JP2006202963A - 電子装置 - Google Patents

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Shunzo Hirose
俊三 広瀬
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Abstract

【課題】背面アクセスの電子装置であっても前面側から容易に操作できるようにした電子装置を提供する。
【解決手段】端部にコネクタを設けた複数の第一の回路機能盤と、端部にコネクタ14を設けるとともにコネクタ14にケーブル付きコネクタ15を接続して成る複数の第二の回路機能盤13と、前面開口部12および後面開口部を有し、第一の回路機能盤と第二の回路機能盤13とを抜き差し自在に取り付けるシェルフ11と、シェルフ11の前面開口部12に取り付けられる表面板と、シェルフ11の後面開口部に取り付けられる後面板とを備え、表面板は、第二の回路機能盤13の抜き差し時に第二の回路機能盤13がケーブル付きコネクタ15を接続した状態で移動できるように前面開口部12を開放し、第二の回路機能盤13の固定時に前面開口部12を閉鎖する開閉機構17、18を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置等の電子装置に関する。
従来、この種の電子装置は、例えば、図11に示すように、電子部品をプリント配線板に実装して成る複数の回路機能盤2をバックボードを有するシェルフ3内に挿入してコネクタを介して接続するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。そして、シェルフ3の前面には表面板4がねじ5によって固定されている。このような従来の電子装置1は、背面アクセスと称されている。
特開平8−330766号公報
しかし、背面アクセスの電子装置1では、設置場所が壁に密着していると、電子装置1の裏側の配線を操作することが困難となり、配線の変更等を行う度に電子装置1を動かさなければならない。
また、背面アクセスの電子装置1に機能追加をしたい場合、背面アクセスのコネクタ数では、コネクタが足りないため、対応することができない。
さらに、前面アクセスにしようとすると、前面側には表面板4が固定されているので、前面アクセスをすることができない。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為されたもので、その目的は、背面アクセスの電子装置であっても前面側から容易に操作できるようにした電子装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、端部にコネクタを設けた複数の第一の回路機能盤と、端部にコネクタを設けるとともにコネクタにケーブル付きコネクタを接続して成る複数の第二の回路機能盤と、前面開口部および後面開口部を有し、第一の回路機能盤と第二の回路機能盤とを抜き差し自在に取り付けるシェルフと、シェルフの後面開口部に取り付けられる後面板と、シェルフの前面開口部に取り付けられる表面板とを備え、表面板は、第二の回路機能盤の抜き差し時に第二の回路機能盤がケーブル付きコネクタを接続した状態で移動できるように前面開口部を開放し、第二の回路機能盤の固定時に前面開口部を閉鎖する開閉機構を有する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電子装置において、表面板は、ケーブル付きコネクタの位置に合わせて設けた複数の切り込み部を有する第一の板材と、第一の板材の切り込みを塞がないように第一の板材とともにシェルフの前面開口部に取り付けられる平板形状の第二の板材とで構成されている。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の電子装置において、第一の板材は、切り込み部の両側部側においてシェルフの前面開口部に固定される2つの固定部を有し、第二の板材は、シェルフの前面開口部への取り付け時に第一の板材の2つの固定部上に重ね合わされ、2つの固定部は、第二の板材の重ね合わせ時に両板材の段差を無くすための折り込み部を有する。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の電子装置において、第一の板材および第二の板材は、シェルフの前面開口部に回動自在に取り付けられている。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の電子装置において、第一の板材は、シェルフの前面開口部に対して回動角度が90度である。
請求項6に係る発明は、請求項2に記載の電子装置において、第二の板材は、シェルフの前面開口部にスプリング付き蝶番を介して回動自在に取り付けられている。
請求項7に係る発明は、請求項2に記載の電子装置において、第一の板材は、第二の回路機能盤の抜き差し時に第二の回路機能盤をスライドさせるレール部材を可動自在に配置している。
請求項8に係る発明は、請求項7に記載の電子装置において、レール部材は、第一の板材の内面に固定した2つの支持金具間に複数のレールを移動自在に組み付けることによって構成され、複数のレールは、長板形状の本体の長手方向に設けた溝部と、溝部の両側部に設けた複数のピン孔と、長板形状の本体の両側に設けたスライド用の凸部と凹部とを有し、凸部と凹部とを介して摺動自在に連接し、2つの支持金具は、複数のピン孔を設け、隣接するレールは、ピン孔に二股形状のピンを相互に固定できるように配置するとともに、それぞれのピン孔を介してピンにより連絡し、2つの支持金具側に位置するレールは、支持金具のピン孔とレール部材のピン孔とをピンにより連絡している。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載の電子装置において、レール部材は、第二の回路機能盤が装着されていない切り欠き部までレールを移動して切り欠き部を封鎖する位置に固定される。
本発明によれば、背面アクセスの電子装置において、ケーブル付きコネクタを接続した回路機能盤を附加し、かつケーブル付きコネクタを接続した状態で回路機能盤を前面アクセスできるようにすることができる。
以下、本発明を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
(第一実施形態)
図1ないし図4は、本発明の第一実施形態に係る電子装置10を示す。
本実施形態に係る電子装置10では、端部にコネクタを設けた複数の第一の回路機能盤(図示せず)と、端部にコネクタ14を設けるとともにコネクタ14にケーブル付きコネクタ15を接続して成る複数の第二の回路機能盤13とが用いられる。ここで、第一の回路機能盤は、従来の電子装置と同様に用いられているものであり、例えば、図示しないバックボードを有するシェルフ11内に挿入され図示しないコネクタに接続されるように構成されている。
シェルフ11は、従来の電子装置のシェルフと同様に、前面開口部12および後面開口部(図示せず)を有する。前面開口部12には、ねじ孔12,12bが設けられており、ねじ孔12,12bにねじ19a,19bを螺合することによって表面板16が取り付けられる。後面開口部には図示しない後面板が同様に取り付けられる。
表面板16は、第一の板材17と第二の板材18とで構成されている。表面板16は、第二の回路機能盤13の抜き差し時に第二の回路機能盤13がケーブル付きコネクタ15を接続した状態で移動できるようにシェルフ11の前面開口部12を開放し、第二の回路機能盤13の固定時にシェルフ11の前面開口部12を閉鎖することができるように、第一の板材17と第二の板材18とをシェルフ11の前面開口部12の上下に重ねて配置することによって構成されている。
第一の板材17は、ケーブル付きコネクタ15の位置に合わせて設けた複数の切り込み部17aを有する。第一の板材17は、シェルフ11の前面開口部12と同形状を為す板材に、一側から矩形状の切り欠き部17bを設けることによって両側部に固定部17c,17dを形成している。固定部17c,17dは、第二の板材18を重ね合わした際に、両者の表面側に段差ができないように、クランク状に折り曲げた直角曲げ部17e,17fを有する。また、固定部17c,17dには、ねじ19a,19bを挿通するためのねじ挿通孔17f,17hが設けてある。
第二の板材18は、平板から成り、第一の板材15aの切り込み部17aを塞がないように第一の板材17とともにシェルフ11の前面開口部12に取り付けられる。また、第二の板材18には、ねじ19a,19bを挿通するためのねじ挿通孔18a,18bが設けられている。
次に、斯くして構成された本実施形態に係る電子装置10の作用を説明する。
先ず、図3に示すように、前面開口部12および後面開口部(図示せず)を開放した状態で、シェルフ11には、従来の電子装置と同様に図示しない第一の回路機能盤がシェルフ11内に設けたバックボード(図示せず)に設けたコネクタに接続するように差し込まれる。シェルフ11の後面開口部(図示せず)には、従来と同様に後面板(図示せず)が取り付けられる。
次に、前面アクセスするために、ケーブル付きコネクタ15をコネクタ14に接続した第二の回路機能盤13がシェルフ11内に差し込まれる。
次に、図2に示すように、各切り込み部17aにケーブル付きコネクタ15を嵌め込むようにして第一の板材17をシェルフ11の前面開口部12に配置する。次に、図2に示すように、切り欠き部17bを覆うとともに第一の板材17の2つの固定部17c,17d上に第二の板材18を配置する。そして、ねじ19a,19bを第二の板材18のねじ挿通孔18a,18b、第一の板材17のねじ挿通孔17g,17hを挿通してシェルフ11の前面開口部12のねじ孔12a,12bに向かってねじ込んでシェルフ11の前面開口部12に表面板16を取り付ける。この際、第一の板材17の固定部17c,17dには、直角曲げ部17e,17fが設けてあるので、図4に示すように、第一の板材17と第二の板材18との間には段差が生じない。
以上により、本実施形態においては、ケーブル付きコネクタ15を接続した第二の回路機能盤13をシェルフ11の前面開口部12から差し込んだ後、シェルフ11の前面開口部12に表面板16を取り付けることによって所望の電子装置10を得ることができる。
次に、例えば、保守時にケーブル付きコネクタ15を接続した第二の回路機能盤13をシェルフ11の前面開口部12から抜き出す場合について説明する。
この場合には、図1に示す組み付け状態において、シェルフ11の前面開口部12からねじ19a,19bを外し、第二の板材18および第一の板材17をシェルフ11の前面開口部12から取り去る。その後、保守するためのケーブル付きコネクタ15を接続した第二の回路機能盤13をシェルフ11の前面開口部12から抜き出す。
前面アクセスに使用するコネクタ付ケーブル15は、一般ユーザで回線を使用している場合があるため、コネクタ付ケーブル15を外すことなく第二の回路機能盤13をシェルフ11の前面開口部12から抜き出すことにより、回路機能をチェックするなどの保持作業を容易に行うことができる。
斯くして、本実施形態においては、第二の回路機能盤13の抜き差し時に第二の回路機能盤13がケーブル付きコネクタ15を接続した状態で移動できるように、表面板16がシェルフ11の前面開口部12を開放し、第二の回路機能盤13の固定時にシェルフ11の前面開口部12を閉鎖することができるように、シェルフ11の前面開口部12に表面板16を取り付けることができる。
以上のように、本実施形態によれば、既存の背面アクセスの電子装置に機能追加の要請があった場合に、前面アクセスにより、従来の電子装置では対応できなかったコネクタ不足を解消することができる。
また、一般ユーザで使用している回線であっても、コネクタ付ケーブル15を外すことなく表面板16を外し保守を行うことができる。
また、第一の板材17と第二の板材18との間には段差が生じないように構成したので、表面板16の重なる箇所が浮き上がることがなく、面一になり、外観もきれいで、表面板16の接触面の密着性を高めることができる。そのため、強制空冷を行いやすくなり、電波放射特性なども改善しやすくなる。
また、表面板16を、外線アクセス用のコネクタ付ケーブル15の形状に合わせた切り込み部17aを設けた第一の板材17と平板形状の第二の板材18とで構成したので、表面隙間を少なくすることができる。
(第二実施形態)
図5ないし図8は、本発明の第二実施形態に係る電子装置20を示す。
本実施形態に係る電子装置20は、表面板26を構成する第一の板材27および第二の板材28とがシェルフ21の前面開口部22に対して回動自在に取り付き、第一の板材27に第二の回路機能盤23の抜き差し時に第二の回路機能盤23をスライドさせるレール部材29を可動自在に配置した点で、第一実施形態に係る電子装置10とは相違する。
本実施形態に係る電子装置20においても、第一実施形態に係る電子装置10と同様に、端部にコネクタを設けた複数の第一の回路機能盤(図示せず)と、端部にコネクタ24を設けるとともにコネクタ24にケーブル付きコネクタ25を接続して成る複数の第二の回路機能盤23とが用いられる。ここで、第一の回路機能盤は、従来の電子装置に用いられているものであり、例えば、図示しないバックボードを有するシェルフ21内に挿入され図示しないコネクタに接続されるように構成されている。シェルフ21は、従来の電子装置のシェルフと同様に、前面開口部22および後面開口部(図示せず)を有する。
表面板26は、第二の回路機能盤23の抜き差し時に第二の回路機能盤23がケーブル付きコネクタ25を接続した状態で移動できるように前面開口部22を開放し、第二の回路機能盤23の固定時に前面開口部22を閉鎖することができるように、第一の板材27と第二の板材28とを重ねて配置することによって構成されている。
第一の板材27は、板材の両側部が起立する壁面27bを形成するとともに、一側部にケーブル付きコネクタ25の位置に合わせて設けた複数の切り込み部27aを有する。第一の板材27は、シェルフ21の前面開口部22に対して回動自在に取り付けられるとともに、展開時に90度の位置で固定するストッパ機構を有する。これらは、例えば、第一の板材27に固定したガイド棒をシェルフ21に案内するガイド部をシェルフ21に備え、90度の位置でガイド棒をロックするガイドピンをシェルフ21に備えてガイド棒をロックする構造とすることによって構成することができる。
第二の板材28が、板材の両側部が起立する壁面28bを形成するとともに、シェルフ21の前面開口部22にスプリング付き蝶番28aを介して回動自在に取り付けられている。
レール部材29は、第一の板材27の内面に、例えばスポット溶接などにより固定した2つの支持金具29aを介して可動自在に配置されている。レール部材29は、2つの支持金具29a間に複数のレール30を移動自在に組み付けることによって構成されている。複数のレール30は、長板形状の本体の長手方向に設けた溝部30aと、溝部30aの両側部に設けた複数のピン孔30bと、長板形状の本体の両側に設けたスライド用の凸部30cと凹部30dとを有する。複数のレール30を、凸部30cと凹部30dとを介して摺動自在に連接するとともに隣接するレール30同士をピン孔30bに二股形状のピン31を相互に固定できるように配置している。2つの支持金具29aにも同様にピン孔29bが設けてある。また、各レール30はそれぞれのピン孔30bを介してピン31により連絡するとともに、ピン孔29bを介して両側部に位置する2つの支持金具29aともピン31によって連絡している。従って、レール30は、ピン31により相互に連絡し合い、第一の板材27の上下端部側から不用意に抜け落ちたり、抜け出したりすることがない。また、レール30は、第二の回路機能盤23が装着されていない切り欠き部27aまで移動して切り欠き部27aを封鎖する位置に固定される。
斯くして構成された本実施形態に係る電子装置20の作用について説明する。
先ず、図5に示すように、前面開口部22および後面開口部(図示せず)を開放した状態で、シェルフ21には、従来の電子装置と同様に図示しない第一の回路機能盤がシェルフ21内に設けたバックボード(図示せず)に設けたコネクタに接続するように差し込まれる。シェルフ21の後面開口部(図示せず)には、従来と同様に後面板(図示せず)が取り付けられる。
次に、前面アクセスするために、ケーブル付きコネクタ25をコネクタ24に接続した第二の回路機能盤23がシェルフ21内に差し込まれる。
次に、第一の板材27をシェルフ21の前面開口部22に向かって回動しながら各切り込み部27aにケーブル付きコネクタ25を嵌め込むようにして第一の板材27をシェルフ21の前面開口部22に配置する。次に、第二の板材28をシェルフ21の前面開口部22に向かって回動して第二の板材28を配置する。
以上により、本実施形態においては、ケーブル付きコネクタ25を接続した第二の回路機能盤23をシェルフ21の前面開口部22から差し込んだ後、シェルフ21の前面開口部22に表面板26を取り付けることによって所望の電子装置20を得ることができる。
次に、例えば、保守時にケーブル付きコネクタ25を接続した第二の回路機能盤23をシェルフ21の前面開口部22から抜き出す場合について説明する。
この場合には、図5に示す組み付け状態において、シェルフ21の前面開口部22から第二の板材28および第一の板材27を開放する方向に回動してシェルフ21の前面開口部22を開放する。その後、ケーブル付きコネクタ25を接続した第二の回路機能盤23をレール部材29のレール部材30の溝部30aに沿って移動させながらシェルフ21の前面開口部22から抜き出す。そして、レール部材30の溝部30aに第二の回路機能盤23を載置した状態で、例えば、図8に示すように、第二の回路機能盤23に設けた回路機能をチェックする端子23aを介して回路機能をチェックすることができる。
前面アクセスに使用するコネクタ付ケーブル25は、一般ユーザで回線を使用している場合があるため、コネクタ付ケーブル25を外すことなく第二の回路機能盤23をシェルフ21の前面開口部22から抜き出すことにより、回路機能をチェックするなどの保持作業を容易に行うことができる。
斯くして、本実施形態においては、第二の回路機能盤23の抜き差し時に第二の回路機能盤23がケーブル付きコネクタ25を接続した状態で移動できるように、表面板26がシェルフ21の前面開口部22を開放し、第二の回路機能盤23の固定時にシェルフ21の前面開口部22を閉鎖することができるように、シェルフ21の前面開口部22に表面板26を取り付けることができる。
以上のように、本実施形態によれば、既存の背面アクセスの電子装置に機能追加の要請があった場合に、前面アクセスにより、従来の電子装置では対応できなかったコネクタ不足を解消することができる。
また、一般ユーザで使用している回線であっても、コネクタ付ケーブル25を外すことなく表面板26を外し保守を行うことができる。
また、第一の板材27にレール部材29を設けたので、第一の板材27を水平状態に開いた際に、ケーブル付きコネクタ25を接続した第二の回路機能盤23を整然と引き出し機能チェックを行うことができる。
また、ケーブル付きコネクタ25を接続した第二の回路機能盤23を取り付けない場合には、例えば、図5に示すように、レール30を切り欠き部27aの位置まで移動してピン31により固定することにより、切り欠き部27aをレール部材30で塞ぐことができる。
また、第二の板材28は、シェルフ21の前面開口部22にスプリング付き蝶番28aを介して回動自在に取り付けられているので、シェルフ21の前面開口部22を開放して作業を行う際に、第二の板材28が垂れ下がることがない。従って、表面板26と回路機能盤23と接触しないため、回路機能盤や表面板26を傷をつけることがない。また、手やテープなどで押さえておく必要がないため、煩わしさが軽減できる。
また、第一の板材27がシェルフ21の前面開口部22に回動自在に取り付けられているので、図5に示すように、展開して保守作業を行う場合には、測定器や工具などを置くことが可能となる。
(比較例)
本比較例に係る電子装置は、図11に示す従来の背面アクセスする電子装置1において、表面板4に、回路機能盤2に設けたコネクタ6と見合った箇所に開口7を設け、この開口7を介してケーブル付きコネクタ8を取り付けるようにしたものである。
本比較例に係る電子装置でも、前面アクセスとして機能させることが可能である。
しかし、ケーブル付きコネクタ8は、一般ユーザで使用する回線に連絡しているので、表面板4を外すことができても、開口7内に止まっている。従って、全てのケーブル付きコネクタ8またはそれに接続するケーブルに無用な外力が掛からないように表面板4を保持しながら移動しなければならない。
そこで、全てのケーブル付きコネクタ8またはそれに接続するケーブルに無用な外力が掛からないようにするためには、表面板4を外す前に、全てのケーブル付きコネクタ8をコネクタ5から外す必要がある。
また、保守時に対象となる回路機能盤2を他の回路機能盤2と分離する必要があり、操作が煩雑となり、実用的ではない。
ところが、ケーブル付きコネクタ8は一般ユーザが使用している回線に連絡しているので、保守の際には、事前に一般ユーザからの了解を得ないと保守作業を行えないという事態を招くことになる。
本発明の一実施形態に係る電子装置10の要部を示す斜視図である。 図1の電子装置10の表面板の取付を示す説明図である。 図1の電子装置10の前面開口部と表面板との関係を示す説明図である。 図1の電子装置10の表面板の取付を示す断面図である。 本発明の別の実施形態に係る電子装置20の表面板26を開いた状態を示す斜視図である。 図5の電子装置10に用いるレール部材を示す斜視図である。 図5の電子装置10の表面板を閉じた状態を示す説明図である。 図5の電子装置10の回路機能チェックを行い状態を示す斜視図である。 比較例に係る電子装置の表面板を閉じた状態を示す説明図である。 比較例に係る電子装置の表面板を外した状態を示す斜視図である。 従来の背面アクセスの電子装置を示す斜視図である。
符号の説明
10,20 電子装置
11,21 シェルフ
12,22 前面開口部
13 第二の回路機能盤
14 コネクタ
15 ケーブル付きコネクタ
16,26 表面板
17,27 第一の板材
17a,27a 切り欠き部
18,28 第二の板材
29 レール部材
30 レール部材
30a 溝部
30b ピン孔
30c 凸部
30d 凹部
31 ピン

Claims (9)

  1. 端部にコネクタを設けた複数の第一の回路機能盤と、
    端部にコネクタを設けるとともに前記コネクタにケーブル付きコネクタを接続して成る複数の第二の回路機能盤と、
    前面開口部および後面開口部を有し、前記第一の回路機能盤と前記第二の回路機能盤とを抜き差し自在に取り付けるシェルフと、
    前記シェルフの前面開口部に取り付けられる表面板と、
    前記シェルフの後面開口部に取り付けられる後面板と
    を備え、
    前記表面板は、前記第二の回路機能盤の抜き差し時に前記第二の回路機能盤が前記ケーブル付きコネクタを接続した状態で移動できるように前記前面開口部を開放し、前記第二の回路機能盤の固定時に前記前面開口部を閉鎖する開閉機構を有する
    ことを特徴とする電子装置。
  2. 請求項1に記載の電子装置において、
    前記表面板は、前記ケーブル付きコネクタの位置に合わせ設けた複数の切り込み部を有する第一の板材と、前記第一の板材の前記切り込みを塞がないように前記第一の板材とともに前記シェルフの前面開口部に取り付けられる平板形状の第二の板材とで構成されている
    ことを特徴とする電子装置。
  3. 請求項2に記載の電子装置において、
    前記第一の板材は、前記切り込み部の両側部側において前記シェルフの前面開口部に固定される2つの固定部を有し、
    前記第二の板材は、前記シェルフの前面開口部への取り付け時に前記第一の板材の前記2つの固定部上に重ね合わされ、
    前記2つの固定部は、前記第二の板材の重ね合わせ時に両板材の段差を無くすための折り込み部を有する
    ことを特徴とする電子装置。
  4. 請求項2に記載の電子装置において、
    前記第一の板材および前記第二の板材は、前記シェルフの前面開口部に回動自在に取り付けられている
    ことを特徴とする電子装置。
  5. 請求項4に記載の電子装置において、
    前記第一の板材は、前記シェルフの前面開口部に対して回動角度が90度である
    ことを特徴とする電子装置。
  6. 請求項2に記載の電子装置において、
    前記第二の板材は、前記シェルフの前面開口部にスプリング付き蝶番を介して回動自在に取り付けられている
    ことを特徴とする電子装置。
  7. 請求項2に記載の電子装置において、
    前記第一の板材は、前記第二の回路機能盤の抜き差し時に前記第二の回路機能盤をスライドさせるレール部材を可動自在に配置している
    ことを特徴とする電子装置。
  8. 請求項7に記載の電子装置において、
    前記レール部材は、前記第一の板材の内面に固定した2つの支持金具間に複数のレールを移動自在に組み付けることによって構成され、
    前記複数のレールは、長板形状の本体の長手方向に設けた溝部と、前記溝部の両側部に設けた複数のピン孔と、前記長板形状の本体の両側に設けたスライド用の凸部と凹部とを有し、前記凸部と前記凹部とを介して摺動自在に連接し、
    前記2つの支持金具は、複数のピン孔を設け、
    隣接する前記レールは、前記ピン孔に二股形状のピンを相互に固定できるように配置するとともに、それぞれの前記ピン孔を介して前記ピンにより連絡し、
    前記2つの支持金具側に位置する前記レールは、前記支持金具のピン孔と前記レールのピン孔とを前記ピンにより連絡している
    ことを特徴とする電子装置。
  9. 請求項8に記載の電子装置において、
    前記レール部材は、前記第二の回路機能盤が装着されていない前記切り欠き部まで前記レールを移動して前記切り欠き部を封鎖する位置に固定される
    ことを特徴とする電子装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010109083A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Fujitsu Ltd 電子機器の筐体

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JP2010109083A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Fujitsu Ltd 電子機器の筐体

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