JP2008238881A - 車両用フード構造 - Google Patents

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Mitsuki Ikeda
光希 池田
正敏 ▲吉▼田
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Abstract

【課題】衝突荷重の吸収効率を向上させる。
【解決手段】車両用フード12におけるフードロックストライカ20の上方、又はその近傍に衝突体Mが衝突すると、ロックリインフォース100の車両後方側接合フランジ110、111は、車両前後方向を長手方向とした細長い帯状であるので、車両後方側に倒れるように容易に変形する。更に、車両後方側接合フランジ110、111には屈曲部110B,111Bが形成されているので、この屈曲部110B,111Bが折れ曲がりの起点となって容易に変形する。すなわち、衝突荷重の吸収効率が向上された車両用フード構造Sとなっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用フード構造に関する。
自動車等の車両用フード構造において、パネル状のデントリインフォースとロックリインフォースの車両前端部同士及び車両後端部同士が接合されてサブアッシー化されたサブアッシー部材が、車両用フードのアウターパネルとインナパネルとの間に配設された車両用フード構造が開示されている(例えば、特許文献1の図4を参照)。
特開2005−75176号公報の図4
特許文献1の図4の車両用フード構造は、デントリインフォースとロックリインフォースとの両前端部同士及び車両後端部同士が接合されているので、デントリインフォースとロックリインフォースとで略箱構造を構成している。このため、車両用フードに衝突体が衝突して衝突荷重が加わった際、ロックリインフォースが容易に変形せず、衝突荷重が効率的に吸収されない場合があった。
上記事実を考慮し本発明は、衝突荷重の吸収効率が向上された車両用フード構造を提供することが目的である。
上記目的を達成するために請求項1に記載の車両用フード構造は、車両用フードの外板を構成するフードアウタパネルと、前記フードアウタパネルの下方に配置されて前記車両用フードの内板を構成し、フードロックストライカが固定される底部を有するフードインナパネルと、前記フードアウタパネルと前記フードインナパネルとの間に配置され、前記フードアウタパネルに接合されたデントリインフォースと、前記デントリインフォースと前記フードインナパネルとの間に配置され、前記フードインナパネルの前記底部に配置された中央部を含んで構成され車両前方側端部が前記デントリインフォースの車両前方側端部と接合された本体部と、前記本体部から車両後側方向に延設され先端部が前記デントリインフォースの車両後方側端部に接合された車両前後方向を長手方向とする車両後方側接合フランジと、を有するロックリインフォースと、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の車両用フード構造では、車両用フードのフードロックストライカの上方、又はその近傍に衝突体が衝突すると、フードアウタパネル及びデントリインフォースが変形すると共に、これらの変形に伴いロックリインフォースの車両後方側接合フランジが変形する。
車両後方側接合フランジは、車両前後方向を長手方向とし、本体部から車両後側方向に延設され、先端部がデントリインフォースの車両後方側端部に接合されている。したがって、車両後方側接合フランジは車両後方側に倒れるように容易に変形するので、衝撃荷重が効率的に吸収される。つまり、衝突荷重の吸収効率が向上された車両用フード構造となっている。
請求項2に記載の車両用フード構造は、請求項1に記載の構成において、前記ロックリインフォースの前記車両後方側接合フランジは、車両幅方向に沿って延在する折れ線を有する屈曲部が形成されていることを特徴としている。
請求項2に記載の車両用フード構造では、ロックリインフォースの車両後方側接合フランジは屈曲部を起点に容易に変形する。よって、衝突荷重の吸収効率がより向上されている。
請求項3に記載の車両用フード構造は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記ロックリインフォースの前記本体部は、前記中央部から車両前方向に延設され先端部が前記デントリインフォースの車両前方端部に接合された車両前後方向を長手方向とする車両前方側接合フランジを有することを特徴としている。
請求項3に記載の車両用フード構造では、ロックリインフォースは車両前後方向を長手方向とする車両前方側接合フランジを有している。したがって、車両用フードのフードロックストライカの上方よりも車両前方側に衝突体が衝突した際、車両前方側接合フランジが容易に変形する。よって、車両用フードのフードロックストライカの上方よりも車両前方側に衝突体が衝突した際の衝突荷重の吸収効率が向上されている。
請求項4に記載の車両用フード構造は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の構成において、前記ロックリインフォースの前記本体部の車両前方側には、前記車両後方側接合フランジに対応する凹部が形成され、前記ロックリインフォースを車両前後方向に並べると、前記車両後方側接合フランジの少なくとも一部が前記凹部内に入ることを特徴としている。
請求項4に記載の車両用フード構造では、ロックリンインフォースを車両前後方向に並べると、車両後方側接合フランジの少なくとも一部が凹部内に入り、車両幅方向に見ると車両後方側接合フランジの少なくとも一部が本体部と重なる。よって、ロックリインフォースを板金などからトリミングする際、ロックリインフォースが板金などから効率的にトリミングされて製造される。
以上説明したように請求項1に記載の車両用フード構造によれば、車両用フードのフードロックストライカの上方又はその近傍に衝突体が衝突した際の衝突荷重の吸収効率を向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項2に記載の車両用フード構造によれば、衝突荷重の吸収効率をより向上させることができる、という優れた効果を有する。
請求項3に記載の車両用フード構造によれば、車両用フードのフードロックストライカの上方よりも車両前方側に衝突体が衝突した際の衝突荷重の吸収効率を向上させることができる、という優れた効果を有する、という優れた効果を有する。
請求項4に記載の車両用フード構造によれば、ロックリインフォースを板金などから効率的にトリミングして製造できる、という優れた効果を有する。
以下、図1から図4を用いて、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、図中の矢印UPは車両上方向を示し、矢印FRは車両前方向を示し、矢印OUTは車両幅方向外側方向を示す。また、車両用フードの上下方向及び前後方向は、車両用フードが閉止状態におけるものとする。つまり、車両用フードの上方向は車両上方向と同じ方向であり、車両用フードの前方向は車両前方向と同じ方向である。
図1に示すように、車両10の前部には、本発明の車両用フード構造S(図2参照)が適用された車両用フード12が配設されている。車両用フード12はエンジンルーム22を開閉可能に覆う。また、車両10の前端部の車両幅方向中央部には、車両用フード12の閉止状態(図1の状態)における車両用フード12をロックする周知のフードロック機構21が配設されている。
図2に示すように、車両用フード12は、車両用フード12の外板を構成するフードアウタパネル14と、このフードアウタパネル14の下方側に設けられ車両用フード12の内板を構成すると共に車両用フード12の裏面側(下方側)に膨出して断面略凹形状を成すフードインナパネル16と、を含んで構成されている。なお、フードアウタパネル14とフードインナパネル16の車両前側端同士はヘミング加工によって接合されている。また、フードアウタパネル14とフードインナパネル16との間の空間24に、パネル状のデントリインフォース18及びパネル状のロックリインフォース100が配設されている。
フードインナパネル16は、フードアウタパネル14から最も離間しフードアウタパネル14と略平行な底部16A(略凹形状の底部)と、この底部16Aの後縁から立ち上がり車両後方に向かうに従ってフードアウタパネル14に接近する縦壁部16Bと、底部16Aの前縁から立ち上がり車両前方に向かうに従ってフードアウタパネル14に接近する前壁部16Cと、前壁部16Cの前縁から車両前方側に延設された棚状部16Gと、を有している。
デントリインフォース18は、フードアウタパネル14に略沿って延在すると共に、マスチック28を介してフードアウタパネル14に接合されてフードアウタパネル14を補強する補強部18Aを有している。更に、補強部18Aの車両前方側及び後方側にそれぞれ前方壁部18B及び後方壁部18Cが延設されている。
デントリインフォース18の補強部18Aから車両前方に延設されている前方壁部18Bには、フランジ18Fが車両前方に突出するようにして形成されている。そして、このフランジ18Fは後述するロックリインフォース100の車両前方側接合フランジ104の先端部104Aと接合されていると共に、フードインナパネル16の棚状部16Gに接合されている。
デントリインフォース18の補強部18Aから車両後方向に延設されている後方壁部18Cには、車両幅方向を折れ線とする折れ部18Jが設けられている。折れ部18Jの車両後方側には、フランジ18Rが形成されている。そして、このフランジ18Rは、後述するロックリインフォース100の車両後方側接合フランジ110、111の先端部110A,111Aと接合されている。
図2から図4に示すように、ロックリインフォース100は、フードインナパネル16の底部16Aに接合された平面部102と、この平面部102の車両前方側にフードインナパネル16の前壁部16Cに沿って延びる3本の車両前方側接合フランジ104と、を含んで構成される本体部106を有している。更に、本体部106の平面部102から車両後方側にフードインナパネル16の縦壁部16Bに沿って、2本の車両後方側接合フランジ110、111が延設されている。つまり、ロックリインフォース100は、本体部106(平面部102及び車両前方側接合フランジ104)と、車両後方側接合フランジ110、111と、で構成されている。
図2に示すように、フードインナパネル16の底部16A及びロックリインフォース100の平面部102には、フードロック機構21の一部を構成する側断面視形状が略U字形状のフードロックストライカ20がリテーナ30及びねじ(図略)を用いて固定されている。なお、フードロックストライカ20の取付部位であるフードインナパネル16の底部16Aは、ロックリインフォース100により補強された構成となっている。
図3と図4とに示すように、ロックリインフォース100の車両前方側接合フランジ104及び車両後方側接合フランジ110、111は、車両前後方向を長手方向とする細長い帯形状とされている。
そして、図2にも示すように、車両前方側接合フランジ104の先端部104Aは、棚状部16Gに沿うように曲げられ、前述したように、デントリインフォース18のフランジ18Fと接合されている。また、ロックリインフォース100の車両後方側接合フランジ110、111の先端部110A,111Aは、前述したように、デントリインフォース18のフランジ18Rと接合されている。
なお、ロックリインフォース100の車両後方側接合フランジ110、111の根元部分の近傍(車両前側端部近傍)には、車両幅方向に沿って延在する折れ線を有する屈曲部110B,111Bが形成されている。また、車両後方側接合フランジ110、111の車両幅方向の幅は、デントリインフォース18との接合部(接合代)幅と同じ、或いは略同じ幅とされている。
図3と図4とに示すように、ロックリインフォース100の平面部102の前方部分102Aは、後方部分102Bよりも車両幅方向に対して幅狭となっている。なお、車両後方側接合フランジ110、111は、平面部102の後方部分102Bの車両幅方向両端部から車両後側方向に延設されている。一方、車両前方側接合フランジ104は、平面部102の前方部分102Aの車両幅方向両端部及び車両幅方向中央部分から車両前側方向に延設されている。また、車両後方側接合フランジ110、111の内辺110C,111Cは、平面部102の後方部分102Bの外辺102Cよりも、車両幅方向外側に位置している。
よって、車両後方側接合フランジ110、111と車両前方側接合フランジ104とは、車両幅方向の異なる位置から、それぞれ車両前方向及び車両後方向に延設されており、車両前後方向に見ると車両後方側接合フランジ110、111と車両前方側接合フランジ104とが重ならないように形成されている。
なお、図4に示すように、ロックリインフォース100を平面視し、平面部102の前方部分102Aと車両前方側接合フランジ104とで構成される車両幅方向に凹んだ部分を、ロックリインフォース100の本体部106の凹部120とする。
つぎに、本実施形態の作用について説明する。
図2に示すように、車両用フード12におけるフードロックストライカ20の上方、又はその近傍に衝突体Mが衝突すると、フードアウタパネル14及びデントリインフォース18が変形すると共に、これらの変形に伴いロックリインフォース100の車両後方側接合フランジ110、111が変形する。
ロックリインフォース100の車両後方側接合フランジ110、111は、車両前後方向を長手方向とした細長い帯状であるので(図3と図4を参照)、変形強度が小さい(変形抵抗が小さい)。よって、車両後方側接合フランジ110、111は、車両後方側に倒れるように容易に変形する。更に、車両後方側接合フランジ110、111には屈曲部110B,111Bが形成されているので、この屈曲部110A,111Aが折れ曲がりの起点となることで、更に容易に変形する構成とされている。
更に、本実施形態では、衝突時の荷重入力点(デントリンインフォース18と接合されている車両後方側接合フランジ110、111の先端部110A,111A)と屈曲部110B,111Bとの距離(載荷直交方向距離)が、可能な限り長くなるように設計されている。よって、より少ない荷重で屈曲部110B,111Bで高い曲げモーメントを加えることができるので、衝突体Mが衝突した際の変形荷重を低くすることができる(荷重P=全塑性モーメントMp/距離L)。
なお、このため、インナパネル16との干渉が生じない範囲において、車両後方側接合フランジ110、111におけるデントリインフォース18との接合位置を可能な限り車両後方側に位置させると共に、変形量を小さくするために可能な限り下方側に配置されるように設計されている。
また、変形荷重を更に低減させることを想定すれば、車両後方側接合フランジ110、111の車両幅方向の幅を、デントリインフォース18と接合が可能な接合代を確保可能な範囲において、幅狭とすることが望ましい(35mm以下が望ましい)。なお、本実施形態においては、車両後方側接合フランジ110、111の車両幅方向の幅は、平面部102の後方部分102Bの幅の約1/10(約18mm)とされている。
本実施形態の車両用フード構造Sは、以上のような構成とされているので、車両用フード12におけるフードロックストライカ20(フードロック機構21)の上方、又はその近傍に衝突体Mが衝突すると(図2参照)、ロックリインフォース100の車両後方側接合フランジ110、111が容易に変形し、衝撃荷重が効率的に吸収される。したがって、本発明が適用されていない構成よりも、衝突荷重の吸収効率が向上された車両用フード構造Sとなっている。よって、衝突体Mが受ける反力が低減される。
なお、ロックリインフォース100の板厚を減少させたり板金素材自体の強度(剛性)を低下させたりすることでも、車両後方側接合フランジ110、111の変形強度が小さくなり容易に変形する構造とすることは可能である。しかし、このような構造は車両用フードの開閉時の耐久強度やデント性能が低下する等の問題が生じる。これに対して、本実施形態では、これらの問題を生じさせることなく(板厚を減少させたり板金素材自体の強度(剛性)を低下させたりすることなく)、ロックリインフォース100の車両後方側接合フランジ110、111の変形強度を小さくして容易に変形可能とされている。
更に、本実施形態では、ロックリインフォース100の車両前方側接合フランジ104も車両前後方向を長手方向とする細長い帯状とされている。つまり、車両前方側接合フランジ104も変形強度が小さい(変形抵抗が小さい)。よって、車両用フード12のフードロックストライカ20よりも車両前方側に衝突体Mが衝突すると、車両前方側接合フランジ104が容易に変形し、衝突荷重が効率的に吸収される。したがって、車両用フード構造Sは、車両用フード12のフードロックストライカ20の上方よりも車両前方側に衝突体Mが衝突した際の衝突荷重の吸収効率も向上されている。
なお、車両用フード12のフードロックストライカ20よりも車両前方側に衝突体Mが衝突することは少ないので、ロックリインフォース100の車両前方側接合フランジ104は、車両用フード12の強度及び剛性を確保するために、車両後方側接合フランジ110、111よりも幅広とすることが望ましい。なお、本実施形態では、車両前方側接合フランジ104を3本形成することで、3本のトータル幅で幅広とされている。
さて、図5に示すように、ロックリインフォース100は、コイル状に巻かれた長尺帯状の板金500をトリミングし、プレス成形されて製造される。その際、図に示すように、プレス成形前の状態において、車両後方側接合フランジ110、111が、本体部106の凹部120(図4参照)内に入るように、ロックリンインフォース100を車両幅方向に見ると、車両後方側接合フランジ110、111が本体部106と重なるように並べた状態を想定されてトリミングされる(図5に点線で示すトリミング線202を参照)。
よって、ロックリインフォース100に、変形しやすい車両前後方向を長手方向とする細長い帯状の車両後方側接合フランジ110、111が設けられていても、車両後方側接合フランジ110、111との間の材料(板金500)が本体部106として利用される構成となっている。したがって、板金500から効率的にトリミングされる(板金500の無駄になる部分が少なくなる)。よって、素材費用増加を最小限に抑え、低コストでロックリインフォース100の製造が可能となっている。
なお、車両用フード12の強度及び剛性が確保されるならば、本体部106の凹部120(図4参照)の車両前後方向の長さを、車両後方側接合フランジ110、111の車両前後方向の長さ以上とし、板金500の無駄になる部分をできるだけ少なくすることが望ましい。
また、ロックリンインフォース100とデントリインフォース18とを接合しサブアッシー部品として構成したのち、車両用フード12に組み付けることで、生産性が向上されている。
つぎに、ロックリインフォースの変形例について説明する。なお、上記実施形態のロックリインフォース100と同様の部材及び部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、第一変形例のロックリインフォース200について説明する。
図6示すように、第一変形例のロックリインフォース200の車両前方側接合フランジ204は、車両前方部分が凸形状とされた一枚のフランジで構成されている。なお、本体部206には、上記実施形態と同様に凹部120が形成されている。平面部102及び車両後方側接合フランジ110、111等は、上記実施形態のロックリインフォース100(図4参照)と同様であるので、説明を省略する。
つぎに、第二変形例のロックリインフォース300について説明する。
図7に示すように、第二変形例のロックリインフォース300の車両前方側接合フランジ304は、第一変形例のロックリインフォース200の車両前方側接合フランジ204(図6参照)と同形状であるが、軽量化のため、略四角形状の軽量化孔308が形成されている。なお、軽量化孔308が形成されている以外は、第一変形例のロックリインフォース200(図6参照)と同様の構成である。
なお、車両用フード12が必要とする強度及び剛性等などに応じて、上記実施形態のロックリインフォース100、第一変形例のロックリインフォース200、第二変形例のロックリインフォース300のいずれかを適宜選択すればよい。
つぎに、第三変形例のロックリインフォース400について説明する。
図8に示すように、第三変形例のロックリインフォース400は、平面部402は略四角形状をし、車両後方側接合フランジ410、411は、平面部402の車両幅方向端部よりも車両幅方向内側から車両後方向に延設されている。
車両前方側接合フランジ404は、車両後方側接合フランジ410、411に対応する領域に凹部420が形成されている。つまり、車両前方側接合フランジ404は、車両幅方向端部から車両前方向に延設した幅狭の第一接合フランジ403,第三接合フランジ407と、車両幅方向中央部分から車両前方向に延設した幅広の第二接合フランジ405と、で構成されている。
なお、このような構成でも、車両後方側接合フランジ410、411が、本体部406の凹部420内に入るようにして、換言すると、ロックリンインフォース400を車両幅方向に見ると、車両後方側接合フランジ410、411が本体部406と重なるように並べた状態として、効率的にトリミングできる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、第一から第三の変形例を含む上記の実施形態では、いずれもロックリインフォースの車両前方側接合フランジは2本とされた構成であったが、これに限定されない。例えば、3本以上であってもよいし、車両幅方向の中央部分に一本のみ設けられた構成であってもよい。
本発明の実施形態の車両用フード構造が適用された車両の前部を示す斜視図である。 車両用フード構造を示す、図1のA−A線に沿った断面図である。 ロックリインフォースを示す斜視図である。 ロックリインフォースを示す平面図である。 板金からトリミングする説明図である。 第一変形例のロックリインフォースを示す平面図である。 第二変形例のロックリインフォースを示す平面図である。 第三変形例のロックリインフォースを示す平面図である。
符号の説明
12 車両用フード
14 フードアウタパネル
16 フードインナパネル
16A 底部
18 デントリインフォース
20 フードロックストライカ
21 ロック機構
100 ロックリインフォース
102 平面部(中央部)
104 車両前方側接合フランジ
106 本体部
110 車両後方側接合フランジ
110A 先端部
110B 屈曲部
111 車両後方側接合フランジ
111A 先端部
111B 屈曲部
120 凹部
200 ロックリインフォース
204 車両前方側接合フランジ
206 本体部
300 ロックリインフォース
304 車両前方側接合フランジ
400 ロックリインフォース
402 平面部(中央部)
404 車両前方側接合フランジ
406 本体部
410 車両後方側接合フランジ
411 車両後方側接合フランジ
420 凹部
S 車両用フード構造
M 衝突体

Claims (4)

  1. 車両用フードの外板を構成するフードアウタパネルと、
    前記フードアウタパネルの下方に設けられ前記車両用フードの内板を構成し、フードロックストライカが固定される底部を有するフードインナパネルと、
    前記フードアウタパネルと前記フードインナパネルとの間に設けられ、前記フードアウタパネルに接合されたデントリインフォースと、
    前記デントリインフォースと前記フードインナパネルとの間に設けられ、前記フードインナパネルの前記底部上に配置された中央部を含んで構成され車両前方側端部が前記デントリインフォースの車両前方側端部と接合された本体部と、前記本体部から車両後側方向に延設され先端部が前記デントリインフォースの車両後方側端部に接合された車両前後方向を長手方向とする車両後方側接合フランジと、を有するロックリインフォースと、
    を備えることを特徴とする車両用フード構造。
  2. 前記ロックリインフォースの前記車両後方側接合フランジは、車両幅方向に沿って延在する折れ線を有する屈曲部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用フード構造。
  3. 前記ロックリインフォースの前記本体部は、前記中央部から車両前方向に延設され先端部が前記デントリインフォースの車両前方端部に接合された車両前後方向を長手方向とする車両前方側接合フランジを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用フード構造。
  4. 前記ロックリインフォースの前記本体部の車両前方側には、前記車両後方側接合フランジに対応する凹部が形成され、
    前記ロックリンインフォースを車両前後方向に並べると、前記車両後方側接合フランジの少なくとも一部が前記凹部内に入ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用フード構造。
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