JP2010097124A - 電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置 - Google Patents

電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】手作業による洗浄作業を実施しなくても、第1の基板に設けられた第1の電極と、第2の基板に設けられた第2の電極層との導通を確保できるようにした電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置を提供する。
【解決手段】透明シート21と、透明シート21の上に設けられた透明電極22と、透明電極22の上に設けられた複数の電気泳動粒子26と、を有するEPDシート20を用意する工程と、モジュール基板10の上に設けられた表示制御電極1の上に突起電極25を形成する工程と、EPDシート20の電気泳動粒子26が設けられた面をモジュール基板10の表示制御電極1が設けられた面に対向させた状態で、EPDシート20をモジュール基板10に取り付けることにより、突起電極25と透明電極22とを接触させる工程と、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置に関する。
近年、電気泳動現象、すなわち、液体中に分散した帯電粒子が電界印可により泳動する現象を利用した電気泳動ディスプレイ(EPD:electrophoretic display)及びこれを備える表示装置が開発されている。EPDは、セグメント電極を有する第1の基板と、共通電極を有する第2の基板と、これらの基板間に配置された電気泳動粒子26とを備えて構成されたものが知られている(特許文献1、2参照)。
図7(a)〜図7(d)は、従来例に係る電気泳動表示装置200の製造方法を示す工程図である。図7(a)に示すように、まず始めに、EPDシート110を用意する。このEPDシート110は、透明シート101と、透明電極103と、インク層105と、リリースシート107とを有し、リリースシート107と透明電極103とによって、インク層105が断面視で上下から挟まれた構造となっている。
次に、図7(b)に示すように、インク層105からリリースシート107を剥がす。そして、図7(c)に示すように、リリースシートを剥がした後のEPDシート110´の端部からインク層105の一部を取り除いて、透明電極103を露出させる。次に、図7(d)に示すように、EPDシート110´のインク層105を有する側と、モジュール基板120の表示制御電極121〜126を有する側とを対向させると共に、EPDシート110´の端部と表示制御電極121との間に導電テープ130を介在させ、この状態でEPDシート110´をモジュール基板120に取り付ける。これにより、導電テープ130を介して、透明電極103と表示制御電極121との導通(即ち、電気的接続)が確保される。
特開2008−170647号公報 特開2006−145615号公報
ところで、従来例に係る電気泳動表示装置200の製造方法では、透明電極103と表示制御電極121とを接続するために、EPDシート110´の端部からインク層105の一部を取り除いて、透明電極103を露出させていた(図7(c)参照。)。この工程は、インク層105を部分的に洗浄する(即ち、拭き取る)ことにより行っていたが、力加減が微妙で扱いが難しいため機械化することが難しく、手作業で行っていた。このため、生産効率が低いという課題があった。
また、透明電極は非常に薄いため、そこに僅かな傷が生じただけでもEPDの品質低下に繋がる可能性が高い。また、洗浄作業が不十分でEPDシート110の端部にインク層が残ってしまう場合も電気的に支障をきたす可能性もある。このように、手作業による洗浄作業は、技術的な難易度が極めて高いため、高歩留りを実現させることは困難であるという課題があった。
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、手作業による洗浄作業を実施しなくても、第1の基板に設けられた第1の電極と、第2の基板に設けられた第2の電極層との導通を確保できるようにした電気泳動表示装置の製造方法及び電気泳動表示装置の提供を目的とする。
・上記目的を達成するために、本発明の一形態に係る電気泳動表示装置の製造方法は、第1の基板と、前記第1の基板の上に設けられた第1の電極層と、前記第1の電極層の上に設けられた複数の電気泳動粒子と、を有する電気泳動シートを用意する工程と、第2の基板の上に設けられた第2の電極層の上に突起電極を形成する工程と、前記電気泳動シートの前記電気泳動粒子が設けられた面を前記第2の基板の前記第2の電極層が設けられた面に対向させた状態で、前記電気泳動シートを前記第2の基板に取り付けることにより、前記突起電極と前記第1の電極層とを接触させる工程と、を含むことを特徴とするものである。
このような方法によれば、突起電極と第1の電極層とを接触させる際に、突起電極が電気泳動粒子を押し分けながら第1の電極層に到達し、突起電極と第1の電極層とが点(又は、面)接触することにより、第1の電極層と第2の電極層との導通(即ち、電気的接続)を確保することができる。このような作業は機械化(即ち、機械による作業)が可能である。従来の技術と比べて、手作業によるインク層の洗浄作業を実施する必要がないため、電気泳動表示装置の生産効率を高めることができ、その歩留りを向上させることができる。
・また、上記の方法において、前記突起電極を形成する工程は、熱可塑性導電性樹脂を前記第2の電極層の上に載せる工程と、前記熱可塑性導電性樹脂を加熱する工程と、を有することを特徴としても良い。これにより、熱可塑性導電性樹脂を材料とする突起電極を第2の電極層上に形成することができる。
・また、上記の方法において、前記突起電極と前記第1の電極層とを接触させる工程は、前記突起電極と前記第1の電極層とが密着するように加圧すると同時に、加熱する工程、を有することを特徴としても良い。これにより、突起電極を透明電極の表面に密着させながら溶融することができる。
・また、上記の方法において、前記突起電極と前記第1の電極層とを接触させる工程は、溶融している前記突起電極と前記第1の電極層とが密着し続けるように加圧したまま、前記突起電極を冷却する工程、を有することを特徴としても良い。これにより、突起電極と第1の電極層とが密着した状態で突起電極を硬化させることができる。突起電極と第1の電極層との接触面積を大きくすることが容易であり、突起電極と第1の電極層との接着力を強くすることができる。
・また、上記の方法において、前記突起電極を形成する工程では、前記突起電極の上面の少なくとも一部が曲面をなすように前記突起電極を形成することを特徴としても良い。これにより、突起電極と第1の電極層とを接触させる際に、上記の曲面に沿って電気泳動粒子を効率良く押し分けることができる。
・また、上記の方法において、前記突起電極を形成する工程では、前記突起電極の幅方向の直径が前記電気泳動粒子の直径の2倍以上で25倍以下の大きさとなるように当該突起電極を形成することを特徴としても良い。ここで、「幅方向」とは、高さ方向と直交する方向のことであり、第2の基板の第2の電極層が設けられた面に沿う方向のことである。本発明者の知見によれば、突起電極の幅方向の直を上記の範囲内に設定することにより、電気泳動粒子を効率良く押し分けることが可能となる。
・また、上記の方法において、前記突起電極と前記第1の電極層とを接触させる工程の後で、前記第1の基板から前記第2の基板にかけてフィルムを被せる工程、を含むことを特徴としても良い。これにより、電気泳動シートと第2の基板との接着を補強することができる。
・本発明の別の形態に係る電気泳動表示装置は、第1の基板と、前記第1の基板の上に設けられた第1の電極層と、前記第1の電極層の上に設けられた複数の電気泳動粒子と、を有する電気泳動シートと、第1の面に第2の電極層が設けられた第2の基板と、前記第2の電極層の上に設けられ、前記第1の電極層と接する突起電極とを有し、前記突起電極は、前記複数の電気泳動粒子に挟まれていることを特徴とするものである。
・また、上記の構成において、前記突起電極の前記電気泳動シートと対向する面の少なくとも一部は曲面をなしていることを特徴としても良い。
・また、上記の構成において、前記突起電極は、前記第1の電極層と接する部分と、前記第2の電極層と接する部分との間にくびれ部を有することを特徴としても良い。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する各図において、同一の構成を有する部分には同一の符号を付し、その重複する説明は省略する。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の実施の形態に係る電気泳動表示装置100の構成例を示す断面図である。図1に示すように、この電気泳動表示装置100は、モジュール基板10と、モジュール基板10の上面の側に取り付けられたEPDシート20´と、EPDシート20´の上面からモジュール基板10の上面にかけて連続して貼付されたフィルム30と、外枠40と、を有する。
これらの中で、モジュール基板10は、例えば、ICチップ11、水晶振動子12、コンデンサ13等の各種素子を有する基板であり、柔軟性(即ち、フレキシブル性)を有するフィルム状の絶縁性基板、又は、柔軟性を有さない板状の絶縁性基板である。このような絶縁性基板の材料は、例えば、ポリイミド、ポリエステル又はガラスエポキシ等である。
また、このモジュール基板10の上面には表示制御電極1〜6が形成されている。これら表示制御電極1〜6のうち、表示制御電極1は後述の透明電極に導通する電極である。また、表示制御電極2〜6は、個別の表示電極である。例えば、EPDシート20´が7セグメントディスプレイとして使用される場合には、表示制御電極2〜6はセグメント電極(即ち、7つの電極を一組として、0から9までの数字を表示し得るように8の字状に配置された電極)として使用される。その場合は、EPDシート20´に表示される桁数に応じた数の電極が、表示制御電極2〜6としてモジュール基板10の上面に形成されている。このような表示制御電極1〜6は、例えば、モジュール基板10に形成された図示しない配線を介してICチップ11に接続されており、ICチップ11から個々に独立した信号が伝えられる。なお、表示制御電極1〜6の材料は、例えば、アルミニウム(Al)又はアルミニウム(Al)を含む合金、又は銅(Cu)等である。また、表示制御電極1〜6の材料としては、アルミニウム(Al)又はアルミニウム(Al)を含む合金又は銅(Cu)等の表面に、金属のメッキを施したものを用いても良い。当該金属のメッキとしては、例えば金(Au)メッキを用いても良いし、ニッケル(Ni)メッキ及びその上層に形成する金(Au)メッキからなる多層のメッキを形成しても良い。
図1に示すように、EPDシート20´は、透明シート21と、透明シート21の下面に設けられた透明電極22と、透明電極22を介して透明シート21の下面側に設けられたインク層23と、を有する。ここで、透明シート21は、透明電極22及びインク層23を支持するためのフィルム状の支持基板であり、その材料は例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の、透明(即ち、光透過性が高い)で絶縁性を有するものである。
また、透明電極22は、透明シート21の下面のほぼ全体(即ち、透明シート21のモジュール基板10との対向面のほぼ全体)に亘って形成されており、表示制御電極2〜6の各々に対応する共通の電極である。この透明電極22の材料は例えばITO(Indium Tin Oxide)であり、その膜厚は例えば数十から千[Å]程度と極めて薄いものである。
さらに、インク層23は、複数の電気泳動粒子26が断面視で水平方向に並べられた層である。例えば、1つの電気泳動粒子26は1つのマイクロカプセルを有し、マイクロカプセルの中には電気泳動分散液が封入されている。そして、電気泳動分散液には、例えば、プラス又はマイナスの一方に帯電した複数の黒色粒子と、その他方に帯電した複数の白色粒子とが含まれている。図1に示すように、このようなインク層23は、断面視で透明電極22と表示制御電極1〜6とによって上下から挟まれた構造となっている。
また、この電気泳動表示装置100では、表示制御電極の上に金属製の突起電極25が形成されており、この突起電極25を介して表示制御電極と透明電極22とが電気的に接続されている。
図2は突起電極25とEPDシート20´との位置関係の一例を示す図であり、図1に示した電気泳動表示装置100において、突起電極25とEPDシート20´とを下側から見上げたときの状態を示す図である。図2に示すように、EPDシート20´は平面視で例えば矩形を有し、その四隅に突起電極25が1つずつ配置されている。そして、1つ1つの突起電極25は、複数の電気泳動粒子26によって囲まれている。また、EPDシート20´の四隅を含む周辺部は外枠40で覆われており、電気泳動表示装置100を表示画面の側から見ても、これら突起電極25は外枠40によって隠されて見えないようになっている。なお、EPDシート20´の四隅に突起電極25を1つずつ配置する形態が望ましいが、これに限らず、EPDシート20´の四隅のうちの1つに突起電極を設けるようにしても良いし、EPDシート20´の中央部に突起電極を設けるようにしても良い。更に、EPDシート20´自体も矩形に限らず、他の形状でもよい。
図1に戻って、フィルム30は、EPDシート20´の上面全体を覆って保護すると共に、EPDシート20´をモジュール基板10側に固定する役割を果たすものである。このフィルム30は、透明で柔軟性を有するもの(例えば、ラミネートフィルムと呼ばれるもの)が用いられる。外枠40はEPDシート20´の周辺部をモジュール基板10側に固定すると共に、モジュール基板10に設けられたICチップ11や、水晶振動子12、コンデンサ13等を外部から保護する役割を果たすものである。
次に、図1に示した電気泳動表示装置100の製造方法について説明する。
図3(a)〜図3(c)は、本発明の第1実施形態に係る電気泳動表示装置100の製造方法を示す工程図である。図3(a)に示すように、まず始めに、EPDシート20を用意する。このEPDシート20は、透明シート21と、透明シート21の上に設けられた透明電極22と、透明電極22の上に設けられたインク層23と、インク層23の上に設けられたリリースシート24と、を有するものである。インク層23は、リリースシート24と透明電極22とによって、断面視で上下から挟まれた構造となっている。
次に、図3(b)に示すように、インク層23からリリースシート24を剥がす。このように、EPDシート20からリリースシート24を剥がした状態が図1に示したEPDシート20´である。また、EPDシート20を用意する工程と前後して、或いは並行して、モジュール基板10が有する表示制御電極1の上に突起電極25を形成しておく。突起電極25の材料としては、例えば、はんだ、メタルコアと金属膜との組み合わせ、又は、樹脂コアと金属膜との組み合わせがある。ここで、メタルコアと金属膜との組み合わせとは、コア(即ち、核)となる部分が例えば銅(Cu)等の金属であり、その表面にはんだ又は金(Au)等の金属膜がコーティングされた構造のことである。また、樹脂コアと金属膜との組み合わせとは、コアとなる部分が樹脂であり、その表面にはんだ、Au、Cu又はニッケル(Ni)等の金属膜がコーティングされた構造のことである。コア表面に対する金属膜のコーティング方法としては、メッキ、蒸着又はスパッタリングなどの方法を採ることができる。
そして、図3(b)に示すように、EPDシート20´のインク層23が設けられた面(図3(b)では、例えば下面)を、モジュール基板10の突起電極25が形成された面(図3(b)では、例えば上面)に対向させ、この状態でEPDシート20´をモジュール基板10に圧着させて取り付ける。この取付け工程では、突起電極25はインク層23が有する電気泳動粒子26を押し分けながら、透明電極22に到達し、ここで突起電極25と透明電極22とが点(又は、面)接触する。これにより、表示制御電極1と透明電極22との導通(即ち、電気的接続)を確保することができる。このような取付け工程は、例えば、EPDシート20´をモジュール基板10側に押圧するようなボンディング装置あるいはプレス加圧機等を用いて行うことができる。
なお、この取付け工程を行う前に、突起電極25が形成されていない表示制御電極2〜6(図3(b)において、表示制御電極4〜6は図示せず)の表面に、図示しない接着剤を薄く塗布しておいても良い。これにより、取付け工程では、インク層23を表示制御電極2〜6上に接着することができる。
図3(c)に示すように、表示制御電極1と透明電極22との導通が確保された後は、EPDシート20´からモジュール基板10にかけてフィルム30を密着するように被せる。これにより、EPDシート20´を保護すると共に、EPDシート20´とモジュール基板10との接着を補強することができる。また、このようなEPDシート20´の取付け工程やフィルム30の被覆工程と前後して、或いは並行して、モジュール基板10にICチップ11、水晶振動子12、コンデンサ13等を実装しておく。そして、これらの各工程を終了した後で、モジュール基板10に外枠40を取り付ける。これにより、図1に示した電気泳動表示装置100が完成する。
このように、本発明の第1実施形態によれば、EPDシート20´をモジュール基板10に取り付ける際に、突起電極25は電気泳動粒子26を押し分けながら透明電極22に到達し、突起電極25と透明電極22とが点(又は、面)接触する。これにより、表示制御電極1と透明電極22との導通を確保することができる。このような工程は、例えばボンディング装置等による機械化が可能である。従来の技術と比べて、手作業によるインク層の洗浄作業を実施する必要がないため、電機泳動表示装置の生産効率を高めることができ、その歩留りを向上させることができる。
(2)第2実施形態
上記の第1実施形態では、電気泳動表示装置100が有する突起電極25をはんだ、メタルコアと金属膜との組み合わせ、又は、樹脂コアと金属膜との組み合わせで形成する場合について説明した。しかしながら、本発明において、突起電極25の構成はこれに限定されるものではない。例えば、加熱すると溶融し、冷却すると硬化する性質の熱可塑性導電性樹脂を用いて、突起電極25を形成しても良い。この第2実施形態では、この点について説明する。
図4(a)〜図4(d)は、本発明の第2実施形態に係る電気泳動表示装置100の製造方法を示す工程図である。図4(a)に示すように、まず始めに、熱可塑性導電性樹脂50をノズル55の先端から表示制御電極1の上に滴下(即ち、ディスペンス)する。滴下された熱可塑性導電性樹脂50を加熱し、硬化させて突起電極とする。この方法では、熱可塑性導電性樹脂50は、断面視で半ドーム状の形で硬化する。なお、熱可塑性導電性樹脂50としては、例えば「Cookson Semiconductor Packaging Materials社製 熱可塑性接着材」を使用することができる。
次に、図4(b)に示すように、インク層23からリリースシート24を剥がす。そして、リリースシート24を剥がした後のEPDシート20´のインク層23が設けられた面(図4(b)では、例えば下面)を、モジュール基板10の突起電極25(即ち、硬化後の熱可塑性導電性樹脂50)が形成された面(図4(b)では、例えば上面)に対向させ、この状態でEPDシート20´をモジュール基板10に押し当てる。これにより、突起電極25はインク層23が有する電気泳動粒子26を押し分けながら、透明電極22に到達し、ここで突起電極25と透明電極22とが点(又は、面)接触する。
また、この第2実施形態では、図4(c)に示すように、ボンディング装置のツール70をEPDシート20´のインク層23が設けられていない面(図4(c)では、例えば上面)に接触させ、突起電極25が透明電極22に到達するタイミングで突起電極25と透明電極22とが密着するように加圧すると同時に、加熱する。即ち、EPDシート20´側から加圧及び加熱する。このとき、加熱するために例えばツール70の温度を100℃〜200℃程度まで上昇させる。これにより、突起電極25は溶融し、透明電極22の表面に密着しながら広がることとなる。なお、この工程では、モジュール基板10側、若しくは、EPDシート20´とモジュール基板10の両側から加圧及び加熱しても良い。また、ツール70を、EPDシート20´のインク層23が設けられていない面に接触させる前に高温状態(例えば100℃〜200℃程度)にしておき、高温状態のツール70をEPDシート20´のインク層23が設けられていない面に接触させ、突起電極25と透明電極22とが密着するように加圧することで、EPDシート20´側から加圧及び加熱するようにしてもよい。
次に、図4(d)に示すように、ツール70´による加圧状態を保持したまま、EPDシート20´及びモジュール基板10を冷却する。例えば、高温状態(例えば100℃〜200℃程度)のツール70´の温度を突起電極25の材料の硬化温度以下にすることでEPDシート20´及びモジュール基板10を冷却させてもよい。また例えば、高温状態(例えば100℃〜200℃程度)のツール70´の温度を常温程度若しくはそれ以下の温度とすることで、EPDシート20´及びモジュール基板10を冷却させてもよい。これにより、突起電極25と透明電極22とが密着した状態で突起電極25が硬化し、表示制御電極1と透明電極22との導通が確保される。この方法では、突起電極25は、断面視で透明電極22と接する部分(図4(d)では、例えば上側の部分)と、表示制御電極1と接する部分(図4(d)では、例えば下側の部分)との間にくびれ部25aを有する形で硬化する。例えば、突起電極25は、断面視で、透明電極22と接する部分の幅若しくは表示制御電極1と接する部分の幅よりも、くびれ部25aの幅が小さくなるような形で硬化する。
これ以降の工程は、第1実施形態と同じである。即ち、EPDシート20´からモジュール基板10にかけてフィルムを密着するように被せる。また、このようなEPDシート20´の取付け工程やフィルムの被覆工程と前後して、或いは並行して、モジュール基板10にICチップ、水晶振動子、コンデンサ等を実装しておく。そして、これらの各工程を終了した後で、モジュール基板10に外枠を取り付ける。これにより、図1に示した電気泳動表示装置100が完成する。
このように、本発明の第2実施形態によれば、加圧及び加熱によって、突起電極25を溶融させることができ、加圧状態を保持したまま冷却することによって、突起電極25を硬化させることができる。これにより、第1実施形態と比べて、突起電極25と透明電極22との接触面積を大きくすることが容易であり、突起電極25と透明電極22との接着力をより強くすることができる。
なお、上記の第2実施形態では、突起電極25を形成するために、熱可塑性導電性樹脂50をノズル55の先端から表示制御電極1の上に滴下(即ち、ディスペンス)する場合について説明した。しかしながら、本発明において、熱可塑性導電性樹脂50を用いた突起電極25の形成方法はこれに限られることはない。例えば、図5に示すように、表示制御電極1の上方のみを開口し、それ以外を覆うマスク75をモジュール基板10の表示制御電極1〜6(図5において、表示制御電極4〜6は図示せず)が形成された面(図5では、例えば上面)に載せ、熱可塑性導電性樹脂50を上記のマスク75を介してモジュール基板10に塗布し、塗布した熱可塑性導電性樹脂50を加熱して、突起電極25を形成しても良い。このようなマスク印刷による方法であっても、熱可塑性導電性樹脂50を材料として、突起電極25を形成することができる。マスク75を用いるため、突起電極25を所定の形状に再現性良く形成することが容易である。または、表示側電極1の上方に、円錐や角柱などの所定の形状で硬化させた熱可塑性導電性樹脂50を載置することで突起電極25としても良い。
また、上記の第2実施形態では、ツール70´によって加圧状態を保持したまま、EPDシート20´及びモジュール基板10を冷却させたが、ツール70´を上昇させ、加圧状態を解除してからEPDシート20´及びモジュール基板10を冷却し、突起電極25を硬化させても良い。このときツール70´を上昇させ、加圧状態を解除してから、EPDシート20´及びモジュール基板10を常温雰囲気下に置くことでEPDシート20´及びモジュール基板10を冷却させても良い。
上記の第1、第2実施形態では、透明シート21が本発明の「第1の基板」に対応し、透明電極22が本発明の「第1の電極層」に対応し、EPDシート20、20´が本発明の「電気泳動シート」に対応している。また、モジュール基板10が本発明の「第2の基板」に対応し、表示制御電極1が本発明の「第2の電極層」に対応している。
(3)その他の形態
上記の第1、第2実施形態において、透明電極22と接触する前の突起電極25は、その上面(即ち、透明電極22と対向する面)の少なくとも一部が曲面であることが好ましい。これにより、EPDシート20´をモジュール基板10に取り付ける際に、突起電極25が有する曲面に沿って電気泳動粒子26を効率良く押し分けることができる。 なお、第1実施形態において金属コア、又は樹脂コアを用いて突起電極25を形成する場合は、コアの形状を球体とすることにより、突起電極25の上面を曲面をなすように形成することができる。また、第2実施形態においてディスペンスにより突起電極25を形成する場合は、敵下された熱可塑性導電性樹脂50は表示制御電極1の表面で広がるため、全体的に丸みを帯びる。このため、突起電極25の上面を曲面をなすように形成することができる。
また、上記の第1、第2実施形態では、例えば図6に示すように、透明電極22と接触する前の突起電極25の幅方向の直径Wを、電気泳動粒子26の直径の2倍以上で25倍以下の大きさとすることが好ましい。本発明者の知見によれば、突起電極25の幅方向の直径Wを上記の範囲内に設定することにより、電気泳動粒子26を効率良く押し分けることが可能となる。
また、上記の第1、第2実施形態において、EPDシート20、20´をモジュール基板10に圧着させる工程では、複数のモジュール基板10を並列に載置し、複数のモジュール基板10のそれぞれにEPDシート20若しくはEPDシート20´を載置した後、1つのツール70を用いて複数のEPD20若しくは複数のEPDシート20´をモジュール基板10に向けて一度に加圧するようにしても良い。
実施の形態に係る電気泳動表示装置100の構成例を示す図。 突起電極25とEPDシート20´との位置関係の一例を示す図。 第1実施形態に係る電気泳動表示装置100の製造方法を示す図。 第2実施形態に係る電気泳動表示装置100の製造方法を示す図。 第2実施形態に係る他の製造方法を示す図。 突起電極25の幅方向の直径Wの最適な範囲を示す図。 従来例に係る電気泳動表示装置200の製造方法を示す図。
符号の説明
1〜6 表示制御電極、10 モジュール基板、11 IC素子、12 水晶振動子、13 コンデンサ、20、20´ EPDシート、21 透明シート、22 透明電極、23 インク層、24 リリースシート、26 電気泳動粒子、30 フィルム、40 外枠、50 熱可塑性導電性樹脂、55 ノズル、70 ツール、75 マスク、100 電気泳動表示装置

Claims (10)

  1. 第1の基板と、前記第1の基板の上に設けられた第1の電極層と、前記第1の電極層の上に設けられた複数の電気泳動粒子と、を有する電気泳動シートを用意する工程と、
    第2の基板の上に設けられた第2の電極層の上に突起電極を形成する工程と、
    前記電気泳動シートの前記電気泳動粒子が設けられた面を前記第2の基板の前記第2の電極層が設けられた面に対向させた状態で、前記電気泳動シートを前記第2の基板に取り付けることにより、前記突起電極と前記第1の電極層とを接触させる工程と、を含むことを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の電気泳動表示装置の製造方法において、
    前記突起電極を形成する工程は、
    熱可塑性導電性樹脂を前記第2の電極層の上に載せる工程と、
    前記熱可塑性導電性樹脂を加熱する工程と、を有することを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載の電気泳動表示装置の製造方法において、
    前記突起電極と前記第1の電極層とを接触させる工程は、
    前記突起電極と前記第1の電極層とが密着するように加圧すると同時に、加熱する工程、を有することを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載の電気泳動表示装置の製造方法において、
    前記突起電極と前記第1の電極層とを接触させる工程は、
    溶融している前記突起電極と前記第1の電極層とが密着し続けるように加圧したまま、前記突起電極を冷却する工程、を有することを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  5. 請求項1から請求項4の何れか一項に記載の電気泳動表示装置の製造方法において、
    前記突起電極を形成する工程では、前記突起電極の上面の少なくとも一部が曲面をなすように前記突起電極を形成することを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  6. 請求項1から請求項5の何れか一項に記載の電気泳動表示装置の製造方法において、
    前記突起電極を形成する工程では、前記突起電極の幅方向の直径が前記電気泳動粒子の直径の2倍以上で25倍以下の大きさとなるように当該突起電極を形成することを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  7. 請求項1から請求項6の何れか一項に記載の電気泳動表示装置の製造方法において、
    前記突起電極と前記第1の電極層とを接触させる工程の後で、
    前記第1の基板から前記第2の基板にかけてフィルムを被せる工程、を含むことを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  8. 第1の基板と、前記第1の基板の上に設けられた第1の電極層と、前記第1の電極層の上に設けられた複数の電気泳動粒子と、を有する電気泳動シートと、
    第1の面に第2の電極層が設けられた第2の基板と、
    前記第2の電極層の上に設けられ、前記第1の電極層と接する突起電極とを有し、
    前記突起電極は、前記複数の電気泳動粒子に挟まれていることを特徴とする電気泳動表示装置。
  9. 請求項8に記載の電気泳動表示装置において、
    前記突起電極の前記電気泳動シートと対向する面の少なくとも一部は曲面をなしていることを特徴とする電気泳動表示装置。
  10. 請求項9に記載の電気泳動表示装置において、
    前記突起電極は、前記第1の電極層と接する部分と、前記第2の電極層と接する部分との間にくびれ部を有することを特徴とする電気泳動表示装置。
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