JP2010095233A - ドア開閉装置のカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】側方カバーが覆い位置に達していてもその上部の剛性を確保でき、美観及び安全性が向上するドア開閉装置のカバー構造を提供することにある。
【解決手段】スライドドア4を閉鎖位置D1と突出し位置D2との間で移動させるドア開閉装置Uと、車体側に縦中心線Lh回りに枢支された縦枢支端部752を備え、同縦枢支端部より延出する延出部751がスライドドアを支持するドア開閉装置Uを側方より覆う覆い位置K2とスライドドアの内壁に重なる重合位置K1との間で揺動する側方カバー75と、ドア開口の周縁部近傍に支持される基板部740と同基板部より延出し縦枢支端部に対向配備される縦覆い端部741cと基板部の上部に車外側に突き出し形成されたトリム突起部742とを有したトリム部材74と、延出部751に突き出し形成されると共にトリム突起部の上向き面ft1に重合する係止突部756とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の乗降口を開閉するスライドドアが乗降口を開放した際に、同ドアを支持しているドア開閉装置を側方カバーにより覆うドア開閉装置のカバー構造、特に、側方カバーを乗降口の車体側周縁部にドア開閉に応じて揺動可能に支持したドア開閉装置のカバー構造に関する。
車両の側方に設けられた乗降口を開閉するドアとしてスライドドアが知られている。
このスライドドアとしては、乗降口の上下部位にスライドレールを設け、ドアの上下にスライドアームの基端を取り付け、同上下のスライドアームの摺動端を上下のスライドレールにローラを介して嵌合させ、しかも、ドアの後端中央部を車体外側壁後方中央部に取り付けた3本目のレールにスライド可能に支持させた3点支持式のスライドドアが使用されている。
一方、スライドドアの上下方向での中央部にスライドレールを設け、スライドレールにスライド可能に嵌合するスライダーと車体側基枠とを平行リンクで連結し、これにより、ドアを閉鎖位置と同位置より外側に揺動させた突出し位置と同突出し位置より車体前または後の全開位置との間でスライド移動させるスイングスライドドアが知られている。なお、ドア開閉装置とスライド機構で構成されたスイングスライドユニットを備えたスイングスライドドアの一例が特許文献1や特許文献2に開示される。
このような3点支持式スライドドアやスイングスライドドアでは、ドアが突出し位置やその後方や前方の全開位置に保持されている時にドアと車体側壁部との間に車幅方向に広がる隙間が形成される。この隙間は車体外部の側方や車室内の乗員の目線に入り易く、これが美観を低減させ、異物が進入する可能性もある。
特に、スイングスライドドアではスライドレールに摺動可能に嵌合するスライダーと、車体側基枠とを平行リンクで連結し、しかも、ドア荷重を常時支持しつつ移動できる荷重支持アームが併設されたドア開閉装置で構成されたスイングスライドユニットが採用されている。このスイングスライドユニットはドアと車体側壁部との隙間に変位可能に、乗員の目線に入り易い場所に配備されている。このため、このドア開閉装置が美観を低減させ、隙間の開放中に異物が進入する可能性があり、これを防止する必要が高い。
そこで、例えば、図11(a)に示すように、ドア開閉装置の並行リンクR1やドア荷重支持アームAM1の車体側端部は車体側基枠部B1に支持され、車体側基枠部B1の近傍に側方カバーC1が枢着される。
この側方カバーC1は縦中心線(紙面垂直方向の線)L1回りに揺動可能にブラケットBK1を介して車体側基枠部B1に枢支され、しかも、弾性的に常にスイングスライドユニットU側に回動付勢されることで、ドア開閉装置に連動するように設けられている。ここで、図11(a)に示すように、スライドドアが閉鎖位置D1にあると、これに連動して側方カバーC1がドアトリムDT1に重なる重合位置K1に保持され、突出し位置D2やその後方の不図示の全開位置にあると、これに連動して側方カバーC1が覆い位置K2に保持され、これにより、ドア荷重支持アームAM1やその下方の並行リンクR1を側方からの乗員の視線より覆うようにし、美観の確保を図るようにしている。
特開2003−320964号公報 特開平10−175444号公報
ところで、スライドドアを支持するドア開閉装置を乗員の視線より確実に覆うには、図11(b)、(c)に示すように、覆い位置K2に達している側方カバーC1の縦方向の長さを比較的大きくすることが有効である。更に、その上端に上方カバー部C12を屈曲して延出させることで上方からの目線をより効果的に遮ることができる。
更に、図11(c)に示す側方カバーC1は、その縦枢支端部の高さ方向で間隔Laを介して上下2箇所にカバー側ヒンジHJ1、HJ2を設け、同上下のヒンジHJ1、HJ2を不図示の車体側ヒンジを介してドア開口の縦向き周縁部に枢支されている。
この場合、上下のヒンジHJ1、HJ2のうち、特に、上側ヒンジHJ1は側方カバーC1をドア開口の縦向き周縁部に枢支するにあたり、取り付け位置確保の上で、比較的低位置側に取り付けられる傾向にある。この結果、図11(c)に示すように、側方カバーC1の主部である延出部C11の上端縁と、上側ヒンジHJ1との上下間隔Lcが比較的大きくなる。ところが、側方カバーC1の延出部C11における上部側は板状に形成され、その上端に上方カバー部C12が形成されるのみであり、同部分の曲げ剛性が比較的小さい。このため、過度な荷重を受けると変形し、壊れる可能性もあり、美観及び安全性が低減するという問題がある。
本発明は以上のような課題に基づきなされたもので、目的とするところは、ドア開放側の位置に達したスライドドアに連動して側方カバーが覆い位置に達しているような場合にあってもその上部の剛性を確保でき、美観及び安全性が向上するドア開閉装置のカバー構造を提供することにある。
ここでの請求項1の発明は、車体のドア開口を開閉するスライドドアを閉鎖位置と同位置より車幅方向外側に揺動させた突出し位置との間で移動させるドア開閉装置と、車体側に縦中心線回りに回動可能に枢支された縦枢支端部を備え、同縦枢支端部より側方に延出する延出部が前記突出し位置のスライドドアを支持するドア開閉装置を側方より覆う覆い位置と前記閉鎖位置のスライドドアの内壁に沿うよう重なる重合位置との間で揺動する側方カバーと、前記ドア開口の周縁部近傍で車室内壁に支持される基板部と同基板部より延出し前記縦枢支端部を所定量覆った状態で対向配備される縦覆い端部と前記基板部より車幅方向外側に突き出し形成されたトリム突起部とを有したトリム部材と、前記側方カバーの延出部に突き出し形成されると共に同側方カバーが前記覆い位置に達した際に前記トリム突起部の上向き面に重合する係止突部と、を具備したことを特徴とする。
ここでの請求項2の発明は、請求項1に記載のドア開閉装置のカバー構造において、前記ドアは、同ドアの上下方向での略中央部に、前記ドアを前記閉鎖位置と前記突出し位置と同突出し位置より車体後方または前方の全開位置との間でスイングスライド移動させるスイングスライドユニットを備えたスイングスライドドアであって、前記ドア開閉装置は、前記スイングスライドユニットの一部を構成していることを特徴とする。
ここでの請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のドア開閉装置のカバー構造において、前記延出部の上端近傍であって前記係止突起の上側位置から屈曲延出し、前記突出し位置のスライドドアを支持するドア開閉装置を上方から覆う上方カバー部を有することを特徴とする。
ここでの請求項4の発明は、請求項3に記載のドア開閉装置のカバー構造において、前記係止突起が前記上方カバー部の下部に一体結合されている、ことを特徴とする。
ここでの請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のドア開閉装置のカバー構造において、前記上方カバー部は前記スライドドアが閉鎖位置に達した際に前記ドアトリムのベルトライン位置の上向き面に重合する、ことを特徴とする。
請求項1の発明は、側方カバーが覆い位置に達した際に、トリム突起部の上向き面に側方カバーの係止突起が重合するので、側方カバーの延出部の上端側に側方から過度の荷重が加わった際にたわみ変位が生じることを係止突起を介してトリム突起部が阻止でき、側方カバーの延出部の上端部の剛性を補強でき、このため、側方カバーがドアと車体側壁部との隙間やドア開閉装置の側方を確実に覆い、車室側方からの異物の進入を阻止して危害感を低減し、安全性を向上させることができ、目線を遮ることで美観を確実に向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明を、特にスイングスライドユニットを備えたスイングスライドドアに採用すると有効である。
請求項3の発明は、ドア開閉装置を上方から覆う上方カバー部を延出部の上端近傍であって係止突起より上側位置から屈曲して延出形成するので、上方カバー部に上方や側方から過度の荷重が加わった際にたわみ変位が生じることを係止突起を介してトリム突起部が阻止でき、側方カバーの延出部の上端部の剛性を補強でき、このため、側方カバーがドアと車体側壁部との隙間やドア開閉装置の前方及び上方を確実に覆い、車室前方及び上方からの異物の進入を阻止して危害感を低減し、安全性を向上させることができ、目線を遮ることで美観を確実に向上させることができる。
請求項4の発明は、係止突起が上方カバー部の下部に一体結合された場合、係止突起が上方カバー部をより確実に補強でき、ドアと車体側壁部との隙間やドア開閉装置の前方及び前方上方を確実に安定して覆い、異物の進入を阻止して危害感をより低減し、安全性を向上させ美観を向上することができる。
請求項5の発明は、延出部がドアトリムのベルトライン位置の上向き面に達する高さ位置まで延びそこより上方カバー部が横向きに伸びていることで、これらがドア開閉装置に向けて車体側方側の上方より手を入れるということを確実に防止でき、しかもドアの閉鎖時には美観を損なうことがない。
図1にはこの発明の一実施形態としてのドア開閉装置のカバー構造が適用されたスイングスライドドアを備える4ドアの車両Cを示した。ここでは、ドア開閉装置のカバー構造に先立ち車両Cの説明を行う。
車両Cはセンターピラ5のある自動車であり、前乗降口1を開閉するフロントドア2と、後乗降口3を開閉するスイングスライドドア(以後単にリヤドアと記す)4とを備える。
フロントドア2は前端上下2箇所h1、h2がヒンジ結合され、回動端がセンターピラ5の上下中ほどの後ロック部Jfに不図示のラッチとストライカを用いて離脱可能にロックされる。
一方、リヤドア4は後述のドア開閉装置とスライド機構で構成されたスイングスライドユニットUに支持され、後乗降口3を閉鎖するドア閉鎖位置D1(図9(a)参照)と、そのドア閉鎖位置D1より車外に突出た突出し位置D2(図9(b)参照)と、突出し位置D2(図9(c)参照)より後方に移動した全開位置D3とに移動可能である。ドア閉鎖位置D1にあるリヤドア4は、その前端上下ロック部J1,J2が不図示のパワーラッチとストライカを用いてセンターピラ5に2点位置で離脱可能にロックされ、後端上下中ほどの後端ロック部J3が不図示のパワーラッチとストライカを用いてリヤピラー60に離脱可能にロックされる。
更に、リヤドア4を具体的に説明する。
図4に示すように、リヤドア4はそのアウタパネル401とドア内空間を介して配備されるインナパネル402とが互いの前後及び下部の外周縁部を相互に一体接合処理され、しかも、両パネルの上方周縁部には開口が形成される。この開口は不図示のドアガラスの昇降作動域及びその支持部材のサッシュ55を装着可能なように形成される。
図3に示すように、ドア内空間にはスライド機構の他に、開閉駆動機構19(図9参照)のドア側部分や、制御手段としてのコントローラ30が配備される。
ここで開閉駆動機構19を制御する開閉制御部301はコントローラ30の制御機能の一つとして備えられる(図3参照)。即ち、不図示の車外側のドア開閉スイッチや、図3、4に示す車内側のドア開閉スイッチSW1の各入力信号を受け取り、開閉制御部301としてドアの開閉時の摺動操作を制御する。なお、コントローラ30は不図示のハーフラッチセンサやフルラッチセンサよりラッチ位置検出信号を受け取り、図3に示すラッチ駆動手段191内の不図示のモータをラッチ駆動制御部302とし駆動制御する。更に、コントローラ30はラッチ解除制御部303として駆動し、ラッチ解除駆動手段192の不図示のソレノイドに駆動されるラッチの噛み合い、解除を制御する。
次に、図2乃至図4に示すように、リヤドア4の内壁を成すインナパネル402はドアトリム80により覆われる。ドアトリム80は後述する平行リンク16の前後アーム31,32を嵌挿する取付け穴90を前後方向Xに長く形成され、インナパネル402の車内側面に対して、不図示の係止手段で取付けられる。
一方、図4、図7(a),(b)に示すように、リヤドア4のインナパネル402の上部中央には後述のドア荷重支持アーム18に連結されるドア側枢支部37が一体的に取り付けられる。このドア側枢支部37にはドアトリム80の取付け穴90に貫通状態のドア荷重支持アーム18の揺動端側がピン結合される。
更に、図8(a)〜(c)に示すように、ドアトリム80の取付け穴90の車体前方側(図8(a)〜(c)で右側)の周縁近傍には揺動する長板状で取付け穴90を車内側から覆う厚板状に形成されたアームカバー91の基端部911が樹脂ヒンジを介して枢着される。
アームカバー91の主部912は長板状をなし、ドア閉鎖時に取付け穴90とそこに一部が嵌合するドア荷重支持アーム18側の第2揺動アーム61及びドア側枢支部37を覆うよう形成される。
アームカバー91には不図示のコイルバネが係止され、コイルバネの弾性力を受けて主部912が基端部911回りに弾性的に回動付勢されており、第2揺動アーム61に当接しつつその揺動作動に連動する。これにより、図8(a)〜(c)に示すように、アームカバー91の主部912が少なくとも第2揺動アーム61の移動に追従した状態で同アームの車内対向面を覆うことが出来、ドア荷重支持アームに乗員が前方より直接接触することを防止でき、美観を向上させることが出来る。
次に、図1に示すように、後乗降口3の周縁部近傍を成す後部縦縁部はリヤピラー60により形成される。
リヤピラー60は車体の後部のアウタパネル(クオーターパネル)60bの前側部分とその車内側のインナクオータパネル29(図4にクオーターパネル60bと重なる状態で示した)の前側部分と、不図示のリンフォースとで形成され、そのリヤピラー60の上下方向での中間部近傍に取付け凹部Tが形成される。なお、リヤピラー60の乗降口後方フランジ部(以後単に後縦向きフランジ)frは、インナクオータパネル29とこのインナクオータパネル29の車外側に接合されたアウタパネル60bの各乗降口縁部とが重合することで、図4に示すように形成される。
特に、後縦向きフランジfrの上下方向での中間部に形成される取付け凹部Tは車外側に向けて開放された形状をなす。図1に示すように、凹部Tの上側には後端ロック部J3が下側にはスイングスライドユニットUの車体側基部であるベース部材15が取付けられる。
図4、図7、図9に示すように、取付け凹部Tに取付けられるベース部材15は、平行リンク16の基端部と、ドア荷重支持アーム18の基端部と、開閉駆動機構19のケーブルエンドpoe、pceと、不図示のワイヤーハーネス等を取付け、支持する。ここで、平行リンク16とドア荷重支持アーム18と、スライダー24と、開閉駆動機構19とがドア開閉装置の主要部を構成する。
ドア開閉装置の一部である平行リンク16は、図7(b)、図9に示すように、リヤドア4の移動を規制し、各位置D1〜D3を位置決めする機能を備える。この平行リンク16は、その前アーム31及び後アーム32の揺動端が前、後連結ピン246、245を介してスライダー24の前後端にそれぞれピン結合される。
図4、7に示すように、平行リンク16の上方に取付けられドア開閉装置の一部を成すドア荷重支持アーム18は、車体側のベース部材15に形成された基端ボス部41にピン結合される第1支持アーム44と、その枢支端(基端)にピン結合された第2支持アーム61と、第2支持アーム61の揺動端がピン結合されるドア側枢支部37とで構成される。このドア荷重支持アーム18によって、リヤドア4の重心部の荷重を常にベース部材15に伝達し、支持している。
図4に示すように、リヤドア4のドア支持レール22はその内部に主、従レール溝を前後方向X(紙面垂直方向)に長く形成され、このドア支持レール22の内部に不図示の複数のローラを介してスライダー24が摺動自在に嵌着される。
ここで、スライダー24は並行リンク16により揺動すると共にスライダー24の複数のローラに対してドア支持レール22側が前後方向Xに相対移動できる。
次に、リヤドア4に配備される開閉駆動機構19を説明する。
図9(a)〜(c)に示すように、開閉駆動機構19は、リヤドア4内部に配設されたモータMと、モータMに巻取り、巻戻し可能に駆動される巻き取りドラム46と、巻き取りドラム46に引き出し自在に巻き取られる開ケーブル49及び閉ケーブル51(図9(c)参照)と、開ケーブル49を巻きがけるドア支持レール22前端の端部プーリPo1と、閉ケーブル51を巻きがけるドア支持レール22後端の端部プーリPc1と、スライダー24の前側の第1プーリ23fと、前アーム31上の第2プーリpo2(前中間プーリ)と、ベース部材15に支持され開ケーブル49のアンカー部を連結したケーブルエンドpoeと、スライダー24の後側の第1プーリ23rと、後アーム32上の第2プーリpc2(後中間プーリ)と、ベース部材15に支持され閉ケーブル51のアンカー部を連結したケーブルエンドpceと、を備える。
次に、本発明のドア開閉装置のカバー構造の要部を成す縦向き板状の側方カバー75と、その側方カバー75の縦枢支端部752を枢支する上下のヒンジ部76u,76dと、縦枢支端部752を回動可能に嵌合するクォータートリム74を順次説明する。
図4に示すように、リヤピラー60の取付け凹部Tに固着されたベース部材15は縦向きの主部151とその上下の屈曲フランジ152,153を備える。上屈曲フランジ152の上面でドア開口側(図3で紙面左側)の端部に溶着した上ブラケットBkuを介して上ヒンジ部76uを支持し、下屈曲フランジ153の上面でドア開口側(図3で紙面左側)に溶着した下ブラケットBkdを介して下ヒンジ部76dを支持している。
図3,4に示すように、上、下ヒンジ部76u、76dは、上下に所定間隔L1を隔てて配備され、側方カバー75の縦枢支端部752(図7(c)参照)を、ベース部材15を介して車体側に枢支する。
具体的には、図7(c)に示すように、上ヒンジ部76uは上ブラケットBku上に溶着された車体側上ヒンジ部76u1と縦枢支端部752の延出基端部分e1(図7(c)参照)に固着されるカバー側上ヒンジ部76u2とを縦ピンpnuを介し縦中心線Lc回りに回動可能に枢着する。
図4に示すように、下ヒンジ部76dは下ブラケットBkdに溶着された車体側下ヒンジ部76d1と縦枢支端部752の延出基端部分e1(図7(c)参照)に固着されるカバー側下ヒンジ部76d2とを縦ピンpnuを介し縦中心線Lc回りに回動可能に枢着する。
ここでカバー側上ヒンジ部76u2とカバー側下ヒンジ部76d2とは縦中心線Lcを同一軸線とした上下の縦ピンpnu、pndにより車体側上ヒンジ部76u1と車体側下ヒンジ部76d1に枢着される。即ち、側方カバー75はベース部材15側に対し縦中心線Lc回りに回動可能に枢着されている。
なお、上ヒンジ部76uには、不図示のつる巻きバネが縦中心線Lc回りに巻き付け配備され、このつる巻きバネの一端が車体側上ヒンジ部76u1に、他端がカバー側上ヒンジ部76u2にそれぞれ係止され、このつる巻きバネの弾性付勢力により、側方カバー75がその揺動端側を車外方向(図5(a)、(b)の矢示rb方向)に回動付勢されている。
次に、縦向き板状の側方カバー75は、縦中心線Lc回りに回動可能な縦枢支端部752と、同縦枢支端部752と一体で縦向きの板状を成して縦枢支端部より側方に延出する延出部751と、同延出部751の上端縁より屈曲して同延出部751より離れる方向である水平方向に延出する上部カバー部753と、延出部751の上端近傍より同延出部751より離れる方向に突き出し形成される係止突部756とを備える。この側方カバー75はスイングスライドユニットU(ドア開閉装置)を側方より覆う覆い位置K2と閉鎖位置D1のスライドドア4の内壁に沿うよう重なる重合位置D1との間で揺動する。
図7(c)、図5(c)に示すように、縦枢支端部752は縦中心線Lcの直交面断面視において半円弧状部と、同部より屈曲して延出部751側に平板状を成して延出する延出基端部分e1とから成る。
縦枢支端部752の外側には同縦枢支端部を所定量覆った状態で所定隙間tjを介し対設される縦覆い端部である円弧状カバー部741c(図7(c)参照)が干渉することなく配備される。縦枢支端部752の上端部は後述のクォータートリム74の上側覆い部741aに覆われる。
縦枢支端部752と共に縦方向に伸びる延出部751は上下に長い平板状に形成される。その延出部751の上端縁であって、リヤドア4のベルトライン位置より上部カバー部754が屈曲して延出する。この上部カバー部754は側方カバー75が重合位置K1(図5(a)参照)に達した際にドアトリム80の上向き壁面fuに重合可能に形成される。
延出部751と上部カバー部754は共に厚板状で両者の連続部分はカギ型断面をなし、全体は縦枢支端部752や後述の係止突部756を含め樹脂成形され、所定の保形性が確保されている。
図6(a)、図7に示すように、延出部751の上端側には上部カバー部754の他に、その上部カバー部754の直下に、同上部カバー部754と同方向に突き出す係止突部756が形成されている。
図4に破線で示すように、係止突部756はその縦断面視で扁平矩形状を成し、水平方向に向けて延びる矩形柱状を成すことで、形状剛性を十分に保持できるように形成されている。
図6(a)に示すように、この係止突部756は延出部751の上端近傍より上部カバー部754の枢支端側の下部に接近状態で併設され、所定の突き出し量s1を保持している。この係止突部756は平坦な下向き面fd1が形成され、後述するように、側方カバー75が覆い位置K2に達した際に、下向き面fd1が後述のトリム突起部742の上向き面ft1の一部に重合するように形成される。
なお、場合により、上部カバー部754の下面の一部に、係止突部756の上壁面が一体的に結合するよう形成し、この係止突部756により上部カバー部754の剛性強化を図るようにしても良い。この場合、上部カバー部754が剛性強化されたことにより、同上部カバー部754の変形を抑制でき、美観確保を図れ、耐久性が向上する。
図3に示すように、縦枢支端部752及び延出部751の上下幅b1は、上向き壁面fuとベース部材15より更に所定量下方位置との間隔にほぼ設定され、横幅b2は、全開位置D3に達したリヤドア4のドアトリム80と縦中心線Lc側のヒンジ部76との間隔にほぼ設定される。この場合、リヤドア4の内壁と車体外側壁間の空間Eと、そこに配備されるスイングスライドユニットUと、アームカバー91とを側方カバー75が十分の上下幅で確実に前方側から覆うことができる。なお、覆い位置K2に保持される延出部751の上端部には、ドアトリム80に取り付けられたドア開閉スイッチ(ドア開閉操作手段)SW1の操作を可能とするための切欠部cが形成されている。
このような側方カバー75は、リヤドア4が突出し位置D2や全開位置D3に達した際に、縦中心線Lc回りに弾性付勢されて平行リンク16やドア荷重支持アーム18の前側突端に相対変位可能に当接しつつ連動する。この際、図5(b)、図7(b)に示すように、側方カバー75は車幅方向Yに沿う位置、即ち、ドア開閉装置を側方より覆う覆い位置K2に保持される。
次に、図5(a)に示すように、リヤドア4が閉鎖位置D1に達し、側方カバー75が前後方向Xに向かう重合位置K1に達した際に、側方カバー75の主要部をなす延出部751はドアトリム80に接近状態で重なり、同時に、上端部より延出する上部カバー部754はドアトリム80のベルトライン位置の上向き壁面fuに重合し、これによって、見栄えを確保している。
次に、トリム部材としてのクォータートリム74を説明する。
図3乃至図6に示すように、クォータートリム74は、リヤピラー60のドア開口の周縁部近傍であって取付け凹部Tが形成されている部位の車室内側の近傍で、車室内壁側に支持される基板部740と、基板部740より延出し円弧状カバー部741cを有するカバー収納部741と、基板部740の上端の近傍でドア開口側の端部には、車幅方向Yで車外側に突き出すトリム突起部742とを備える。
ここで、基板部740は不図示の締結手段によりインナクオータパネル29の車内側壁面に固着される。基板部740はその上端縁の近傍でドア開口側の端部に、車幅方向Yで車外側にほぼ水平な方向に突出すトリム突起部742を形成する。
ここでトリム突起部742は、図6に示すように、車外側から見て矩形突起部を成し、その上向き面ft1は平坦に形成される。一方、図3に示すように、トリム突起部742は車内側からの正面視では矩形の凹部B1を成す。この矩形凹部B1は比較的深く形成されることより、この部位の開口端下部に上向き縁部gf(図3の2点鎖線参照)を形成して剛性強化するとともに、その内部を小物入れに使用しても良い。
図6(a),(b)に示すように、トリム突起部742の平坦に形成された上向き面ft1の一部には、側方カバー75が覆い位置K2に達した際に、側方カバー75の係止突部756の平坦な下向き面fd1が重合するよう、その突出し量t1が適宜設定されている。
このように、側方カバー75が覆い位置K2に達した際に、トリム突起部742の上向き面ft1に側方カバーの係止突起756が重合するという構成を採ることで、側方カバー75の延出部751の上端側に側方から過度の荷重が加わった際にたわみ変位が生じることを係止突起756を介して阻止できる。
更に、係止突起756が側方カバーの延出部751の上端部の剛性を補強できるので、延出部751や上部カバー部754によりドアと車体側壁部との隙間やドア開閉装置の前側側方や上方からの乗員の目線を確実に覆い、美観を確実に向上させることができる。しかも、延出部751や上部カバー部754により前側側方や上方からの異物の進入を阻止して危害感を低減でき、安全性を向上させることができる。
図3、図5(b)、図6(a)、(b)に示すように、クォータートリム74のカバー収納部741は、基板部740の上端側より車外側に延出する上側覆い部741aと、上側覆い部741aよりリヤピラー60の後縦向きフランジfrに沿って所定量斜め後上方に延び一部の内側の不図示の縦嵌合長溝が後縦向きフランジfrに嵌着されるフランジ嵌合部741bと、上側覆い部741aの突端側の下方に縦向きで延出する縦覆い端部である円弧状カバー部741cと、を備え、これらは基板部740と一体的に成形されている。
図5(a)、図6(a)に示すように、上側覆い部741aはリヤドア4が全開位置D3に達し、側方カバー75が覆い位置K2に保持される場合に、その上部カバー部754の要部を覆い、しかも、突出し位置D2や全開位置D3のリヤドア4と車体側壁部との隙間Eを上方より覆い、縦覆い端部744により側方カバー75の縦枢支端部752の車室対向面fcであって、ドア開口から離れた側を車室側Yi(図4参照)の目線より覆うように形成される。
図7(c)に示すように、クォータートリム74の縦覆い端部である円弧状カバー部741cは、その先端縁kにより半円弧状の縦枢支端部752の車室対向面fcを所定量覆った状態で対向配備される。ここで先端縁kと覆い位置K2の縦枢支端部752の端部とは車幅方向の目視において、重合間隔g1を保ち、ドア開口側からの目視において、両者間の隙間はほぼ排除される。これにより美観確保と異物の挟み込みの防止を図っている。
次に、ドア開閉装置のカバー構造の作動をリヤドア4の開閉作動と共に説明する。
コントローラ30がドア開指令を受ける前において、リヤドア4が閉鎖位置D1に保持されているとする。この状態において、リヤドア4側の前端上ロック部J1と前端下ロック部J2と後端ロック部J3はロック状態を保持したままに保持され、図1に示すリヤドア4を閉鎖位置D1に保持する。
この状態において、図5(a)、図7(a)に示すように、側方カバー75がドアトリム80の車内側壁面に重なり、重合位置K1に保持され、上部カバー部がドアトリム80の上向き壁面fuに重合する。
この際、側方カバー75の揺動端より前方にアームカバー91の主部912の一部が位置し、これらが第2揺動アーム61の一部及びドア側枢支部37を覆う状態にある。このように側方カバー75及びアームカバー91が協働してドア荷重支持アーム18に乗員が接触することを防止できる。
この状態において、側方カバー75の半円弧状の縦枢支端部752の車室対向面fcのほぼ全域がクォータートリム74の円弧状カバー部741cの先端縁kにより覆われる。この際、クォータートリム74の上側覆い部741aにより縦枢支端部752の上端側及び上部カバー部754の一部をも覆う状態を保持する。
この場合、図5(a)に示すように、円弧状カバー部744と円弧状カバー部741cの隙間tjや、上側覆い部741aと側方カバー75の円弧状カバー部741cの上端面の隙間は車室及び車室前方からの目視において覆われ、美観を保持した状態を維持できる。
次に、ドア開閉スイッチ(ドア開閉操作手段)SW1が押圧操作され、ドア開指令をコントローラ30が受けると、コントローラ30のラッチ解除制御部303はラッチ解除駆動手段192を駆動して閉鎖位置D1のリヤドア4の前端上ロック部J1と前端下ロック部J2と後端ロック部J3をロック解除させる。
次いで、開閉制御部301が開閉駆動機構19のモータMを駆動し、図6(a)〜(c)に示すように、開作動ケーブル49のアンカー部を連結したケーブルエンドpoeと、ドア支持レール22上の固定プーリpo1との間に張設されたケーブルが巻き取りドラム46に巻き取られる。これによりリヤドア4を閉鎖位置D1より図7(b)、図10に示す突出し位置D2に揺動させる。この際、前アーム31が前アーム揺動基点pcfまわりに揺動し、下部の主下向きレール溝33lのストッパ壁部rsに前アーム31の揺動端の前ローラPrfが当接した状態を保ち、更に、前ローラPrf近傍の従前ローラPrfsがストッパ壁部rsの外側にコロ接触状態を保持するので、前ローラ23fの中心線は前後方向Xにずれることを阻止され、確実に平行リンクの揺動変位が成され、図7(b)、図8(b)、図9(b)に示すように、リヤドア4が突出し位置D2を保持する。同時に、側方カバー75が車外方向に揺動し、覆い位置K2近傍に達する。この作動域においてもこれらカバー75,91が美観を保持する。
この際、側方カバー75は縦中心線Lc(縦中心線)回りに、弾性的に全開位置D3方向に回動付勢されているので、揺動端はドアトリム80に当接あるいは、接近する。
同時に、側方カバー75が覆い位置K2に達した際に、図7(c)に2点鎖線で示すように、トリム突起部742の上向き面ft1の一部に側方カバーの係止突起756が重合する。
この状態において、側方カバー75の延出部751の上端部に側方から過度の荷重が加わったとしても、トリム突起部742と係止突起756の剛性が十分に確保されているので、側方カバー75の延出部751側がたわみ変位を生じることを阻止できる。即ち、覆い位置K2に達した側方カバー75の延出部751を剛性強化して美観確保を図れる。
更に、突出し位置D2を経て平行リンク16の揺動が止まり、平行リンク16の揺動端のスライダー24に対して相対的にドア支持レール22側を、図8(c)、図9(c)に示す全開位置D3にまで摺動操作する。この状態において、図7(c)に示すように、リヤドア4と車体外側面間の隙間Eは拡大し、同時にスイングスライドユニットU側のリンクも車外側に比較的大きく突き出す状態にある。この状態において、図8(c)に示すようにアームカバー91は荷重支持アーム18に当接し、回動端を前方に振り、その回動端の前側が側方カバー75で覆われる。
この全開位置D3においても、側方カバー75の延出部751の上端側が側方から過度の荷重を受けたとしても、トリム突起部742と係止突起756の剛性が十分に確保されているので、覆い位置K2に達した側方カバー75の延出部751を剛性強化して美観確保を図れる。
更に、隙間EやスイングスライドユニットUの前方を側方カバー75が、上方を上側覆い部741aがそれぞれ安定して覆うことができ、隙間EやスイングスライドユニットUに向かう異物や乗員の手の進入を防止して安全性を確保し、車室及び車室前方からの目線を遮ることができる。
更に、この状態で、覆い位置K2にある縦枢支端部752が円弧状カバー部741cに覆われ、更に、上側覆い部741aが縦枢支端部752の上端及び上部カバー部754の一部をも覆い、違和感なく、美観を保持してリヤドア4を全開位置D3に維持できる。
次いで、リヤドア4に装備されるドア開閉スイッチ(ドア開閉操作手段)SW1が再度押圧操作され、ドア閉指令が入力されるとコントローラ30は開閉駆動機構19のモータMを駆動し、開閉駆動機構19及びリヤドア4は図7(b)、図7(a)の状態に逆作動し、側方カバー75やアームカバー91が開作動時と逆にそれぞれ揺動する。
更に、リヤドア4が閉鎖位置D1の直前のハーフラッチ位置に達すると、開閉制御部301が開閉駆動機構19のモータMを停止させ、ラッチ駆動制御部302がラッチ駆動手段191の不図示のモータを駆動し、リヤドア4の前端上ロック部J1と前端下ロック部J2と後端ロック部J3をフルラッチ作動させ、リヤドア4を閉鎖位置D1に保持する。 これにより、リヤドア4が閉鎖位置D1を保持し、側方カバー75が重合位置K1に保持され、側方カバー75やアームカバー91がドアトリム80に違和感なく重なるので美観の確保を図れる。このように、本発明は、これをスイングスライドユニットUを備えたスイングスライドドアであるリヤドア4に採用することでを的確に発揮することができる。
上述のところにおいて、側方カバー75の上端に上方カバー部54を一体形成し、その上方カバー部54により、突出し位置D2に保持されたリヤドア4を支持するドア開閉装置の上方側を覆うようにしていた。しかし、場合により、図5(c)に示すように、側方カバー75の上端部から上方カバー部54を排除し、係止突起756’のみとして形成してもよい。
この場合も延出部751の上下幅b1が十分確保されること、及びクォータートリム74のトリム突起部742と側方カバー75の係止突起756の剛性が十分に確保されていることで、覆い位置K2に達した側方カバー75の延出部751を剛性強化して美観確保を図れる。
上述のところにおいて、図1のリヤドア4で用いる側方カバー75の延出部751に形成されるのは、矩形断面を有する係止突部756であった。しかし、場合により、図6(b)に示すように、側方カバー75aの延出部751aに、同延出部751aの上端近傍と上方カバー部754aとをスノコ状部材78で補強する。更に、スノコ状部材78の一部にスノコ状係止突部79を突出し形成し、スノコ状係止突部79がトリム突起部742の上面に重なるようにして、覆い位置K2の側方カバー75aの上部近傍を補強しても良い。この場合も図1のドア開閉装置のカバー構造の場合と同様の効果が得られる。
上述のところにおいて、リヤドア4はスイングスライドユニットUにより前側の閉鎖位置D1より揺動して突出し位置D2に達した後、後方の全開位置D3にスライドするものとして説明した。しかし、これに代えて、スイングスライドドアが閉鎖位置より前方の全開位置に達するような構成を採るものにも本願発明を適用でき、その場合もほぼ同様の作用効果が得られる。また、リヤドアに本発明を適用するとして説明したが、本発明はフロントドアや、2ドアの車両の左右ドア等にも同様に適用でき、同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施形態としてのドア開閉装置のカバー構造を備えた車両の概略側面図である。 図1の車両に搭載されるスライドドアであるリヤドアの車内側の要部斜視図である。 図1のリヤドアに用いられるドアトリムとそこに重合する側方カバーの延出部の重合状態での正面図である。 図1のリヤドアとスイングスライドユニットと側方カバーの相対位置を考慮した断面図である。 図1のリヤドアと側方カバーとクォータートリムの相対位置を考慮した部分斜視図で、(a)は側方カバーが重合位置に達した時の説明図、(b)は覆い位置に達した時の説明図、(c)は側方カバーの上端より上部カバー部を排除した、変形例である。 図1のリヤドアに用いられるクォータートリムと側方カバーの内側部分の要部切欠斜視図で、(a)は係止突部が矩形断面を有する場合を、(b)は係止突部がスノコ状を成す場合を示した。 図1のリヤドアに用いられるドア荷重支持アーム及び側方カバーの挙動説明図で、(a)はドアが閉鎖位置に達した時の説明図、(b)はドアが突出し位置に達した時の説明図、(c)は側方カバーの拡大した枢支基端部分における変位説明図である。 図1のリヤドアに用いられる側方カバー、アームカバー及び円弧状カバー部の挙動説明図で、(a)はドアが閉鎖位置に達した時の説明図、(b)はドア揺動位置に達した時の説明図、(c)はドア全開位置に達した時の説明図である。 図1のリヤドアに用いられるスイングスライドユニットの挙動説明図で、(a)はドアが閉鎖位置に達した時の説明図、(b)はドア揺動位置に達した時の説明図、(c)はドア全開位置に達した時の説明図である。 図1のリヤドアに用いられるスイングスライドユニットの突き出し位置での作動説明図である。 従来のスライドドアの挙動説明図で、(a)はスイングスライドユニットの要部構成説明図、(b)は側方カバーの正面側からの斜視図、(c)は側方カバーの裏面側からの斜視図である。
符号の説明
3 後乗降口
4 リヤドア
19 開閉駆動機構(ドア開閉装置)
30 コントローラ
301 開閉制御部
302 ラッチ駆動制御部
303 ラッチ解除制御部
74 クォータートリム
740 基板部
741 カバー収納部
741a 上側覆い部
741c 円弧状カバー部
742 トリム突起部
75、75a 側方カバー
751、751a 延出部
752 縦枢枢支端部
754、754a 上部カバー部
756 係止突起
76 ヒンジ部
78 スノコ状部材
79 スノコ状係止突部
80 ドアトリム
ft1 上向き面
C 自動車(車両)
D1 ドア閉鎖位置
D2 突出し位置
D3 全開位置
K1 重合位置
K2 覆い位置
Lh 回転中心線
U スイングスライドユニット
X 前後方向
Y 車幅方向

Claims (5)

  1. 車体のドア開口を開閉するスライドドアを閉鎖位置と同位置より車幅方向外側に揺動させた突出し位置との間で移動させるドア開閉装置と、
    車体側に縦中心線回りに回動可能に枢支された縦枢支端部を備え、同縦枢支端部より側方に延出する延出部が前記突出し位置のスライドドアを支持するドア開閉装置を側方より覆う覆い位置と前記閉鎖位置のスライドドアの内壁に沿うよう重なる重合位置との間で揺動する側方カバーと、
    前記ドア開口の周縁部近傍で車室内壁に支持される基板部と同基板部より延出し前記縦枢支端部を所定量覆った状態で対向配備される縦覆い端部と前記基板部より車幅方向外側に突き出し形成されたトリム突起部とを有したトリム部材と、
    前記側方カバーの延出部に突き出し形成されると共に同側方カバーが前記覆い位置に達した際に前記トリム突起部の上向き面に重合する係止突部と、
    を具備したことを特徴とするドア開閉装置のカバー構造。
  2. 請求項1に記載のドア開閉装置のカバー構造において、
    前記ドアは、同ドアの上下方向での略中央部に、前記ドアを前記閉鎖位置と前記突出し位置と同突出し位置より車体後方または前方の全開位置との間でスイングスライド移動させるスイングスライドユニットを備えたスイングスライドドアであって、
    前記ドア開閉装置は、前記スイングスライドユニットの一部を構成している
    ことを特徴とするドア開閉装置のカバー構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載のドア開閉装置のカバー構造において、
    前記延出部の上端近傍であって前記係止突起の上側位置から屈曲延出し、前記突出し位置のスライドドアを支持するドア開閉装置を上方から覆う上方カバー部を有することを特徴とするドア開閉装置のカバー構造。
  4. 請求項3に記載のドア開閉装置のカバー構造において、
    前記係止突起が前記上方カバー部の下部に一体結合されている、ことを特徴とするドア開閉装置のカバー構造。
  5. 請求項3または請求項4に記載のドア開閉装置のカバー構造において、
    前記上方カバー部は前記スライドドアが閉鎖位置に達した際に前記ドアトリムのベルトライン位置の上向き面に重合する、ことを特徴とするドア開閉装置のカバー構造。
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