JP2010093363A - 固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】回路の規模の増大を抑止しつつ、ブルーミングの発生を防止し、かつ外部へ不要な行の画素データの出力を抑止することが可能な固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステムを提供する。
【解決手段】光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素アレイ部110と、指定されたアドレス情報に応じて画素アレイ部の読み出しまたはリセットのアクセス動作を行うように駆動制御可能な画素駆動制御部120,130,160と、を有し、画素駆動制御部は、画素アレイ部の任意の領域を、アクセス対象とするウィンドウ領域として設定可能で、ウィンドウ領域へのアクセスおよび出力処理と並行して、ウィンドウ領域に隣接する少なくとも一の隣接外側行に対して読み出しまたはリセットのアクセスを行う機能を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、CMOSイメージセンサに代表される固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステムに関するものである。
近年、CCDに代わる固体撮像素子(イメージセンサ)として、CMOSイメージセンサが注目を集めている。
これはCMOSイメージセンサが次の課題を克服しているからである。
すなわち、CCD画素の製造には専用プロセスを必要とし、また、その動作には複数の電源電圧が必要であり、さらに複数の周辺ICを組み合わせて動作させる必要がある。
このようなCCDの場合、システムが非常に複雑化するといった処々の問題を、CMOSイメージセンサが克服しているからである。
このCMOSイメージセンサに代表されるX−Yアドレス型固体撮像素子は、光電変換素子を含む画素が行列状に2次元アレイ配置された画素アレイ部に対して、画素の選択を行単位、列単位あるいは画素単位で行われる。
また、行アクセスの固体撮像素子では、画素アレイ部への読み出しアクセスと、シャッターを切るためのリセットアクセスが行われる。
CMOSイメージセンサでは、一般に画素リセットする際に、行ごとに逐次画素をリセットしていく方式が採られることが多い。この方式は、ローリングシャッター方式と呼ばれる。
また、固体撮像素子には、ノイズ・フロアを決定するために光学的にマスクされた画像、すなわち、オプティカルブラック領域が形成される。
そして、固体撮像素子では、画素アレイ部における任意の領域を指定して、この任意の領域の画素情報を部分的に切り出して読み出すことができる技術が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
このように、特許文献1に開示された固体撮像素子は、必要な領域を切り出し読み出す機能(ウィンドウ読み出し機能)を有する。
この固体撮像素子は、ウィンドウ読み出しにより外部への出力ライン数を減らすことができる。
ところが、固体撮像素子においては、任意の部分読み出し領域を行ごとに順次読み出す際に、部分読み出し領域よりも下方および上方の行の画素では一切読み出し等のアクセス制御が行われないため以下のブルーミングという現象が発生する。
すなわち、画素内の光電変換素子にて光電変換され、蓄積された電荷が光電変換素子の蓄積容量を超えて周辺の画素に漏れ出す可能性がある。
この周辺画素に漏れ出した電荷は、この周辺画素の撮像に影響を与え、CMOSイメージセンサの場合では、部分読み出し領域の画素の上方および下方の画素から電荷の漏れ出しがあると、その部分では異常な画像となる、ブルーミング現象が発現する。
ブルーミングを防ぐ方法として次のような方法が知られている。
この方法は、ウィンドウ領域を所望より大きく設定して、この大きく設定した領域に通常アクセスを行うことで、電荷の回り込みを防ぐ方法である。
ただし、この方法では、不要な行の画素データを外部に出力するために、図1に示すように、外部への出力数が増えてしまう。
ここで、行アクセスの固体撮像素子の出力行等について、図1および図2に関連付けて説明する。
行アクセスの固体撮像素子の出力行は、図1に示すように、記録画素、色処理マージン、有効不問、オプティカルブラック、オプティカルブラック不問、ブランキングがある。
有効不問、オプティカルブラック不問、ブランキングはデータとして不要なデータである。
ブランキング出力は、外部と固体撮像素子との通信期間、固体撮像素子のゲイン値などの設定変更後の内部回路安定化待ち時間、外部とのタイミング調整などのためにある。
ブランキング期間は、図2に示すように、画素アレイ部への読み出しアクセスまたはリセットアクセスは行わない。または、読み出しデータは影響を与えない特定アドレスへのアクセスを行う。
なお、一般的は固体撮像素子では、オプティカルブラックはウィンドウ指定せず、出力行数は画素アレイ部によって固定である。
また、オプティカルブラックの数は使用用途によって異なる。たとえば、静止画撮影のときには多く必要であるが、動画撮影のときには減らすことができる。
ところで、ブルーミングの発生を防止し、かつ外部へ不要な行の画素データを出力させない方法が特許文献2に開示されている。
特開2001‐45383号公報 特開2006‐310932号公報
しかしながら、特許文献2に開示された技術では、必要な回路が増え、回路規模の増大を招くという不利益がある。
具体的には、この技術では、読み出しとシャッター動作と並行して非アクセス行にリセットをかけることから、画素アレイ制御回路として、「行読み出し制御回路12」、「行リセット制御回路13」、および「非アクセス行リセット制御回路14」が必要である。
本発明は、回路の規模の増大を抑止しつつ、ブルーミングの発生を防止し、かつ外部へ不要な行の画素データの出力を抑止することが可能な固体撮像素子およびその駆動方法、並びにカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の固体撮像素子は、光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素アレイ部と、指定されたアドレス情報に応じて上記画素アレイ部の読み出しまたはリセットのアクセス動作を行うように駆動制御可能な画素駆動制御部と、を有し、上記画素駆動制御部は、上記画素アレイ部の任意の領域を、アクセス対象とするウィンドウ領域として設定可能で、上記ウィンドウ領域へのアクセスおよび出力処理と並行して、上記ウィンドウ領域に隣接する少なくとも一の隣接外側行に対して読み出しまたはリセットのアクセスを行う機能を含む。
本発明の第2の観点の固体撮像素子の駆動方法は、光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素アレイ部の任意の領域を、アクセス対象とするウィンドウ領域として設定し、上記ウィンドウ領域へのアクセスおよび出力処理と並行して、上記ウィンドウ領域に隣接する少なくとも一の隣接外側行に対して読み出しまたはリセットのアクセスを行う。
本発明の第3の観点のカメラシステムは、固体撮像素子と、上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、上記固体撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、上記固体撮像素子は、光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素アレイ部と、指定されたアドレス情報に応じて上記画素アレイ部の読み出しまたはリセットのアクセス動作を行うように駆動制御可能な画素駆動制御部と、を有し、上記画素駆動制御部は、上記画素アレイ部の任意の領域を、アクセス対象とするウィンドウ領域として設定可能で、上記ウィンドウ領域へのアクセスおよび出力処理と並行して、上記ウィンドウ領域に隣接する少なくとも一の隣接外側行に対して読み出しまたはリセットのアクセスを行う機能を含む。
本発明によれば、画素駆動制御部が、画素アレイ部の任意の領域を、アクセス対象とするウィンドウ領域として設定する。
そして、画素駆動制御部は、ウィンドウ領域へのアクセスおよび出力処理と並行して、ウィンドウ領域に隣接する少なくとも一の隣接外側行に対して読み出しまたはリセットのアクセスを行う。
本発明によれば、回路の規模の増大を抑止しつつ、ブルーミングの発生を防止し、かつ外部へ不要な行の画素データの出力を抑止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順番で行う。
1.第1の実施形態(固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の全体構成の第1例)
2.ウィンドウ読み出しの概要
3.第1変形例
4.第2変形例
5.第3変形例
6.第4変形例
7.第5変形例
8.第6変形例
9.第7変形例
10.第8変形例
11.第2の実施形態(固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の全体構成の第2例)
12.第3の実施形態
13.第4の実施形態
<第1の実施形態>
図3は、本発明の第1の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。
本CMOSイメージセンサ100は、画素アレイ部110、行読み出し制御回路120、行リセット制御回路130、並列信号処理回路140、出力制御回路150、およびタイミング制御回路160を有する。
行読み出し制御回路120、行リセット制御回路130、およびタイミング制御回路160により画素駆動制御部が形成される。
画素アレイ部110は、複数の画素回路が行列状に2次元アレイとして配列されている。
画素アレイ部110は、有効画素領域110Aと、有効画素領域110Aの外周部に形成された遮光画素領域(オプティカルブラック領域)110Bとを有する。
有効画素領域110Aは、画素回路で光電変換されて得られた信号が撮像信号として用いられる領域である。
オプティカルブラック領域110Bは、遮光された状態で有効画素領域110Aの周辺に形成され、各画素回路の信号が黒レベルを決めるために用いられる。
図4は、本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素回路の一例を示す図である。
この画素回路は、たとえばフォトダイオードからなる光電変換素子111を有する。
そして、画素回路は、この1個の光電変換素子111に対して、転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115の4つのトランジスタを能動素子として有する。
光電変換素子111は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ112は、光電変換素子111と出力ノードとしてのフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に制御信号である送信信号TGが与えられる。
これにより、転送トランジスタ112は、光電変換素子111で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ113は、電源ラインLVDDとフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、リセット制御線LRSTを通してそのゲートに制御信号であるリセット信号RSTが与えられる。
これにより、リセットトランジスタ113は、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ114のゲートが接続されている。増幅トランジスタ114は、選択トランジスタ115を介して垂直信号線116に接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通してアドレス信号に応じた制御信号である選択信号SELが選択トランジスタ115のゲートに与えられ、選択トランジスタ115がオンする。
選択トランジスタ115がオンすると、増幅トランジスタ114はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を垂直信号線116に出カする。垂直信号線116を通じて、各画素から出力された電圧は、カラム読み出し回路140に出カされる。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時に行われる。
画素アレイ部110に配線されているリセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELが一組として画素配列の各行単位で配線されている。
転送制御線LTxおよび選択制御線LSELは、行読み出し制御回路120により駆動され、リセット制御線LRSTは、行リセット制御回路130により駆動される。
行読み出し制御回路120は、CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100の読み出し動作を行う際の行の指定を行う機能を有する。
行読み出し制御回路120は、たとえばアドレスデコード回路を基本構成とし、画素アレイ部110における任意の行範囲の読み出しに対応した画素の行読み出しを制御する。
行リセット制御回路130は、CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100のシャッター動作を行う際の行の指定を行う機能を有する。
行リセット制御回路130は、たとえばアドレスデコーダ回路を基本構成とし、行読み出しと並行して、異なった行の画素の光電変換で蓄積されたリセットすることにより、電荷の蓄積時間を制御して電子シャッターを実現する。
並列信号処理回路140は、画素アレイ部110の各画素から行単位で読み出された信号に対して雑音除去、信号処理、アナログ/デジタル(A/D)変換などの処理を並列に行う。
出力制御回路150は、各列に対応した水平選択スイッチ、水平信号線、水平走査回路、増幅回路等を含んで構成される。
出力制御回路150は、並列信号処理回路140で並列処理された1行分の信号を水平走査回路により水平走査の下に出力し、あるいは任意の列範囲内の信号のみを順次出力する機能を有する。
出力制御回路150は、増幅回路で、並列信号処理回路140から順次される信号を増幅してチップ外部に出力する。
タイミング制御回路160は、行読み出し制御回路120、行リセット制御回路130、並列信号処理回路140、および出力制御回路150の任意の動作モードに応じた各種のタイミング信号を生成し、各タイミング信号により各回路のタイミング制御を行う。
タイミング制御回路160の具体的な構成例については後で詳述する。
このような構成を有する本実施形態に係るCMOSイメージセンサ100は、必要な領域を切り出して読み出すウィンドウ読み出しにおいて、次のような特徴的な機能を有する。
<2.ウィンドウ読み出しの概要>
CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100において、ウィンドウ読み出しを行う際、外部への不要な出力ライン数を減らし、かつブルーミングの発生を防ぐことができる構成を有する。
本実施形態のCMOSイメージセンサ100において、有効画素領域110Aとオプティカルブラック領域110Bの両方にウィンドウ読出し位置とサイズが設定可能である。
また、CMOSイメージセンサ100は、外部への出力ライン数が制限されているときに、有効画素領域110Aを多く取るか、それともオプティカルブラック領域110Bを多くとるかのトレードオフ的な選択が可能である。
本実施形態におけるCMOSイメージセンサ100は、ウィンドウ読み出しにおいて、大きく分けて次の2つの特徴的な機能を有する。
(1)ウィンドウ読み出し(切り出し)を行う領域の隣接する行を、CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100からブランキングラインとして出力する期間(固体撮像素子と外部との通信期間など)に読出しアクセス、またはリセットアクセスをする。
これにより、CMOSイメージセンサ100は、そのアクセスをした行の画素において電荷をはき捨て(放電させ)、ウィンドウ枠外のシャッターおよびウィンドウ読み出しが行われない領域からのブルーミングの発生を防止している。
(2)本実施形態のCMOSイメージセンサ100は、有効画素領域110Aの他に、オプティカルブラック領域110Bに対してもウィンドウ切り出しを行う。
これにより、CMOSイメージセンサ100は、外部への出力ライン数が制限されているときに、オプティカルブラック領域110Bの出力数を減らすことができる。
オプティカルブラック領域110Bの出力を減らした分、有効画素領域110Aを増やすことができる。
このように、本実施形態のCMOSイメージセンサ100は、要求される出力フォーマットに応じて、オプティカルブラック領域110Bを多くとるか、有効画素領域110Aを多く取るかのトレードオフ的な選択制御が可能となっている。
たとえば、同一撮像装置にて、静止画を取るときにはオプティカルブラック領域110Bを大きくとる必要があるが、動画を取るときにはオプティカルブラック領域110Bを小さくすることもできる。
CMOSイメージセンサ100は、ウィンドウ読み出し(切り出し)をしたオプティカルブラック領域110Bに対しても上記(1)で述べたアクセスを行うことが可能である。
すなわち、CMOSイメージセンサは、オプティカルブラック領域110Bにウィンドウ読み出し(切り出し領域)の隣接する行にブランキングラインとして出力する期間(外部との通信期間など)に読み出しアクセス、またはリセットアクセス可能である。
これにより、CMOSイメージセンサ100は、そのアクセスをした行の画素において電荷をはき捨て(放電させ)、ウィンドウ枠外のシャッターおよびウィンドウ読み出しが行われない領域からのブルーミングの発生を防止している。
なお、本実施形態のCMOSイメージセンサ100は、ブルーミング防止の読み出しアクセスまたはリセットアクセスは、センサーの通信期間、アナログ安定待ち期間、外部とのタイミング調整期間などのブランキング出力期間に対応する時間に行う。
CMOSイメージセンサ100は、画素アレイ部110へのアクセスは、通常の読み出しアドレスカウンタまたはリセットアドレスカウンタとブルーミング防止行値とを選択して切り換えることによって行う。
ここで、ブルーミング防止行とはブルーミング防止のためにアクセスする行をいう。
CMOSイメージセンサ100は、ブルーミング防止行(ブルーミング防止のためにアクセスする行)の値は、ウィンドウ領域設定値から計算して求める、またはレジスタで直接指定する、などで行う。
本実施形態においては、ブルーミング防止行(ブルーミング防止のためにアクセスする行)の数は0、1、2、3、〜行と様々な値を選択可能に構成される。
そして、本実施形態のCMOSイメージセンサ100は、有効画素領域110Aのウィンドウ領域幅と、オプティカルブラック領域110Bのウィンドウ領域幅を使用目的に応じてトレードオフ的に選択することが可能に構成されている。
このような本実施形態のウィンドウ読み出し動作は、タイミング制御回路160により発生させるタイミング制御信号に応答して行読み出し制御回路120および行リセット制御回路130により駆動制御される。
ここで、本実施形態のウィンドウ読み出し動作のタイミングを制御するタイミング制御回路160の構成例について説明する。
図5は、本実施形態に係るタイミング制御回路160の構成例を示す図である。
タイミング制御回路160は、図5に示すように、通信インタフェース(I/F)1601、読み出し・シャッター行開始終了アドレス算出保持部(以下、アドレス算出保持部という)1602、および行方向カウンタ1603を有する。
タイミング制御回路160は、通信期間ブランキング出力期間判定部(以下、判定部)1604、読み出しアドレスカウンタ1605、ウィンドウ隣接アドレス生成部1606、読み出しアドレス選択部1607、およびシャッターアドレスカウンタ1608を有する。
さらに、タイミング制御回路160は、読み出しタイミング制御部1609、およびシャッタータイミング制御部1610を有する。
なお、アドレス算出保持部1602、行方向カウンタ1603、判定部1604、読み出しアドレスカウンタ1605、ウィンドウ隣接アドレス生成部1606、および読み出しアドレス選択部1607により読み出しアドレス生成部1620が形成される。
通信I/F1601は、図示しない制御から供給されるコマンド、アクセスアドレス等を受けて、アドレス算出保持部1602、および行方向カウンタ1603の所要各部に供給する。
アドレス算出保持部1602は、画素アレイ部110の有効画素領域110Aにおける有効画素ウィンドウ領域EWNDの開始アドレスY1および終了アドレスY2を生成し、生成したアドレスを保持する。
アドレス算出保持部1602は、画素アレイ部110のオプティカルブラック(OB)領域110BにおけるOBウィンドウ領域OWNDの開始アドレスY3および終了アドレスY4を生成し、生成したアドレスを保持する。
アドレス算出保持部1602は、生成した有効画素ウィンドウ領域EWNDの開始アドレスY1および終了アドレスY2を読み出しアドレスカウンタ1605およびウィンドウ隣接アドレス生成部1606に出力する。
また、アドレス算出保持部1602は、生成したOBウィンドウ領域OWNDの開始アドレスY3および終了アドレスY4を読み出しアドレスカウンタ1605およびウィンドウ隣接アドレス生成部1606に出力する。
行方向カウンタ1603は、行方向のアクセスアドレスをカウントし、その結果を判定部1604に出力する。
判定部1604は、行方向カウンタ1603の出力信号から通信期間であるかブランキング出力期間であるかを判定し、その判定結果を判定信号S1604として読み出しアドレス選択部1607に出力する。
読み出しアドレスカウンタ1605は、アドレス算出保持部1602によるアドレス情報Y1,Y2、Y3,Y4を受けて有効画素ウィンドウ領域EWNDとOBウィンドウ領域OWNDのアクセスアドレスを生成する。
読み出しアドレスカウンタ1605は、生成したアクセスアドレスを読み出しアドレス選択部1607に出力する。
ウィンドウ隣接アドレス生成部1606は、アドレス算出保持部1602によるアドレス情報Y1,Y2、Y3,Y4を受けて有効画素ウィンドウ領域EWND外とOBウィンドウ領域OWND外の隣接する1または複数行の隣接外側アクセスアドレスを生成する。
ウィンドウ隣接アドレス生成部1606は、生成した有効画素ウィンドウ領域EWND外とOBウィンドウ領域OWND外の隣接外側行アクセスアドレスY1’,Y2’、Y3’,Y4’を読み出しアドレス選択部1607に出力する。
読み出しアドレス選択部1607は、判定部1604の判定信号S1604に応じて、読み出しアドレスカウンタ1605またはウィンドウ隣接アドレス生成部1606が生成したアクセスアドレスのいずれかを選択して行読み出し制御回路120に出力する。
読み出しアドレス選択部1607は、判定信号S1604が有効画素出力期間であることを示しているときは、読み出しアドレスカウンタ1605が生成したアクセスアドレスを選択して行読み出し制御回路120に出力する。
読み出しアドレス選択部1607は、判定信号S1604が、ブランキング出力期間であることを示しているときは、ウィンドウ隣接アドレス生成部1606が生成したアクセスアドレスを選択して行読み出し制御回路120に出力する。
シャッターアドレスカウンタ1608は、アドレス算出保持部1602によるアドレス情報Y1,Y2、Y3,Y4を受けて有効画素ウィンドウ領域EWNDとOBウィンドウ領域OWNDのシャッター用のアクセスアドレスを生成する。
シャッターアドレスカウンタ1608は、生成したシャッター用アクセスアドレスを行リセット制御回路130に出力する。
読み出しタイミング制御部1609は、行読み出し制御回路120の読み出しタイミングを制御する。
シャッタータイミング制御部1610は、行リセット制御回路130の行リセットのタイミングを制御する。
図6は、本実施形態に係る読み出しアドレス生成部1620の構成例を示す図である。
読み出しアドレス生成部1620は、アドレス算出保持部1602、行方向カウンタ1603、判定部1604、読み出しアドレスカウンタ1605、ウィンドウ隣接アドレス生成部1606、および読み出しアドレス選択部1607により形成される。
図6のアドレス算出保持部1602は、OB領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16021、およびOB領域ウィンドウ終了位置アドレス生成部16022を有する。
さらに、アドレス算出保持部1602は、有効画素領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16023、および有効画素領域ウィンドウ終了位置アドレス生成部16024を有する。
OB領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16021は、OBウィンドウ領域OWNDの開始アドレスY3を生成する。
OB領域ウィンドウ終了位置アドレス生成部16022は、OBウィンドウ領域OWNDの終了アドレスY4を生成する。
有効画素領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16023は、有効画素ウィンドウ領域EWNDの開始アドレスY1を生成する。
有効画素領域ウィンドウ終了位置アドレス生成部16024は、有効画素ウィンドウ領域EWNDの終了アドレスY2を生成する。
図6のウィンドウ隣接アドレス生成部1606は、ウィンドウ枠アドレス生成部16061〜16068を有する。
この例は、隣接2行のアドレスを生成する例である。
ウィンドウ枠アドレス生成部16061は、OB領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16021で生成されたOBウィンドウ領域OWNDの開始アドレスY3に−2したアドレスを受けてウィンドウ枠アドレス−1のアドレスを生成する。
ウィンドウ枠アドレス生成部16062は、OB領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16021で生成されたOBウィンドウ領域OWNDの開始アドレスY3に−1したアドレスを受けてウィンドウ枠アドレス−2のアドレスを生成する。
ウィンドウ枠アドレス生成部16063は、OB領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16021で生成されたOBウィンドウ領域OWNDの終了アドレスY4に+1したアドレスを受けてウィンドウ枠アドレス−3のアドレスを生成する。
ウィンドウ枠アドレス生成部16064は、OB領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16021で生成されたOBウィンドウ領域OWNDの終了アドレスY4に+2したアドレスを受けてウィンドウ枠アドレス−4のアドレスを生成する。
ウィンドウ枠アドレス生成部16065は、有効画素領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16023で生成された有効画素ウィンドウ領域EWNDの開始アドレスY1に−2したアドレスを受けてウィンドウ枠アドレス−5のアドレスを生成する。
ウィンドウ枠アドレス生成部16066は、有効画素領域ウィンドウ開始位置アドレス生成部16023で生成された有効画素ウィンドウ領域EWNDの開始アドレスY1に−1したアドレスを受けてウィンドウ枠アドレス−6のアドレスを生成する。
ウィンドウ枠アドレス生成部16067は、有効画素領域ウィンドウ終了位置アドレス生成部16024で生成された有効画素ウィンドウ領域EWNDの終了アドレスY2に+1したアドレスを受けてウィンドウ枠アドレス−7のアドレスを生成する。
ウィンドウ枠アドレス生成部16068は、有効画素領域ウィンドウ終了位置アドレス生成部16024で生成された有効画素ウィンドウ領域EWNDの終了アドレスY2に+2したアドレスを受けてウィンドウ枠アドレス−8のアドレスを生成する。
このように、ウィンドウ隣接アドレス生成部1606では、ウィンドウ領域の設定値に基づいて計算される。
図7は、読み出しアドレスの選択結果の例を示す図である。
図7の例では、行方向カウンタ1603のカウント値がNの場合、読み出しアドレスは、ウィンドウ枠アドレス生成部16061によるアドレスが生成される。
行方向カウンタ1603のカウント値がN+1の場合、読み出しアドレスは、ウィンドウ枠アドレス生成部16062によるアドレスが生成される。
行方向カウンタ1603のカウント値がN+2の場合、読み出しアドレスは、ウィンドウ枠アドレス生成部16063によるアドレスが生成される。
同様にして、行方向カウンタ1603のカウント値がN+7の場合、読み出しアドレスは、ウィンドウ枠アドレス生成部16068によるアドレスが生成される。
そして、行方向カウンタ1603のカウント値がN+8の場合、読み出しアドレスカウンタ1605のアドレスMが選択される。
行方向カウンタ1603のカウント値がN+9の場合、読み出しアドレスカウンタ1605のアドレスM+1が選択される。
行方向カウンタ1603のカウント値がN+10の場合、読み出しアドレスカウンタ1605のアドレスM+2が選択される。
次に、上記構成による動作を、図3、図8等に関連付けて説明する。
X−Yアドレス型固体撮像素子であるCMOSイメージセンサ100は、2次元に配置された画素に対して行単位で読み出し、シャッター(リセット)を行う。
タイミング制御回路160の制御の下、行読み出し制御回路120、行リセット制御回路130の駆動制御により、画素アレイ部110の有効画素領域110Aについ、ウィンドウ切り出し読出し領域がアドレスY1とY2として設定される。
加えて、タイミング制御回路160の制御の下、行読み出し制御回路120、行リセット制御回路130の駆動制御により、OB(オプティカルブラック)領域110Bについてウィンドウ切り出し読出し領域がアドレスY3とY4として設定される。
このとき、有効画素領域110A、OB(オプティカルブラック)領域110Bそれぞれのウィンドウ切り出し位置とサイズは、要求される出力ライン数に応じて任意の値で設定可能である。
これにより、有効画素の出力行とオプティカルブラックの出力行のトレードオフ的な選択が可能となる。
画素アレイ部110への読み出しおよびリセット走査は「<1>画素の行アクセス走査」、「<2>画素の行アクセス走査」のように行われる。
CMOSイメージセンサ100からの出力様子が図3中の右側に示されている。
CMOSイメージセンサ100からの出力としては、前ブランキングFBLK、と後ろブランキグRBLKが加わる。
これらのブランキング期間は、CMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100と外部との通信期間、ゲイン値などの固体撮像装置設定変更後の内部回路安定待ち期間、外部とのタイミング調整のために生じる。
有効画素ウィンドウ領域EWNDに隣接した隣接外側行アドレスY1’,Y2’の行、OBウィンドウ領域OWNDに隣接したアドレスY3’,Y4’はブランキング出力期間に読出しアクセスが行われる。
読出しアクセスされた行は、電荷のはき捨てが行われ、ウィンドウ領域への電荷漏れを防ぐことができる。
これにより外部へ余分なラインを出力せず、かつ一切アクセスされない領域Aと領域Bからのブルーミングを防ぐ。
画素の読出しとシャッター(リセット)アクセスと、出力の概略は図8に示すようになる。
この場合、ウィンドウ領域の枠は、ブルーミング防止のために外部へのブランキング出力期間にアクセスしてリセットされる。ウィンドウ領域の枠は外部に出力しない。
なお、この例は、読み出し動作によってリセットする例である。
OB(オプティカルブラック)領域110Bは遮光されているために、通常はブルーミングの問題はないが、有効画素領域110Aの領域AのブルーミングがOB領域へ進行しアドレスY4のOBウィンドウ領域OWNDに影響することを防止する。
さらには。画素アレイ部110の外部(図3では画素アレイの上部)からの電荷の周り込みがアドレスY3のOBウィンドウ領域OWNDに影響することを防止する。
遮光を通るような強い光がOB領域110Bに入ったときにOB領域内で起きるブルーミング、などを防止するために、隣接外側行アドレスY3’とY4’で示した行にもブルーミング防止のためのアクセスが行われる。
なお、アドレスY1’,Y2’、Y3’,Y4’のブルーミング防止のためのアクセス行数は可変である。
<3.第1変形例>
図9は、本実施形態に係るCMOSイメージセンサのブルーミング防止のための画素行アクセスの第1の変形例を示す図である。
上記した実施形態では、ブルーミング防止のためにウィンドウ領域の隣接行へのアクセスを読み出し動作で行っているが、図9に示すように、シャッター(リセット)アクセスでも可能である。
この場合も、ウィンドウ領域の枠は、ブルーミング防止のために外部へのブランキング出力期間にアクセスしてリセットされる。ウィンドウ領域の枠は外部に出力しない。
ただしこの例では、シャッター動作によってリセットする。
<4.第2変形例>
図10は、本実施形態に係るCMOSイメージセンサのブルーミング防止のための画素行アクセスの第2の変形例を示す図である。
上記実施形態では、ブルーミング防止のためにウィンドウ領域の隣接行へのアクセスを読み出し動作のみで行っているが、読み出しとシャッター(リセット)の両方のアクセスでも可能である。
<5.第3変形例>
図3において、オプティカルブラック領域ゼロ(出力されない)に設定することも可能である。
<6.第4変形例>
図3において、オプティカルブラック領域110Bが画素アレイ部110の図中上辺だけでなく下辺にも存在する構成も採用することが可能である。
この場合には、画素アレイ部110の下辺のオプティカルブラック領域もウィンドウ設定することが可能である。
<7.第5変形例>
図3において、画素アレイ部110の図中右辺、左辺にもオプティカルブラック領域が存在する構成も採用可能である。
この場合には、水平方向の出力データとして出力することも可能である。その場合、図3の右側の図の左右両側に水平オプティカルブラック領域のデータが出力される。
<8.第6変形例>
図3において、図中の上から下への画素走査を示しているが、反転読出しの場合には下から上への走査となることも可能である。
<9.第7変形例>
図6において、ウィンドウ隣接アドレス値をウィンドウ位置の値から計算で求めているが、ウィンドウ隣接アドレス値をレジスタ設定などで直接設定することも可能である。
<10.第8変形例>
図6において、ウィンドウ隣接アドレス値を各端2個ずつ持っているが、1個または3個以上もつことも可能である。
この場合も、ウィンドウ領域外の行アドレスY1’、Y2’、Y3’、Y4’のブルーミング防止のためのアクセス行数は制御可能である。
<11.第2の実施形態>
図11は、本発明の第2の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。
本第2の実施形態に係るCMOSイメージセンサ100Aが第1の実施形態のCMOSイメージセンサ100と異なる点は、図3の行読出し制御回路120および行リセット制御回路130の代わりに行アクセスシフトレジスタ170が配置されていることにある。
本第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の方法により、タイミング制御回路160が「行アクセスシフトレジスタ170を制御することによって、同じ効果が得られる。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
[1] ウィンドウ領域に隣接する行を読み出しアクセスまたはシャッター(リセット)アクセスをすることによってブルーミングを防ぐことができる。
隣接する行へのアクセスは、外部へブランキングを出力する期間に行うことにより、固体撮像素子から外部へ余分なラインを出力することなしにブルーミング問題を防止できる。
通常の固体撮像素子におけるウィンドウ読み出しでは、図1に示すライン数を出力しなければならなかったが、本実施形態によれば、図12に示すライン数に出力を減らすことができる。
図12の例では、オプティカルブラック領域もウィンドウ領域が設定可能で記録画素とオプティカルブラックの領域にウィンドウ領域を設定する。ウィンドウ領域の枠は、ブルーミング防止のために外部へブランキング出力期間にアクセスしてリセットする、ウィンドウ領域の枠のデータは外部に出力しない。
以上のことで、1フレームあたりの出力ライン数が限られているときに、より多くの有効画素ラインを出力できる。
[2] オプティカルブラック領域もウィンドウ切り出しを行うことによって、位置とサイズが可変となり、外部へ出力するオプティカルブラック領域のライン数を可変にできる。
これにより、1フレームあたりの出力ライン数が限られているときに有効画素ライン数とオプティカルブラックライン数のトレードオフが可能となる。
たとえば、静止画撮影のときにはオプティカルブラックを多く必要とするが、動画撮影のときはオプティカルブラックを少なくするような使用要求がある。また、有効画素中の色処理マージンを多く必要とするような使用要求がある。
このような場合に、出力ラインを図12から図13のように変更することが可能である。
この場合、記録画素の色処理マージ領域とオプティカルブラック領域の数のトレードオフ的な選択が可能である。
図13の例は図12の例と比較して、オプティカルブラック領域のライン数を減らして、色処理マージンのライン数を増やした例である。外部への出力ライン数を変更することなしに、色処理マージン領域とオプティカルブラック領域の数のトレードオフ的な選択が可能である。
[3] 上記[1]と[2]に示した効果によって、固体撮像素子が持つ画素アレイの画素行数よりも少ない画素行数の出力フォーマットに対応するためにウィンドウ切り出し読出しを行う際に問題となるブルーミング問題を解決することができる。
かつ、出力ライン数が制限されている出力フォーマットへの対応、有効画素を多く必要とする出力フォーマットへの対応、オプティカルブラックを多く必要とする出力フォーマットへの対応を可能とする。
以上によって多様な出力フォーマットに対応できる固体撮像素子を可能とする。
そして、本実施形態においては、特許文献2のように、画素アレイ制御回路として、「行読み出し制御回路12」、「行リセット制御回路13」、および「非アクセス行リセット制御回路14」を必要としない。
すなわち、本実施形態においては、画素アレイ制御回路として、「行読み出し制御回路120」、「行リセット制御回路130」の2つでよく、「非アクセス行リセット制御回路14」を必要としない。
理由は、固体撮像素子からブランキング行出力期間中にブルーミング防止行へ読出し行アクセスまたはリセットアクセスを行い、アクセスするアドレスは通常読出しとシャッターのアドレス値とブルーミング防止アクセス行値を時間的に切り替えるだけだからである。
なお、各実施形態に係るCMOSイメージセンサは、特に限定されないが、たとえば列並列型のアナログ−デジタル変換装置(以下、ADC(Analog digital converter)と略す)を搭載したCMOSイメージセンサとして構成することも可能である。
<12.第3の実施形態>
図14は、本第3の実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。
この固体撮像素子200は、図14に示すように、撮像部としての画素アレイ部210、画素駆動部(画素アレイ制御回路)としての垂直走査回路220、水平転送走査回路230、タイミング制御回路240を有する。
さらに、固体撮像素子200は、ADC群250、デジタル−アナログ変換装置(以下、DAC (Digital Analog converter)と略す)260、アンプ回路(S/A)270、および信号処理回路280を有する。
これらの構成のうち、垂直走査回路220は、図3の行読み出し制御回路120、行リセット制御回路130の機能、あるいは図11の行アクセスシフトレジスタ170に相当する機能を有する。
タイミング制御回路240は、図3および図11のタイミング制御回路160に相当する。
さらに、固体撮像素子200は、ADC群250、DAC260、アンプ回路(S/A)270、および信号処理回路280は、図3および図11の並列信号処理回路140、出力制御回路150に相当する。
画素アレイ部210は、フォトダイオードと画素内アンプとを含む、たとえば図8に示すような画素がマトリクス状(行列状)に配置されて構成される。
また、固体撮像素子200においては、画素アレイ部210の信号を順次読み出すための制御回路として次の回路が配置されている。
すなわち、固体撮像素子200においては、制御回路として内部クロックを生成するタイミング制御回路240、行アドレスや行走査を制御する垂直走査回路220、そして列アドレスや列走査を制御する水平転送走査回路230が配置される。
ADC群250は、比較器251、カウンタ252、およびラッチ253を有するADCが複数列配列されている。
比較器251は、DAC260により生成される参照電圧を階段状に変化させたランプ波形(RAMP)である参照電圧Vslopと、行線毎に画素から垂直信号線を経由し得られるアナログ信号とを比較する。
カウンタ252は、比較器251の比較時間をカウントする。
ADC群250は、nビットデジタル信号変換機能を有し、垂直信号線(列線)毎に配置され、列並列ADCブロックが構成される。
各ラッチ253の出力は、たとえば2nビット幅の水平転送線290に接続されている。
そして、水平転送線290に対応した2n個のアンプ回路270、および信号処理回路280が配置される。
ADC群250においては、垂直信号線に読み出されたアナログ信号(電位Vsl)は列毎に配置された比較器251で参照電圧Vslop(ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形)と比較される。
このとき、比較器251と同様に列毎に配置されたカウンタ252が動作しており、ランプ波形のある電位Vslopとカウンタ値が一対一対応を取りながら変化することで垂直信号線の電位(アナログ信号)Vslをデジタル信号に変換する。
参照電圧Vslopの変化は電圧の変化を時間の変化に変換するものであり、その時間をある周期(クロック)で数えることでデジタル値に変換するものである。
そしてアナログ電気信号Vslと参照電圧Vslopが交わったとき、比較器251の出力が反転し、カウンタ252の入力クロックを停止し、AD変換が完了する。
以上のAD変換期間終了後、水平転送走査回路230により、ラッチ253に保持されたデータが、水平転送線290、アンプ回路270を経て信号処理回路280に入力され、2次元画像が生成される。
このようにして、列並列出力処理が行われる。
このような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
<13.第4の実施形態>
図15は、本発明の第4の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム300は、図15に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100,100A,200が適用可能な撮像デバイス310を有する。
カメラシステム300は、撮像デバイス310の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ320を有する。
カメラシステム300は、撮像デバイス310を駆動する駆動回路(DRV)330と、撮像デバイス310の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)340と、を有する。
駆動回路330は、撮像デバイス310内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス310を駆動する。
また、信号処理回路340は、撮像デバイス310の出力信号に対して所定の信号処理を施す。
信号処理回路340で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路340で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス310として、先述した撮像素子100,100A,200を搭載することで、低消費電力で、高精度なカメラが実現できる。
通常のCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)のウィンドウ読み出し例を説明するための図である。 通常のCMOSイメージセンサの画素ラインアクセスの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。 本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。 本実施形態に係るタイミング制御回路の構成例を示す図である。 本実施形態に係る読み出しアドレス生成部の構成例を示す図である。 読み出しアドレスの選択結果の例を示す図である。 本実施形態に係るCMOSイメージセンサの画素ラインアクセスの例を示す図である。 本実施形態に係るCMOSイメージセンサのブルーミング防止のための画素行アクセスの第1の変形例を示す図である。 本実施形態に係るCMOSイメージセンサのブルーミング防止のための画素行アクセスの第2の変形例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)の構成例を示す図である。 本発明の実施形態による出力ラインのイメージを示す図である。 本発明の実施形態による出力ラインのイメージの他の例を示す図である。 本第3の実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
100・・・固体撮像素子、110・・・画素アレイ部、110A・・・画素、111・・・光電変換素子、112・・・転送トランジスタ、113・・・リセットトランジスタ、114・・・増幅トランジスタ、115・・・選択トランジスタ、120・・・行読み出し制御回路、130・・・行リセット制御回路、140・・・並列信号処理回路、150・・・出力制御回路、160・・・タイミング制御回路、170・・・行アクセスシフトレジスタ、200・・・固体撮像素子、210・・・画素アレイ部、220・・・垂直走査回路、230・・・水平転送走査回路、240・・・タイミング制御回路、250・・・ADC群、260・・・DAC、270・・・アンプ回路(S/A)、280・・・信号処理回路、300・・・カメラシステム、310・・・撮像デバイス、320・・・レンズ、330・・・駆動回路、340・・・信号処理回路。

Claims (10)

  1. 光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素アレイ部と、
    指定されたアドレス情報に応じて上記画素アレイ部の読み出しまたはリセットのアクセス動作を行うように駆動制御可能な画素駆動制御部と、を有し、
    上記画素駆動制御部は、
    上記画素アレイ部の任意の領域を、アクセス対象とするウィンドウ領域として設定可能で、
    上記ウィンドウ領域へのアクセスおよび出力処理と並行して、上記ウィンドウ領域に隣接する少なくとも一の隣接外側行に対して読み出しまたはリセットのアクセスを行う機能を含む
    固体撮像素子。
  2. 上記画素アレイ部には、
    有効画素領域、および遮光状態にあるオプティカルブラック領域が形成され、
    上記画素駆動制御部は、
    上記有効画素領域とオプティカルブラック領域のうちの少なくとも有効画素領域に上記ウィンドウ領域を設定可能である
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 上記画素駆動制御部は、
    上記隣接外側行に対する読み出しまたはリセットのアクセスを、ブランキング出力期間に行う
    請求項1または2記載の固体撮像素子。
  4. 上記画素駆動制御部は、
    読み出しアドレスを生成するための読み出しアドレスカウンタと、
    リセットアドレスを生成するリセットアドレスカウンタと、
    上記ウィンドウ領域に隣接する上記隣接外側行のアドレスを生成するウィンドウ隣接アドレス生成部と、を含み、
    上記画素アレイ部へのアクセスを、上記読み出しアドレスカウンタまたは上記リセットアドレスカウンタによるアドレスと、上記ウィンドウ隣接アドレス生成部で生成される隣接外側行のアドレスとを選択的に切り換えて行う
    請求項1から3のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  5. 上記画素駆動制御部は、
    上記ウィンドウ隣接アドレス生成部で生成される隣接外側行のアドレスをウィンドウ領域設定値から計算して求める
    請求項4記載の固体撮像素子。
  6. 上記画素駆動制御部は、
    上記ウィンドウ隣接アドレス生成部で生成される隣接外側行のアドレスを外部より設定可能である
    請求項4記載の固体撮像素子。
  7. 上記画素駆動制御部は、
    ブランキング期間には上記ウィンドウ隣接アドレス生成部によるアドレスを選択し、
    有効画素出力期間には上記読み出しアドレスカウンタによるアドレスを選択する
    請求項4から6のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  8. 上記画素アレイ部には、
    上記有効画素領域、および遮光状態にあるオプティカルブラック領域が形成され、
    上記画素駆動制御部は、
    上記有効画素領域とオプティカルブラック領域にウィンドウ領域を設定可能で、
    上記有効画素領域のウィンドウ領域幅と上記オプティカルブラック領域のウィンドウ領域幅をトレードオフ的に選択可能である
    請求項1から7のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  9. 光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素アレイ部の任意の領域を、アクセス対象とするウィンドウ領域として設定し、
    上記ウィンドウ領域へのアクセスおよび出力処理と並行して、上記ウィンドウ領域に隣接する少なくとも一の隣接外側行に対して読み出しまたはリセットのアクセスを行う
    固体撮像素子の駆動方法。
  10. 固体撮像素子と、
    上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、
    上記固体撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、
    上記固体撮像素子は、
    光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素アレイ部と、
    指定されたアドレス情報に応じて上記画素アレイ部の読み出しまたはリセットのアクセス動作を行うように駆動制御可能な画素駆動制御部と、を有し、
    上記画素駆動制御部は、
    上記画素アレイ部の任意の領域を、アクセス対象とするウィンドウ領域として設定可能で、
    上記ウィンドウ領域へのアクセスおよび出力処理と並行して、上記ウィンドウ領域に隣接する少なくとも一の隣接外側行に対して読み出しまたはリセットのアクセスを行う機能を含む
    カメラシステム。
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