JP2006178528A - 記憶手段の使用方法及びこれを用いた演算装置、制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記憶手段9内に夫々独立して一括消去可能で同一構成の独立領域91,92を少なくとも2つ有し、各独立領域を、優先順位を付けて使用される複数の同一構成のデータエリアに分割し、各データエリアを複数種類のデータの記録に対応した複数のデータセルに分割して区画整理する。記録されるデータに対応したデータセルに未記録のものが存在した場合に、優先順位に応じたデータエリアに属するデータセルにデータを追記し、未記録のものが存在しなかった場合に、他方の独立領域の第一優先順位のデータエリアにデータを書き込むと共に他の全ての種類の最新のデータをこの第一優先順位のデータエリアに転記し、一方の独立領域を一括消去する
【選択図】 図3
Description
追記可能、且つ一定の領域毎に一括消去した後に任意に再記録可能な記憶素子で構成された記憶手段に、複数種類のデータを繰り返し更新記録するためのものであって、
前記記憶手段内に夫々独立して一括消去可能で同一構成の独立領域を少なくとも2つ有し、各独立領域を、優先順位を付けて使用される複数の同一構成のデータエリアに分割し、各データエリアを複数種類のデータの記録に対応した複数のデータセルに分割して区画整理すると共に、
各データの記録指令に応じて、記録対象となる一方の前記独立領域を選定する領域選定工程と、
記録される前記データに対応した前記データセルの内、未記録のものが前記一方の独立領域に存在するか否かを検索する検索工程と、
未記録のものが存在した場合に、前記優先順位に応じた前記データエリアに属する前記データセルにデータを追記する追記工程と、
未記録のものが存在しなかった場合に、他方の前記独立領域の第一優先順位の前記データエリアに属する前記データセルに前記データを書き込む書込工程と、
この書込工程に続いて、前記一方の独立領域の他の全ての種類の最新のデータを前記他方の独立領域の前記第一優先順位のデータエリアに転記する転記工程と、
この転記工程が行われた場合には、前記一方の独立領域を一括消去する一括消去工程と、
を行う点にある。
前記独立領域に、前記データエリアに属する前記データセルの記録状態を管理する管理エリアを設け、
前記検索工程において、前記管理エリアに記録された情報を用いて、記録される前記データに対応した前記データセルの内、未記録のものが存在するか否かを検索し、
これに基づいて、前記追記工程、又は、前記書込工程及び前記転記工程を行った後、これらの工程が実施された前記独立領域の前記管理エリアに、前記データセルの記録状態を追記する管理情報記録工程を行うと好適である。
主制御部と、
この主制御部によって実行されるプログラムを記憶するプログラム領域と、任意のデータの記憶が可能なデータ領域と、に区分された記憶部と、
を有するものであって、
前記記憶部は、追記可能且つ一定領域毎に一括消去した後に再記録可能な記憶素子で構成され、
前記データ領域内に、同一構成且つ夫々独立して一括消去可能な独立領域を少なくとも2つ有し、
各独立領域は、さらに複数の同一構成のデータエリアに区分され、各データエリアは、さらに複数種類のデータの記録に対応した複数のデータセルに分割して区画整理され、
前記主制御部は、各データの記録指令に応じて、記録対象となる一方の前記独立領域を選定し、選定した前記一方の独立領域内に記録対象のデータに対応した未記録の対象データセルを有する前記データエリアが存在する場合には、その対象データセルが所属する前記データエリアにデータを追記し、
未記録のものが存在しなかった場合に、他方の前記独立領域の第一優先順位の前記データエリアに属する前記データセルに前記データを書き込むと共に、
前記一方の独立領域の他の全ての種類の最新のデータを前記他方の独立領域の前記第一優先順位のデータエリアに転記し、
この転記が行われた場合には、前記一方の独立領域を一括消去する点にある。
追記可能、且つ一定の領域毎に一括消去した後に任意に再記録可能な記憶素子で構成された記憶手段に、複数種類のデータを繰り返し更新記録するためにコンピュータに実行させるものであって、
前記記憶手段内に夫々独立して一括消去可能で同一構成の独立領域を少なくとも2つ有し、各独立領域を、優先順位を付けて使用される複数の同一構成のデータエリアに分割し、各データエリアを複数種類のデータの記録に対応した複数のデータセルに分割して区画整理すると共に、
各データの記録指令に応じて、記録対象となる一方の前記独立領域を選定する領域選定機能と、
記録される前記データに対応した前記データセルの内、未記録のものが前記一方の独立領域に存在するか否かを検索する検索機能と、
未記録のものが存在した場合に、前記優先順位に応じた前記データエリアに属する前記データセルにデータを追記する追記機能と、
未記録のものが存在しなかった場合に、他方の前記独立領域の第一優先順位の前記データエリアに属する前記データセルに前記データを書き込む書込機能と、
この書込機能に続いて、前記一方の独立領域の他の全ての種類の最新のデータを前記他方の独立領域の前記第一優先順位のデータエリアに転記する転記機能と、
この転記機能が行われた場合には、前記一方の独立領域を一括消去する一括消去機能と、
をコンピュータに実行させる点にある。
不揮発性のメモリへの記録は、上記の例のように繰り返し更新が必要とされるものばかりとは限らない。例えば、ECU1の製造番号やプログラムバージョン、車両の車検回数、点検回数、工場出荷から所定の時期(例えば納品)までのエンジン始動回数等、50〜100回程度の追記までしか必要のないものもある。そこで、図5に示すように、管理エリアによって管理されず、単に追記のみされていく用途に用いる領域も管理対象外データエリアとして設けた。この管理対象外データエリアは、規定値等を設けて管理エリアで管理されないが、既に記録済か、初期化状態かは記録されたデータの有無で容易に判断できる。また、既に記録されたデータが記録されたアドレスの次のアドレスを指定するだけで、次の記録場所を探すことも容易である。
2 センサ
5 マイクロプロセッサ(演算装置)
6 主制御部
8 プログラム領域(記憶部)
9 データ領域(記憶部、記憶手段)
91 独立領域(ブロック1)
92 独立領域(ブロック2)
Claims (4)
- 追記可能、且つ一定の領域毎に一括消去した後に任意に再記録可能な記憶素子で構成された記憶手段に、複数種類のデータを繰り返し更新記録するための記憶手段の使用方法であって、
前記記憶手段内に夫々独立して一括消去可能で同一構成の独立領域を少なくとも2つ有し、各独立領域を、優先順位を付けて使用される複数の同一構成のデータエリアに分割し、各データエリアを複数種類のデータの記録に対応した複数のデータセルに分割して区画整理すると共に、
各データの記録指令に応じて、記録対象となる一方の前記独立領域を選定する領域選定工程と、
記録される前記データに対応した前記データセルの内、未記録のものが前記一方の独立領域に存在するか否かを検索する検索工程と、
未記録のものが存在した場合に、前記優先順位に応じた前記データエリアに属する前記データセルにデータを追記する追記工程と、
未記録のものが存在しなかった場合に、他方の前記独立領域の第一優先順位の前記データエリアに属する前記データセルに前記データを書き込む書込工程と、
この書込工程に続いて、前記一方の独立領域の他の全ての種類の最新のデータを前記他方の独立領域の前記第一優先順位のデータエリアに転記する転記工程と、
この転記工程が行われた場合には、前記一方の独立領域を一括消去する一括消去工程と、
を行う記憶手段の使用方法。 - 前記独立領域に、前記データエリアに属する前記データセルの記録状態を管理する管理エリアを設け、
前記検索工程において、前記管理エリアに記録された情報を用いて、記録される前記データに対応した前記データセルの内、未記録のものが存在するか否かを検索し、
これに基づいて、前記追記工程、又は、前記書込工程及び前記転記工程を行った後、これらの工程が実施された前記独立領域の前記管理エリアに、前記データセルの記録状態を追記する管理情報記録工程を行う請求項1に記載の記憶手段の使用方法。 - 主制御部と、
この主制御部によって実行されるプログラムを記憶するプログラム領域と、任意のデータの記憶が可能なデータ領域と、に区分された記憶部と、
を有する演算装置であって、
前記記憶部は、追記可能且つ一定領域毎に一括消去した後に再記録可能な記憶素子で構成され、
前記データ領域内に、同一構成且つ夫々独立して一括消去可能な独立領域を少なくとも2つ有し、
各独立領域は、さらに複数の同一構成のデータエリアに区分され、各データエリアは、さらに複数種類のデータの記録に対応した複数のデータセルに分割して区画整理され、
前記主制御部は、各データの記録指令に応じて、記録対象となる一方の前記独立領域を選定し、選定した前記一方の独立領域内に記録対象のデータに対応した未記録の対象データセルを有する前記データエリアが存在する場合には、その対象データセルが所属する前記データエリアにデータを追記し、
未記録のものが存在しなかった場合に、他方の前記独立領域の第一優先順位の前記データエリアに属する前記データセルに前記データを書き込むと共に、
前記一方の独立領域の他の全ての種類の最新のデータを前記他方の独立領域の前記第一優先順位のデータエリアに転記し、
この転記が行われた場合には、前記一方の独立領域を一括消去する演算装置。 - 追記可能、且つ一定の領域毎に一括消去した後に任意に再記録可能な記憶素子で構成された記憶手段に、複数種類のデータを繰り返し更新記録するためにコンピュータに実行させる記憶手段の制御プログラムであって、
前記記憶手段内に夫々独立して一括消去可能で同一構成の独立領域を少なくとも2つ有し、各独立領域を、優先順位を付けて使用される複数の同一構成のデータエリアに分割し、各データエリアを複数種類のデータの記録に対応した複数のデータセルに分割して区画整理すると共に、
各データの記録指令に応じて、記録対象となる一方の前記独立領域を選定する領域選定機能と、
記録される前記データに対応した前記データセルの内、未記録のものが前記一方の独立領域に存在するか否かを検索する検索機能と、
未記録のものが存在した場合に、前記優先順位に応じた前記データエリアに属する前記データセルにデータを追記する追記機能と、
未記録のものが存在しなかった場合に、他方の前記独立領域の第一優先順位の前記データエリアに属する前記データセルに前記データを書き込む書込機能と、
この書込機能に続いて、前記一方の独立領域の他の全ての種類の最新のデータを前記他方の独立領域の前記第一優先順位のデータエリアに転記する転記機能と、
この転記機能が行われた場合には、前記一方の独立領域を一括消去する一括消去機能と、
をコンピュータに実行させる記憶手段の制御プログラム。
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