JP2010109083A - 電子機器の筐体 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント配線板を格納する電子機器の筐体において、新規に筐体を設計することなく異なるサイズのプリント配線板を格納することができる電子機器の筐体を提供する。
【解決手段】プリント配線板60a〜60cを格納する枠体20と、枠体20の背面に設けられ、プリント配線板60a〜60cとコネクタ31を介して接続されるバックボード30と、枠体20内の所定の位置に設けられ、枠体20の前面からバックボード30に向かって延在する複数のレール保持具40と、レール保持具40に係合する係止部43、44と、レール保持具40の延在方向に沿って延在し、プリント配線板60a〜60cの側端部を挟んで保持する保持部56とを有するガイドレール50とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器の筐体及び電子機器に係り、特にバックボードを介してプリント配線板間の接続を行う電子機器の筐体及び電子機器に関する。
通信機器を始めとする各種電子機器においては、電子機器の筐体に、種々の信号処理を行う電子回路を搭載したプリント配線板を複数格納して、電子機器を構成している。
プリント配線板を複数格納する電子機器の筐体として、従来、電子機器の筐体に取外し不可能なガイドレールを設け、ガイドレールの間にプリント配線板を保持しながら格納する構造が用いられてきた。図1は、プリント配線板が従来の電子機器の筐体に格納されている位置を示す正面図である。
図1に示すように、従来の電子機器の筐体1は、電子機器の筐体を構成する枠体2の内部に取外し不可能に設けられ、枠体2の前面から背面に向かって延在する複数本のガイドレール5a〜5cを有する。ガイドレール5a〜5cは、ガイドレール5a〜5cの片側又は両側に設けられ、枠体2の前面から背面に向かって延在し、プリント配線板6の側端部を挟んで保持する保持部7を有する。1枚のプリント配線板6は、プリント配線板6の左右両側の側端部が2本のガイドレールに設けられた保持部7に保持された状態で、ガイドレール5a〜5cの何れかの2本の間に保持され、コネクタ4を介してバックボード3に接続されることにより、格納される。
ところが、電子機器によっては、異なる基板サイズ(基板の幅寸法)又は異なる基板厚さを有するプリント配線板を用いることが必要な場合がある。このようにサイズの異なるプリント配線板を用いて電子機器を構成する場合、異なる基板サイズ、異なる基板厚さのプリント配線板に応じた筐体を設計し、手配していた。
一方、ガイドレールの取付位置を変更し、異なる基板サイズ(基板の幅寸法)又は異なる基板厚さを有するプリント配線板を保持することができるようにした、電子機器の筐体が知られている。その中でも、プリント配線板のサイズに応じて任意の位置にガイドレールを取付けることができる電子機器の筐体が知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
例えば、モジュール基板が格納されるモジュールシステムフレームの例が知られている。このモジュールシステムフレームの例においては、対向する外壁部分や壁部分の間を区画する支柱部分が、モジュール基板を保持可能となっている。また、支柱部分は、存否も含めて寸法可変であり、保持可能なモジュール基板のサイズが可変となっている。
また、プリント配線板のサイズに応じて任意の位置に中間ガイドレールを取り付けるようにした通信装置シェルフの例も知られている。この例において、通信装置シェルフは、基板高さの異なるプラグイン式の大小の電子回路パッケージを複数格納する。通信装置シェルフは、シェルフ内をいくつかの機能ブロックに分割する複数の仕切板を有する。また通信装置シェルフは、隣接する仕切板間において、仕切板の高さ方向の所定位置に、中間ガイドを有している。中間ガイドは、支持手段により垂設して支持され、且つシェルフの前面から支持手段に対し着脱自在である。また、中間ガイドは、表裏両面に所定の間隔で相対向して設けられた基板案内溝を有している。
特開2005−26388号公報 特開平9−181467号公報
ところが、小型電子機器においてバックボードを介し、異なる基板サイズ、異なる基板厚さを有するプリント配線板の間で接続を行って電子機器を構成する場合、次のような場合がある。
例えばモジュールシステムフレームの例においては、ガイドレールに相当する単位支柱が縦に段重ねに積み重ねられて支柱部分が構成される構造を有する。そのため、積み重ねられている単位支柱を、他の単位支柱を取外すことなく単独で着脱することができないということがある。その結果、一つの単位支柱を取り外す場合、当該単位支柱に直接支持されていないプリント配線板も取り外さなくてはならない場合がある。そして、プリント配線板を取外す際には、電子機器への給電を停止しなくてはならないということもある。
また、中間ガイドレールを取り付けるようにした通信用シェルフの例においては、中間ガイドレールに相当する中間ガイドの1本につき、複数枚のプリント配線板が取付けられる構造を有する。そのため、隣接するプリント配線板のサイズを変えることができないということがある。また、中間ガイドは、筐体後部側の中間ガイド支持用ピンが中間ガイドの後部側の溝に入るように差し込み、次に前面側の中間ガイド支持用ピンが中間ガイドの前面側の溝に入るように差し込む構造を有している。従って、中間ガイドを着脱する場合、中間ガイドが筐体後部側の中間ガイド支持用ピンを中心として回転した状態で挿脱されるため、シェルフ内のプリント配線板を含めた他の部材と接触するおそれがある。その結果、中間ガイドを着脱する際には、通信用シェルフで構成される電子機器の給電が停止されなくてはならない場合もある。
そこで、新規に筐体を設計することなく異なるサイズのプリント配線板を格納することができる電子機器の筐体の開発が要望されている。
一実施例によれば、プリント配線板を格納する枠体と、前記枠体の背面に設けられ、前記プリント配線板とコネクタを介して接続されるバックボードと、前記枠体内の所定の位置に設けられ、前記枠体の前面から前記バックボードに向かって延在する複数のレール保持具と、前記レール保持具に係合する係止部と、該レール保持具の延在方向に沿って延在し、前記プリント配線板の側端部を挟んで保持する保持部とを有し、前記係止部を介して前記レール保持具に係止されるガイドレールとを有することを特徴とする電子装置の筐体が提供される。
一実施例によれば、電子機器の給電を停止せずに容易にガイドレールの位置を変更することができ、新規に筐体を設計することなく異なるサイズのプリント配線板を格納することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
(第1の実施の形態)
先ず、図2乃至図7を参照し、第1の実施の形態に係る電子機器の筐体について説明する。
図2は、本実施の形態に係る電子機器の筐体を示す正面図である。図3は、図2に示す電子機器の筐体の底面部側の段の構成を示す平面図である。図4は、図2に示す電子機器の筐体の一部をレール保持具及びガイドレールを含めて示す組立詳細図である。図5は、図4の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。図6は、図2の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。図7は、図2の円IIで囲んだ部分を拡大して示す図である。
図2及び図3を参照するに、本実施の形態に係る電子機器の筐体10は、枠体20と、バックボード30と、レール保持具40と、ガイドレール50とを有する。なお、図2及び図3は、電子機器の筐体10が格納するプリント配線板60も示している。プリント配線板60は、ガイドレール50同士の間に保持される。
枠体20は、図2に示すように、略口の字型の断面形状を有する。枠体20は、底面部21と、上面部22と、側面部23、24とを有する。枠体20は、電子回路を搭載したプリント配線板60を格納する。
また、枠体20は、仕切板25を有する。仕切板25は、図2に示すように、枠体20の底面部21と上面部22との間に、底面部21と平行に設けられ、枠体20を二段に仕切る板状部材である。図2に一例を示すように、上下二段に仕切るように設けることもできる。仕切板25は、枠体20の対向する側面部23、24の各面の上下の略中心線同士を橋架するように設けられる。
枠体20の材質として、ステンレス鋼板、メッキを施した鉄鋼板、アルミニウム板等の金属その他の導電体を用いることができる。また、仕切板25の材質も、枠体20と同様にすることができる。また、枠体20は図示しない配線によって接地されるため、仕切板25も接地される。
バックボード30は、図3及び図4に示すように、枠体20の背面に設けられる。バックボード30は、図示しないネジ等の固定部材を用いて枠体20に取付けられる。バックボード30は、枠体20の前面側に複数並設されたコネクタ31を有する。コネクタ31は、プリント配線板60をバックボード30に接続する接続端子である。コネクタ31は、隣接するレール保持具40同士の間の全ての箇所に設けられる。レール保持具40の全てにガイドレール50が保持され、隣接するレール保持具40同士の間の全てに別々のプリント配線板60が保持される場合に、全てのプリント配線板60をバックボード30に接続するためである。図3に示すように、バックボード30のコネクタ31と、プリント配線板60のコネクタ61とを嵌合させることにより、バックボード30はプリント配線板60と接続される。図3は、プリント配線板60bがバックボード30と接続される前の状態にあり、2枚のプリント配線板60aがバックボード30と接続されている状態にあることを示す例である。
レール保持具40は、図2に示すように、枠体20内の所定の位置に複数設けられる。枠体20が仕切板25を有する場合、レール保持具40は、枠体20の底面部21側の段及び枠体20の仕切板25側の段のそれぞれに、複数本並設される。図2には、一例として5本が略等間隔に並設される場合が例示されている。
レール保持具40は、枠体20内の所定の位置に複数設けられ、枠体20の前面からバックボード30に向かって延在する。レール保持具40は、図4乃至図6に示すように、底板部41と、前板部42と、係止部43、44とを有する。底板部41は、枠体20の前面からバックボード30に向かって延在し、枠体20の底面部21又は仕切板25に固定される。前板部42は、底板部41の枠体20の前面側が略直角に折曲され、枠体20の前面に略平行になるように垂設される矩形型の正面形状を有する部材である。係止部43、44は、枠体20の前面から見て底板部41の左右両側が2回折曲して設けられる略L字形の断面形状を有する部材である。係止部43、44の枠体20の底面部21又は仕切板25から略平行な部分は、枠体20の底面部21又は仕切板25から所定の間隔で離間して設けられる。底板部41は、図示しない底板ネジ等の固定部材による固定、接着、溶接等によって、枠体20の底面部21又は仕切板25に固定される。前板部42には、図5に示すように、中央にネジ孔(タップ孔)45が設けられている。ネジ孔(タップ孔)45は、ガイドレール50の前面部55がネジ46を用いてネジ止めされるためのものである。係止部43、44は、ガイドレール50の係止部51a、51bを係止する。
ガイドレール50は、レール保持具40にスライド挿入されるようにして係止される部材であり、レール保持具40と同様に、枠体20の前面からバックボード30に向かって延在する。ガイドレール50は、図6に示すように、略口の字型における底辺の中心に切り欠きを設けたような断面形状を有する。ガイドレール50は、係止部51a、51b、上面部52、側面部53、54、前面部55を有する。上面部52は、ガイドレール50の上面に設けられ、枠体20の前面からバックボード30に向かって延在する長尺の矩形形状を有する部分である。側面部53、54は、枠体20の前面から見てガイドレール50の左右両側の側面に設けられ、枠体20の前面からバックボード30に向かって延在する長尺の矩形形状を有する部分である。係止部51a、51bは、ガイドレール50の上面部52に対向する底面が、枠体20の前面からバックボード30に向かう方向に沿って中心を切り欠かれて形成される部分である。前面部55は、ガイドレール50の枠体20の前面側に設けられる矩形の正面形状を有する部分である。
前面部55の中央には、前面部55をレール保持具40の前板部42のネジ孔(タップ孔)45にネジ46を用いてネジ止めするために、ネジ46の頭部が抜けずにネジ46が係止される程度の径を有する図示しない孔が設けられる。側面部53、54には、図4及び図6に示すように、プリント配線板60の側端部をプリント配線板の表と裏の両側から挟んで保持する保持部56が設けられる。保持部56は、図4に示すように、プリント配線板60の基板厚さに対応する間隔で対向して設けられた保持部材56a、56bの対が、枠体20の前面からバックボード30に向かって側面部53、54に設けられる。図4に示すように、保持部56は、枠体20の前面からバックボード30に向かう方向に沿って、複数に分割されて設けられてもよい。また、図2及び図7に示すように、枠体20の底面部21又は仕切板25に横方向に並設された複数のガイドレールのうち両端に設けられたガイドレールでは、側面部53、54の一方にしか保持部56が設けられておらず、他方には保持部56は設けられていない。この両端のガイドレールは、図2及び図7において、50a(左端)、50b(右端)として示される。
ここで、ガイドレール50がレール保持具40に固定保持される方法、及び電子機器の筐体10が異なるサイズのプリント配線板を格納することができる作用効果について説明する。
図4に示すように、ガイドレール50は、レール保持具40の係止部43、44と枠体20の底面部21又は仕切板25との間にガイドレール50の係止部51a、51bそれぞれが係止されるような状態で、枠体20の前面側からスライド挿入される。そして、ガイドレール50は、前面部55がレール保持具40の前板部42に当接するまでスライド挿入される。前面部55がレール保持具40の前板部42に当接した状態で、前面部55の前面から、頭部を係止するような径を有する図示しない貫通孔を貫通するネジ46が、前板部42のネジ孔(タップ孔)45にネジ止めされる。
また、レール保持具40の全てにガイドレール50が取付けられなくてもよい。例えば図2に示すように、枠体20の底面部21に設けられた5本のレール保持具40a、40b、40c、40d、40eのうち、40bの1本のレール保持具にはガイドレール50を設けないようにしてもよい。また、図2に示すように、枠体20の仕切板25に設けられた5本のレール保持具40f、40g、40h、40i、40jのうち、40h、40iの2本のレール保持具にはガイドレール50を設けないようにしてもよい。予め所定の位置に設けられたレール保持具40のうち、ガイドレール50が係止されるレール保持具40をどれにするかは、枠体20に格納されるプリント配線板60の幅寸法に基づいて決定される。
図2に示すように略等しい間隔で5本のレール保持具40が設けられている場合、枠体20の全体幅に対応したプリント配線板60の幅寸法を1のサイズとすると、1/4、1/2、3/4、1の4種類のサイズのプリント配線板60を組合せることが可能である。1/4、1/2、3/4のそれぞれのサイズのプリント配線板を60a、60b、60cとする。プリント配線板の組合せの一例を図2に示すように、枠体20の底面部21側の段には、1/2サイズのプリント配線板60bを1枚、1/4サイズのプリント配線板60aを2枚、保持することができる。
なお、ガイドレール50をレール保持具40に係止する際、ガイドレール50は、レール保持具40の係止部43、44にガイドレール50の係止部51a、51bが係止された状態で、枠体20の前面からバックボード30に向かってスライド挿入される。ここで、スライド挿入が開始される際、ガイドレール50の後端が枠体20の前面付近の底面部21又は仕切板25に接触される。そのため、ガイドレール50に静電気等に起因する電荷が蓄積されていたとしても、ガイドレール50は、蓄積されていた電荷が枠体20の前面付近で除電された後に枠体20内にスライド挿入される。よって、電荷が蓄積されている状態のガイドレール50を枠体20内周辺のプリント配線板60又はバックボード30等に過って接触させることがない。従って、枠体20内周辺のプリント配線板60又はバックボード30等を誤動作させたり、損傷を与えることがない。
更に、上記の如くプリント配線板60の幅寸法に基づいてガイドレール50が設けられた後、プリント配線板60が、隣接するガイドレール50の間に格納される。プリント配線板60は、ガイドレール50の保持部56に、プリント配線板60の側端部が保持された状態で、枠体20の前面からスライド挿入され、格納される。図2及び図3に示すように、プリント配線板60bは、挿入される途中の状態を示しており、プリント配線板60aは、ガイドレール50の間に挿入され、コネクタ31を介してバックボード30と接続された状態を示している。同様に、図2に示すように、枠体20の仕切板25側の段には、1/4サイズのプリント配線板60aを1枚、3/4サイズのプリント配線板60cを1枚、格納することができる。
以上、本実施の形態に係る電子機器の筐体によれば、枠体の予め設定した所定の位置にレール保持具を設け、ガイドレールを枠体の前方からバックボードに向かってスライドさせて着脱し、ガイドレール同士の間にプリント配線板を挿抜する構造を有する。従って、ガイドレールを係止するレール保持具を選択変更することにより、1/4、1/2、3/4、1の何れのサイズを有するプリント配線板を筐体内に格納することが可能となる。また、それぞれのサイズのプリント配線板を自由に組合せて使用することが可能となる。従って、例えば電子機器を通信機器として用いる場合に、必要なチャンネル数を4、8、12、16チャンネルの間で任意に変更することが可能となり、ユーザの必要に応じて電子機器毎にプリント配線板の構成を最適化することが可能となる。更に、新たな筐体を設計し直すことをしなくてよいため、製造コストを低減することが可能となる。
更に、本実施の形態に係る電子機器の筐体によれば、ガイドレールをスライド挿入する際、スライド挿入が開始される際、ガイドレールの後端が枠体の前面付近の底面部又は仕切板に接触され、ガイドレールが確実に除電される。従って、電子機器の電源に通電した状態で、安全且つ容易にガイドレールの着脱を行うことが可能となる。
(第1の実施の形態の第1の変形例)
次に、図8及び図9を参照し、第1の実施の形態の第1の変形例に係る電子機器の筐体について説明する。
図8は、本変形例に係る電子機器の筐体を示す正面図である。図9は、図8に示す電子機器の筐体の底面部側の段の構成を示す平面図である。ただし、以下の文中では、先に説明した部分には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある(以下の変形例、実施の形態についても同様)。
本変形例に係る電子機器の筐体は、ガイドレールが全て同一の形状を有する点で、第1の実施の形態と相違する。
図8及び図9を参照するに、本変形例に係る電子機器の筐体10aにおいて、枠体20、バックボード30及びレール保持具40は、第1の実施の形態と同一である。なお、図8及び図9は、電子機器の筐体10aが格納するプリント配線板60も示す。
一方、本変形例では、第1の実施の形態と異なり、ガイドレール50の形状が全て同一である。第1の実施の形態で、図2に示すように、枠体20内の底面部21側の段、仕切板25側の段に並設されるガイドレールの両端の50a、50bが、ガイドレールの側面部53、54の一方にのみ保持部56が設けられるところ、本変形例では、図8に示すように、ガイドレール全てが、側面部53、54の両側に保持部56が設けられるガイドレール50である。
本変形例に係る電子機器の筐体によれば、ガイドレールを全て同一の形状とし、並設される場合の両端においても形状を共通化しているため、部品の種類を少なくすることができ、コストを削減することが可能となる。
(第1の実施の形態の第2の変形例)
次に、図10及び図11を参照し、第1の実施の形態の第2の変形例に係る電子機器の筐体について説明する。
図10は、本変形例に係る電子機器の筐体を示す正面図である。また、図11は、図10の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。
本変形例に係る電子機器の筐体は、ガイドレールが、左右両側の保持部がプリント配線板に対応した互いに異なる形状を有する点で、第1の実施の形態と相違する。
図10及び図11を参照するに、本変形例に係る電子機器の筐体10bにおいて、枠体20と、バックボード30と、レール保持具40とは、第1の実施の形態と同様である。なお、図10及び図11は、電子機器の筐体10bが格納するプリント配線板60も示す。
一方、本変形例では、第1の実施の形態と異なり、左右両側の保持部の保持部材対の間隔が互いに異なるガイドレール50cを有する。第1の実施の形態で、図2に示すように、ガイドレール50、50a、50bの側面部53、54に設けられる保持部56の保持部材対の間隔は全て等しいところ、本変形例では、図11に示すように、ガイドレール50cは、ガイドレール50cの左右両側にそれぞれ保持部56、57を有し、保持部56の保持部材56a、56bの対と、保持部57の保持部材57a、57bの対とは互いに異なる間隔を有する。図11に示すように、左側の保持部56の保持部材対の間隔をT1とし、右側の保持部57の保持部材対の間隔をT2とするとき、T1とT2とが互いに異なる。
本変形例の一例として図11に示すように、プリント配線板はガイドレール50cの左右両側で基板厚の異なる60a、60dとすることが可能である。プリント配線板60aは、第1の実施の形態の1/4サイズのプリント配線板60aと同一である。また、プリント配線板60dは、プリント配線板60aの基板厚さと異なる基板厚さを有するプリント配線板を用いることが可能である。プリント配線プリントは60a、60dの基板厚さは任意の値に設計することが可能であり、一例としてプリント配線板60aの基板厚さを2.4mm厚とし、プリント配線板60dの基板厚さを1.6mmとすることが可能である。
また、本変形例では、プリント配線板の上面に設けられるコネクタ61をバックボード30のコネクタ31に嵌合させるために、プリント配線板60aの上面とプリント配線板60dの上面とを同一の高さに揃えることもできる。図11に示すように、ガイドレール50cの左右両側の保持部56、57において、保持部材56a、57aは互いに等しい高さに設けられ、保持部材56b、57bは互いに異なる高さに設けられる。
本変形例に係る電子機器の筐体によれば、異なる基板厚さを有するプリント配線板に対応したガイドレールを用いるため、異なる基板厚さを有するプリント配線板を電子機器内で組み合わせて使用することが可能となる。
(第1の実施の形態の第3の変形例)
次に、図12乃至図14を参照し、第1の実施の形態の第3の変形例に係る電子機器の筐体について説明する。
図12は、本変形例に係る電子機器の筐体を示す正面図である。図13は、図12の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。図14は、本変形例に係る電子機器の筐体に、2階建て構造のプリント配線板が格納された様子を示す正面図である。
本変形例に係る電子機器の筐体は、枠体内に仕切板を設けず、枠体内の上面部側の段のレール保持具が枠体の上面に設けられる点で、第1の実施の形態と相違する。
図12及び図13を参照するに、本変形例に係る電子機器の筐体10cは、枠体20aと、バックボード30と、レール保持具40と、ガイドレール50とを有する。なお、図12は、電子機器の筐体10cが格納するプリント配線板60a、60b、60cも示している。
枠体20aは、略口の字型の断面形状を有し、底面部21、側面部23、24を有する点は、第1の実施の形態と同一である。しかし、枠体20aは、仕切板25を有さない点で、第1の実施の形態の枠体20と異なる。また、枠体20aは、後述するレール保持具40が上下逆向きに設けられる上面部22aを有する点で、第1の実施の形態の枠体20と異なる。
バックボード30は、第1の実施の形態と同一のものを用いることができる。
レール保持具40は、枠体20aの底面部21側の段においては、第1の実施の形態と同一のものを用いることができる。一方、枠体20aの上面部22a側の段においては、第1の実施の形態と異なり、レール保持具40は、枠体20aの上面部22aに上下逆向きに設けられる。また、上下逆向きに設けられるレール保持具40は、枠体20aの底面部21側の段のレール保持具40とは異なる形状を有することも可能である。
ガイドレール50は、枠体20aの底面部21側の段においては、第1の実施の形態と同一のものを用いることができる。一方、枠体20aの上面部22a側の段においては、第1の実施の形態と異なり、ガイドレール50d、50f、50gが、枠体20aの上面部22aに下向きに設けられる。
ガイドレール50dは、図13に示すように、底面部52a、係止部51c、51d、側面部53a、54a、前面部55aを有する。底面部52aは、ガイドレール50dの底面に設けられ、ガイドレール50の上面部52と同様に、枠体20aの前面からバックボード30に向かって延在する長尺の矩形形状を有する部分である。側面部53a、54aは、枠体20aの前面から見てガイドレール50dの左右両側の側面に設けられ、枠体20aの前面からバックボード30に向かって延在する長尺の矩形形状を有する部分である。また、側面部53a、54aには、プリント配線板60の側端部をプリント配線板60の表と裏の両側から保持する保持部58が設けられる。保持部58が、プリント配線板60の基板厚さに対応する間隔で設けられた保持部材58a、58bの対が、枠体20aの前面からバックボード30に向かって側面部53a、54aに設けられることは、第1の実施の形態と同様である。また、保持部58が、枠体20aの前面からバックボード30に向かう方向に沿って、複数に分割されて設けられてもよいのも第1の実施の形態と同様である。ただし、図6に示す枠体20の底面部21からガイドレール50の保持部56の中心までの高さH1と、図13に示す枠体20aの上面部22aからガイドレール50dの保持部58の中心までの高さH2とは異なる。従って、図6に示すガイドレール50の側面部53、54の高さH3と、図13に示すガイドレール50dの側面部53a、54aの高さH4とは異なる。
本変形例に係る電子機器の筐体によれば、プリント配線板間の仕切板を省略し、レール保持具を枠体の底面と上面に互いに対向して設ける。そのため、仕切板が存在することによる格納するプリント配線板に搭載する電子回路(IC)の寸法制約、プリント配線板の基板厚さの寸法制約を受けずに、プリント配線板を枠体に格納することが可能となる。
特に、本変形例に係る電子機器の筐体は、図14に示すように、高さ寸法が大きなプリント配線板を格納することが可能となる。図14を参照するに、電子機器の筐体10cには、枠体20aの上面部22aのレール保持具40にはガイドレールが設けられず、枠体20aの底面部21のレール保持具40しかガイドレール50が設けられない。その結果、電子機器の筐体10cは、二つのプリント配線板を上下二層に分離して配置させた二階建て構造のプリント配線板を、例えば下層のプリント配線板の側端部を保持することにより、格納することができる。図14に示すように、例えば、二つの1/4サイズのプリント配線板62a、62bを上下二層に分離して配置させた二階建て構造の1/4サイズのプリント配線板62を格納することが可能となる。同様に、二つの1/2サイズのプリント配線板63a、63bを上下二層に分離して配置させた二階建て構造の1/2サイズのプリント配線板63を格納することが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、図15を参照し、第2の実施の形態に係る電子機器の筐体について説明する。
図15は、本実施の形態に係る電子機器の筐体を一部分解して示す斜視図である。
本実施の形態に係る電子機器の筐体は、複数の枠体が積み重ねられてなる点で、第1の実施の形態と相違する。
図15を参照するに、本実施の形態に係る電子機器の筐体70は、枠体20が複数積み重ねられた集合枠体80と、バックボード30aと、レール保持具40と、ガイドレール50とを有する。
集合枠体80は、第1の実施の形態における枠体20が複数積み重ねられてなる。図15では、枠体20を上下5段に積み重ねられた集合枠体80が例示される。
バックボード30aは、集合枠体80の背面に設けられる。バックボード30aは、第1の実施の形態と異なり、各枠体20にそれぞれ設けられるものではなく、集合枠体80の背面に一体に設けられる拡張用バックボードである。各枠体20のそれぞれは、枠体20の背面が、ネジ32aを用いてバックボード30aにネジ止めされる。また、バックボード30aには、各枠体20のそれぞれに格納されるプリント配線板60に対応するコネクタ31aが設けられる。
レール保持具40及びガイドレール50は、第1の実施の形態と同一である。また、ガイドレール50同士の間に1/4、1/2、3/4、1サイズのプリント配線板60a、60b、60cを含めたプリント配線板60が格納されるのも、第1の実施の形態と同一である。
本実施の形態に係る電子機器の筐体70によれば、第1の実施の形態に係る電子機器の筐体10の枠体20が複数段積み重ねられ、積み重ねられたそれぞれの枠体20を拡張用バックボード30aにネジ止めする。このことにより、例えば大容量の通信機器装置等の容量拡大可能又は機能拡張可能な大型の電子機器を提供することが可能となる。
なお、本実施の形態では、第1の実施の形態に係る電子機器の筐体10の枠体20を、レール保持具40及びガイドレール50が設けられた状態で複数段積み重ねる場合を例示した。しかしながら、第1の実施の形態に係る電子機器10の筐体の枠体20に限定されるわけではない。従って、第1の実施の形態の第1の変形例に係る電子機器の筐体10aの枠体20を、ガイドレール50が設けられた状態で複数段積み重ねてもよい。また、第1の実施の形態に係る第2の変形例に係る電子機器の筐体10bの枠体20を、ガイドレール50cが設けられた状態で複数段積み重ねてもよい。更に、第1の実施の形態に係る第3の変形例に係る電子機器の筐体10cの枠体20aを、レール保持具40及びガイドレール50dが設けられた状態で複数段積み重ねてもよい。
(第3の実施の形態)
次に、図16乃至図19を参照し、第3の実施の形態に係る電子機器の筐体について説明する。
図16は、本実施の形態に係る電子機器の筐体を示す正面図である。図17は、図16に示す電子機器の筐体の底面部側の段の構成を示す平面図である。図18は、図16の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。図19は、図16の円IIで囲んだ部分を拡大して示す図である。
本実施の形態に係る電子機器の筐体は、第1の実施の形態におけるガイドレールを含まない代わりに、プリント配線板がガイドレールの係止部に相当する部分を有する点で、第1の実施の形態と相違する。なお、本実施の形態に係る電子機器の筐体は、プリント配線板を含むため、電子機器としても機能する。
図16を参照するに、本実施の形態に係る電子機器の筐体110は、枠体120と、バックボード130と、レール保持具140と、プリント配線板160とを有する。
枠体120、バックボード130及びレール保持具140は、それぞれ第1の実施の形態における枠体20、バックボード30及びレール保持具40と同一である。枠体120が、底面部121、上面部122、側面部123、124及び仕切板125を有するのは、第1の実施の形態において枠体20が、底面部21、上面部22、側面部23、24及び仕切板25を有するのと同一である。バックボード130がコネクタ131を有し、プリント配線板160がコネクタ161を有するのは、第1の実施の形態と同一である。レール保持具140は、図16、図17及び図18に示すように、底板部141と、前板部142と、係止部143、144とを有する。底板部141、前板部142及び係止部143、144は、第1の実施の形態における底板部41、前板部42及び係止部43、44と同一である。レール保持具140は、図16に示すように、一例として、5本のレール保持具140a、140b、140c、140d、140eが枠体120の底面部121に設けられ、5本のレール保持具140f、140g、140h、140i、140jが枠体120の仕切板125に設けられる構成とすることができる。ただし、レール保持具140a、140e、140f、140jは、5本のレール保持具の両端に設けられるため、図19に示すように、底板部141を中心として両側の係止部143、144のうち、片側の係止部だけを有するような形状でもよい。
一方、本実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、プリント配線板160は、レール保持具140に係止される係止部162a、162bを有する。図18に示されるように、係止部162a、162bは、レール保持具140の係止部143、144に係止される係止部材163a、163b、プリント配線板160を枠体120の底面部121又は仕切板125より所定の高さに保つスペーサ部材164a、164b、プリント配線板160を係止部162a、162bに取付ける取付部材165a、165bを有する。また、係止部162a、162bとして、例えば、それぞれ係止部材163a、163b、スペーサ部材164a、164b、取付部材165a、165bが、二箇所で曲折された一体の金属等で形成される部材を用いることができる。
また、第1の実施の形態と同様に、1/4、1/2、3/4のそれぞれのサイズのプリント配線板を160a、160b、160cとする。また一例を図16に示すように、枠体120の底面部121側の段には、1/4サイズのプリント配線板160aを2枚、1/2サイズのプリント配線板160bを1枚、格納することができる。また、枠体120の上面部122側の段には、1/4サイズのプリント配線板160aを1枚、3/4サイズのプリント配線板160cを1枚、格納することができる。
本実施の形態に係る電子機器の筐体によれば、着脱可能なガイドレールを用いる代わりに、プリント配線板に係止部を取付け、この係止部が、予め枠体の所定の位置に固定されたレール保持具に係止されるように、プリント配線板を枠体の前面側から挿抜する。これにより、電子機器の製造コストを低減することが可能となる。
なお、第2の実施の形態では、電子機器の筐体10の枠体20を複数積み重ねて電子機器の筐体70を構成する。同様に、本実施の形態でも、電子機器の筐体110の枠体120を、レール保持具140及びプリント配線160が設けられた状態で複数積み重ねて電子機器の筐体を構成してもよい。このような電子機器の筐体によれば、例えば大容量の通信機器装置等の容量拡大可能又は機能拡張可能な大型の電子機器を提供することが可能となる。
(第3の実施の形態の変形例)
次に、図20及び図21を参照し、第3の実施の形態の変形例に係る電子機器の筐体について説明する。
図20は、本変形例に係る電子機器の筐体を示す正面図である。また、図21は、図20の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。
本変形例に係る電子機器の筐体は、異なる基板厚さを有するプリント配線板が、異なる高さを有する係止部を有する点で、第3の実施の形態と相違する。また、本変形例に係る電子機器の筐体は、プリント配線板を含むため、電子機器としても機能する。
図20及び図21を参照するに、本変形例に係る電子機器の筐体110aにおいて、枠体120と、バックボード130と、レール保持具140とは、第3の実施の形態と同様である。
一方、本変形例に係る電子機器の筐体110aは、第3の実施の形態と異なり、互いに異なる基板厚さを有するプリント配線板を有する。第3の実施の形態で、図18及び図19に示すように、プリント配線板160a、160b、160cの基板厚さは全て等しいところ、本変形例では、図20及び図21に示すように、プリント配線板160aとサイズが1/4と同じで、基板厚さが異なるプリント配線板160dを有する。プリント配線板160aの基板厚さをT3とし、プリント配線板160dの基板厚さをT4とするとき、T3とT4とが互いに異なる。一例としてプリント配線板160aの基板厚さを2.4mm厚とし、プリント配線板160dの基板厚さを1.6mmとすることが可能である。
また、本変形例では、プリント配線板160の上面に設けられるコネクタ161をバックボード130のコネクタ131に嵌合させるために、プリント配線板160aの上面とプリント配線板160dの上面を同一の高さに揃えることができる。図21に示すように、プリント配線板160aの係止部162bのスペーサ部材164bの高さをH5とし、プリント配線板160dの係止部162cのスペーサ部材164cの高さをH6とすると、H6はH5と異なる高さであり、T3+H5=T4+H6の関係になるように設けられる。
本変形例に係る電子機器の筐体によれば、異なる基板厚さを有するプリント配線板が、基板上面が同一の高さで格納されるように、プリント配線板の基板厚さに対応して異なる高さを有する係止部を取付けて用いるため、異なる基板厚さを有するプリント配線板を電子機器内で組み合わせて使用することが可能となる。
なお、本変形例においても、電子機器の筐体110aの枠体120を、レール保持具140及びプリント配線160が設けられた状態で複数積み重ねて電子機器を構成してもよい。このような電子機器の筐体によれば、例えば大容量の通信機器装置等の容量拡大可能又は機能拡張可能な大型の電子機器を提供することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について記述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本明細書に以下の事項を開示する。
(付記1)
プリント配線板を格納する枠体と、
前記枠体の背面に設けられ、前記プリント配線板とコネクタを介して接続されるバックボードと、
前記枠体内の所定の位置に設けられ、前記枠体の前面から前記バックボードに向かって延在する複数のレール保持具と、
前記レール保持具に係合する係止部と、該レール保持具の延在方向に沿って延在し、前記プリント配線板の側端部を挟んで保持する保持部とを有し、前記係止部を介して前記レール保持具に係止されるガイドレールと
を有することを特徴とする電子機器の筐体。
(付記2)
プリント配線板を格納する枠体が複数積み重ねられてなる集合枠体と、
前記集合枠体の背面に一体に設けられ、前記プリント配線板とコネクタを介して接続されるバックボードと、
前記集合枠体の何れかの枠体内の所定の位置に設けられ、該枠体の前面から前記バックボードに向かって延在する複数のレール保持具と、
前記レール保持具に係合する係止部と、該レール保持具の延在方向に沿って延在し、前記プリント配線板の側端部を挟んで保持する保持部とを有し、前記係止部を介して前記レール保持具に係止されるガイドレールと
を有することを特徴とする電子機器の筐体。
(付記3)
前記保持部が前記プリント配線板の前記側端部を該プリント配線板の表と裏の両側から挟んで保持することを特徴とする付記1又は2に記載の電子機器の筐体。
(付記4)
前記ガイドレールが係止される前記レール保持具は、前記プリント配線板の幅寸法に基づいて決定されることを特徴とする付記1乃至3の何れか一つに記載の電子機器の筐体。
(付記5)
前記ガイドレールは、該ガイドレールの両側にそれぞれ前記保持部を有し、
前記両側の前記保持部は前記プリント配線板に対応した互いに異なる形状を有することを特徴とする付記1乃至4の何れか一つに記載の電子機器の筐体。
(付記6)
前記保持部は、前記プリント配線板の基板厚に対応する間隔で対向して設けられた保持部材対を有し、
前記保持部材対の間隔が前記ガイドレールの前記両側で互いに異なることを特徴とする付記5に記載の電子機器の筐体。
(付記7)
前記ガイドレールは、全て同一の形状を有することを特徴とする付記1乃至4の何れか一つに記載の電子機器の筐体。
(付記8)
前記枠体は、該枠体の底面と上面との間に、該底面と平行に設けられる仕切板を有し、
前記レール保持具は、前記底面と前記仕切板とに設けられることを特徴とする付記1乃至7の何れか一つに記載の電子機器の筐体。
(付記9)
前記レール保持具は、前記枠体の底面と上面とに互いに対向して設けられることを特徴とする付記1乃至7の何れか一つに記載の電子機器の筐体。
(付記10)
前記ガイドレールは、前記枠体の前記底面に設けられた前記レール保持具に係止され、
前記ガイドレールの前記保持部は、二つのプリント配線板を上下二層に分離して配置させた二階建て構造のプリント配線板の側端部を保持することを特徴とする付記9に記載の電子機器の筐体。
(付記11)
前記レール保持具は、導電体よりなることを特徴とする付記1乃至10の何れか一つに記載の電子機器の筐体。
(付記12)
プリント配線板と、
前記プリント配線板を格納する枠体と、
前記枠体の背面に設けられ、前記プリント配線板とコネクタを介して接続されるバックボードと、
前記枠体内の所定の位置に設けられ、前記枠体の前面から前記バックボードに向かって延在する複数のレール保持具と
を有し、
前記プリント配線板は、前記レール保持具に係合する係止部を有し、該係止部を介して前記レール保持具に係止されることを特徴とする電子機器。
(付記13)
プリント配線板を格納する枠体が複数積み重ねられてなる集合枠体と、
前記集合枠体の背面に一体に設けられ、前記プリント配線板とコネクタを介して接続されるバックボードと、
前記集合枠体の何れかの枠体内の所定の位置に設けられ、該枠体の前面から前記バックボードに向かって延在する複数のレール保持具と
を有し、
前記プリント配線板は、前記レール保持具に係合する係止部を有し、該係止部を介して前記レール保持具に係止されることを特徴とする電子機器。
(付記14)
前記プリント配線板は、前記係止部の高さ寸法が、前記枠体に格納される該プリント配線板の上面の高さが予め決定された所定の高さに等しくなるように決定されることを特徴とする付記12又は13に記載の電子機器。
(付記15)
前記枠体は、該枠体の底面と上面との間に、該底面と平行に設けられる仕切板を有し、
前記レール保持具は、前記底面と前記仕切板とに設けられることを特徴とする付記12乃至14の何れか一つに記載の電子機器。
(付記16)
前記レール保持具は、導電体よりなることを特徴とする付記12乃至15の何れか一つに記載の電子機器。
従来の電子機器の筐体がプリント配線板を格納している位置を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る電子機器の筐体を示す正面図である。 図2に示す電子機器の筐体の底面部側の段の構成を示す平面図である。 図2に示す電子機器の筐体の一部をレール保持具及びガイドレールを含めて示す組立詳細図である。 図4の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。 図2の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。 図2の円IIで囲んだ部分を拡大して示す図である。 本発明の第1の実施の形態の第1の変形例に係る電子機器の筐体を示す正面図である。 図8に示す電子機器の筐体の底面部側の段の構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施の形態の第2の変形例に係る電子機器の筐体を示す正面図である。 図10の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係る電子機器の筐体を示す正面図である。 図12の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。 本発明の第1の実施の形態の第3の変形例に係る電子機器の筐体に、2階建て構造のプリント配線板が格納された様子を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電子機器の筐体を一部分解して示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電子機器の筐体を示す正面図である。 図16に示す電子機器の筐体の底面部側の段の構成を示す平面図である。 図16の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。 図16の円IIで囲んだ部分を拡大して示す図である。 本発明の第3の実施の形態の変形例に係る電子機器の筐体を示す正面図である。 図20の円Iで囲んだ部分を拡大して示す図である。
符号の説明
10、10a〜10c、70、110、110a 電子機器の筐体
20、20a、120 枠体
21、121 底面部
22、22a、122 上面部
23、24、123、124 側面部
25、125 仕切板
30、30a、130 バックボード
31、31a、61、131、161 コネクタ
32a、46 ネジ
40、40a〜40j、140、140a〜140j レール保持具
41、141 底板部
42、142 前板部
43、44、143、144 係止部
45、145 ネジ孔(タップ孔)
50、50a〜50g ガイドレール
51a〜51d 係止部
52 上面部
52a 底面部
53、53a、54、54a 側面部
55、55a 前面部
56、57、58 保持部
56a、56b、57a、57b、58a、58b 保持部材
60、60a〜60d、62、62a、62b、63、63a、63b、160、160a〜160d プリント配線板
80 集合枠体
162a〜162c 係止部
163a〜163c 係止部材
164a〜164c スペーサ部材
165a〜165c 取付部材

Claims (5)

  1. プリント配線板を格納する枠体と、
    前記枠体の背面に設けられ、前記プリント配線板とコネクタを介して接続されるバックボードと、
    前記枠体内の所定の位置に設けられ、前記枠体の前面から前記バックボードに向かって延在する複数のレール保持具と、
    前記レール保持具に係合する係止部と、該レール保持具の延在方向に沿って延在し、前記プリント配線板の側端部を挟んで保持する保持部とを有し、前記係止部を介して前記レール保持具に係止されるガイドレールと
    を有することを特徴とする電子機器の筐体。
  2. 前記ガイドレールは、該ガイドレールの両側にそれぞれ前記保持部を有し、
    前記両側の前記保持部は前記プリント配線板に対応した互いに異なる形状を有することを特徴とする請求項1に記載の電子機器の筐体。
  3. 前記枠体は、該枠体の底面と上面との間に、該底面と平行に設けられる仕切板を有し、
    前記レール保持具は、前記底面と前記仕切板とに設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器の筐体。
  4. 前記レール保持具は、前記枠体の底面と上面とに互いに対向して設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器の筐体。
  5. プリント配線板と、
    前記プリント配線板を格納する枠体と、
    前記枠体の背面に設けられ、前記プリント配線板とコネクタを介して接続されるバックボードと、
    前記枠体内の所定の位置に設けられ、前記枠体の前面から前記バックボードに向かって延在する複数のレール保持具と
    を有し、
    前記プリント配線板は、前記レール保持具に係合する係止部を有し、該係止部を介して前記レール保持具に係止されることを特徴とする電子機器。
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