JP2010100401A - 振込み装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】保持部載置台5を基台3上に回転軸線O1を中心に揺動可能に取り付ける共に、トレイ保持部7を保持部載置台5上に回転軸O1方向に移動可能に取り付け、基台3に、保持部載置台5を揺動させる揺動用モータ及びトレイ保持部7を回転軸線O1方向に振動させる振動用モータ11を固定した振込み装置1を提供する。振動用モータ11の出力軸21を保持部載置台5の挿通孔5cに挿通し、振動伝達機構25を介して該出力軸21の先端部をトレイ保持部7に連結する。揺動用モータによる保持部載置台5の揺動運動に係わらず、挿通孔5cと出力軸21との間の隙間が保持されると共に、振動伝達機構25による出力軸21の回転からトレイ保持部7の振動への変換が保持されるように構成する。
【選択図】図1
Description
また、従来では、チップ部品の検査に先立って、トレイ上に投入された多数のチップ部品がトレイの各挿入孔に効率よく収容できるように、トレイに振動及び揺動を付与する振込み装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
なお、従来の振込み装置には、振動用モータを基台に固定し、揺動用モータが振動用モータの駆動によってホルダユニットと共に振動するように構成されたものもある。
また、一方のモータがトレイと共に振動運動あるいは揺動運動すると、これらの運動に基づいて一方のモータの電源ケーブルや制御ケーブルに負荷がかかるため、これら電源ケーブルや制御ケーブルの保守点検を短い周期で実施する必要があり、振込み装置の取り扱いが面倒となる問題もある。
そして、揺動用モータ及び振動用モータは基台に固定されているため、従来のように揺動用モータ及び振動用モータの一方が、トレイ保持部と共に振動あるいは揺動することを防止できる。
また、揺動用モータ及び振動用モータが基台に固定されていることで、揺動用モータ及び振動用モータの電源ケーブルや制御ケーブルに負荷がかかることもなくなるため、これら電源ケーブルや制御ケーブルの保守点検を長い周期で実施することができる、すなわち、振込み装置を容易に取り扱うことができる。
また、揺動用モータ及び振動用モータの電源ケーブルや制御ケーブルに振動や揺動の負荷がかかることも防止できるため、振込み装置を容易に取り扱うことができる。
図1及び図2に示すように、この実施形態に係る振込み装置1は、多数のチップ部品を収容可能なトレイTに振動運動及び揺動運動を付与するものであり、基台3上に、保持部載置台5及びトレイ保持部7を順番に配置すると共に、基台3に揺動用モータ9及び振動用モータ11を固定して構成されている。なお、トレイTは、例えば図3に示すように、その上面T1に開口して多数のチップ部品を個別に収容する多数の挿入孔T2を形成して構成されている。
なお、揺動用モータ9の出力軸13には、その回転位置を検出する位置検出手段15が取り付けられており、この位置検出手段15によって、出力軸13の回転角度の範囲、すなわち、保持部載置台5の揺動角度範囲が規定されている。また、この位置検出手段15の検出結果に基づいて、揺動用モータ9の駆動制御が行われる。
振動伝達機構25は、図1,図2及び図4に示すように、振動用モータ11の出力軸21の回転をトレイ保持部7の第1回転軸線O1に沿う方向(CD方向)への振動に変換するものであり、振動用モータ11の出力軸21の先端部に固定された偏心ローラ27と、トレイ保持部7の内孔7cに設けられたローラ受け部29とを備えている。偏心ローラ27は、その中心軸O3を第2回転軸線O2に対してずらした状態で固定されている。
なお、この振動伝達機構25においては、偏心ローラ27が案内面31aに当接した状態で回転するため、偏心ローラ27や受け部材31は耐摩耗性の高い材料により形成することが好ましい。
この振込み装置1においては、振動用モータ11の出力軸21を回転させることで、偏心ローラ27が振動用モータ11の出力軸21に対して第1回転軸線O1に沿う方向に振動する。そして、この振動がローラ受け部29の一対の案内面31aを介してトレイ保持部7に伝達され、トレイ保持部7が保持部載置台5に対して振動運動することになる。また、この振込み装置1においては、揺動用モータ9の出力軸13を回転させることで、第1回転軸線O1を中心に保持部載置台5及びトレイ保持部7を揺動運動させることができる。
したがって、この振込み装置1においては、トレイ保持部7に取り付けられたトレイTに対して振動運動及び揺動運動の両方を付与することができる。
そして、揺動用モータ9及び振動用モータ11は共に基台3に固定されているため、従来のように揺動用モータ9及び振動用モータ11の一方が、トレイ保持部7と共に振動あるいは揺動することを防止できる。
また、揺動用モータ9及び振動用モータ11が基台3に固定されていることで、揺動用モータ9及び振動用モータ11の電源ケーブルや制御ケーブル等のケーブル10,12に負荷がかかることもなくなるため、これらケーブル10,12の保守点検を長い周期で実施することができる、すなわち、振込み装置1を容易に取り扱うことができる。
例えば、各受け部材31の案内面31aは、第1回転軸線O1を中心とした扇形状に形成されるとしたが、少なくともトレイ保持部7の揺動運動に係わらず一対の受け部材31によって偏心ローラ27を挟み込む状態が保持されるように形成されていればよい。したがって、受け部材の案内面31aは例えば矩形状に形成されていてもよい。
また、偏心ローラ27に当接する案内面31aは、一対の受け部材31に形成されるとしたが、例えばトレイ保持部7の内孔7cに直接形成されてもよい。
3 基台
5 保持部載置台
5c 挿通孔
7 トレイ保持部
9 揺動用モータ
11 振動用モータ
13 揺動用モータ9の出力軸
21 振動用モータ11の出力軸
25 振動伝達機構
O1 第1回転軸線(回転軸線)
T トレイ
Claims (1)
- 多数のチップ部品を収容可能なトレイに振動運動及び揺動運動を付与する振込み装置であって、
基台と、該基台に対して回転軸線を中心に揺動可能となるように前記基台上に取り付けられた保持部載置台と、該保持部載置台に対して前記回転軸線に沿う方向に移動可能となるように前記保持部載置台上に取り付けられて、前記トレイを着脱可能に保持するトレイ保持部と、前記保持部載置台及び前記トレイ保持部を前記基台に対して揺動駆動する揺動用モータと、前記トレイ保持部を前記保持部載置台に対して前記回転軸線に沿う方向に振動駆動する振動用モータとを備え、
前記揺動用モータ及び前記振動用モータが前記基台に固定され、
前記揺動用モータの出力軸が前記回転軸線方向に延びると共に前記保持部載置台に連結され、
前記振動用モータの出力軸が、前記基台側から前記トレイ保持部に向けて延びると共に、前記保持部載置台に形成された挿通孔に挿通され、
前記振動用モータの出力軸の先端部が、該出力軸の回転を前記回転軸線に沿う方向への振動に変換して伝達する振動伝達機構を介して前記トレイ保持部に連結され、
前記揺動用モータによる前記保持部載置台及び前記トレイ保持部の揺動運動に係わらず、前記挿通孔と前記振動用モータの出力軸との間の隙間が保持されると共に、前記振動伝達機構による前記振動用モータの出力軸の回転から前記トレイ保持部の振動への変換が保持されることを特徴とする振込み装置。
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JP2008273434A JP5408959B2 (ja) | 2008-10-23 | 2008-10-23 | 振込み装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018203540A (ja) * | 2017-06-03 | 2018-12-27 | 鴻勁精密股▲ふん▼有限公司Hon.Precision,Inc | 電子素子キャリアの平坦化機構及びそれを応用した作業分類設備 |
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-
2008
- 2008-10-23 JP JP2008273434A patent/JP5408959B2/ja active Active
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JP5408959B2 (ja) | 2014-02-05 |
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