JP2010098207A - トランス - Google Patents

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Abstract

【課題】磁性コアの隙間から電磁波ノイズが放射しにくいトランスを提供する。
【解決手段】一次コイル21と二次コイル22とから構成されるコイル対2の軸線方向における一方側に配置され、コイル対2の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第1磁性コア11を備える。また、コイル対2の中心軸線に関して第1磁性コア11の反対側に設けられる第2磁性コア12を備える。さらに、コイル対2の軸線方向における他方側に配置され、第1磁性コア11および第2磁性コア12との間でコイル対2を軸線方向に挟む第3磁性コア13を備える。そして、第1磁性コア11および第2磁性コア12は板状のベースプレート3の主面に配置され、コイル対2の軸線方向における、間隙4の開口部がベースプレート3により塞がれている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のトランスを用いるスイッチング電源装置及び複数のトランスが一体に成型されるトランスに関し、特にEMI(Electro Magnetic Interference:電磁気妨害)の低減を目的としたトランスに関するものである。
図10、図11に示すごとく、2つのトランスを一体化したトランスコアの構造として、3個のコアを有するトランスが知られている。このトランス90は、第1磁性コア91と、第2磁性コア92と、第3磁性コア93とを備え、これらの磁性コア91〜93の間に一次コイル94および二次コイル95が配置されている。
図11に示すごとく、第1磁性コア91と第2磁性コア92との間には、間隙97が形成されている。これにより、トランス90の左側部分と右側部分とで別々の閉磁気回路φ1、φ2が形成される。つまり、このトランス90は、左側トランスT1と右側トランスT2を一体に構成している。ここで仮に、間隙97が無く、第1磁性コア91と第2磁性コア92とが繋がっていたとすると、図12に示すごとく、コイル全体を回る閉磁気回路φが形成され、左側トランスT1と右側トランスT2に分離できなくなる。その結果、所望の機能を発揮できなくなる。
USP4635179 特開2000−324839号公報
しかし、図11の構成を採用すると、間隙97から磁界98が放射され、これが電磁波ノイズとなって周辺に伝播する問題がある。この間隙97から発生する電磁波ノイズにより、トランス90の近傍の制御回路基板やフィルタ回路他機器が誤動作する等の不具合が生じる。そのため、間隙97から電磁波ノイズが放射しにくいトランスが望まれている。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、磁性コアの間隙から発生する電磁波ノイズを低減可能なトランスを提供しようとするものである。
本発明は、一次コイルと、該一次コイルに同心的に配置される二次コイルとからなるコイル対を備えるトランスであって、
上記コイル対の軸線方向における一方側に配置され、上記コイル対の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第1磁性コアと、
上記コイル対の中心軸線に関して上記第1磁性コアの反対側に設けられ、該第1磁性コアとの間に所定の間隙が形成され、上記コイル対の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第2磁性コアと、
上記コイル対の軸線方向における他方側に配置され、上記第1磁性コアおよび上記第2磁性コアとの間で上記コイル対を軸線方向に挟む第3磁性コアと、
板状に形成されたベースプレートと、
を備え、上記第1磁性コアと上記第2磁性コアとが上記ベースプレートの主面に配置されるとともに、上記コイル対の軸線方向における、上記間隙の開口部を上記ベースプレートが塞ぐように構成されていることを特徴とするトランスにある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
本発明では、第1磁性コアおよび第2磁性コアが板状のベースプレート上に配置され、コイル対の軸線方向における、上記間隙の開口部をベースプレートが塞いでいる。そのため、第1と第2の磁性コアの間に設けた間隙から放射される電磁波ノイズをベースプレートにて遮蔽でき、これにより、トランスの周辺に設けられた制御基板等への電磁波ノイズ放射が低減でき、誤動作等を防止することが可能となる。
以上のごとく、本発明によれば、磁性コアの間隙から発生する電磁波ノイズを低減可能なトランスを提供することができる。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明(請求項1)において、上記ベースプレートは導電性材料から構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、電磁波ノイズを遮断しやすくなるとともに、ベースプレートをGNDにしてトランスの巻き線を接続することも可能になる。
また、上記ベースプレートは、上記間隙から放射される電磁波を遮蔽する電磁波遮蔽部と、上記磁性コアから発生する熱を放熱する放熱板とを兼ねることが好ましい(請求項3)。
この場合には、磁性コアの冷却効果を高めることができる。また、磁性コア放熱用の専用部品を別途設ける必要がなくなる。
また、上記第1磁性コアと上記第2磁性コアとの上記間隙に嵌入される凸部が上記ベースプレートに形成されていることが好ましい(請求項4)。
この場合には、第1磁性コアおよび第2磁性コアと、ベースプレートとを容易に固定することが可能となる。つまり、実装時には間隙のばらつきは小さいので、上記凸部を間隙に嵌入した時のぐら付きは小さく、しっかりと固定できる。また、ベースプレートと磁性コアとの接触面積が大きくなるので、冷却効率も向上する。
(実施例1)
本発明の実施例にかかるトランスにつき、図1〜図4を用いて説明する。図1はトランス1の断面図であり、図2はその分解斜視図である。図2は、図1と比較して上下を逆にして描いてある。
本例のトランス1は、図1、図2に示すごとく、一次コイル21と、一次コイル21に同心的に配置される二次コイル22とからなるコイル対2を備える。
そして、コイル対2の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第1磁性コア11が、コイル対2の軸線方向における一方側に配置されている。
また、第1磁性コア11との間に所定の間隙4が形成され、コイル対2の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第2磁性コア12が、コイル対2の中心軸線Aに関して第1磁性コア11の反対側に設けられている。
さらに、第1磁性コア11および第2磁性コア12との間でコイル対2を軸線方向に挟む第3磁性コア13が、コイル対2の軸線方向における他方側に配置されている。
また、板状に形成されたベースプレート3を備える。そして、第1磁性コア11と第2磁性コア12とがベースプレート3の主面30に配置されるとともに、コイル対2の軸線方向における、間隙4の開口部40をベースプレート3が塞ぐように構成されている。
より詳しくは、上記ベースプレート3は、ケーシングや冷却のための部材である。このベースプレート3は、アルミニウムや銅等の導電性材料から構成されている。各磁性コア11〜13は、鉄やフェライト等の磁性体から構成されている。また、図2に示すごとく、第1磁性コア11と第2磁性コア12には、平坦面11a,12aが形成され、これら平坦面11a,12aがベースプレート3の主面30に密着するように、第1磁性コア11と第2磁性コア12とが各々配置されている。
また、第3磁性コア13は、第1磁性コア11に対応する第1部分13aと、第2磁性コア12に対応する第2部分13bと、間隙4に対応する第3部分13cとから構成されている。
図2に示すごとく、第1磁性コア11は板状の本体部11bと、該本体部11bから第3磁性コア13に向けて突出する壁部11c及び柱部11dを備える。また、第2磁性コア12も同様の構造をしており、板状の本体部12bと、該本体部12bから第3磁性コア13に向けて突出する壁部12c及び柱部12dを備える。
第3磁性コア13は、板状の本体部13dと、該本体部13dの両端から第1磁性コア11、第2磁性コア12へ向けて突出する壁部13f,13gと、本体部13dの中央位置にて第1磁性コア11、第2磁性コア12へ向けて突出する柱部13eとを備える。
そして、図1に示すごとく、第1磁性コア11の壁部11cが第3磁性コア13の壁部13fに接触し、柱部11dが柱部13eに接触している。また、第2磁性コア12の壁部12cが第3磁性コア13の壁部13gに接触し、柱部12dが柱部13eに接触している。そして、柱部11d,12d,13eを中心にコイル対2が配置される構成になっている。
なお、壁部11cと壁部13fとを、僅かに隙間をおいて配置することもできる。この場合の隙間は、例えば間隙4よりも狭いものとされる。同様にして、柱部11dと柱部13e、柱部12dと柱部13e、壁部12cと壁部13gとを、僅かに隙間をおいて配置することもできる。
図2に示すごとく、第3磁性コア13の、壁部13fから柱部13eの右端までが上記第1部分13aを構成している。また、第3磁性コア13の、壁部13gから柱部13eの左端までが上記第2部分13bを構成している。さらに、間隙4に対向する部分(柱部13eの中央部分)が上記第3部分13cを構成している。
一方、一次コイル21は銅線を巻き回して形成したもので、その巻数は適宜調節される。二次コイル22は銅板を加工して形成したもので、出力端子22a,22bと、中間端子22cを備える。
一次コイル21、二次コイル22に交流電圧が印加され交流電流が流れると、これらのコイル21,22が発熱するとともに、磁性コア11〜13内に発生する磁束によりコアが発熱する。ベースプレート3は、これら磁性コア11〜13から発生する熱を吸収して放熱する放熱板としても機能している。
一方、図1に示すごとく、トランス1には2つの磁束φ1,φ2が各々独立して形成される。つまり、第3磁性コア13の第1部分13aと、第1磁性コア11とにより第1トランスT1が構成され、第2部分13bと、第2磁性コア12とにより第2トランスT2が構成されている。第1磁性コア11と第2磁性コア12とが分離されているため、このように2個のトランスT1、T2が独立して形成される。ここで仮に、第1磁性コア11と第2磁性コア12とが繋がっていたとすると、上述(図12参照)したように全体を回る磁束φが形成されてしまい、1個のトランスにしかならない。
次に、トランス1の周辺回路について説明する。図3に示すごとく、トランス1は一次コイル21と二次コイル22とを備え、一次コイル21は第1巻線部W1と第2巻線部W2とからなる。また、二次コイル22は第3巻線部W3と第4巻線部W4とからなる。そして、第1巻線部W1と第3巻線部W3とから第1トランスT1が構成され、第2巻線部W2と第4巻線部W4とから第2トランスT2が構成される。
図示するごとく、一次コイル21はインバータ5に接続されている。入力端子51,52に直流電圧を印加するとインバータ5によって交流電圧に変換され、一次コイル21に交流電流が流れる。トランス1はコイルの巻数に応じて交流電圧を変圧する。二次コイル22の出力端子22a,22bにはダイオード63,64(MOS−FETでも可)が接続され、これにより交流電圧を整流して直流電圧を取り出している。ダイオード63,64のカソードはそれぞれ接続され、正極の出力端子61に繋がっている。また、二次コイル22の中間端子22c(図2参照)は負極になっており、これら正極と負極との間に平滑用のコンデンサCが接続されている。
このように、トランス1内に2個のトランスT1,T2を構成することで、軽量化できるとともに、回路の簡略化、コイル長の短縮による損失低減、製造コストの低減等を達成できる。
本例のトランス1は電気自動車やハイブリッドカー等の車両用のDC−DCコンバータに用いることができる。入力端子51,52には例えば300V程度の高電圧が印加される。この高電圧をトランス1によって降圧し、出力端子61,62から14V程度の直流電圧を取り出して、カーエアコン、バッテリー、ライト等の車載用補機部品を駆動することができる。
一方、図4に示すごとく、ベースプレート3上にはトランス1の他、制御回路7、直流入力電圧をスイッチングすることで交流電圧を発生させるインバータ、ダイオード(63,64)やMOSFETで構成される2次側整流回路、2次側出力部の平滑コンデンサを含むフィルタ回路が取り付けられる。この制御回路7は、例えば上述したインバータ5を制御するもので、締結部材70(雄螺子)によってベースプレート3に固定されている。
なお、トランス1と制御回路7は、亜鉛メッキ鋼板等から構成されるケース71に収納されている。
本例のトランス1は、図5、図6のようにすることもできる。このトランス1では、一次コイル21は第1巻線部W1、第2巻線部W2、第4巻線部W4、第5巻線部W5からなり、二次コイル22は第3巻線部W3と第6巻線部W6とからなる。そして、第1巻線部W1と、第2巻線部W2と、第3巻線部W3とによってトランスT1が構成され、第4巻線部W4と、第5巻線部W5と、第6巻線部W6とによってトランスT2が構成されている。
また、第1巻線部W1と第4巻線部W4とは直列接続されて第1コイル対を構成し、第2巻線部W2と第5巻線部W5とは直列接続されて第2コイル対を構成している。そして、入力端子51,52間に直流電圧を印加し、第1コイル対(第1巻線部W1、第4巻線部W4)を通じて、主スイッチQ1と第2コイル対(第2巻線部W2、第5巻線部W5)との接続点に給電する回路となっている。スイッチQ1,Q2は、PWM制御等のパルス制御方式により制御される。
このようにすると、小型軽量化、スイッチング素子数低減、入力電流と出力電流のリプル成分の低減が可能になる。
なお、本例のトランス1は、図7のようにすることもできる。このトランス1は、図2のトランス1と比較して、第1磁性コア11と第2磁性コア12の形状が異なる。
また、図8のようにしてもよい。このトランス1は、第3磁性コア13の柱部13eおよび壁部13g、13fが無く、板状にされている。
次に、本例の作用効果について説明する。
本例のトランス1は、図1、図2に示すごとく、第1磁性コア11と第2磁性コア12とがベースプレート3上に配置され、間隙4の開口部40がベースプレート3によって塞がれている。
これにより、間隙4から放射される電磁波ノイズ(図11参照)をベースプレート3により遮蔽することができ、トランス1の周辺に存在する制御基板7(図4参照)やフィルタ回路等の誤動作を防止することができる。また、トランス1の周辺に存在するラジオ、例えばカーラジオ等にノイズが入ることを防止できる。
また、図1に示すごとく、間隙4の開口部40の反対側には第3磁性コア13の柱部13eが存在しているため、この柱部13eによって電磁波ノイズが遮蔽され、上方に放射されにくい構造になっている。
また、本例では、ベースプレート3は導電性材料から構成されている。
この場合には、電磁波ノイズを遮断しやすくなるとともに、ベースプレート3を2次側の負極としてトランス1の二次巻き線や平滑コンデンサを接続することも可能になる。
また、ベースプレート3は、間隙4から放射される電磁波を遮蔽する電磁波遮蔽部と、磁性コア11〜13から発生する熱を放熱する放熱板とを兼ねる。
この場合には、磁性コア11〜13の冷却効果を高めることができる。また、放熱用の専用部品を別途設ける必要がなくなる。
一方、図4に示すごとく、ベースプレート3上には制御基板7等が配置され、締結部材70によって固定されている。ベースプレート3の厚さは8mm以上であることが好ましい。厚さが8mm以上であれば、締結部材70によって制御基板7をしっかりと固定できる。
さらに、トランス1は制御基板7等とともにケース71内に収納されている。これにより、トランス1から僅かに漏れる電磁波ノイズをケース71にて遮蔽することができる。そのため、電磁波ノイズの外部への放射量を一層、低減することが可能となる。
以上のごとく、本発明によれば、磁性コア11,12の間隙4から電磁波ノイズが放射しにくいトランス1を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図9に示すごとく、ベースプレート3の形状を変えた例である。図示するごとく、本例のトランス1は、第1磁性コア11と第2磁性コア12との間隙4に嵌入される凸部31がベースプレート3に形成されている。
その他、実施例1と同様の構成を有する。
この場合には、第1磁性コア11および第2磁性コア12と、ベースプレート3とを容易に固定することが可能となる。つまり、実装時には間隙4のばらつきは小さいので、凸部31を間隙4に嵌入した時のぐら付きは小さく、しっかりと固定できる。また、ベースプレート3と磁性コア11,12との接触面積が大きくなるので、冷却効率も向上する。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
実施例1における、トランスの断面図。 実施例1における、トランスの分解斜視図であって、図1と上下を逆にした図。 実施例1における、トランスの回路図。 実施例1における、トランスと周辺基板の全体断面図。 実施例1における、トランスの回路図であって、回路構成を変えた例。 実施例1における、トランスの断面図であって、図5に対応する図。 実施例1における、トランスの分解斜視図であって、第1磁性コアと第2磁性コアの形状を変更した例。 実施例1における、トランスの分解斜視図であって、第3磁性コアの形状を変更した例。 実施例2における、トランスの断面図。 従来例における、トランスの分解斜視図。 従来例における、トランスの断面図。 従来例における、仮に磁性コイルの隙間を設けなかった場合の断面図。
符号の説明
1 トランス
11 第1磁性コア
12 第2磁性コア
13 第3磁性コア
13a 第1部分
13b 第2部分
13c 第3部分
2 コイル対
21 一次コイル
22 二次コイル
3 ベースプレート
4 間隙
A (コイル対の)中心軸線

Claims (4)

  1. 一次コイルと、該一次コイルに同心的に配置される二次コイルとからなるコイル対を備えるトランスであって、
    上記コイル対の軸線方向における一方側に配置され、上記コイル対の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第1磁性コアと、
    上記コイル対の中心軸線に関して上記第1磁性コアの反対側に設けられ、該第1磁性コアとの間に所定の間隙が形成され、上記コイル対の周方向における一部区間を内側から外側に渡って覆う第2磁性コアと、
    上記コイル対の軸線方向における他方側に配置され、上記第1磁性コアおよび上記第2磁性コアとの間で上記コイル対を軸線方向に挟む第3磁性コアと、
    板状に形成されたベースプレートと、
    を備え、上記第1磁性コアと上記第2磁性コアとが上記ベースプレートの主面に配置されるとともに、上記コイル対の軸線方向における、上記間隙の開口部を上記ベースプレートが塞ぐように構成されていることを特徴とするトランス。
  2. 請求項1において、上記ベースプレートは導電性材料から構成されていることを特徴とするトランス。
  3. 請求項1または請求項2において、上記ベースプレートは、上記間隙から放射される電磁波を遮蔽する電磁波遮蔽部と、上記磁性コアから発生する熱を放熱する放熱板とを兼ねることを特徴とするトランス。
  4. 請求項1〜請求項3において、上記第1磁性コアと上記第2磁性コアとの上記間隙に嵌入される凸部が上記ベースプレートに形成されていることを特徴とするトランス。
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