JP2010113580A - バックアップ方法及び装置並びに車両用電子制御装置 - Google Patents

バックアップ方法及び装置並びに車両用電子制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010113580A
JP2010113580A JP2008286466A JP2008286466A JP2010113580A JP 2010113580 A JP2010113580 A JP 2010113580A JP 2008286466 A JP2008286466 A JP 2008286466A JP 2008286466 A JP2008286466 A JP 2008286466A JP 2010113580 A JP2010113580 A JP 2010113580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backup
backup data
data
address
flash memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008286466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5364340B2 (ja
Inventor
Yasushi Kawaguchi
泰史 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2008286466A priority Critical patent/JP5364340B2/ja
Priority to CN200910221110A priority patent/CN101739312A/zh
Priority to US12/611,308 priority patent/US20100122018A1/en
Priority to EP20090013830 priority patent/EP2184683A1/en
Publication of JP2010113580A publication Critical patent/JP2010113580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5364340B2 publication Critical patent/JP5364340B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/0223User address space allocation, e.g. contiguous or non contiguous base addressing
    • G06F12/023Free address space management
    • G06F12/0238Memory management in non-volatile memory, e.g. resistive RAM or ferroelectric memory
    • G06F12/0246Memory management in non-volatile memory, e.g. resistive RAM or ferroelectric memory in block erasable memory, e.g. flash memory

Abstract

【課題】バックアップ用メモリとしてフラッシュメモリを使用した場合におけるフラッシュメモリ特有の課題を解決する。
【解決手段】揮発性メモリに一時的に記憶したバックアップデータを、所定条件の成立をトリガとしてフラッシュメモリに記憶するバックアップ方法であって、前記フラッシュメモリの記憶領域において常に消去済み領域を確保しておき、前記バックアップデータを記憶する際には前記消去済み領域の先頭アドレスから順番にバックアップデータの書込みを行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、バックアップ方法及び装置並びに車両用電子制御装置に関する。
一般的に、車両衝突時に乗員を保護するためのシステムとして、SRS(Supplemental Restraint System)エアバッグシステムが知られている。このSRSエアバッグシステムとは、車両の各部に設置された加速度センサから得られる加速度データを基に衝突が発生したことを検知し、エアバッグやシートベルトプリテンショナ等の乗員保護装置を起動するものである。このようなSRSエアバッグシステムを統括制御する電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)はSRSユニットと呼ばれ、エンジン制御用ECUやABS(Anti-Brake System)用ECU等の他のECUと独立して設けられていることが多い。
例えば、下記特許文献1には、車両の衝突事故原因を調査するために、衝突時の車両情報(走行速度、加速度、ブレーキ動作情報、アクセル操作情報など)を事故後に分析・解析できるように、SRSユニット内のRAM(Random Access Memory)に、走行中に各種センサや他のECUから得られる車両情報を逐次更新・記憶しておき、車両衝突を検知した時にRAMに記憶されている車両情報を読み出して、不揮発性メモリであるEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)に記憶する技術が開示されている。
特開2003−252256号公報
上記のように、従来では、車両情報等の不揮発性データ(バックアップデータ)のバックアップ用メモリとしてEEPROMが使用されることが多かった。その一方で、近年、バックアップデータとして記録すべき情報量の増大に伴い、より安価で高速書込み可能なフラッシュメモリをEEPROMの代替メモリとして使用することが求められている。しかしながら、フラッシュメモリの採用に当たっては以下のような課題がある。
図13は、フラッシュメモリとEEPROMとの性能比較表である。この図13に示すように、フラッシュメモリは、EEPROMに対して、「byte単価」及び「書込み速度」の点で優っているが、「書込み単位」、「消去速度」、「消去単位」、「リテンション(データ保持年数)」、「書換え回数」の点で劣っている。つまり、フラッシュメモリの採用に当たっては、(1)書換え時間が長い(単純に消去→書込みによって書換え動作を行うと、1byteの書換えのために数百msecの書換え時間が必要となる)、(2)書換え回数が少ない、という課題を解決する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、バックアップ用メモリとしてフラッシュメモリを使用した場合におけるフラッシュメモリ特有の課題を解決することが可能なバックアップ方法及び装置並びに車両用電子制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、バックアップ方法に係る第1の解決手段として、
揮発性メモリに一時的に記憶したバックアップデータを、所定条件の成立をトリガとしてフラッシュメモリに記憶するバックアップ方法であって、前記フラッシュメモリの記憶領域において常に消去済み領域を確保しておき、前記バックアップデータを記憶する際には前記消去済み領域の先頭アドレスから順番にバックアップデータの書込みを行うことを特徴とする。
また、バックアップ方法に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記消去済み領域の総容量を監視し、当該総容量が規定容量以下となった場合に、前記消去済み領域の終了アドレスの次アドレスを先頭アドレスに持つ、消去可能な最小単位であるブロック内のバックアップデータを消去することで消去済み領域を確保することを特徴とする。
また、バックアップ方法に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、消去すべき前記ブロック内に最新のバックアップデータが存在する場合、当該最新のバックアップデータを現存する消去済み領域の先頭アドレスから順番に書き込んだ後に、前記ブロック内のバックアップデータを消去することを特徴とする。
また、バックアップ方法に係る第4の解決手段として、上記第1〜第3のいずれかの解決手段において、電源投入時の初期化処理において、前記フラッシュメモリに存在する消去済み領域を検索してその先頭アドレス及び終了アドレスを抽出すると共に、前記検索された消去済み領域以外の領域に記憶されている最新のバックアップデータ及びその保存先アドレスを示す最新データ保存先アドレスを前記揮発性メモリに展開し、通常動作時において、前記揮発性メモリに展開されたバックアップデータを新たに取得したバックアップデータに更新すると共に、前記揮発性メモリのバックアップデータと、前記フラッシュメモリの前記最新データ保存先アドレスに記憶されているバックアップデータとを比較して、両者が不一致であった場合に、前記フラッシュメモリにおける前記消去済み領域の先頭アドレスから順番に前記更新後のバックアップデータの書き込みを行い、その書き込みアドレスに応じて前記最新データ保存先アドレスと前記消去済み領域の先頭アドレスとを更新することを特徴とする。
また、バックアップ方法に係る第5の解決手段として、上記第1〜第4のいずれかの解決手段において、前記フラッシュメモリの記憶領域は1データレコード単位であるセクターに分割されており、当該セクター単位で前記バックアップデータの書き込みを行うことを特徴とする。
一方、本発明は、バックアップ装置に係る第1の解決手段として、揮発性メモリと、フラッシュメモリと、前記揮発性メモリに一時的に記憶したバックアップデータを、所定条件の成立をトリガとしてフラッシュメモリに記憶するメモリ制御手段とを備えるバックアップ装置であって、前記メモリ制御手段は、前記フラッシュメモリの記憶領域において常に消去済み領域を確保しておき、前記バックアップデータを記憶する際には前記消去済み領域の先頭アドレスから順番にバックアップデータの書込みを行うことを特徴とする。
また、バックアップ装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記メモリ制御手段は、前記消去済み領域の総容量を監視し、当該総容量が規定容量以下となった場合に、前記消去済み領域の終了アドレスの次アドレスを先頭アドレスに持つ、消去可能な最小単位であるブロック内のバックアップデータを消去することで消去済み領域を確保することを特徴とする。
また、バックアップ装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記メモリ制御手段は、消去すべき前記ブロック内に最新のバックアップデータが存在する場合、当該最新のバックアップデータを現存する消去済み領域の先頭アドレスから順番に書き込んだ後に、前記ブロック内のバックアップデータを消去することを特徴とする。
また、バックアップ装置に係る第4の解決手段として、上記第1〜第3のいずれかの解決手段において、前記メモリ制御手段は、電源投入時の初期化処理において、前記フラッシュメモリに存在する消去済み領域を検索してその先頭アドレス及び終了アドレスを抽出すると共に、前記検索された消去済み領域以外の領域に記憶されている最新のバックアップデータ及びその保存先アドレスを示す最新データ保存先アドレスを前記揮発性メモリに展開し、通常動作時において、前記揮発性メモリに展開されたバックアップデータを新たに取得したバックアップデータに更新すると共に、前記揮発性メモリのバックアップデータと、前記フラッシュメモリの前記最新データ保存先アドレスに記憶されているバックアップデータとを比較して、両者が不一致であった場合に、前記フラッシュメモリにおける前記消去済み領域の先頭アドレスから順番に前記更新後のバックアップデータの書き込みを行い、その書き込みアドレスに応じて前記最新データ保存先アドレスと前記消去済み領域の先頭アドレスとを更新することを特徴とする。
また、バックアップ装置に係る第5の解決手段として、上記第1〜第4のいずれかの解決手段において、前記フラッシュメモリの記憶領域は1データレコード単位であるセクターに分割されており、前記メモリ制御手段は、前記セクター単位で前記バックアップデータの書き込みを行うことを特徴とする。
さらに、本発明は、車両用電子制御装置に係る解決手段として、車両状態に関する情報をバックアップデータとしてフラッシュメモリに記憶する上述のバックアップ装置を備えることを特徴とする。
本発明では、単純に消去→書込みによってフラッシュメモリの書換え動作を行うのではなく、常に消去済み領域を確保しておくことにより、つまり時間がかかる消去動作を書込み動作とは別のタイミングで予め行っておくことにより、実際にバックアップデータの更新を行う場合には、高速動作が可能な書込み動作だけを行えば良いため、フラッシュメモリにおけるバックアップデータの書き換え時間を短縮することができる。
また、フラッシュメモリの1セル当たりに規定された書き換え回数は不変であるが、消去済み領域の先頭アドレスから順番に新たなバックアップデータの書込みを行うことにより、1セル当たりのウェアレベルを削減することができ、その結果、フラッシュメモリの実質的な書き換え回数の上限を延ばすことができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るバックアップ装置を備える車両用電子制御装置の構成概略図である。なお、本実施形態に係る車両用電子制御装置として、車両衝突時に乗員を保護するためのSRSエアバッグシステムを統括制御するSRSユニットを例示して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るSRSユニット1は、電源回路1a、ユニットセンサ1b、通信I/F1c、CPU(Central Processing Unit)1d、点火回路1e、ROM(Read Only Memory)1f、RAM(Random Access Memory)1g、フラッシュメモリ1hから構成されている。上記のCPU1dはメモリ制御手段に相当し、RAM1gは揮発性メモリに相当する。つまり、上記の構成要素の内、CPU1d、RAM1g及びフラッシュメモリ1hによってバックアップ装置が構成されている。
電源回路1aは、イグニションスイッチ2を介してバッテリ等の外部電源3と接続されており、イグニションスイッチ2がオン状態に切り替わった場合に、外部電源3から電源電圧の供給を受け、この電源電圧を所定の内部電源電圧に変換して、ユニットセンサ1b、通信I/F1c、CPU1d、点火回路1e、ROM1f、RAM1g及びフラッシュメモリ1hに供給する。また、この電源回路1aには、車両衝突時に外部電源3からの電源供給が遮断した場合でもSRSユニット1が動作できるように、バックアップ用電源(例えばバックアップコンデンサ)が設けられている。
ユニットセンサ1bは、車両の長さ方向または幅方向(若しくはそれら両方向)に作用する加速度を検出する加速度センサであり、その検出した加速度に応じた加速度データをCPU1dに出力する。通信I/F1cは、外部に設置されているエンジン制御用ECU4、ABS用ECU5、サテライトセンサ6及び車速センサ7とCPU1dとの間のデータ通信を中継するインタフェース回路である。
ここで、エンジン制御用ECU4は、エンジン制御を主とする電子制御装置であり、エンジン状態に関する情報(エンジンデータ)を通信I/F1cを介してCPU1dに送信する。ABS用ECU5は、アンチ・ブレーキシステムを統括制御する電子制御装置であり、ブレーキ動作に関する情報(ブレーキングデータ)を通信I/F1cを介してCPU1dに送信する。サテライトセンサ6は、車両の所定箇所(例えばフロント部や両サイド)に設置された加速度センサであり、それぞれの設置位置に作用する加速度を検出し、その検出結果に応じた加速度データを通信I/F1cを介してCPU1dに送信する。車速センサ7は、車両の走行速度を検出し、その検出結果に応じた車速データを通信I/F1cを介してCPU1dに送信する。
CPU1dは、ROM1fに記憶されている制御プログラムに従って動作し、ユニットセンサ1bから得られる加速度データと、通信I/F1cを介してサテライトセンサ6から得られる加速度データとを基に車両衝突が発生したか否かを判定し、その判定結果に応じて点火回路1eを制御することにより、乗員保護装置であるエアバッグ8の起動(展開)制御を行う。なお、上記のような加速度データに基づく衝突判定手法としては、従来と同様の手法を採用できるため、本実施形態では説明を省略する。
また、このCPU1dは、イグニションスイッチ2のオン回数(起動回数)をカウントする機能や故障診断機能を有し、これらの機能によって得られるイグニション・オン回数や故障診断履歴、さらに衝突判定履歴、エアバッグ8の起動履歴、エンジンデータ、ブレーキングデータ、車速データ等をバックアップデータとしてRAM1gに一時的に記憶し、そのバックアップデータを所定条件の成立をトリガとしてフラッシュメモリ1hに記憶するバックアップ機能を有している。なお、このようにCPU1dが有するバックアップ機能の詳細については後述する。
点火回路1eは、CPU1dによる制御の下、エアバッグ8のインフレータ内部のスクイブに電流を流して点火することにより、エアバッグ8を展開する。このエアバッグ8としては、運転席及び助手席エアバッグやサイドエアバッグ、カーテンエアバッグ等が挙げられる。なお、車両衝突時に起動する乗員保護装置としてエアバッグ8だけでなく、シートベルトプリテンショナ等を加えても良い。
ROM1fは、CPU1dで実行される制御プログラムやエアバッグ8の起動制御に必要な不揮発性データ等を予め記憶している読出し専用の不揮発メモリである。RAM1gは、上述したバックアップデータやCPU1dが各種処理を実行する上で必要な揮発性データを一時的に記憶するために使用される書換え可能な揮発性メモリである。フラッシュメモリ1hは、RAM1gに一時的に記憶されたバックアップデータを、所定条件成立後に記憶するためにバックアップ用メモリとして使用される書換え可能な不揮発性メモリである。
図2に示すように、本実施形態では、フラッシュメモリ1hの全容量を64kbyteと想定する。また、フラッシュメモリ1hの記憶領域は1データレコード単位であるセクターに分割されており、バックアップデータの書き込みはセクター単位で行われる。本実施形態では、1セクター当たりの容量を16byteと想定しているため、フラッシュメモリ1hの記憶領域は4000個のセクター(セクター「0」〜「3999」)に分割される。
16byteのセクター容量の内、15byteは実データ領域(バックアップデータの記憶領域)に割り当てられ、残り1byteは管理データ領域(実データ領域に記憶されているバックアップデータの種別を表す管理データの記憶領域)に割り当てられている。例えば、あるセクターにバックアップデータとして車速データを記憶する場合、実データ領域には車速データそのものが記憶され、管理データ領域には実データ領域に車速データが記憶されていることを指し示す管理データが記憶される。なお、記憶したいバックアップデータが1セクター内に収まりきらない場合には、複数のセクターがそのバックアップデータの記憶用に割り当てられることになる。
また、本実施形態のフラッシュメモリ1hにおいて、記憶されているバックアップデータの消去は、消去可能な最小単位であるブロック毎に行われる。本実施形態では、この消去可能な最小単位であるブロックの容量を16kbyteと想定しているため、フラッシュメモリ1hの記憶領域は4つのブロック(ブロック「1」〜「4」)で区分され、1ブロックにつき、1000個のセクターデータが一括して消去されることになる。
なお、本実施形態では、セクター「0」のアドレスが最も小さいアドレスであり、セクター「3999」のアドレスが最も大きいアドレスであるとし、セクター「0」のアドレスを全記憶領域の先頭アドレス、セクター「3999」のアドレスを全記憶領域の終了アドレスと想定する。
次に、上記のように構成された本実施形態に係るSRSユニット1の動作について説明する。なお、本実施形態に係るSRSユニット1におけるエアバッグ8の起動制御に関する動作は従来と同様であるため説明を省略し、以下ではバックアップデータのバックアップに関する動作について詳細に説明する。
図3は、電源投入時(イグニションスイッチ2のオン時)において、CPU1dが実行する初期化処理を表すフローチャートである。この図3に示すように、CPU1dは、初期化処理において、まず、フラッシュメモリ1hのブランクチェック処理を行う(ステップS1)。ここで、ブランクチェック処理とは、フラッシュメモリ1hの記憶領域の先頭アドレスから終了アドレスまでの全セクターを走査することにより、フラッシュメモリ1hに存在する消去済み領域を検索してその先頭アドレス及び終了アドレスを抽出することを指す。
例えば、図4に示すように、ブロック「1」の全セクターと、ブロック「3」のセクター「2002」〜「2999」と、ブロック「4」の全セクターとを含む領域が消去済み領域である場合、セクター「2002」のアドレスが消去済み領域の先頭アドレスとなり、セクター「999」のアドレスが消去済み領域の終了アドレスとなる。この理由は、後述するように本実施形態では、消去済み領域の先頭アドレス(小さい側のアドレス)から順番にバックアップデータの書込みを行い(セクター「3999」まで書き込みが終了したらセクター「0」に戻る)、また、バックアップデータを消去する場合(消去済み領域を確保する場合)には、現在の消去済み領域の終了アドレスの次アドレスを先頭アドレスに持つブロックからブロック単位で消去していくためである。
そのため、図5(a)に示すように、1ブロックの小さい側のアドレスのセクターのみが消去済みである状態や、図5(b)に示すように、消去済み領域が連続した1つの領域ではない状態などは、フラッシュメモリ1hに対する制御上発生し得ない。よって、ブランクチェック中にあるブロックの先頭アドレスのセクターが消去済みであれば、そのブロック全体は消去済みであるはずなので、そのブロック全体をブランクチェックし、消去済みではないセクターが存在する場合には、故障を報知するための信号を出力する機能をCPU1dに持たせることが望ましい。また、図5(b)に示すような、消去済み領域が連続した1つの領域ではない場合にも、同様に故障を報知するための信号を出力する機能をCPU1dに持たせることが望ましい。
図3に戻って説明を続けると、CPU1dは、上記のようなブランクチェック処理が完了すると、次にデータマウント処理を行う(ステップS2)。ここで、データマウント処理とは、ブランクチェック処理にて検索した消去済み領域以外の領域(つまりバックアップデータが存在する領域)に記憶されている最新のバックアップデータ及びその保存先アドレスを示す最新データ保存先アドレスを読み出して、RAM1gの共有記憶領域にテーブル上に展開することを指す。
具体的には、例えば、図6に示すように、フラッシュメモリ1hの消去済み領域以外の領域にセクター「1000」〜「2001」が含まれている場合、これらセクター「1000」〜「2001」の各々の管理データを基に同一種別のバックアップデータを検索し(例えば車速データに属するバックアップデータのみを検索する)、それら同一種別のバックアップデータから最新のバックアップデータを抽出する。バックアップデータは小さい側のアドレスから順番に書込まれているため、同一種別のバックアップデータの内、最も大きなアドレスのセクターに記憶されているものが最新のバックアップデータである。
そして、その抽出した最新のバックアップデータ(例えば最新の車速データ)と、その保存先アドレス(最新データ保存先アドレス)とを管理データと対応付けてRAM1gの共有記憶領域にテーブル上に展開する。同様に、他の種別のバックアップデータ(例えば、イグニション・オン回数や故障診断履歴等)についても、セクター「1000」〜「2001」からそれぞれの最新のバックアップデータとその最新データ保存先アドレスを抽出し、管理データと対応付けてRAM1gの共有記憶領域にテーブル上に展開する。
なお、ブランクチェック処理によって得られる消去済み領域の先頭アドレス及び終了アドレスもRAM1gに記憶しておく。
図3に戻って説明を続けると、CPU1dは、上記のようなデータマウント処理が完了すると、次にロック解除処理を行う(ステップS3)。このロック解除処理とは、フラッシュメモリ1hに書込みを禁止するロック機構が設けられている場合に、そのロック機構を解除するために行われるものである。なお、フラッシュメモリ1hにロック機構が設けられていない場合には、このステップS3の処理を省略しても良い。
以上説明した電源投入時の初期化処理によって、図6に示したように、RAM1gの共有記憶領域には、フラッシュメモリ1hに記憶されている最新のバックアップデータと、その最新データ保存先アドレスとが管理データと対応付けられてテーブル上に展開(記憶)されることになる。また、消去済み領域の先頭アドレス及び終了アドレスもRAM1gに記憶されることになる。
続いて、図7のフローチャートを参照して、通常動作時においてCPU1dが実行するバックアップ処理について説明する。なお、このバックアップ処理は、所定周期で繰り返し実行されるものである。また、CPU1dは、通常動作時において、このバックアップ処理と並行して、初期化処理によってRAM1gの共有記憶領域に展開されたバックアップデータを、新たに取得したバックアップデータに更新する処理を所定周期で行っている。つまり、通常動作時において、RAM1gの共有記憶領域に展開されたバックアップデータは、逐次、新たなバックアップデータに更新されている。これを前提として、以下、バックアップ処理について説明する。
図7に示すように、CPU1dは、バックアップ処理において、まず、フラッシュメモリ1hに対するデータライト処理を行う(ステップS10)。ここで、データライト処理とは、RAM1gの共有記憶領域に記憶されているバックアップデータと、フラッシュメモリ1hの最新データ保存先アドレスに記憶されているバックアップデータとを比較して、両者が不一致であった場合に(所定条件が成立した場合に)、RAM1gの共有記憶領域からバックアップデータを読み出して、フラッシュメモリ1hにおける消去済み領域の先頭アドレスから順番に書込みを行うことを指す。
具体的には、例えば、図8に示すように、RAM1gの共有記憶領域に記憶されているバックアップデータの内、車速データの最新データ保存先アドレスがセクター「1002」のアドレスを示すものであった場合を想定すると、CPU1dは、RAM1gの共有記憶領域に記憶されている車速データと、フラッシュメモリ1hのセクター「1002」に記憶されている車速データとを比較する。
そして、CPU1dは、両者が不一致の場合、図9に示すように、RAM1gの共有記憶領域から車速データを読み出して、現在の消去済み領域の先頭アドレス(セクター「2002」のアドレス)への書込みを行うと共に、RAM1g上の車速データに関する最新データ保存先アドレスをセクター「2002」のアドレスに更新し、また、消去済み領域の先頭アドレスをセクター「2003」のアドレスに更新する。
上記のようなデータライト処理が、各種別のバックアップデータ毎に行われることにより、消去済み領域の先頭アドレスから順番に新たなバックアップデータが書込まれ、その書込みアドレスに応じて、RAM1g上の最新データ保存先アドレスと、消去済み領域の先頭アドレスとが逐次更新される。つまり、RAM1g上の最新データ保存先アドレスは、常に、その種別の最新バックアップデータの保存先を指し示し、RAM1g上の消去済み領域の先頭アドレスは、常に、フラッシュメモリ1hに存在する消去済み領域の最新の先頭アドレスを指し示すことになる。
図7に戻って説明を続けると、CPU1dは、上記のようなデータライト処理が完了すると、フラッシュメモリ1hへの書込みが発生したか否かを判断し(ステップS11)、「Yes」の場合はバックアップ処理を終了する一方、「No」の場合はガベージコレクション処理を行う(ステップS12)。ここで、ガベージコレクション処理とは、フラッシュメモリ1hに存在する消去済み領域の総容量を監視し、当該総容量が規定容量以下となった場合に、消去済み領域の終了アドレスの次アドレスを先頭アドレスに持つブロック内のバックアップデータを消去することで常に一定容量の消去済み領域を確保することを指す。
例えば、消去済み領域の総容量が2ブロック分の容量以下になった場合に、ブロック消去を行うと規定されている場合を想定すると、図10に示すように、ブロック「1」とブロック「4」とが消去済み領域として存在する場合、ブロック「2」を消去対象ブロックとしてバックアップデータの消去を行う。なお、現存する消去済み領域の総容量は、RAM1g上に記憶されている消去済み領域の先頭アドレス及び終了アドレスを用いて算出することができる。
ここで、消去対象ブロックであるブロック「2」に、有効データ、つまり最新のバックアップデータが存在する場合、当該最新のバックアップデータを現存する消去済み領域の先頭アドレスから順番に書込んだ後に、ブロック「2」内のバックアップデータを消去する。具体的には、例えば、図11に示すように、消去対象ブロック「2」のセクター「1998」とセクター「1999」に最新のバックアップデータが存在すると想定すると、セクター「1998」のバックアップデータを、消去済み領域の先頭アドレスのセクター「3000」に書込み、セクター「1999」のバックアップデータを、消去済み領域の先頭アドレスの次アドレスのセクター「3001」に書込む。
そして、上記のようなバックアップデータの退避が完了すると、図12に示すように、消去対象ブロック「2」のバックアップデータを消去すると共に、RAM1g上に記憶されている消去済み領域の先頭アドレス及び終了アドレスを更新する。つまり、新たな消去済み領域の先頭アドレスは、セクター「3002」のアドレスとなり、新たな消去済み領域の終了アドレスは、セクター「1999」のアドレスとなる。
以上説明したバックアップ処理が所定周期で繰り返されることにより、フラッシュメモリ1hの記憶領域において常に一定容量(少なくとも2ブロック分の容量)の消去済み領域が確保されつつ、その消去済み領域の先頭アドレスから順番に新たなバックアップデータの書込みが行われることになる。
すなわち、本実施形態では、単純に消去→書込みによってフラッシュメモリ1hの書換え動作を行うのではなく、バックアップデータの更新(書き換え)を行わない期間に長い処理時間が必要な消去動作のみを行って、常に一定容量の消去済み領域を確保しておくことにより、実際にバックアップデータの更新を行う場合には、高速動作が可能な書込み動作だけを行えば良いため、フラッシュメモリ1hにおけるバックアップデータの書き換え時間を短縮することができる。
また、フラッシュメモリ1hの1セル当たりに規定された書き換え回数は不変であるが、消去済み領域の先頭アドレスから順番に新たなバックアップデータの書込みを行うことにより、1セル当たりのウェアレベルを削減することができ、その結果、フラッシュメモリ1hの実質的な書き換え回数の上限を延ばすことができる。例えば、バックアップデータの総容量を2kbyteと想定すると、16kbyteの1ブロック当たり、規定書き換え回数×8回の書き換え回数を保証でき、4ブロック全体では、規定書き換え回数×32回の書き換え回数を保証できるようになる。
以上のように、本実施形態によれば、バックアップ用メモリとしてフラッシュメモリを使用した場合におけるフラッシュメモリ特有の課題(書き換え時間が長い、書き換え回数が少ない)を解決することが可能となる。
なお、上記実施形態では、CPU1d、RAM1g及びフラッシュメモリ1hによって構成されるバックアップ装置を備えた車両用電子制御装置として、SRSエアバッグシステムを統括制御するSRSユニット1を例示して説明したが、この他、バックアップ機能が必要な車両用電子制御装置(例えばエンジン制御用ECU4など)であれば、本実施形態におけるバックアップ装置を適用することができる。また、車両用電子制御装置に限らず、バックアップ機能が必要な電子機器であれば、本実施形態におけるバックアップ装置を適用することができる。
本発明の一実施形態におけるバックアップ装置を備える車両用電子制御装置(SRSユニット1)の構成概略図である。 フラッシュメモリ1hの記憶領域に関する説明図である。 SRSユニット1のCPU1dの電源投入時における初期化処理を表すフローチャートである。 初期化処理おけるブランクチェック処理に関する第1説明図である。 初期化処理おけるブランクチェック処理に関する第2説明図である。 初期化処理おけるデータマウント処理に関する説明図である。 SRSユニット1のCPU1dの通常動作時におけるバックアップ処理を表すフローチャートである。 バックアップ処理おけるデータライト処理に関する第1説明図である。 バックアップ処理おけるデータライト処理に関する第2説明図である。 バックアップ処理おけるガベージコレクション処理に関する第1説明図である。 バックアップ処理おけるガベージコレクション処理に関する第2説明図である。 バックアップ処理おけるガベージコレクション処理に関する第3説明図である。 フラッシュメモリとEEPROMとの性能比較表である。
符号の説明
1…SRSユニット、1a…電源回路、1b…ユニットセンサ、1c…通信I/F、1d…CPU(Central Processing Unit)、1e…点火回路、1f…ROM(Read Only Memory)、1g…RAM(Random Access Memory)、1h…フラッシュメモリ、2…イグニションスイッチ、3…外部電源、4…エンジン制御用ECU、5…ABS用ECU、6…サテライトセンサ、7…車速センサ、8…エアバッグ

Claims (11)

  1. 揮発性メモリに一時的に記憶したバックアップデータを、所定条件の成立をトリガとしてフラッシュメモリに記憶するバックアップ方法であって、
    前記フラッシュメモリの記憶領域において常に消去済み領域を確保しておき、前記バックアップデータを記憶する際には前記消去済み領域の先頭アドレスから順番にバックアップデータの書込みを行うことを特徴とするバックアップ方法。
  2. 前記消去済み領域の総容量を監視し、当該総容量が規定容量以下となった場合に、前記消去済み領域の終了アドレスの次アドレスを先頭アドレスに持つ、消去可能な最小単位であるブロック内のバックアップデータを消去することで消去済み領域を確保することを特徴とする請求項1記載のバックアップ方法。
  3. 消去すべき前記ブロック内に最新のバックアップデータが存在する場合、当該最新のバックアップデータを現存する消去済み領域の先頭アドレスから順番に書き込んだ後に、前記ブロック内のバックアップデータを消去することを特徴とする請求項2記載のバックアップ方法。
  4. 電源投入時の初期化処理において、前記フラッシュメモリに存在する消去済み領域を検索してその先頭アドレス及び終了アドレスを抽出すると共に、前記検索された消去済み領域以外の領域に記憶されている最新のバックアップデータ及びその保存先アドレスを示す最新データ保存先アドレスを前記揮発性メモリに展開し、
    通常動作時において、前記揮発性メモリに展開されたバックアップデータを新たに取得したバックアップデータに更新すると共に、前記揮発性メモリのバックアップデータと、前記フラッシュメモリの前記最新データ保存先アドレスに記憶されているバックアップデータとを比較して、両者が不一致であった場合に、前記フラッシュメモリにおける前記消去済み領域の先頭アドレスから順番に前記更新後のバックアップデータの書き込みを行い、その書き込みアドレスに応じて前記最新データ保存先アドレスと前記消去済み領域の先頭アドレスとを更新することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバックアップ方法。
  5. 前記フラッシュメモリの記憶領域は1データレコード単位であるセクターに分割されており、当該セクター単位で前記バックアップデータの書き込みを行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバックアップ方法。
  6. 揮発性メモリと、フラッシュメモリと、前記揮発性メモリに一時的に記憶したバックアップデータを、所定条件の成立をトリガとしてフラッシュメモリに記憶するメモリ制御手段とを備えるバックアップ装置であって、
    前記メモリ制御手段は、前記フラッシュメモリの記憶領域において常に消去済み領域を確保しておき、前記バックアップデータを記憶する際には前記消去済み領域の先頭アドレスから順番にバックアップデータの書込みを行うことを特徴とするバックアップ装置。
  7. 前記メモリ制御手段は、前記消去済み領域の総容量を監視し、当該総容量が規定容量以下となった場合に、前記消去済み領域の終了アドレスの次アドレスを先頭アドレスに持つ、消去可能な最小単位であるブロック内のバックアップデータを消去することで消去済み領域を確保することを特徴とする請求項6記載のバックアップ装置。
  8. 前記メモリ制御手段は、消去すべき前記ブロック内に最新のバックアップデータが存在する場合、当該最新のバックアップデータを現存する消去済み領域の先頭アドレスから順番に書き込んだ後に、前記ブロック内のバックアップデータを消去することを特徴とする請求項7記載のバックアップ装置。
  9. 前記メモリ制御手段は、電源投入時の初期化処理において、前記フラッシュメモリに存在する消去済み領域を検索してその先頭アドレス及び終了アドレスを抽出すると共に、前記検索された消去済み領域以外の領域に記憶されている最新のバックアップデータ及びその保存先アドレスを示す最新データ保存先アドレスを前記揮発性メモリに展開し、
    通常動作時において、前記揮発性メモリに展開されたバックアップデータを新たに取得したバックアップデータに更新すると共に、前記揮発性メモリのバックアップデータと、前記フラッシュメモリの前記最新データ保存先アドレスに記憶されているバックアップデータとを比較して、両者が不一致であった場合に、前記フラッシュメモリにおける前記消去済み領域の先頭アドレスから順番に前記更新後のバックアップデータの書き込みを行い、その書き込みアドレスに応じて前記最新データ保存先アドレスと前記消去済み領域の先頭アドレスとを更新することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載のバックアップ装置。
  10. 前記フラッシュメモリの記憶領域は1データレコード単位であるセクターに分割されており、前記メモリ制御手段は、前記セクター単位で前記バックアップデータの書き込みを行うことを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項に記載のバックアップ装置。
  11. 車両状態に関する情報をバックアップデータとしてフラッシュメモリに記憶する請求項6〜10のいずれか一項に記載のバックアップ装置を備えることを特徴とする車両用電子制御装置。
JP2008286466A 2008-11-07 2008-11-07 バックアップ方法及び装置並びに車両用電子制御装置 Expired - Fee Related JP5364340B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008286466A JP5364340B2 (ja) 2008-11-07 2008-11-07 バックアップ方法及び装置並びに車両用電子制御装置
CN200910221110A CN101739312A (zh) 2008-11-07 2009-11-03 备份方法、备份装置和车辆控制器
US12/611,308 US20100122018A1 (en) 2008-11-07 2009-11-03 Backup method, backup device, and vehicle controller
EP20090013830 EP2184683A1 (en) 2008-11-07 2009-11-03 Backup method, backup device, and vehicle controller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008286466A JP5364340B2 (ja) 2008-11-07 2008-11-07 バックアップ方法及び装置並びに車両用電子制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010113580A true JP2010113580A (ja) 2010-05-20
JP5364340B2 JP5364340B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=41697867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008286466A Expired - Fee Related JP5364340B2 (ja) 2008-11-07 2008-11-07 バックアップ方法及び装置並びに車両用電子制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20100122018A1 (ja)
EP (1) EP2184683A1 (ja)
JP (1) JP5364340B2 (ja)
CN (1) CN101739312A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137624A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Samson Co Ltd データ保存手段を持った運転制御装置
WO2014129112A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 株式会社デンソー 車両用データ処理装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8891298B2 (en) 2011-07-19 2014-11-18 Greenthread, Llc Lifetime mixed level non-volatile memory system
JP5728982B2 (ja) * 2010-02-26 2015-06-03 株式会社Jvcケンウッド 処理装置および書込方法
CN102063380B (zh) * 2010-12-31 2012-11-21 北京握奇数据系统有限公司 一种向非易失性存储器写入数据的方法及装置
US9823859B2 (en) * 2014-11-06 2017-11-21 Western Digital Technologies, Inc. Mechanical shock mitigation for data storage
JP7367359B2 (ja) * 2018-08-10 2023-10-24 株式会社デンソー 車両用電子制御システム、ファイルの転送制御方法、ファイルの転送制御プログラム及び装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002082841A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Nissan Motor Co Ltd 電子制御装置の制御データ記憶装置
JP2005322293A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Pioneer Electronic Corp メモリ制御装置、車載用機器、メモリ制御方法、メモリ制御プログラムおよび記録媒体
JP2006178528A (ja) * 2004-12-20 2006-07-06 Aisin Seiki Co Ltd 記憶手段の使用方法及びこれを用いた演算装置、制御プログラム
JP2008077221A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Denso Corp 車両用制御装置
JP2008165433A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Fujitsu Ten Ltd 情報記録装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6535949B1 (en) * 1999-04-19 2003-03-18 Research In Motion Limited Portable electronic device having a log-structured file system in flash memory
JP3967121B2 (ja) * 2001-12-11 2007-08-29 株式会社ルネサステクノロジ ファイルシステム、ファイルシステム制御方法およびファイルシステムを制御するためのプログラム
JP3852347B2 (ja) 2002-03-04 2006-11-29 日産自動車株式会社 車両用情報記録方法及び装置
JP2003296177A (ja) * 2002-04-03 2003-10-17 Sony Corp 記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
US7409489B2 (en) * 2005-08-03 2008-08-05 Sandisk Corporation Scheduling of reclaim operations in non-volatile memory

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002082841A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Nissan Motor Co Ltd 電子制御装置の制御データ記憶装置
JP2005322293A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Pioneer Electronic Corp メモリ制御装置、車載用機器、メモリ制御方法、メモリ制御プログラムおよび記録媒体
JP2006178528A (ja) * 2004-12-20 2006-07-06 Aisin Seiki Co Ltd 記憶手段の使用方法及びこれを用いた演算装置、制御プログラム
JP2008077221A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Denso Corp 車両用制御装置
JP2008165433A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Fujitsu Ten Ltd 情報記録装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014137624A (ja) * 2013-01-15 2014-07-28 Samson Co Ltd データ保存手段を持った運転制御装置
WO2014129112A1 (ja) * 2013-02-20 2014-08-28 株式会社デンソー 車両用データ処理装置
JP2014159247A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Denso Corp 車両用データ処理装置
US9691197B2 (en) 2013-02-20 2017-06-27 Denso Corporation Data processing apparatus for vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
EP2184683A1 (en) 2010-05-12
CN101739312A (zh) 2010-06-16
US20100122018A1 (en) 2010-05-13
JP5364340B2 (ja) 2013-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5364340B2 (ja) バックアップ方法及び装置並びに車両用電子制御装置
JP2002183876A (ja) 車両データの記録方法,その装置,メモリ装置及びコンピュータプログラム
JP3852347B2 (ja) 車両用情報記録方法及び装置
EP1910847A2 (en) Vehicular data recording apparatus
US6345219B1 (en) Occupant protection control system and method of controlling the occupant protection control system
JP4480815B2 (ja) メモリ書き換え方法及びコンピュータシステム
US8700266B2 (en) Data recording apparatus for vehicle
US8913435B2 (en) Method and device for programming data into non-volatile memories
US9202320B2 (en) Event information collecting system for vehicle and method for collecting event information on vehicle
JP6485990B2 (ja) ドライブレコーダ
JP2014186466A (ja) データ記憶装置及びデータ記憶方法
US20030168839A1 (en) Airbag system collision history recording method
JP4501159B2 (ja) 自動車用制御ユニット
JP5635941B2 (ja) 自動車用電子制御装置
JP5342203B2 (ja) 車両用情報記録装置
JP3520615B2 (ja) 車両用データ記録装置
WO2018079537A1 (ja) 電子制御装置及びそのデータ保護方法
US8095262B2 (en) Vehicular control apparatus and program storage medium
JP5971129B2 (ja) 車両情報記録装置
JP4692806B2 (ja) 記憶手段の使用方法及びこれを用いた演算装置、制御プログラム
JP6975581B2 (ja) 車両情報記憶装置
JP2019045952A (ja) 車両情報記憶装置
JP6561951B2 (ja) 情報管理装置
KR20040053895A (ko) 차량용 블랙박스장치 및 그 제어방법
US7802811B2 (en) Safety system for vehicle occupants

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130312

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees