JP2010105425A - スイッチを有する外装部品の組付方法及び組付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 アウターパネル12の表面に対するスイッチ3を有するフィニッシャー2の組付方法であって、スイッチ3はその押釦部31の基部に備えたベース部32をフィニッシャー2に形成された取付孔22の裏面側開口縁部に係止させた状態で押釦部31を取付孔22に差し込み装着し、フィニッシャー2の裏面とブラケット4との間にスイッチ3を挟み、ブラケット4をフィニッシャー2に対し係止手段Aで係止した状態で、ブラケット4の裏面をアウターパネル12の外面に支持させた状態で該アウターパネル12に対しフィニッシャー2の組み付けを行う。
【選択図】 図3
Description
従って、スイッチの押圧荷重はアウターパネルで受けることができるため、ブラケットを薄肉・軽量化することができ、これにより、コストの低減化が図れる。
また、ブラケットは外装部品に対し係止するだけですむため、ねじ等の部品点数の削減と組み付け作業性の向上が図れるようになる。
即ち、このスイッチ3は、断面略方形状に形成された押釦部31の基部に該押釦部31より一回り大型のベース部32を備えている。
そして、フィニッシャー2におけるオーナメント21の下部に形成された略方形状の取付孔22に対しその裏面側から押釦部31を差し込み、取付孔22の裏面側開口縁部に突設されたフランジ部23にベース部32を当接係止させた状態でスイッチ3がフィニッシャー2の裏面側に装着されている。
また、フィニッシャー2の裏面にスイッチ3におけるベース部32の外周面上に当接するスイッチ位置決めリブ24が左右及び下部に2箇所と、上部に1箇所突設されている。
即ち、このブラケット4は、アウターパネル12に対しフィニッシャー2を組み付け固定することでアウターパネル12の表面にスペーサ5を介して当接支持されるが、アウターパネル12に対するフィニッシャー2の組み付けは車両メーカーのラインで行われるため、それまでの間はフィニッシャー2に対する係止手段Aが必要になる。
以上のように、このブラケット係止リブ25、25とブラケット4の両端係止部43、43とで係止手段Aを構成させている。
このスペーサ5は、ポリウレタン発泡材から成り、ブラケット4に図示を省略した両面テープで貼り付けられ、アウターパネル12とブラケット4の間に圧縮されて挟み込まれた状態で組み付けられている。
従って、スイッチ3の押圧荷重はブラケット4で受けると共に、アウターパネル12で受けることができるため、ブラケット4を薄肉・軽量化することができ、これにより、コストの低減化が図れると共に、フィニッシャー2のデザイン自由度を高めることができる。
また、ブラケット4はフィニッシャー2に対し係止するだけですむため、ねじ等の部品点数の削減によるこすとの低減と、と組み付け作業性の向上が図れるようになる。
両端係止部43、43がブラケット係止リブ25、25の底板25a、25aに支持されてブラケット4の下方への抜け落ちを阻止することができる。
また、スペーサ5をブラケット4に対し図示を省略した両面テープで貼り付けることで、アウターパネル12に対するフィニッシャー2に組み付ける時の組付作業性を高めることができる。
11 インナーパネル
12 アウターパネル
13 トリム
14 リアガラス窓
2 フィニッシャー(外装部品)
21 オーナメント
22 取付孔
23 フランジ部
24 スイッチ位置決めリブ
25 ブラケット係止リブ
25a 底板
25b 係合孔
3 スイッチ
31 押釦部
32 ベース部
4 ブラケット
41 支持部
42 傾斜部
43 係止部
44 係合突起
44a テーパ部
5 スペーサ
A 係止手段
Claims (6)
- アウターパネルの表面に対するスイッチを有する外装部品の組付方法であって、
前記スイッチはその押釦部の基部に備えたベース部を前記外装部品に形成された取付孔の裏面側開口縁部に係止させた状態で押釦部を取付孔に差し込み装着し、
前記外装部品の裏面とブラケットとの間に前記スイッチを挟み、前記ブラケットを前記外装部品に対し係止手段で係止した状態で、前記ブラケットの裏面を前記アウターパネルの表面に支持させた状態で該アウターパネルに対し前記外装部品の組み付けを行うことを特徴とするスイッチを有する外装部品の組付方法。 - アウターパネルの表面に対するスイッチを有する外装部品の組付構造であって、
前記スイッチはその押釦部の基部にベース部を備え、
該ベース部を前記外装部品に形成された取付孔の裏面側開口縁部に係止させた状態で該取付孔に前記押釦部が差し込み装着され、
前記スイッチは前記外装部品の裏面とブラケットとの間に挟んだ状態で組み付けられ、
前記ブラケットは前記外装部品に対し係止手段で係止され、
前記ブラケットの裏面を前記アウターパネルの表面に支持させた状態で該アウターパネルに対し前記外装部品が組み付けられていることを特徴とするスイッチを有する外装部品の組付構造。 - 前記外装部品の裏面側に前記ブラケットの両端部を外装部品の裏面側に沿って差し込み係止することで前記スイッチを外装部品の裏面とブラケットとの間に挟んだ状態でブラケットを外装部品に係止可能な略L字状断面のブラケット係止リブを備えた構造の係止手段が用いられることを特徴とする請求項2に記載のスイッチを有する外装部品の組付構造。
- 前記ブラケットの両端部と前記ブラケット係止リブとの係合面に係合突起と該係合突起を係合可能な係合孔が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスイッチを有する外装部品の組付構造。
- 前記外装部品の裏面に前記スイッチにおけるベース部の外周面上下左右4箇所にそれぞれ当接するスイッチ位置決めリブが突設されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のスイッチを有する外装部品の組付構造。
- 前記アウターパネルの表面にスペーサを介して前記ブラケットの裏面が支持されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のスイッチを有する外装部品の組付構造。
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