JP2010106777A - 建設機械のマフラ設置構造 - Google Patents

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一 新垣
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Abstract

【課題】大型のマフラに十分対応でき、且つ、マフラ固定用ブラケットと足場板を兼用化して部品点数の削減等を可能にする。
【解決手段】上部旋回体4の後部にエンジン10及びマフラ11が設けられた建設機械のマフラ設置構造において、前記エンジン10の上面にメンテナンス用足場板を兼用するマフラ固定用のブラケット17を固定し、該ブラケット17の下面側に前記マフラ11を設置した。又、足場板兼マフラ固定用ブラケット17は鉤形に形成され、且つ、エンジン10上面にL形下端部が固定された鉛直面部19と、該鉛直面部19の上端部に連設された上部水平面部20とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は建設機械のマフラ設置構造に関するものであり、特に、エンジンにメンテナンス用足場板を兼用するブラケットにマフラを固定する建設機械のマフラ設置構造に関するものである。
従来、此種油圧ショベル等の建設機械は、下部走行体上に上部走行体が旋回可能に搭載され、該上部走行体の前方中央部にブーム、アーム及びブラケット等が上下動可能に取り付けられている。
そして、上部走行体の前部一側にキャビンが設けられていると共に、該上部走行体の後方部にエンジン、マフラ及び油圧ポンプ等の機器類が搭載されている。又、該マフラの近傍にハウスフレームが立設され、且つ、前記エンジン等の機器類はハウスカバーにより被遮されている。
更に、前記マフラは略円筒形を有し、エキゾーストパイプを介してエンジンに接続されている。更に、該マフラはU字ボルトを介してブラケットに固定されていると共に、該ブラケットはエンジンの出力軸側(油圧ポンプ側)に配設されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−340114公報
近年、建設機械においては、排ガス4次規制対策としてDPF(Diesel Particulate Filter)内蔵型のマフラを搭載することが不可欠となっている。しかし、DPF内蔵型のマフラは、排ガス3次規制以前に製造又は設置されたマフラに比べて、重量及び外形寸法が共に大型化している。
従って、上記マフラの大型化に対応すべく該マフラの設置スペースを拡大させ、且つ、マフラ固定用のブラケットの支持強度を上げる必要がある。しかし、従来技術のマフラ設置構造では、上記ハウスカバー内にはメンテナンス用足場板等が設けられることと相俟って、マフラの設置スペースが狭小化している。その結果、前記ブラケットの大きさ及び支持強度が制限されるため、該ブラケットに大型のマフラを搭載することが困難になっている。
そこで、大型のマフラに十分対応でき、且つ、マフラ固定用のブラケットと足場板を兼用化して部品点数の削減、コストダウンを図るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、上部旋回体の後部にエンジン及びマフラが設けられた建設機械のマフラ設置構造において、前記エンジンの上面にメンテナンス用足場板を兼用するマフラ固定用のブラケットを固設し、該ブラケットの下面側に前記マフラを設置して成る建設機械のマフラ設置構造を提供する。
この構成によれば、マフラ固定用のブラケットはエンジンの上面に固定されるので、重
量の大きいマフラを安定して支持できる十分な設置強度を有する。又、前記ブラケットは、作業者がエンジン等を保守点検する際のメンテナンス用足場板として利用される。
請求項2記載の発明は、上記ブラケットは、上記ブラケットは鉤形に形成され、且つ、その下部片が上記エンジン上面に固定されている請求項1記載の建設機械のマフラ設置構造を提供する。
この構成によれば、上記ブラケットは鉤形に形成され、且つ、その下部片(下部水平面部)がエンジン上面に固定されている。したがって、該ブラケットは、エンジン上面よりも上方に位置する上部片である上部水平面部を有し、該上部水平面部の下面側にUボルト等を介してマフラが配設される。依って、該マフラは、上部水平面部の高さ位置に応じて上方に移動して設置される。
請求項1記載の発明は、前記ブラケットはマフラ支持部品として使用されるのみならず、エンジン等を保守点検する際のメンテナンス用足場板としても使用できるので、部品点数の削減化、構造の簡単化及び製作コストの低減化が可能になる。
又、エンジン上面に固設した前記ブラケットは高い支持強度を有するので、重量の大きいマフラであっても安定して支持できる。更に、該ブラケットは従来構造に比して広い面積を有するので、外形寸法の大きいマフラであっても十分な設置スペースを確保できる。斯くして、本発明によれば、DPFを内蔵した大型のマフラを容易かつ安定して支持固定することができる。
請求項2記載の発明は、マフラの設置高さが前記ブラケットの上部水平面部の高さに応じて上方に移動するので、請求項1記載の発明の効果に加えて、マフラの設計配置の自由度がアップする。
本発明は、大型のマフラに十分対応でき、且つ、マフラ固定用のブラケットと足場板を兼用化して部品点数の削減等を可能にするという目的を達成するために、上部旋回体の後部にエンジン及びマフラが設けられた建設機械のマフラ設置構造において、前記エンジンの上面にメンテナンス用足場板を兼用するマフラ固定用のブラケットを固設し、該ブラケットの下面側に前記マフラを設置したことによって実現した。
以下、本発明に係る好適な一実施例を図1乃至図4に従って説明する。本実施例は、DPFを内蔵した大型のマフラ設置構造に適用したものであるが、DPFを内蔵していないマフラ設置構造にも本発明を適用することができる。
図1は本実施例に係る建設機械としての油圧ショベル1を示す側面図である。同図に示すように、下部走行体2上には旋回機構3を介して上部旋回体4が旋回可能に搭載され、該上部旋回体4の前方中央部にはブーム5が俯仰動可能に設けられている。
又、ブーム5の先端部にはアーム6が上下回動可能に枢着され、且つ、アーム6の先端部にはバケット7が上下回動可能に取り付けられている。更に、上部旋回体4の前方一側部にはキャビン8が搭載されている。
図2は上部旋回体4の平面図であるが、説明の都合上、ブーム5等の作業アタッチメントを取り外した状態を示している。同図に示すように、上部旋回体4の後部にはエンジン
10と、該エンジン10の排気ラインに接続された略円筒形のマフラ11と、該マフラ11の右側に配置されたポンプ室12とが設けられている。
前記マフラ11はエンジン10に対して直交する方向(車両前後方向)に水平に設置され、又、該マフラ11には排ガス4次規制に対応可能なDPFが内蔵されている。更に、ポンプ室12内には油圧ポンプ(図示せず)が収納され、該油圧ポンプはエンジン10の出力軸に連結されている。
又、エンジン10の前方には旋回機構3が設けられていると共に、該旋回機構3の右側には燃料タンク13が設置されている。更に、燃料タンク13と前記ポンプ室12との間には作動油タンク14が設けられている。これら作動油タンク14、燃料タンク13、ポンプ室12及びエンジン10等はハウスカバー15により被蔽保護されている。
図3は本発明に係るマフラ設置構造の断面図である。同図において、符号17はブラケットであり、該ブラケット17は、メンテナンス用足場板を兼用するマフラ固定部材(以下、「足場板兼マフラ固定用ブラケット」と称する。)である。該マフラ固定用ブラケット17は、ボルト18によりエンジン10の側端部上面に取外し可能に締結固定されている。
該ブラケット17は断面略L字型の鉤形に形成され、そして、足場板としてのステップを兼用している。又、足場板兼マフラ固定用ブラケット17は、本実施例では、前記エンジン10に下端部が固定された下部水平面部(下部片)19Aと、該下部水平面部19Aの一端から上方へ延設された鉛直面部19と、該鉛直面部19の上端部から他側(図3における左側)に延設された水平面部20とから成る。
そして、該上部水平面部20上面は、作業者がエンジン10等を保守点検する際のメンテナンス用足場板(ステップ)として利用される。尚、上部水平面部20の上面には滑り止め用凹凸模様が刻設されている。
又、足場板兼マフラ固定用ブラケット17の上部水平面部20は、マフラ11の径寸法よりも若干大きい幅寸法を有し、該上部水平面部20の下方側にマフラ11が平行に配置されている。そして、マフラ11は複数本のU字ボルト21により吊上げ方式にて支承されていると共に、該U字ボルト21の上端部はナット(図示せず)により足場板兼マフラ固定用ブラケット17の上部水平面部20に脱着可能に締結されている。
図4に示すように、マフラ11の外周側面部にはエンジン10側のエキゾーストパイプ22がシールクランプ23を介して接続されている。又、シールクランプ23は、該シールクランプ23の起立片同士を締結するボルト24及びナット25を緩めることで、シールクランプ23をエキゾーストパイプ22から取り外すことができる。
従って、足場板兼マフラ固定用ブラケット17からマフラ11を取り外すときは、エキゾーストパイプ22をマフラ11から取り外した後、足場板兼マフラ固定用ブラケット17とU字ボルト21上端部とを締結する上記ナットを緩めることにより、足場板兼マフラ固定用ブラケット17からマフラ11を容易に取り外すことができる。
この場合、足場板兼マフラ固定用ブラケット17からマフラ11を取り外しても、該足場板兼マフラ固定用ブラケット17はエンジン10の上面に強固に固設されている。従って、前記ブラケット17は、エンジン10等を保守点検する際のメンテナンス用足場板として利用することができる。
以上の如く本発明によると、前記ブラケット17はメンテナンス用足場板及びマフラ支
持部材の双方を兼用化できるので、構造が簡単化すると共に部品点数の削減及び製作コストの低減が可能になる。
又、足場板兼マフラ固定用ブラケット17は、エンジン10の上面に締結固定されているので、重量の大きいマフラ11に対応可能な支持強度を有する。更に、マフラ11はスペースの広いエンジン10側端面の近傍上部に設置されているので、外形寸法の大きいマフラ11に十分対応可能な設置スペースが確保される。斯くして、本発明に係るブラケット17は、DPFを内蔵した大型のマフラ11であっても容易に設置することができる。
また、足場板兼マフラ固定用ブラケット17は、エンジン10の上面よりも上方に位置する上部水平面部20を有し、該上部水平面部20の下面側にUボルト21を介してマフラ11を支持固定している。依って、マフラ11は、上部水平面部20の高さ位置に応じて上方に移動して配置されるので、マフラ11の設計配置の自由度が大きくなる。
上記実施例では、前記ブラケットは断面略L字状の鉤形に形成したが、本発明は之に限定されるべきではなく、メンテナンス用足場板として兼用化できれば、ブラケットの断面形状は、該マフラの設置条件や寸法などに応じて適宜形状に設定することができる。
尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の一実施例を示し、建設機械としての油圧ショベルの側面図。 一実施例に係る上部旋回体における機器類の配置例を説明する平面図。 一実施例に係るマフラ設置構造を示す要部断面図。 一実施例に係るマフラ及びエキゾーストパイプの接続部分を説明する斜視図。
符号の説明
1 油圧ショベル
2 下部走行体
4 上部旋回体
10 エンジン
11 マフラ
12 ポンプ室
15 ハウスカバー
17 足場板兼マフラ固定用ブラケット
21 U字ボルト

Claims (2)

  1. 上部旋回体の後部にエンジン及びマフラが設けられた建設機械のマフラ設置構造において、前記エンジンの上面にメンテナンス用足場板を兼用するマフラ固定用のブラケットを固設し、該ブラケットの下面側に前記マフラを設置したことを特徴とする建設機械のマフラ設置構造。
  2. 上記ブラケットは鉤形に形成され、且つ、その下部片が上記エンジン上面に固定されていることを特徴とする請求項1記載の建設機械のマフラ設置構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20120312A1 (it) * 2012-02-29 2013-08-30 Matteo Antonini Dispositivo medico per sistemi protesici dentali, sistema protesico dentale, uso del dispositivo medico e metodo di formazione di sistemi protesici
JP2020051129A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 日立建機株式会社 建設機械

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