JPH06312827A - 微小ワーク整列方法 - Google Patents
微小ワーク整列方法Info
- Publication number
- JPH06312827A JPH06312827A JP5124857A JP12485793A JPH06312827A JP H06312827 A JPH06312827 A JP H06312827A JP 5124857 A JP5124857 A JP 5124857A JP 12485793 A JP12485793 A JP 12485793A JP H06312827 A JPH06312827 A JP H06312827A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- chip
- container
- chip parts
- hole
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 微小かつ軽量のチップ部品でも、振込み機に
より整列可能とすることである。 【構成】 パレット２０内にチップ部品２４と一緒に疑
似チップ部品を入れて振込み機を作動させる。その結
果、疑似チップ部品の移動作用によりチップ部品が微小
軽量でもパレット底部の穴に落とし込んで整列させるこ
とができる。
より整列可能とすることである。 【構成】 パレット２０内にチップ部品２４と一緒に疑
似チップ部品を入れて振込み機を作動させる。その結
果、疑似チップ部品の移動作用によりチップ部品が微小
軽量でもパレット底部の穴に落とし込んで整列させるこ
とができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品のような微小ワ
ーク、特に磁気ヘッドチップのような微小なチップ部品
を振込み機を使用して整列させる方法の改良に関する。
ーク、特に磁気ヘッドチップのような微小なチップ部品
を振込み機を使用して整列させる方法の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】多数の電子部品のようなチップ部品は梱
包（包装）、組立、加工等のための治具への固定等の加
工準備などに際しては整列させる必要がある。従来から
かかるチップ部品の整列のため振込み機（振込み式ワー
ク並べ装置）が使用されている。この振込み機はチップ
部品を収納する容器であるパレットを揺動させながら左
右振動を与えることによりパレット内のチップ部品が、
パレットに形成されたチップ部品と同形状の穴に落とし
込まれて整列させる機能を有している。
包（包装）、組立、加工等のための治具への固定等の加
工準備などに際しては整列させる必要がある。従来から
かかるチップ部品の整列のため振込み機（振込み式ワー
ク並べ装置）が使用されている。この振込み機はチップ
部品を収納する容器であるパレットを揺動させながら左
右振動を与えることによりパレット内のチップ部品が、
パレットに形成されたチップ部品と同形状の穴に落とし
込まれて整列させる機能を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるにこのような振
込み機による整列方法によると、チップ部品がある程度
以上微小で軽量である場合、パレットに揺動及び振動を
与えてもチップ部品を滑動させることができず整列不可
能となる。そこでパレットの材質や表面粗さを変えて摩
擦係数を減少させることを試みたが、微小かつ軽量なチ
ップ部品の振込み機による整列は不可能であった。
込み機による整列方法によると、チップ部品がある程度
以上微小で軽量である場合、パレットに揺動及び振動を
与えてもチップ部品を滑動させることができず整列不可
能となる。そこでパレットの材質や表面粗さを変えて摩
擦係数を減少させることを試みたが、微小かつ軽量なチ
ップ部品の振込み機による整列は不可能であった。
【０００４】従って本発明の目的は微小かつ軽量なチッ
プ部品の振込み機による整列方法を提案することにあ
る。
プ部品の振込み機による整列方法を提案することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、微小ワークを収納した容器を揺動又は振
動させながら揺動させて容器に設けた複数の凹部に上記
微小ワークを落とし込んで容器に整列させる微小ワーク
整列方法において、前記凹部より大きい形状のダミーワ
ークを容器の微小ワークに混入し、前記容器を揺動又は
振動させながら揺動することによる上記ダミーワークの
移動作用により前記微小ワークを凹部に落とし込み、前
記容器に整列させることを要旨とする。
め、本発明は、微小ワークを収納した容器を揺動又は振
動させながら揺動させて容器に設けた複数の凹部に上記
微小ワークを落とし込んで容器に整列させる微小ワーク
整列方法において、前記凹部より大きい形状のダミーワ
ークを容器の微小ワークに混入し、前記容器を揺動又は
振動させながら揺動することによる上記ダミーワークの
移動作用により前記微小ワークを凹部に落とし込み、前
記容器に整列させることを要旨とする。
【０００６】
【作用】容器が揺動すると、ダミーワークが移動され、
その移動作用により微小ワークが容器の穴に落とし込ま
れる。従って微小かつ軽量な微小ワークでも振込み機に
より整列させることができる。
その移動作用により微小ワークが容器の穴に落とし込ま
れる。従って微小かつ軽量な微小ワークでも振込み機に
より整列させることができる。
【０００７】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図１乃至図３は本発明の微小ワーク整列方法を実
施するために使用される振込み機の一例を示す。同図に
おいて、１は偏芯カム、２は減速機、３は可変速モー
タ、４は揺動軸受体Ａ、５，８及び１１は回動ピン、６
は揺動軸受体Ｂ、７は揺動用エアシリンダー、９はエア
シリンダー回動ピン取付体、１０はエアシリンダーロッ
ド継手、１２は回動ピン支持体、１３は下テーブル、１
４は上テーブル、１５はスプリング、１６はパレット
枠、１７はプレート、１８はスプリング取付軸Ａ、１９
はスプリング取付軸Ｂ、２０はパレット（容器）、２１
はパレット左側板、２２はパレット右側板、２３はリニ
アガイドである。
する。図１乃至図３は本発明の微小ワーク整列方法を実
施するために使用される振込み機の一例を示す。同図に
おいて、１は偏芯カム、２は減速機、３は可変速モー
タ、４は揺動軸受体Ａ、５，８及び１１は回動ピン、６
は揺動軸受体Ｂ、７は揺動用エアシリンダー、９はエア
シリンダー回動ピン取付体、１０はエアシリンダーロッ
ド継手、１２は回動ピン支持体、１３は下テーブル、１
４は上テーブル、１５はスプリング、１６はパレット
枠、１７はプレート、１８はスプリング取付軸Ａ、１９
はスプリング取付軸Ｂ、２０はパレット（容器）、２１
はパレット左側板、２２はパレット右側板、２３はリニ
アガイドである。
【０００８】パレット２０はチップ部品（微小ワーク）
を収納する容器であり、パレット枠１６は下記のように
して左右振動を繰り返しながら揺動運動を行い、パレッ
ト２０の底部のくぼみ又は穴にチップ部品を落とし込ん
で整列させる。なお、上記くぼみ又は穴はチップ部品の
外形よりやや大きめかつ同形状に形成されている。
を収納する容器であり、パレット枠１６は下記のように
して左右振動を繰り返しながら揺動運動を行い、パレッ
ト２０の底部のくぼみ又は穴にチップ部品を落とし込ん
で整列させる。なお、上記くぼみ又は穴はチップ部品の
外形よりやや大きめかつ同形状に形成されている。
【０００９】（ｉ）左右振動（水平振動） 可変速モータ３によってその軸端に取り付けられた偏芯
カム１を駆動しその回転によりプレート１７を押圧して
パレット枠１６を振動させる。この場合、プレート１７
はスプリング１５によって常時偏芯カム１に当接される
ように付勢されている。可変速モータ３はチップ部品を
パレット２０の底部のくぼみ又は穴に落とし込むため、
チップ部品の種類に適合する振動数を与えるような速度
に設定される。例えば、振動数１００〜１５００r.p.m
程度で振動振幅は１〜５mm程度である。
カム１を駆動しその回転によりプレート１７を押圧して
パレット枠１６を振動させる。この場合、プレート１７
はスプリング１５によって常時偏芯カム１に当接される
ように付勢されている。可変速モータ３はチップ部品を
パレット２０の底部のくぼみ又は穴に落とし込むため、
チップ部品の種類に適合する振動数を与えるような速度
に設定される。例えば、振動数１００〜１５００r.p.m
程度で振動振幅は１〜５mm程度である。
【００１０】(ii）揺動 揺動用エアシリンダー７を往復させることにより上テー
ブル１４が揺動軸受体Ａの回転ピン５を中心に左右に揺
動される。揺動角度は約−２０°〜０°〜＋２０°程度
で、揺動速度は揺動用エアシリンダー７の速度を変えて
設定する。
ブル１４が揺動軸受体Ａの回転ピン５を中心に左右に揺
動される。揺動角度は約−２０°〜０°〜＋２０°程度
で、揺動速度は揺動用エアシリンダー７の速度を変えて
設定する。
【００１１】（iii）チップ部品の整列 パレット左側板２１及びパレット右側板２２はパレット
２０と同じ厚さであり、チップ部品２４はこれらの上を
滑りながら図４に示すようにパレット２０のくぼみ又は
穴２５に落とし込まれ整列される。
２０と同じ厚さであり、チップ部品２４はこれらの上を
滑りながら図４に示すようにパレット２０のくぼみ又は
穴２５に落とし込まれ整列される。
【００１２】さて、上述した振込み機では前述したよう
にチップ部品が微小かつ軽量であると、適用できないこ
とがある。
にチップ部品が微小かつ軽量であると、適用できないこ
とがある。
【００１３】そこで本発明では、チップ部品より大きく
パレットの穴に落ち込まない程度の大きさの疑似チップ
部品（ダミー）を、チップ部品の中に混入させてパレッ
トに収納して振込み機を作動させる。その結果、パレッ
トの揺動、振動運動に際して、疑似チップ部品はパレッ
トの穴には落とし込まれず、その移動と一緒にチップ部
品を運んで穴に落とし込むことになり、微小かつ軽量の
チップ部品でも整列させることができる。
パレットの穴に落ち込まない程度の大きさの疑似チップ
部品（ダミー）を、チップ部品の中に混入させてパレッ
トに収納して振込み機を作動させる。その結果、パレッ
トの揺動、振動運動に際して、疑似チップ部品はパレッ
トの穴には落とし込まれず、その移動と一緒にチップ部
品を運んで穴に落とし込むことになり、微小かつ軽量の
チップ部品でも整列させることができる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来は振込み機を適用できなかった微小かつ軽量のチップ
部品に対しても適用して整列させることができ、生産性
が非常に向上する。
来は振込み機を適用できなかった微小かつ軽量のチップ
部品に対しても適用して整列させることができ、生産性
が非常に向上する。
【図１】振込み機の概略平面図である。
【図２】上記振込み機の概略正面図である。
【図３】前記振込み機の概略側面図である。
【図４】振込み機による整列状態を示す図である。
１ 偏芯カム ３ 可変速モータ ４ 揺動軸受体Ａ １５ スプリング １６ パレット枠 １７ プレート ２０ パレット ２４ チップ部品 ２５ 穴
Claims (1)
- 【請求項１】 微小ワークを収納した容器を揺動又は振
動させながら揺動させて容器に設けた複数の凹部に上記
微小ワークを落とし込んで容器に整列させる微小ワーク
整列方法において、 前記凹部より大きい形状のダミーワークを容器の微小ワ
ークに混入し、前記容器を揺動又は振動させながら揺動
することによる上記ダミーワークの移動作用により前記
微小ワークを凹部に落とし込み、前記容器に整列させる
ことを特徴とする微小ワーク整列方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5124857A JP2745186B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 微小ワーク整列方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5124857A JP2745186B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 微小ワーク整列方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06312827A true JPH06312827A (ja) | 1994-11-08 |
| JP2745186B2 JP2745186B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=14895820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5124857A Expired - Lifetime JP2745186B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 微小ワーク整列方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2745186B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006103833A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Citizen Miyota Co Ltd | ワーク振込装置及びワーク振込方法 |
| JP2010100401A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 振込み装置 |
| JP2016521664A (ja) * | 2013-05-31 | 2016-07-25 | タイコ エレクトロニクス （シャンハイ） カンパニー リミテッド | 部品を仕分けするための機構および方法、部品給送システム |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP5124857A patent/JP2745186B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006103833A (ja) * | 2004-10-01 | 2006-04-20 | Citizen Miyota Co Ltd | ワーク振込装置及びワーク振込方法 |
| JP4699733B2 (ja) * | 2004-10-01 | 2011-06-15 | シチズンファインテックミヨタ株式会社 | ワーク振込装置 |
| JP2010100401A (ja) * | 2008-10-23 | 2010-05-06 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 振込み装置 |
| JP2016521664A (ja) * | 2013-05-31 | 2016-07-25 | タイコ エレクトロニクス （シャンハイ） カンパニー リミテッド | 部品を仕分けするための機構および方法、部品給送システム |
| KR20170005391A (ko) * | 2013-05-31 | 2017-01-13 | 타이코 일렉트로닉스 (상하이) 컴퍼니 리미티드 | 부품 분류 메커니즘 및 분류 방법, 및 부품 공급 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2745186B2 (ja) | 1998-04-28 |
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