JP2010101137A - 日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】昇降コード9をヘッドボックスから引き出し、あるいは昇降コード9をボトムレールの重量に基づいてヘッドボックス内に引き込ませて日射遮蔽材及びボトムレールを昇降する日射遮蔽装置において、ボトムレールの下降にともなって磁石12を金属パイプ8に沿って移動させ、該金属パイプ8に発生する渦電流で磁石12の移動速度を抑制してボトムレールの下降速度を減速する制動装置を備えた。
【選択図】図2
Description
この発明の目的は、ボトムレールの下限位置近傍でボトムレールの下降速度を確実に減衰させ、操作性、耐久性を確保し得る日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置を提供することにある。
請求項5では、前記金属パイプを前記ボトムレールの両端部近傍に垂立させ、前記ボトムレールの両端部に取着した前記磁石を前記金属パイプに沿って移動可能とした。
以下、この発明を具体化した第一の実施形態を図面に従って説明する。図1に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス1から複数本のラダーコード2を介して多数段のスラット3が吊下支持され、同ラダーコード2の下端にはボトムレール4が吊下支持されている。
図2に示すように、前記操作棒8はアルミニウムあるいは銅等の非磁性材で、かつ導電性の高い金属パイプで形成される。前記グリップ11は、前記操作棒8と同様な材質で筒状に形成され、前記操作棒8の下端部に嵌着されている。
前記昇降コード9には、前記コードイコライザ10から所定距離隔てた位置に、かしめ端子(係合部)14が移動不能に取着されている。このかしめ端子は、前記キャップ13及び操作棒8内には挿通可能であるが、前記磁石12には挿通不能とした径を備える。従って、図2に示す状態から昇降コード9がグリップ11内に引き込まれて、かしめ端子14が前記操作棒8内を上方へ移動すると、かしめ端子14とともに磁石12が上方へ移動するようになっている。
ボトムレール4及びスラット3を下降させるときには、コードイコライザ10をわずかに下方へ引いてストッパ装置の作動を解除した状態でコードイコライザ10を手放す。すると、ボトムレール4及びスラット3の重量により、操作棒8内を経て垂下される昇降コード9がヘッドボックス1内に引き込まれ、ボトムレール4が自重降下するとともに、コードイコライザ10が引き上げられる。
(1)コードイコライザ10を操作して、ヘッドボックス1から操作棒8を経て昇降コード9を引き出し、あるいは昇降コード9をヘッドボックス1内に引き込ませることにより、ボトムレール4及びスラット3を昇降することができる。
(2)ボトムレール4及びスラット3を自重降下させても、ボトムレール4が下限に達する前に、磁石12に作用する制動力でボトムレール4の下降速度を減速することができる。従って、ストッパ装置の作動を誤って解除してボトムレール4が不用意に自重降下する場合にも、ボトムレール4の下限位置近傍で、ボトムレール4と家財道具との衝突による衝突音の発生を防止することができる。
(3)操作棒8内を移動する磁石12により昇降コード9を摩擦することなく、ボトムレール4の下降速度を減速させることができる。従って、昇降コード9が磨耗することはない。
(4)磁石12は操作棒8に対し非接触で移動するため、この制動装置の耐久性を向上させることができる。
(5)ボトムレール4及びスラット3の引き上げ操作時には、昇降コード9を磁石12と一体に移動させることはないので、昇降コード9に制動力が作用することはない。従って、ボトムレール4及びスラット3の引き上げ操作に要する操作力を増大させることはない。
(6)操作棒8内で磁石12を移動させるので、制動装置により横型ブラインドの美観を損ねることはない。
(7)一つの磁石12で複数本の昇降コード9に同一の制動力を作用させることができる。従って、ボトムレール4を水平方向に維持しながら下降させることができる。
(8)磁石12の移動速度が速いほど大きな制動力が作用するので、ボトムレール4の下降速度を一定速度以下に減速することができる。
(第二の実施形態)
図5及び図6は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、横型ブラインドの両側に配設されるガイドパイプ(金属パイプ)と、そのガイドパイプに沿って昇降するボトムレールに制動装置を備えたものである。
ボトムレール4及びスラット3を下降させるときには、コードイコライザ10をわずかに下方へ引いてストッパ装置の作動を解除した状態でコードイコライザ10を手放す。すると、ボトムレール4及びスラット3の重量により、操作棒8内を経て垂下される昇降コード9がヘッドボックス1内に引き込まれ、ボトムレール4が自重降下するとともに、コードイコライザ10が引き上げられる。
(1)ボトムレール4を自重降下させても、磁石18に作用する制動力でボトムレール4の下降速度を減速することができる。従って、ボトムレール4の下限位置近傍で、ボトムレール4と家財道具との衝突による衝突音の発生を防止することができる。
(2)ガイドパイプ15に沿って移動する磁石12により、昇降コード9を摩擦することなくボトムレール4の下降速度を減速させることかできる。従って、昇降コード9が磨耗することはない。
(3)磁石18の移動速度が速いほど大きな制動力が作用するので、ボトムレール4の下降速度を一定速度以下に減速することができる。
・第二の実施形態において、ガイドパイプを断面C形とし、ボトムレールの両端部に支持される磁石をガイドパイプ内で移動するように構成してもよい。
・上記制動装置をプリーツカーテンのカーテン生地を昇降する昇降装置に備えてもよい。
Claims (6)
- 昇降コードをヘッドボックスから引き出し、あるいは昇降コードをボトムレールの重量に基づいてヘッドボックス内に引き込ませて日射遮蔽材及びボトムレールを昇降する日射遮蔽装置において、
前記ボトムレールの下降にともなって磁石を金属パイプに沿って移動させ、該金属パイプに発生する渦電流で前記磁石の移動速度を抑制して前記ボトムレールの下降速度を減速する制動装置を備えたことを特徴とする日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。 - 前記ヘッドボックスから吊下支持される金属パイプに前記昇降コードを挿通し、前記昇降コードを前記ヘッドボックスから金属パイプを経て引き出し、あるいは金属パイプを経てヘッドボックス内に引き込ませて前記日射遮蔽材及びボトムレールを昇降可能とし、前記昇降コードの前記ヘッドボックス内への引き込みにともなって前記磁石を前記金属パイプに沿って移動可能としたことを特徴とする請求項1記載の日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
- 前記磁石に前記昇降コードを挿通し、前記昇降コードのヘッドボックス内への引き込みにともなって前記磁石に係合して前記昇降コードとともに該磁石を前記金属パイプに沿って移動させる係合部を前記昇降コードに設けたことを特徴とする請求項2記載の日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
- 前記金属パイプ内に前記磁石を移動可能に支持したことを特徴とする請求項3記載の日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
- 前記金属パイプを前記ボトムレールの両端部近傍に垂立させ、前記ボトムレールの両端部に取着した前記磁石を前記金属パイプに沿って移動可能としたことを特徴する請求項1記載の日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
- 前記金属パイプを前記磁石に挿通したことを特徴とする請求項5記載の日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CH703432A1 (de) * | 2010-07-08 | 2012-01-13 | Heco Handels Ag | Aluminium-Handkurbel mit im Griff eingebautem magnetisierbarem Material. |
JP2016196754A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | 株式会社ニチベイ | ブラインド |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5852297U (ja) * | 1981-10-02 | 1983-04-08 | ト−ソ−株式会社 | ブラインド安全操作装置 |
JP2005105541A (ja) * | 2003-09-26 | 2005-04-21 | Bunka Shutter Co Ltd | 開閉体装置 |
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2008
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