JPH076917A - トランス - Google Patents

トランス

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JPH076917A
JPH076917A JP17271393A JP17271393A JPH076917A JP H076917 A JPH076917 A JP H076917A JP 17271393 A JP17271393 A JP 17271393A JP 17271393 A JP17271393 A JP 17271393A JP H076917 A JPH076917 A JP H076917A
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JP
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core
winding
transformer
cylindrical
cylindrical core
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JP17271393A
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Minoru Takahashi
実 高橋
Takayuki Nihei
隆之 二瓶
Shigenori Kato
茂徳 加藤
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボビンを用いなくとも充分な耐電圧特性を確
保でき、小型化及び薄型化を実現可能で、コスト低減が
可能なトランスを得る。 【構成】 円柱状コア芯5と、これよりも大きな直径を
持っていて当該円柱状コア芯5の両端にそれぞれ配置さ
れた円板状コア部6,9と、円柱状コア芯5の周囲を囲
む円筒状コア部8とを有する磁気コア組立体1を用い、
磁気コア組立体1の前記円柱状コア芯5に巻線を設けた
構造を持ち、前記円板状コア部6に、円周から前記円柱
状コア芯5の外周近傍に至るスリット溝7が形成されて
いる。そして、該スリット溝7から巻き始め側引き出し
線を引き出し可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルに用いられ
るバックライト(冷陰極管)を駆動するトランス等、高
電圧発生の用途に使用されるトランスに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータやワー
ドプロセッサの液晶パネル用バックライトとして冷陰極
管が使用されており、この冷陰極管を点灯する駆動回路
として図9に示すプッシュプル型自励式インバータが使
用されていた。この図において、トランスT1の1次側
に一対のトランジスタQ1,Q2がプッシュプル接続さ
れ、直流電源の供給を受ける自励発振回路を構成してい
る。また、前記トランスT1の2次側に電流制限用のバ
ラストコンデンサC1を介して冷陰極管LPが接続され
ている。そして、トランスT1の1次側の自励発振回路
で高周波(30〜60kHz)を発振し、前記トランスT
1で昇圧した2次側の高電圧でバラストコンデンサC1
を介して冷陰極管LPを点灯させる。
【0003】ところで、前記図9の駆動回路を用いて、
カメラ一体型ビデオ(カムコーダ)用の液晶パネルのバ
ックライトを点灯する場合、駆動回路で発生した高周波
がノイズとして映像回路に悪影響を与える欠点がある。
そこで、上記欠点を解決するため、カメラ一体型ビデオ
が有する映像回路の水平同期信号を利用した図10に示
す他励式駆動回路を用いて、バックライトを点灯してい
る。
【0004】図10の駆動回路は他励式インバータであ
り、映像回路の水平同期信号に同期した駆動信号(例:
15.75kHz)をもとに、トランスT2の1次側に設
けたスイッチングトランジスタQ3で、トランスT2の
1次側をスイッチングし、スイッチングの際に発生する
フライバック電圧を前記トランスT2で昇圧して2次側
に高電圧を発生し、冷陰極管LPを点灯させるものであ
る。
【0005】図11は上記図10の駆動回路における信
号波形を示している。同図(A)はトランジスタQ3の
コレクタ電流Icの波形を、(B)は冷陰極管LPにか
かる冷陰極管電圧VLの波形を、(C)は冷陰極管LP
に流れる冷陰極管電流ILの波形をそれぞれ示してい
る。
【0006】図10の駆動回路は映像回路からの駆動信
号に基づいて動作しており、図11(A),(B),
(C)から判るように、前記トランスT2の1次側のト
ランジスタQ3がオンで、トランスT2にエネルギーを
蓄積しているときは、冷陰極管LPは点灯せず、トラン
ジスタQ3がターンオフして電流Icが零のときにトラ
ンスT2の1次側に発生したフライバック電圧が当該ト
ランスT2で昇圧され、トランス2次側に高電圧の冷陰
極管電圧VLが発生し、これによって冷陰極管LPが点
灯して冷陰極管電流ILが流れる。このような冷陰極管
LPの点灯はトランジスタQ3がターンオフしてフライ
バック電圧が発生する毎に行われる。従って、図10の
駆動回路を用いると、フライバック方式のコンバータに
近いトランスの設計ができる。
【0007】仮に通常のトランスの様に、前記図9の駆
動回路を用いるフォワード型で設計した場合、磁束密度
変化率ΔBは、 ΔB={E・Ton/(S・n)}×108 (ガウス) …(1) (但し、E:入力電圧、Ton:オンデューティーの時
間、S:コア断面積、n:1次巻数)となり、ΔBが非
常に大きな値となって、小型化が難しくなる。
【0008】しかし、前記図10の駆動回路のように、
フライバック電圧を利用すれば、トランスT2の1次側
と2次側の巻線比は、入力電圧対出力電圧(点灯電圧)
をとらずに、フライバック電圧対点灯電圧になり、1次
電流によって発生するエネルギーを蓄積できればよいこ
とになり、従来のフォワード型では重要であったトラン
スのコアのギャップ、すなわち1次と2次の結合の問題
が、大まかに(ラフに)設計でき、コアのギャップ寸法
が比較的設定しにくかったドラム型コアの利用が考えら
れることになった。
【0009】図12は液晶パネルのバックライト(冷陰
極管)を駆動する図9の如き駆動回路で使用されている
従来の高電圧発生用トランスの一例を示している。この
トランスは、巻線したボビンにE−Eフェライトコアを
装着したものである。同図において、41はボビンであ
り、巻線を巻回するためのボビン本体42の両側に、ト
ランスを基板面に装着するための面装着端子48を植設
したベース部43を一体に絶縁樹脂で成形したものであ
り、ボビン本体42には外周面に複数のつば45が設け
られ、外周面を複数のセクションに分割しており、両側
の端面を貫通するコア挿通穴46が形成されている。前
記ボビン41のつば45で仕切られたセクションには、
それぞれ1次巻線47A、2次巻線47Bが巻回され、
巻線端の引き出し線は前記面装着端子48にそれぞれ接
続されるようになっている。前記ボビン41にはE−E
フェライトコア44(2点鎖線)が装着されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12の従
来例で示したトランスは、巻線47A,47Bを巻回す
るためにボビン41を用いており、E−Eフェライトコ
ア44と巻線47A,47Bの間にボビン41が存在
し、コアに直接巻回するよりも巻線可能面積が小さくな
る。このため、冷陰極管を点灯するときのような巻線比
の大きなトランスとして用いるには、例えば1次側印加
電圧5Vに対して2次側出力2000Vとすると、巻線
比は1:400となり、1次側の巻数をできるだけ少な
くするように、コアの断面積を大きく設計しなければな
らなくなっていた。また、トランスの薄型化を行うに
は、コア及びボビンを巻線方向に長くしなければならな
くなり、従って、装着する基板面への投影面積が大きく
なり、使いにくくなるとともに、巻線のコアで囲まれて
いない部分が増え、磁束のリーケージが大きくなる欠点
が生じている。従って、前記従来構造のトランスは、小
型化するのが困難であった。
【0011】また、前述のように、トランスの薄型化を
行うために巻線方向に長くする場合、以下のような問題
がある。図13は、巻線方向に長いボビン52を用いた
場合の巻線の巻回方法を示している。図13において、
ボビン52は、両端だけつば55A,55Bを有するも
のであり、このボビン52を用いた巻線の巻回は、図中
の矢印の如く、最内周では一方のつば55Aの内側端か
ら始まって他方のつば55Bに向かって順に導線(絶縁
被覆線)を巻回し、つば55Bの内側端で折り返しつば
55Aに向かって順に巻回し、つば55Aの内側端でま
た折り返しつば55Bに向かって順に巻回するというよ
うに1次巻線そして2次巻線の巻回を順次行う。
【0012】以上のボビン52を用いた巻線の場合、ボ
ビンが巻線方向に長いため、つば55Aの内側端に位置
する巻線部分57Aとつば55Bの内側端に位置する巻
線部分57Bとの巻線間距離(巻線幅)が長くなり、巻
線一層当たりの電位差が大きくなり、各層の巻線間の絶
縁耐圧の問題が発生するとともに、分布容量が大きくな
る問題が発生する。
【0013】従って、上記の問題を解決するため、通常
の高電圧発生用のトランスでは、図12に示したように
複数のつばを有するボビン41が用いられている。図1
4は図12のトランスで用いたボビン41部分であり、
ボビン本体42への巻線47Bの巻回について例示す
る。この場合、複数のつば45A乃至45Eでボビン本
体42の外周面を分割したボビン41を用いた巻線47
Bの巻回は、図の矢印の如く、最内周ではつば45Aの
内側端から始まって次のつば45Bに向かって順に導線
(絶縁被覆線)を巻回し、つば45Bの内側端で折り返
しつば45Aに向かって順に巻回し、つば45Aの内側
端でまた折り返しつば45Bに向かって順に巻回すると
いうように、つば45A,45B間、つば45B,45
C間、つば45C,45D間、さらに必要に応じてつば
45D,45E間というように分割セクション毎に順次
巻線を行う。この場合、各分割セクションの巻線幅(例
えば、つば45A,45B間)が、前記図13のボビン
52の場合よりも大幅に短くできるため、巻線一層当た
りの電位差は小さく、各層の巻線間の絶縁耐圧も小さく
てすみ、分布容量も小さくなる。
【0014】しかし、図14の構成の場合、ボビン本体
42につば45A乃至45Eを設けることで、さらにボ
ビン41が巻線方向に長くなる欠点があり(巻線可能な
部分がつば45A乃至45Eを設けたことで狭くな
り)、トランスの小型化の大きな障害となる。また、巻
線のコアで囲まれていない部分が増え、磁束のリーケー
ジが大きくなる問題点は依然として解決されないで残
る。
【0015】前述したように、図10の駆動回路では、
フライバック方式のコンバータに近いトランスの設計が
でき、従来のフォワード型では重要であったトランスの
コアのギャップ、すなわち1次と2次の結合の問題が、
大まかに(ラフに)設計でき、コアのギャップ寸法が比
較的設定しにくかったドラム型コアの利用が考えられる
が、コア芯の両端につばを有する一般的なドラム型コア
をトランスに用いる場合、そのコア芯に巻線を巻回する
際に、巻線をコアのつばの端からコア芯に導いて巻線の
スタート点とするため、巻線の巻回部分に隣接して引き
出し線が通ることになり、高電圧発生用に用いる場合、
巻線の巻回部分と引き出し線との絶縁性の確保が必要と
なり、耐電圧特性に問題があった。
【0016】本発明は、上記の点に鑑み、ボビンを用い
なくとも充分な耐電圧特性を確保でき、小型化及び薄型
化を実現可能で、コスト低減が可能なトランスを提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、円柱状コア芯と、該円柱状コア芯よりも
大きな直径を持っていて当該円柱状コア芯の両端にそれ
ぞれ配置された円板状コア部と、前記円柱状コア芯の周
囲を囲む円筒状コア部とを有する磁気コア組立体を用
い、該磁気コア組立体の前記円柱状コア芯に巻線を設け
たトランスにおいて、前記円板状コア部の少なくともい
ずれか一方に、円周から前記円柱状コア芯の外周近傍に
至るスリット溝が形成された構成としている。
【0018】また、前記円板状コア部と、前記円筒状コ
ア部又は前記円柱状コア芯との間に磁気ギャップを形成
する構成としても良い。
【0019】また、前記円板状コア部の少なくともいず
れか一方の外側にベース板を配設し、該ベース板は前記
スリット溝に対応した溝又は穴を有していてもよい。
【0020】さらに、前記ベース板に面装着端子を設け
る構成としても良い。
【0021】また、前記磁気コア組立体をMnZn系フェ
ライトで構成し、その表面に絶縁コーティングを設ける
構成としても良い。
【0022】
【作用】本発明のトランスにおいては、磁気コア組立体
の円板状コア部にスリット溝を設けることにより、円柱
状コア芯外周に巻回する巻線の巻始め側引き出し線を円
柱状コア芯外周の真下方向から引き出せるため、巻線の
巻回部分に隣接して引き出し線が通ることがなくなり、
巻線の巻回部分と引き出し線との絶縁性が確保され、優
れた耐電圧特性を実現できる。また、巻線一層毎の巻線
幅を短くできるため、巻線一層毎の電位差を小さくで
き、巻線各層間の絶縁の確保が容易で(導線の絶縁被覆
のみで絶縁を確保でき)、分布容量を下げることができ
る。さらに、円柱状コア芯に巻回されている巻線が、外
部に露出していないため、図12の従来例と比較して磁
束のリーケージを小さくできる。さらに、ボビンを使用
する必要がないため、巻線面積を大きくでき、磁気コア
組立体の小型化、ひいては外形の小型化が可能であり、
プリント基板等への実装に必要な面積も小さくて済む。
従って、高電圧発生用に適した小型のトランスを実現で
きる。
【0023】
【実施例】以下、本発明に係るトランスの実施例を図面
に従って説明する。
【0024】図1乃至図3は本発明の第1実施例として
のインバータトランスを示しており、高電圧発生の用途
に使用され、例えば、カメラ一体型ビデオ(カムコー
ダ)用の液晶パネルに用いられるバックライト(冷陰極
管)を駆動するトランスとして用いられるものである。
なお、このトランスは、前記図10で示した駆動回路に
用いるのに適したトランスである。
【0025】これらの図において、1は磁気コア組立体
であり、2はベース板である。前記磁気コア組立体1
は、図2及び図3に示すように、片側フランジ付きコア
3とキャップコア4とを嵌合一体化したものであり、両
者ともMnZn系フェライト等の磁性体で形成されてお
り、それぞれの表面には絶縁樹脂等による絶縁コーティ
ングが施されている。この絶縁コーティングの膜厚は例
えば数10μmである。
【0026】前記片側フランジ付きコア3は、円柱状コ
ア芯5の下端側に該円柱状コア芯5よりも大きな直径を
有する円板状コア部6を一体に設けたものである。片側
フランジ付きコア3の底面中心部には、位置決め用凹部
10が形成されている。そして、円板状コア部6には、
該円板状コア部6の円周から前記円柱状コア芯5の外周
に至るスリット溝7が形成されている。但し、スリット
溝7はコア芯5の外周近傍に到達していれば実際上差し
支えない。
【0027】前記キャップコア4は、前記円柱状コア芯
5の周囲を囲むように内径が円柱状コア芯5の外径より
大きく形成されている円筒状コア部8と、前記片側フラ
ンジ付きコア3の円板状コア部6と平行に対面する円板
状コア部9とからなり、前記円筒状コア部8の上端面を
円板状コア部9で閉塞した形状に一体成形されたもので
ある。前記キャップコア4には、その円板状コア部9の
中心部に下方に向かって広がるテーパー穴27が設けら
れており、また、片側フランジ付きコア3には、その円
柱状コア芯5の上端縁に、前記テーパー穴27に対応す
るテーパー28が設けられている。そして、片側フラン
ジ付きコア3に上方からキャップコア4をかぶせる如
く、テーパー穴27とテーパー28とを嵌合させるとと
もに接着剤で接着することで片側フランジ付きコア3と
キャップコア4とが一体化され、磁気コア組立体1が構
成される。この磁気コア組立体1は、円柱状コア芯5の
両側に円板状コア部6,9を有する実質的なドラム型コ
アと、該ドラム型コアの外周を囲む円筒状コア部8とか
らなっている。
【0028】なお、片側フランジ付きコア3とキャップ
コア4とは、キャップコア4側のテーパー穴27と片側
フランジ付きコア3側のテーパー28との間に接着剤を
介して微小な磁気ギャップ33を有する一方、キャップ
コア4側の円筒状コア部8下端と片側フランジ付きコア
3側の円板状コア部6上面との間に隙間を設け、両者の
間に磁気ギャップ34を有する構成になっている。な
お、前記磁気ギャップ33及び磁気ギャップ34は、前
記図10の駆動回路で用いる上で必要なものである。ま
た、円柱状コア芯5の外周には、図3に示すように、内
側に1次巻線31が、外側に2次巻線32が設けられて
いる。その際、ボビンは使用しないで1次巻線31とな
る導線(絶縁被覆線)及び2次巻線32の導線(絶縁被
覆線)を順次巻回する。但し、2次巻線32の最外周
(最も高圧となる側)とキャップコア4の内周面との間
には必要応じて絶縁テープ等の絶縁手段を設ける。
【0029】前記ベース板2は、リードフレームを折り
曲げ加工した複数個の端子部品21と共に絶縁樹脂で一
体成形(同時モールド)されたものであり、該ベース板
2の各側面に端子部品21の一端部が絡げ端子22Aと
して、他端部が面装着端子22Bとして突出している。
面装着端子22Bは、折り曲げ加工により、トランスを
装着する基板面に対してベース板2の底面が接しないよ
うに支持するため、面装着端子22Bの先端底面がベー
ス板2の底面より下に位置するように設けられている。
また、ベース板2の上面中心部には、前記片側フランジ
付きコア3底面の位置決め用凹部10に対応する(嵌合
自在な)位置決め用凸部23が形成されており、上面四
隅近傍には前記磁気コア組立体1の外周面を位置決め保
持する円弧状凸部24がそれぞれ形成されている。な
お、この凸部24の高さは、少なくともキャップコア4
の円筒状コア部8下端側外周を支持するように設定され
ている。また、ベース板2には、前記磁気コア組立体1
の円板状コア部6のスリット溝7に対応した溝25が形
成されているとともに、上面側に該溝25を取り囲む如
く前記スリット溝7に嵌合するリブ26が一体に形成さ
れている。該リブ26は前記スリット溝7の内面を完全
に覆うことができる高さに設定されている。
【0030】ここで、上記第1実施例のトランスの組立
について説明する。まず、片側フランジ付きコア3の円
柱状コア芯5の外周面に1次巻線31、そして、2次巻
線32を順次設ける。この際の巻線の巻回は、図4で例
示するように、導線(絶縁被覆線)を円板状コア部6底
面側からベース板2の溝25、スリット溝7を通して上
面側に導き、円柱状コア芯5の外周面に沿って図中の矢
印の如く、最内周では下から始まって上に向かって順に
巻回して1次巻線31を構成する(2層以上の場合はさ
らに上端で折り返し下に向かって順に巻回し、下端でま
た折り返し上に向かって順に巻回する如き動作を繰り返
す)。該1次巻線31の上に2次巻線32の巻回を複数
層行う。なお、1次巻線31と2次巻線32の巻線比率
は、目的に応じて設定する。
【0031】次に、巻線31,32を設けた片側フラン
ジ付きコア3に上からキャップコア4を被せ、片側フラ
ンジ付きコア3側のテーパー28とキャップコア4側の
テーパー穴27とを嵌合させるとともに接着剤で接着す
ることで片側フランジ付きコア3とキャップコア4を一
体化し、磁気コア組立体1を構成する。この際、テーパ
ー穴27と テーパー28との間に接着剤を介した微小
な磁気ギャップ33が、キャップコア4の円筒状コア部
8下端と片側フランジ付きコア3の円板状コア部6外側
上面との間に磁気ギャップ34がそれぞれ設けられる。
【0032】次に、ベース板2上面に上記磁気コア組立
体1を載置し、片側フランジ付きコア3底面の位置決め
用凹部10にベース板2の位置決め用凸部23を嵌合さ
せるとともに、円板状コア部6のスリット溝7にベース
板2のリブ26を嵌合させ、ベース板2四隅近傍の円弧
状凸部24によって円板状コア部6の外周面及びキャッ
プコア4の円筒状コア部8の下端側外周面を支持し、各
接面部分にて接着剤を用いて接着することで、ベース板
2と磁気コア組立体1を一体化する。このとき、1次巻
線31と2次巻線32のそれぞれの巻線端、すなわち引
き出し線31A,31Bを図3の点線に示すように円板
状コア部6のスリット溝7からベース板2の溝25へと
通してベース板2の底面側に引き出し、それぞれの端部
を所定の絡げ端子22Aに絡げるとともにはんだ付けを
施して接続する。
【0033】以上のように組み立てられたインバータト
ランスの基板への装着は、ベース板2側面の前記絡げ端
子22Aと一体の面装着端子22Bが基板面上の導体パ
ターン等の上に位置するように載置し、はんだ付けで固
定することにより行われる。なお、ベース板2底面にお
いて、面装着端子22Bによりベース板2底面と基板面
とが離されているので、1次巻線31及び2次巻線32
から絡げ端子22Aへと引き出されている巻線端部の引
き出し線と基板の導体パターン等との絶縁性は確保され
る。
【0034】以上の第1実施例によれば、円板状コア部
6にスリット溝7を設けることにより、円柱状コア芯5
外周に巻回する巻線31,32からの引き出し線を円柱
状コア芯5外周の真下方向から引き出せるため、巻線3
1,32の巻回部分に隣接して引き出し線が通ることが
なくなり、巻線31,32の巻回部分と引き出し線との
絶縁性が確保され、磁気コア組立体1の各部分の表面の
絶縁コーティングを十分に施すことによる効果ととも
に、容易に優れた耐電圧特性を実現できる。
【0035】また、ベース板2の溝25に沿って突設さ
れているリブ26が円板状コア部6のスリット溝7に嵌
合して該スリット溝内面を覆っているため、巻線の引き
出し線が磁気コア組立体1に接することなくリブ26の
内側の溝25を通して絡げ端子22Aと接続できるた
め、巻線と磁気コア組立体1との絶縁を確実に行うこと
ができる。
【0036】また、各巻線31,32の巻回において、
図12の従来例のようにつばで分割したボビンを用いる
ことなく、巻線各層の巻幅を短くできるため、巻線一層
当りの電位差を少なくし、分布容量も少なくすることが
できる。また、前記図12の従来例のようなボビンを用
いず、表面に絶縁コーティングが施されたドラム型コア
である磁気コア組立体1の円柱状コア芯5に直接巻線を
巻回できるので、従来構造と比較して巻線面積が大きく
なっており、小型化(体積の減少)ができる。従って、
基板面に装着するのに必要な面積が、従来の横長のE−
E型コアを用いる構成と比較して大幅に小さくなる。
【0037】そして、円柱状コア芯5に巻回されている
巻線31,32が、円筒状コア部8、円板状コア部6及
び円板状コア部9で囲まれて露出していないため、図1
2の従来例と比較して磁束のリーケージを小さくでき
る。すなわち、磁路長を短縮でき、効率の向上を図るこ
とができる。
【0038】図5は本発明の第2実施例としてのインバ
ータトランスを示しており、1次巻線31及び2次巻線
32の上側と下側に絶縁シート36A,36Bを配設し
た構成である。前記絶縁シート36A,36Bは、円形
状で中心部に円柱状コア芯5の外径に相当する穴が形成
されており、巻線31,32の下側に配置される絶縁シ
ート36Bには、円板状コア部6のスリット溝7に対応
した溝が形成されている。この場合、片側フランジ付き
コア3に巻線を設ける際に、円板状コア部6の上面に絶
縁シート36Bをその溝と円板状コア部6のスリット溝
7とを合わせて配設し、1次巻線31及び2次巻線32
を円柱状コア芯5に巻回した後、1次巻線31及び2次
巻線32の上側に絶縁シート36Aを配設する構成にな
っている。このように、1次巻線31及び2次巻線32
の上側と下側に絶縁シート36A,36Bを配設するこ
とで、1次巻線31及び2次巻線32と円板状コア部6
及び円板状コア部9との絶縁性をより向上させることが
できるとともに、巻線各層の巻幅を狭くして巻線一層当
たりの電位差を少なくし、トランスの耐電圧特性をさら
に向上させ得る。また、分布容量をさらに小さくするこ
とができる。なお、上記第2実施例のそのほかの構成及
び作用効果は、前記第1実施例の構成と同様である。
【0039】なお、第2実施例において、1次巻線31
と2次巻線32間に絶縁テープ(シート)を設けたり、
2次巻線32の複数層毎に層間絶縁テープ(シート)を
設けたりして、さらに絶縁性能の改善をしてもよい。
【0040】図6乃至図8は本発明の第3実施例として
のインバータトランスを示しており、両側フランジ付き
コア(ドラム型コア)13と円筒状コア部18とからな
る磁気コア組立体11を用いて構成したものである。前
記両側フランジ付きコア13及び円筒状コア部18は、
両者ともMnZn系フェライト等の磁性体で形成されてお
り、それぞれの表面には絶縁コーティングが施されてい
る。
【0041】前記両側フランジ付きコア13は、円柱状
コア芯15の両端に、該円柱状コア芯15よりも大きな
直径を有する円板状コア部16,19を平行に対面させ
る如く設けたものである。両側フランジ付きコア13の
下側の円板状コア部16の底面中心部には、位置決め用
凹部10が形成されている。そして、その円板状コア部
16には、該円板状コア部16の円周から前記円柱状コ
ア芯15の外周に至るスリット溝7が形成されている。
但し、スリット溝7はコア芯15の外周近傍に到達して
いれば実際上差し支えない。また、上側の円板状コア部
19の直径は、前記円筒状コア部18の内径よりもやや
小さく形成されている。
【0042】前記円筒状コア部18は、前記円柱状コア
芯15の周囲を囲むように内径が円柱状コア芯15の外
径より大きく形成されたものである。そして、両側フラ
ンジ付きコア13に上方から円筒状コア部18をかぶ
せ、円筒状コア部18下端と両側フランジ付きコア13
側の円板状コア部16上面とを対接させてその対接部分
を接着剤で接着することで両側フランジ付きコア13と
円筒状コア部18とが一体化され、磁気コア組立体11
が構成される。なお、両側フランジ付きコア13と円筒
状コア部18とは、円筒状コア部18の上端側内周と両
側フランジ付きコア13上側の円板状コア部19の外周
縁との間に磁気ギャップ33Aを有すると共に、円筒状
コア部18下端面と両側フランジ付きコア13側の円板
状コア部16上面との間に接着剤を介して微小な磁気ギ
ャップ34Aを有する構成になっている。また、円柱状
コア芯15の外周には、図8に示すように、内側に1次
巻線31が、外側に2次巻線32が設けられている。な
お、ベース板2の構成は前記第1実施例と同様である。
【0043】ここで、上記第3実施例のトランスの組立
について説明する。まず、両側フランジ付きコア13の
円柱状コア芯15の外周面に1次巻線31、そして、2
次巻線32を順に設ける。この際の巻線の巻回は、前記
図4で例示した手順と同様である。次に、巻線31,3
2を設けた両側フランジ付きコア13に上から円筒状コ
ア部18をかぶせ、両側フランジ付きコア13側の円板
状コア部16上面と円筒状コア部18下端とを対接させ
て接着することで両側フランジ付きコア13と円筒状コ
ア部18を一体化し、磁気コア組立体11を構成する。
この際、円筒状コア部18側の上端側内周と両側フラン
ジ付きコア13上側の円板状コア部19の外周縁との間
に磁気ギャップ33Aが、円筒状コア部18下端面と両
側フランジ付きコア13側の円板状コア部16上面との
間に微小磁気ギャップ34Aがそれぞれ設けられる。次
に、ベース板2上面に上記磁気コア組立体11を載置
し、両側フランジ付きコア13底面の位置決め用凹部1
0にベース板2の位置決め用凸部23を嵌合させるとと
もに、円板状コア部16のスリット溝7にベース板2の
リブ26を嵌合させ、ベース板2四隅近傍の円弧状凸部
24によって円板状コア部16の外周面及び円筒状コア
部18の下端側外周面を支持し、各接面部分にて接着剤
を用いて接着することで、ベース板2と磁気コア組立体
11を一体化する。このとき、1次巻線31と2次巻線
32のそれぞれの両端(引き出し線)を円板状コア部1
6のスリット溝7内側を覆うベース板2の溝25を通し
てベース板2の底面側に引き出し、それぞれの引き出し
線を所定の絡げ端子22Aに絡げるとともにはんだ付け
を施して接続する。
【0044】以上のようにして、第3実施例のインバー
タトランスが得られる。なお、そのほかの構成及び作用
効果は前記第1実施例と同様である。
【0045】なお、上記第3実施例において、前記図5
の第2実施例と同様に、両側フランジ付きコア13の円
柱状コア芯15に巻回する1次巻線31及び2次巻線3
2の上側と下側に絶縁シート36A,36Bを配設し、
1次巻線31及び2次巻線32と円板状コア部16及び
円板状コア部19との絶縁性をより向上させ、同時に各
巻線の各層の巻線幅を少なくすることで分布容量をさら
に低減する構成としても良い。
【0046】また、各実施例において、磁気コア組立体
1,11に絶縁コーティングを施す旨述べたが、コーテ
ィングの代わりに磁気コア組立体の巻線に接する部分及
び近接する部分に絶縁シートを介在させるようにしても
さしつかえない。
【0047】また、ベース板2の溝25の代わりに穴を
形成し、該穴の周囲に円板状コア部6のスリット溝7に
嵌合するリブを形成してもよい。
【0048】以上本発明の実施例について説明してきた
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトランス
によれば、円柱状コア芯と、該円柱状コア芯よりも大き
な直径を持っていて当該円柱状コア芯の両端にそれぞれ
配置された円板状コア部と、前記円柱状コア芯の周囲を
囲む円筒状コア部とを有し、かつ前記円板状コア部の少
なくともいずれか一方に、円周から前記円柱状コア芯の
外周近接に至るスリット溝を形成した磁気コア組立体を
用いたので、前記円柱状コア芯に巻回された巻線からの
引き出し線と当該巻線の巻回部分との絶縁性を十分確保
することが容易である。また、前記円柱状コア芯への巻
線の巻回において、巻線の各層の巻線幅を狭くできるた
め、各層の巻線間の電位差を小さくでき、耐電圧特性を
改善して分布容量を小さくできる。さらに、円柱状コア
芯に巻回されている巻線が、外部に露出していないた
め、E−Eコア等を用いる従来例と比較して磁束のリー
ケージを小さくでき。効率を改善できる。また、磁気コ
ア組立体の円柱状コア芯に直接巻線を巻回可能であり、
ボビンを使用する従来例と比較して、巻線面積を大きく
でき、外形の小型化を図ることができるとともに、基板
面に実装するのに必要な面積を小さくできる。
【0050】従って、本発明により、耐電圧特性に優れ
るとともに巻線の分布容量が小さく、製造容易でコスト
低減が図れ、高電圧発生の用途に好適な小型のトランス
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトランスの第1実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】同正断面図である。
【図4】同実施例における巻線の巻回方法を示す説明図
である。
【図5】本発明の第2実施例を示す正断面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す分解斜視図である。
【図7】同斜視図である。
【図8】同正断面図である。
【図9】冷陰極管を点灯するための駆動回路の一例とし
てのプッシュプル型自励式インバータを示す回路図であ
る。
【図10】冷陰極管を点灯するための駆動回路の一例と
しての他励式インバータを示す回路図である。
【図11】図10の駆動回路における動作を示す波形図
である。
【図12】トランスの従来例を示す斜視図である。
【図13】従来のトランスにおける巻線の一般的な巻回
方法を示す説明図である。
【図14】図12の従来例における巻線の巻回方法を示
す説明図である。
【符号の説明】
1,11 磁気コア組立体 2 ベース板 3 片側フランジ付きコア 4 キャップコア 5,15 円柱状コア芯 6,16 円板状コア部 7 スリット溝 8,18 円筒状コア部 9,19 円板状コア部 13 両側フランジ付きコア 21 端子部品 22A 絡げ端子 22B 面装着端子 25 溝 26 リブ 31 1次巻線 32 2次巻線 33,33A,34,34A 磁気ギャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状コア芯と、該円柱状コア芯よりも
    大きな直径を持っていて当該円柱状コア芯の両端にそれ
    ぞれ配置された円板状コア部と、前記円柱状コア芯の周
    囲を囲む円筒状コア部とを有する磁気コア組立体を用
    い、該磁気コア組立体の前記円柱状コア芯に巻線を設け
    たトランスにおいて、 前記円板状コア部の少なくともいずれか一方に、円周か
    ら前記円柱状コア芯の外周近傍に至るスリット溝が形成
    されていることを特徴とするトランス。
  2. 【請求項2】 前記円板状コア部と、前記円筒状コア部
    又は前記円柱状コア芯との間に磁気ギャップを形成した
    請求項1記載のトランス。
  3. 【請求項3】 前記円板状コア部の少なくともいずれか
    一方の外側にベース板が配設されており、該ベース板は
    前記スリット溝に対応した溝又は穴を有している請求項
    1又は2記載のトランス。
  4. 【請求項4】 前記ベース板に面装着端子が設けられて
    いる請求項3記載のトランス。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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