと、前記マスタアームの軌道に応じた動作を行うスレーブアームとを含んで構成されるロボットアームの教示システムであって、前記マスタアームの手首部に搭載された第1の力センサと、前記マスタアームの肩部に搭載された第2の力センサと、教示者が前記マスタアームの手先部及び肘部を把持して前記マスタアームを動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサの検出信号に基づいて前記マスタアームの軌道を生成すると共に、前記マスタアームの軌道に基づいて前記スレーブアームの軌道を生成する演算装置とを備えるものである。
この構成は、ロボットが前記マスタアームと前記スレーブアームとを備える場合に好適なものである。この構成によれば、上記作用効果に加え、前記スレーブアームの軌道が自動生成されるので、教示者の作業負担が大きく軽減される。
また、本発明は、冗長自由度を有するマスタアームと、前記マスタアームの軌道に応じた動作を行うスレーブアームとを含んで構成され、前記マスタアームと前記スレーブアームとにより、長尺物を操作するロボットアームに対して教示を行うロボットアームの教示システムであって、前記マスタアームの手首部に搭載された第1の力センサと、前記マスタアームの肩部に搭載された第2の力センサと、教示者が前記マスタアームの手先部及び肘部を把持して前記マスタアームを動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサの検出信号に基づいて前記マスタアームの軌道を生成すると共に、前記スレーブアームの軌道を、前記マスタアームの軌道に基づき、且つ前記長尺物の長軸方向において前記マスタアーム及び前記スレーブアームの両手先部の相対距離が機構的な制約の下で最大となるように生成する演算装置とを備えるものである。
この構成は、ロボットが前記マスタアームと前記スレーブアームとを備え、更に両アームにより長尺物を操作する場合に好適なものである。この構成においては、前記スレーブアームの軌道を前記マスタアームの軌道に基づいて自動生成する際に、前記スレーブアームの手先位置が前記マスタアームの手先位置から可能な限り離れるように設定される。両手先部が離れることにより、前記長尺物を操作するために必要な力が小さくなり、操作の安定性が向上する。また、このような前記スレーブアームの軌道が、前記マスタアームに対する教示のみによって自動生成されるため、教示者にかかる作業負担は大きく軽減される。
また、上記マスタアームとスレーブアームとを備える構成において、前記スレーブアームは、冗長自由度を有し、その手首部に第3の力センサが搭載され、その肩部に第4の力センサが搭載され、前記演算装置は、前記スレーブアームの駆動中に教示者が前記スレーブアームの肘部に加えた動きに対応する前記第3及び第4の力センサの少なくとも一方の検出信号に基づいて、前記スレーブアームの軌道を修正するものであることが好ましい。
この構成によれば、教示者は、自動生成された前記スレーブアームの軌道を、その肘部を把持して動かすことにより、簡便に修正することが可能となる。これにより、1人の教示者によって双腕ロボットを簡便に教示することが可能となる。
また、前記演算装置は、前記冗長自由度を有するアームに対し、該アーム全体にコンプライアンスを実装する処理を行うことが好ましい。更に、前記演算装置は、前記冗長自由度を有するアームの軌道を、零空間動作を考慮して算出することが好ましい。
零空間動作を考慮した制御を行うことにより、前記手先の位置及び姿勢を保持しつつ、前記アーム全体の姿勢(軌道)を変更することが正確に行われる。
また、本発明は、上記システムと同様の作用によって特徴付けられるロボットアームの教示方法である。
以上のように、本発明によれば、冗長自由度を有するロボットアームに対する教示において、簡便な教示作業により、アーム全体の軌道を詳細に教示することができる。
以下に、本発明の実施の形態を、添付した図面を参照して説明する。尚、異なる実施の形態において、同一又は同様の作用効果を奏する箇所には同一の符号を付してその説明を省略する。
発明の実施の形態1.
図1は、本発明が適用されるロボット1の構成を概略的に示すものである。このロボット1は、アーム2、演算装置3、記憶装置4を備える。
前記アーム2は、回転軸、サーボモータ等から構成される複数の関節機構により冗長的な自由度が与えられたものであり、手首部11、肘部12、肩部13を有している。前記手首部11は、前記アーム2の先端近傍部において手先効果器14の姿勢を変化可能にする。前記肩部13は、本体部10と前記アーム2全体との連結部分である。前記肘部12は、前記手首部11と前記肩部13との間の部分である。前記手首部11より先端側の部分には、物体の把持等を可能にする前記手先効果器14が備えられる。そして、前記手首部11近傍には、第1の力センサ15が備えられ、前記肩部13近傍には、第2の力センサ16が備えられる。前記第1及び第2の力センサ15,16としては、ひずみゲージ等のセンサを用いることができる。
図2は、前記アーム2の軸構成の一例を示すものである。この例では、前記肩部13が2つの回転機構21,22により構成され、前記肘部12が4つの回転機構23,24,25,26により構成され、前記手首部11が1つの回転機構27により構成されている。前記第1の力センサ15は、前記手首部11の回転機構27近傍に位置し、前記手先効果器14は、前記第1の力センサ15より先端側に位置する。前記第2の力センサ16は、前記肩部13の回転機構21,22の近傍に位置する。尚、前記回転機構21〜27の数や種類は、本発明において適宜選択、設計されるべき事項である。
前記演算装置3は、CPU、RAM、I/Oポート、プログラム等の協働により構成されるものであり、本構成においては、前記アーム2の軌道の生成、即ち各関節機構の回転軸の回転方向、回転トルク等を算出する機能を備える。
前記記憶装置4は、フラッシュメモリ等のROM、又はRAMから構成され、前記演算装置3により生成された前記アーム2の軌道に関する各種データを格納する。
図3は、本実施の形態における前記アーム2に対する教示処理(冗長アームの教示処理)S100の流れを示すものである。この冗長アームの教示処理S100においては、先ず前記アーム2全体に、コンプライアンスが実装される(S101)。このコンプライアンスの実装処理の具体例については、図4により後述する。
次いで、教示者が前記アーム2の手先部及び肘部(図1中、A及びBで示す部分)を把持し、前記アーム2全体を所望の軌道で動かす。この時の前記第1の力センサ15及び前記第2の力センサ16の検出値を取得し(S102)、これらの検出値から、各関節機構の各軸に関するエンコーダ値を算出し、これを教示データとして記憶する(S103)。
前記アーム2のような冗長自由度を有するマニピュレータにおいて、手先の位置及び姿勢から各関節角への変換は、一般に下記式(1)及び(2)を用いることにより実現される。
Figure 2010120124
上記式(1)の右辺第2項は、冗長自由度による零空間制御を示す。このように、零空間制御を用いることにより、手先位置及び姿勢を保持しつつ、アーム全体の姿勢を修正することが可能となる。
図4は、前記S101(図3参照)におけるコンプライアンスの実装を実現するための処理例を示すものである。同図に示すように、前記第1の力センサ15の検出値(S201)と手首自重理論値(S202)とに基づいて、前記手首部11における検出値と理論値との力及びモーメントの差dFw,dMwを求める。これらdFw,dMwを前記手首部11への外力により生ずる各軸トルクDwiに変換する(S203)と共に、前記手首部11の値から前記肩部13の値へと変換する(S204)。
次いで、前記第2の力センサ16の検出値(S205)と肩部自重理論値(S206)との差と、前記S204で求めた値とから、前記肩部13における測定値と理論値との力及びモーメントの差dFs,dMsを求め、これらdFs,dMsを前記肩部13への外力により生ずる各軸トルクDsiに変換する(S207)。
前記S203及び前記S207において求められた前記各軸トルクDwi,Dsiに基づいて、最終的な各軸トルクDiを算出し、この各軸トルクDiが、各軸トルク閾値Dthより大きいか否かを判定する(S208)。このS208において、Di>Dthではないと判定された場合には、前記アーム2を動作させず(S209)、Di>Dthであると判定された場合には、前記各軸トルクDiを該当する軸の角速度に変換し(S210)、前記アーム2を動作させる(S211)。
上記のように、本実施の形態によれば、前記アーム2の手先部A(手先効果器14を含む)だけでなく、前記肘部Bも把持して、前記アーム2全体の軌道を任意に教示することができる。これにより、自己や環境との干渉を避けたり、見た目に自然な動作にしたりすることを、容易に行うことが可能となる。
発明の実施の形骸2.
図5は、本実施の形態に係るロボット31の構成を概略的に示すものである。このロボット31は、マスタアーム32、スレーブアーム33、演算装置34、記憶装置35を備えている。
前記マスタアーム32は、複数の関節機構により冗長的な自由度が与えられており、手首部41、肘部42、肩部43を有している。前記手首部41より先端側の部分には、箒等の長尺物50を把持することが可能な手先効果器44が備えられる。そして、前記手首部41近傍には、第3の力センサ(請求項2,3,7,8に記載の第1の力センサに相当するもの)45が備えられ、前記肩部43近傍には、第4の力センサ(請求項2,3,7,8に記載の第2の力センサに相当するもの)46が備えられる。
前記スレーブアーム33は、前記マスタアーム32の動作軌道に応じて、これを補助するような動きをするものである。前記スレーブアーム33は、前記マスタアーム32と同様に、複数の関節機構により冗長的な自由度が与えられ、手首部51、肘部52、肩部53を有している。前記手首部51より先端側の部分には、前記長尺物50を把持することが可能な手先効果器54が備えられる。そして、前記手首部51近傍には、第5の力センサ(請求項4,9に記載の第3の力センサに相当するもの)55が備えられ、前記肩部53近傍には、第6の力センサ(請求項4,9に記載の第4の力センサに相当するもの)56が備えられる。
前記演算装置34は、CPU、RAM、I/Oポート、プログラム等の協働により構成されるものであり、本構成においては、前記マスタアーム32及び前記スレーブアーム33の軌道の生成する機能を備える。
前記記憶装置35は、フラッシュメモリ等のROM、又はRAMから構成され、前記演算装置34により生成された前記マスタアーム32及び前記スレーブアーム33の軌道に関する各種データを格納する。
図6は、本実施の形態における前記マスタアーム32及び前記スレーブアーム33により前記長尺物50を操作するまでの概略的な流れ(長尺物操作処理)S300を示すものである。この長尺物操作処理S300においては、先ず前記マスタアーム32の軌道が生成及び記憶され(S301)、次いでこのマスタアーム32の軌道データに基づいて、前記スレーブアーム33の軌道が算出され(S302)、これが記憶される(S303)。前記S301における前記マスタアーム32の軌道の生成は、上記実施の形態1に示したアーム2の教示方法により行うことができる。
そして、上記のようにそれぞれ軌道が生成された前記マスタアーム32及び前記スレーブアーム33の前記手先効果器44,54により、前記長尺物50を把持し(S304)、前記マスタアーム32及び前記スレーブアーム33の軌道を再生させることにより(S305)、ロボットに与えられた所定のタスクが実行される(S306)。
図7(a),(b)は、前記両手先効果器44,54により前記長尺物50を把持した状態を例示している。図7(a)に示すように、前記両手先効果器44,54は、前記長尺物50の長軸方向Cに沿って所定の間隔Dを空けて、前記長尺物50を把持する。図7(b)は、図7(a)のx−x'断面図であり、同図が示すように、前記手先効果器54は、前記長尺物50に対して矢印Eの方向に回転自由度を持って前記長尺物50を把持する。
図8は、前記長尺物操作処理S300(図6参照)における前記S302、即ち前記スレーブアーム33の軌道を前記マスタアーム32の軌道に基づいて自動生成する処理(スレーブアーム軌道自動生成処理)を、より詳細に示している。
前記スレーブアーム軌道自動生成処理S302においては、先ず前記記憶装置35に記憶されている前記マスタアーム32の軌道データから、前記マスタアーム32の手先効果器44の位置及び姿勢を検出する(S3021)。次いで、前記マスタアーム32の手先効果器44の位置及び姿勢に基づいて、前記両手先効果器44,54の間隔Dが、前記両アーム32,33の機構的制約内で最大となるように、前記スレーブアーム33の手先効果器54の位置及び姿勢を算出する(S3022)。そして、このように算出された前記スレーブアーム33の手先効果器54の位置及び姿勢に基づいて、前記スレーブアーム33の軌道を生成する(S3023)。
図9は、前記スレーブアーム自動生成処理S302における前記両手先効果器44,54の位置関係を示している。同図中、二点差線で示すように、前記スレーブアーム33の手先効果器54の位置は、前記両アーム32,33の機構的制約内で、前記間隔Dが最大となるように決定される。このように、前記両手先効果器44,54の間隔Dを、前記長尺物50の長軸方向に沿って最大となるようにすることにより、前記長尺物50を動かすために必要な力が小さくなる、前記長尺物50の操作が安定化される等の利点が生ずる。
上記のような前記スレーブアーム33の手先効果器54の位置決定は、下記式(3)又は(4)で示されるいずれかの評価式を用いることにより実現することができる。
Figure 2010120124
前記零空間(前記式(1)右辺第2項参照)の入力を、前記式(3)又は式(4)に基づいて生成することにより、操作性を考慮したアーム全体の姿勢を生成することができる。そして、前記式(3)が一定値以上、或いは前記式(4)が一定値以下であるとする条件の下、前記式(1)右辺第1項の前記スレーブアーム33の手先効果器54の位置を図9中54aから54bへとスライドさせるように演算することにより、前記両アーム32,33の機構的制約内で前記間隔Dが最大となるように、前記スレーブアーム33の軌道を生成することができる。
図10は、前記マスタアーム32及び前記スレーブアーム33の軌道を直接教示する場合の処理(両アーム直接教示処理)S400を示している。この両アーム直接教示処理S400においては、教示者が前記マスタアーム33の手先効果器44に前記長尺物50を把持させると(S401)、前記演算装置34により、前記マスタアーム32全体にコンプライアンスが実装される(S402)。このコンプライアンスの実装は、上述したように、図4に示す方法により行うことができる。
次いで、教示者が前記マスタアーム33の手先効果器44(又は前記長尺物50)、及び肘部42を把持し、前記マスタアーム33全体を所望の軌道で動かすと(S403)、前記第3及び第4の力センサ45,46により検出された前記マスタアーム33の各軸のエンコーダ値が前記マスタアーム33の教示データとして前記記憶装置35に記憶され、前記マスタアーム33の軌道データが生成される(S404)。次いで、前記マスタアーム33の軌道データに基づいて、前記スレーブアーム34の軌道データが自動生成され、記憶される(S405)。
そして、教示者が前記両アーム32,33の両手先効果器44,54に前記長尺物50を把持させ(S406)、前記演算装置34により前記スレーブアーム33全体にコンプライアンスを実装し(S407)、前記両アーム32,33の軌道データを再生する(S408)。
ここで、前記スレーブアーム33の動きが適切なものか否かを判定する(S409)。この判定は、多くの場合、教示者の目視により前記スレーブアーム33の動きが自然であるか否かの判断に基づくものである。無論適宜の判定ツールを用いてもよい。前記S409において、前記スレーブアーム33の動きが適切なものであると判定されれば(Y)、前記両アーム32,33の軌道データは確定され、前記記憶装置35に記憶される(S410)。
一方、前記S409において、前記スレーブアーム33の動きが適切でないと判定された場合(N)、前記スレーブアーム33の肘部52を教示者が把持し、直接教示する(適切な動きとなるように動かす)(S411)。すると、この直接教示により得られる前記スレーブアーム33に備えられた前記第5及び第6の力センサ55,56(図5参照)による検出値に基づいて、前記スレーブアーム33の手先位置及び軌道の自動算出が、前記スレーブアーム軌道自動生成処理S302のように行われ(S412)、新しいデータとして再記憶される(S410)。
上記のように、本構成によれば、教示者は自動生成された前記スレーブアーム33の軌道を、前記スレーブアーム33の軌道再生時にその肘部52を把持して所望の動きを加えることにより、前記スレーブアーム33の軌道を修正することができる。教示者は、このような再教示の作業を、前記スレーブアーム33の動きを目視しながら簡便に行うことができる。また、両アーム32,33の教示を、1人の教示者によって簡便に行うことが可能となる。
本発明は、長尺物を操作する双腕ロボット等に好適に適用することができる。例えば、箒等を用いて掃除を行う家庭用ロボット等が挙げられる。無論、本発明は、その他にも各種装置に適用できる可能性を有するものである。
本発明の実施の形態1に係るロボットの構成を概略的に示す図である。 ロボットアームの軸構成例を示す図である。 本発明に係る冗長アームの教示処理を示すフローチャートである。 本発明に係るコンプライアンス実装処理の例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るロボットの構成を概略的に示す図である。 本発明に係る長尺物操作処理を示すフローチャートである。 (a)は、両手先効果器により長尺物を把持した状態を示す図であり、(b)は、スレーブアームの手先効果器の長尺物を把持した状態を示す図である。 本発明に係るスレーブアーム軌道自動生成処理を示すフローチャートである。 スレーブアーム軌道自動生成処理によりスレーブアームの手先位置が調整される状態を示す図である。 本発明に係る両アーム直接教示処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1,31 ロボット
2 アーム
3,34 演算装置
4,35 記憶装置
11,41,51 手首部
12,42,52 肘部
13,43,53 肩部
14,44,54 手先効果器
15 第1の力センサ(請求項1)
16 第2の力センサ(請求項1)
45 第1の力センサ(請求項2,3)/第3の力センサ(明細書)
46 第2の力センサ(請求項2,3)/第4の力センサ(明細書)
50 長尺物
55 第3の力センサ(請求項4,9)/第5の力センサ(明細書)
56 第4の力センサ(請求項4,9)/第6の力センサ(明細書)

Claims (12)

  1. 冗長自由度を有するアームを含んで構成されるロボットアームの教示システムであって、
    前記アームの手首部に搭載された第1の力センサと、
    前記アームの肩部に搭載された第2の力センサと、
    教示者が前記アームの手先部及び肘部を把持して前記アームを動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサの検出信号に基づいて、前記アームの軌道を生成する演算装置と、
    を備えるロボットアームの教示システム。
  2. 冗長自由度を有するマスタアームと、前記マスタアームの軌道に応じた動作を行うスレーブアームとを含んで構成されるロボットアームの教示システムであって、
    前記マスタアームの手首部に搭載された第1の力センサと、
    前記マスタアームの肩部に搭載された第2の力センサと、
    教示者が前記マスタアームの手先部及び肘部を把持して前記マスタアームを動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサの検出信号に基づいて前記マスタアームの軌道を生成すると共に、前記マスタアームの軌道に基づいて前記スレーブアームの軌道を生成する演算装置と、
    を備えるロボットアームの教示システム。
  3. 冗長自由度を有するマスタアームと、前記マスタアームの軌道に応じた動作を行うスレーブアームとを含んで構成され、前記マスタアームと前記スレーブアームとにより、長尺物を操作するロボットアームに対して教示を行うロボットアームの教示システムであって、
    前記マスタアームの手首部に搭載された第1の力センサと、
    前記マスタアームの肩部に搭載された第2の力センサと、
    教示者が前記マスタアームの手先部及び肘部を把持して前記マスタアームを動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサの検出信号に基づいて前記マスタアームの軌道を生成すると共に、前記スレーブアームの軌道を、前記マスタアームの軌道に基づき、且つ前記長尺物の長軸方向において前記マスタアーム及び前記スレーブアームの両手先部の相対距離が機構的な制約の下で最大となるように生成する演算装置と、
    を備えるロボット教示システム。
  4. 前記スレーブアームは、冗長自由度を有し、その手首部に第3の力センサが搭載され、その肩部に第4の力センサが搭載され、
    前記演算装置は、前記スレーブアームの駆動中に教示者が前記スレーブアームに加えた動きに対応する前記第3及び第4の力センサの少なくとも一方の検出信号に基づいて、前記スレーブアームの軌道を修正する、
    請求項2又は3記載のロボットアームの教示システム。
  5. 前記演算装置は、前記冗長自由度を有するアームに対し、該アーム全体にコンプライアンスを実装する処理を行う、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載のロボットアームの教示システム。
  6. 前記演算装置は、前記冗長自由度を有するアームの軌道を、零空間動作を考慮して算出する、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載のロボットアームの教示システム。
  7. 冗長自由度を有し、手首部に第1の力センサが搭載され、肩部に第2の力センサが搭載されるアームを含んで構成されるロボットアームの教示方法であって、
    教示者が前記アームの手先部及び肘部を把持して前記アームを動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサの検出信号に基づいて、前記アームの軌道を生成するステップ、
    を備えるロボットアームの教示方法。
  8. 冗長自由度を有し、手首部に第1の力センサが搭載され、肩部に第2の力センサが搭載されるマスタアームと、前記マスタアームの軌道に応じた動作を行うスレーブアームとを含んで構成されるロボットアームの教示方法であって、
    教示者が前記マスタアームの手先部及び肘部を把持して前記マスタアームを動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサの検出信号に基づいて、前記マスタアームの軌道を生成するステップと、
    前記マスタアームの軌道に基づいて、前記スレーブアームの軌道を生成するステップと、
    を備えるロボットアームの教示方法。
  9. 冗長自由度を有し、手首部に第1の力センサが搭載され、肩部に第2の力センサが搭載されるマスタアームと、前記マスタアームの軌道に応じた動作を行うスレーブアームとを含んで構成され、前記マスタアームと前記スレーブアームとにより、長尺物の操作を行うロボットアームに対して教示を行うロボットアームの教示方法であって、
    教示者が前記マスタアームの手先部及び肘部を把持して前記マスタアームを動かした時に得られる前記第1及び第2の力センサの検出信号に基づいて前記マスタアームの軌道を生成するステップと、
    前記スレーブアームの軌道を、前記マスタアームの軌道に基づくと共に、前記長尺物の長軸方向において前記マスタアーム及び前記スレーブアームの両手先部の相対距離が機構的な制約の下で最大となるように生成するステップと、
    を備えるロボット教示方法。
  10. 前記スレーブアームは、冗長自由度を有し、その手首部に第3の力センサが搭載され、その肩部に第4の力センサが搭載され、
    教示者が前記スレーブアームの駆動中に前記スレーブアームに加えた動きに対応する前記第3及び第4の力センサの少なくとも一方の検出信号に基づいて、前記スレーブアームの軌道を修正するステップ、
    を更に備える請求項7又は8記載のロボットアームの教示方法。
  11. 前記冗長自由度を有するアームに対し、該アーム全体にコンプライアンスを実装するステップ、
    を更に備える請求項7〜9のいずれか1つに記載のロボットアームの教示方法。
  12. 前記冗長自由度を有するアームの軌道を、零空間動作を考慮して算出する、
    請求項7〜9のいずれか1つに記載のロボットアームの教示方法。
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