JP2010101568A - 空気調和機の故障診断装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】故障修理の精度を向上させた空気調和機の故障診断装置を提供する。
【解決手段】空気調和機(図示せず)に発生した異常を検出する異常検出手段2により検出された異常情報を複数記憶する書き換え可能な不揮発メモリ4と、必要に応じて不揮発メモリ4に記憶されている複数の異常情報を表示可能な異常表示手段5とを備え、異常が発生しない運転時間が所定時間続いたら、不揮発メモリ4に記憶されている異常情報を全て消去するもので、故障修理後に正常運転が所定時間続けば、異常情報は、人為的に消さなくても、自動で消去され、次回別の故障で修理するときの故障修理精度を向上させることができ、また、ノイズ等により一時的に誤って異常を検知しても、正常運転が所定時間続けば自動で異常情報が消去されるので、故障診断の精度を向上できる。
【選択図】図1
【解決手段】空気調和機(図示せず)に発生した異常を検出する異常検出手段2により検出された異常情報を複数記憶する書き換え可能な不揮発メモリ4と、必要に応じて不揮発メモリ4に記憶されている複数の異常情報を表示可能な異常表示手段5とを備え、異常が発生しない運転時間が所定時間続いたら、不揮発メモリ4に記憶されている異常情報を全て消去するもので、故障修理後に正常運転が所定時間続けば、異常情報は、人為的に消さなくても、自動で消去され、次回別の故障で修理するときの故障修理精度を向上させることができ、また、ノイズ等により一時的に誤って異常を検知しても、正常運転が所定時間続けば自動で異常情報が消去されるので、故障診断の精度を向上できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、空気調和機の故障診断装置に関するものである。
従来この種の空気調和機の故障診断装置としては、空気調和機の故障を修理した後、サービスマンが消去用スイッチ等を操作して、不揮発メモリに記憶されている異常情報を消去するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、異常の発生回数等も表示できるようにして、サービスマンがノイズ等による異常誤検出の判断ができるようにしたものもある(例えば、特許文献2参照)。
特開平1−114999号公報
特開平7−174387号公報
しかしながら上記従来の空気調和機の故障診断装置では、異常情報の消し忘れがあったり、不慣れなサ−ビスマンは異常情報を消すことを知らなかったりして、空気調和機の故障修理後に異常情報を確実に消去することができなかった。そのため、次回別の故障で修理するとき、前回の異常情報を見て今回の故障とは関係ない部品を交換し、故障修理の精度が下がるといった課題があった。
また、製品的には正常であるがノイズ等により一時的に誤って検知した異常をサービスマンが見極めるのは難しく、また異常情報が人為的に消去されるまで永遠に残るため、故障修理の精度が下がるといった課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、製品的に正常であると判断された場合は、自動で異常情報を消去することにより、故障診断の精度を向上させて、故障修理の精度を向上させることができる空気調和機の故障診断装置を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために本発明の空気調和機の故障診断装置は、空気調和機に発生した異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段により検出された異常情報を複数記憶する書き換え可能な不揮発メモリと、必要に応じて前記不揮発メモリに記憶されている複数の異常情報を表示可能な異常表示手段とを備え、異常が発生しない運転時間が所定時間続いたら、前記不揮発メモリに記憶されている異常情報を全て消去するもので、故障修理後に正常運転が所定時間続けば、人為的に異常情報の消去を行わなくても、自動で異常情報が消去されるので、次回別の故障で修理するときの故障修理精度を向上させることができる。また、ノイズ等により一時的に誤って異常を検知した場合も、正常運転が所定時間続けば自動で異常情報を消去してくれるため、故障診断の精度を向上させることができる。
本発明の空気調和機の故障診断装置は、自動で異常情報を消去することにより故障診断の精度を向上させ、故障修理の精度を向上させることができる。
第1の発明は、空気調和機に発生した異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手
段により検出された異常情報を複数記憶する書き換え可能な不揮発メモリと、必要に応じて前記不揮発メモリに記憶されている複数の異常情報を表示可能な異常表示手段とを備え、異常が発生しない運転時間が所定時間続いたら、前記不揮発メモリに記憶されている異常情報を全て消去するもので、故障修理後に正常運転が所定時間続けば、人為的に異常情報の消去を行わなくても、自動で異常情報が消去されるので、次回別の故障で修理するときの故障修理精度を向上させることができる。また、ノイズ等により一時的に誤って異常を検知した場合も、正常運転が所定時間続けば自動で異常情報を消去してくれるため、故障診断の精度を向上させることができる。
段により検出された異常情報を複数記憶する書き換え可能な不揮発メモリと、必要に応じて前記不揮発メモリに記憶されている複数の異常情報を表示可能な異常表示手段とを備え、異常が発生しない運転時間が所定時間続いたら、前記不揮発メモリに記憶されている異常情報を全て消去するもので、故障修理後に正常運転が所定時間続けば、人為的に異常情報の消去を行わなくても、自動で異常情報が消去されるので、次回別の故障で修理するときの故障修理精度を向上させることができる。また、ノイズ等により一時的に誤って異常を検知した場合も、正常運転が所定時間続けば自動で異常情報を消去してくれるため、故障診断の精度を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の異常情報毎に複数の異常情報の消去条件を備え、いずれかの消去条件が成立したら該当する異常情報のみを消去するものである。異常の検出条件は異常内容毎に様々である。例えば圧縮機に関する異常は圧縮機運転中のみ異常検出を行い、室内ファンモータに関する異常は室内ファンモータ運転中のみ異常検出を行う。しかしながら空気調和機が送風運転の場合は、圧縮機は止めたまま室内ファンモータのみ運転するため、圧縮機と室内ファンモータ両方の異常情報が記憶されている場合、室内ファンモータの正常運転が所定時間続いたということで、全ての異常情報を消去してしまうと、本当に圧縮機が正常に動くのか解らない内に圧縮機の異常情報まで消去してしまい、故障診断の精度が下がるという問題があるが、本発明によれば、複数の異常が発生しても、確実に正常に復帰した異常情報のみを消去することができ、故障診断の精度を更に向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の故障診断装置の回路構成図、図2は、同空気調和機の故障診断装置の動作を示すフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の故障診断装置の回路構成図、図2は、同空気調和機の故障診断装置の動作を示すフローチャートである。
図1において、本実施の形態における空気調和機の故障診断装置1は、空気調和機(図示せず)に発生した異常を検出する異常検出手段2と、異常検出手段2により検出された異常情報を複数記憶する書き換え可能な不揮発メモリ4と、異常情報を不揮発メモリ4に書き込む演算処理手段3と、必要に応じて不揮発メモリ4に記憶されている複数の異常情報を表示可能な異常表示手段5と、リモコン6とを備え、異常検出手段2にて空気調和機(図示せず)に発生した何らかの異常を検出すると、演算処理手段3はその異常情報を不揮発メモリ4に書き込む。
また異常情報の確認時は、リモコン6を操作して異常表示要求信号を送ると、演算処理手段3は不揮発メモリ4に記憶されている異常情報を異常表示手段5に表示し、異常情報を確認することができる。不揮発メモリ4に異常情報が記憶されていなければ、異常表示手段5には異常情報が無い旨が表示される。
図2において空気調和機の運転を開始すると、ステップS1にて何らかの異常が発生したか判断し、異常が発生していなければステップS2にて正常運転時間をカウントする正常タイマをカウントさせ、ステップS3で不揮発メモリ4に異常情報があるか判断し、異常情報が無ければステップS1に戻る。
一方ステップS3で、異常情報が有ればステップS4で、正常タイマが所定値T(例えば160時間)以上であるか判断し、所定値T以上であればステップS5で不揮発メモリ4の全異常情報を消去する。
また、ステップS1で異常発生を検知した場合は、ステップS6でその異常情報を不揮発メモリ4に書き込み、ステップS7で正常タイマをクリアし、ステップS1に戻る。
本実施の形態における空気調和機の故障診断装置は、以上のように構成されているので、異常が発生しない運転時間が所定時間続いたら、自動で異常情報を消去してくれるため、次回別の故障で修理するときに誤修理を減らすことができる。また、ノイズ等により一時的に誤って異常を検知した場合も、自動で異常情報を消去してくれるため、故障診断の精度を向上させ、故障修理の精度を向上させることができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の実施の形態2における空気調和機の故障診断装置の動作を示すフローチャートである。なお、上記実施の形態1における空気調和機の故障診断装置と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図3は、本発明の実施の形態2における空気調和機の故障診断装置の動作を示すフローチャートである。なお、上記実施の形態1における空気調和機の故障診断装置と同一部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図3において、空気調和機の運転を開始すると、ステップS11にて何らかの異常が発生したか判断し、異常が発生していなければステップS12にて異常A(例えば圧縮機の異常)の正常運転時間をカウントする正常タイマAをカウントさせ、ステップS13で異常B(例えば室内ファンモータの異常)の正常運転時間をカウントする正常タイマBをカウントさせ、ステップS14にて不揮発メモリ4に異常情報Aがあるか判断し、異常情報Aが無ければステップS17に移行する。
一方ステップS14で、異常情報Aが有ればステップS15で正常タイマAが所定値TA(例えば200時間)以上であるか判断し、所定値TA以上であればステップS16で不揮発メモリ4の異常情報Aのみを消去する。ステップS17からS19では同様に異常情報Bの消去を判断している。
また、ステップS11で異常発生を検知した場合は、ステップS20でその異常情報がAまたはBであるか判断し、ステップS21からステップS24にて、該当する異常情報を不揮発メモリ4に書き込み、該当する正常タイマのみをクリアし、ステップS11に戻る。
以上のような動作により、複数の異常が発生しても、確実に正常に復帰した異常情報のみを消去することができ、故障診断の精度を更に向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、異常情報はAとBの2種類のみとしたが、異常情報が更に多い場合でも異常情報の消去条件を増やせば同様の効果が得られる。
本発明の空気調和機の故障診断装置は、故障修理の精度を向上させることができるもので、空気調和機のみならず自動で故障診断を行う機器にも適用できる。
1 故障診断装置
2 異常検出手段
3 演算処理手段
4 不揮発メモリ
5 異常表示手段
2 異常検出手段
3 演算処理手段
4 不揮発メモリ
5 異常表示手段
Claims (2)
- 空気調和機に発生した異常を検出する異常検出手段と、前記異常検出手段により検出された異常情報を複数記憶する書き換え可能な不揮発メモリと、必要に応じて前記不揮発メモリに記憶されている複数の異常情報を表示可能な異常表示手段とを備え、異常が発生しない運転時間が所定時間続いたら、前記不揮発メモリに記憶されている異常情報を全て消去することを特徴とする空気調和機の故障診断装置。
- 異常情報毎に複数の異常情報の消去条件を備え、いずれかの消去条件が成立したら該当する異常情報のみを消去することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の故障診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008273799A JP2010101568A (ja) | 2008-10-24 | 2008-10-24 | 空気調和機の故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008273799A JP2010101568A (ja) | 2008-10-24 | 2008-10-24 | 空気調和機の故障診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010101568A true JP2010101568A (ja) | 2010-05-06 |
Family
ID=42292359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008273799A Pending JP2010101568A (ja) | 2008-10-24 | 2008-10-24 | 空気調和機の故障診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010101568A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106322649A (zh) * | 2016-08-18 | 2017-01-11 | 刘华英 | 空调故障修复方法和装置 |
US20190353372A1 (en) * | 2018-05-21 | 2019-11-21 | Johnson Controls Technology Company | Heating, ventilation, and/or air conditioning system fault log management systems |
CN114322202A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-04-12 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 基于云端服务器的故障自诊断方法与系统 |
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2008
- 2008-10-24 JP JP2008273799A patent/JP2010101568A/ja active Pending
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US11041648B2 (en) * | 2018-05-21 | 2021-06-22 | Johnson Controls Technology Company | Heating, ventilation, and/or air conditioning system fault log management systems |
US20210318013A1 (en) * | 2018-05-21 | 2021-10-14 | Johnson Controls Tyco IP Holdings LLP | Heating, ventilation, and/or air conditioning system fault log management systems |
CN114322202A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-04-12 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 基于云端服务器的故障自诊断方法与系统 |
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