JP2014173546A - 密閉型ロータリー圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の密閉型ロータリー圧縮機では、圧縮機構部の組立において、シャフトとピストンの組付けを可能にするため、シャフト偏心軸径を小さくすることができなかった。
【解決手段】シャフト偏心量Es、シャフト偏心軸径φC、シャフト下軸径φLの間でφC−φL−2Es≦0が成り立つ場合、ピストン4のザグリ穴φDがφD−φL−2Es>0を満たし、且つシャフト3にシャフト下軸上端からシャフト偏心軸下端までの距離Aの領域において、偏心軸3aの中心からの距離がφC/2を越えないように、ピストン4とシャフト3に段付き形状100を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、密閉容器内に電動要素と圧縮要素とを備えてなる圧縮機に関し、特にピストンおよびシャフトの形状を改良した密閉型ロータリー圧縮機に関するものである。
近年、環境への意識やエネルギー問題への関心の高まりなどから、身近な家電製品にも省エネ性が要求されてきている。中でも、運転時間の長いエアコンに対しては、省エネ基準値が設定され、その要求は年々高まりを見せている。そして、そのエアコンの消費電力の大半は圧縮機が占めており、エアコンの省エネ性を高めていくには圧縮機の更なる高効率化が必要となってきている。
従来の密閉型ロータリー圧縮機を、図10および図11を用いて説明する。密閉容器1と、ベーン溝2aを有するシリンダ2と、偏心軸31aを有するシャフト31と、シャフト31の偏心軸31aに回転自在に嵌合されてシリンダ2の内部で偏心回転するピストン41とを備える。さらに、シリンダ2のベーン溝2aに配置されてピストン41に先端を接しながらベーン溝2aを往復運動するベーン5と、シリンダ2、ピストン41、ベーン5を挟み込むように設置された上軸受6と下軸受7からなる圧縮機構部を備えている(例えば、特許文献1参照)。
図12に、従来構成の密閉型ロータリー圧縮機におけるシャフト31およびピストン41の断面図を示す。図12の(a)に示すように、圧縮機構部の組立時には、シャフト31の偏心量Es、シャフト偏心軸31aの径φC1、シャフト下軸31bの径φLの間でφC1−φL−2Es>0の場合には、シャフト31とピストン41の組付けが可能である。これに対し、図12の(b)に示すように、シャフト偏心軸32aの径 を縮小し、φC2−φL−2Es≦0の場合においては、組付け過程において、ピストン42の上端がシャフト下軸32bの下端と接触する。その結果、シャフト32とピストン42の組付けが不可能であった。
特開2012−241683号公報
前記従来の密閉型ロータリー圧縮機では、圧縮機構部の組立において、シャフト31とピストン41の組付けを可能にするために、シャフト偏心軸31aの径φC1を小さくすることができない。そして、シャフト偏心軸31aの径φC1が大きいために、シャフト偏心軸31aとピストン41の内周間において摺動損失が増加していた。また、図13に示すように、ピストン41の内径外径間距離のピストンシール長41aが狭いために、圧縮工程においては、圧縮室内の高圧側Xから低圧側Yへの冷媒漏れによる漏れ損失が増加していた。結果、両者が要因となって、圧縮機の効率が低下していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、従来よりも摺動損失が低く、且つ漏れ損失も低い高効率ロータリー圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型ロータリー圧縮機では、密閉容器と
、前記密閉容器の内部に配置され、ベーン溝を有するシリンダと、偏心軸を有するシャフトと、前記シャフトの偏心軸に回転自在に嵌合されて前記シリンダ内部で偏心回転するピストンと、前記シリンダの前記ベーン溝に配置されて前記ピストンに先端を接しながら前記ベーン溝を往復運動するベーンと、前記シリンダ、ピストン、ベーンを挟み込むように設置された上軸受と下軸受からなる圧縮機構部を備えた密閉型ロータリー圧縮機において、前記シャフト偏心量Es、シャフト偏心軸径φC、シャフト下軸径φLの間でφC−φL−2Es≦0が成り立つ場合、前記ピストンの内径穴φDがφD−φL−2Es>0を満たし、且つ前記シャフトに前記シャフト下軸上端から前記シャフト偏心軸下端までの距離Aの領域において、シャフト偏心軸中心からの距離がφC/2を越えないように、前記ピストンと前記シャフトに段付き形状を設けた構造をとる。
これにより、まず、ピストン上端をシャフト偏心軸下端まで挿入し、続いて、ピストンの段付き部とシャフトの段付き部を重ね合わせるように、ピストン中心とシャフト偏心軸中心を一致させ、最後に、シャフト中心軸方向にピストンをシャフト偏心軸に挿入することで、組付けることが可能となる。
本発明の密閉型ロータリー圧縮機では、シャフト偏心量Es、シャフト偏心軸径φC、シャフト下軸径φLの間でφC−φL−2Es≦0であっても、シャフト−ピストンの組付けが可能となる。つまり、従来構成よりもシャフト偏心軸径φCを小さくすることができるので、シャフト偏心軸とピストン内周間の摺動損失を低減することができる。また、ピストンの内径φCが小さくなるために、ピストンの内径外径間距離のピストンシール長が広くなることで、圧縮工程において、圧縮室内の高圧側から低圧側への冷媒漏れによる漏れ損失を低減することができる。以上の結果、従来よりも摺動損失が低く、且つ漏れ損失も低い高効率ロータリー圧縮機を提供することができる。
本発明の実施の形態1におけるシャフトおよびピストンの断面図 本発明の実施の形態1における密閉型ロータリー圧縮機の断面図 図2に示す密閉型ロータリー圧縮機のF−F’ 断面図 実施の形態1におけるシャフトとピストンの組付け過程を示す断面図であり、(a)はピストン上端をシャフト偏心軸下端まで挿入する断面図、(b)は重ね合わせの断面図、(c)はピストンをシャフト偏心軸まで挿入する断面図 図4におけるH部拡大断面図 本発明の実施の形態1における密閉型ロータリー圧縮機の圧縮室内の断面図 本発明の実施の形態2におけるシャフトとピストンの断面図 実施の形態2におけるシャフトとピストンの組付け過程を示す断面図であり、(a)はピストン上端をシャフト偏心軸下端まで挿入する断面図、(b)は重ね合わせの断面図、(c)はピストンをシャフト偏心軸まで挿入する断面図、(d)はシャフト中心軸方向にピストンをシャフト偏心軸に挿入する断面図 図8におけるI部拡大図 従来の密閉型ロータリー圧縮機の断面図 図10に示す従来の密閉型ロータリー圧縮機のG−G´断面図 (a)従来の密閉型ロータリー圧縮機におけるシャフトおよびピストンの断面図(b)従来の密閉型ロータリー圧縮機におけるシャフトおよびピストンの断面図 従来の密閉型ロータリー圧縮機の圧縮室内を示す断面図
第1の発明は、密閉容器と、前記密閉容器の内部に配置され、ベーン溝を有するシリンダと、偏心軸を有するシャフトと、前記シャフトの偏心軸に回転自在に嵌合されて前記シ
リンダ内部で偏心回転するピストンと、前記シリンダの前記ベーン溝に配置されて前記ピストンに先端を接しながら前記ベーン溝を往復運動するベーンと、前記シリンダ、ピストン、ベーンを挟み込むように設置された上軸受と下軸受からなる圧縮機構部を備えた密閉型圧縮機において、前記シャフト偏心量Es、シャフト偏心軸径φC、シャフト下軸径φLの間でφC−φL−2Es≦0が成り立つ場合、前記ピストン内径のザグリ穴φDがφD−φL−2Es>0を満たし、且つ前記シャフトに前記シャフト下軸上端から前記シャフト偏心軸下端までの距離Aにおいて、シャフト偏心軸中心からの距離がφC/2を越えないように、前記ピストンと前記シャフトに段付き部を設けたことを特徴とする密閉型ロータリー圧縮機である。
以上のように構成された密閉型圧縮機においては、まず、ピストン上端をシャフト偏心軸下端まで挿入し、続いて、ピストンの段付き部とシャフトの段付き部を重ね合わせるように、ピストン中心とシャフト偏心軸中心を一致させ、最後に、シャフト中心軸方向にピストンをシャフト偏心軸に挿入することで、組付けることが可能となる。それにより、シャフト偏心量Es、シャフト偏心軸径φC、シャフト下軸径φLの間でφC−φL−2Es≦0であっても、シャフトとピストンの組付けが可能となり、従来構成よりもシャフト偏心軸径φCを小さくすることが可能となるので、シャフト偏心軸とピストン内周間の摺動損失を低減することができる。
また、ピストンの内径φCも小さくなるために、ピストンの内径−外径間距離のピストンシール長が広くなることで、圧縮工程において、圧縮室内の高圧側から低圧側への冷媒漏れによる漏れ損失を低減することができる。結果、従来よりも摺動損失が低く、且つ漏れ損失も低い高効率ロータリー圧縮機を提供することができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、シャフト下軸上端からシャフト偏心軸下端までの距離Aとピストン内径穴φCの有効距離BがA<Bであることを特徴とする密閉型ロータリー圧縮機である。
以上のように構成された圧縮機においては、シャフトとピストンの組付けにおいて、まず、ピストン上端をシャフト偏心軸下端まで挿入し、続いてのピストンとシャフトの段付き形状を重ね合わせる際、それぞれの中心軸が平行の状態では、前記距離Aと前記距離BがA<Bのために、寸法上挿入が不可能であるが、ピストン中心軸をシャフト中心軸に対して傾けることで、ピストンの段付き部がシャフトの段付き部よりもシャフト偏心軸側へと移動するので、挿入していくことが可能となる。結果、シャフトにピストンを組付けることができ、シャフト偏心軸の高さを更に高くする構成を取ることができるので、圧縮機運転時にシャフト偏心軸に発生する応力を低減することができる。結果、第1の発明と同様の効果を得ながら、さらに信頼性の高いロータリー圧縮機を提供することができる。
以下、本発明による密閉型ロータリー圧縮機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に記載する実施の形態により本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図2は本発明の第1の実施の形態における密閉型ロータリー圧縮機の断面図である。図3は、図2に示す密閉型ロータリー圧縮機のF−F’ 断面図である。図2および図3において圧縮機は、密閉容器1と、密閉容器1の内部に配置され、ベーン溝2aを有するシリンダ2と、偏心軸3aを有するシャフト3と、シャフト3の偏心軸3aに回転自在に嵌合されてシリンダ2内部で偏心回転するピストン4とを備える。さらに、シリンダ2のベーン溝2aに配置されてピストン4に先端を接しながらベーン溝2aを往復運動するベーン5と、シリンダ2、ピストン4、ベーン5を挟み込むように設置された上軸受6と下軸受7からなる圧縮機構部を備えている。
図1にシャフトおよびピストンの断面図を示す。シャフト偏心量Es、偏心軸3a径φC、シャフト下軸3b径φLの間でφC−φL−2Es≦0が成り立つ場合、ピストン4内径のザグリ穴φDがφD−φL−2Es>0を満たし、且つシャフト下軸3bから偏心軸3aまでの距離Aの領域において、偏心軸中心からの距離EがφC/2を越えないように、ピストン4とシャフト3に段付き形状100を設けている。
以上のように構成された密閉型ロータリー圧縮機においては、シャフト偏心量Es、偏心軸3a径φC、シャフト下軸3b径φLの間でφC−φL−2Es≦0であっても、図4および図5に示すようにシャフトとピストンを組付けることが可能となる。まず、ピストン4上端を偏心軸3a下端まで挿入し(図4(a))、続いて、ピストン4の段付き部Haとシャフト3の段付き部Hbを重ね合わせるように、ピストン中心軸とシャフト偏心軸を一致させ(図4(b))、最後に、シャフト中心軸方向にピストン4を偏心軸3aに挿入することで(図4(c))、シャフトとピストンを組付けることが可能となる。
このようにして、偏心軸3aを小さくした場合にも、シャフト3とピストン4を組付けることが可能であるので、従来構成よりも偏心軸3a径φCを小さくすることができ、偏心軸3aとピストン4内周間の摺動損失を低減することができる。
また、本実施形態の圧縮室内の断面図を示す図6と従来の圧縮室内の断面図を示す図13に示すように、ピストンの内周径もφC1からφCへと小さくなるために、ピストン4の内径外径間距離のピストンシール長4aが、従来の実施の形態の距離である41aよりも広がる。これにより、圧縮工程において、圧縮室内の高圧側Xから低圧側Yへの冷媒漏れによる漏れ損失を低減することができる。
以上により、従来よりも摺動損失が低く、且つ漏れ損失も低い高効率ロータリー圧縮機を提供することができる。
(実施の形態2)
図7は本発明の第2の実施の形態におけるシャフト3およびピストン4の断面図である。図7に示すように、シャフト偏心量Es、偏心軸3a径φC、シャフト下軸3b径φLの間でφC−φL−2Es≦0が成り立ち、ピストン4内径のザグリ穴φDがφD−φL−2Es>0を満たし、且つシャフト下軸3bから偏心軸3aまでの距離Aとピストン4の内径距離Bとの間にA<Bが成り立つように、シャフト3とピストン4の両者に段付き部を設けたことを特徴とする密閉型ロータリー圧縮機である。
シャフト偏心量Es、偏心軸3a径φC、シャフト下軸3b径φLの間でφC−φL−2Es≦0であり、シャフト下軸3bから偏心軸3aまでの距離Aとピストン4の内径距離BがA<Bであっても、図8に示すようにシャフト3にピストン4を組付けることが可能である。すなわち、まず、ピストン4上端を偏心軸3a下端まで挿入する(図8(a))。続いて、ピストン4とシャフト3の段付き形状を重ね合わせる際、A<Bのために、それぞれの中心軸が平行の状態では、寸法上挿入が不可能であるが、ピストン4中心軸をシャフト3中心軸に対して傾けることで、ピストン段付き部Iaがシャフト段付き部Ibよりも、偏心軸3a側へと移動するので(図8(b)および図9)、偏心軸3aにピストン4を挿入することができる(図8(c))。最後に、シャフト3中心軸方向にピストン4を偏心軸3aに挿入する(図8(d))。これにより、第1の実施形態よりも、偏心軸3aの高さを更に高く構成することができる。その結果、偏心軸3aに発生する応力が低減され、第1の発明と同様の効果を得ながら、さらに信頼性の高いロータリー圧縮機を提供することができる。
(実施の形態3)
本構造を有するロータリー圧縮機は、塩素を含まないHFC冷媒について用いることが可能である。
(実施の形態4)
さらに近年は地球温暖化防止の観点から、二酸化炭素、ヘリウム、アンモニア等の自然冷媒を用いた圧縮機が開発されている。そのような自然冷媒を用いたロータリー圧縮機に当発明を適用することも可能である。特に二酸化炭素はHFC系冷媒よりもさらに圧縮機構部が高圧になるため、本発明はより効果を発する。
(実施の形態5)
さらに地球温暖化防止の観点から、地球温暖化係数の低い次世代冷媒HFO−1234yfやその混合冷媒を用いたロータリー圧縮機にも当発明を適用することが可能である。
(実施の形態6)
通常圧縮機には、使用する冷媒や圧縮機構部に用いられる材質によって様々な種類のオイルが使用されている。当発明は、圧縮機で主に用いられているナフテン油、パラフィン油、アルキルベンゼン油などの天然物あるいは天然物由来のオイル、およびポリエーテル系油、ポリオールエステル系油などの合成オイル、または上記天然物あるいは天然物由来のオイルと合成オイルの混合オイルなどにも適用することが可能である。
(実施の形態7)
また、機械的特性を上げるために、上記オイルに種々の添加剤を加えることがある。当発明は、ベンゾトリアゾールなどの銅不活性化剤、硫黄系極圧添加剤、ハロゲン系極圧添加剤、りん系極圧添加剤、有機金属化合物系極圧添加剤、およびこれらの組み合わせからなる極圧添加剤などを有効量配合したロータリー圧縮機にも適用することも可能である。
以上のように、本発明における圧縮機は、その大小に拘らず、あらゆる密閉型ロータリー圧縮機に適用可能である。
1 密閉容器
2 シリンダ
2a ベーン溝
3 シャフト
3a 偏心軸
3b シャフト下軸
4 ピストン
4a ピストンシール長
5 ベーン
6 上軸受
7 下軸受
100 段付き形状

Claims (2)

  1. 密閉容器と、前記密閉容器の内部に配置され、ベーン溝を有するシリンダと、偏心軸を有するシャフトと、前記シャフトの偏心軸に回転自在に嵌合されて前記シリンダ内部で偏心回転するピストンと、前記シリンダの前記ベーン溝に配置されて前記ピストンに先端を接しながら前記ベーン溝を往復運動するベーンと、前記シリンダ、前記ピストン、前記ベーンを挟み込むように設置された上軸受と下軸受からなる圧縮機構部を備えた密閉型圧縮機において、
    シャフト偏心量Es、シャフト偏心軸径φC、シャフト下軸径φLの間でφC−φL−2Es≦0が成り立つ場合、
    前記ピストンのザグリ穴φDがφD−φL−2Es>0を満たし、且つ前記シャフトに前記シャフトの下軸上端から前記シャフトの偏心軸下端までの距離Aの領域において、前記偏心軸の中心からの距離がφC/2を越えないように、前記ピストンと前記シャフトに段付き形状を設けた密閉型ロータリー圧縮機。
  2. 前記シャフト下軸上端から前記シャフト偏心軸下端までの距離Aと前記ピストン内径穴φCの有効距離BがA<Bであることを特徴とする請求項1に記載の密閉型ロータリー圧縮機。
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