JP2009157200A - 表示装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】配線の線幅や長さ等を変えることなくパネル上の配線抵抗値を低下させて、表示装置の表示品位の低下を良好に抑制する。
【解決手段】表示装置10は、液晶表示パネル11の端部表面に形成されたパネル配線21上に、扁平状に形成された異方性導電膜24の導電粒子30の扁平面が電気的に接触している。
【選択図】図2
【解決手段】表示装置10は、液晶表示パネル11の端部表面に形成されたパネル配線21上に、扁平状に形成された異方性導電膜24の導電粒子30の扁平面が電気的に接触している。
【選択図】図2
Description
本発明は、表示装置及びその製造方法に関する。
表示装置は、一般的に、パネルの外形の増大又は歩留まりの低下等を抑制するために、パネルの周縁部にドライバーやコントローラが設けられ、さらにパネルの端部にフレキシブルプリント基板が設けられている。これにより、ドライバーやコントローラと、駆動・制御信号を入力する外部電子機器と、が電気的に接続されている。
このような技術として、例えば、特許文献1には、配線基板上の実装領域に接着剤を全面的に配置した後、異なる実装方式の電気部品を実装領域に配置し、接着剤に対応する大きさの圧着部材を有する熱圧着ヘッドを用いて電気部品を一括して熱圧着して形成した液晶表示装置が開示されている。そして、これによれば、接着剤を用いて異なる実装方式の電気部品を効率良く実装することができる、と記載されている。
特開2006−245554号公報
上述した構成の表示装置では、フレキシブルプリント基板及びドライバー等の機能を備えた集積回路の間に、それらを電気的に接続するためのパネル配線が表示パネル上に設けられている。この集積回路へ外部電子機器から信号を入力する場合、フレキシブルプリント基板とドライバー等との間のパネル配線の抵抗値は、集積回路の能力や入力信号の種類によって異なるが、約10〜100Ω程度が許容値となる。
一般的に、フレキシブルプリント基板の配線は、厚さが8μm以上の銅箔で形成されている。銅箔の比抵抗1.55×10−8Ωm(at 0℃)を用いて算出すると、フレキシブルプリント基板の配線の面抵抗は、0.002Ω/□以下となる。
一方、表示パネルの配線は、一般的に、比抵抗4〜10×10−8Ωm(at 0℃)程度の材料(Ta、Al等)を用いて、厚さ0.2〜0.4μmに形成されており、面抵抗は、0.1〜0.5Ω/□となる。
ここで、配線の線幅を50μmとし、抵抗許容値を50Ωまでと規定した場合、フレキシブルプリント基板の配線は、長さが1250mm以上でも許容されるのに対し、表示パネルの配線は、長さが5〜25mmしか許容されない。このため、表示パネルにおけるフレキシブルプリント基板とドライバー等との間のパネル配線の抵抗値が、フレキシブルプリント基板の配線の抵抗値に比べて圧倒的に大きく、これにより、当該部位で信号遅延が生じ、表示装置の品質に問題が生じている。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、配線の線幅や長さ等を変えることなくパネル上の配線抵抗値を低下させて、表示装置の表示品位の低下を良好に抑制することである。
本発明に係る表示装置は、表示部及び表示駆動部が設けられ、表示駆動部と電気的に接続されたパネル配線が端部表面に形成された基板と、パネル配線上に異方性導電膜を介して電気的に接続されたフレキシブルプリント基板と、を備え、基板の端部表面に形成されたパネル配線上には、パネル配線に沿うように導電粒子を含有する異方性導電膜が設けられていると共に、扁平状に形成された異方性導電膜の導電粒子の扁平面が電気的に接触していることを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、表示部及び複数の表示駆動部が設けられ、表示駆動部と電気的に接続されたパネル配線が端部表面に形成された基板を備え、複数の表示駆動部の少なくとも一つは基板の端部表面に形成されたパネル配線上に異方性導電膜を介して電気的に接続されており、基板の端部表面に形成されたパネル配線上に電気的に接続された表示駆動部と、他の表示駆動部と、を電気的に接続するパネル配線上には、パネル配線に沿うように導電粒子を含有する異方性導電膜が設けられていると共に、扁平状に形成された異方性導電膜の導電粒子の扁平面が電気的に接触していることを特徴とする。
さらに、本発明に係る表示装置の製造方法は、表示部及び表示駆動部が設けられ、表示駆動部と電気的に接続されたパネル配線が端部表面に形成された基板を準備する第1ステップと、基板端部表面に導電粒子を含有する異方性導電膜を設ける第2ステップと、基板端部表面において、フレキシブルプリント基板をパネル配線に異方性導電膜を介して電気的に接続する第4ステップと、表示駆動部とフレキシブルプリント基板との間のパネル配線上に設けられた異方性導電膜の導電粒子を扁平状に押圧し、導電粒子の扁平面をパネル配線上に電気的に接触させる第5ステップと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置の製造方法は、表示部が設けられ、パネル配線が端部表面に形成された基板を準備する第1ステップと、基板端部表面に導電粒子を含有する異方性導電膜を設ける第2ステップと、基板端部表面において、表示駆動部をパネル配線に異方性導電膜を介して電気的に接続する第4ステップと、パネル配線上に設けられた異方性導電膜の導電粒子を扁平状に押圧し、導電粒子の扁平面をパネル配線上に電気的に接触させる第5ステップと、を備えたことを特徴とする。
上述の表示装置又はその製造方法によれば、基板端部表面のパネル配線に絶縁膜を設けずに、異方性導電膜の導電粒子を直接電気的に接触させている。そして、この導電粒子は、扁平形状に形成されており、その扁平面がパネル配線上に電気的に接触している。このため、扁平形状に形成された導電粒子が直接電気的に接触している分、パネル配線の抵抗値が低下する。従って、パネル配線の線幅や長さ、又はその本数を変えることなく、既存のプロセスを用いて、表示駆動部とフレキシブルプリント基板との間のパネル配線、又は、表示駆動部同士の間のパネル配線の抵抗値を低下させることができ、表示装置の表示品位の低下を良好に抑制することができる。
本発明によれば、配線の線幅や長さ等を変えることなくパネル上の配線抵抗値を低下させて、表示装置の表示品位の低下を良好に抑制することができる。
以下、本発明の実施形態に係る表示装置の構成、及び、その製造方法を、図面に基づいて詳細に説明する。また、本実施形態では、表示装置として、液晶表示装置を例に挙げて説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(液晶表示装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置10の平面模式図を示す。図2は、図1のI−I線における断面模式図を示す。図3は、図2の点線枠で囲まれた部分の拡大図を示す。
図1は、本発明の実施形態に係る液晶表示装置10の平面模式図を示す。図2は、図1のI−I線における断面模式図を示す。図3は、図2の点線枠で囲まれた部分の拡大図を示す。
液晶表示装置10は、図1に示すように、液晶表示パネル11、液晶表示パネル11の裏面に設けられた不図示のバックライトユニット、液晶表示パネル11の縁部に設けられたドライバ及びコントローラ等を集積したICチップ(表示駆動素子)12、液晶表示パネル11の端部に設けられたフレキシブルプリント基板13(FPC:Flexible Printed Circuits)、及び、フレキシブルプリント基板13を介してドライバーやコントローラ等を集積したICチップ12に信号を入力する外部電子機器14を備えている。
液晶表示パネル11は、互いに液晶材料及びスペーサ(それぞれ不図示)を介して対向配置されたカラーフィルタ(CF)基板15及び薄膜トランジスタ(TFT)基板16を備えている。
CF基板15は、CF層が形成されたガラス基板を備えており、ガラス基板の表面には偏光板が設けられている。CF層は、赤(R)、緑(G)及び青(B)の3原色からなる微細パターン、及び、その間にコントラストを得るための縁取りとして設けられたブラックマトリクス(それぞれ不図示)で構成されている。
TFT基板16は、偏光板が形成されたガラス基板上において、ゲート線とソース線との各交差部に設けられたスイッチング素子を構成するTFT及び画素部(それぞれ不図示)がアレイ状に配置されて構成されている。TFT基板16は、各画素部で構成される表示部17を有している。TFT基板16はCF基板15より面積が大きく、TFT基板16とCF基板15とを貼り合わせた際にTFT基板16の余剰部(基板端部)18が形成される。
TFT基板16の余剰部18には、ドライバーやコントローラ等を集積したICチップ12を実装する表示駆動部19、及び、フレキシブルプリント基板接続部20が、表示部17側からTFT基板16端部へ向かってこの順に設けられている。さらに、TFT基板16の余剰部18には、表示部17の表示素子及びドライバー等を集積したICチップ12、また、ドライバー等を集積したICチップ12及びフレキシブルプリント基板13、さらに、フレキシブルプリント基板13及び表示部17の表示素子を、それぞれ電気的に接続するためのパネル配線21が設けられている。
パネル配線21は、例えば、銅、白金、金、銀、パラジウム、タンタル、ニッケル、クロム、アルミニウム、或いはこれらの合金、さらに、酸化スズ、酸化インジウム・酸化スズ(ITO:Indium Tin Oxide)、酸化亜鉛、酸化インジウム・酸化亜鉛(IZO:Indium Zinc Oxide)等で構成されている。パネル配線21は、表示部17から、表示駆動部19、及び、フレキシブルプリント基板接続部20まで形成されており、表面には絶縁膜22が形成されている。パネル配線21上の絶縁膜22は、所定箇所のみ除去され、これにより開口部23が形成されている。パネル配線21上の絶縁膜22の開口部23は、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間に形成されている。
ドライバー等を集積したICチップ12は、TFT基板16の余剰部18に異方性導電膜24(ACF :Anisotropic Conductive Film)を介して実装されている。ドライバー等を集積したICチップ12は、その裏面にバンプ25が形成されている。バンプ25によって、ドライバー等を集積したICチップ12はパネル配線21に電気的に接続している。バンプ25は、例えば、銅、白金、金、銀、パラジウム、タンタル、ニッケル、クロム、アルミニウム、或いはこれらの合金、さらに、酸化スズ、酸化インジウム・酸化スズ(ITO:Indium Tin Oxide)、酸化亜鉛、酸化インジウム・酸化亜鉛(IZO:Indium Zinc Oxide)等で構成されている。
フレキシブルプリント基板13は、TFT基板16の余剰部18の端部に異方性導電膜24を介して実装されている。フレキシブルプリント基板13は、エポキシ系樹脂で構成された樹脂基材で形成されている。また、フレキシブルプリント基板13の構成材料としては、エポキシ系樹脂以外であってもよく、例えば、フェノール−エポキシ系混合樹脂、ビスマレイミド−トリアジン混合樹脂、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン、或いは、ポリエーテルイミド等を用いてもよい。
フレキシブルプリント基板13上には、金属配線がパターン形成されており、その金属配線の複数の端部が外部接続端子を構成している。フレキシブルプリント基板13の外部接続端子は、例えば、銅、白金、金、銀、パラジウム、タンタル、ニッケル、クロム、アルミニウム、或いはこれらの合金、さらに、酸化スズ、酸化インジウム・酸化スズ(ITO:Indium Tin Oxide)、酸化亜鉛、酸化インジウム・酸化亜鉛(IZO:Indium Zinc Oxide)等で構成されている。フレキシブルプリント基板13は、外部接続端子に電気的に接続された電子部品26等を備えている。
異方性導電膜24は、TFT基板16の表示部17から表示駆動部19に亘って、表示部17からフレキシブルプリント基板接続部20に亘って、及び、表示駆動部19からフレキシブルプリント基板接続部20に亘って設けられている。この異方性導電膜24によって、ドライバー等を集積したICチップ12が表示駆動部19に接着され、フレキシブルプリント基板13がフレキシブルプリント基板接続部20に接着されている。
異方性導電膜24は、接着剤29と、接着剤29の中に混合分散された導電粒子30と、を備えている。接着剤29は、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂等の単独の化合物または複数の混合物で構成されている。導電粒子30は、例えば、0.1〜5μm程度の球状の樹脂部材と、樹脂部材の表面に設けられた互いに異なる種類の導電部材で形成された複数の層で構成されている。樹脂部材の材料としては、例えば、例えばアクリル樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアクリロニトリル、ポリアミド等を用いることができる。また、導電層の材料としては、例えば、Ag、Cu、Zn、Pd、Sn、Au、Ni等の金属やCu−Zn系、Au−Sn系、Ag−Pd系等の合金を用いることができる。
また、図2及び3に示すように、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間に設けられた異方性導電膜24の導電粒子30は、扁平状に形成されている。扁平状に形成された導電粒子30の扁平面は、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間に設けられた絶縁膜22が形成されていないパネル配線21上に、直接電気的に接触している。同様に、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間にそれぞれ設けられた絶縁膜22が形成されていないパネル配線21上に、扁平状に形成された異方性導電膜24の導電粒子30の扁平面が電気的に接触している。
(液晶表示装置10の製造方法)
次に、本発明の実施形態に係る液晶表示装置10の製造方法について説明する。尚、以下に示す製造方法は単なる例示であり、本発明に係る液晶表示装置10は以下に示す方法により製造されたものに限定されるものではない。
次に、本発明の実施形態に係る液晶表示装置10の製造方法について説明する。尚、以下に示す製造方法は単なる例示であり、本発明に係る液晶表示装置10は以下に示す方法により製造されたものに限定されるものではない。
まず、本発明の実施形態に係る液晶表示装置10の製造方法の全体の流れを図を用いて説明する。図4に示すように、液晶表示装置10の製造方法は、液晶表示パネル形成工程(図4a)、ACF貼り付け工程(図4b)、ICチップ実装工程(図4c)、FPC貼り付け工程(図4d)、及び、圧着工程を、この順で備えている。
(液晶表示パネル形成工程)
まず、例えば、それぞれ厚さが0.7mm程度で大きさの異なるガラス基板を1枚ずつ準備する。次に、大きい方のガラス基板上に、例えば低温ポリシリコンを活性層として用いたTFT、画素電極、ソースドライバ、ゲートドライバ等の表示素子を形成し、TFT基板16を作製する。次に、小さい方のガラス基板上に、例えばITOからなる対向電極、カラーフィルタ等をそれぞれ表示部17に対応する位置に形成し、CF基板15を作製する。続いて、TFT基板16上に、表示部17を囲むようにシール材を枠状に塗布形成する。シール材は、例えばエポキシ系接着剤を用いてディスペンサにより描画する。
まず、例えば、それぞれ厚さが0.7mm程度で大きさの異なるガラス基板を1枚ずつ準備する。次に、大きい方のガラス基板上に、例えば低温ポリシリコンを活性層として用いたTFT、画素電極、ソースドライバ、ゲートドライバ等の表示素子を形成し、TFT基板16を作製する。次に、小さい方のガラス基板上に、例えばITOからなる対向電極、カラーフィルタ等をそれぞれ表示部17に対応する位置に形成し、CF基板15を作製する。続いて、TFT基板16上に、表示部17を囲むようにシール材を枠状に塗布形成する。シール材は、例えばエポキシ系接着剤を用いてディスペンサにより描画する。
次いで、ガラス基板上のシール材で囲まれた領域に所定量の液晶材料を滴下する。次に、TFT基板16上の表示部17とCF基板15上の対向電極とがそれぞれ対向するように、TFT基板16及びCF基板15を位置決め配置して所定圧力で加圧してシール材により貼り合わせた後、シール材を硬化させて接着する。このとき、TFT基板16はCF基板15より大きいため、貼り合わせた後には、TFT基板16の端部がはみ出し、余剰部18が形成されている。
次に、TFT基板16及びCF基板15のガラス基板を、その厚さが例えば0.2mm以下となるようにそれぞれエッチング等により研磨して薄膜化する。続いて、TFT基板16及びCF基板15で構成された貼り合わせ基板の表面に接着層を介して厚さが例えば0.35mmの偏光板を接着する。
次に、TFT基板16の余剰部18上に絶縁膜22を形成する。続いて、余剰部18上に形成した絶縁膜22の所定部位を除去することにより、絶縁膜22に開口部23を形成する。
ここで、従来の製造方法によれば、図5aに示すように、絶縁膜122上の開口部123は、ICチップ112を実装する表示駆動部119と、フレキシブルプリント基板113を貼り付けるフレキシブルプリント基板接続部120のみに形成する。これに対し、本実施形態では、図5bに示すように、表示駆動部19及びフレキシブルプリント基板接続部20のみならず、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間に亘って広がるように開口部23を形成する。
(ACF貼り付け工程)
次に、上述の絶縁膜22の開口部23に異方性導電膜24を形成する。これにより、従来の製造方法によれば、図6aに示すように、主に表示駆動部119及びフレキシブルプリント基板接続部120のみに異方性導電膜124が形成される。これに対し、本実施形態では、図6bに示すように、表示駆動部19及びフレキシブルプリント基板接続部20のみならず、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間に亘って広がるように異方性導電膜24が形成される。このため、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間に亘って形成されたパネル配線21上に、直接異方性導電膜24が形成されることになる。
次に、上述の絶縁膜22の開口部23に異方性導電膜24を形成する。これにより、従来の製造方法によれば、図6aに示すように、主に表示駆動部119及びフレキシブルプリント基板接続部120のみに異方性導電膜124が形成される。これに対し、本実施形態では、図6bに示すように、表示駆動部19及びフレキシブルプリント基板接続部20のみならず、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間に亘って広がるように異方性導電膜24が形成される。このため、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間に亘って形成されたパネル配線21上に、直接異方性導電膜24が形成されることになる。
(ICチップ実装工程)
次に、ドライバ等を集積したICチップ12を、バンプ25が異方性導電膜24に対向するようにTFT基板16の表示駆動部19に実装する。
次に、ドライバ等を集積したICチップ12を、バンプ25が異方性導電膜24に対向するようにTFT基板16の表示駆動部19に実装する。
(FPC貼り付け工程)
続いて、フレキシブルプリント基板13を、外部接続端子が異方性導電膜24に対向するようにTFT基板16のフレキシブルプリント基板接続部20に実装する。
続いて、フレキシブルプリント基板13を、外部接続端子が異方性導電膜24に対向するようにTFT基板16のフレキシブルプリント基板接続部20に実装する。
(圧着工程)
次に、圧着装置を準備する。圧着装置は、圧着ヘッド50、圧着ヘッド50を装着するアーム、及び、液晶表示パネル11を載置するステージ等を備えている。
次に、圧着装置を準備する。圧着装置は、圧着ヘッド50、圧着ヘッド50を装着するアーム、及び、液晶表示パネル11を載置するステージ等を備えている。
続いて、圧着装置のステージ上に液晶表示パネル11を水平に載置する。次に、アームを液晶表示パネル11上方へ移動させた後、液晶表示パネル11へ向けて下降させ、圧着ヘッド50を液晶表示パネル11上に当接させる。次に、圧着ヘッド50等を加熱しつつ液晶表示パネル11に押圧することにより、ICチップ12、フレキシブルプリント基板13が液晶表示パネル11に熱圧着される。
ここで、従来の製造方法によれば、図7aに示すように、剛体部材で構成された圧着ヘッド150が、液晶表示パネル111のTFT基板116に実装するICチップ112及びフレキシブルプリント基板113のみ押圧する。このため、異方性導電膜124の導電粒子130は、ICチップ112のバンプ125及びフレキシブルプリント基板113の外部接続端子に対応する部位にあるもののみが扁平形状に押しつぶされている。
これに対し、本実施形態では、圧着ヘッド50が、例えば、フッ素ゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ウレタンゴム、スチレンゴム、ニトリルゴム、又は、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)及びスチレン−ブタジエンゴム(SBR)等のジエン系ゴム、さらにはフェノール系やエポキシ系の樹脂材料等の弾性部材で形成されている。ここで、圧着ヘッド50は、一体で構成されていてもよく、複数体で構成されていてもよい。このような弾性部材で形成された圧着ヘッド50は、図7b及び図7cに示すように、ICチップ12及びフレキシブルプリント基板13のみならず、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間に亘って設けた異方性導電膜24も同時に押圧する。
このとき、ICチップ12及びフレキシブルプリント基板13がそれぞれパネル配線21に電気的に接続された状態でTFT基板16に接着される。さらに、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間に亘って設けた異方性導電膜24の導電粒子30が押しつぶされて扁平形状になり、且つ、その扁平面がパネル配線21上に電気的に接触することになる。
続いて、表面にレンズシートを設けた導光板を用意し、導光板の下方に棒状光源を配置してバックライトユニットとし、これを液晶表示パネル11の裏面(TFT基板16側)に設置することにより、液晶表示装置10を作製する。
−他の実施形態−
次に、本発明の他の実施形態について、図8に基づいて説明する。
次に、本発明の他の実施形態について、図8に基づいて説明する。
図8は、他の実施形態に係る液晶表示装置の平面図である。図8に示す液晶表示装置は、液晶表示パネル60、フレキシブルプリント基板61及びプリント配線基板(PCB)62を備えている。
液晶表示パネル60は、TFT基板とCF基板とが対向配置されており、TFT基板がCF基板より大きく形成されることで余剰部(基板端部)65が形成されている。液晶表示パネル60は、表示部63、液晶表示パネル60内に薄膜形成された駆動素子群で構成された表示駆動部64a、64bを備えている。液晶表示パネル60は、その余剰部65上に、異方性導電膜を介して電気的に接続された各電子部品(ベアチップ、パッケージIC又はCR等)66a、66bで構成された表示駆動部66を備えている。
フレキシブルプリント基板61は、半田又は異方性導電膜を介して電気的に接続された各電子部品(ベアチップ、パッケージIC又はCR等)67a、67bで構成された電子部品群67を備えている。
プリント配線基板62は、半田又は異方性導電膜を介して電気的に接続された各電子部品(ベアチップ、パッケージIC又はCR等)68a〜68cで構成された電子部品群68を備えている。
表示駆動部64a、64b、66及び電子部品群67,68は、図8に示すように互いにパネル配線69a〜69d等でそれぞれ電気的に接続されている。
パネル配線69aは、液晶表示パネル60内に薄膜形成された駆動素子群で構成された表示駆動部64aと余剰部65上に異方性導電膜を介して設けられた電子部品66aとを電気的に接続している。パネル配線69aは、余剰部65上において、扁平状に形成された異方性導電膜の導電粒子の扁平面が電気的に接触している。
パネル配線69bは、余剰部65上に設けられた表示駆動部66の、電子部品66a及び66bの間に設けられている。パネル配線69b上には、扁平状に形成された異方性導電膜の導電粒子の扁平面が電気的に接触している。
パネル配線69cは、余剰部65上に設けられた表示駆動部66とフレキシブルプリント基板61の電子部品群67との間に設けられている。パネル配線69c上には、扁平状に形成された異方性導電膜の導電粒子の扁平面が電気的に接触している。
パネル配線69dは、液晶表示パネル60内に薄膜形成された駆動素子群で構成された表示駆動部64bとフレキシブルプリント基板61の電子部品群67との間に設けられている。パネル配線69dは、余剰部65上において、扁平状に形成された異方性導電膜の導電粒子の扁平面が電気的に接触している。
また、図8に係る液晶表示装置の製造方法は、液晶表示装置10と同様に、余剰部65を備えた液晶表示パネル60を準備し、続いて余剰部65に導電粒子を含有する異方性導電膜を設ける。次に、余剰部65において、表示駆動部66及びフレキシブルプリント基板61をそれぞれパネル配線に異方性導電膜を介して電気的に接続する。続いて、パネル配線上に設けられた異方性導電膜の導電粒子を扁平状に押圧し、導電粒子の扁平面をパネル配線上に電気的に接触させる。このとき、同時に表示駆動部66及びフレキシブルプリント基板61もそれぞれパネル配線上に押圧する。その後、所定の工程を経て液晶表示装置を作製する。
上述のように、表示駆動部は液晶表示パネルのどの部分に形成されていてもよい。そして、表示駆動部に電気的に接続された、基板端部である液晶表示パネルの余剰部におけるパネル配線上に、扁平状に形成された異方性導電膜の導電粒子の扁平面を電気的に接触させてもよい。このような構成によっても、パネル配線の抵抗値が良好に低下し、液晶表示装置の表示品位の低下を良好に抑制させることができる。
なお、本実施形態では、表示装置として、LCD(liquid crystal display;液晶表示ディスプレイ)に係るものについて示したが、PD(plasma display;プラズマディスプレイ)、PALC(plasma addressed liquid crystal display;プラズマアドレス液晶ディスプレイ)、有機EL(organic electro luminescence )、無機EL(inorganic electro luminescence )、FED(field emission display;電界放出ディスプレイ)、又は、SED(surface-conduction electron-emitter display;表面電界ディスプレイ)等に係る表示装置であってもよい。
次に、本発明の実施形態で製造した液晶表示パネル11と従来の液晶表示パネル11とのパネル配線抵抗値を比較評価するための試算を行う。
従来例として、図9aに示すような、パネル配線121が形成されたTFT基板116の余剰部118に、ICチップ112、及び、フレキシブルプリント基板113を備えた従来の液晶表示パネル111を規定する。
また、本発明に係る実施例として、上述した実施形態に係る液晶表示パネル11を規定する。すなわち、図9bに示すように、パネル配線21が形成されたTFT基板16の余剰部18にICチップ12、及び、フレキシブルプリント基板13を備えた液晶表示パネル11を規定する。液晶表示パネル11は、ICチップ12及びフレキシブルプリント基板13のみならず、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間、表示部17と表示駆動部19との間、及び、表示部17とフレキシブルプリント基板接続部20との間に亘って異方性導電膜24が設けられている。
これら液晶表示パネル11、111のパネル配線21、121(フレキシブルプリント基板13、113とICチップ12、112とを接続するパネル配線21、121)は、それぞれ面抵抗が0.5Ω/□、線幅が50μm、長さが2mmであるとする。また、図10に示すように、異方性導電膜24の導電粒子30は、粒子径が3μmの球状のプラスチックビーズ40と、その表面に形成されたAuめっき41(厚さ0.1μm)、及び、Niめっき42(厚さ0.2μm)で構成されているとする。
上述したパネル配線21に対し、実施例として、異方性導電膜24の導電粒子30が完全に扁平されてパネル配線21に密着している場合のパネル配線抵抗値を試算する。図11は、このときの、異方性導電膜24内での複数の導電粒子30の配列を示している。図12は、このときの、完全に扁平状にパネル配線21に密着した一つの導電粒子30の断面図を示している。
近似値として、π=3とすると、導電粒子30の表面積(4πr2)は27μm2となり、図13に示すように、導電粒子30の密度が40000個/mm2=1個/(5μm)2となる。また、Auめっき41の面抵抗は2.05×10−8/(0.1×2×10−6)≒0.1Ω/□となり、Niめっき42の面抵抗は6.2×10−8/(0.2×2×10−6)≒0.15Ω/□となる。このため、パネル配線21(面抵抗:0.5Ω/□)に、Auめっき41とNiめっき42とが密着した部分の面抵抗は、約0.05Ω/□となる。
ここで、図13で示した円状の導電粒子30の面積は、図14で示すような矩形状にして近似することができるため、垂直方向の面抵抗は、0.5×2.3/5+0.05×2.7/5=0.257Ω/□となる。
以上により、初めに規定したパネル配線21の線幅(50μm)及び長さ(2mm)から、実施例のパネル配線21の抵抗値は10.28Ωと算出される。
一方、従来例の液晶表示パネル111は、図15及び図16に示すように、液晶表示パネル111のTFT基板116上に形成したパネル配線121に対し、異方性導電膜124がICチップ112のバンプ125部位等のみで直接接触するだけで、それ以外の領域では絶縁膜122を介して設けられている。このため、異方性導電膜124の導電粒子130が、表示駆動部119からフレキシブルプリント基板接続部120に亘って形成されるパネル配線121上に直接接触することがない。したがって、従来例のパネル配線121の抵抗値は、パネル配線121以外の要素によって変わることなく、20Ωとなる。
したがって、実施例のパネル配線21の抵抗値(10.28Ω)は、従来例の抵抗値(20Ω)と比較して、格段に低下していることがわかる。
(作用効果)
次に、本発明の実施形態に係る液晶表示装置10及びその製造方法による作用効果について説明する。
次に、本発明の実施形態に係る液晶表示装置10及びその製造方法による作用効果について説明する。
図17は、液晶表示装置10の信号伝送ブロック図を示す。本発明の実施形態に係る液晶表示装置10は、図17の中で、特にフレキシブルプリント基板13とICチップ12との間のパネル配線21(図17の中の点線枠A内に位置する)の抵抗値を低下させることを作用の一つとして備える。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置10は、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間のパネル配線21に絶縁膜22を設けずに、異方性導電膜24の導電粒子30を直接電気的に接触させている。そして、この導電粒子30は、扁平形状に形成されており、その扁平面が表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間のパネル配線21上に電気的に接触している。このため、扁平形状に形成された導電粒子30が直接電気的に接触している分、パネル配線21の抵抗値が低下する。従って、パネル配線21の線幅や長さ、又はその本数を変えることなく、既存のプロセスを用いて、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間のパネル配線21の抵抗値を低下させることができ、液晶表示装置10の表示品位の低下を良好に抑制することができる。
さらに、液晶表示装置10は、導電粒子30が、球状の樹脂部材40と、樹脂部材40の表面に設けられた2層の導電膜41、42と、を備えるため、押圧部材等を用いて容易に扁平状に形成することができる。
また、液晶表示装置10は、導電粒子30の導電膜が、複数の層41、42で構成されており、複数の層41、42は、互いに異なる種類の導電部材でそれぞれ形成されているため、それら複数の層41、42の組み合わせで、パネル配線21の抵抗を所望の値に容易に調整することができる。
本発明の実施形態に係る液晶表示装置10の製造方法は、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間のパネル配線21に絶縁膜22を設けずに、異方性導電膜24の導電粒子30を直接電気的に接触させている。そして、この導電粒子30は、扁平形状に形成されており、その扁平面が表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間のパネル配線21上に電気的に接触している。このため、扁平形状に形成された導電粒子30が直接電気的に接触している分、パネル配線21の抵抗値が低下する。従って、パネル配線21の線幅や長さ、又はその本数を変えることなく、既存のプロセスを用いて、表示駆動部19とフレキシブルプリント基板接続部20との間のパネル配線21の抵抗値を低下させることができ、液晶表示装置10の表示品位の低下を良好に抑制することができる。
また、液晶表示装置10の製造方法は、導電粒子30の押圧と同時に、表示駆動素子及びフレキシブルプリント基板13をそれぞれ異方性導電膜24を介してパネル配線21上に押圧するため、液晶表示装置10の製造効率及び製造コストが良好となる。
さらに、液晶表示装置10の製造方法は、第5ステップにおける押圧を弾性部材50により行うため、押圧の際に液晶表示パネル11に損傷を与えることを良好に抑制することができる。また、押圧の際、TFT基板16の余剰部18上のICチップ12、フレキシブルプリント基板13、及び、それらの間の異方性導電膜24等で構成される凹凸部に柔軟に対応した形状をとることができるため、目的の領域全体に亘り、同時に押圧を行うことができる。このため、製造効率や製造コストが良好となる。
以上説明したように、本発明は、表示装置及びその製造方法について有用である。
10 液晶表示装置
11 液晶表示パネル
12 ICチップ
13 フレキシブルプリント基板
14 外部電子機器
15 CF基板
16 TFT基板
17 表示部
18 余剰部(基板端部)
19 表示駆動部
20 フレキシブルプリント基板接続部
21 パネル配線
22 絶縁膜
23 開口部
24 異方性導電膜
30 導電粒子
50 圧着ヘッド(弾性部材)
40 プラスチックビーズ(樹脂部材)
41 Auめっき(導電膜)
42 Niめっき(導電膜)
11 液晶表示パネル
12 ICチップ
13 フレキシブルプリント基板
14 外部電子機器
15 CF基板
16 TFT基板
17 表示部
18 余剰部(基板端部)
19 表示駆動部
20 フレキシブルプリント基板接続部
21 パネル配線
22 絶縁膜
23 開口部
24 異方性導電膜
30 導電粒子
50 圧着ヘッド(弾性部材)
40 プラスチックビーズ(樹脂部材)
41 Auめっき(導電膜)
42 Niめっき(導電膜)
Claims (9)
- 表示部及び表示駆動部が設けられ、該表示駆動部と電気的に接続されたパネル配線が端部表面に形成された基板と、
上記パネル配線上に異方性導電膜を介して電気的に接続されたフレキシブルプリント基板と、
を備え、
上記基板の端部表面に形成されたパネル配線上には、該パネル配線に沿うように導電粒子を含有する異方性導電膜が設けられていると共に、扁平状に形成された該異方性導電膜の導電粒子の扁平面が電気的に接触している表示装置。 - 表示部及び複数の表示駆動部が設けられ、該表示駆動部と電気的に接続されたパネル配線が端部表面に形成された基板を備え、
上記複数の表示駆動部の少なくとも一つは上記基板の端部表面に形成されたパネル配線上に上記異方性導電膜を介して電気的に接続されており、
上記基板の端部表面に形成されたパネル配線上に電気的に接続された表示駆動部と、他の表示駆動部と、を電気的に接続する上記パネル配線上には、該パネル配線に沿うように導電粒子を含有する異方性導電膜が設けられていると共に、扁平状に形成された該異方性導電膜の導電粒子の扁平面が電気的に接触している表示装置。 - 請求項1又は2に記載された表示装置において、
上記導電粒子は、球状の樹脂部材と、該樹脂部材の表面に設けられた少なくとも1層の導電膜と、を備えた表示装置。 - 請求項3に記載された表示装置において、
上記導電粒子の導電膜は、複数の層で構成されており、該複数の層は、互いに異なる種類の導電部材でそれぞれ形成されている表示装置。 - 表示部及び表示駆動部が設けられ、該表示駆動部と電気的に接続されたパネル配線が端部表面に形成された基板を準備する第1ステップと、
上記基板端部表面に導電粒子を含有する異方性導電膜を設ける第2ステップと、
上記基板端部表面において、フレキシブルプリント基板を上記パネル配線に上記異方性導電膜を介して電気的に接続する第4ステップと、
上記表示駆動部と上記フレキシブルプリント基板との間の上記パネル配線上に設けられた上記異方性導電膜の導電粒子を扁平状に押圧し、該導電粒子の扁平面を該パネル配線上に電気的に接触させる第5ステップと、
を備えた表示装置の製造方法。 - 請求項5に記載された表示装置の製造方法において、
上記第5ステップで、上記導電粒子の押圧と同時に、上記フレキシブルプリント基板を上記異方性導電膜を介して上記パネル配線上に押圧する表示装置の製造方法。 - 表示部が設けられ、パネル配線が端部表面に形成された基板を準備する第1ステップと、
上記基板端部表面に導電粒子を含有する異方性導電膜を設ける第2ステップと、
上記基板端部表面において、表示駆動部を上記パネル配線に上記異方性導電膜を介して電気的に接続する第4ステップと、
上記パネル配線上に設けられた上記異方性導電膜の導電粒子を扁平状に押圧し、該導電粒子の扁平面を該パネル配線上に電気的に接触させる第5ステップと、
を備えた表示装置の製造方法。 - 請求項7に記載された表示装置の製造方法において、
上記第5ステップで、上記導電粒子の押圧と同時に、上記表示駆動部を上記異方性導電膜を介して上記パネル配線上に押圧する表示装置の製造方法。 - 請求項5から8のいずれかに記載された表示装置の製造方法において、
上記第5ステップにおける押圧を、弾性部材により行う表示装置の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007336880A JP2009157200A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 表示装置及びその製造方法 |
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JP2007336880A JP2009157200A (ja) | 2007-12-27 | 2007-12-27 | 表示装置及びその製造方法 |
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US8409891B2 (en) | 2010-04-20 | 2013-04-02 | Hitachi Displays, Ltd. | Display device and manufacturing method thereof |
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-
2007
- 2007-12-27 JP JP2007336880A patent/JP2009157200A/ja active Pending
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