JP6314426B2 - ロボット制御装置およびロボット制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロボット制御装置およびロボット制御方法に関するものである。

従来、ロボットアームを備えたロボットが知られている。ロボットアームは複数のリンクが関節部を介して連結され、最も先端側のリンクには、エンドエフェクターとして、例えば、ハンドが装着される。関節部はモーターにより駆動され、その関節部の駆動により、リンクが回動する。そして、ロボットを作動させる際は、エンコーダーでモーターの回転角度を検出し、ロボットの制御に用いる。
しかしながら、モーターに連結されているトルク伝達機構、減速機や、リンクは剛体ではなく、弾性を有しているので、それによりロボットの作動の際、ロボットアームが振動してしまうという問題がある。
特開2011−136395号公報
前記のような問題に対し、ロボットアームの先端部に慣性センサーを取り付け、そのロボットアームの先端部の加速度を検出し、ヤコビ行列等を用いてロボットアームの先端部の振動を抑制するための補正値を各リンクを回動させる各モーターに分配して制御を行い、ロボットアームの先端部の振動を抑制する方法が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような方法をロボットアームの特異姿勢付近、すなわち、ロボットアームが伸びた姿勢で用いると、各モーターへの補正値の分配量が大きくなり、すなわち、各モーターへの過大なフィードバック量が生じ、ロボットの制御が不安定になるという問題がある。
本発明の目的は、ロボットアームの特異姿勢付近においてもそのロボットアームの作動を不安定にすることなく、ロボットアームの振動を抑制することができるロボット制御装置、ロボットおよびロボット制御方法を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
(適用例1)
本発明に係わるロボット制御装置は、基台と、
少なくとも3つのリンクと、隣り合う2つの前記リンクを連結するおよび最も基端側に配置された前記リンクと前記基台とを連結する少なくとも3つの関節部と、前記各関節部を駆動する少なくとも3つの駆動源と、を有するロボットアームと、
前記基台から3番目以降の前記リンクに設けられた慣性センサーと、
前記各関節部の回転角度を検出する少なくとも3つの角度センサーと、を備えたロボットの作動を制御するロボット制御装置であって、
前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記慣性センサーが設けられた前記リンクに設定された第1座標系における前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動情報を求める第1座標系振動演算部と、
前記第1座標系振動演算部により求められた前記第1座標系における前記振動情報を前記慣性センサーが設けられた前記リンクよりも基端側に配置された前記リンクに設定された第2座標系における前記振動情報に座標変換する第2座標系振動演算部と、
前記ロボットアームの姿勢に応じて、前記第2座標系における所定の座標軸の方向の前記振動情報の成分に対して重み付けを行う重み付け部と、
前記重み付け後の前記第2座標系における前記振動情報を前記第2座標系が設定された前記リンクと異なる前記リンクに設定された第3座標系における前記振動情報に座標変換する第3座標系振動演算部と、
前記第3座標系振動演算部により求められた前記第3座標系における前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の駆動指令を補正する補正値を求める補正値演算部と、
前記駆動源の前記駆動指令と、前記補正値と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の作動を制御する駆動源制御部と、を備えることを特徴とする。
これにより、ロボットアームの姿勢に応じて、第2座標系における所定の座標軸の方向の振動情報の成分に対して重み付けを行うことにより、補正値を小さくすることができ、これによって、ロボットアームの特異姿勢付近においても、そのロボットアームを安定的に作動させつつ、ロボットアームの振動を抑制することができる。
(適用例2)
本発明に係わるロボット制御装置では、前記ロボットアームは、前記基台に連結されて第1回転軸を軸中心として回動する第1リンクと、
前記第1リンクに連結されて第2回転軸を軸中心として回動し、前記第2回転軸を前記第1回転軸と直交する回転軸または前記第1回転軸と直交する軸と平行な回転軸とする第2リンクと、
前記第2リンクに連結されて第3回転軸を軸中心として回動し、前記第3回転軸を前記第2回転軸と直交する回転軸または前記第2回転軸と直交する軸と平行な回転軸とする第3リンクと、
前記基台と前記第1リンクとを連結する第1関節部と、
前記第1リンクと前記第2リンクとを連結する第2関節部と、
前記第2リンクと前記第3リンクとを連結する第3関節部と、
前記第1関節部を駆動して前記第1リンクを回動させる第1駆動源と、
前記第2関節部を駆動して前記第2リンクを回動させる第2駆動源と、
前記第3関節部を駆動して前記第3リンクを回動させる第3駆動源と、を有し、
前記補正値演算部は、前記第3座標系振動演算部により求められた前記第3座標系における前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記第1駆動源の駆動指令を補正する第1補正値および前記第3駆動源の駆動指令を補正する第2補正値を求め、
前記駆動源制御部は、前記第1補正値により前記第1駆動源の前記駆動指令を補正し、前記第2補正値により前記第3駆動源の前記駆動指令を補正することにより、前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動を抑制することが好ましい。
これにより、より確実かつ効率良く、ロボットアームの振動を抑制することができる。
(適用例3)
本発明に係わるロボット制御装置では、前記所定の座標軸の方向は、前記第1回転軸と直交する方向と前記第3回転軸と直交する方向とのいずれか一方であることが好ましい。
これにより、より確実かつ効率良く、ロボットアームの振動を抑制することができる。
(適用例4)
本発明に係わるロボット制御装置では、前記第1回転軸と前記第3回転軸とのなす角度θを−180°以上、〜180°以下の範囲で設定したとき、前記重み付け部は、前記重み付けの際、前記θの絶対値が第1の閾値以下または第4の閾値以上のときは、重み付け定数を0に設定することが好ましい。
これにより、ロボットアームの特異姿勢付近において、ロボットアームをより安定的に作動させることができる。
(適用例5)
本発明に係わるロボット制御装置では、前記第1回転軸と前記第3回転軸とのなす角度θを−180°以上、〜180°以下の範囲で設定したとき、前記重み付け部は、前記重み付けの際、前記θの絶対値が第2の閾値以上、第3の閾値以下のときは、重み付け定数を1に設定することが好ましい。
これにより、迅速に振動を抑制することができる。
(適用例6)
本発明に係わるロボット制御装置では、前記第1回転軸と前記第3回転軸とのなす角度θを−180°以上、〜180°以下の範囲で設定したとき、前記重み付け部は、前記重み付けの際、前記θの絶対値が第1の閾値よりも大きく、第2の閾値よりも小さいとき、または、第3の閾値よりも大きく、第4の閾値よりも小さいときは、前記θが増大するにしたがって、重み付け定数を連続的または段階的に増大させることが好ましい。
これにより、ロボットアームの特異姿勢付近において、ロボットアームをより安定的に作動させることができ、また、迅速に振動を抑制することができる。
(適用例7)
本発明に係わるロボット制御装置は、基台と、
少なくとも3つのリンクと、隣り合う2つの前記リンクを連結するおよび最も基端側に配置された前記リンクと前記基台とを連結する少なくとも3つの関節部と、前記各関節部を駆動する少なくとも3つの駆動源と、を有するロボットアームと、
前記基台から3番目以降の前記リンクに設けられた慣性センサーと、
前記各関節部の回転角度を検出する少なくとも3つの角度センサーと、を備えたロボットの作動を制御するロボット制御装置であって、
前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動情報を求める振動演算部と、
前記振動演算部により求められた前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の駆動指令を補正する補正値を求める補正値演算部と、
前記ロボットアームの姿勢に応じて、前記補正値に対して重み付けを行う重み付け部と、
前記駆動源の前記駆動指令と、前記重み付け後の前記補正値と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の作動を制御する駆動源制御部と、を備えることを特徴とする。
これにより、ロボットアームの姿勢に応じて、補正値に対して重み付けを行うことにより、補正値を小さくすることができ、これによって、ロボットアームの特異姿勢付近においても、そのロボットアームを安定的に作動させつつ、ロボットアームの振動を抑制することができる。
(適用例8)
本発明に係わるロボット制御装置は、基台と、
少なくとも3つのリンクと、隣り合う2つの前記リンクを連結するおよび最も基端側に配置された前記リンクと前記基台とを連結する少なくとも3つの関節部と、前記各関節部を駆動する少なくとも3つの駆動源と、を有するロボットアームと、
前記基台から3番目以降の前記リンクに設けられた慣性センサーと、
前記各関節部の回転角度を検出する少なくとも3つの角度センサーと、を備えたロボットの作動を制御するロボット制御装置であって、
前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動情報を求める振動演算部と、
前記ロボットアームの姿勢に応じて、前記振動演算部により求められた前記振動情報に対して重み付けを行う重み付け部と、
前記重み付け後の前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の駆動指令を補正する補正値を求める補正値演算部と、
前記駆動源の前記駆動指令と、前記重み付け後の前記補正値と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の作動を制御する駆動源制御部と、を備えることを特徴とする。
これにより、ロボットアームの姿勢に応じて、振動情報に対して重み付けを行うことにより、補正値を小さくすることができ、これによって、ロボットアームの特異姿勢付近においても、そのロボットアームを安定的に作動させつつ、ロボットアームの振動を抑制することができる。
(適用例9)
本発明に係わるロボットは、基台と、
少なくとも3つのリンクと、隣り合う2つの前記リンクを連結するおよび最も基端側に配置された前記リンクと前記基台とを連結する少なくとも3つの関節部と、前記各関節部を駆動する少なくとも3つの駆動源と、を有するロボットアームと、
前記基台から3番目以降の前記リンクに設けられた慣性センサーと、
前記各関節部の回転角度を検出する少なくとも3つの角度センサーと、
本発明のロボット制御装置と、を備えることを特徴とする。
これにより、ロボットアームの姿勢に応じて、重み付け部により重み付けを行うことにより、補正値を小さくすることができ、これによって、ロボットアームの特異姿勢付近においても、そのロボットアームを安定的に作動させつつ、ロボットアームの振動を抑制することができる。
(適用例10)
本発明に係わるロボットでは、前記ロボットは、双腕ロボットであることが好ましい。
これにより、多彩な動作を行うことができ、多彩な作業を行うことができる。
(適用例11)
本発明に係わるロボット制御方法は、基台と、
少なくとも3つのリンクと、隣り合う2つの前記リンクを連結するおよび最も基端側に配置された前記リンクと前記基台とを連結する少なくとも3つの関節部と、前記各関節部を駆動する少なくとも3つの駆動源と、を有するロボットアームと、
前記基台から3番目以降の前記リンクに設けられた慣性センサーと、
前記各関節部の回転角度を検出する少なくとも3つの角度センサーと、を備えたロボットの作動を制御するロボット制御方法であって、
前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記慣性センサーが設けられた前記リンクに設定された第1座標系における前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動情報を求める第1座標系振動演算工程と、
前記第1座標系振動演算工程で求められた前記第1座標系における前記振動情報を前記慣性センサーが設けられた前記リンクよりも基端側に配置された前記リンクに設定された第2座標系における前記振動情報に座標変換する第2座標系振動演算工程と、
前記ロボットアームの姿勢に応じて、前記第2座標系における所定の座標軸の方向の前記振動情報の成分に対して重み付けを行う重み付け工程と、
前記重み付け後の前記第2座標系における前記振動情報を前記第2座標系が設定された前記リンクと異なる前記リンクに設定された第3座標系における前記振動情報に座標変換する第3座標系振動演算工程と、
前記第3座標系振動演算工程で求められた前記第3座標系における前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の駆動指令を補正する補正値を求める補正値演算工程と、
前記駆動源の前記駆動指令と、前記補正値と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の作動を制御する駆動源制御工程とを備えることを特徴とする。
これにより、ロボットアームの姿勢に応じて、第2座標系における所定の座標軸の方向の振動情報の成分に対して重み付けを行うことにより、補正値を小さくすることができ、これによって、ロボットアームの特異姿勢付近においても、そのロボットアームを安定的に作動させつつ、ロボットアームの振動を抑制することができる。
(適用例12)
本発明に係わるロボット制御方法は、基台と、
少なくとも3つのリンクと、隣り合う2つの前記リンクを連結するおよび最も基端側に配置された前記リンクと前記基台とを連結する少なくとも3つの関節部と、前記各関節部を駆動する少なくとも3つの駆動源と、を有するロボットアームと、
前記基台から3番目以降の前記リンクに設けられた慣性センサーと、
前記各関節部の回転角度を検出する少なくとも3つの角度センサーと、を備えたロボットの作動を制御するロボット制御方法であって、
前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動情報を求める振動演算工程と、
前記振動演算工程で求められた前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の駆動指令を補正する補正値を求める補正値演算工程と、
前記ロボットアームの姿勢に応じて、前記補正値に対して重み付けを行う重み付け工程と、
前記駆動源の前記駆動指令と、前記重み付け後の前記補正値と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の作動を制御する駆動源制工程と、を備えることを特徴とする。
これにより、ロボットアームの姿勢に応じて、補正値に対して重み付けを行うことにより、補正値を小さくすることができ、これによって、ロボットアームの特異姿勢付近においても、そのロボットアームを安定的に作動させつつ、ロボットアームの振動を抑制することができる。
(適用例13)
本発明に係わるロボット制御方法は、基台と、
少なくとも3つのリンクと、隣り合う2つの前記リンクを連結するおよび最も基端側に配置された前記リンクと前記基台とを連結する少なくとも3つの関節部と、前記各関節部を駆動する少なくとも3つの駆動源と、を有するロボットアームと、
前記基台から3番目以降の前記リンクに設けられた慣性センサーと、
前記各関節部の回転角度を検出する少なくとも3つの角度センサーと、を備えたロボットの作動を制御するロボット制御方法であって、
前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動情報を求める振動演算工程と、
前記ロボットアームの姿勢に応じて、前記振動演算部により求められた前記振動情報に対して重み付けを行う重み付け工程と、
前記重み付け後の前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の駆動指令を補正する補正値を求める補正値演算工程と、
前記駆動源の前記駆動指令と、前記補正値と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の作動を制御する駆動源制御工程と、を備えることを特徴とする。
これにより、ロボットアームの姿勢に応じて、振動情報に対して重み付けを行うことにより、補正値を小さくすることができ、これによって、ロボットアームの特異姿勢付近においても、そのロボットアームを安定的に作動させつつ、ロボットアームの振動を抑制することができる。
本発明のロボットの第1実施形態におけるロボット本体の概略図である。 図1に示すロボットのブロック図である。 図1に示すロボットのブロック図である。 図1に示すロボットの重み付け定数を説明するための図である。 図1に示すロボットの振動情報および補正値を示す図である。 図1に示すロボットの振動情報および補正値を示す図である。 本発明のロボットの第2実施形態を示すブロック図である。 本発明のロボットの第3実施形態を示すブロック図である。 本発明のロボットの第3実施形態における振動情報および補正値を示す図である。 本発明のロボットの第4実施形態におけるロボット本体の概略図である。
以下、本発明のロボット制御装置、ロボットおよびロボット制御方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のロボットの第1実施形態におけるロボット本体の概略図である。図2は、図1に示すロボットのブロック図である。図3は、図1に示すロボットのブロック図である。図4は、図1に示すロボットの重み付け定数を説明するための図である。図5はおよび図6は、それぞれ、図1に示すロボットの振動情報および補正値を示す図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。また、図1中の基台側を「基端」、その反対側を「先端」と言う。また、図3には、ロボット本体側については、第3リンクに関する部分が代表的に示されている。
図1〜図3に示すロボット(産業用ロボット)1は、例えば腕時計のような精密機器等を製造する製造工程で用いることができ、ロボット本体(本体部)10と、ロボット本体10(ロボット1)の作動を制御するロボット制御装置(制御部)20とを有している。ロボット本体10と、ロボット制御装置20とは、それぞれ、電気的に接続されている。また、ロボット制御装置20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が内蔵されたパーソナルコンピューター(PC)等で構成することができる。なお、ロボット本体10とロボット制御装置20とは、一体であってもよく、また、別体であってもよい。なお、ロボット制御装置20については、後で詳述する。
ロボット本体10は、基台(支持部)11と、5本のリンク(腕部)12、13、14、15、16と、2本のリンク(腕部)18、19を有するリスト17と、7つの駆動源401、402、403、404、405、406、407とを備えるロボットアーム5を有している。すなわち、ロボット1は、基台11と、リンク12、13、14、15、16と、リスト17とが基端側から先端側に向ってこの順に連結された垂直多関節(7軸)ロボットである。なお、リンク12を「第1リンク」、リンク13を「第2リンク」、リンク14を「第3リンク」、リンク15を「第4リンク」、リンク16を「第5リンク」、リスト17を「第6リンク、第7リンク」と分けて言うことができる。リスト17にはエンドエフェクター等を取り付けることができる。
図1に示すように、リンク12〜16、リスト17は、それぞれ、基台11に対し独立して変位可能に支持されている。なお、リンク12〜16、リスト17の長さは、それぞれ、特に限定されず、諸条件に応じて適宜設定される。
基台11と第1リンク12とは、第1関節部(ジョイント)171を介して連結されている。第1関節部171は、互いに連結された基台11と第1リンク12のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。この場合、第1リンク12は、基台11に対し、鉛直方向と平行な第1回転軸O1を回転中心(軸中心)とし、その第1回転軸O1回りに回動自在となっている。第1回転軸O1は、ロボット1の設置面である床101の上面の法線と一致している。この第1回転軸O1回りの回動は、第1駆動源401の駆動によりなされる。また、第1駆動源401はモーター401Mとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター401Mは電気的に接続されたモータードライバー301を介してロボット制御装置20により制御される。第1駆動源401はモーター401Mとともに設けた減速機(図示せず)によってモーター401Mからの駆動を伝達するように構成されていてもよく、また、減速機が省略されていてもよい。なお、ロボット本体10の基台11には、例えば、モーター401Mやモータードライバー301〜307が収納されている。
第1リンク12と第2リンク13とは、第2関節部(ジョイント)172を介して連結されている。第2関節部172は、互いに連結された第1リンク12と第2リンク13のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。この場合、第2リンク13は、第1リンク12に対し、第2回転軸O2を回転中心とし、その第2回転軸O2回りに回動自在となっている。第2回転軸O2は、第1回転軸O1と直交している。この第2回転軸O2回りの回動は、第2駆動源402の駆動によりなされる。また、第2駆動源402は、モーター402Mとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター402Mは電気的に接続されたモータードライバー302を介してロボット制御装置20により制御される。第2駆動源402はモーター402Mの他に設けた減速機(図示せず)によってモーター402Mからの駆動を伝達するように構成されていてもよく、また、減速機が省略されていてもよい。なお、第2回転軸O2は、第1回転軸O1に直交する軸と平行であってもよい。なお、第1リンク12には、例えば、モーター402Mが収納されている。
第2リンク13と第3リンク14とは、第3関節部(ジョイント)173を介して連結されている。第3関節部173は、互いに連結された第2リンク13と第3リンク14のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。この場合、第3リンク14は、第2リンク13に対し、3回転軸O3を回転中心とし、その第3回転軸O3回りに回動自在となっている。第3回転軸O3は、第2回転軸O2と直交している。この第3回転軸O3回りの回動は、第3駆動源403の駆動によりなされる。また、第3駆動源403は、モーター403Mとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター403Mは電気的に接続されたモータードライバー303を介してロボット制御装置20により制御される。第3駆動源403はモーター403Mの他に設けた減速機(図示せず)によってモーター403Mからの駆動を伝達するように構成されていてもよく、また、減速機が省略されていてもよい。なお、第3回転軸O3は、第2回転軸O2に直交する軸と平行であってもよい。なお、第2リンク13には、例えば、モーター403Mが収納されている。
第3リンク14と第4リンク15とは、第4関節部(ジョイント)174を介して連結されている。第4関節部174は、互いに連結された第3リンク14と第4リンク15のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。この場合、第4リンク15は、第3リンク14に対し、第4回転軸O4を回転中心とし、その第4回転軸O4回りに回動自在となっている。第4回転軸O4は、第3回転軸O3と直交している。この第4回転軸O4回りの回動は、第4駆動源404の駆動によりなされる。また、第4駆動源404は、モーター404Mとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター404Mは電気的に接続されたモータードライバー304を介してロボット制御装置20により制御される。第4駆動源404はモーター404Mとともに設けた減速機(図示せず)によってモーター404Mからの駆動を伝達するように構成されていてもよく、また、減速機が省略されていてもよい。なお、第4回転軸O4は、第3回転軸O3に直交する軸と平行であってもよい。なお、第3リンク14には、例えば、モーター404Mが収納されている。
第4リンク15と第5リンク16とは、第5関節部(ジョイント)175を介して連結されている。第5関節部175は、互いに連結された第4リンク15と第5リンク16のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。この場合、第5リンク16は、第4リンク15に対し、第5回転軸O5を回転中心とし、その第5回転軸O5回りに回動自在となっている。第5回転軸O5は、第4回転軸O4と直交している。この第5回転軸O5回りの回動は、第5駆動源405の駆動によりなされる。また、第5駆動源405は、モーター405Mとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター405Mは電気的に接続されたモータードライバー305を介してロボット制御装置20により制御される。第5駆動源405はモーター405Mとともに設けた減速機(図示せず)によってモーター405Mからの駆動を伝達するように構成されていてもよく、また、減速機が省略されていてもよい。なお、第5回転軸O5は、第4回転軸O4に直交する軸と平行であってもよい。なお、第4リンク15には、例えば、モーター405Mが収納されている。
リスト17は、第6リンク18と第7リンク19とを有している。このリスト17には、その先端部に、エンドエフェクターとして、例えば、腕時計等のような精密機器を把持するハンド(図示せず)が着脱自在に装着される。なお、ハンドとしては、特に限定されず、例えば、複数本の指部(フィンガー)を有する構成のものが挙げられる。そして、このロボット1は、ハンドで精密機器を把持したまま、リンク12〜16やリスト17等の動作を制御することにより、当該精密機器を搬送することができる。
また、第5リンク16とリスト17の第6リンクとは、第6関節部(ジョイント)176を介して連結されている。第6関節部176は、互いに連結された第5リンク16とリスト17の第6リンク18のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。この場合、リスト17の第6リンク18は、第5リンク16に対し、第6回転軸O6を回転中心とし、その第6回転軸O6回りに回動自在となっている。第6回転軸O6は、第5回転軸O5と直交している。この第6回転軸O6回りの回動は、第6駆動源406の駆動によりなされる。また、第6駆動源406は、モーター406Mとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター406Mは電気的に接続されたモータードライバー306を介してロボット制御装置20により制御される。第6駆動源406はモーター406Mとともに設けた減速機(図示せず)によってモーター406Mからの駆動を伝達されてもよく、また、減速機が省略されていてもよい。
また、リスト17の第6リンクと第7リンク19とは、第7関節部(ジョイント)177を介して連結されている。第7関節部177は、互いに連結されたリスト17の第6リンク18と第7リンク19のうちの一方を他方に対し回動可能に支持する機構を有している。この場合、リスト17の第7リンク19は、第6リンク18に対し、第7回転軸O7を回転中心とし、その第7回転軸O7回りに回動自在となっている。回転軸O7は、回転軸O6と直交している。この第7回転軸O7回りの回動は、第7駆動源407駆動によりなされる。また、第7駆動源407の駆動は、モーター407Mとケーブル(図示せず)によって駆動され、このモーター407Mは電気的に接続されたモータードライバー307を介してロボット制御装置20により制御される。第7駆動源407はモーター407Mとともに設けた減速機(図示せず)によってモーター407Mからの駆動を伝達するように構成されていてもよく、また、減速機が省略されていてもよい。なお、第6回転軸O6は、第5回転軸O5に直交する軸と平行であってもよく、また、第7回転軸O7は、第6回転軸O6に直交する軸と平行であってもよい。なお、第5リンク16には、例えば、モーター406M、407Mが収納されている。
また、駆動源401〜407には、それぞれのモーター401M〜407Mまたは減速機に、第1角度センサー411、第2角度センサー412、第3角度センサー413、第4角度センサー414、第5角度センサー415、第6角度センサー416、第7角度センサー417が設けられている。これらの角度センサー411〜417としては、例えば、エンコーダー、ロータリーエンコーダー等を用いることができる。これらの角度センサー411〜417により、それぞれ、駆動源401〜407のモーター401M〜407Mあるいは減速機の回転軸の回転角度を検出する。この角度センサー411〜417の検出結果、すなわち、角度センサー411〜417から出力される信号は、ロボット制御装置20に入力される。そして、ロボット制御装置20は、その検出結果に基づいて、所定の制御を行う。なお、この駆動源401〜407のモーター401M〜407Mとしては、それぞれ、特に限定されず、例えば、ACサーボモーター、DCサーボモーター等のサーボモーターを用いるのが好ましい。
また、第3リンク14内には、慣性センサー31が設置されている。本実施形態では、慣性センサー31として、互いに直交する3つの検出軸であるx軸、y軸、z軸(いずれも図示せず)のそれぞれの回りの角速度を検出する角速度センサーを用いる。具体的には、例えば、ジャイロセンサー等を用いることができる。また、慣性センサー31の姿勢は、特に限定されないが、例えば、3つの検出軸のうちの1つが、第3回転軸O3と平行または一致させることが好ましい。
この慣性センサー31により、慣性センサー31の設置個所におけるx軸の回りの角速度、y軸の回りの角速度、z軸の回りの角速度をそれぞれ検出する。この慣性センサー31の検出結果、すなわち、慣性センサー31から出力される信号は、ロボット制御装置20に入力される。そして、ロボット制御装置20は、その検出結果に基づいて、所定の制御を行う。
なお、このロボット1では、第3リンク14の慣性センサー31の設置個所の振動を抑制するために、前記のように第3リンク14に慣性センサー31を設置し、その慣性センサー31の検出結果に基づいて駆動源401、402、403の作動を制御する。これにより、確実に、第3リンク14の慣性センサー31の設置個所の振動を抑制することができ、これによって、ロボットアーム5の先端部の振動を抑制することができる。
また、ロボット本体10は、ロボット制御装置20と電気的に接続されている。すなわち、駆動源401〜407、角度センサー411〜417、慣性センサー31は、それぞれ、ロボット制御装置20と電気的に接続されている。
そして、ロボット制御装置20は、リンク12〜16、リスト17をそれぞれ独立して作動させることができる、すなわち、モータードライバー301〜307を介して、駆動源401〜407それぞれ独立して制御することができる。この場合、ロボット制御装置20は、角度センサー411〜417、慣性センサー31等により検出を行い、その検出結果に基づいて、駆動源401〜407の駆動、例えば、角速度や回転角度等をそれぞれ制御する。この場合、ロボット制御装置20は、例えば、インピーダンス制御(力制御)、位置制御等の所定の制御を行う。この制御プログラムは、ロボット制御装置20に内蔵された記録媒体に予め記憶されている。
次に、図1〜図3を参照し、ロボット制御装置20の構成について説明する。
ロボット制御装置20は、ロボット本体10全体、すなわち、第1駆動源401、第2駆動源402、第3駆動源403、第4駆動源404、第5駆動源405、第6駆動源406、第7駆動源407、リスト17に装着されたハンドの駆動源等の作動をそれぞれ制御する装置である。
図2に示すように、ロボット制御装置20は、第1駆動源401の作動を制御する第1駆動源制御部(制御部)201と、第2駆動源402の作動を制御する第2駆動源制御部(制御部)202と、第3駆動源403の作動を制御する第3駆動源制御部(制御部)203と、第4駆動源404の作動を制御する第4駆動源制御部(制御部)204と、第5駆動源405の作動を制御する第5駆動源制御部(制御部)205と、第6駆動源406の作動を制御する第6駆動源制御部(制御部)206と、第7駆動源407の作動を制御する第7駆動源制御部(制御部)207とを有している。
ここで、ロボット制御装置20は、ロボット本体10が行う処理の内容に基づいてリスト17の先端部の目標位置、すなわち、リスト17に装着されたハンドの目標位置を求め、その目標位置にハンドを移動させるための軌道を生成する。そして、ロボット制御装置20は、その生成した軌道に沿ってハンド(リスト17)が移動するように、各駆動源401〜407の回転角度を所定の制御周期ごとに測定し、この測定結果に基づいて演算した値をそれぞれ各駆動源401〜407の位置指令Pcとして駆動源制御部201〜207に出力する。なお、前記および以下では、「値が入力、出力」等と表記しているが、これは、「その値に対応する信号が入力、出力」の意味である。
第1駆動源制御部201には、第1駆動源401の位置指令Pcの他、第1角度センサー411から検出信号が入力され、また、ロボットアーム5の振動を抑制するための後述する補正値が入力される。第1駆動源制御部201は、第1角度センサー411の検出信号から算出される第1駆動源401の回転角度(位置フィードバック値Pfb)が位置指令Pcになり、かつ、後述する角速度フィードバック値ωfbが後述する角速度指令ωcになるように、各検出信号を用いたフィードバック制御によって第1駆動源401を駆動する。
すなわち、第1駆動源制御部201の第1減算器(図示せず)には、位置指令Pcが入力され、また、後述する位置フィードバック値Pfbが入力される。第1駆動源制御部201では、第1角度センサー411から入力されるパルス数がカウントされるとともに、そのカウント値に応じた第1駆動源401の回転角度が位置フィードバック値Pfbとして第1減算器に出力される。第1減算器は、これら位置指令Pcと位置フィードバック値Pfbとの偏差(第1駆動源401の回転角度の目標値から位置フィードバック値Pfbを減算した値)を出力する。
また、第1駆動源制御部201は、第1減算器から入力された偏差と、予め定められた係数である比例ゲイン等を用いた所定の演算処理を行うことで、その偏差に応じた第1駆動源401の角速度の目標値を演算する。そして、その第1駆動源401の角速度の目標値(指令値)を示す信号を角速度指令(駆動指令)ωcとして第2減算器(図示せず)に出力する。なお、ここでは、本実施形態では、フィードバック制御として、比例制御(P制御)がなされるが、これに限定されるものではない。
また、第1駆動源制御部201では、第1角度センサー411から入力されるパルス信号の周波数に基づいて、第1駆動源401の角速度が算出され、その角速度が第2減算器に出力される。また、ロボットアーム5の振動を抑制するための後述する補正値(第1補正値)も第2減算器に出力される。この場合、第1角度センサー411の検出結果に基づいて求められた第1駆動源401の角速度と、前記補正値とは、そのまま第2減算器に出力されるわけではなく、それらを用いた所定の演算が行われ、その演算結果が、角速度フィードバック値ωfbとして第2減算器に出力される。なお、補正値については、後で詳述する。
第2減算器には、角速度指令ωcが入力され、また、角速度フィードバック値ωfbが入力される。第2減算器は、これら角速度指令ωcと角速度フィードバック値ωfbとの偏差(第1駆動源401の角速度の目標値から角速度フィードバック値ωfbを減算した値)を出力する。
また、第1駆動源制御部201は、第2減算器から入力された偏差と、予め定められた係数である比例ゲイン、積分ゲイン等を用い、積分を含む所定の演算処理を行うことで、その偏差に応じた第1駆動源401の角加速度(トルク)の目標値を演算する。そして第1駆動源制御部201は、その第1駆動源401の角加速度の目標値(指令値)を示す信号を角加速度指令(トルク指令)として生成する。なお、ここでは、本実施形態では、フィードバック制御として、PI制御がなされるが、これに限定されるものではない。
第1駆動源制御部201は、その角加速度指令に基づいて、第1駆動源401の駆動信号(駆動電流)を生成し、モータードライバー301を介してモーター401Mに供給する(駆動源制御工程)。
このようにして、第1駆動源401の角加速度、すなわち、トルクがその目標値と可及的に等しくなり、かつ、位置フィードバック値Pfbが位置指令Pcと可及的に等しくなるとともに、角速度フィードバック値ωfbが角速度指令ωcと可及的に等しくなるように、フィードバック制御がなされ、第1駆動源401の駆動電流が制御される。
なお、第2駆動源制御部202および第3駆動源制御部203については、それぞれ、前記第1駆動源制御部201と同様であるので、その説明は省略する。
また、第4駆動源制御部204〜第7駆動源制御部207については、それぞれ、前記補正値による補正は行われず、角度センサー414〜417の検出結果に基づいて求められた駆動源404〜407の角速度が角速度フィードバック値ωfbとして第2減算器に出力される他は、前記第1駆動源制御部201と同様であるので、その説明は省略する。
次に、前記ロボットアーム5の振動を抑制するための補正値を用いた制振制御について説明する。
図3に示すように、ロボット制御装置20は、振動演算部501と、補正値演算部502と、重み付け定数決定部503と、重み付け実行部504と、駆動源制御部201〜207とを有している。重み付け定数決定部503と重み付け実行部504とにより、重み付け部が構成される。
まず、図5に示すように、慣性センサー31により、振動情報として、角速度ωを検出する。そして、振動演算部501は、慣性センサー31により検出された角速度ωを、第3回転中心軸O3の回りの角速度成分と、第4回転中心軸O4の回りの角速度成分と、第3回転中心軸O3と第4回転中心軸O4とに直交する軸の回りの角速度成分とに分解する(振動演算工程)。
次に、補正値演算部502は、前記各角速度成分と、第1角度センサー411、第2角度センサー412、第3角度センサー413の検出結果とに基づいて、第1駆動源401の角速度指令(駆動指令)を補正する第1補正値(補正値)ω1と、第2駆動源402の角速度指令(駆動指令)を補正する補正値ω3と、第3駆動源403の角速度指令(駆動指令)を補正する第2補正値(補正値)ω2とをそれぞれ求める(補正値演算工程)。この際は、第3リンク座標系の角速度と駆動源の角速度との関係を示す所定のヤコビ行列(ヤコビアン)の逆行列(逆ヤコビアン)を用いる。なお、第1補正値ω1は、第1回転中心軸O1の回りの角速度の振動成分に相当し、第2補正値ω2は、第3回転中心軸O3の回りの角速度の振動成分に相当し、補正値ω3は、第2回転中心軸O2の回りの角速度の振動成分に相当する。
次に、ロボットアーム5の姿勢に応じて、重み付け定数を設定し、第1補正値ω1、第2補正値ω2に対してそれぞれ重み付けを行う(重み付工程)。
この際は、重み付け定数決定部503は、まず、角度センサー412により、第1回転軸O1と第3回転軸O3とのなす角度θを検出し、その検出された角度θと、予め設定されている第1の閾値、第2の閾値、第3の閾値、第4の閾値(図4参照)とを比較する。なお、本実施形態では、角度θは、−180°以上、180°以下の範囲で設定する。また、角度θは、反時計回りの方向を「正」、時計回りの方向を負とする。また、第1の閾値、第2の閾値、第3の閾値、第4の閾値の大小関係は、「第1の閾値<第2の閾値<第3の閾値<第4の閾値」である。
ここで、図5に示すように、角度θが90°に近いときは、第1補正値ω1、第2補正値ω2は、比較的小さく、問題がない。しかし、図6に示すように、角度θが180°に近いとき、または0°に近いとき、すなわち、特異姿勢(特異点)に近い場合は、第1補正値ω1、第2補正値ω2が大きくなってしまう。そこで、このロボット1では、重み付け定数決定部503は、角度θに応じて重み付け定数を設定し、第1駆動源401の角速度指令を補正する第1補正値ω1と、第3駆動源403の角速度指令を補正する第2補正値ω2に対し、それぞれ、重み付けを行う。なお、以下では、第1補正値ω1、第2補正値ω2、補正値ω3をそれぞれ単に、第1補正値(補正値)、第2補正値(補正値)、補正値とも言う。
重み付け定数決定部503は、角度θの絶対値が第1の閾値以下または第4の閾値以上のときは、重み付け定数を0に設定する。なお、この重み付け定数は、例えば、重み付け実行部504の増幅器の増幅率として設定される。
また、重み付け定数決定部503は、角度θの絶対値が第2の閾値以上、第3の閾値以下のときは、重み付け定数を1に設定する。
また、重み付け定数決定部503は、角度θの絶対値が第1の閾値よりも大きく、第2の閾値よりも小さいときは、角度θの絶対値が増大するにしたがって、重み付け定数を増大させる。この場合、重み付け定数を連続的に増大させてもよく、また、段階的に増大させてもよい。なお、図4には、重み付け定数を連続的に増大させる構成例が示されている。また、図4に示す構成例では、重み付け定数の増加率は一定であるが、一定でなくてもよい。
また、重み付け定数決定部503は、角度θの絶対値が第3の閾値よりも大きく、第4の閾値よりも小さいときは、角度θの絶対値が増大するにしたがって、重み付け定数を減少させる。この場合、重み付け定数を連続的に減少させてもよく、また、段階的に減少させてもよい。なお、図4には、重み付け定数を連続的に減少させる構成例が示されている。また、図4に示す構成例では、重み付け定数の減少率は一定であるが、一定でなくてもよい。
また、第1の閾値は、特に限定されず、諸条件に応じて設定されるものであるが、5°以上、25°以下であることが好ましく、10°以上、23°以下であることがより好ましい。第1の閾値が前記下限値よりも小さいと、他の条件によっては、補正値が大きくなり、過大なフィードバック量が発生し、制御が不安定になるおそれがある。また、第1の閾値が前記上限値よりも大きいと、他の条件によっては、振動を抑制する効果が不十分となるおそれがある。
また、第2の閾値は、特に限定されず、諸条件に応じて設定されるものであるが、35°以上、50°以下であることが好ましく、37°以上、45°以下であることがより好ましい。第2の閾値が前記下限値よりも小さいと、他の条件によっては、補正値が大きくなり、過大なフィードバック量が発生し、制御が不安定になるおそれがある。また、第2の閾値が前記上限値よりも大きいと、他の条件によっては、振動を抑制する効果が不十分となるおそれがある。
また、第3の閾値は、特に限定されず、諸条件に応じて設定されるものであるが、130°以上、145°以下であることが好ましく、135°以上、143°以下であることがより好ましい。第3の閾値が前記下限値よりも小さいと、他の条件によっては、振動を抑制する効果が不十分となるおそれがある。また、第3の閾値が前記上限値よりも大きいと、他の条件によっては、補正値が大きくなり、過大なフィードバック量が発生し、制御が不安定になるおそれがある。
また、第4の閾値は、特に限定されず、諸条件に応じて設定されるものであるが、155°以上、175°以下であることが好ましく、157°以上、170°以下であることがより好ましい。第4の閾値が前記下限値よりも小さいと、他の条件によっては、振動を抑制する効果が不十分となるおそれがある。また、第4の閾値が前記上限値よりも大きいと、他の条件によっては、補正値が大きくなり、過大なフィードバック量が発生し、制御が不安定になるおそれがある。
次に、重み付け実行部504は、補正値演算部502から入力される第1補正値、第2補正値に対し、重み付け定数決定部503で設定された重み付け定数を用いて、重み付けを行う。なお、第2駆動源402の角速度指令を補正する補正値については重み付けを行う必要がない。重み付け後の第1補正値、第2補正値は、それぞれ、第1駆動源制御部201、第3駆動源制御部203に入力される。また、重み付けがなされない前記補正値は、第2駆動源制御部202に入力される。
前述したように、第1駆動源制御部201は、重み付け後の第1補正値と、第1角度センサー411から入力されるパルス信号の周波数に基づいて算出した第1駆動源401の角速度とに基づいて、角速度指令ωcにフィードバックする角速度フィードバック値ωfbを求める。また、第2駆動源制御部202は、重み付けがなされない補正値と、第2角度センサー412から入力されるパルス信号の周波数に基づいて算出した第2駆動源402の角速度とに基づいて、角速度指令ωcにフィードバックする角速度フィードバック値ωfbを求める。また、第3駆動源制御部203は、重み付け後の第2補正値と、第3角度センサー413から入力されるパルス信号の周波数に基づいて算出した第3駆動源403の角速度とに基づいて、角速度指令ωcにフィードバックする角速度フィードバック値ωfbを求める。なお、以降の第1駆動源制御部201、第2駆動源制御部202、第3駆動源制御部203の制御動作は、既に述べたので、ここではその説明は省略する。
以上、説明したように、このロボット1によれば、ロボットアーム5の姿勢に応じて、第1補正値、第2補正値に対して重み付けを行うことにより、第1補正値、第2補正値を小さくすることができ、これによって、ロボットアーム5の特異姿勢付近においても、そのロボットアーム5を安定的に作動させつつ、ロボットアーム5の振動を抑制することができる。
<第2実施形態>
図7は、本発明のロボットの第2実施形態を示すブロック図である。
以下、第2実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図7に示すように、第2実施形態のロボット1のロボット制御装置20では、ロボットアーム5の姿勢に応じて、振動演算部501により求められた振動情報に対して重み付けを行う。すなわち、重み付け定数決定部503は、重み付け定数を設定し、重み付け実行部504は、慣性センサー31により検出された角速度ωを分解してなる第3回転中心軸O3の回りの角速度成分と、第4回転中心軸O4の回りの角速度成分と、第3回転中心軸O3と第4回転中心軸O4とに直交する軸の回りの角速度成分について、それぞれ、重み付けを行う(重み付け工程)。
次に、補正値演算部502は、前記重み付け後の各角速度成分と、第1角度センサー411、第2角度センサー412、第3角度センサー413の検出結果とに基づいて、第1駆動源401の角速度指令(駆動指令)を補正する第1補正値(補正値)ω1と、第2駆動源402の角速度指令(駆動指令)を補正する補正値と、第3駆動源403の角速度指令(駆動指令)を補正する第2補正値(補正値)とをそれぞれ求める(補正値演算工程)。なお、第1補正値ω1、第2補正値ω2、補正値ω3は、それぞれ、第1実施形態における重み付後の第1補正値ω1、第2補正値ω2、補正値ω3に相当する。
なお、以降の動作については、前述した第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
このロボット1によれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
<第3実施形態>
図8は、本発明のロボットの第3実施形態を示すブロックである。図9は、本発明のロボットの第3実施形態における振動情報および補正値を示す図である。
以下、第3実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図8に示すように、第3実施形態のロボット1では、ロボット制御装置20は、第1座標系振動演算部506と、第2座標系振動演算部507と、重み付け定数決定部503と、重み付け実行部504と、第3座標系振動演算部508と、補正値演算部502と、駆動源制御部201〜207とを有している。
このロボットでは、まず、慣性センサー31により、振動情報として、角速度ωを検出する。そして、第1座標系振動演算部506は、慣性センサー31により検出された角速度ωを、第3リンク14に設定された第1座標系における第3回転中心軸O3の回りの角速度成分と、第4回転中心軸O4の回りの角速度成分と、第3回転中心軸O3と第4回転中心軸O4とに直交する軸の回りの角速度成分とに分解する(第1座標系振動演算工程)。
次に、図9(a)に示すように、第2座標系振動演算部507は、前記第1座標系における振動情報を第2リンク13に設定された第2座標系における振動情報に座標変換する(第2座標系振動演算工程)。この場合、本実施形態では、第2座標系振動演算部507は、第1座標系における各角速度成分を、第1角度センサー411、第2角度センサー412、第3角度センサー413の検出結果に基づいて、第3回転軸O3の回りの振動成分(角速度)ω23と、第2回転軸O2の回りの振動成分(角速度)ω22と、第3回転軸O3および第2回転軸O2に直交する軸61の回りの振動成分(角速度)ω21とに座標変換する。
重み付け定数決定部503および重み付け実行部504は、前記第1実施形態と同様に、ロボットアーム5の姿勢に応じて、第2座標系における所定の座標軸の方向の前記振動情報の成分に対して重み付けを行う(重み付け工程)。前記所定の座標軸の方向は、第1回転軸O1と直交する方向と第3回転軸O3と直交する方向とのいずれか一方である。本実施形態は、前記所定の座標軸の方向を第3回転軸O3および第2回転軸O2に直交する方向とする。すなわち、図9(b)に示すように、重み付け定数決定部503および重み付け実行部504は、ロボットアーム5の姿勢に応じて、第2座標系における第3回転軸O3および第2回転軸O2に直交する軸61の回りの振動成分ω21に対して重み付けを行う。これにより、補正値を小さくすることができる。
次に、図9(c)に示すように、第3座標系振動演算部508は、重み付け後の第2座標系における振動情報を第3リンク14に設定された第3座標系における振動情報に座標変換する(第3座標系振動演算工程)。この場合、本実施形態では、第3座標系振動演算部508は、第2座標系における振動成分ω23、ω22、ω21を、第1角度センサー411、第2角度センサー412、第3角度センサー413の検出結果に基づいて、第3回転軸O3の回りの振動成分(角速度)ω33と、第2回転軸O2の回りの振動成分(角速度)ω32と、第3回転軸O3および第2回転軸O2に直交する軸61の回りの振動成分(角速度)ω31とに座標変換する。
次に、図9(d)に示すように、補正値演算部502は、前記第1実施形態と同様に、第3座標系の角速度と駆動源の角速度との関係を示す所定のヤコビ行列の逆行列を用い、第3座標系振動演算部508により求められた第3座標系における前記振動情報と、第1角度センサー411、第2角度センサー412、第3角度センサー413の検出結果とに基づいて、第1駆動源401の角速度指令(駆動指令)を補正する第1補正値ω1と、第2駆動源402の角速度指令(駆動指令)を補正する補正値ω3と、第3駆動源403の角速度指令(駆動指令)を補正する第2補正値ω2とをそれぞれ求める(補正値演算工程)。
なお、以降の動作については、前述した第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
このロボット1によれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
そして、このロボット1では、ロボットアーム5の姿勢に応じて、第2座標系における所定の座標軸の方向の振動情報の成分に対して重み付けを行うことにより、補正値のうち、ロボットアーム5の振動の抑制への効果の少ない補正成分、すなわち不要な補正成分を小さくすることができる。これにより、迅速かつ確実に振動を抑制することができる。
なお、本実施形態では、第3リンク14の第3回転O3回りの回転成分を残し、第3回転O3に直交する軸回りの回転成分に対して重み付を行うように構成されているが、これに限らず、例えば、第1リンク12の第1回転O1回りの回転成分を残し、第1回転O1に直交する軸回りの回転成分に対して重み付を行うように構成してもよい。この場合は、第2座標系は、例えば、第1リンク12に設定される。すなわち、第2座標系は、慣性センサー31が設けられたリンクよりも基端側に配置されたリンクに設定されていればよい。
また、第3座標系は、第2座標系が設定されたリンクと異なるリンクに設定されていればよい。
<第4実施形態>
図10は、本発明のロボットの第4実施形態におけるロボット本体の概略図である。
以下、第4実施形態について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
図10に示すように、第4実施形態のロボット1は、双腕ロボットであり、そのロボット本体10は、2つロボットアーム5と、各ロボットアーム5を支持する基台(支持部)としての胴部110とを備えている。このロボット1は、例えば、2つのハンド91で、それぞれ、所定の対象物を把持して作業を行うことができる。
このロボット1によれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
そして、このロボット1では、多彩な動作を行うことができ、多彩な作業を行うことができる。
なお、ロボットアームの数は、2つに限らず、3つ以上であってもよい。
また、第4実施形態は、第2実施形態、第3実施形態にも適用することができる。
以上、本発明のロボット制御装置、ロボットおよびロボット制御方法を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、各駆動源のモーターとしては、それぞれ、前記サーボモーターの他、例えば、ステッピングモーター等が挙げられる。また、モーターとしてステッピングモーターを用いる場合は、角度センサーとして、例えば、ステッピングモーターへ入力する駆動パルスの数を計測することで、モーターの回転角度を検出するものを用いてもよい。
また、各角度センサーの方式は、それぞれ、特に限定されず、例えば、光学式、磁気式、電磁式、電気式等が挙げられる。
また、前記実施形態では、ロボットアームの回転軸の数は、7つであるが、本発明では、これに限定されず、ロボットアームの回転軸の数は、例えば、3つ、4つ、5つ、6つまたは8つ以上でもよい。すなわち、本実施形態では、リストが2本のリンクを有しているので、ロボットアームのリンクの本数は、7本であるが、本発明では、これに限定されず、ロボットアームのリンクの本数は、例えば、3本、4本、5本、6本または8本以上でもよい。
また、本発明では、ロボット(ロボット本体)は、他の形式のロボット、例えば、脚部を有する脚式歩行(走行)ロボット等であってもよい。
また、前記実施形態では、慣性センサーは、基台から3番目のリンクに設けられているが、本発明では、これに限定されず、慣性センサーは、基台から4番目以降のリンクに設けられてもよい。
また、前記実施形態では、慣性センサーとして、角速度センサーを用いたが、本発明では、これに限定されず、慣性センサーとして、例えば、加速度センサー等を用いもよい。
また、前記実施形態では、慣性センサーは、ロボットアームに含まれているが、本発明では、これに限定されず、慣性センサーは、ロボットアームに含まれていなくてもよい。
また、前記実施形態では、角度センサーは、ロボットアームに含まれているが、本発明では、これに限定されず、角度センサーは、ロボットアームに含まれていなくてもよい。
1……ロボット(産業用ロボット)、10……ロボット本体 110……胴部、11……基台 12、13、14、15、16、18、19……リンク 17……リスト 171、172、173、174、175、176、177……関節部(ジョイント) 20……ロボット制御装置 101……床 201、202、203、204、205、206、207……駆動源制御部 301、302、303、304、305、306、307……モータードライバー 401、402、403、404、405、406、407……駆動源 401M、402M、403M、404M、405M、406M、407M……モーター 411、412、413、414、415、416、417……角度センサー 5……ロボットアーム 31……慣性センサー 61……軸 501……振動演算部 502……補正値演算部 503……重み付け定数決定部 504……重み付け実行部 506……第1座標系振動演算部 507……第2座標系振動演算部 508……第3座標系振動演算部 91……ハンド O1、O2、O3、O4、O5、O6、07……回転軸

Claims (7)

  1. 基台と、
    少なくとも3つのリンクと、隣り合う2つの前記リンクを連結するおよび最も基端側に配置された前記リンクと前記基台とを連結する少なくとも3つの関節部と、前記各関節部を駆動する少なくとも3つの駆動源と、を有するロボットアームと、
    前記基台から3番目以降の前記リンクに設けられた慣性センサーと、
    前記各関節部の回転角度を検出する少なくとも3つの角度センサーと、を備えたロボットの作動を制御するロボット制御装置であって、
    前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記慣性センサーが設けられた前記リンクに設定された第1座標系における前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動情報を求める第1座標系振動演算部と、
    前記第1座標系振動演算部により求められた前記第1座標系における前記振動情報を前記慣性センサーが設けられた前記リンクよりも基端側に配置された前記リンクに設定された第2座標系における前記振動情報に座標変換する第2座標系振動演算部と、
    前記ロボットアームの姿勢に応じて、前記第2座標系における所定の座標軸の方向の前記振動情報の成分に対して重み付けを行う重み付け部と、
    前記重み付け後の前記第2座標系における前記振動情報を前記第2座標系が設定された前記リンクと異なる前記リンクに設定された第3座標系における前記振動情報に座標変換する第3座標系振動演算部と、
    前記第3座標系振動演算部により求められた前記第3座標系における前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の駆動指令を補正する補正値を求める補正値演算部と、
    前記駆動源の前記駆動指令と、前記補正値と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の作動を制御する駆動源制御部と、を備えることを特徴とするロボット制御装置。
  2. 前記ロボットアームは、前記基台に連結されて第1回転軸を軸中心として回動する第1リンクと、
    前記第1リンクに連結されて第2回転軸を軸中心として回動し、前記第2回転軸を前記第1回転軸と直交する回転軸または前記第1回転軸と直交する軸と平行な回転軸とする第2リンクと、
    前記第2リンクに連結されて第3回転軸を軸中心として回動し、前記第3回転軸を前記第2回転軸と直交する回転軸または前記第2回転軸と直交する軸と平行な回転軸とする第3リンクと、
    前記基台と前記第1リンクとを連結する第1関節部と、
    前記第1リンクと前記第2リンクとを連結する第2関節部と、
    前記第2リンクと前記第3リンクとを連結する第3関節部と、
    前記第1関節部を駆動して前記第1リンクを回動させる第1駆動源と、
    前記第2関節部を駆動して前記第2リンクを回動させる第2駆動源と、
    前記第3関節部を駆動して前記第3リンクを回動させる第3駆動源と、を有し、
    前記補正値演算部は、前記第3座標系振動演算部により求められた前記第3座標系における前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記第1駆動源の駆動指令を補正する第1補正値および前記第3駆動源の駆動指令を補正する第2補正値を求め、
    前記駆動源制御部は、前記第1補正値により前記第1駆動源の前記駆動指令を補正し、前記第2補正値により前記第3駆動源の前記駆動指令を補正することにより、前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動を抑制する請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 前記所定の座標軸の方向は、前記第1回転軸と直交する方向と前記第3回転軸と直交する方向とのいずれか一方である請求項2に記載のロボット制御装置。
  4. 前記第1回転軸と前記第3回転軸とのなす角度θを−180°以上、180°以下の範囲で設定したとき、前記重み付け部は、前記重み付けの際、前記角度θの絶対値が第1の閾値以下または第4の閾値以上のときは、重み付け定数を0に設定する請求項2または3に記載のロボット制御装置。
  5. 前記第1回転軸と前記第3回転軸とのなす角度θを−180°以上、180°以下の範囲で設定したとき、前記重み付け部は、前記重み付けの際、前記角度θの絶対値が第2の閾値以上、第3の閾値以下のときは、重み付け定数を1に設定する請求項2ないし4のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
  6. 前記第1回転軸と前記第3回転軸とのなす角度θを−180°以上、180°以下の範囲で設定したとき、前記重み付け部は、前記重み付けの際、前記角度θの絶対値が第1の閾値よりも大きく、第2の閾値よりも小さいときは、前記角度θの絶対値が増大するにしたがって、重み付け定数を連続的または段階的に増大させ、前記角度θの絶対値が第3の閾値よりも大きく、第4の閾値よりも小さいときは、前記角度θの絶対値が増大するにしたがって、前記重み付け定数を連続的または段階的に減少させる請求項2ないし5のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
  7. 基台と、
    少なくとも3つのリンクと、隣り合う2つの前記リンクを連結するおよび最も基端側に配置された前記リンクと前記基台とを連結する少なくとも3つの関節部と、前記各関節部を駆動する少なくとも3つの駆動源と、を有するロボットアームと、
    前記基台から3番目以降の前記リンクに設けられた慣性センサーと、
    前記各関節部の回転角度を検出する少なくとも3つの角度センサーと、を備えたロボットの作動を制御するロボット制御方法であって、
    前記慣性センサーの検出結果に基づいて、前記慣性センサーが設けられた前記リンクに設定された第1座標系における前記ロボットアームの前記慣性センサーの位置の振動情報を求める第1座標系振動演算工程と、
    前記第1座標系振動演算工程で求められた前記第1座標系における前記振動情報を前記慣性センサーが設けられた前記リンクよりも基端側に配置された前記リンクに設定された第2座標系における前記振動情報に座標変換する第2座標系振動演算工程と、
    前記ロボットアームの姿勢に応じて、前記第2座標系における所定の座標軸の方向の前記振動情報の成分に対して重み付けを行う重み付け工程と、
    前記重み付け後の前記第2座標系における前記振動情報を前記第2座標系が設定された前記リンクと異なる前記リンクに設定された第3座標系における前記振動情報に座標変換する第3座標系振動演算工程と、
    前記第3座標系振動演算工程で求められた前記第3座標系における前記振動情報と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の駆動指令を補正する補正値を求める補正値演算工程と、
    前記駆動源の前記駆動指令と、前記補正値と、前記角度センサーの検出結果とに基づいて、前記駆動源の作動を制御する駆動源制御工程とを備えることを特徴とするロボット制御方法。
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