JP2010101169A - 2気筒回転圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランク軸の信頼性を確保しつつ、組立性の向上を図ることができ、且つ高出力化、高効率化を可能とする2気筒回転圧縮機を提供する。
【解決手段】この発明に係る2気筒回転圧縮機は、密閉容器内に、固定子と回転子とを有する電動機と、電動機により駆動され、回転子に固定される主軸と、主軸の軸方向の反対側に設けられる副軸と、主軸と副軸との間に略180°の位相差を設けて形成される主軸側偏芯部及び副軸側偏芯部と、主軸側偏芯部と副軸側偏芯部との間に設けられる中間軸とを有するクランク軸と、を備えた2気筒回転圧縮機において、中間軸の形状を、主軸側偏芯部と副軸側偏芯部の偏芯方向と直角の方向に凸の形状としたものである。
【選択図】図10

Description

この発明は、空気調和機や冷蔵庫等の冷凍空調装置の冷凍サイクルに用いられる、冷媒ガスの圧縮を行う2気筒回転圧縮機に関するものである。
従来、2つの偏芯部の連接部に軸方向に段差部を有し、連接部の段差部で区切られた径方向断面が、2つの偏芯部の径方向断面の重なる部分より大きくなるよう構成した2気筒回転圧縮機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−138978号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の2気筒回転圧縮機は、クランク軸が、2つの偏芯部の連接部に主軸側と副軸側に分けられ、それぞれ偏芯部と同方向に偏芯した段差部を有しており、仕切り板を組み付ける際、段差部を回避する必要があり、組立作業効率の低下を招く等の課題があった。
この発明は、上記のよう課題を解決するためになされたもので、クランク軸の信頼性を確保しつつ、組立性の向上を図ることができ、且つ高出力化、高効率化を可能とする2気筒回転圧縮機を提供することを目的とする。
この発明に係る2気筒回転圧縮機は、密閉容器内に、固定子と回転子とを有する電動機と、電動機により駆動され、回転子に固定される主軸と、主軸の軸方向の反対側に設けられる副軸と、主軸と副軸との間に略180°の位相差を設けて形成される主軸側偏芯部及び副軸側偏芯部と、主軸側偏芯部と副軸側偏芯部との間に設けられる中間軸とを有するクランク軸と、を備えた2気筒回転圧縮機において、
中間軸の形状を、主軸側偏芯部と副軸側偏芯部の偏芯方向と直角の方向に凸の形状としたものである。
この発明に係る2気筒回転圧縮機は、中間軸の形状を、主軸側偏芯部と副軸側偏芯部の偏芯方向と直角の方向に凸の形状としたので、クランク軸の信頼性を確保しつつ、組立作業効率の向上を図ることが可能となり、且つ2気筒回転圧縮機の高出力化、高効率化が可能となる。
実施の形態1.
図1乃至図11は実施の形態1を示す図で、図1は2気筒回転圧縮機100の縦断面図、図2は第1のシリンダ8と主軸受6とをボルト締結にて固定した状態を示す図、図3は主軸受6にクランク軸4を挿入し、第1のピストン11aを副軸4b、副軸側偏芯部4d、中間軸4eとくぐらせ主軸側偏芯部4cに組み付ける状態を示す図、図4は仕切板10を中間軸4eに仮組み付けした状態を示す図、図5は仕切板10を中間軸4eに組み付けた状態を示す図、図6は第2のピストン11bを副軸側偏芯部4dに挿入し、第2のシリンダ9と副軸受7とを固定してクランク軸4の副軸4bに挿入した状態を示す図、図7は第2のシリンダ9を副軸受7の外側から仕切板10を間に挟んで第1のシリンダ8に固定し、併行して第1のシリンダ8を主軸受6の外側から仕切板10を間に挟んで第2のシリンダ9に固定した状態を示す図、図8は第1のピストン11aの内径の軸方向両端に逃がし形状11a−1を設けた場合の、第1のピストン11aのクランク軸4への組み付け手順を示す図、図9は図8と図12とを比較した図(図9(a)が比較例、図9(b)が本実施の形態)、図10はクランク軸4の中間軸4eの断面図((a)はクランク軸4の一部を省いた平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図)、図11は図5に対しクランク軸4を90°回転させた図である。
図12乃至図14は比較例を示す図で、図12は第1のピストン11aのクランク軸4への組み付け手順を示す図、図13は中間軸4eに段差部を設けたクランク軸4を示す図((a)はクランク軸4の一部を省いた平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図)、図14は図13のクランク軸4に第1のピストン11aを組み付ける手順を示す図である。
図1により、2気筒回転圧縮機100の構成を説明する。2気筒回転圧縮機100は、高圧雰囲気の密閉容器1内に、固定子2aと回転子2bとからなる電動機2と、電動機2により駆動される圧縮機構部3とを収納している。
電動機2の回転力は、クランク軸4を介して圧縮機構部3に伝達される。
クランク軸4は、電動機2の回転子2bに固定される主軸4aと、主軸4aの反対側に設けられる副軸4bと、主軸4aと副軸4bとの間に所定の位相差(例えば、180°)を設けて形成される主軸側偏芯部4c及び副軸側偏芯部4dと、これらの主軸側偏芯部4cと副軸側偏芯部4dとの間に設けられる中間軸4eとを有する。
主軸受6は、クランク軸4の主軸4aに摺動のためのクリアランスを持って嵌合され、回転自在に主軸4aを軸支する。
また、副軸受7は、クランク軸4の副軸4bに摺動のためのクリアランスを持って嵌合され、回転自在に副軸4bを軸支する。
圧縮機構部3は、主軸4a側の第1のシリンダ8と、副軸4b側の第2のシリンダ9とを備える。
第1のシリンダ8は、円筒状の内部空間を有し、この内部空間に、クランク軸4の主軸側偏芯部4cに回転自在に嵌合する第1のピストン11aが設けられる。さらに、主軸側偏芯部4cの回転に従って往復運動する第1のベーン(図示せず)が設けられる。
クランク軸4の主軸側偏芯部4cに回転自在に嵌合する第1のピストン11a、第1のベーンを収納した第1のシリンダ8の内部空間の軸方向両端面を、主軸受6と仕切板10とで閉塞して圧縮室を形成する。
第1のシリンダ8は、密閉容器1の内周部に固定される。
第2のシリンダ9も、円筒状の内部空間を有し、この内部空間に、クランク軸4の副軸側偏芯部4dに回転自在に嵌合する第2のピストン11bが設けられる。さらに、副軸側偏芯部4dの回転に従って往復運動する第2のベーン(図示せず)が設けられる。第1のピストン11a、第2のピストン11bを単に、「ピストン」と定義する。
クランク軸4の副軸側偏芯部4dに回転自在に嵌合する第2のピストン11b、第2のベーンを収納した第2のシリンダ9の内部空間の軸方向両端面を、副軸受7と仕切板10とで閉塞して圧縮室を形成する。
圧縮機構部3は、第1のシリンダ8と主軸受6とをボルト締結し、また第2のシリンダ9と副軸受7とをボルト締結した後、仕切板10をそれらの間に挟んで、主軸受6の外側から第2のシリンダ9、及び副軸受7の外側から第1のシリンダ8まで軸方向にボルト締結し固定する。
図1で図示しているボルト12は、主軸受6の外側から第2のシリンダ9まで軸方向に締結し固定するボルトの一部である。
また、図1で図示しているボルト13は、第2のシリンダ9と副軸受7とを締結するボルトの一部である。
密閉容器1に隣接してアキュムレータ40が設けられる。吸入連結管21、吸入連結管22は夫々第1のシリンダ8、第2のシリンダ9とアキュムレータ40とを連結する。
第1のシリンダ8、第2のシリンダ9で圧縮された冷媒ガスは、密閉容器1に吐出され、吐出管23から冷凍空調装置の冷凍サイクルへ送り出される。
また、電動機2へは、ガラス端子24からリード線25を経由して電力が供給される。
図示はしないが、密閉容器1内の底部には、圧縮機構部3の各摺動部を潤滑する潤滑油(冷凍機油)が貯留されている。
圧縮機構部3の各摺動部への潤滑油の供給は、密閉容器1底部に溜められた潤滑油をクランク軸4の回転による遠心力によりクランク軸4の内径4fに沿って上昇させ、クランク軸4に設けられた給油孔20より行なう。図1の例は、給油孔20が4箇所に形成されている。夫々の給油孔20から、主軸4aと主軸受6、主軸側偏芯部4cと第1のピストン11a、副軸側偏芯部4dと第2のピストン11b及び副軸4bと副軸受7の間の摺動部に潤滑油が供給される。
クランク軸4は、運転中の圧縮ガス負荷による撓みを抑えるよう、ヤング率150GPa以上の素材を使用する。さらに、運転時の振動を抑えるために、主軸側偏芯部4cと副軸側偏芯部4dは、略同一形状(同一直径、同一軸方向長さ)、略同一偏芯量とし、回転時の遠心力のバランスを保っている。
また、主軸側偏芯部4cの反偏芯側外周面は、主軸4aの外周面よりも軸中心側になるように形成する。
主軸側偏芯部4cの反偏芯側外周面を、主軸4aの外周面よりも軸中心側になるように形成すると、副軸側偏芯部4dは主軸側偏芯部4cと同一形状、同一偏芯であるから、副軸4bの外径が主軸4aの外径と同一の場合は、副軸側偏芯部4dの反偏芯側外周面も副軸4bの外周面よりも軸中心側になる。すると、副軸4b側から第1のピストン11a、第2のピストン11bを副軸側偏芯部4dへ挿入することができなくなる。そのため、副軸4bの外径を、主軸4aの外径よりも小さくして、副軸側偏芯部4dの反偏芯側外周面は、副軸4bの外周面よりも反軸中心側になるようにする。
このような構成のクランク軸4は、主軸側偏芯部4c及び副軸側偏芯部4dの偏芯量を大きくとることができ、圧縮室の排除容積を拡大し、2気筒回転圧縮機100の高出力化が可能となる。
また、言い変えれば、同じ出力を得るのに圧縮室の容積を小さくでき、2気筒回転圧縮機100の小型軽量化が可能となる。
図2〜図7により、圧縮機構部3の組立手順を説明する。
(1)図2に示すように、先ず第1のシリンダ8と主軸受6とをボルト14で締結して固定する。ボルト14は、複数本使用する。
(2)図3に示すように、クランク軸4の主軸4aを主軸受6に第1のシリンダ8側から挿入する。次に、第1のピストン11aを副軸4b、副軸側偏芯部4d、中間軸4eの順にくぐらせ、主軸側偏芯部4cに組み付ける。
(3)図4に示すように、仕切板10を、副軸4b、副軸側偏芯部4dをくぐらせ、中間軸4eに組み付ける。この状態では、矢印で示すように、仕切板10を軸方向にくぐらせただけなので、仕切板10の中心と第1のシリンダ8の中心が一致していない。
(4)図5に示すように、仕切板10を軸直角方向に移動させて、第1のシリンダ8と中心が合うようにセットする。仕切板10に設けられたボルト通し穴10b、第1のシリンダ8のボルト通し穴8a、主軸受6のボルト通し穴6aの位置を合わせ、後述のボルトを通せるようにするためである。
(5)図6に示すように、第2のピストン11bを副軸4bをくぐらせた後、副軸側偏芯部4dに挿入する。
(6)また、第2のシリンダ9と副軸受7とをボルト13(複数本)で固定する。それをクランク軸4の副軸4bに挿入する。
(7)図7に示すように、第2のシリンダ9を副軸受7の外側から仕切板10を間に挟んで、ボルト15(複数本)により第1のシリンダ8に固定する。また、併行して第1のシリンダ8を主軸受6の外側から仕切板10を間に挟んで、ボルト12(複数本)により第2のシリンダ9に固定する。
圧縮機構部3の軸方向長さを短くすれば、2気筒回転圧縮機100の高さを低くできる。能力を変えずに、圧縮機構部3の軸方向長さを短くするには、圧縮機構部3の組み立てが可能な範囲で、第1のピストン11a及び第2のピストン11bの軸方向長さは一定で、主軸側偏芯部4cもしくは副軸側偏芯部4d、又は中間軸4eの軸方向長さを短くすればよい。
図示はしないが、その方法の一つが、主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dの軸方向の長さを第1のピストン11a又は第2のピストン11bの長さよりも短くする方法である。この場合、主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dの中間軸4e側を削って、主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dの軸方向の長さを短くする。
第1のピストン11aの軸方向長さよりも、中間軸4eの軸方向長さが長ければ、第1のピストン11aを主軸側偏芯部4cに組み付けることができる。
中間軸4eの軸方向長さが、第1のピストン11aを主軸側偏芯部4cに組み付けることができる略最小寸法となるように、主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dの軸方向の長さを第1のピストン11a又は第2のピストン11bの長さよりも短くする。それにより、能力を低下させないで圧縮機構部3の軸方向長さを短くでき、2気筒回転圧縮機100の高さを低くできる。
尚、主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dのいずれか一方の軸方向の長さを、第1のピストン11a又は第2のピストン11bの軸方向の長さより短くすることでもよいし、主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dの両方の軸方向の長さを、第1のピストン11a又は第2のピストン11bの軸方向の長さより短くすることでもよい。
圧縮機構部3の軸方向長さを短くする他の方法は、図8に示すように、第1のピストン11aの軸方向の長さより中間軸4eの軸方向長さを短くし、第1のピストン11aを主軸側偏芯部4cに組み付け可能にするために、第1のピストン11aの内径の軸方向両端面に逃がし形状11a−1を設ける方法である。逃がし形状11a−1は、傾斜、段差等で形成する。
図8により、第1のピストン11aを主軸側偏芯部4cに組み付ける手順を説明する。
(1)図8(a)に示すように、第1のピストン11aを、副軸4b、副軸側偏芯部4dをくぐらせて、第1のピストン11aの軸方向の一端を主軸側偏芯部4cに当接させる。
(2)次に、図8(b)に示すように、第1のピストン11aを傾ける(図8(b)では反時計方向)。
(3)そして、図8(c)に示すように、主軸側偏芯部4cの偏芯方向に、傾いた状態のまま移動させる。第1のピストン11aの内径が、主軸側偏芯部4cの反偏芯方向の外周面に当接するまで傾いた状態のまま移動させる。
(4)最後に、第1のピストン11aを主軸側偏芯部4cに挿入する。
第1のピストン11aの内径の軸方向両端面に逃がし形状11a−1を設けることによる効果を説明する前に、図12により、主軸側偏芯部4cもしくは副軸側偏芯部4d、又は中間軸4eの軸方向長さを短くしない比較例について説明する。
図12に示す比較例の組み立て手順は、以下に示すとおりである。
(1)図12(a)に示すように、第1のピストン11aを、副軸4b、副軸側偏芯部4dをくぐらせて、第1のピストン11aの軸方向の一端を主軸側偏芯部4cに当接させる。
(2)図12(b)に示すように、第1のピストン11aを、中間軸4eにおいて主軸側偏芯部4c側に移動する。
(3)図12(c)に示すように、第1のピストン11aを、主軸側偏芯部4cに挿入する。
図9は、図8に示した第1のピストン11aの内径の軸方向両端面に逃がし形状11a−1を設けた本実施の形態と、図12に示す比較例とを比較した図である。図9(a)が図12(c)相当図で、図9(b)が図8(d)相当図である。
図8に示した第1のピストン11aの内径の軸方向両端面に逃がし形状11a−1を設けたクランク軸4は、中間軸4eの軸方向の長さが、比較例の中間軸4eの軸方向の長さよりも、寸法dだけ短い。そのため、圧縮機構部3の軸方向の長さを、寸法dだけ短縮できる。
主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dの軸方向の長さを第1のピストン11a又は第2のピストン11bの長さよりも短くする方法、又は第1のピストン11aの軸方向の長さより中間軸4eの軸方向長さを短くし、第1のピストン11aを主軸側偏芯部4cに組み付け可能にするために、第1のピストン11aの内径の軸方向両端面に逃がし形状11a−1を設ける方法によれば、上記のように、圧縮機構部をコンパクトに設計できるという利点がある。
さらに、圧縮ガス負荷の作用点であるクランク軸4の主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dと、支持点となる主軸受6又は副軸受7までの間隔を小さくできるため、同一ガス負荷においてもクランク軸4の撓みを抑制できる。クランク軸4の撓みが大きくなると、主軸受6又は副軸受7に対するクランク軸4の傾きが大きくなり、片当たりが生じる。しかし、クランク軸4の撓みの抑制により片当たりを抑制し、主軸受6又は副軸受7の信頼性を向上することができる。
尚、主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dの軸方向の長さを第1のピストン11a又は第2のピストン11bの長さよりも短くする方法と、第1のピストン11aの軸方向の長さより中間軸4eの軸方向長さを短くし、第1のピストン11aを主軸側偏芯部4cに組み付け可能にするために、第1のピストン11aの内径の軸方向両端面に逃がし形状11a−1を設ける方法とを組み合わせて実施してもよい。これにより、第1のピストン11aの主軸側偏芯部4cへの組み付けを、容易に行うことができる。
図13、図14の比較例に示すように、従来、圧縮負荷によるクランク軸4の撓みを抑制するため、中間軸4eを主軸側偏芯部4c側の第1の中間軸4e−1と、副軸側偏芯部4d側の第2の中間軸4e−2とに分けるものがある。
図13(a)に示すように、第1の中間軸4e−1と、第2の中間軸4e−2とは、径方向にずれて形成される。第1の中間軸4e−1は、主軸側偏芯部4cの偏芯方向に偏芯(突出)している。また、第2の中間軸4e−2は、副軸側偏芯部4dの偏芯方向に偏芯(突出)している。
図13(a)のB−B断面である図13(c)に示すように、第1の中間軸4e−1と仕切板10の内径10aとの間隔が、特に第1の中間軸4e−1の偏芯側の外周面において狭い。
また、図13(a)のA−A断面である図13(b)に示すように、第2の中間軸4e−2と仕切板10の内径10aとの間隔が、特に第2の中間軸4e−2の偏芯側の外周面において狭い。
図13に示す比較例は、仕切板10を中間軸4eにセットするのに、図14(a)〜(d)に示す工程が必要である。即ち、仕切板10を中間軸4eにセットする際、第2の中間軸4e−2と第1の中間軸4e−1との境界にて仕切板10を傾け、主軸側偏芯部4c方向に移動させ、再度仕切板10の傾きを修正する必要があった。
さらに、第1の中間軸4e−1と第2の中間軸4e−2とが偏芯方向に突出しており、仕切板10の内径10aとの間隔が狭い。そのため、第1の中間軸4e−1及び第2の中間軸4e−2の偏芯側の外周部と仕切板10の内径10aとが接触しやすく、仕切板10の傾きを修正して、仕切板10を第1のシリンダ8と中心軸を合わせてセットする際、中心軸を合わせづらいという弊害があった。中心軸の合わないワークが後工程に流出した場合、図7に示すボルト12,15が仕切板10を通過できず再度組み直しを必要とするため、組立作業効率を低下させていた。
図10に本実施の形態におけるクランク軸4の形状を示す。中間軸4eは、主軸側偏芯部4c又は副軸側偏芯部4dの偏芯方向と直角となる方向に突出する(凸の)形状とした。
図13、図14に示す比較例と異なり、中間軸4eは、主軸側偏芯部4c及び副軸側偏芯部4dより突出しておらず、境界も持たない。中間軸4eは、主軸側偏芯部4cと副軸側偏芯部4dとが重なる領域内にある。
これにより、図4、図5に示す通り、中間軸4eに仕切板10を挿入する際、仕切板10をスムーズに移動させることができる。
また、図10に示すように、中間軸4eと仕切板10の内径10aとの間隔を広くとることができ、接触することはない。仕切板10を第1のシリンダ8と中心軸を合わせてセットする際に障害となるものがなく、組立作業効率が向上する。
図11に示すように、クランク軸4を一回転させることにより、中間軸4eの突出形状に沿って仕切板10を軸直角方向に移動させ、第1のシリンダ8のボルト通し穴8aとボルト通し穴8aより径の大きい仕切板10のボルト通し穴10bとを容易に略一致させることができ、組立作業効率が向上する。
2気筒回転圧縮機100は、電動機2の回転トルクが回転子2bと焼嵌め固定されたクランク軸4に伝達され、クランク軸4の主軸側偏芯部4c及び副軸側偏芯部4dに嵌合される第1のピストン11a及び第2のピストン11bを、第1のシリンダ8及び第2のシリンダ9の気室、第1のピストン11a及び第2のピストン11b、並びに第1のベーン及び第2のベーンにより構成される各圧縮室内で偏芯回転させることにより冷媒を圧縮する。
圧縮機構部3の各摺動部への給油は、密閉容器1の底部に溜められた潤滑油をクランク軸4の回転による遠心力によりクランク軸4の内径4fに沿って上昇させ、クランク軸に設けられた給油孔20より行なう。
ここで、給油孔20より排出された潤滑油は、圧縮機構部3の各摺動部へ供給されるとともに、中間軸4eと仕切板10の内径10aに囲まれる高圧空間30(図1、図10)に溜まる。高圧空間30内を中間軸4eが高速回転し、潤滑油を攪拌することで、クランク軸4の駆動力のロスになることが知られているが、比較例(図13、図14)のように、中間軸4eの第1の中間軸4e−1が主軸側偏芯部4cの偏芯方向に偏芯(突出)し、第2の中間軸4e−2が副軸側偏芯部4dの偏芯方向に偏芯(突出)している場合には、中間軸4eの回転半径が大きくなり、上記攪拌ロスを増加させていた。
本実施の形態におけるクランク軸4は、図10に示すように、中間軸4eの回転半径が小さく、仕切板10の内径10aとの間隔も広く設計できるため、潤滑油を攪拌するロスを大幅に低減できる。攪拌ロス低減のみを追及すれば、中間軸4eを副軸4bと同一径以下の円形状とすることも当然考えられるが、クランク軸4の撓みの抑制を考えれば、組立作業性を阻害しない範囲で中間軸4eの断面積が最大となる、本実施の形態の形状が最適となる。
実施の形態1を示す図で、2気筒回転圧縮機100の縦断面図。 実施の形態1を示す図で、第1のシリンダ8と主軸受6とをボルト締結にて固定した状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、主軸受6にクランク軸4を挿入し、第1のピストン11aを副軸7、副軸側偏芯部4d、中間軸4eとくぐらせ主軸側偏芯部4cに組み付ける状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、仕切板10を中間軸4eに仮組み付けした状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、仕切板10を中間軸4eに組み付けた状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、第2のピストン11bを副軸側偏芯部4dに挿入し、第2のシリンダ9と副軸受7とを固定してクランク軸4の副軸4bに挿入した状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、第2のシリンダ9を副軸受7の外側から仕切板10を間に挟んで第1のシリンダ8に固定し、併行して第1のシリンダ8を主軸受6の外側から仕切板10を間に挟んで第2のシリンダ9に固定した状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、第1のピストン11aの内径の軸方向両端に逃がし形状11a−1を設けた場合の、第1のピストン11aのクランク軸4への組み付け手順を示す図。 実施の形態1を示す図で、図8と図12とを比較した図(図9(a)が比較例、図9(b)が本実施の形態)。 実施の形態1を示す図で、クランク軸4の中間軸4eの断面図((a)はクランク軸4の一部を省いた平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図)。 実施の形態1を示す図で、図5に対しクランク軸4を90°回転させた図。 比較例を示す図で、第1のピストン11aのクランク軸4への組み付け手順を示す図。 比較例を示す図で、中間軸4eに段差部を設けたクランク軸4を示す図((a)はクランク軸4の一部を省いた平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図)。 比較例を示す図で、図13のクランク軸4に第1のピストン11aを組み付ける手順を示す図。
符号の説明
1 密閉容器、2 電動機、2a 固定子、2b 回転子、3 圧縮機構部、4 クランク軸、4a 主軸、4b 副軸、4c 主軸側偏芯部、4d 副軸側偏芯部、4e 中間軸、4e−1 第1の中間軸、4e−2 第2の中間軸、4f 内径、6 主軸受、6a ボルト通し穴、7 副軸受、8 第1のシリンダ、8a ボルト通し穴、9 第2のシリンダ、10 仕切板、10a 内径、10b ボルト通し穴、11a 第1のピストン、11a−1 逃がし形状、11b 第2のピストン、12 ボルト、13 ボルト、14 ボルト、20 給油孔、21 吸入連結管、22 吸入連結管、23 吐出管、24 ガラス端子、25 リード線、30 高圧空間、40 アキュムレータ、100 2気筒回転圧縮機。

Claims (5)

  1. 密閉容器内に、固定子と回転子とを有する電動機と、前記電動機により駆動され、前記回転子に固定される主軸と、前記主軸の軸方向の反対側に設けられる副軸と、前記主軸と前記副軸との間に略180°の位相差を設けて形成される主軸側偏芯部及び副軸側偏芯部と、前記主軸側偏芯部と前記副軸側偏芯部との間に設けられる中間軸とを有するクランク軸とを備えた2気筒回転圧縮機において、
    前記中間軸の形状を、前記主軸側偏芯部と前記副軸側偏芯部の偏芯方向と直角の方向に凸の形状としたことを特徴とする2気筒回転圧縮機。
  2. 前記主軸側偏芯部又は前記副軸側偏芯部に嵌合するピストンを有し、前記ピストンを前記クランク軸の前記副軸側から前記主軸側偏芯部又は前記副軸側偏芯部に挿入するものであって、
    前記主軸側偏芯部及び前記副軸側偏芯部の形状及び偏芯量を略等しくするとともに、前記副軸の外径を前記主軸の外径よりも小さくし、前記主軸側偏芯部の反偏芯側外周面は、前記主軸の外周面よりも軸中心側になるように形成するとともに、前記副軸側偏芯部の反偏芯側外周面は、前記副軸の外周面よりも反軸中心側になるように形成したことを特徴とする請求項1記載の2気筒回転圧縮機。
  3. 前記クランク軸の前記主軸側偏芯部又は前記副軸側偏芯部の少なくともいずれかの軸方向の長さを、前記ピストンの軸方向長さより短くすることを特徴とする請求項2記載の2気筒回転圧縮機。
  4. 前記第1のピストンの内径の軸方向両端面に逃がし形状を設け、前記中間軸の軸方向長さを前記第1のピストンの軸方向長さより短くすることを特徴とする請求項2記載の2気筒回転圧縮機。
  5. 前記クランク軸は、ヤング率が150GPa以上の素材で形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の2気筒回転圧縮機。
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