JP2010100226A - バックドア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両のバックドア1を、車両後部の上縁に沿って車幅方向に配置した上部3と、車両後部の側縁に沿って車両上下方向に配置した左右の側部4,5と、これらの左右の側部4,5の下端部から下方に配置した裾部6と、から構成し、上部,左右の側部及び裾部が、樹脂製のインナーパネルと樹脂製のアウターパネルとを重ね合わせて内部を中空に構成され、樹脂製の第1のリインフォース30を、上部3内から左の側部4を経て裾部6内迄の領域に配設し、樹脂製の第2のリインフォース40を、上部3内から右の側部5を経て裾部6内迄の領域に配設し、第1及び第2のリインフォース30,40を筒状に構成した。
【選択図】図2
Description
本発明のバックドアにおいて、第1及び第2のリインフォースは、裾部を構成するアウターパネルの裏面に当接するように、アウターパネル側へ張り出して構成されている。
本発明のバックドアにおいて、ワイヤーハーネスが、第1のリインフォース及び/又は第2のリインフォースの表面に凹設されリインフォース長手方向に沿って延出して形成した溝部に収容されている。
図1は本発明の実施形態に係るバックドア1の斜視図であり、このバックドア1は、車両後端部の上縁に沿って車幅方向に配置された上部(以下、バックドア上部と言う場合がある)3と、車両後端部の側縁に沿って車両上下方向に配置された左右の側部(以下、バックドア側部と言う場合がある)4,5と、これらの左右の側部(以下、バックドア裾部と言う場合がある)4,5の下端部から下方に配置された裾部6と、から成り、一般にハッチバックなどと呼ばれて、上部3を支点として上方へ揺動して開放されるようになっている。なお、図中の符号2はリアウィンドウガラスである。
本実施形態のアウターパネルには、外装部品としてのエアスポイラー7が一体に成形されている。
上部用補強部41には、位置決めピン41Bが取り付けられており、このピン41Bが上部3を構成するインナーパネル10に開設された孔3Aに差し込まれることで、スポイラー用膨出面41Aがアウターパネル20の所望の領域に当接するように位置決めされている。
上部用補強部31には、エアスポイラー7を構成するアウターパネル20の裏面に当接するように、アウターパネル側へ張り出したスポイラー用膨出面を有し、裾部用補強部43には、裾部6を構成するアウターパネル20の裏面に当接するように、アウターパネル側へ張り出した裾部用膨出面を有する。
図8に示すように、バックドア側部5を構成するインナーパネル10に対しては、第2のリインフォース40はポップナット85で固定されている。第2のリインフォース40は、バックドア1を構成するアウターパネル20に対しては、図4〜図8に示すようにウレタン系接着剤86によって固定されている。
鋼板製のリインフォースを樹脂化することによって、ワイヤーハーネス60の保護材を廃止でき、さらに、樹脂成形によってワイヤーハーネス60をクランプする機能を持たせることで、ワイヤーハーネス60を位置決めする部材も廃止できて、部品点数を少なくでる。
さらに、リインフォース自体が樹脂化されることで、車両の軽量化を図ることができると共に、リインフォースが中空の筒体として構成されるため、バックドア1の剛性を補強することができる。
上記説明では、スポイラーがバックドア上部に一体に形成される構成を例示したが、本発明のバックドアはスポイラー等の外装部品が一体に形成されていなくてもよい。
また、上記説明では、リインフォースにワイヤーハーネスをクランプする機能を持たせるために、溝部を形成した構成を例示したが、当該溝部を省略して構成されてもよいことは勿論である。
2 リアウィンドウガラス
3 バックドア上部
3A 孔
4,5 バックドア側部
6 バックドア裾部
7 エアスポイラー
10 インナーパネル
11 取付部
11A 受け面
11B 穴
20 アウターパネル
30 第1のリインフォース
31 上部用補強部
32 側部用補強部
33 裾部用補強部
40 第2のリインフォース
41 上部用補強部
41A スポイラー用膨出部
41B ピン
42 側部用補強部
43 裾部用補強部
43A 膨出部
45A ボルト穴
50 溝部
51 取り出し口
52 コネクタ受容部
52A 爪
60 ワイヤーハーネス
61 コネクタ
81 ボルト
82 ナット
85 ポップナット
86 ウレタン系接着剤
Claims (5)
- 車両後部の上縁に沿って車幅方向に配置された上部と、車両後部の側縁に沿って車両上下方向に配置された左右の側部と、これらの左右の側部の下端部から下方に配置された裾部と、から成るバックドアであって、
上記上部,上記左右の側部及び上記裾部が内部に中空領域を画成するように樹脂製のインナーパネルと樹脂製のアウターパネルとを重ね合わせて構成されており、
上記上部内から左の側部を経て上記裾部内迄の領域に樹脂製の第1のリインフォースが配設され、
上記上部内から右の側部を経て上記裾部内迄の領域に樹脂製の第2のリインフォースが配設され、
上記第1及び第2のリインフォースが筒状に構成されている、バックドア。 - 前記第1及び第2のリインフォースは、前記裾部を構成するアウターパネルの裏面に当接するように構成されている、請求項1に記載のバックドア。
- 前記第1のリインフォース及び/又は前記第2のリインフォースの表面に凹設されリインフォース長手方向に沿って延出して形成された溝部に、ワイヤーハーネスが収容されている、請求項1又は2に記載のバックドア。
- 前記溝部がワイヤーハーネスを溝内に留めるように構成されている、請求項3に記載のバックドア。
- 前記上部にエアスポイラーが一体に成形されており、
前記第1及び第2のリインフォースは、上記エアスポイラーを構成するアウターパネルの裏面に当接するように構成されている、請求項1〜4の何れかに記載のバックドア。
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