JPH02239021A - 振動部品表裏整列装置 - Google Patents

振動部品表裏整列装置

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JPH02239021A
JPH02239021A JP1058210A JP5821089A JPH02239021A JP H02239021 A JPH02239021 A JP H02239021A JP 1058210 A JP1058210 A JP 1058210A JP 5821089 A JP5821089 A JP 5821089A JP H02239021 A JPH02239021 A JP H02239021A
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JP
Japan
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parts
alignment
vibration
alignment hole
vibrated
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JP1058210A
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Yoji Ise
養治 伊勢
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Convum Ltd
Original Assignee
Myotoku Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産茅」二の利用分野] 本発明は振動部品表裏整列*rx.更に詳しくは振動運
動をtえることによって、部品整列皿の整列孔に多数の
部品を整列させる部品整列装tであって、特に薄く、か
つ表裏の表面形状が異なる部品の整列を確実に行なうこ
とができるようにした娠動部品表裏整列装置に関するも
のである。 [従来の技術] 従来から、振動発生装置は、種々のものが提供されてい
た. このような振動発生装置として数多く用いられていたの
は、一軸方向の往復運動を繰り返すことによって、直線
方向の振動を発生させる装置であった. U体的には,モータの出力軸に固定した偏心カムによる
偏心運動を鰻り返し直線運動に変換しての振動発生装置
、あるいは電磁ソレノイドの励磁と消磁とによるシリン
ダの進退を利用した繰り返し直線運動を用いた振動発生
装近等が提供されていた. またこのような振動発生装置の用途としては,いわゆる
振動ふるいの他に,材料の移送、あるいはパーツフィー
ダ等における部品のふるい分け等に広く用いられていた
. しかしながらこのような従来の振動発生装tでは、単に
振動を発生させることはできるものの、振動の方向が−
軸方向であったなめに応用し難い技術分野が発生するこ
ととなっていた.特に近年、部品の小型化に伴なって,
小型の部品を、組立ラインに配置したロボットによって
ワークに組み付ける自動化ラインが用いられるに至って
きた. このような自動化ラインでは、使用される部品をロボッ
トのマニュビレー夕が取り出し易いように、常に〜・定
の位置に部品を供給するか、あるいは部品を一定の形状
に形成された部品整列皿中に整列させ、ロボットのマニ
ュビレータがこの部品整列皿から部品を順次取り出しな
がら組み付けを行なうようにする必費が生じていた. しかしながら部品の中でも、特に小型の部品、例えば直
経が細いネジ、あるいはビンのような縦長でかつ方向性
を有する部品あるいは極めてIい部品等にあっては,パ
ーツフィーダによる一定位tへの供給が困難であるだけ
でなく,部品整列皿に整列させることも困難なものであ
った.そこで同一出願人によって、部品整列皿に振動を
ダーえ、この振動を行なっている振動装置自体を傾斜さ
せることができるようにすると共に、振動装置に部品を
整列させるための整列孔を多数設けた部品整列皿を固定
し、振動によって直径が細いネジあるいはビンのような
縦長でかつ方向性を有する部品あるいは極めて薄い部品
等を部品整列皿の整列孔に整列させるように形成するこ
とによって,極めて短時間で効率的に部品の整列が行な
えるようにした振動部品整列装lが提供されている. ここでこのような同−出願人によって開示されている振
動部品整列装dについて図示例を参照しつつ、更に詳細
に説明する. t52図は振動部品整列装置の−実施例を示すためのl
F面図であり、第3図は第2図に示した振動部品整列装
置に用いる振動発生装置の詳細な断面図であり,第4図
は部品整列皿の斜視図であり、第5図及び第6図は整列
孔と被振動物との関係を示すための異なった断面図であ
り,第7図は第2図に示した振動部品整列装置の他の実
施例を示すための正面図であり、第8図及び第9図は第
7図に丞した振動部品整列装置を使用した場合の被振動
物の流れを示すための説明図である.まず最初に、振動
によって部品を整列させるf段について説明する.また
この部品を整列させる際・には、部品の形状によって振
動発生装置10の振動方向を異ならしめることが望まし
いので、部品としての被振動物40の形状と共に部品の
整列を説明する. 最初に説明する実施例は、第2図乃至第5図に示したよ
うに、llv径が細いネジあるいはビンのような縦長で
かつ方向性を有する部品の整列を行なうために,振動発
生装置lOによる振動を縦方向の振動とした場合を例と
して説明する.この実施例は、基枠50に固定した傾斜
装置20と,基枠50に傾斜輌2lを介して軸支された
振動発生装2110と2振動発生装置lOに固定された
部品整列ffl30とからなっている.傾斜装置20は
、基枠50に傾斜輌21をはさんで2つ設けられたシリ
ンダー22.23によって形成されている. またこの両シリンダー22 .23は,一方のシリンダ
ー22のシリンダーロッドが突出したときには、他方の
シリンダー23のシリンダーロッドは突出せず,逆に他
力にシリンダー23のシリンダーロフドが突出したとき
には,一方のシリンダー22のシリンダーロ7ドが突出
しないように形成され,この肉シリンダー22.23の
交互の突出によって振動発生装110を図面の左右方向
に、交互に傾斜させるようになっている.また振動発生
装置10は,傾斜軸2lによって基枠50に輌支された
静『4枠11と、この静止枠11に対して可撓性を有す
る連結体l2によって連結された振動体13と、この振
動体l3に固定されたモータ14と、このモータ14の
n1力軸15に固定された偏心体l6とから形成されて
いる. またここで連結体l2は、スプリング,防振ゴム等によ
うな、可撓性を有する材料によって形成されているもの
である. 更にモータ14は、出力軸l5が振動体l3の面と平行
になるように設けられている.従ってこのモータl4の
回転による偏心体l6の回転は,振動体l3に縦方向の
姪れを生じさせることとなる. またこの振動体13には,部品整列皿30が固定されて
いる. この部品整列皿30は、第4I54に示したように多数
の整列孔31が凹設してある.図示の便宜上整列孔31
を比較的大きく占いたが、この整列孔3.1は、被振動
物40をネジ4lとずるならば、整列すべきネジ41の
ネジ径より若干大径に形成ざれている. 次にこの振動部品整列装置の作動について説明する. まず,作動開始前の状態について説明すると振動体13
は第2図に示した図示例に対して、傾斜軸2lを中心と
して.何れか一方に傾斜しているものである, この傾斜方向を第2図において、例えば左側に傾斜して
いるものとして,以後の説明を行なう.また振動装置の
振動体l3に固定されている部品整列all30の中に
は,被振動物40として、多数のネジ41が入っている
こととする. このような状態では、右側のシリンダー23のシリンダ
ーロッドが−L方に突出し、左側のシリンダー22のシ
リンダーロッドが後退している状態となっている. この状態でモータ14を回転させると、このモータl4
の出力軸l5に固定した偏心体l6が回転し、この偏心
体16の偏心回転によって、モータ14自身に円連動を
行なわせるような負荷が加わる. ただこのとき、モータl4は振動体13に固定され、か
つこの振動体l3はIT撓性を看する連結体l2によっ
て,静l1一枠l1に固定されているために,静1L枠
11を静止軸として占えたときに、モータ14の円遅動
力向への負荷により、振動体13が連結体12の可撓性
により、細かな縦力向への円連勤を繰り返すようになる
. この細かな縦方向の円連動が5いわゆる円方向への縦振
動として振動体l3に作用するものである. またこのようなモータ14の回転を行なうと同時に,左
方のシリンダー22のシリンダーロッドを徐々に突出さ
せ、かつ右方のシリンダー23のシリンダーロッドを徐
々に後退させることによって2振動発生装M10自体が
左傾斜から徐々に右傾斜へと移行することとなる. また、このような傾斜方向の交代による傾斜輌21を中
心とした傾斜方向の変更を行なっている際にも、モータ
14が縦方向の回転を継統しているために、振動体l3
は細かな縦振動を繰り返しているものである. このようにして、図面左側のシリンダー22のシリンダ
ーロー,ドが突出していくことによって,やがて振動体
13自体が傾斜軸2lを中心として右方に傾斜すること
となる. このように振動休13に縦振動が生じると、この振動体
13には部品整列皿30が固定されているので、この部
品整列皿30にも細かい縦振動が生じることとなる。 このような部品整列皿30に加えられる細かい縦振動に
よって,部品整列IIl13O中の被振動物40として
のネジ41も振動され、部品整列皿30申でネジ41が
オドル状態となる.するとネジ4lのうちで、ネジ部が
整列孔31に入るものもある. このようにネジ部が整列孔3lに入ったネジ4lは,そ
の後の縦振動によって整列孔31から飛び出さないため
に、縦振動と傾斜とを繰り返すことばよって、整列孔3
1にネジ4lが位置しネジ41の整列が行なえることと
なる.ただこのように部品整列皿30の整列孔3lに直
接ネジ4lを整列させようとすると、振動によるネジ4
lのオドリによって整列させようとしているために,す
べての整列孔31にネジ41を整列させられない場合も
あった. また第6図に示したのは、クランク状に形成されたビン
42,例えばICの端子等の整列に利用する場合を示し
たものである. −・般にこのようなビン42については、長軸43とク
ランク部44と知輌45とがあり、整列する時は、短輌
45を上にして整列させる場合が多い.このように場合
には、第5図に示したように、長輌43が入る整列孔3
lと、クランク部44が入る整列孔31に連続したy4
部とを部品整列皿30に設けて縦振動を加えることによ
って、整列を行なうものである. このような振動時に,長軸43が整列孔3lに入ったら
、その後の振動で整列孔31から飛び出すことはないも
のの、仮りに短輌45が整列孔3lに入った場合には,
その後の振動によって、ビン42が整列孔31から飛び
出してしまうので、最終的にはすべて所定の形状で整列
できるものである. 即ち,このようにビン42を所定形状で整列される場合
には,短軸45が整列孔31に入った場合には飛び出す
ものの,長軸43が入った場合には飛び出さないような
大きさの縦振動にすることが必要である. このように部品整列皿30の整列孔3lに直接ビン42
を整列させようとすると、振動によるビン42のオドリ
によって整列さセようとしているために,すべての整列
孔31にビン42を整列させられない場合もあった. 第7図に小した実施例は、被振動物40としてittP
pが細いネジあるいはビンのような縦長でかつ方向性を
有する部品、あるいはワッシャーのようにト,勢い部品
のいずれであっても整列が行なえるように、振動発生装
置10による振動を縦力向と横力向とが組みあわさった
斜め方向の振動とした場合である. この時Vは,モータ14の出力軸15を、振動板に対し
て傾斜させて設けるものである.このように形成すると
、モータl4の偏心回転によって,振動板は、縦振動と
横振動とが混合した振動を行なうこととなる. このような振動が発生すると、誉振動によって被振動物
40がオドリながら整列孔31に整列されると共に,横
振勤が部品整列@30の而にー・致した而での円振動に
なることから、被振動物40は細かな円状の振動を加え
られながら、徐々に傾斜装置20によって左右方向に移
動していくこととなる. このような移動が、右方向への移動であるならば,第8
図に示したように,移動開始前は全て振動体l3の左方
に集っていた被振動物40が、右側に傾斜させて振動を
行なっていることによって、徐々に右方に移動するもの
の、この振動体13自体の横振動が.例えば第8図に図
示したように右回転であるとすると、被振動物40は右
回転によるQ荷を受けつつ、かつ振動体13の右方向へ
移動しようとする. したがってこのとき被振動物40は、振動体13の第8
図でL方に移動しつつ、かつ右方向に移動していくこと
となる. このようにして右方向に移動を終了した後は、振動体l
3上の被振動物40は振動体l3の右方向に集っている
ものの,今度は逆方向への、すなわち左側への傾斜によ
って第9図に示すように、今度は図面上手前側に集まり
つつ,振動体13の左側に移動していくこととなる. 従って,第7図に示した実施例によると、この振動発生
装置10の振動体13に固定した部品整列皿30中の被
振勤物40は、モータl4の回転により縦振動と,円方
向への横振動と、傾斜装置2Gによる傾斜により,振動
体l3上を傾斜装置20による傾斜方向の行きと帰りで
各々異なった方向に寄るように作用しながら移動するこ
ととなる. したがって,振動体l3に横方向の円振動を行なわせな
がら傾斜装W!120により、右方向への傾斜と左傾斜
を縁り返すことにより、被振動物40は部品整列!11
30中でほぼ均−・な分布となるように移動するもので
ある. それ故,被振動物40は、部品整列皿30上を極めて均
−な状態で移動することとなり,整列孔31に整列され
るものである. また更に、詳細な図示は省略するものの、被振動物40
きして極めて薄い部品の整列を行なうためには、振動発
生装2iioによる振動を横方向のmt動とすれば良い
. このようにすると、被振動物40は、振動発生装置10
と傾斜装置20との作動によって+?B品整列皿30・
上を第8図及び第9図に示したような流れを行ないなが
ら,すべての整列孔31K整列されるものである. このように、被振動物40の形状によって異なる方向の
振動を加えるごとによって,被振動物40が部品整列皿
30の整列孔31に整列されるものである。 [発明が解決しようとする課題1 ただこのような従来の振!!P1部品表裏整列装置では
,部品を効率良く、短時間で整列させることが可能なも
のの、表裏で形状が異なる薄物の部品の整列、例えば円
盤のハ面が優弧状に突出しているような部品については
、表裏を遺別しながら整列さゼることができないことと
なっていた.〔課題を解決するための−f段〕 そこで本発明は、振動によって部品を整列させるものの
,表裏で形状が異なる薄物の部品の整列に関して、整列
孔のド面から負圧を加えχ′整列孔に吸着さセながら振
動を加え、表裏の形状の相違に起因1る吸着力の差によ
って,表裏を選別しながら整列させるようにすることに
よって、表裏で形状が異なる薄物の部品の表裏選別と整
列とを同時に行なえるようにすることを11的とするも
のである. 萌述した[l的を達成するためk、本発明は、振動を発
生する振動発生装置に、部品を整列させるための整列孔
を多数設けた部品整列皿を固定すると共に、この整列孔
を、空気通過体を介して負圧源にJ!1!通させたこと
を特徴とする.[作用】 本発明では、まず振!lj発生装tに部品整列皿を固定
した状態で、部品整列回の上部に表裏を有する多数の被
振動物を位置させると共に、部品整列匡の整列孔を負圧
源に連通させて,振動発生装置を作動させる. するとこの振動発生装置の作動によって、被振動物が部
品整列皿の整列孔中に位数することとなるゆ またこのように整列孔中に位置した被振動物は,負圧源
からの負圧によって,整列孔の空気通過体に吸着されな
がら1 その後の振動を受けることとなる. 従って,ここで被wi動体が表側を空気通過体に接触さ
せているならば振動によって整列孔から飛び出そうとす
る力よりも吸着力のブJが強く、逆に被振動体が裏側を
空気通過体に接触させているならば振動によって整列孔
から飛び出そうとする力よりも吸着力の方が弱いように
負圧源を設定することによって、表側を空気通過体に接
触させている被振動体はそのまま整列孔中に維持され、
裏側を空気通過体に接触させている被振動体は整列孔か
ら飛び出すこととなる. それ故、振動を繰り返すことによって、表裏がある薄物
の部品については、表裏を選別しながら整列孔中に位置
させることが+j(能である.
【実施例】
以−ド、図示例と共に、本発明の−実施例を説明する.
またここで、第2図乃至第9図に示した部品等と同一の
部品に関しては、同−の名称を付して、説明を省略する
. 第1図に示した実施例は,部品整列皿30の下部に空気
を通過可能なスクリーンで形成した空気通過体60を位
nさせるk共に、その空気通過体60の更に下部に支持
板70及び基板80を位置させたもののであり、かつ部
品整列[[[130の整列孔3lに被振動物40として
のダイオード46が入っている状態を示したものである
. また被振動物40としてのダイオード46は外形が直径
0.45mm.厚さ0.07mmlI&であり,−一方
の面が平滑而47であり、他力の而が名1一優弧状に突
出している優弧而48を有するダイオード46を選択し
た場合について説明する. またここで,部品整列[I30は,従来から使用してい
た部品整列@30と同様のものを使用することもできる
し、他の形状のものとすることもできる.また図示例に
あっては,部品整列皿3θの厚さを0.07mm程度と
し、この部品整列皿30に設けた整列孔31を2直径0
.48nnm程度としてある. また空気通過体60は,その表面全体にわたって,−辺
が0.037azn程度の通気孔6lが多数穿設された
、厚さ0.15mm程度のスクリーンとして形成しであ
る。 支持板70は、被振動物40としてのダイオード46を
f1圧源90からの負圧によって吸着した際に、空気通
過体60としてのスクリーンを破損しないように設ける
ものであって、部品整列皿30の整列孔3lに対応する
位置各々に、直径0 .2mmの連通孔71を穿設させ
てある。 基&80は、実施例では、同一のものを3枚屯ねて形成
してあるものの,いずれも部品整列皿30の整列孔3l
に、空気通過体60の通気孔61、支持板70の連通孔
71を介して連通ずる連結孔8lが穿設され、この連絡
孔81が負圧源90に連通しているものである. 従って、負圧源90からの負圧は、基板80の連絡孔8
1,支持板70の連通孔71,空気通過体60の通気孔
6lを介して,部品整列皿30の整列孔3l中の被振動
物40としてのダイオード46を空気通過体60の通気
孔6lに吸着することとなる. 次に本発明に係る振動部品表裏整列装置の作妨について
説明する. この時には、まず部品整列皿30の上部に被振動物40
としてのダイオード46を位置させると共に、負圧源9
0を作動させる. このようにした後に、振動発生装置10を作動さゼる. するとこの振動発生装置10の作動によってまずダイオ
ード46が部品整列皿30の整列孔3l中に位置するこ
ととなる. ただこの整列孔3l中に位tしたダイオード46は、表
裏がランダムな状態で整列孔3lに入るために,モ滑而
47が整列孔3 1 F’部である空気通過体60に接
触している場合と、優弧面48が整列孔31F部である
空気通過体60に接触している場合とがある. このように表裏がランダムに整列孔3lに入ったダイオ
ード46は、空気通過体60の通気孔61が負圧源90
に連通しているために、負圧源90からの負圧によって
、空気通過体60表面に吸着されることとなる. また一方部品整列@30は、振動発生装置10によって
振動が加えられているので,整列孔3工中のダイオード
46も,娠勤によって整列孔3lから飛び出そうとする
. そこで振動によって保持孔3lから飛び出そうとする力
よりも負圧IQ90からの吸着力が大きい場合、ダイオ
ード46は保持孔3lに保持されることとなる. また逆に,振動によって保持孔31から飛び出そうとす
る力よりも負圧源9Gからの吸着力が小さい場合,ダイ
オード46は保持孔3lから振動によってと飛び出すこ
ととなる。 ここで被振動物40としてのダイオード46の形状を考
えると,ダイオード46が平滑面47を空気通過体60
に接触させている場合には、このダイオード46のf滑
而47によって空気通過体60上面がふさがれ、かなり
の吸着力で吸着されることとなる. 一方,第1図に示したように,ダイオード46が優弧面
48を空気通過体60に接触させている場合には、この
ダイ才一ド46の優弧面48によっては空気通過体60
1;面がほとんどふさがれないので,吸着力は極めて弱
いものとなる.従って,振動発生装2110からの振動
の強さと負圧源90からq負圧とを、空気通過体60に
ダイオード46が平滑而47を接触させている時には整
列孔3lから飛び出さず、優弧面48を接触させている
時には飛び出すように設定することによって、整列孔3
1に入ったダイオード46の内で、そのままの状態を維
持しているダイオード46と、整列孔3lから飛び出す
ダイオード46とに分かれることとなる。 また−l−is列孔3lからダイオード46が飛び出す
かと,再度他のダイオード46が整列孔3lに入ること
となるものの、そのダイオード46が平滑面47をF面
として整列孔3lに入った時には、そのまま保持される
こととなる. 更にダイ十一ド46は,振動発生装raloからの振動
によって,部品整列皿30上でオドッタ状態となってい
るので,順次表裏を変更しながら部品整列III130
の整列孔31に入ることとなる.従って一定時間振動を
加えていることによって、ダイオード46は表裏を選別
された状態で部品整列1i1L30の整列孔3lに整列
することとなる. なお以lユの説明において、被振動物40としてダイオ
ード46を用いた場合を例として説明したが,他の部品
であっても錦物であり,かつ表裏の形状が異なる被振動
物40については,表裏選別を行ないながら整列させる
ことが可能である.また被振動物40の表裏形状が異な
るとは,外形が異なるだけでなく、表裏の表面荒さが異
なる場合であっても,負圧による吸着力に差ができるの
で2表裏選別が可能である. なお以1−:の説リ1において、#i斜装置20を用い
ない実施例について説l!1シたが,傾刺装と20を同
時に使用しても良い.この時,シリンダー22.23は
,スピードコントローラーを付設し、n′dlを徐々に
行なわせるように形成すると,使用し易いものである.
更にシリンダーを1台だけ付設し、そのシリンダーの進
退によって傾斜を繰り返すようにすることもできる. またここで使用する傾斜装欝20としては、シリンダー
を用いたものであっても良いし,その他にも偏心カムを
用いた傾斜装1120″gのように他の方法を用いて形
成することもできる.更に以し説明した実施例では,振
動発生装t10としてモータl4の偏心回転を用いた円
振動を例として説明したが、他の手段、例えばモータの
出力軸に固定した偏心カムによる偏心運動を繰り返し直
線運動に変換しての振動発生装置lO、あるいは電磁ソ
レノイドの動磁と消磁とによるシリンダの進退を利用し
た繰り返し直線運動を用いた振動発生装w110等を用
いることもできる.E発明の効果] 以1.説明したように、本発明は、振動によって部品を
整列させるものの、表裏で形状が異なる薄物の部品の整
列に関して,整列孔の下面から負圧を加えて整列孔に吸
着させながら振動を加え、表裏の形状の相違に起因する
吸着力の差によって、表裏を選別しながら整列させるよ
うにすることによって,表裏で形状が異なる薄物の部品
の表裏選別と整列とを同時に行なえるようにしたもので
ある.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るものであって、部品整列皿の下部
に空気を通過iir能なスクリーンで形成した空気通過
体を(1/こさせると共に、その空気通過体の更に下部
に支持板及び基板を位置させたもののであり,かつ部品
整列皿の整列孔に被振動物としてのダイオードが入って
いる状態を示した断面図であり,第2図乃至第9図は振
動部品整列装置の概略を説明するためのものであって、
第2図は振4h部品整列装置の一実施例を示すための止
面図であり、第3図は第2図に示した振動部品整列装置
に用いる振動発生!Anの詳細な断面図であり、第4図
は部品整列皿の斜視図であり、第5図及び第6図は!列
孔と被振動物との関係を示すための異なった断面図であ
り、第7図は第2図に示した振動部品整列装置の他の実
施例を丞すための正面図であり、第8図及び第9図は第
7図に示した振動部品整列装置を使用した場合の被振動
物の流れを示すための説明図である. 1G・・・振動発生装置  l1・・・静IL枠l2・
・・連結体     l3・・・振動体14・・・モー
タ     l5・・・出力軸l6・・・偏心体   
  20・・・傾滑装置2l・・・傾斜軸     2
2・・・シリンダー23・・・シリンダー   30・
・・部品整列皿31・・・整列孔     40・・・
被振動物4l・・・ネジ      4ク・・・ビン4
3・・・長軸      44・・・クランク部45・
・・短軸      46・・・ダイオード47・・・
.+′frtlJ′Ii 50・・・基枠 61・・・通気孔 71・・・連通孔 81・・・連絡孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、振動を発生する振動発生装置に、部品を整列させる
    ための整列孔を多数設けた部品整列皿を固定すると共に
    、この整列孔を、空気通過体を介して負圧源に連通させ
    たことを特徴とする振動部品表裏整列装置。
JP1058210A 1989-03-12 1989-03-12 振動部品表裏整列装置 Pending JPH02239021A (ja)

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