JP2010096978A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ユーザの処理の煩雑化を抑制しながら、用紙の裁断回数を減らすことを可能とする画像形成装置を提供する。
【解決手段】
本発明は、用紙上に画像を形成する画像形成装置100であって、画像データ、出力用紙サイズ及び出力画像サイズを少なくとも含むジョブデータを取得する通信I/F410と、画像データに基づいて画像を用紙上に形成する画像形成ユニット50と、ジョブデータの実行によって、画像形成ユニット50に画像の形成を指示する制御ユニット400とを備え、制御ユニット400が、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、出力形態の情報から裁断を意図したジョブであるか否かを判断し、裁断を意図したジョブであると判断した際、少なくとも画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、用紙内における画像の位置を画像形成ユニット50に指示することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成装置に関する。
従来、画像データに基づいて、用紙上に画像を形成した上で、画像が形成された用紙を排紙する画像形成装置が知られている。画像形成装置は、例えば、複写機やプリンタなどである。画像形成装置が複写機である場合には、画像形成装置は、原稿から画像を読み取ることによって画像データを取得する。一方で、画像形成装置がプリンタである場合には、画像形成装置は、パーソナルコンピュータなどの外部装置から画像データを取得する。
ここで、画像形成装置に併設された後処理装置も知られている。後処理装置は、例えば、ソート処理、穴空け処理、ステープル処理、中折り処理、裁断処理などを行う。
例えば、出力画像サイズよりも大きいサイズの用紙上に画像が形成されるケースにおいて、後処理装置は、用紙上に形成された画像の位置に応じて、出力画像サイズと同じサイズに用紙を裁断する。なお、出力画像サイズは、最終的に用紙上に形成される画像のサイズである。
このようなケースにおいて、一般的には、画像の位置が用紙の中心に寄るように形成される。また、用紙内における画像の位置をユーザが手動で指定することも可能である。さらに、出力画像サイズ、用紙のサイズ及び裁断幅の指定に応じて、ページレイアウトを決定する画像形成装置も提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−279855号公報
上述したように、一般的には、画像の位置が用紙の中心に寄るように形成される。従って、出力画像サイズよりも大きいサイズの用紙上に画像が形成されるケースでは、用紙の裁断回数が多い。また、用紙の裁断回数を減らすために、用紙内における画像の位置をユーザが手動で指定すること可能であるが、ユーザの処理が煩雑である。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ユーザの処理の煩雑化を抑制しながら、用紙の裁断回数を減らすことを可能とする画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の一の特徴は、用紙上に画像を形成する画像形成装置(画像形成装置100)であって、画像データ、出力用紙サイズ、出力画像サイズ及び出力形態の情報を少なくとも含むジョブデータを取得する取得部(通信I/F410)と、画像データに基づいて画像を用紙上に形成する画像形成部(画像形成ユニット50)と、ジョブデータの実行によって、画像形成部に画像の形成を指示する制御部(制御ユニット400)とを備え、制御部が、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、出力形態の情報から裁断を意図したジョブであるか否かを判断し、裁断を意図したジョブであると判断した際、少なくとも画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、用紙内における画像の位置を画像形成部に指示することを要旨とする。
かかる特徴によれば、制御部は、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、少なくとも画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、用紙内における画像の位置を画像形成部に指示する。従って、用紙内における画像の位置をユーザが手動で指定することなく、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、少なくとも画像の一辺が用紙の一辺に揃えられるため、ユーザの処理の煩雑化を抑制することができる。
画像形成部は、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、少なくとも画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、用紙上に画像を形成する。従って、画像の位置が用紙の中心に形成される場合と比較して、用紙の裁断回数を減らすことを可能とする。
本発明の一の特徴は、出力画像サイズが、画像データを構成する画像サイズと等倍であることを要旨とする。
本発明の一の特徴は、制御部が、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、画像の二辺を用紙の二辺に揃えるように、用紙内における画像の位置を画像形成部に指示することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、制御部が、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きく、用紙の折畳みを要求する折畳み要求がジョブデータに含まれる場合に、少なくとも画像の下辺を用紙の下辺に揃えるように、用紙内における画像の位置を画像形成部に指示することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、制御部が、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きく、中折りを要求する中折り要求がジョブデータに含まれる場合に、用紙の左右方向において画像の中心を用紙の中心に揃えるように、画像の位置を画像形成部に指示することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、用紙の一辺に揃える画像の一辺を示す設定条件を記憶する記憶部をさらに備え、制御部が、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、設定条件に従って、用紙内における画像の位置を画像形成部に指示することを要旨とする。
本発明によれば、ユーザの処理の煩雑化を抑制しながら、用紙の裁断回数を減らすことを可能とする画像形成装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(画像形成装置の構成)
以下において、本実施形態に係る画像形成装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。なお、図1では、画像形成装置の詳細な構成については省略されていることに留意すべきである。
図1に示すように、画像形成装置100は、自動原稿送りユニット10と、画像読取ユニット20と、用紙トレイユニット30と、給紙ユニット40と、画像形成ユニット50と、定着ユニット60と、排紙ユニット70と、反転ユニット80と、操作ユニット90とを有する。
画像形成装置100は、プリンタコントローラ500を介してユーザ端末600に接続されている。画像形成装置100は、例えば、プリンタコントローラ500とビデオバス501とによって接続される。プリンタコントローラ500は、例えば、ユーザ端末600とLAN(Local Area Network)601によって接続される。
本実施形態では、画像形成装置100として、電子写真方式によって用紙上に画像を形成するMFP(Multiple Function Peripheral)を例示する。但し、画像形成方法は、電子写真方式に限定されるものではなく、インクジェット方式、熱転写方式、ドットインパクト方式などであってもよい。
自動原稿送りユニット10は、複写すべき原稿を転送するユニットである。画像読取ユニット20は、原稿の画像を読み取って、画像データを生成するユニットである。用紙トレイユニット30は、用紙を収容するユニットである。
給紙ユニット40は、画像形成ユニット50に用紙を給紙するユニットである。画像形成ユニット50は、後述するCPU440からの指示される画像データに基づいて、給紙ユニット40によって給紙された用紙上にトナー像からなる画像を形成するユニットである。なお、画像形成ユニット50は、画像形成部を構成する。
定着ユニット60は、用紙上に形成された画像を熱圧着によって用紙に定着するユニットである。排紙ユニット70は、画像が定着された用紙を排紙するユニットである。反転ユニット80は、片面について画像の形成が終了していない用紙の表裏を反転させるユニットである。操作ユニット90は、画像形成装置100の操作を行うためのユーザインターフェースである。
画像形成装置100は、用紙トレイユニット30よりも多量の用紙を収容する給紙装置200と、画像が形成された用紙の後処理を行う後処理装置300をさらに有する。
給紙装置200は、多量の用紙を排出するケースにおいて、用紙トレイユニット30の代わりに用いられる。後処理装置300は、例えば、ソース処理、パンチ(穴空け)処理、ステープル処理、中折り処理などを行う。
プリンタコントローラ500は、LAN(Local Area Network)601を介してユーザ端末600から印刷ジョブを受信する。プリンタコントローラ500は、印刷ジョブを解析して、ビデオバス501を介して、ジョブデータを画像形成装置100に送信する。なお、ジョブデータは、画像データ、出力用紙サイズ、出力画像サイズ及び出力形態の情報を少なくとも含む。
画像データは、ユーザにより作成される原稿800(図3参照)を示すデータである。出力用紙サイズは、最終的に出力される用紙のサイズである。出力画像サイズは、最終的に用紙上に形成される画像のサイズである。
ユーザ端末600は、パーソナルコンピュータなどの端末である。ユーザ端末600は、画面が表示される表示部610と、画面等を操作する操作部620とを有している。ユーザ端末600には、プリンタドライバ700(図2参照)がインストールされている。
プリンタドライバ700は、LAN(Local Area Network)601を介して印刷ジョブをプリンタコントローラ500に送信する。プリンタドライバ700は、後述する印刷設定情報(図3及び図4参照)を印刷ジョブに変換する。印刷ジョブは、ユーザ端末600によって指定された画像の印刷を指示するデータであり、例えば、PostScript(アドビ社の登録商標)、PCL等のページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されている。
(画像形成装置の機能)
以下において、本実施形態に係る画像形成装置の機能について、図面を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置100は、画像形成装置100を統括的に制御する制御ユニット400を有する。制御ユニット400は、通信I/F410と、HDD420と、メモリ430と、CPU440とを有する。
通信I/F410は、ビデオバス501に接続されており、プリンタコントローラ500からジョブデータを取得する。なお、通信I/F410は、取得部を構成する。
HDD420は、制御プログラムや画像形成装置100の機能に関する情報などを記憶する。
メモリ430は、DRAMなどの半導体メモリによって構成される。メモリ430上には、HDD420に記憶された制御プログラムが展開される。
メモリ430は、通信I/F410によって取得されたジョブデータや画像読取ユニット20によって取得された画像データ等を記憶する。また、メモリ430は、用紙の一辺に揃える画像の一辺を示す設定条件を記憶する。設定条件としては、用紙内における画像の位置(以下、印刷画像位置)等が挙げられる。なお、メモリ430は、記憶部を構成する。
CPU440は、メモリ430上に展開された制御プログラムに従って、画像形成装置100の各構成を制御する。なお、CPU440の動作の一部は、省略されていることに留意すべきである。
CPU440は、ジョブデータの実行によって、画像形成ユニット50に画像の形成を指示する。CPU440は、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、出力形態の情報から裁断を意図したジョブであるか否かを判断し、裁断を意図したジョブであると判断した際、少なくとも画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、印刷画像位置を画像形成ユニット50に指示する。
ここで、本実施形態では、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合として、(1)フルブリードが指定されるケース、(2)小冊子/中折りが指定されるケースを例示して説明する。
フルブリードは、用紙内の端から端まで画像が形成された仕上がりを指定していることを示す。例えば、フルブリードが指定されるケースにおいて出力画像サイズがA4である画像を出力用紙サイズがA3である用紙に形成する指定がなされている場合、当該ジョブは画像が形成されたA3の用紙が後段の処理でA4の出力画像サイズに裁断されることが意図されていると判断できる。
小冊子/中折りは、用紙上に画像が形成された後に、画像が形成された用紙の束が半分に折り畳まれる仕上げが指定されていることを示す。例えば、小冊子/中折りが指定されているケースにおいて出力画像サイズがA3である画像を出力用紙サイズがA3ワイドである用紙に形成する指定がなされている場合、A3の画像が形成されたA3ワイドの用紙の束が半分に折り畳まれ、裁断されることが意図されていると判断できる。
(1)フルブリードが指定されるケース
以下において、フルブリードが指定されるケースについて、図面を参照しながら説明する。図3は、フルブリードが指定された際のユーザ端末の表示部に表示される画面を示す図である。なお、本実施形態では、フルブリードが指定されるケースでは、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きく設定されることに留意すべきである。
ここで、ユーザ端末600の表示部610には、図3に示すように、ユーザにより作成される原稿800や、プリンタドライバ700に原稿の印刷を指示する印刷指示画面900などが表示される。なお、印刷指示画面900は、ユーザによって作成された原稿800の印刷をファイルメニューから指定されることにより、表示部610に表示される。
図3に示すように、印刷指示画面900には、部数、原稿サイズ、出力用紙サイズ、画像方向、印字面、レイアウト、パンチ、ステープル、折り、ズーム、フルブリートや印刷画像位置などの印刷情報と、OKボタン、キャンセルボタン、適用ボタン、ヘルプボタンなどのボタン情報が表示されている。
部数としては、1〜nの値が指定できる。原稿サイズ及び出力用紙サイズとしては、A1、A2、A3、B4、B5、A5、B6、A6などが指定できる。画像方向としては、縦、横などが指定できる。印字面としては、片面、両面などが指定できる。レイアウトとしては、N−Up、見開き、小冊子、拡大連写、混在原稿、回転などが指定できる。
パンチ(穴開け)としては、あり、なしが指定できる。ステープル(ホッチキス)としては、あり、なしが指定できる。折りとしては、なし、中折り、中綴じなどが指定できる。ズームとしては、1〜nの値が指定できる。フルブリードは、ON、OFFが指定できる。印刷画像位置としては、なし、後述するパターン1〜6などが指定できる。
図3に示す印刷指示画面900では、部数「1」、原稿サイズ「A4」、出力用紙サイズ「B4」、画像方向「縦」、印字面「片面」、レイアウト「1Up」、パンチ「なし」、ステープル「なし」、折り「なし」、ズーム「100%」、フルブリード「ON」、印刷画像位置「なし」が指定されている。すなわち、図3に示す印刷指示画面900の設定では、原稿サイズがA4でありズーム設定が100%(等倍)であるため、出力画像サイズはA4となる。そして、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい。
図3に示す印刷設定においては、フルブリードが指定され且つ出力画像サイズより出力用紙サイズが大きいケースであり、後段において裁断することが意図されていると判断できる。このケースにおいては、裁断回数を減らすために、画像の二辺を用紙の二辺に揃えるように、印刷画像位置を設定する必要がある。フルブリードが指定されるケースにおける印刷画像位置について、図面を参照しながら説明する。
図4(a)は、画像の左辺及び下辺を用紙の左辺及び下辺に揃えた印刷画像位置を示す図である。図4(b)は、画像の左辺及び上辺を用紙の左辺及び上辺に揃えた印刷画像位置を示す図である。図4(c)は、画像の右辺及び上辺を用紙の右辺及び上辺に揃えた印刷画像位置を示す図である。図4(d)は、画像の右辺及び下辺を用紙の右辺及び下辺に揃えた印刷画像位置を示す図である。
印刷画像位置として、図4(a)に示すように、画像の左辺及び下辺を用紙の左辺及び下辺に揃えるパターン(以下、パターン1)、図4(b)に示すように、画像の左辺及び上辺を用紙の左辺及び上辺に揃えるパターン(以下、パターン2)、図4(c)に示すように、画像の右辺及び上辺を用紙の右辺及び上辺に揃えるパターン(以下、パターン3)、図4(d)に示すように、画像の右辺及び下辺を用紙の右辺及び下辺に揃えるパターン(以下、パターン4)が挙げられる。
以下において、A4の出力画像サイズの画像をB4の出力用紙サイズの用紙上に形成する場合を例に挙げて、パターン1〜4の詳細について説明する。
A4の出力画像サイズは、297mm×210mmであるため、11.69インチ×8.26インチとなり、ポイント数に換算すると841.68ポイント×594.72ポイント(1ポイント=1/72インチ)となる。一方で、B4の出力用紙サイズは、364mm×257mmであり、14.33インチ×10.11インチとなり、ポイント数に換算すると1031.76ポイント×727.92ポイントとなる。なお、本例では印刷分野における文字サイズの単位であるポイントに換算する例を示したが、換算単位はこれに限られるものではない。
パターン1においては、図4(a)に示すように、用紙の左下を原点として、X方向及びY方向に0ポイントの位置に画像の左下が配置される。パターン2においては、図4(b)に示すように、用紙の左下を原点として、X方向に0ポイント、Y方向に133.20ポイントずらした位置に画像の左下が配置される。
パターン3においては、図4(c)に示すように、用紙の左下を原点として、X方向に190.08ポイント、Y方向に133.20ポイントずらした位置に画像の左下が配置される。パターン4においては、図4(d)に示すように、用紙の左下を原点として、X方向に190.08ポイント、Y方向に0ポイントずらした位置に画像の左下が配置される。
なお、パターン1〜4は、(A)ユーザが印刷画像位置を選択するケース、(B)CPU440が印刷画像位置を選択するケースが考えられる。
(2)小冊子/中折りが指定されるケース
次に、小冊子/中折りが指定されるケースについて、図面を参照しながら説明する。図5は、小冊子/中折りが指定された際のユーザ端末の表示部に表示される画面を示す図である。なお、本実施形態では、小冊子/中折りが指定されるケースでは、出力用紙サイズが原稿サイズの2倍のサイズよりも大きく設定されることに留意すべきである。
図5に示す印刷指示画面900では、部数「1」、原稿サイズ「A4」、出力用紙サイズ「A3」、画像方向「縦」、印字面「片面」、レイアウト「小冊子」、パンチ「なし」、ステープル「なし」、折り「中折り」、ズーム「100%」、フルブリード「OFF」、印刷画像位置「なし」が指定されている。すなわち、図5に示す印刷指示画面900では、出力用紙としてA3ワイドが指定されているため、2面分のA4の原稿画像が1シートに集約されたA3サイズの出力画像サイズは、出力用紙サイズよりも小さい。
図5に示す印刷設定においては、小冊子/中折りが指定され出力画像サイズより出力用紙サイズが大きいケースであり、後段において裁断することが意図されていると判断できる。このケースにおいては、裁断回数を減らすために、画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、印刷画像位置を設定する必要がある。小冊子/中折りが指定されるケースにおける印刷画像位置について、図面を参照しながら説明する。
図6(a)は、画像の下辺を用紙の下辺に、かつ用紙の左右方向において画像の中心を用紙の中心に揃えた印刷画像位置を示す図である。図6(b)は、図6(a)に示す印刷画像位置において、画像の中心で用紙が折り畳まれている状態を示す図である。図6(c)は、画像の上辺を用紙の上辺に揃え、かつ用紙の左右方向において画像の中心を用紙の中心に揃えた印刷画像位置を示す図である。図6(d)は、図6(c)に示す印刷画像位置において、画像の中心で用紙が折り折り畳まれている状態を示す図である。
印刷画像位置として、図6(a)及び図6(b)に示すように、画像の下辺を用紙の下辺に、かつ用紙の左右方向において画像の中心を用紙の中心に揃えるパターン(以下、パターン5)、図6(c)及び図6(d)に示すように、画像の上辺を用紙の上辺に揃え、かつ用紙の左右方向において画像の中心を用紙の中心に揃えるパターン(以下、パターン6)が挙げられる。
以下において、A3の出力画像サイズの画像をA3ワイドの出力用紙サイズの用紙上に形成する場合を例に挙げて、パターン5,6の詳細について説明する。
A3の出力画像サイズは、420mm×297mmであるため、16.52インチ×11.69インチとなり、1189.44ポイント×841.68ポイントとなる。A3の出力画像サイズの画像の左右方向における中心は、用紙の左下を原点として、594.72ポイントの位置となる。
一方で、A3ワイドの出力用紙サイズは、305mm×457mmであるため、12.00インチ×17.99インチとなり、864.57ポイント×1295.43ポイントとなる。A3ワイドの出力用紙サイの画像の左右方向における中心は、用紙の左下を原点として、X方向に647.715ポイントの位置となる。
パターン5においては、図6(a)及び図6(b)に示すように、用紙の左下を原点として、X方向に52.995ポイント、Y方向に0ポイントずらした位置に画像の左下が配置される。パターン6においては、図6(c)及び図6(d)に示すように、用紙の左下を原点として、X方向に52.995ポイント、Y方向に22.89ポイントずらした位置に画像の左下が配置される。
なお、パターン5,6は、パターン1〜4と同様に、(A)ユーザが印刷画像位置を選択するケース、(B)CPU440が印刷画像位置を選択するケースが考えられる。
(プリンタドライバの動作)
以下において、本実施形態に係るプリンタドライバ700の動作について、図面を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係るプリンタドライバ700の動作を示すフロー図である。
図7に示すように、ステップ10において、プリンタドライバ700は、ユーザにより作成された原稿800の印刷が指定されたか否かを判定する。すなわち、プリンタドライバ700は、ユーザにより印刷情報が指定され、OKボタンがクリックされたか否かを判定する。プリンタドライバ700は、原稿800の印刷が指定されたと判定した場合には、ステップ11の処理に移る。一方、プリンタドライバ700は、原稿800の印刷が指定されていないと判定した場合には、待機する。
ステップ11において、プリンタドライバ700は、部数、出力画像サイズ、出力用紙サイズ、画像方向、印字面、レイアウト、パンチ、ステープル、折り、ズーム、フルブリートや印刷画像位置などの印刷情報、及びユーザにより作成された原稿800を示す画像情報からなる印刷ジョブを受け付ける。
ステップ12において、プリンタドライバ700は、ステップ11で受け付けた印刷ジョブ(印刷情報及び画像情報)をプリンタコントローラ500に送信する。なお、印刷ジョブには、利用者を特定するための識別子が含まれていていても勿論よい。
(プリンタコントローラの動作)
以下において、プリンタコントローラの動作について、図面を参照しながら説明する。図8は、本実施形態に係るプリンタコントローラの動作を示すフロー図である。
図8に示すように、ステップ20において、プリンタコントローラ500は、ユーザ端末600から印刷ジョブ(印刷情報及び画像情報)を受信したか否かを判定する。プリンタコントローラ500は、印刷ジョブを受信したと判定した場合には、ステップ21の処理に移る。一方、プリンタコントローラ500は、印刷ジョブを受信していないと判定した場合には、待機する。
ステップ21において、プリンタコントローラ500は、印刷ジョブを解析して、印刷データ及び画像データを含むジョブデータに変換する。具体的には、プリンタコントローラ500は、印刷情報を解析して印刷データに変換する。プリンタコントローラ500は、画像情報を解析して画像データに変換する。
ステップ22において、プリンタコントローラ500は、ステップ21で変換したジョブデータを画像形成装置100に送信する。
(画像形成装置の動作)
以下において、本実施形態に係る画像形成装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図9は、本実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフロー図である。
図9に示すように、ステップ100において、CPU440は、通信I/F410を介して、プリンタコントローラ500からジョブデータを受信したか否かを判定する。ジョブデータは、画像データ、出力用紙サイズ及び出力画像サイズを少なくとも含む。CPU440は、ジョブデータを受信したと判定した場合には、ステップ110の処理に移る。一方、CPU440は、ジョブデータを受信していないと判定した場合には、待機する。
ステップ110において、CPU440は、ジョブデータのうちの画像データを画像形成ユニット50で用紙上に画像の形成が可能なデータ形式に変換するRIP処理を行う。例えば、CPU440は、画像データをビットマップへ変換する。
ステップ120において、CPU440は、ステップ100で受信したジョブデータ、及びステップ110で変換した画像データをメモリ430に格納する。
ステップ130において、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータのうちの印刷データを参照して、出力用紙サイズと出力画像サイズとが同一サイズであるか否かを判定する。すなわち、CPU440は、フルブリード又は小冊子/中折りが指定されているか否かを判定する。CPU440は、出力用紙サイズと出力画像サイズとが同一サイズであると判定した場合には、ステップ170の処理に移る。一方、CPU440は、出力用紙サイズと出力画像サイズとが同一サイズでないと判定した場合には、ステップ140の処理に移る。
ステップ140において、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータのうちの印刷データを参照して、フルブリードが指定されているか否かを判定する。CPU440は、フルブリードが指定されていると判定した場合には、ステップ150の処理に移る。一方、CPU440は、フルブリードが指定されていないと判定した場合には、ステップ160の処理に移る。
ステップ150において、CPU440は、(1)フルブリードが指定されるケース(図3及び図4参照)における処理であるフルブリード処理を行う。なお、フルブリード処理の詳細については、後述する(図10参照)。
ステップ160において、CPU440は、(2)小冊子/中折りが指定されるケース(図5及び図6参照)における処理である小冊子/中折り処理を行う。なお、小冊子/中折り処理の詳細については、後述する(図11参照)。
ステップ170において、CPU440は、用紙上に画像を形成する印刷処理を行う。なお、印刷処理の詳細については、後述する(図12参照)
(フルブリード処理)
次に、上述したフルブリード処理の動作について、図面を参照しながら説明する。図10は、本実施形態に係る画像形成装置におけるフルブリード処理の動作を示すフロー図である。
図10に示すように、ステップ151において、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータのうちの印刷データを参照して、ユーザにより印刷画像位置の指定があるか否かを判定する。すなわち、CPU440は、(A)ユーザが印刷画像位置を選択したケースであるか否かを判定する。CPU440は、ユーザにより印刷画像位置の指定があると判定した場合には、ステップ152の処理に移る。一方、CPU440は、ユーザにより印刷画像位置の指定がないと判定した場合には、ステップ153の処理に移る。
ステップ152において、CPU440は、(A)ユーザが印刷画像位置を選択したケースであるため、ユーザが指定した印刷画像位置を抽出する。すなわち、CPU440は、メモリ430に格納されているパターン1〜4のいずれかの印刷画像位置を抽出する。
ステップ153において、CPU440は、(B)CPU440が印刷画像位置を選択するケースであるため、メモリ430に格納されているパターン1〜4のいずれかの印刷画像位置を選択する。
例えば、CPU440は、(B)CPU440が印刷画像位置を選択するケースにおいて、パターン1を選択することが予め設定されていてもよい。なお、CPU440は、パターン2〜4のいずれかを選択することが予め設定されていてもよいことは勿論である。
ステップ154において、CPU440は、ステップ152で抽出した印刷画像位置又はステップ153で選択した印刷画像位置を更新する。すなわち、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータを更新する。
(小冊子/中折り処理)
次に、上述した小冊子/中折り処理の動作について、図面を参照しながら説明する。図11は、本実施形態に係る画像形成装置における小冊子/中折り処理の動作を示すフロー図である。
図11に示すように、ステップ161において、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータのうちの印刷データを参照し、ユーザにより印刷画像位置の指定があるか否かを判定する。すなわち、CPU440は、(A)ユーザが印刷画像位置を選択したケースであるか否かを判定する。CPU440は、ユーザにより印刷画像位置の指定があると判定した場合には、ステップ162の処理に移る。一方、CPU440は、ユーザにより印刷画像位置の指定がないと判定した場合には、ステップ163の処理に移る。
ステップ162において、CPU440は、(A)ユーザが印刷画像位置を選択したケースであるため、ユーザが指定した印刷画像位置を抽出する。すなわち、CPU440は、メモリ430に格納されているパターン5,6のいずれかの印刷画像位置を抽出する。
ステップ163において、CPU440は、(B)CPU440が印刷画像位置を選択するケースであるため、パターン5,6のいずれかの印刷画像位置を選択する。
例えば、CPU440は、(B)CPU440が印刷画像位置を選択するケースにおいて、パターン5を選択することが予め設定されていてもよい。なお、CPU440は、パターン6を選択することが予め設定されていてもよいことは勿論である。
ステップ164において、CPU440は、ステップ162で抽出した印刷画像位置又はステップ163で選択した印刷画像位置を更新する。すなわち、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータを更新する。
(印刷処理)
次に、上述した印刷処理の動作について、図面を参照しながら説明する。図12は、本実施形態に係る画像形成装置における印刷処理の動作を示すフロー図である。
図12に示すように、ステップ171において、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータの実行によって、画像形成ユニット50に用紙を給紙させるように、給紙ユニット40に指示する。これにより、給紙ユニット40は、画像形成ユニット50に用紙を給紙する。
ステップ172において、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータの実行によって、画像形成ユニット50に画像の形成を指示する。これにより、画像形成ユニット50は、CPU440からの指示されるジョブデータのうちの画像データに基づいて、画像を用紙上に形成する。
例えば、(1)フルブリードが指定されたケースにおいては、CPU440は、画像の二辺を用紙の二辺に揃えるように、印刷画像位置を画像形成ユニット50に指示する。すなわち、CPU440は、パターン1〜4のいずれかのパターンを画像形成ユニット50に指示する。これにより、画像形成ユニット50は、CPU440からの指示されるジョブデータのうちの画像データに基づいて、画像の二辺を用紙の二辺に揃えるように、用紙上に画像を形成する。
また、(2)小冊子/中折りが指定されたケースにおいては、CPU440は、画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、かつ用紙の左右方向において画像の中心を用紙の中心に揃えるように、用紙内における画像の位置を画像形成ユニット50に指示する。すなわち、CPU440は、パターン5,6のいずれかのパターンを画像形成ユニット50に指示する。これにより、画像形成ユニット50は、CPU440からの指示されるジョブデータのうちの画像データに基づいて、画像の一辺を用紙の一辺に、かつ用紙の左右方向において画像の中心を用紙の中心に揃えるように、用紙上に画像を形成する。
ステップ173において、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータの実行によって、用紙上に形成された画像を用紙に定着させるように、定着ユニット60に指示する。これにより、定着ユニット60は、用紙上に形成された画像を用紙に定着する。
ステップ174において、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータの実行によって、画像が定着された用紙を排紙させるように、排紙ユニット70に指示する。これにより、排紙ユニット70は、画像が定着された用紙を排紙する。
ステップ175において、CPU440は、メモリ430に格納されているジョブデータを参照して、後処理が必要であるか否かを判定する。CPU440は、後処理が必要であると判定した場合には、ステップ176の処理に移る。一方、CPU440は、後処理が必要でないと判定した場合には、印刷処理を終了する。
ステップ176において、CPU440は、後処理装置300に後処理を指示する。これにより、後処理装置300は、ソース処理、パンチ処理、ステープル処理、中折り処理などを行う。
例えば、CPU440は、(2)小冊子/中折りが指定されたケースにおいては、後処理装置300に中折り処理を指示する。これにより、後処理装置300は、中折り処理を行う。
(作用・効果)
本実施形態では、CPU440は、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、出力形態の情報から裁断を意図したジョブであるか否かを判断し、裁断を意図したジョブであると判断した際、少なくとも画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、印刷画像位置を画像形成ユニット50に指示する。従って、印刷画像位置をユーザが手動で指定することなく、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、少なくとも画像の一辺が用紙の一辺に揃えられるため、ユーザの処理の煩雑化を抑制することができる。
画像形成ユニット50は、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、少なくとも画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、用紙上に画像を形成する。従って、印刷画像位置が用紙の中心に形成される場合と比較して、用紙の裁断回数を減らすことを可能とする。特に、全辺がきれいに揃っている必要がないとされる週刊誌や文庫本などの印刷物には、有効となる。
ここで、裁断方法としては、出力された用紙がユーザにより裁断されてもよく、後処理装置300が裁断処理を行うことにより、出力された用紙が裁断されてもよい。後処理装置300が裁断処理を行う場合、印刷情報に裁断情報が含まれ、CPU440は、裁断情報に基づいて、用紙の裁断を後処理装置300に指示する。これにより、裁断された用紙が排紙ユニット70から排紙される。
本実施形態では、CPU440は、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合に、出力形態の情報から裁断を意図したジョブであるか否かを判断し、裁断を意図したジョブであると判断した際、画像の二辺を用紙の二辺に揃えるように、用紙内における画像の位置を画像形成ユニット50(画像形成部)に指示する。これによれば、画像形成ユニット50が画像の二辺を用紙の二辺に揃えるように、用紙上に画像を形成することができる。
例えば、図13(a)の二点鎖線で示すように、出力画像位置が用紙の中央である場合には、裁断位置(β)の4辺を裁断する必要がある。しかし、本実施形態では、図12(a)の実線で示すように、裁断位置(α)の2辺を裁断すればよい。従って、画像の二辺を用紙の二辺に揃えることで、用紙の裁断回数をさらに減らすことを可能となる。
本実施形態では、CPU440は、用紙サイズが出力画像サイズよりも大きく、用紙の折畳みを要求する折畳み要求がジョブデータに含まれる場合に、少なくとも画像の下辺を用紙の下辺に揃えるように、印刷画像位置を画像形成ユニット50に指示する。このとき、CPU440は、用紙の左右方向において画像の中心を用紙の中心に揃えるように、画像の位置を画像形成ユニット50(画像形成部)に指示する。これによれば、画像形成ユニット50が少なくとも画像の下辺を用紙の下辺に揃えるように、用紙上に画像を形成することができる。従って、裁断面(カット面)が上面に配置される。
例えば、図13(b)の二点鎖線で示すように、出力画像位置が用紙の中央である場合には、裁断位置(β)の4辺を裁断する必要がある。しかし、本実施形態では、図13(b)の実線で示すように、裁断位置(α)の3辺を裁断すればよい。さらに、本実施形態では、図13(c)の実線で示すように、後処理装置300により中折り処理の後に裁断する場合には、裁断位置(α)の2辺を裁断すればよい。従って、画像の一辺を用紙の一辺に揃えることで、用紙の裁断回数をさらに減らすことを可能となる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、実施形態では、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合として、(1)フルブリードが指定されるケース、(2)小冊子/中折りが指定されるケースを例示して説明したが、これ以外のケースにおいても、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きければよいことは勿論である。
なお、出力用紙サイズが出力画像サイズよりも大きい場合として、(1)印刷指示画面900においてユーザが印刷画像位置を選択するケースのみであってもよく、(2)CPU440が印刷画像位置を選択するケースのみであってもよい。
実施形態では、出力画像サイズが画像データを構成する画像サイズと等倍(ズーム100%)であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、出力用紙サイズが出力画像よりも大きければ、等倍以外、例えば、ズーム50%やズーム70%であってもよい。
実施形態では、メモリ430に印刷画像位置(設定条件)が記憶され、CPU440が印刷画像位置をメモリ430から抽出・選択するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、メモリ430に印刷画像位置が記憶されておらず、CPU440が印刷毎に印刷画像位置を算出してもよい。
実施形態では、MFP(Multiple Function Peripheral)であるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、プリンタ機能のみを有する装置であってもよく、複写機能のみを有する装置であってもよい。
実施形態では、プリンタドライバ700は、部数、出力画像サイズ、出力用紙サイズ、画像方向、印字面、レイアウト、パンチ、ステープル、折り、ズーム、フルブリートや印刷画像位置などの印刷情報を画像形成装置100に指示するものとして説明したが、これに限定されるものではなく、プリンタの指定やページの指定、印字順序などを画像形成装置100に指示するものであってもよく、プリンタドライバ700の種類により表示画面が異なることは勿論である。
この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置を示すブロック図である。 ユーザが印刷を指定する際のユーザ端末に表示される画面を示す図である(その1)。 ユーザが印刷を指定する際のユーザ端末に表示される画面を示す図である(その2)。 フルブリート印刷における印刷画像位置を示す図である。 小冊子/中折り印刷における印刷画像位置を示す図である。 本実施形態に係るユーザ端末の動作を示すフロー図である。 本実施形態に係るプリンタコントローラの動作を示すフロー図である。 本実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフロー図である。 本実施形態に係る画像形成装置におけるフルブリード処理の動作を示すフロー図である。 本実施形態に係る画像形成装置における小冊子/中折り処理の動作を示すフロー図である。 本実施形態に係る画像形成装置における印刷処理の動作を示すフロー図である。 本実施形態に係る画像形成装置の作用・効果を説明するため図である。
符号の説明
10・・・自動原稿送りユニット、20・・・画像読み取りユニット、30・・・用紙トレイユニット、40・・・給紙ユニット、50・・・画像形成ユニット、60・・・定着ユニット、70・・・排紙ユニット、80・・・反転ユニット、90・・・操作ユニット、100・・・画像形成装置、110・・・検出ユニット、200・・・給紙装置、300・・・後処理装置、310・・・第1排紙トレイ、320・・・スタッカ、330・・・フィニッシャー、331・・・第2排紙トレイ、400・・・制御ユニット、410・・・通信I/F、420・・・HDD、430・・・メモリ、440・・・CPU、500・・・プリンタコントローラ、501・・・ビデオバス、600・・・ユーザ端末、601・・・LAN、610…表示部、620…操作部、700…プリンタドライバ、800・・・原稿、900・・・印刷指示画面

Claims (6)

  1. 用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、
    画像データ、出力用紙サイズ、出力画像サイズ及び出力形態の情報を少なくとも含むジョブデータを取得する取得部と、
    前記画像データに基づいて画像を用紙上に形成する画像形成部と、
    前記ジョブデータの実行によって、前記画像形成部に画像の形成を指示する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記出力用紙サイズが前記出力画像サイズよりも大きい場合に、前記出力形態の情報から裁断を意図したジョブであるか否かを判断し、裁断を意図したジョブであると判断した際、少なくとも前記画像の一辺を用紙の一辺に揃えるように、用紙内における画像の位置を前記画像形成部に指示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記出力画像サイズは、前記画像データを構成する画像サイズと等倍であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記出力用紙サイズが前記出力画像サイズよりも大きい場合に、画像の二辺を用紙の二辺に揃えるように、用紙内における前記画像の位置を前記画像形成部に指示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記出力用紙サイズが前記出力画像サイズよりも大きく、用紙の中折りを要求する中折り要求が前記ジョブデータに含まれる場合に、少なくとも画像の下辺を用紙の下辺に揃えるように、用紙内における画像の位置を前記画像形成部に指示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記出力用紙サイズが前記出力画像サイズよりも大きく、前記折畳み要求が前記ジョブデータに含まれる場合に、用紙の左右方向において画像の中心を用紙の中心に揃えるように、画像の位置を前記画像形成部に指示することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 用紙の一辺に揃える画像の一辺を示す設定条件を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記出力用紙サイズが前記出力画像サイズよりも大きい場合に、前記設定条件に従って、用紙内における画像の位置を前記画像形成部に指示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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