JP2010109403A - 超伝導フィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷却時に、パッケージと誘電体基板との熱膨張係数の差に起因して、誘電体基板にクラックが発生する。
【解決手段】 誘電体基板の表面に、超伝導材料で共振器パターンが形成されて超伝導フィルタ基板が構成される。パッケージ内に、超伝導フィルタ基板が収容される。パッケージの内面と、超伝導フィルタ基板との間に、該パッケージと該超伝導フィルタ基板とを熱的に結合させる中間基板が配置される。パッケージ、中間基板、及び誘電体基板の材料は、室温から共振器パターンの臨界温度まで冷却したとき、中間基板の収縮率と誘電体基板の収縮率との差が、誘電体基板の収縮率とパッケージの収縮率との差よりも小さくなるように選択されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、共振器パターンを冷却して超伝導状態にして使用することが可能な超伝導フィルタに関する。
近年の無線通信需要の急速な伸びに伴い、高速で大容量の伝送技術が不可欠になってきている。フィルタの小型化及び高性能化を図るために、高温超電導体を配線材料に用いたマイクロストリップライン型の超伝導フィルタの実用化への期待が高まっている。超伝導体は、通常の電気的良導体に比べて、マイクロ波等の高周波領域においても表面電気抵抗が非常に小さい。このため、誘電体基板上に複数の共振器パターンを並べたマイクロストリップライン型のフィルタにおいて、伝送損失の増大を抑制することができる。共振器パターンの数が多いほど、周波数遮断特性が向上し、周波数資源を有効に活用することができる。
共振器パターンには、ヘアピン型、ディスク型、リング型等の種々のパターンが用いられる。ディスク型及びリング型は、ヘアピン型に比べて電流の局在化を抑制できるため、耐電力性に優れる。ただし、これらのパターンを多段に配置すると、ヘアピン型に比べてフィルタ面積が大きくなってしまう。
ディスク型の共振器パターンの一部に切り込み等を入れて、デュアルモードで共振させることにより、1段あたりの周波数遮断特性を向上させることができる。
第1の誘電体基板の表面に形成された共振器パターンの上に、さらに第2の誘電体基板を重ねて配置することにより、電流集中を緩和することができる。第2の誘電体基板の上に、応力分散部材及び加圧板が配置される。加圧板を介して加圧することにより、第2の誘電体基板と共振器パターンとの接触を均一にすることができる。
特開2006−101187号公報 特開2006−352459号公報
超伝導フィルタの動作時には、超伝導体で形成された共振器パターンを、その臨界温度以下まで冷却して超伝導状態にする。共振器パターンが形成された誘電体基板は、金属のパッケージ内に収容される。共振器パターンを効率的に冷却するために、誘電体基板は、ばね等によってパッケージに押し付けられている。
パッケージを冷却すると、パッケージ、及び誘電体基板が収縮する。パッケージの材料及び誘電体基板の材料の収縮率の違いによって、誘電体基板にせん断応力が印加され、誘電体基板にクラックが発生する場合がある。
ディスクパターンをデュアルモードで共振させる場合には、通常、入力ポートと出力ポートとが、相互に90°の中心角をなす位置に配置される。例えば、1段目の共振器パターンにおいて、入力ポートから時計回りに90°回転した位置に出力ポートを配置し、2段目及び3段目の共振器パターンにおいて、入力ポートから反時計回りに90°回転した位置に出力ポートを配置すると、4段目の共振器パターンが1段目の共振器パターンと隣り合う位置に配置されることになる。
1段目の共振器パターンと4段目の共振器パターンとの電磁気的結合を抑制するために、両者の間の誘電基板にスリットを設け、このスリット内に、グランド電極と同電位にされた導電部材が挿入される。このように、誘電体基板にスリット等を設けると、冷却時にクラックが発生しやすくなる。
上記課題を解決する超伝導フィルタは、
誘電体基板の表面に、超伝導材料で共振器パターンが形成された超伝導フィルタ基板と、
前記超伝導フィルタ基板を収容するパッケージと、
前記パッケージの内面と、前記超伝導フィルタ基板との間に配置され、該パッケージと該超伝導フィルタ基板とを熱的に結合させる中間基板と
を有し、前記パッケージ、中間基板、及び誘電体基板の材料は、室温から前記共振器パターンの臨界温度まで冷却したとき、前記中間基板の収縮率と前記誘電体基板の収縮率との差が、前記誘電体基板の収縮率と前記パッケージの収縮率との差よりも小さくなるように選択されている。
上記課題を解決する他の超伝導フィルタは、
誘電体基板の表面に、超伝導材料で共振器パターンが形成された超伝導フィルタ基板と、
前記超伝導フィルタ基板を収容するパッケージと、
前記パッケージの内面と、前記超伝導フィルタ基板との間に配置され、該パッケージと該超伝導フィルタ基板とを熱的に結合させ、前記パッケージよりも柔らかい材料で形成され、上下に重ねられた少なくとも2枚の柔軟シートと
を有する。
中間基板、または少なくとも2枚の柔軟シートが、超伝導フィルタ基板とパッケージとの間に挿入されることにより、パッケージの収縮に起因して超伝導フィルタ基板に印加される応力が軽減される。これにより、冷却時における超伝導フィルタ基板へのクラックの発生が抑制される。
図面を参照しながら、実施例1〜実施例4について説明する。
図1に、実施例1による超伝導フィルタのパッケージ及び超伝導フィルタ基板の平面図を示す。パッケージ10内に超伝導フィルタ基板20が収容されている。パッケージ10は、長方形の底面と、底面の各辺に連続する側面とを含む。超伝導フィルタ基板20の外形は、ほぼ長方形であり、パッケージ10の底面上に配置される。
超伝導フィルタ基板20は、誘電体基板21、1段目〜4段目共振器パターン22A〜22D、入力フィーダ25、及び出力フィーダ26を含む。1段目〜4段目共振器パターン22A〜22D、入力フィーダ25、及び出力フィーダ26は、誘電体基板21の表面に形成された超伝導体からなるパターンで構成される。共振器パターン22A〜22Dの各々は、円形の外周の一箇所に切り欠きが設けられた平面形状を有する。1段目〜4段目共振器パターン22A〜22Dの中心は、長方形の4つの頂点に対応する位置に配置されている。
図1において、左向きの方位を0°とし、時計回りの向きを正の方位角と定義する。2段目共振器パターン22Bは、1段目共振器パターン22Aから見て90°の方位に、所定の間隔を隔てて配置される。3段目共振器パターン22Cは、2段目共振器パターン22Bから見て180°の方位に、所定の間隔を隔てて配置される。4段目共振器パターン22Dは、3段目共振器パターン22Cから見て270°の方位に、所定の間隔を隔てて配置される。各共振器パターン22A〜22Dの切り欠きは、各共振器パターン22A〜22Dの中心から見て方位135°の位置に設けられている。
入力フィーダ25は、第1段目共振器パターン22Aに、方位0°の位置で結合する。出力フィーダ26は、4段目共振器パターン22Dに、方位180°の位置で結合する。入力フィーダ25及び出力フィーダ26の、共振器パターン側の先端は、共振器パターン22A、22Dの外周に沿った三日月形状をなす。
1段目共振器パターン22Aと2段目共振器パターン22B、2段目共振器パターン22Bと3段目共振器パターン22C、3段目共振器パターン22Cと4段目共振器パターン22Dとが、それぞれ電磁気的に結合する。
1段目共振器パターン22Aと4段目共振器パターン22Dとの間に、誘電体基板10の表側の表面から裏側の表面まで貫通するスリット23が設けられている。スリット23は、1段目共振器パターン22Aの中心、及び4段目共振器パターン22Dの中心を通過する仮想直線と直交する方向に細長い平面形状を有する。スリット23内には、グランド電極に接続された導電性の隔壁が挿入される(図2Aを参照して後述)。このため、1段目共振器パターン22Aと4段目共振器パターン22Dとの間の電磁気的結合は、相互に隣接する他の共振器パターン22A〜22Dの結合に比べて弱い。
このため、高周波信号は、1段目共振器パターン22Aから、2段目及び3段目共振器パターン22B、22Cを経由して、4段目共振器パターン22Dまで伝達される。スリット23は、1段目共振器パターン22Aから4段目共振器パターン22Dに電気信号が直接伝達されることを抑制し、2段目共振器パターン22B及び3段目共振器パターン22Cに迂回させる機能を持つ。すなわち、2段目共振器パターン22B及び3段目共振器パターン22Cは、迂回路を構成していると考えることができる。
パッケージ10に、入力コネクタ31及び出力コネクタ32が取り付けられている。入力コネクタ31及び出力コネクタ32の各々は同軸コネクタである。入力コネクタ31の内部導体が入力フィーダ25に接続され、出力コネクタ32の内部導体が出力フィーダ26に接続される。
誘電体基板21は、その四隅に対応する位置において、押さえばね40によりパッケージ10の底面に押し付けられている。
図2A及び図2Bに、それぞれ図1の一点鎖線2A−2A、及び2B−2Bにおける断面図を示す。パッケージ10の底面の上に、超伝導フィルタ基板20が載置されている。パッケージ10には、表面にNi及びAuがめっきされた無酸素銅が用いられる。超伝導フィルタ基板20は、誘電体基板21を含む。誘電体基板21はMgOで形成され、その厚さは0.5mmである。なお、MgOに代えて、単結晶LaAlO、サファイア、CeO等の高誘電率、低損失の誘電体材料を用いてもよい。
誘電体基板20の表側の表面に、共振器パターン22A、22D、入力フィーダ25、及び出力フィーダ26等が形成されている。裏側の表面のほぼ全面に、グランド電極27が形成されている。共振器パターン22A、22D、入力フィーダ25、出力フィーダ26、及びグランド電極27はYBaCu6+x(YBCO)で形成され、その厚さは100〜500nmである。なお、YBCOに代えて、その他の酸化物超伝導材料、例えばR−Ba−Cu−O系(RはNb、Ym、Sm、またはHo)材料、Bi−Sr−Ca−Cu−O系材料、Pb−Bi−Sr−Ca−Cu−O系材料、CuBaCaCu系材料(1.5<p<2.5、2.5<q<3.5、3.5<r<4.5)等を用いてもよい。
超伝導フィルタ基板20とパッケージ10の底面との間に、下側柔軟シート34、中間基板35、及び上側柔軟シート36が、この順番に重ねて挿入されている。下側柔軟シート34及び上側柔軟シート36の各々は、Inで形成された厚さ0.1mmのシートである。中間基板35にはコバールが用いられ、その厚さは0.2mmである。下側柔軟シート34及び上側柔軟シート36は、パッケージ10、中間基板35、及びグランド電極27よりも柔らかい。
押さえばね40が、超伝導フィルタ基板20を、パッケージ10の底面に押し付けている。押さえばね40には、例えば板ばねが用いられる。押さえばね40の固定端は、パッケージ10にねじ止めされ、作用端が、誘電体基板21の上面に接触する。
パッケージ10の上方の開放部は、シールドカバー12により塞がれている。シールドカバー12は、無酸素銅で形成される。スリット23内に、隔壁42が挿入されている。隔壁42の下方の縁は、上側柔軟シート36に接触する。隔壁42の上方の縁は、シールドカバー12に設けられたスリットを通ってシールドカバー12の外まで導出されている。シールドカバー12に取り付けられたばね支持部材15に支持された押さえばね16が、隔壁42をパッケージ10に押し付けている。
以下、超伝導フィルタ基板20の作製方法について説明する。例えば直径2インチの単結晶MgO基板の表面に、パルスレーザ蒸着によりYBCO膜を形成する。フォトリソグラフィ技術を用いて、このYBCO膜をパターニングすることにより、共振器パターン22A〜22D、入力フィーダ25、及び出力フィーダ26を形成する。5GHzの共振器として動作させる場合、共振器パターン22A〜22Dの各々の直径は、約11mmである。
次に、ダイシングソーを用いてMgO基板を、46mm×36.5mmの長方形状に切断する。入力フィーダ25及び出力フィーダ26の端部(共振器パターン22A、22Dから遠い方の端部)に、Cr膜、Pd膜、及びAu膜がこの順番に積層された電極を形成する。この電極は、蒸着及びリフトオフ法を用いて形成することができる。誘電体基板21の裏側の表面に、パルスレーザ蒸着によりYBCO膜を形成する。その表面に、Ag膜を蒸着する。なお、これらの金属膜の形成には、蒸着に代えて、スパッタリング、厚膜印刷法等を採用することも可能である。
誘電体基板21に、スリット23を形成する。スリット23の形成には、超音波加工法、レーザ加工法、サンドブラスト法等を用いることができる。
図3に示すように、超伝導フィルタ基板20を収容したパッケージ10は、真空断熱容器50内のコールドプレート51に固定される。動作時には、真空断熱容器50内が0.1Paまで真空排気され、コールドプレート51が約70Kまで冷却される。
下側柔軟シート34及び上側柔軟シート36は、それらに接する表面の凹凸に倣って変形することにより、隙間の発生を防止する。これにより、超伝導フィルタ基板20を効率的に冷却することができる。また、下側柔軟シート34、中間基板35、及び上側柔軟シート36は導電材料で形成されており、パッケージ10とグランド電極27とを電気的に接続する機能を持つ。
室温から、共振器パターン22A〜22Dが超伝導状態になる臨界温度以下(例えば約70K)まで冷却すると、パッケージ10、シールドカバー12、誘電体基板21、及び中間基板35等が収縮する。これらの材料の熱膨張係数が異なるため、収縮率も異なる。「収縮率」は、応力フリーのときの収縮前の材料の長さをL0、収縮後の材料の長さをL1としたとき、(L0−L1)/L0と定義される。
図7に、パッケージ10に用いられるCu及びAl、中間基板35に用いられるコバール、誘電体基板21に用いられるMgO、柔軟シート34、36に用いられるInの熱膨張係数を示す。
室温から臨界温度まで冷却したとき、パッケージ10の収縮率が最も大きく、誘電体基板20の収縮率が最も小さく、中間基板35の収縮率が両者の間の大きさである。これらの収縮率の違いにより、誘電体基板21に、面内に縮む向きのせん断応力が印加される。パッケージ10と誘電体基板21との間に、中間的な収縮率を持つ中間基板35が挿入されているため、誘電体基板21に印加される応力が緩和される。
下側柔軟シート34及び上側柔軟シート36に用いられているInの0〜100℃の範囲内の熱膨張係数は、パッケージ10に用いられるCuの熱膨張係数よりも大きい。このため、上側柔軟シート36と誘電体基板21との熱膨張係数の差は、パッケージ10と誘電体基板21との熱膨張係数の差よりも大きくなる。ただし、Inは、パッケージ10、中間基板35、及び誘電体基板21に比べて柔らかいため、下側柔軟シート34及び上側柔軟シート36は、周囲の部材の収縮に合わせて自分自身が容易に歪む。すなわち、柔軟シート34、36の現実の収縮率は、材料固有の収縮率に殆ど依存せず、周囲の材料の収縮率に整合する。ここで、「現実の収縮率」は、周囲の材料から応力を受けているときの収縮前の寸法に対する収縮量の比で定義される。このため、下側柔軟シート34及び上側柔軟シート36の材料固有の収縮率は、誘電体基板21に印加される応力には大きな影響を及ぼさない。
図4Aに、比較例によるフィルタの断面図を示す。この比較例によるフィルタにおいては、超伝導フィルタ基板20とパッケージ10との間に、Inからなる1枚の柔軟シート50のみが配置され、上記実施例1の中間基板35に相当する基板は配置されていない。
図4Bに、臨界温度まで冷却したときのフィルタの断面図を示す。誘電体基板21に、スリット23を起点としたクラックが発生し、誘電体基板21の中央部が盛り上がる。これは、誘電体基板21が、パッケージ10の相対的に大きな収縮により、面内方向に縮む向きのせん断応力を受けたためである。実際に、複数の試料を作製して評価を行ったところ、ほぼすべての試料においてクラックの発生が認められた。
これに対し、中間基板35を挿入した実施例1によるフィルタにおいては、クラックの発生は生じなかった。これは、中間基板35が配置されていることにより、誘電体基板21に印加されるせん断応力が軽減されるためである。このように、中間基板35を挿入することにより、誘電体基板21におけるクラックの発生を防止することができる。
クラックの発生を防止するために、中間基板35には、室温から超伝導材料の臨界温度まで冷却したときの収縮率が、誘電体基板21の収縮率に近い材料を用いることが好ましい。例えば、パッケージ10の収縮率よりも小さく、かつ誘電体基板21の収縮率以上の収縮率を持つ材料を用いることが好ましい。すなわち、パッケージ、中間基板、及び誘電体基板の材料は、室温から、共振器パターン22A〜22Dの臨界温度まで冷却したとき、中間基板35の収縮率と誘電体基板21の収縮率との差が、誘電体基板21の収縮率とパッケージ10の収縮率との差よりも小さくなるように選択すればよい。この条件を満たせば、中間基板35に、誘電体基板21の収縮率よりも小さな材料を用いてもよい。
図5に、実施例2によるフィルタの断面図を示す。パッケージ10と超伝導フィルタ基板20との間に、2枚の柔軟シート53及び54が、重ねて配置されている。実施例1のフィルタに用いられていた中間基板35は配置されない。その他の構成は、実施例1のフィルタの構成と同一である。柔軟シート53、54には、例えばInが用いられる。
実施例2において、パッケージ10が冷却されて収縮する際に、2枚の柔軟シート53と54との界面ですべりが生じ、誘電体基板21を面内方向に縮めようとする向きの応力の伝達が抑制される。このため、誘電体基板21にクラックが発生することを抑制できる。
図6Aに、実施例3によるフィルタのパッケージ10及び超伝導フィルタ基板20の平面図を示す。実施例1では、4段の共振器パターン22A〜22Dが縦列接続されていたが、実施例3では、8段の共振器パターン22A〜22Hが縦列接続されている。1段目共振器パターン22Aを基準として、方位180°の方向に4段目共振器パターン22D、5段目共振器パターン22E、及び8段目共振器パターン22Hがこの順番に配列している。1段目共振器パターン22A、4段目共振器パターン22D、5段目共振器パターン22E、及び8段目共振器パターン22Hを、それぞれ基準として、方位90°の方向に、2段目共振器パターン22B、3段目共振器パターン22C、6段目共振器パターン22F、及び7段目共振器パターン22Gが配置されている。
1段目共振器パターン22Aと4段目共振器パターン22Dとの間、3段目共振器パターン22Cと6段目共振器パターン22Fとの間、及び5段目共振器パターン22Eと8段目共振器パターン22Hとの間に、それぞれスリット23が設けられている。スリット23内には、図2Aに示した実施例1の場合と同様に、導電性の隔壁が挿入されている。このように、隣り合わせて配置されているが、電磁気的に結合させたくない2つの共振器パターンの間にスリット23が配置される。
パッケージ10と超伝導フィルタ基板20との間には、図2A及び図2Bに示した実施例1の場合と同様に、中間基板35が配置されている。または、図5に示した実施例2の場合と同様に、少なくとも2枚の柔軟シート53、54が配置されている。誘電体基板21に複数のスリット23が形成されている場合でも、中間基板35、または少なくとも2枚の柔軟シート53、54を配置することにより、冷却時に誘電体基板21にクラックが発生することを防止できる。
図6Bに、実施例4によるフィルタのパッケージ10及び超伝導フィルタ基板20の平面図を示す。1段目〜8段目共振器パターン22A〜22Hの配置は、図6Aに示した実施例3における配置と同一である。
実施例4では、1段目共振器パターン22Aと2段目共振器パターン22Bとの間に、接続線路パターン60が配置されている。同様に、1つの共振器パターンと、その次段の共振器パターンとの間に、接続線路パターンが配置されている。これらの接続線路パターンは、共振器パターン22A〜22D等と同様に、酸化物超伝導材料で形成される。
1段目共振器パターン22Aと2段目共振器パターン22Bとを結合させる接続線路パターン60の両側に、それぞれ接続線路パターンに直交する方向に延在するスリット61が設けられている。方位180°の方向に延びるスリット61は、1段目共振器パターン22Aと4段目共振器パターン22Dとの間に配置されたスリット23と直交する。他の接続線路パターンの両側にも、同様のスリットが設けられている。これらのスリット内には、導電性の隔壁が挿入される。
接続線路パターンの両側にスリットを配置し、その中に導電性の隔壁を挿入することにより、接続線路パターンに電気信号を集中させることができる。
パッケージ10と超伝導フィルタ基板20との間には、図2A及び図2Bに示した実施例1の場合と同様に、中間基板35が配置されている。または、図5に示した実施例2の場合と同様に、少なくとも2枚の柔軟シート53、54が配置されている。誘電体基板21に、単純な直線状のスリットではなく、相互に交差するようなスリットが形成されている場合でも、中間基板35、または少なくとも2枚の柔軟シート53、54を配置することにより、冷却時に誘電体基板21にクラックが発生することを防止できる。
上記実施例1〜実施例4では、共振器パターンの片側にのみグランド電極が配置されたマイクロストリップライン構造が採用されている。図2A及び図2Bに示した実施例1の中間基板35を配置する構成、及び図5に示した実施例2の少なくとも2枚の柔軟シート53、54を配置する構成は、共振器パターンの両側にグランド電極を配置したストリップライン構造にも適用することが可能である。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
以上の実施例1〜実施例4を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
誘電体基板の表面に、超伝導材料で共振器パターンが形成された超伝導フィルタ基板と、
前記超伝導フィルタ基板を収容するパッケージと、
前記パッケージの内面と、前記超伝導フィルタ基板との間に配置され、該パッケージと該超伝導フィルタ基板とを熱的に結合させる中間基板と
を有し、前記パッケージ、中間基板、及び誘電体基板の材料は、室温から前記共振器パターンの臨界温度まで冷却したとき、前記中間基板の収縮率と前記誘電体基板の収縮率との差が、前記誘電体基板の収縮率と前記パッケージの収縮率との差よりも小さくなるように選択されている超伝導フィルタ。
(付記2)
前記超伝導フィルタ基板は、誘電体基板の裏側の表面に形成されたグランド電極を有し、該グランド電極は、前記中間基板に電気的に接続される付記1に記載の超伝導フィルタ。
(付記3)
さらに、前記超伝導フィルタ基板及び中間基板を、前記パッケージの内面に押し付ける押付機構を有する付記1または2に記載の超伝導フィルタ。
(付記4)
前記超伝導フィルタ基板に、一方の表面から他方の表面まで貫通するスリットが形成されている付記1乃至3のいずれか1項に記載の超伝導フィルタ。
(付記5)
前記パッケージ及び前記中間基板が導電材料で形成され、前記中間基板が前記パッケージに電気的に接続されており、
さらに、前記スリットに挿入され、前記中間基板に電気的に接続された導電性の隔壁を有する付記4に記載の超伝導フィルタ。
(付記6)
前記共振器パターンは、前記スリットの一方の側に配置された第1のパターンと、他方の側に配置された第2のパターンと、前記スリットを迂回して前記第1のパターンから前記第2のパターンまで高周波信号を伝達させる迂回パターンとを含む付記4または5に記載の超伝導フィルタ。
(付記7)
さらに、前記中間基板と前記パッケージとの間、及び前記中間基板と前記超伝導フィルタ基板との間の少なくとも一方に挿入され、該中間基板よりも柔らかい材料で形成された柔軟シートを有する付記1乃至6のいずれか1項に記載の超伝導フィルタ。
(付記8)
誘電体基板の表面に、超伝導材料で共振器パターンが形成された超伝導フィルタ基板と、
前記超伝導フィルタ基板を収容するパッケージと、
前記パッケージの内面と、前記超伝導フィルタ基板との間に配置され、該パッケージと該超伝導フィルタ基板とを熱的に結合させ、前記パッケージよりも柔らかい材料で形成され、上下に重ねられた少なくとも2枚の柔軟シートと
を有する超伝導フィルタ。
(付記9)
前記超伝導フィルタ基板は、誘電体基板の裏側の表面に形成されたグランド電極を有し、前記柔軟シートは、該グランド電極よりも柔らかい材料で形成されている付記8に記載の超伝導フィルタ。
(付記10)
さらに、前記超伝導フィルタ基板を、前記パッケージの内面に押し付ける押付機構を有する付記8または9に記載の超伝導フィルタ。
(付記11)
前記超伝導フィルタ基板に、一方の表面から他方の表面まで貫通するスリットが形成されている付記8乃至10のいずれか1項に記載の超伝導フィルタ。
(付記12)
前記パッケージ及び前記柔軟シートが導電材料で形成され、前記柔軟シートが前記パッケージ材料に電気的に接続されており、
さらに、前記スリットに挿入され、前記柔軟シートに電気的に接続された導電性の隔壁を有する付記11に記載の超伝導フィルタ。
(付記13)
前記共振器パターンは、前記スリットの一方の側に配置された第1のパターンと、他方の側に配置された第2のパターンと、前記スリットを迂回して前記第1のパターンから前記第2のパターンまで高周波信号を伝達させる迂回パターンとを含む付記11または12に記載の超伝導フィルタ。
実施例1によるフィルタのパッケージと超伝導フィルタ基板の平面図である。 (2A)及び(2B)は、それぞれ図1の一点鎖線2A−2A、2B−2Bにおける断面図である。 実施例1によるフィルタ、及び真空断熱容器の概略断面図である。 (4A)は、参考例によるフィルタの断面図であり、(4B)は、参考例によるフィルタを臨界温度まで冷却したときの断面図である。 実施例2によるフィルタの断面図である。 (6A)及び(6B)は、それぞれ実施例3及び実施例4によるフィルタのパッケージと超伝導フィルタ基板との平面図である。 実施例に用いられるフィルタ材料の熱膨張係数を示す図表である。
符号の説明
10 パッケージ
12 シールドカバー
15 ばね支持部材
16 押さえばね
20 超伝導フィルタ基板
21 誘電体基板
22A〜22H 共振器パターン
23 スリット
25 入力フィーダ
26 出力フィーダ
27 グランド電極
31 入力コネクタ
32 出力コネクタ
34 下側柔軟シート
35 中間基板
36 上側柔軟シート
40 押さえばね
42 隔壁
50 真空断熱容器
51 コールドプレート
53、54 柔軟シート
60 接続線路パターン
61 スリット

Claims (10)

  1. 誘電体基板の表面に、超伝導材料で共振器パターンが形成された超伝導フィルタ基板と、
    前記超伝導フィルタ基板を収容するパッケージと、
    前記パッケージの内面と、前記超伝導フィルタ基板との間に配置され、該パッケージと該超伝導フィルタ基板とを熱的に結合させる中間基板と
    を有し、前記パッケージ、中間基板、及び誘電体基板の材料は、室温から前記共振器パターンの臨界温度まで冷却したとき、前記中間基板の収縮率と前記誘電体基板の収縮率との差が、前記誘電体基板の収縮率と前記パッケージの収縮率との差よりも小さくなるように選択されている超伝導フィルタ。
  2. 前記超伝導フィルタ基板は、誘電体基板の裏側の表面に形成されたグランド電極を有し、該グランド電極は、前記中間基板に電気的に接続される請求項1に記載の超伝導フィルタ。
  3. さらに、前記超伝導フィルタ基板及び中間基板を、前記パッケージの内面に押し付ける押付機構を有する請求項1または2に記載の超伝導フィルタ。
  4. 前記超伝導フィルタ基板に、一方の表面から他方の表面まで貫通するスリットが形成されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の超伝導フィルタ。
  5. 前記パッケージ及び前記中間基板が導電材料で形成され、前記中間基板が前記パッケージに電気的に接続されており、
    さらに、前記スリットに挿入され、前記中間基板に電気的に接続された導電性の隔壁を有する請求項4に記載の超伝導フィルタ。
  6. 前記共振器パターンは、前記スリットの一方の側に配置された第1のパターンと、他方の側に配置された第2のパターンと、前記スリットを迂回して前記第1のパターンから前記第2のパターンまで高周波信号を伝達させる迂回パターンとを含む請求項4または5に記載の超伝導フィルタ。
  7. さらに、前記中間基板と前記パッケージとの間、及び前記中間基板と前記超伝導フィルタ基板との間の少なくとも一方に挿入され、該中間基板よりも柔らかい材料で形成された柔軟シートを有する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の超伝導フィルタ。
  8. 誘電体基板の表面に、超伝導材料で共振器パターンが形成された超伝導フィルタ基板と、
    前記超伝導フィルタ基板を収容するパッケージと、
    前記パッケージの内面と、前記超伝導フィルタ基板との間に配置され、該パッケージと該超伝導フィルタ基板とを熱的に結合させ、前記パッケージよりも柔らかい材料で形成され、上下に重ねられた少なくとも2枚の柔軟シートと
    を有する超伝導フィルタ。
  9. 前記超伝導フィルタ基板は、誘電体基板の裏側の表面に形成されたグランド電極を有し、前記柔軟シートは、該グランド電極よりも柔らかい材料で形成されている請求項8に記載の超伝導フィルタ。
  10. さらに、前記超伝導フィルタ基板を、前記パッケージの内面に押し付ける押付機構を有する請求項8または9に記載の超伝導フィルタ。
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