JP2529599Y2 - ワーク振込み装置 - Google Patents

ワーク振込み装置

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JP2529599Y2
JP2529599Y2 JP1989096784U JP9678489U JP2529599Y2 JP 2529599 Y2 JP2529599 Y2 JP 2529599Y2 JP 1989096784 U JP1989096784 U JP 1989096784U JP 9678489 U JP9678489 U JP 9678489U JP 2529599 Y2 JP2529599 Y2 JP 2529599Y2
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JP1989096784U
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Inventor
康治 西村
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関西日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、多数のワーク収容穴を形成したマガジン
を水平方向に振動させかつ回転方向に揺動させて、該マ
ガジンのワーク収容穴に部品を振込ませるワーク振込み
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
多数の小物部品(以下ワークと称す)を整列させて搬
送する方法として、ワークを収容する収容穴を多数形成
したマガジン内へワークを多数投入し、該マガジンを水
平方向に振動させ、かつ回転方向に揺動させて、ワーク
をマガジン内の全域に振り分けてワークを各収容穴へ振
込ませて整列し、整列した部品をそのままマガジンから
取出して搬送する方法がある。
上記マガジンを振動並びに揺動させる手段としては、
例えば実開昭56−38721号公報にて開示された手段があ
る。これは第4図及び第5図に示す様に、マガジン
(1)を載置固定するテーブル(2)をガイド棒(3)
にスライド自在でかつ回転自在に架装し、前記テーブル
(2)を振動機構(4)と揺動機構(5)とでもって振
動及び揺動させている。
振動機構(4)は、ガイド棒(3)を架設したベース
(6)に振動用モータ(7)を取付け、振動用モータ
(7)の出力軸にカム円盤(8)を取付け、カム円盤
(8)に偏心させて植立した連結ピン(9)とテーブル
(2)の中心部下面に設けた連結ピン(10)とをピロー
ボール(11)(12)を介してリンク(13)にて連結した
構造となっている。
揺動機構(5)は、ベース(6)に揺動用モータ(1
4)を取付け、揺動用モータ(14)の出力軸にカム円盤
(15)を取付け、カム円盤(15)に偏心させて取付けた
連結ピン(16)とテーブル(2)の端部に取付けた連結
ピン(17)とをピローボール(18)(19)を介してリン
ク(20)にて連結した構造となっている。
上記装置は、マガジン(1)内に多数のワークが投入
されると、振動用モータ(7)及び揺動用モータ(14)
が回転する。すると、揺動用モータ(7)にてカム円盤
(8)が回転させられ、リンク(13)がクランク運動し
てテーブル(2)をガイド棒(3)に沿って往復移動さ
せて振動させる。また揺動用モータ(14)にてカム円盤
(15)が回転させられ、リンク(20)がクランク運動し
てテーブル(2)をガイド棒(3)を中心に揺動させ
る。このようにマガジン(1)を載置したテーブル
(2)が振動しながら揺動するので、マガジン(1)内
のワークは、マガジン(1)内の全域に拡げられて収容
穴へ振込まれる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記装置では、テーブル(2)を一本のガイド棒
(3)で振動と揺動の案内をしているため、テーブル
(2)とガイド棒(3)との嵌合部には様々な方向の荷
重が作用し、摩耗が激しく、短期間でガタつきを生じ
る。また振動機構(4)のリンク(13)は水平方向の揺
動だげでなく縦方向にも揺動し、揺動機構(5)のリン
ク(20)は縦方向だけでなく水平方向にも揺動する。従
って、リンク(13)と連結ピン(9)(10)との結合部
並びにリンク(20)と連結ピン(16)(17)との結合部
の構造が複雑になると共に、磨耗が激しく短期間でガタ
つきを生じる。
上記の如く各部にガタ付きを生じると、マガジン
(1)の振動や揺動動作に狂いを生じ、ワークの動きが
不自然となり、振込み率が低下する。
そのため、テーブル(2)やリンク(13)(22)等を
短期間で交換せねばならず、稼動率が低下し、コストも
高くついていた。
又、揺動機構(5)を揺動用モータ(14)に、偏心さ
せて取付けた連結ピン(16)の回転運動によって行なっ
ている為、揺動速度を一定にするのは不可能であった。
さらに、揺動をさせる時、テーブル(2)の中心にあ
るガイド棒(3)一軸で行なう為、面積の大きなテーブ
ル(2)で振込みを行なう折、テーブル(2)上での振
動が均一化されなかった。
この考案は、テーブルの振動と揺動とを夫々別個に独
立させて案内させることにより、各部品の摩耗を大幅に
低減させて、大面積での振込みが行なえ常に安定した動
作を行わせる装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案におけるワーク振込み装置は、ベース上に架
設したガイド棒と、ガイド棒に揺動自在に支承させた揺
動板と、前記揺動板上にスライド自在に装着し、下面中
央部に突設した脚部を揺動板に形成した開口部から下方
へ突出させた振動板と、前記脚部に揺動自在に結合した
連結板と、前記ベースに設けられ、前記連結板をカム円
盤により回転して往復移動させることにより、振動板を
振動させる振動機構と、前記ベースに設けられリンクを
介して揺動板を揺動させる揺動機構とで構成したもので
ある。そしてワークを整列させるマガジンは振動板上に
設置する。
〔作用〕
上記構造のワーク振込み装置は、揺動機構にて揺動板
をガイド棒の軸線を中心に揺動させ、かつ振動機構にて
連結板をガイド棒に沿う方向に往復移動させて、揺動板
上に装着した振動板を振動させ乍ら揺動させて、振動板
上に設置したマガジン内でワークを整列させる。
上記ワーク振込み装置は、揺動系と振動系とが各々独
立しており、互いに干渉なく動作するので、偏摩耗合を
生じることがない。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第3図を参照し
て説明する。
ワーク振込み装置は、揺動系と振動系とが別個に構成
されており、ベース(25)の上面に2本のガイド棒(2
6)(27)を夫々ブラケット(28)(28)、(29)(2
9)にて同芯上に架設し、このガイド棒(26)(27)に
揺動板(30)を軸受部(31)(32)を介して揺動自在に
装着してある。この揺動板(30)の上面4隅にLMガイド
(33)〜(36)を設け、LMガイド(30)〜(36)上に振
動板(37)を取付けてあり、振動板(37)の下面中央部
に突設した一対の脚部(38)(38)を揺動板(30)の中
央部に形成された開口部(39)から下方へ突出させてあ
る。前記開口部(39)は一対の脚部(38)(38)の振動
と揺動とを許容できるように広く形成してある。上記一
対の脚部(38)(38)間にはガイド棒(26)(27)と同
芯上に支軸(40)を回転自在に架設してあり、この支軸
(40)に連結板(41)を結合してある。
上記揺動板(30)を揺動させる揺動機構(42)は、ベ
ース(25)の底面にガイドレール(43)を起立固定し、
ガイドレール(43)に近接させてリニアヘッド(44)を
設け、このリニアヘッド(44)にて昇降させられるスラ
イダ(45)の上端を前記ガイドレー(43)に昇降自在に
装着されたスライドブロック(46)に結合し、さらに揺
動板(30)の端部とスライドブロック(46)とをリンク
(47)にて揺動自在に連結した構造を有している。
また振動板(37)を揺動させる振動機構(48)は、ベ
ース(25)に振動用モータ(49)を取付け、振動用モー
タ(49)の出力軸をベース(25)に回転自在に支持され
たカム円盤(50)にカップリング(51)を介して連結
し、カム円盤(50)の上面に偏心させて取付けた連結ピ
ン(52)と連結板(41)の下面に取付けた連結ピン(5
2)とをリンク(54)にて連結した構造を有している。
各連結ピン(52)(53)とリンク(54)との結合部は軸
受(55)(56)が組込まれており回転自在となってい
る。
上記振込み装置は、振動板(37)の上面にワーク振込
み用マガジン(57)を固定する。そして振込み時マガジ
ン(57)に多数のワークが投入されると、リニアヘッド
(44)と振動用モータ(49)を動作させる。すると、リ
ニヤヘッド(44)がスライダ(45)を昇降させてスライ
ドブロック(46)を昇降させ、スライドブロック(46)
にてリンク(47)を介して揺動板(30)の端部を押し引
きして、揺動板(30)を揺動させる。
一方振動用モータ(49)はカム円盤(50)を回転さ
せ、カム円盤(50)に設けた連結ピン(52)にてリンク
(54)をクランク運動を行わせて連結板(41)を前後動
させ、連結板(41)にて振動板(37)を振動させる。従
って、振動板(37)は振動し乍ら揺動し、揺動板(37)
上に設けられたマガジン(57)に振動と揺動を与え、投
入されたワークをマガジン(57)の各収容穴へ振込ませ
る。
上記振込み装置では、振動板(37)をLMガイド(33)
〜(36)4点で案内しており、振動板(37)を大面積化
しても安定した振動が伝えられる。又、揺動板(30)を
ガイド棒(26)(27)で案内しており、互いに干渉し合
うことがないので、揺動板(30)の軸受部(31)(32)
に水平方向のこぜ力が作用せず、LMガイド(33)〜(3
6)に揺動方向のこぜ力が作用せず、これらが偏摩耗す
ることがない。また振動板(37)に設けられた支軸(4
0)はガイド棒(26)(27)と同芯上に設置されている
ので、振動板(37)の揺動によっても位置が変らず、し
かも連結板(41)は支軸(40)によって揺動自在となっ
ているので、連結板841)は常に同じ状態で前後動する
ので、リンク(54)に無理なこぜ力が作用しない。
〔考案の効果〕
この考案によれば、揺動板を揺動させる揺動系と振動
板を振動させる振動系とを独立させて動作させており、
互いに干渉しないので、揺動板の支持部や振動板の支持
部に複雑な荷重が作用せず、摩耗が少ないので、長期に
亘って安定した性能を維持できる。又、振動板の大型
化、揺動系の一層の安定化が計れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る振込み装置の駆動機構を示す斜視
図、第2図は、振込み装置の正面図、第3図は振込み装
置の要部拡大側面図、第4図は従来の振込み装置の一部
断面側面図、第5図はその一部断面正面図である。 (25)……ベース、(26)(27)……ガイド棒、(30)
……揺動板、(37)……振動板、(38)……脚部、(3
9)……開口部、(41)……連結板、(42)……揺動機
構、(48)……振動機構。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース上に架設したガイド棒と、ガイド棒
    に揺動自在に支承させた揺動板と、前記揺動板上にスラ
    イド自在に装着し、下面中央部に突設した脚部を揺動板
    に形成した開口部から下方へ突出させた振動板と、前記
    脚部に揺動自在に結合した連結板と、前記ベースに設け
    られ、前記連結板をカム円盤により回転して往復移動さ
    せることにより、振動板を振動させる振動機構と、前記
    ベースに設けられリンクを介して揺動板を揺動させる揺
    動機構とで構成したことを特徴とするワーク振込み装
    置。
JP1989096784U 1989-08-18 1989-08-18 ワーク振込み装置 Expired - Lifetime JP2529599Y2 (ja)

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