JP2010111889A - 成膜方法および成膜装置、ならびに記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】成膜方法は、基板を処理容器内に搬入する工程と、処理容器内の基板温度が処理容器内に導入される際の原料ガスの温度よりも低い段階で処理容器内に原料ガスを導入し、基板表面に原料ガスを集積させる工程と、原料ガスの導入を継続しつつ基板温度を成膜温度まで上昇させる過程で、基板上に膜形成のための核付を行う工程と、原料ガスの導入を継続しつつ基板温度を成膜温度に保持して基板上に所定の膜を成膜する工程とを有する。
【選択図】図2
Description
また、このような方法を実行させるプログラムが記憶された記憶媒体を提供することを目的とする。
第1の実施形態では、成膜ガスとして原料ガスを供給し、熱により原料ガスを分解させる一分子反応により金属膜を得る成膜方法を示す。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る成膜方法を実施するための成膜装置を示す断面図である。
この成膜装置100は、気密に構成された略円筒状のチャンバ1を有している。チャンバ1の底壁1bの中央部には円形の開口部7が形成されており、底壁1bにはこの開口部7と連通し、下方に向けて突出する排気室8が設けられている。チャンバ1内には被処理体であるウエハWを水平に支持するためのAlN等のセラミックスからなるサセプタ(載置台)2が設けられている。このサセプタ2は、排気室8の底部中央から上方に延びる円筒状の支持部材3により支持されている。サセプタ2の外縁部にはウエハWをガイドするためのガイドリング4が設けられている。また、サセプタ2には抵抗加熱型のヒーター5が埋め込まれており、このヒーター5はヒーター電源6から給電されることによりサセプタ2を加熱して、その熱で被処理体であるウエハWを加熱する。この熱によりチャンバ1内に導入された原料ガスが熱分解される。この際に、サセプタ2は成膜に都合の良い所定の温度に加熱される。チャンバ1の壁にもヒーター(図示せず)が埋め込まれており、チャンバ1の壁を所定温度に加熱することができるようになっている。
次に、このように構成された成膜装置100にて実施される本実施形態の成膜方法について説明する。図2は、この方法のシーケンスと各工程でのガス流量、圧力、温度を示すチャートである。
まず、ヒーター5によりサセプタ2を所定温度に加熱した状態にして、排気装置9の真空ポンプによりチャンバ1内を排気して、チャンバ1内の圧力を50mTorr(6.7Pa)以下の低圧に真空排気した状態とし、ゲートバルブ30を開にして搬入出口29を介して隣接するトランスファチャンバ(図示せず)からウエハWをチャンバ1内に搬入し、サセプタ2上に載置する(工程1)。
第2の実施形態では、成膜ガスとして原料ガスおよび原料ガスと反応する反応ガスを供給し、熱により原料ガスと反応ガスとの二分子反応により金属膜を得る成膜方法を示す。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る成膜方法を実施するための成膜装置を示す断面図である。
この成膜装置100′は、反応ガス供給系が付加されている他は、図1の成膜装置100と全く同じ構成を有しており、図1と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
次に、このように構成された成膜装置100′にて実施される本実施形態の成膜方法について説明する。図7は、この方法のシーケンスと各工程でのガス流量、圧力、温度を示すチャートである。
ここでは、基本的に第1の実施形態と同様、工程1〜6により成膜を行うが、工程3の核付プロセスおよび工程4のCVD成膜の際に、反応ガスRの供給が付加されている点のみが第1の実施形態の方法と相違している。
(実施例1)
ここでは、上記第1の実施形態に対応する一分子熱分解反応(S→P+B)の例について説明する。
原料ガスS:ヘキサカルボニルタングステンW(CO)6
キャリアガスNc:Ar
圧力調整ガスNp:Ar
サセプタ温度:300℃
の条件で、以下の手順で成膜を行った。
サセプタを300℃に加熱した状態で、トランスファチャンバとチャンバの圧力を10mTorr(1.33Pa)以下まで減圧した。次にゲートバルブを開けてトランスファチャンバからアームによってウエハをチャンバ内で突出した位置にある昇降ピン上に搬送し、アームをトランスファチャンバへ戻し、ゲートバルブを閉めた。
昇降ピンを突出したままの状態(アンロード位置)に保持し、キャリアガスNcを200sccm(mL/min)の流量で成膜原料容器へ導入して、チャンバへ原料ガスSを5sccmの流量で輸送し、チャンバ圧力を50mTorr(6.7Pa)に調整した。
昇降ピンを下降させ、ウエハをサセプタ上に載置した。キャリアガスNcと原料ガスSの流量は工程2と同等に保持し、圧力調整ガスNpを200sccmの流量でチャンバへ導入し、チャンバ内の圧力を1000mTorr
に調整した。
キャリアガスNc、原料ガスS、圧力調整ガスNpの流量を工程3と同じに保持し、チャンバ内の圧力も工程と同じに保持し、ウエハ温度を280℃にして成膜を行った。
キャリアガスNcを成膜原料容器を迂回するように流して原料ガスSの輸送を停止させ、キャリアガスNcはそのままチャンバへ導入し、圧力調整ガスNpはそのままの流量でチャンバへ供給してパージガスとして機能させた。圧力調整弁の開度を徐々に大きくして、引ききりとした。
キャリアガスNc、圧力調整ガスNpの導入を停止し、圧力調整を停止してチャンバ内の圧力を10mTorr以下とした。ウエハを昇降ピンでアンロード位置に持ち上げ、ゲートバルブを開け、アームによってチャンバからトランスファチャンバへ搬出した。
ここでは、上記第2の実施形態に対応する二分子還元反応(S+R→P+B)の例について説明する。
原料ガスS:アリルシクロペンタジエニルニッケルNi(Allyl)(Cp)
キャリアガスNc:Ar
圧力調整ガスNp:Ar
還元反応ガスR:H2
サセプタ温度:160℃
の条件で、以下の手順で成膜を行った。
サセプタを160℃に加熱した状態で、トランスファチャンバとチャンバの圧力を10mTorr(1.33Pa)以下まで減圧した。次にゲートバルブを開けてトランスファチャンバからアームによってウエハをチャンバ内で突出した位置にある昇降ピン上に搬送し、アームをトランスファチャンバへ戻し、ゲートバルブを閉めた。
昇降ピンを突出したままの状態(アンロード位置)に保持し、キャリアガスNcを200sccm(mL/min)の流量で成膜原料容器へ導入して、チャンバへ原料ガスSを20sccmの流量で輸送し、チャンバ圧力を50mTorr(6.7Pa)に調整した。
昇降ピンを下降させ、ウエハをサセプタ上に載置した。キャリアガスNcと原料ガスSの流量は工程2と同等に保持し、圧力調整ガスNpを100sccm、還元反応ガスRを100sccmの流量でチャンバへ導入し、チャンバ内の圧力を1000mTorr
に調整した。
キャリアガスNc、原料ガスS、圧力調整ガスNp、還元反応ガスRの流量を工程3と同じに保持し、チャンバ内の圧力も工程と同じに保持し、ウエハ温度を140℃にして成膜を行った。
キャリアガスNcを成膜原料容器を迂回するように流して原料ガスSの輸送を停止させ、キャリアガスNcはそのままチャンバへ導入し、還元反応ガスRの供給を停止し、圧力調整ガスNpはそのままの流量でチャンバへ供給してパージガスとして機能させた。圧力調整弁の開度を徐々に大きくして、引ききりとした。
キャリアガスNc、圧力調整ガスNpの導入を停止し、圧力調整を停止してチャンバ内の圧力を10mTorr以下とした。ウエハを昇降ピンで取り出し位置に持ち上げ、ゲートバルブを開け、アームによってチャンバからトランスファチャンバへ搬出した。
ここでは、上記第2の実施形態に対応する二分子分解反応(S+R→P+B)の例について説明する。
原料ガスS:2,4,ジメチルペンタジエニルエチルシクロペンタジエニルルテニウム(DER)
キャリアガスNc:Ar
圧力調整ガスNp:Ar
分解用反応ガスR:O2
サセプタ温度:300℃
の条件で、以下の手順で成膜を行った。
サセプタを300℃に加熱した状態で、トランスファチャンバとチャンバの圧力を10mTorr(1.33Pa)以下まで減圧した。次にゲートバルブを開けてトランスファチャンバからアームによってウエハをチャンバ内で突出させた昇降ピン上に搬送し、アームをトランスファチャンバへ戻し、ゲートバルブを閉めた。
昇降ピンを突出したままの状態に保持し、原料0.5g/minとキャリアガスNc100sccmとを120℃に加熱した気化器へ導入して、チャンバへ原料をガス化して輸送し、チャンバ圧力を200mTorr(26.7Pa)に調整した。
昇降ピンを成膜位置に下降させ、ウエハをサセプタ上に載置した。キャリアガスNcと原料ガスSの流量は工程2と同等に保持し、圧力調整ガスNpを200sccm、分解用反応ガスRを200sccmの流量でチャンバへ導入し、チャンバ内の圧力を1000mTorr
(133.3Pa)に調整した。
原料流量:0.1g/min
キャリアガスNc流量:100sccm
圧力調整ガスNp流量:200sccm
分解用反応ガスR流量:200sccm
チャンバ内圧力:500mTorr(66.7Pa)
の条件で300sec保持した。ウエハ温度は290℃であった。
キャリアガスNcと原料の気化器への導入を停止し、分解用還元ガスRのチャンバへの供給を停止し、圧力調整ガスNpはそのままの流量でチャンバへ供給してパージガスとして機能させた。圧力調整弁の開度を徐々に大きくして、引ききりとした。
圧力調整ガスNpの導入を停止し、圧力調整弁を全開にしてチャンバ内の圧力を10mTorr以下とした。ウエハを昇降ピンでアンロード位置に持ち上げ、ゲートバルブを開け、アームによってチャンバからトランスファチャンバへ搬出した。
ここでは、上記第2の実施形態に対応する二分子窒化物形成反応(S+R→P+B)の例について説明する。
原料ガスS:ターシャリアミルイミドトリスジメチルアミノタンタル(Taimata)
キャリアガスNc:Ar
圧力調整ガスNp:Ar
反応ガスR:NH3
サセプタ温度:300℃
の条件で、以下の手順で成膜を行った。
サセプタを300℃に加熱した状態で、トランスファチャンバとチャンバの圧力を10mTorr(1.33Pa)以下まで減圧した。次にゲートバルブを開けてトランスファチャンバからアームによってウエハをチャンバ内で突出した位置にある昇降ピン上に搬送し、アームをトランスファチャンバへ戻し、ゲートバルブを閉めた。
昇降ピンを突出したままの状態(アンロード位置)に保持し、キャリアガスNcを60℃に加熱した成膜原料容器に供給し、バブリング法によりその中の原料を蒸発させ原料ガスS(原料蒸気)をチャンバへ輸送し、チャンバ圧力を70mTorr(9.3Pa)に調整した。
昇降ピンを成膜位置に下降させ、ウエハをサセプタ上に載置した。キャリアガスNcと原料ガスSの流量は工程2と同等に保持し、圧力調整ガスNpを200sccm、反応ガスRを500sccmの流量でチャンバへ導入し、チャンバ内の圧力を1000mTorr
(133.3Pa)に調整した。
キャリアガスNc流量:100sccm
圧力調整ガスNp流量:200sccm
反応ガスR流量:500sccm
チャンバ内圧力:500mTorr(66.7Pa)
の条件で120sec保持した。ウエハ温度は290℃であった。
キャリアガスNcを成膜原料容器を迂回するように流して原料ガスSの輸送を停止させ、キャリアガスNcはそのままチャンバへ導入し、反応ガスRの供給を停止し、圧力調整ガスNpはそのままの流量でチャンバへ供給してパージガスとして機能させた。圧力調整弁の開度を徐々に大きくして、引ききりとした。
圧力調整ガスNpの導入を停止し、圧力調整弁を全開にしてチャンバ内の圧力を10mTorr以下とした。ウエハを昇降ピンでアンロード位置に持ち上げ、ゲートバルブを開け、アームによってチャンバからトランスファチャンバへ搬出した。
2;サセプタ
5;ヒーター
9;排気装置
10;シャワーヘッド
11;原料ガス配管
12;圧力調整ガス配管
13;成膜原料容器
14;キャリアガス配管
15;キャリアガス供給源
20;圧力調整ガス供給源
29;搬入出口
30;ゲートバルブ
40;コントローラ
41;ユーザーインターフェース
42;記憶部
51;反応ガス配管
52;反応ガス供給源
100,100′;成膜装置
F;成膜原料
Nc;キャリアガス
Np;圧力調整ガス
R;反応ガス
S;原料ガス
W;半導体ウエハ(基板)
Claims (15)
- 基板を収容する処理容器と、前記処理容器内で基板を載置する載置台と、前記載置台に設けられた加熱機構と、前記処理容器内を真空排気する排気機構と、前記処理容器内に成膜しようとする膜の成分を含有する原料ガスを供給するガス供給機構とを具備する成膜装置を用いて、基板上に所定の膜を形成する成膜方法であって、
基板を処理容器内に搬入する工程と、
前記処理容器内の基板温度が前記処理容器内に導入される際の前記原料ガスの温度よりも低い段階で前記処理容器内に前記原料ガスを導入し、基板表面に原料ガスを集積させる工程と、
前記原料ガスの導入を継続しつつ基板温度を成膜温度まで上昇させる過程で、基板上に膜形成のための核付を行う工程と、
前記原料ガスの導入を継続しつつ基板温度を成膜温度に保持して基板上に所定の膜を成膜する工程と
を有することを特徴とする成膜方法。 - 基板を収容する処理容器と、前記処理容器内で基板を載置する載置台と、前記載置台に設けられた加熱機構と、前記処理容器内を真空排気する排気機構と、前記処理容器内に成膜しようとする膜の成分を含有する原料ガスを供給するガス供給機構とを具備する成膜装置を用いて、基板上に所定の膜を形成する成膜方法であって、
前記加熱機構により前記載置台の温度を成膜時の温度に加熱し、基板温度が前記処理容器に導入される際の前記原料ガスの温度よりも低くなるように処理容器内を圧力調整した状態で基板を前記処理容器内に搬入する工程と、
前記処理容器内の基板温度を前記処理容器内に導入される際の前記原料ガスの温度よりも低い温度に維持したまま前記処理容器内に前記原料ガスを導入し、基板表面に原料ガスを集積させる工程と、
原料ガスの導入を継続しつつ前記処理容器内に圧力調整ガスを導入して前記処理容器内の圧力を上昇させることにより基板温度を成膜温度まで上昇させる過程で、基板上に膜形成のための核付を行う工程と、
前記原料ガスおよび圧力調整ガスの導入を継続しつつ基板温度を成膜温度に保持して基板上に所定の膜を成膜する工程と
を有することを特徴とする成膜方法。 - 前記基板表面に原料ガスを集積させる工程は、その際の前記処理容器内の前記原料ガスの分圧の値が、その際の基板の温度における原料ガスの蒸気圧よりも大きい状態で行われることを特徴とする請求項2に記載の成膜方法。
- 基板表面に原料ガスを集積させる工程は、基板を前記載置台の上方に位置させた状態で行われることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の成膜方法。
- 前記原料ガスが加熱されて分解されることにより、前記所定の膜が形成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の成膜方法。
- 前記ガス供給機構は、前記原料ガスと反応する反応ガスを供給し、前記原料ガスと前記反応ガスとが反応することにより、前記所定の膜が形成されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の成膜方法。
- 前記反応ガスは、前記核付工程および前記成膜工程の際に導入されることを特徴とする請求項6に記載の成膜方法。
- 基板を収容する処理容器と、
前記処理容器内で基板を載置する載置台と、
前記載置台に設けられた加熱機構と、
前記処理容器内を真空排気する排気機構と、
前記処理容器内に成膜しようとする膜の成分を含有する原料ガスを供給するガス供給機構と、
成膜処理を制御する制御機構と
を具備し、基板上に所定の膜を形成する成膜装置であって、
前記制御機構は、
基板を処理容器内に搬入させ、
前記処理容器内の基板温度が前記処理容器内に導入される際の前記原料ガスの温度よりも低い段階で前記処理容器内に前記原料ガスを導入させて、基板表面に原料ガスを集積させ、
前記原料ガスの導入を継続させつつ基板温度を成膜温度まで上昇させる過程で基板上に膜形成のための核付を行わせ、
前記原料ガスの導入を継続させつつ基板温度を成膜温度に保持させて基板上に所定の膜が成膜されるように制御することを特徴とする成膜装置。 - 基板を収容する処理容器と、
前記処理容器内で基板を載置する載置台と、
前記載置台に設けられた加熱機構と、
前記処理容器内を真空排気する排気機構と、
前記処理容器内に成膜しようとする膜の成分を含有する原料ガスを供給するガス供給機構と
成膜処理を制御する制御機構と
を具備し、基板上に所定の膜を形成する成膜装置であって、
前記制御機構は、
前記加熱機構により前記載置台の温度を成膜時の温度に加熱させ、基板温度が前記処理容器に導入される際の前記原料ガスの温度よりも低くなるように処理容器内を圧力調整させた状態で基板を前記処理容器内に搬入させ、
前記処理容器内の基板温度を前記処理容器内に導入される際の前記原料ガスの温度よりも低い温度に維持させたまま前記処理容器内に前記原料ガスを導入させて、基板表面に原料ガスを集積させ、
原料ガスの導入を継続させつつ前記処理容器内に圧力調整ガスを導入させて前記処理容器内の圧力を上昇させることにより基板温度を成膜温度まで上昇させる過程で、基板上に膜形成のための核付を行わせ、
前記原料ガスおよび圧力調整ガスの導入を継続させつつ基板温度を成膜温度に保持させて基板上に所定の膜が成膜されるように制御することを特徴とする成膜装置。 - 前記制御機構は、前記基板表面に原料ガスを集積させる際の前記処理容器内の前記原料ガスの分圧の値が、その際の基板の温度における原料ガスの蒸気圧よりも大きい状態になるように制御することを特徴とする請求項9に記載の成膜装置。
- 前記載置台に対して突没可能に設けられ、基板を昇降させる昇降ピンをさらに具備し、前記制御機構は、基板表面に原料ガスを集積させる際に、前記昇降ピンを上昇させて基板を前記載置台の上方に位置させた状態とさせることを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の成膜装置。
- 前記制御機構は、前記原料ガスが加熱されて分解されることにより、前記所定の膜が形成されるように制御することを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の成膜装置。
- 前記ガス供給機構は、前記原料ガスと反応する反応ガスを供給し、前記制御機構は、前記原料ガスと前記反応ガスとが反応することにより、前記所定の膜が形成されるように制御することを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の成膜装置。
- 前記制御機構は、前記反応ガスを、前記核付および前記成膜の際に導入させることを特徴とする請求項13に記載の成膜装置。
- コンピュータ上で動作し、基板を収容する処理容器と、前記処理容器内で基板を載置する載置台と、前記載置台に設けられた加熱機構と、前記処理容器内を真空排気する排気機構と、前記処理容器内に成膜しようとする膜の成分を含有する原料ガスを供給するガス供給機構とを具備する成膜装置を制御するためのプログラムが記憶された記憶媒体であって、前記プログラムは、実行時に、請求項1から請求項7のいずれかの成膜方法が実施されるようにコンピュータに成膜装置を制御させることを特徴とする記憶媒体。
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