JP2010111248A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトに連結された減速機構を内装する減速ギヤボックスに、形成された前記電動モータを駆動制御する制御ユニットを装着する制御ユニット装着面と、前記制御ユニットは、前記制御ユニット装着面に取付けられるフレーム24と、該フレーム24の制御ユニット装着面への取付面とは反対側に取付けられた外部接続端子が挿通されるスルーホール25a〜25dを有する制御基板25とを少なくとも備え、前記フレーム24は前記スルーホール25a〜24dと対向する位置に前記外部接続端子を案内するテーパガイド穴が形成されている。
【選択図】図8
Description
従来、電動モータのモータ側接続端子と基板側接続端子とを容易に接続することを目的として、モータを駆動制御する制御基板が収容されるハウジング側には前記モータから延出するモータ側接続端子が、棒状をなして内部からハウジングの開口に向けて突設され、制御基板側にはモータ側接続端子に対応する筒状をなす基板側接続端子が、ハウジングへの挿入方向に一方の開口を向けて固着されるとともに、基板側接続端子のハウジングへの挿入方向に向いた開口に連続したラッパ状に先開きしたガイド部材が設けられ、制御基板がハウジングへ挿入れると、同時にモータ側接続端子が制御基板側のガイド部材に案内されて基板側接続端子に装入して互いに接触して電気的に接続される電動パワーステアリング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
さらに、本発明の他の形態に係る電動パワーステアリング装置は、前記フレームが、合成樹脂材を射出成形して構成されている。
ここで、フレームを、合成樹脂材を射出成形して構成することにより、テーパガイド穴を高精度で形成することができる。
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の一実施形態を左方向から示す斜視図、図2は制御ユニットを装着する前の減速ギヤボックスを車両方向側から示す斜視図、図3は制御ユニットを装着する前の減速ギヤボックスを車両前方側から示す斜視図、図4は制御ユニットを装着する前の減速ギヤボックスを示す右側面図、図5は制御ユニットを装着した状態の減速ギヤボックスを示す正面図、図6は減速ギヤボックス位置における要部を拡大して示す断面図、図5は電動モータ及び制御ユニットを装着した減速ギヤボックスを示す斜視図、図7は電動モータを装着した状態を示す減速ギヤボックスの斜視図、図8は制御ユニットの分解斜視図、図9はトルクセンサの外部接続端子の制御基板への挿通状態を説明する拡大断面図、図10はトルクセンサの外部接続端子の制御基板への挿通状態を示す拡大断面図である。
減速ギヤボックス4は、高熱伝導性を有する材料例えばアルミニウム、アルミニウム合金、マグネシウム及びマグネシウム合金の何れか1つを例えばダイキャスト成型することにより形成されている。
減速ギヤボックス4に形成された制御ユニット装着部20は、図2〜図4に示すように、ウォーム収納部12とその下側のウォームホイール収納部14の上部側とで車体後方側を向いて形成されているユニット取付面20aと、このユニット取付面20a及びトルクセンサ収納部16の上面に形成したユニット取付面20aに対して直交し、水平方向に延在する矩形状のユニット載置面20bとで図4で見てL字状に形成されている。
制御ユニット装着部20に装着される制御ユニット19は、図8に示すように、熱伝動率の高い金属製の放熱プレート21と、パワー基板23と、合成樹脂製フレーム24と、制御基板25と、ユニットカバー26とを備えている。
合成樹脂製フレーム24は、合成樹脂材を射出成形することにより形成されている。この合成樹脂製フレーム24は、長方形枠状のフレーム本体24aと、このフレーム本体24aの左端に形成され、減速ギヤボックス4のフレーム取付面20cに固定される取付板部24bと、この取付板部24b上に固定され電動モータ5の接続端子5c,5dに電気的に接続する電力送給接続部としての端子台24cと、フレーム本体24aの右端に固定された雌型コネクタ45と、前述した制御基板25のスルーホール25a〜25dに対応する位置に形成されたトルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fを案内するテーパガイド穴46a〜46dとを備えている。
また、テーパガイド穴46a〜46dの夫々は、図9に示すように、合成樹脂製フレーム24の前面板部24cにおける制御基板25のスルーホール25a〜25dに対向する位置に設けられた板部24dに形成されている。この板部24dの下面側にはトルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fを挿通する切欠部24eが形成されている。
そして、上記構成を有する制御ユニット19は、減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20に装着され、図9に示すように、合成樹脂製フレーム24の取付板部24bに固定されている端子台24cと、電動モータ5の接続端子5c,5dとが電気的に接続される。
また、電動モータ5の接続端子5c,5dと端子台24cとの固定部でなる電気的接続部が図1に示すように合成樹脂材で一体成形された端子カバー27で覆われている。
先ず、電動パワーステアリング装置1を組み立てるには、減速ギヤボックス4のトルクセンサ収納部16内に、トルクセンサ15をその外部接続端子15c〜15fの先端が第1及び第2の平坦取付面20a及び20bの境界部に形成された開口20cを通じて、ユニット載置面20bと平行に車両後方に延長するように固定配置する。
次いで、減速ギヤボックス4の制御ユニット装着部20に制御ユニット19を装着する。この制御ユニット19の装着は、先ず、ユニット取付面20aに熱伝導グリースを定量塗布する。
このとき、合成樹脂製フレーム24の板部24dに形成したテーパガイド穴46a〜46dの入口内径cと放熱プレート21の切欠21aとをユニット載置面20bから突出したトルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fの先端と対向させた状態を維持してユニット取付面20a側に移動させる。
このとき、テーパガイド穴46a〜46dの出口内径bが制御基板25のスルーホール25a〜25dの内径より小さく且つトルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fの外径より大きく設定されているので、外部接続端子15c〜15fの先端がテーパガイド穴46a〜46dに案内されて、図10に示すように、確実に制御基板25のスルーホール25a〜25d内に挿通される。
このときに、制御基板25のスルーホール25a〜25dの板部24d側にはんだフィレット47が形成されるが、制御基板25と板部24dとの間にクリアランスhが形成されているので、はんだフィレット47とテーパガイド穴46a〜46dとの干渉を防止することができる。
さらに、合成樹脂製フレーム24が合成樹脂材を射出成形によって形成するので、テーパガイド穴46a〜46dを高精度に一体形成することができる。
最後に、ユニットカバー26をユニット取付面20aにねじ留めすることによって制御ユニット19の装着を完了する。
また、接続端子5c及び5dを端子台24cに面接触させて最短距離で強固に取付けることができるので、接続端子5c,5d及び端子台24c間をモータハーネスを介することなく電気的に直接接続することができると共に、トルクセンサ15の外部接続端子15c〜15fと制御基板25のスルーホール25a〜25dとをセンサハーネスを介することなく電気的に直接接続することができる。このため、制御ユニット19と電動モータ5及びトルクセンサ15との間の電気的接続長さを最小として、配線抵抗を最小とすることができ、電力損失を抑制することができると共に、電気ノイズが乗ることも低減することができる。
さらに、減速ボックス4のトルクセンサ収納部16の上部に制御ユニット19を配置することにより、減速ギヤボックス4全体の軸方向長さを短縮して小型化を図ることができる。
なお、上記実施形態においては、制御基板25のスルーホールに挿通する外部接続端子としてトルクセンサの外部接続端子を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、コネクタピン、モータ端子、モータ回転センサ端子などの任意の外部接続端子に適用することができる。
Claims (4)
- 操舵トルクが伝達されるステアリングシャフトを内装するステアリングコラムと、前記ステアリングシャフトに連結された減速機構を内蔵する減速ギヤボックスと、前記減速機構を介して前記ステアリングシャフトに操舵補助力を伝達する電動モータとを備えた電動パワーステアリング装置であって、
前記減速ギヤボックスに形成された前記電動モータを駆動制御する制御ユニットを装着する制御ユニット装着面と、
前記制御ユニットは、前記制御ユニット装着面に取付けられるフレームと、該フレームの制御ユニット装着面への取付面とは反対側に取付けられた外部接続端子が挿通されるスルーホールを有する制御基板とを少なくとも備え、
前記フレームは前記スルーホールと対向する位置に前記外部接続端子を案内するテーパガイド穴が形成されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記テーパガイド孔は、前記制御基板側の穴径が前記外部接続端子の外径より大きく且つ前記スルーホール径より小さく、前記制御基板とは反対側の穴径が前記制御基板側の穴径より大きく設定されていることを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
- 前記フレームは、合成樹脂材を射出成形して構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置。
- 前記外部接続端子は、前記減速ギヤボックス内に配設されたトルクセンサの接続端子であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
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