JP2010099446A - 塊状食材カッティング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】塊状食材を繰り返し充填可能、洗浄不要、かつ衛生条件が維持される、一種の塊状食材カッティング装置を提供する。
【解決手段】容器本体と、ディスクミールカッターを備えた管状のカッター機構と、スクリューと押し出し板からなる押し出し機構と、容器本体の上部に結合する締め蓋からなる。容器本体とカッター機構が相対的に運動し、該押し出し板がスクリューに沿って下方に移動した場合、食材を該ディスクミールカッターに圧迫しながら、ミンチ状、細長い切れまたは薄片状にカットする。該押し出し板はスクリューに沿って上方に移動した場合、弾性締結部材を締め蓋内部の締結フランジに締結する。該締め蓋は容器本体から分離したとき、該押し出し板もスクリューと分離し、塊状食材を繰り返し充填できる。
【選択図】図1

Description

本発明は一種の手動式カッター装置、特にハードチーズ、乳製品、チョコレートなど塊状食材を繰り返しに充填し、ミンチ状、細長い切れまたは薄片状を切り換えられるカッティング装置に関わるものである。
西洋の食生活は、味付けまたは美味しさを増すために乳製品、チーズまたはチョコレートなどの塊状食材をミンチ状、細長い切れまたは薄片状にカットした後、食材に振りかけて攪拌して食べられている。そこで、よく見受けるミーリング器具はおろし金である。金属製の片体に孔や溝などの突起状の刀刃をパンチ加工したものを用いて、塊状食材を手で持ちそのおろし器具の上で繰り返し擦ることによりおろし、必要な形態におろす。
また、食材の衛生と保存性を確保するため、一部の業者は乳製品などの塊状食材を多辺形の矩形の断面を備えた容器本体に入れて、該容器本体底面の開口部はカッター機構によって閉鎖されるようにしている。さらに、該カッター機構は複数のカッター刀刃となるディスクと、該容器本体底面開口部に位置する輪状保持蓋とを含める。該ディスクと一体化して軸方向にスクリューを延設する。該スクリューはさらに、形態の釣り合った押し出し板にねじ接続する。該ディスクは該輪状保持蓋底面開口部に取付けられていて、塊状食材をディスクと押し出し板との間に固定させる。
これにより、容器本体を回したとき、該押し出し板は容器本体によって駆動され、スクリューに沿って下方に移動し、塊状食材は押し出し板に押し出される。容器本体の伝動によって回転し、ディスクのカッター刀刃に裁断させ、希望形態の裁断効果を図る。
該塊状食材裁断装置のディスクは輪状保持蓋底面の開口部に取付け、食材の衛生と保存性を確保する。しかしながら、塊状食材のカット処理によって磨耗した後、装置を廃棄しなければならない。このことは、資源浪費のみならず環境負担になる。よって、公知技術の使い捨て式のカッター装置に食材を繰り返し充填し再使用可能な装置は、業者の課題である。
アメリカ合衆国特許公開第7,318,558号は、一種の塊状食材を繰り返し充填可能なカッター装置において、容器本体、該容器本体開口部に位置するカッター機構と、該カッター機構に合わせて設けられた押し出し機構からなる。該押し出し機構はさらに、容器本体の横断面と対称的に設けられた押し出し板を容器本体の回転に追随できるように設け、該押し出し板の中心部に孔を開け、該カッター機構と一体化に成形し、軸方向に延伸するスクリューと噛み合わせる。該容器本体と該カッター機構と相互に運動するときに、該押し出し板はスクリューに沿って移動しながら、該食材を該カッター機構に押し出す。該押し出し板は一対の該中央孔から輻射状に延長する細長い孔を含め、該中央孔の開口部を決め、該一対の細長い孔は、該押し出し板の二つ以上の弾性に開けられ、または互いに接近可能な仕切部を決める。該仕切部が分かれるに連れて、該中央孔の開きが大きくなり、該スクリューは該中央孔から分離して、該押し出し板と該カッター機構を分離させ、食材の再充填に備えることが開示されている。
しかしながら、該公知技術の押し出し板の構造から、該中央孔の開口部はスクリューと噛み合わせる閉合構造と、該中央孔の開口部を広げる、スクリューを分離させる構造が不可欠である。一方、該押し出し板はプラスチックなどの弾性部材からなることが一般的である。そのため、該中央孔の開口部は閉鎖と分離を繰り返した結果、中央孔の弾性疲労により、スクリューの歯形が磨耗して、スクリューとの噛み合わせ効果を失われる。よって、該押し出し板とカッター機構との分離方式では、なお食材を繰り返し充填に対する有効な解決案に至っていない。当該業者らの改善が要求されている。
アメリカ合衆国特許公開第7,318,558号
このため、発明者は長年の厨房器具に携わる生産販売経験に基づいて、研究を重ねて、前記した食材を繰り返し充填可能なカッター装置の押し出し板と中央孔の弾性疲労がスクリューの歯形の破損につながる、スクリューとの噛み合い性の低下を引き起こすことに対して、新たに押し出し機構の押し出し板とスクリューとを分離し、塊状食材を繰り返し充填に適する装置を発明し実験とテストを再三に行った結果、本発明の塊状食材カッティング装置を発明した。
そこで、塊状食材を繰り返し充填可能、洗浄不要、かつ衛生条件が維持される、一種の塊状食材カッティング装置を提供することを本発明の主な目的である。
前記目的を達成するため、本発明の塊状食材カッティング装置は、
内部の軸方向に多辺形の横断面の収納空間を備え、塊状食材を収納する容器本体と、
容器本体の底部に装入され、該容器本体底面の開口部は、管状のカッター機構内部に取り付けられたディスクミールカッターに隣接し、該ディスクミールカッター表面には突起状の刀刃が複数に設けられている管状のカッター機構と、
スクリューの底部が該ディスクミールカッターの中央部に締結され、スクリュー上部は軸方向にて収納空間外部に延ばされ、収納空間の多辺形の横断面に対応した押し出し板が収納空間内部に取付けられ、押し出し板中央部のねじ込み接続孔はスクリューとねじ接続され、かつ該ねじ込み接続孔の周りに軸方向に突き出した弾性締結部材を設けられている押し出し機構と、
容器本体の上部に設けられ、締め蓋上部の内壁に突き出したジャクポストが設けられ、該ジャクポストの下部に外部に突き出した締結フランジが設けられ、かつ軸方向にスクリューの上部を枢接するための心棒穴が開けられている締め蓋とからなり、
該容器本体とカッター機構が相対的な運動を引き起こし、該押し出し板がスクリューに沿って下方に移動した場合、食材を該ディスクミールカッターに押し込むこととにより、食材のミンチ状、細長い切れまたは薄片状のカッティングを切り換え可能にし、また該押し出し板がスクリューに沿って上方に移動した場合、該弾性締結部材が締め蓋内部の締結フランジに締結させられ、該締め蓋が本体の上部から分離されたとき、該押し出し板はスクリューと分離し、塊状食材の繰り返し充填を可能とすることからなる。
また、底蓋がカッター機構底面の開口部に装入され、該底蓋の軸方向へりに突き出した旋転把手が設けられ、その外面がツマミと結合した、快速復位構成要素をさらに備え、
容器本体とカッター機構が相対的な運動を引き起こし、該押し出し板がスクリューに沿って下方に移動した場合、食材を該ディスクミールカッターに押し込むこととにより、食材のミンチ状、細長い切れまたは薄片状カッティングを切り換え可能にし、またツマミの把手を回転すると、該底蓋によりカッター機構とスクリューが駆動回転し、該押し出し板はスクリューに沿って上方に移動し、該弾性締結部材を締め蓋内部の締結フランジに締結させられ、該締め蓋が本体の上部から分離されたとき、該押し出し板はスクリューと分離し、塊状食材の繰り返し充填を可能とすることからなる。
また、該ジャクポストは、締め蓋上部の内壁に突き出して設けられたキャップリングに隣接し、該キャップリングの内面は円弧面を有し、該押し出し板の連結部材の先端面が該円弧面に当たるときは内側に傾斜し、該キャップリングとジャクポストとの締結フランジと合わせて、該連結部材と締結することが好適である。
また、該連結部材は、複数の弾性フックを囲んで構成することが好適である。
また、ねじ込み接続孔は、金属ナットを埋め込み射出成形により、該押し出し板中央部の軸方向に設け、金属製のスクリューとねじ接続することが好適である。
また、該スクリュー下方に備える、断面が非円形の旋稈は、ディスクミールカッターに対応するディスク孔部をくぐり、ツマミにより締め付けられ、該スクリューを該ディスクミールカッター中央部にて垂直に取り付けられることが好適である。
また、該容器本体底面は軸方向にフランジを形成し、管状カッター機構に装入し、該カッター機構は、保持筒と、底部筒とを結合したものであり、該保持筒の内部に保持つばを形成してフランジを支え、ディスクミールカッターは該底部筒の上部に締結され、該容器本体底面の開口部に隣接することが好適である。
また、該底部筒に複数の突き出したホゾを設け、ディスクミールカッターの周りは、予め複数の固定孔を設けて、ホゾの上部に装入した上、両者を溶着により、該ディスクミールカッターが該底部筒の上部に締結させられていることが好適である。
また、該保持筒は、斜め方向の中空部を有することを特徴とする請求項6記載の塊状食材カッティング装置。
また、該収納空間は一つ以上の内壁に突き出した一対のブロックシートにより、該収納空間を2つの部分に分け、該押し出し板は該ブロックシートに対応するために、内側に向かってそれぞれ凹み溝を形成し該一対のブロックシートの装入に備え、スクリューが該一対のブロックシートの隙間をくぐることが好適である。
また、該底蓋の横方向に仕切板を設け、その上面の周りに複数の凸歯を突き出して設け、該カッター機構底部のテーパー端開口部の内周面も複数の突起ホゾを設けることにより、底蓋が回転するとき、凸歯が突起ホゾを当てながら、カッター機構を駆動し回転することが好適である。
また、該底蓋の横方向に仕切板を設け、旋転把手の内面は該仕切板外部に設けられた枢動ブロックに枢接し、該枢動ブロック外側の周りに切欠きを開けて、該旋転把手が外部に回した後に、該切欠きに装入でき、これに対して、該旋転把手を内側に折り畳むと、該ツマミは仕切板に開けられたツマミ孔に装入されることが好適である。
即ち、主に容器本体を有し、該内部の軸方向に多辺形の横断面を備えた収納空間を設け、塊状食材を収納する。
管状のカッター機構は、容器本体の底部に装入し、該容器本体底面の開口部は、カッター機構内部に取り付けられたディスクミールカッターに隣接し、該ディスクミールカッター表面に複数の突起状の刀刃を設ける。
押し出し機構は、スクリューの底部を該ディスクミールカッターの中央部に締結し、スクリュー上部は軸方向にて収納空間外部に延ばし、一対の形態が収納空間の多辺形の横断面に対応した押し出し板を収納空間内部に取付け、中央部のねじ込み接続孔はスクリューとねじ接続し、かつ該ねじ込み接続孔の周りは軸方向に突き出した弾性締結部材を設ける。
締め蓋は、容器本体の上部に設け、その上部の内壁に突き出したジャクポストを設け、該ジャクポストの下部は外部に突き出した締結フランジを設け、かつ軸方向にスクリューの上部を枢接するための心棒穴を開ける。
そのうち、容器本体とカッター機構が相対的な運動を引き起こし、該押し出し板はスクリューに沿って下方に移動して、食材を該ディスクミールカッターに押し込むこととにより、食材のミンチ状、細長い切れまたは薄片状のカッティングを切り換えられる。また、該押し出し板はスクリューに沿って上方に移動し、該弾性締結部材を締め蓋内部の締結フランジに締結させる。一方、該締め蓋は本体の上部から分離されたとき、該押し出し板はスクリューと分離し、塊状食材の繰り返し充填に提供する。
塊状食材を繰り返し充填でき、かつ使用寿命を長くする、一種の塊状食材カッティング装置を提供することを本発明のもう一つの目的である。
前記目的を達成するため、本発明のもう一つの技術手段は一種の塊状食材カッティング装置を提供する。
主に容器本体を有し、該内部の軸方向に多辺形の横断面を備えた収納空間を設け、塊状食材を収容する。
管状のカッター機構は、容器本体の底面に装入する。該容器本体底面の開口部は、該カッター機構内部に取り付けられたディスクミールカッターと隣接し、該ディスクミールカッター表面に複数の突起状の刀刃を設ける。
押し出し機構は、スクリューの底部を該ディスクミールカッターの中央部に締結し、該上部は軸方向にて収納空間外部に延ばし、収納空間の多辺形の横断面形態に対応した押し出し板を収納空間内部に取付け、中央部のねじ込み接続孔はスクリューにねじ接続し、かつ該ねじ込み接続孔の周りは軸方向に突き出した弾性締結部材を設ける。
締め蓋は、容器本体の上部接続口に設け、該上部の内壁に突き出したジャクポストを設け、該ジャクポストの下部は外部に突き出した締結フランジを設け、かつ軸方向にスクリュー上部を枢接するための心棒穴を開ける。
快速復位構成要素により、底蓋をカッター機構底面の開口部に装入し、該底蓋の軸方向へりに突き出して旋転把手を設け、その外面にてツマミと結合する。
容器本体とカッター機構が相対的な運動を引き起こし、該押し出し板はスクリューに沿って下方に移動して、食材を該ディスクミールカッターに押し込むこととにより、食材のミンチ状、細長い切れまたは薄片状カッティングを切り換えられる。ツマミの把手を回転すると、該底蓋によりカッター機構とスクリューを駆動回転し、該押し出し板はスクリューに沿って上方に移動し、該弾性締結部材を締め蓋内部の締結フランジに締結させる。一方該締め蓋は本体の上部から分離されたとき、該押し出し板はスクリューと分離し、塊状食材の繰り返し充填に提供する。
本発明の以上の構成により、塊状食材を繰り返し充填可能、洗浄不要、かつ衛生条件が維持される、一種の塊状食材カッティング装置を提供することが出来る。
本発明の具体的な技術手段のさらなる理解を図るため、図面を参照して説明する。図1は本発明による塊状食材カッティング装置の立体分解図、図2は本発明の図1もう一つの視角による立体分解図、図3は本発明によるカッティング装置の組立後の立体図、図4は本発明によるカッティング装置の組立後の断面図、図5は本発明によるカッティング装置と快速帰還部材と結合後の立体図、図6は本発明による押し出し板と締め蓋を締め切ったときの断面図と、図7は本発明による塊状食材充填の立体図である。
図1と図2に示す通り、本発明による塊状食材カッティング装置は主に、容器本体1、カッター機構2、押し出し機構3と、締め蓋4とからなる。
そのうち、容器本体1はアクリルなどプラスチック製のガラス類似(glass−like)部材からなる。その内部は軸方向に多辺形の横断面を形成するなど、矩形の収納空間11が好ましい。これに塊状チーズ、乳製品またはチョコレートなどの食材を収容する。該容器本体1底面の径方向にフランジ12を形成し、カッター機構2に装入して、対称的に運動する。さらに、該容器本体1の上部はねじ部などの上部接続口13を設け、締め蓋4に締結すると同時に塊状食材の充填に備える。
該収納空間11は一対以上の内壁において縦方向に突き出した一対のブロックシート14を設けて、該収納空間11を2つの部分に分けて、それぞれに塊状食材を充填する。一方、押し出し機構3のスクリュー31は該一対のブロックシート14の間をくぐり、塊状食材をよける。一例として、チーズの中心部に軸方向の孔を開けて、該スクリュー31の通過を容易にする。該一対のブロックシート14の取り付けによるメリットは、容器本体1と該カッター機構2と対称的に運動するとき、該一対のブロックシート14もこれに同期して回転し、装入された押し出し板32はスクリュー31に沿って直線運動を行い、ディスクミールカッター23により、必要な形態にカットさせる。
カッター機構2は管状部材であり、保持筒21、底筒22と、ディスクミールカッター23を含む。該保持筒21下部の内壁に、保持つば211を形成し、容器本体1を保持筒21底部から装入した後、該底部フランジ12は該保持つば211を支える。該保持筒21は設計により、斜め方向V形中空部212を形成して、利用者の食材カッティング状態と残存量の観察を容易にする。該保持筒21の底面に、ねじ部などの結合部213を設け、底部筒22との結合を可能にする。
底部筒22にはディスクミールカッター23を取り付けて、保持筒21下部に締結する。該底部筒22の上面に複数の突き出したホゾ221を設け、予め金属製のディスクミールカッター23の周縁に設けられた複数の固定孔231をホゾ221に装入した上、超音波溶着により該ディスクミールカッター23を底部筒22の上部に取り付け、該容器本体1底面の開口部に隣接することにより、食材をディスクミールカッター23表面に突き出した複数の刀刃232により、ミンチ状、細長い切れまたは薄片状にカットする。該底部筒22の下部はさらに、ねじ部などの接続部222を設け、保持筒21の下部に締結する。これにより、容器本体1とカッター機構2が相対的に運動することによって、カットされた食材は、底部筒22の開口部により分配される。
押し出し機構3は、スクリュー31をディスクミールカッター23の中央部に締結し、軸方向に延ばして該一対のブロックシート14の隙間をくぐり、容器本体1上部の締め蓋4と枢接する。図1と図2に示す通り、該スクリュー31下部に備える非円形の旋稈311はディスクミールカッター23に相応した形態のディスク孔部233を通した後、ツマミ313によって、該旋稈311を締め付けることにより、該旋稈31をディスクミールカッター23へ垂直に取り付けられる。引き続き、該スクリュー31上面の心棒312を締め蓋4上部の内壁に突き出してジャクポスト41の心棒穴412を通すことにより、該スクリュー31の傾きがなく安定状態を維持させる。
押し出し板32は、収納空間11の多辺形の横断面形態に対応した板部材である。その中央部は軸方向にて、ねじ込み接続孔321を開けてスクリュー31とねじ接続する。さらに、一対のブロックシート14の取付け位置に対応し、内側に向かって凹み溝322を形成して、該一対のブロックシート14を装入することにより、該押し出し板32は容器本体1の回転に従って、スクリュー31に沿って縦方向に移動する。該押し出し板32の特長として、該スクリュー321を金属ナットを埋め込み射出成形技術により、押し出し板32の軸方向に固定することで、金属スクリュー31の直線運動を安定に行い、歯形の磨耗を軽減できる。さらに、該押し出し板32周りの軸方向には、複数の弾性フックを囲んだ連結部材323を突き出して設ける。
締め蓋4は底部に開口部を有する蓋体であり、上部の内壁は溶着により、上部が狭い下部が広い柱体のジャクポスト41を締結し、上部の内壁に突き出して設けられた内部が円弧面のキャップリング42に隣接する。該ジャクポスト41下方の突き出し部は、締結フランジ411を形成し、押し出し板32の連結部材323の上部がキャップリング42に当たるときは内側に傾斜して、該キャップリング42とジャクポスト41の締結フランジ411と合わせて、該連結部材323に締結し、該押し出し板32とスクリュー31を分離させ、新たな食材の充填に便利する。さらに、該ジャクポスト41の軸方向に心棒穴412を開けて、スクリュー31上部の心棒312を装入する。
図3と図4に、組み立てたカッティング装置の立体図と断面図を示す。この図において、チーズFなどの食材は、収納空間11内部の押し出し板32とディスクミールカッター23との間にある。そこで、該容器本体1を時計方向に回転したとき、押し出し板32とチーズFの回転を駆動して、該押し出し板32はスクリュー31に沿って下方に移動して、チーズFを圧迫しながら、刀刃232にカットさせる。カット後のミンチ状、細長い切れまたは薄片状の食材は、底部筒22により分配される。そこで、チーズFをすべて処理完了後、使用者は該容器本体1を逆方向に回し、該押し出し板32はスクリュー31に沿って上方に移動し、連結部材323は締め蓋4内部に移動して、かつ上部の内壁のキャップリング42に当てることにより、該連結部材323はキャップリング42とジャクポスト41の締結フランジ411と合わせて挟み込み、締め蓋4の内部に締結する。
このとき、締め蓋4と容器本体1を分離すれば、該押し出し板32とスクリュー31を分離して、新しい食材を収納空間11に充填した上、締め蓋4と容器本体1の上部を結合することで、食材のカット作業を再開できる。
そこで、本発明のカッティング装置の逆方向回し操作による押し出し板32の上部移動速度が遅いことが気になる使用者に対して、本発明はさらに、快速復位構成要素5を提供する。
図5に示す通り、該快速復位構成要素5は、底蓋51を底部筒22の開口部に装入し、仕切板511上面の周りに複数の凸歯512を設け、底部筒22のテーパー端開口部の内面に複数のホゾ223を設ける。さらに、仕切板511底面の周りに振子振動可能な旋転把手52を設け、内端面の一対の突起耳521はピン522により仕切板511底面の外部に備える枢動ブロック513に枢接し、該枢動ブロック513外縁の底蓋51に切欠き514を開けて、該旋転把手52は外側に回した後、該切欠き514に装入する。該旋転把手52の外端面はさらにツマミ523を締結する。
使用者は片手で容器本体1を掴み、もう一つの手はツマミ523を回し、当該凸歯512は突起ホゾ223に支えて、カッター機構2とスクリュー31を駆動回転し、該押し出し板32をスクリュー31に沿って上部に移動させる。図6に示す通り、押し出し板32を締め蓋4に締結されているときは、該旋転把手52を内側に折り込みツマミ523を仕切板511に開けられたツマミ孔515内部に装入できる。このとき、使用者は該締め蓋4と容器本体1とを分離させ、該締め蓋4と押し出し板32を合わせて、スクリュー31から分離する。
図7に示す通り、使用者は塊状食材Fを収納空間11に充填した後、締め蓋4と押し出し板32と合わせて容器本体1上面の開口部に締結することによって、スクリュー31の上面を締め蓋4に再び締結し、押し出し板32とねじ接続して、該快速復位構成要素5を外してから、食材のカット作業を再開できる。実際の使用において、該快速復位構成要素5底部の密閉蓋は、本発明のカッティング装置を使用しないとき、冷蔵庫に入れれば、食材の保存と保鮮効果があるほか、カット後食材のくずものも冷蔵庫内部に落ちこぼれることがない。
本発明を実施した場合の効果について、容器本体をカッター機構に対して、逆方向に回すことにより、押し出し板はスクリューに沿って上方に移動して、締め蓋に締結した上、該締め蓋と容器本体とを分離し、該押し出し板も合わせてスクリューから分離させ、容器本体を開けて、塊状食材の充填を容易にする。よって、本発明のカッティング装置は塊状食材の繰り返し充填機能を有する。本発明の構造により、使用者の両手は押し出し板と収納空間を触れなくて済む。このため、該カッティング装置を清掃しなくても食材の衛生条件を維持できる。さらに、本発明による押し出し機構のスクリューと押し出し板は、溝が開けられていないことから、両者の噛み合い効果が維持され、該カッティング装置の使用寿命を長く延長できる。さらに、本発明によるカッター機構は、快速復位構成要素に締結することによって、押し出し板を素早く上方に移動し締め蓋に締結できるほか、該快速復位構成要素は、該カッティング装置底部の締め蓋として、カッティング装置を冷蔵庫に入れて、食材の保存と保鮮効果を有し、かつカット後の食材くずは冷蔵庫にこぼれる恐れがない。この点は、類似品にない斬新な発明である。
以上は本発明の一好ましい例を開示しているが、当該技術を熟知する者の本発明の技術発明に基づいた局所の変更または修飾は、なお本発明の請求範囲に該当する。
本発明による塊状食材カッティング装置の立体分解図である。 本発明のもう一つの視角による立体分解図である。 本発明によるカッティング装置の組立後の立体図である。 本発明によるカッティング装置の組立後の断面図である。 本発明によるカッティング装置と快速帰還部材と結合後の立体図である。 本発明による押し出し板と締め蓋を締め切ったときの断面図である。 本発明による塊状食材充填の立体図である。
符号の説明
1 容器本体
11 収納空間
12 フランジ
13 上部接続口
14 ブロックシート
2 カッター機構
21 保持筒
211 保持つば
212 斜め方向V形中空部
213 結合部
22 底部筒
221 つなぎホゾ
222 接続部
223 突起ホゾ
23 ディスクミールカッター
231 固定孔
232 刃部
233 ディスク孔部
3 押し出し機構
31 スクリュー
311 旋稈
312 心軸
313 ツマミ
32 押し出し板
321 ねじ込み接続孔
322 凹み溝
323 連結部材
4 締め蓋
41 ジャクポスト
42 キャップリング
411 締結フランジ
412 心棒穴
42 キャップリング
5 快速復位構成要素
51 底蓋
511 仕切板
512 突起歯
513 枢動ブロック
514 切欠き
515 ツマミ孔
52 把手
521 突起耳
522 ピン
523 ツマミ
F 塊状食材

Claims (20)

  1. 容器本体と、管状のカッター機構と、押し出し機構と、締め蓋とからなる塊状食材カッティング装置であって、
    容器本体は、その内部の軸方向に多辺形の横断面の収納空間を備え、塊状食材を収納し、
    管状のカッター機構は、容器本体の底部に装入し、該容器本体底面の開口部は、該カッター機構内部に取り付けられたディスクミールカッターに隣接し、該ディスクミールカッター表面に突起状の刀刃を複数に設け、
    押し出し機構は、スクリューの底部を該ディスクミールカッターの中央部に締結し、スクリュー上部は軸方向にて収納空間外部に延ばされ、収納空間の多辺形の横断面形態に対応した押し出し板を収納空間内部に取付け、中央部のねじ込み接続孔はスクリューにねじ接続し、かつ該ねじ込み接続孔の周りは軸方向に突き出した弾性締結部材を設け、
    締め蓋は、容器本体の上部に設け、その上部の内壁に突き出したジャクポストを設け、該ジャクポストの下部は外部に突き出した締結フランジを設け、かつ軸方向にスクリューの上部を枢接するための心棒穴を開け、
    該容器本体とカッター機構が相対的な運動を引き起こし、該押し出し板はスクリューに沿って下方に移動して、食材を該ディスクミールカッターに押し込むこととにより、食材のミンチ状、細長い切れまたは薄片状のカッティングを切り換え可能にし、該押し出し板はスクリューに沿って上方に移動し、該弾性締結部材を締め蓋内部の締結フランジに締結させ、該締め蓋は本体の上部から分離されたとき、該押し出し板はスクリューと分離し、塊状食材の繰り返し充填を可能とすることを特徴とする塊状食材カッティング装置。
  2. 該ジャクポストは、締め蓋上部の内壁に突き出して設けられたキャップリングに隣接し、該キャップリングの内面は円弧面を有し、該押し出し板の連結部材の先端面が該円弧面に当たるときは内側に傾斜して、該キャップリングとジャクポストとの締結フランジと合わせて、該連結部材に締結することを特徴とする請求項1記載の塊状食材カッティング装置。
  3. 該連結部材は、複数の弾性フックを囲んで構成することを特徴とする請求項1または2記載の塊状食材カッティング装置。
  4. ねじ込み接続孔は、金属ナットを埋め込み射出成形により、該押し出し板中央部の軸方向に設け、金属製のスクリューとねじ接続することを特徴とする請求項1記載の塊状食材カッティング装置。
  5. 該スクリュー下方の断面は非円形の旋稈をディスクミールカッターに対応するディスク孔部をくぐり、ツマミにより該ジャクポストと締め付けすることにより、該スクリューを該ディスクミールカッター中央部にて垂直に取り付けることを特徴とする請求項1記載の塊状食材カッティング装置。
  6. 該容器本体底面は軸方向にフランジを形成し、管状カッター機構に装入し、該カッター機構は、保持筒と、底部筒とを結合したものであり、該保持筒の内部に保持つばを形成して、フランジを支える、ディスクミールカッターは該底部筒の上部に締結し、該容器本体底面の開口部に隣接することを特徴とする請求項1記載の塊状食材カッティング装置。
  7. 該底部筒に複数の突き出したホゾを設け、ディスクミールカッターの周りは、予め複数の固定孔を設けて、ホゾの上部に装入した上、両者を溶着により、該ディスクミールカッターを該底部筒の上部に締結させることを特徴とする請求項6記載の塊状食材カッティング装置。
  8. 該保持筒は、斜め方向の中空部を有することを特徴とする請求項6記載の塊状食材カッティング装置。
  9. 該収納空間は一つ以上の内壁に突き出した一対のブロックシートにより、該収納空間を2つの部分に分け、該押し出し板の該ブロックシートに対応するにおいて、内側に向かってそれぞれ凹み溝を形成し、該一対のブロックシートの装入に備え、スクリューは該一対のブロックシートの隙間をくぐることを特徴とする請求項1記載の塊状食材カッティング装置。
  10. 容器本体と、管状のカッター機構と、押し出し機構と、締め蓋と、快速復位構成要素とからなる塊状食材カッティング装置であって、
    容器本体は、その内部の軸方向に多辺形の横断面の収納空間を備え、塊状食材を収納し、
    管状のカッター機構は、容器本体の底部に装入し、該容器本体底面の開口部は、該カッター機構内部に取り付けられたディスクミールカッターに隣接し、該ディスクミールカッター表面に複数の突起状の刀刃を設け、
    押し出し機構は、スクリューの底部を該ディスクミールカッターの中央部に締結し、該上部は軸方向にて収納空間外部に延ばし、収納空間の多辺形の横断面形態に対応した押し出し板を収納空間内部に取付け、中央部のねじ込み接続孔はスクリューにねじ接続し、かつ該ねじ込み接続孔の周りは軸方向に突き出した弾性締結部材を設け、
    締め蓋は、容器本体の上部接続口に設け、該上部の内壁に突き出したジャクポスト設け、該ジャクポストの下部は外部に突き出した締結フランジを設け、かつ軸方向にスクリュー上部を枢接するための心棒穴を開け、
    快速復位構成要素により、底蓋をカッター機構底面の開口部に装入し、該底蓋の軸方向へりに突き出して旋転把手を設け、その外面にツマミと結合し、
    そのうち、容器本体とカッター機構が相対的な運動を引き起こし、該押し出し板はスクリューに沿って下方に移動して、食材を該ディスクミールカッターに押し込むこととにより、食材のミンチ状、細長い切れまたは薄片状カッティングを切り換え可能にし、ツマミの把手を回転すると、該底蓋によりカッター機構とスクリューを駆動回転し、該押し出し板はスクリューに沿って上方に移動し、該弾性締結部材を締め蓋内部の締結フランジに締結させ、該締め蓋は本体の上部から分離されたとき、該押し出し板はスクリューと分離し、塊状食材の繰り返し充填に提供することを特徴とする塊状食材カッティング装置。
  11. 該ジャクポストは、締め蓋上部の内壁に突き出して設けられたキャップリングに隣接し、該キャップリングの内面は円弧面を有し、該押し出し板の連結部材の先端面が該円弧面に当たるときは内側に傾斜して、該キャップリングとジャクポストとの締結フランジと合わせて、該連結部材に締結することを特徴とする請求項10記載の塊状食材カッティング装置。
  12. 該連結部材は、複数の弾性フックを囲んで構成することを特徴とする請求項10または11記載の塊状食材カッティング装置。
  13. 該ねじ込み接続孔は、金属ナットを埋め込み射出成形により、該押し出し板中央部の軸方向に設け、金属製のスクリューとねじ接続することを特徴とする請求項10記載の塊状食材カッティング装置。
  14. 該スクリュー下方の断面は非円形の旋稈をディスクミールカッターに対応するディスク孔部をくぐり、ツマミにより該ジャクポストと締め付けすることにより、該スクリューを該ディスクミールカッター中央部にて垂直に取り付けることを特徴とする請求項10記載の塊状食材カッティング装置。
  15. 該底蓋の横方向に仕切板を設け、その上面の周りに複数の凸歯を突き出して設け、該カッター機構底部のテーパー端開口部の内周面も複数の突起ホゾを設けることにより、底蓋が回転するとき、凸歯が突起ホゾを当てながら、カッター機構を駆動し回転することを特徴とする請求項10記載の塊状食材カッティング装置。
  16. 該底蓋の横方向に仕切板を設け、旋転把手の内面は該仕切板外部に設けられた枢動ブロックに枢接し、該枢動ブロック外側の周りに切欠きを開けて、該旋転把手が外部に回した後に、該切欠きに装入でき、これに対して、該旋転把手を内側に折り畳むと、該ツマミは仕切板に開けられたツマミ孔に装入されることを特徴とする請求項10記載の塊状食材カッティング装置。
  17. 該容器本体底面は軸方向にフランジを形成し、管状カッター機構に装入し、該カッター機構は、保持筒と、底部筒とを結合したものであり、該保持筒の内部に保持つばを形成して、フランジを支える、ディスクミールカッターは該底部筒の上部に締結し、該容器本体底面の開口部に隣接することを特徴とする請求項10記載の塊状食材カッティング装置。
  18. 該底部筒に複数の突き出したホゾを設け、ディスクミールカッターの周りは、予め複数の固定孔を設けて、ホゾの上部に装入した上、両者を溶着により、該ディスクミールカッターを該底部筒の上部に締結させることを特徴とする請求項17記載の塊状食材カッティング装置。
  19. 該保持筒は、斜め方向の中空部を有することを特徴とする請求項17記載の塊状食材カッティング装置。
  20. 該収納空間は一つ以上の内壁に突き出した一対のブロックシートにより、該収納空間を2つの部分に分け、該押し出し板の該ブロックシートに対応するにおいて、内側に向かってそれぞれ凹み溝を形成し、該一対のブロックシートの装入に備え、スクリューは該一対のブロックシートの隙間をくぐることを特徴とする請求項10記載の塊状食材カッティング装置。
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